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Program 2013-最終決定版

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つくば古典音楽合唱団

Singakademie Tsukuba

創立

25周年記念

27回定期演奏会

23歳のモーツァルトと19歳のシューベルト」

2013年11月29日(金)

開場:午後6時30分 開演:午後7時

ノバホール

助成:公益財団法人いばらき文化振興財団 後援:茨城県、つくば市、土浦市、牛久市、茨城県教育委員会、つくば市教育委員会、 土浦市教育委員会、牛久市教育委員会、常陽リビング社

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【プログラム】

Franz Schubert(1797-1828) フランツ・シューベルト

Deutsche Messe, D872 ドイツ・ミサ曲(ドイツ語によるミサ曲)より

I. Zum Eingang 入祭唱として

II. Zum Gloria グローリア(栄光の賛歌)として

Franz Schubert(1797-1828) フランツ・シューベルト Messe in C, D542 op.48 ミサ ハ長調(ミサ曲 第4番) I. Kyrie あわれみの賛歌 (キリエ) II. Gloria 栄光の賛歌 (グローリア) III. Credo 信仰宣言 (クレド) IV. Sanctus 感謝の賛歌 (サンクトゥス) V. Benedictus 感謝の賛歌(続き) (ベネディクトゥス)

VI. Agnus Dei 平和の賛歌 (アニュス・デイ)

W. A. Mozart (1756-1791) アマデウス・モーツァルト Missa in C, Krönungsmesse, KV317 ミサ ハ長調 《戴冠式ミサ》 I. Kyrie あわれみの賛歌 (キリエ) II. Gloria 栄光の賛歌 (グローリア) Kirchensonate Nr. 16 in C, KV329 (317a) 教会ソナタ16番 ハ長調 III. Credo 信仰宣言 (クレド) IV. Sanctus 感謝の賛歌 (サンクトゥス) V. Benedictus 感謝の賛歌(続き) (ベネディクトゥス)

VI. Agnus Dei 平和の賛歌 (アニュス・デイ)

指 揮 鈴木 優 独 唱 ソプラノ 岩見 真佐子 メッゾ・ソプラノ 米谷 朋子 テノール 及川 豊 バリトン 米谷 毅彦 オーケストラ つくば古典音楽合奏団 コンサート・ミストレス 神戸 愉樹美 オルガン 渡部 聡 合 唱 つくば古典音楽合唱団 練習ピアニスト 中山 ちあき

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【プログラム・ノート】

鈴木 優 本日はお忙しい中、つくば古典音楽合唱団創立25周年記念第27回定期演奏会にご来場いただき、ありがとう ございます。当合唱団は1988年の創立以来、今年で四半世紀の歴史を刻むことができました。第1回演奏会でス テージに立ったのは23名でした。その時には、ホワイエでの演奏会でした。その後、合唱団に参加して下さっ た方々の音楽に対しての熱意と愛情が礎となり、この25年間に私たちは大きな発展をすることができたと思い ます。そして、演奏会を聴きに来て下さる皆様にも感謝いたします。皆様が熱心に聴いて下さり、温かい拍手を 送って下さることがなければ、当合唱団の活動がこれだけ続くことは難しかったと思います。毎回、多くの方が アンケートに感想を寄せて下さいます。その内容に私たちは叱咤激励されております。今回も忌憚のないご意見 をいただければなによりです。それでは、しばしお寛ぎの時をお過ごし下さい。 本日の演奏会は「23歳のモーツァルトと19歳のシューベルト」と題しまして、アマデウス・モーツァルト (Mozart, Wolfgang Amadeus 1756‐1791)とフランツ・シューベルト(Schubert, Franz Peter 1797‐1828) の教会音楽をお聴きいただきます。 音楽史的にモーツァルトはウィーン古典派の音楽家であり、シューベルトは古典派からロマン派への過渡期の 音楽家です。モーツァルトは生涯の最後の10年間ウィーンを活動の拠点とし、シューベルトは生涯に渡ってウ ィーンで過ごしました。この2人の生年の差は41年ですから、モーツァルトがあと20年生きていたら、この2人 は大音楽家と神童として出会っていたことでしょう。しかしモーツァルトが35歳で早逝したので、この2人が出 会うことはありませんでした。そしてシューベルトの人生も、わずか31年でした。この2人の時代のウィーンに はさらに2人の大作曲家がおりました。ヨーゼフ・ハイドン(Haydn, Joseph 1732‐1809)とルートヴィッヒ・ ヴァン・ベートヴェン(Beethoven, Ludwig van 1770‐1827)です。この4人の関係を要約すると、ハイドン とモーツァルトは友人同士でした。1790年12月にハイドンがロンドンへ行く時にモーツァルトはハイドンに「私 は心配なのです、お父さん、最後の別れを述べているみたいで」と言いました。この言葉は思いがけずモーツァ ルト自身の死によって現実のものとなります。ベートーヴェンはモーツァルトに1784年のウィーン旅行の際に 会っていただろうと推測されています。ベートーヴェンは1792年末から1794年1月までハイドンのレッスンを受 けました。しかしハイドンのレッスンが情熱と誠意に欠けていると感じたベートーヴェンは他の先生にも師事す るようになったので、この師弟関係は良好ではなかったのでしょう。ハイドンが亡くなった1809年にはシュー ベルトはまだ12歳で、寄宿制学校に合格したばかりですから接点はありませんでした。シューベルトはベート ーヴェンに対して大きな尊敬の念を抱いており、友人に「ベートーヴェンの後でまだいったい誰に、何らかの人 物になることができるだろう」と語りました。また、その控えめな性格からベートーヴェンに声をかけることが できず、直接に会ったのは最後の年に病床を見舞った時だけでした。しかしベートーヴェンはシューベルトの才 能を認めており、病床で「本当に、シューベルトには神の火花が宿っている」と語りました。 シューベルトは1797年1月31日にウィーンの郊外ヒンメルプフォルトグルントに生まれました。父は教師であ り、学校経営者でした。シューベルトの最初の音楽教育は父と兄によって行われましたが、すぐに手に負えなく なり教区オルガニストのホルツァー(Holzer, Michael 1772‐1826)にゆだねられました。ホルツァーは幼いシ ューベルトの才能に驚き「私が何か新しいことを教えようとすると、彼はもうそれを知っています」と語ってい ます。シューベルトは1808年、11歳の年に宮廷礼拝堂聖歌隊のソプラノ歌手として「コンヴィクト」と呼ばれ る寄宿制学校に入学します。ここでシューベルトはサリエリ(Salieri, Antonio 1750‐1825)による作曲のレッ スンをはじめとして音楽の専門的な教育を受けます。そしてこの時代に多くの友人たちを得ました。変声期を迎 えたシューベルトは1813年に寄宿制学校を退学し、父の学校を手伝いながら作曲をするという生活をします。 その後の3年余りはシューベルトの創作の最初の頂点でした。1814年10月19日に作曲された《糸を紡ぐグレート ヒェン》はそれまでのドイツ歌曲の概念を一変させました。シューベルトはこの3年間で歌曲だけで約300曲を 作曲しました。これは生涯において作曲した歌曲の半分に当たります。本日演奏いたします《ミサ ハ長調》も この時期の作品です。この時期にシューベルトの友人たちはシューベルトの歌曲の出版を画策し、後ろ盾となっ てもらうためにゲーテ(Goethe, Wolfgang von 1749‐1832)に楽譜を送りましたが、何のコメントもなくその 楽譜は返送されました。シューベルトには音楽の世界につながる有力なコネクションがありませんでした。《魔 王》がop.1として出版されたのは1821年でした。それも最初は自費出版でした。1822年12月にシューベルトは 梅毒を発症します。当時は治療法もなく、重い病気でした。その中でもシューベルトは作曲を続けます。《美し き水車小屋の娘》は1823年の入院中の作品です。この頃からシューベルトの歌曲の出版点数は増え、演奏の機 会も多くなります。しかし経済的には困窮し、宮廷や劇場に職を求めましたが、成果はありませんでした。健康 状態は一進一退でしたが、創作力の衰えはありませんでした。後期の創作様式として無駄なものが削ぎ落とされ、 内的な表現がますます深まっていく方向に音楽が向かい、その頂点が1827年の《冬の旅》です。1828年3月26

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日には生涯でただ1度の自作曲による演奏会を開き成功を収めます。しかし10月31日に体調を崩し11月14日には 病床から離れられなくなります。医師は腸チフスの診断を下します。病床にあっても《冬の旅》の校正作業をし ていましたが11月19日に最期の時を迎えました。《白鳥の歌》など多くの作品がシューベルトの死後に出版され、 その名声が高まりました。 《ドイツ・ミサ曲 D872》は《冬の旅》の年である1827年の作品です。自筆譜には《ミサの奉献聖祭用の歌、 付録として主の祈り付き》と書かれています。この曲のドイツ語のテキストは工科大学物理学教授ヨハン・フィ リップ・ノイマン(Neumann, Johann Philipp 1774‐1849)によって書かれました。ノイマンは教会音楽の平 明化に努め、シューベルトはノイマンの依頼により作曲しました。全曲は8曲から成り、リート形式で作られて います。本日は冒頭の2曲を演奏いたします。 《ミサ ハ長調 D452》は1816年6~7月に作曲されました。シューベルトはこのミサ曲を、最初に音楽教育を 施してくれたホルツァーに献呈いたしました。このミサ曲はシューベルトの生前にもしばしば演奏されていたよ うで、1825年9月6日にはop.48として出版され、同月8日にはウィーンの聖ウルリィッヒ教会で演奏されたとい う記録も残っています。死の直前である1828年10月には〈ベネディクトゥス〉の第2稿も残しています。シュー ベルトのミサ曲には歌詞の省略という問題があります。とくに重要な問題はシューベルトが作曲した6曲のミサ 曲のすべてに〈クレド〉中の「私は信じます、唯一の、聖なる、公同の、使徒継承の教会を」という1節が欠落している ことです。シューベルトがカトリックやプロテスタントといった宗派の枠を超えた信仰を持っていたという意見 もあります。また一方にシューベルトは啓蒙思想の時代を経た人としては一般的な信仰心を持ち合わせていたが、 教会の制度的な部分には批判的であったとする意見もあり、シューベルトの信仰のあり方は、今後とも議論され る問題です。 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年1月27日にザルツブルクに生まれました。アマデウスは 5歳の時にすでにピアノの小品を作曲し、1762年から1772年にかけてはヨーロッパ中の宮廷で神童としてもては やされました。この時期に各地で当時の最高の音楽を体験できたことは、後の創作のための貴重な財産となりま した。当時のザルツブルクは、カトリック教会の大司教が領主として統治する、大司教領でした。アマデウスは 当時の大司教コロレド(Colloredo, Hieronymus Joseph Franz de Paula 1732‐1812)から1772年にコンツェ ルトマイスター、そして1779年には宮廷オルガニストに任命されます。アマデウスは外国での仕事を望んでい ましたが、コロレドは長期の休暇を与えることを渋ったので、この2人の間には対立が生じました。1773年から アマデウスは職を求めて再び旅行をしますが、ことごとく求職活動に失敗し失意のうちにザルツブルクに帰りま した。コロレドとの対立は深刻なものとなり、1781年6月8日にはウィーンにおいてコロレド側近のアルコ伯爵 がアマデウスの背中を蹴りつけて、館の外に追い出すという決定的な事態になってしまいました。アマデウスは 活動の場をウィーンに移し1782年7 月には《後宮よりの逃走》が大好評を博し、大人気の音楽家となります。 その人気は1787年のプラハでの《ドン・ジョヴァンニ》の初演でピークを迎えますが、その後その人気は下降線 をたどり、残りの4年間は常に借金をし続ける必要に迫られました。経済的困窮の中アマデウスは1791年12月5 日に35歳で亡くなります。葬儀は最低の等級で行われ、埋葬された墓地の正確な場所はわからなくなってしま いました。 《戴冠式ミサ KV317》の自筆譜には1779年3月23日の日付があります。職を得ることもできず、旅先で母が 亡くなるという不幸が重なったパリ・マンハイム旅行(1777年9月23日~1779年1月15日)の直後の作品です。 《戴冠式ミサ》という名前から、このミサ曲がザルツブルク郊外のマリア・ブライン巡礼教会のマリア像の戴冠 式を祝うためのミサ曲と考えられていましたが、実際には1791年にプラハで行われたレオポルトⅡ世の戴冠式 でサリエリがこのミサ曲を指揮したことが《戴冠式ミサ》と呼ばれる由来です。大司教コロレドがミサの音楽に 時間制限を設けたため、ザルツブルク時代の他のミサと同様、この曲も簡潔なミサ・ブレヴィスの形式を取って います。実用上の要請から対位法的な部分は制限されていますが、和声の力による劇的な表現や美しい旋律によ って、このミサ曲は知名度の高い曲となりました。〈アニュス・デイ〉の旋律が後に《フィガロの結婚》の伯爵 夫人のアリア〈美しき日はいずこ〉に転用されています。本日は〈グローリア〉と〈クレド〉の間に、《戴冠式 ミサ》のために作曲された教会ソナタKV329(317a)を演奏いたします。教会ソナタは、当時のミサに於いて 使徒書簡朗読と福音書朗読の間で演奏された器楽曲です。 本日は古楽器によるオーケストラと共にA=430Hzのピッチで演奏いたします。これは古典派の時代にウィー ンで一般的に使われたピッチであり、現代の古楽器による古典派作品の演奏における標準のピッチです。ちなみ に現代の標準ピッチA=440Hzは1939年にロンドンでの国際会議で決められたものです。

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【歌詞対訳】

F. Schubert: Deutsche Messe, D 872 シューベルト:ドイツ・ミサ曲(ドイツ語によるミサ曲)

1. Zum Eingang 1. 入祭唱として

1. Wohin soll ich mich wenden, 悲しみと苦しみが私を押し潰す時には、

wenn Gram und Schmerz mich drükken? 私はどちらを向きましょうか?

Wem künd’ ich mein Entzükken, 私の心が喜びに高鳴る時には、

wenn freudig pocht mein Herz? 私はどなたにこの歓喜を告げましょうか?

Zu dir, zu dir, o Vater, あなたへ、あなたへと、おお 父なる神よ、

komm’ ich in Freud’ und Leiden, 私は参ります。喜びの時にも苦悩の時にも。

du sendest ja die Freuden, あなたはまさに喜びをもたらす方、

du heilest jeden Schmerz. あなたはあらゆる苦痛を癒してくださる方。

2. Ach, wenn ich dich nicht hätte, ああ、もしもあなたがいらっしゃらなければ、

was wär’ mir Erd’ und Himmel? 私にとって地と天はどんなものだったのでしょう?

Ein Bannort jede Stätte あらゆる所で私は余所者として追われ、

ich selbst in Zufalls Hand. ただこの身を偶然の手にゆだねるだけでしょう。

Du bist’s, der meinen Wegen あなたこそが、私の歩む道に

ein sich’res Ziel verleihet, 確かな目標を授けてくださる方、

und Erd’ und Himmel weihet そして地と天とをきよめて

zu süßem Heimatland. 心地よい故国にしてくださる方。

2. Zum Gloria 2. グローリア(栄光の賛歌)として

1. Ehre, Ehre sei Gott in der Höhe! 「高きにいます神に栄光あれ!」

Singet der Himmlischen selige Schar. 聖なる天の軍勢がそう歌います。

Ehre, Ehre sei Gott in der Höhe! 「高きにいます神に栄光あれ!」

Stammeln auch wir, die die Erde gebar. 地上の私たちも、拙いながらも繰り返します。

Staunen nur kann ich und staunend mich freu’n; 私はただ驚き、大いに喜ぶのみですが、

Vater der Welten! doch stimm’ ich mit ein: 全世界の父なる神よ、私も声を合わせて歌います。

Ehre sei Gott in der Höhe! 「高きにいます神に栄光あれ!」と。

Ehre, Ehre sei Gott in der Höhe! 「高きにいます神に栄光あれ!」

Kündet der Sterne strahlendes Heer. 光り輝く星々の群れがそう告げます。

Ehre, Ehre sei Gott in der Höhe! 「高きにいます神に栄光あれ!」

Säuseln die Lüfte, brauset das Meer. そう言って大気はざわめき、海は荒れ狂います。

Feiernder Wesen unendlicher Chor あらゆるものが神を賛美し、その果てない合唱が

jubelt im ewigen Danklied empor: 永遠に続く感謝の歌を高らかに歌います、

Ehre sei Gott in der Höhe! 「高きにいます神に栄光あれ!」と。

F. Schubert: Messe in C, D 452 – op.48 シューベルト:ミサ ハ長調 (ミサ曲 第4番)

Kyrie あわれみの賛歌(キリエ)

Kyrie eleison. 主よ、あわれみたまえ。

Christe eleison. キリストよ、あわれみたまえ。

(6)

Gloria 栄光の賛歌(グローリア) *作曲者による歌詞改編あり

Gloria in excelsis Deo. 天のいと高きところには神に栄光あれ。

Et in terra pax hominibus bonae voluntatis. 地には御心にかなう人らに平和あれ。

Laudamus te. Benedicimus te. 私たちは主をほめ、主をたたえ、

Adoramus te. Glorificamus te. 主を拝み、主をあがめます。

Gratias agimus tibi propter magnam gloriam tuam. 主の大いなる栄光のゆえに私たちは感謝申し上げます。

Domine Deus, Rex coelestis, Deus Pater omnipotens. 神なる主、天の王よ、全能の父なる神よ。

Domine Jesu Christe, Fili unigenite. 主なる御ひとり子、イエス・キリストよ。

Domine Deus, Agnus Dei, 神なる主、神の子羊、

qui tollis peccata mundi, miserere nobis. 世の罪を除きたもう主よ、私たちをあわれみたまえ。

Domine Deus, Agnus Dei, 神なる主、神の子羊、

qui tollis peccata mundi, miserere nobis. 世の罪を除きたもう主よ、私たちをあわれみたまえ。

Filius Patris, Agnus Dei, 父の御子、神の子羊、

qui tollis peccata mundi, miserere nobis. 世の罪を除きたもう主よ、私たちをあわれみたまえ。

Quoniam tu solus Sanctus. Tu solus Altissimus. あなたのみが聖なる方、あなたのみがいと高き方、

Tu solus Dominus. あなたのみが主なる方なのですから。

Cum Sancto Spiritu in gloria Dei Patris. Amen. 聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。アーメン。

Credo 信仰宣言(クレド) *作曲者による歌詞改編あり

Credo in unum Deum. 私は信じます、唯一の神を。

Patrem omnipotentem, factorem coeli et terrae, 全能の父、天と地の造り主、

visibilium omnium et invisibilium. 見えるものと見えざるもののすべての造り主を。

In unum Dominum Jesum Christum, 私は信じます、唯一の主、イエス・キリストを。

Filium Dei unigenitum. 神の御ひとり子を。

Et ex Patre natum ante omnia saecula. 全ての世に先立ち、父より生まれた方を。

Deum de Deo, lumen de lumine, 神の中の神、光の中の光、

Deum verum de Deo vero, まことの神の中のまことの神、

consubstantialem Patri, 父とひとしくある方を。

per quem omnia facta sunt. すべては主によって造られました。

Qui propter nos homines et propter nostram salutem 主は私たち人類のため、また私たちの救いのために

descendit de coelis. 天からくだられました。

Et incarnatus est de Spiritu Sancto: 主は聖霊によって受肉され、

Et homo factus est. 人となられました。

Crucifixus etiam pro nobis: 主は私たちのために十字架につけられ、

sub Pontio Pilato passus et sepultus est. ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、葬られました。

Et resurrexit tertia die, secundum Scripturas. 主は聖書に預言されたように、三日目によみがえり、

Et ascendit in coelum: sedet ad dexteram Patris. 天にのぼって、父なる神の右に座られています。

Et iterum venturus est cum gloria 主は栄光のうちに再びいらっしゃり、

judicare vivos et mortuos: 生ける人と死せる人とを裁かれるでしょう。

cujus regni non erit finis. 主の御国に終わりはないでしょう。

In Spiritum Sanctum, Dominum, et vivificantem: 私は信じます、主なる聖霊、生命の与え主を。

qui ex Patre Filioque procedit. 聖霊は父と子より出で、

Qui cum Patre et Filio simul adoratur, conglorificatur: 父と子とともにひとしく拝みあがめられ、

qui locutus est per Prophetas. 預言者を通じて語りました。

Confiteor unum baptisma 私は認めます、死者の罪のゆるしのためなる

(7)

Et vitam venturi saeculi. Amen. 来世の生命を。アーメン。

Sanctus 感謝の賛歌(サンクトゥス)

Sanctus, Sanctus, Dominus Deus Sabaoth. 聖なるかな、万軍の神なる主は聖なるかな。

Pleni sunt coeli et terra gloria tua. 主の栄光は天地に満つ。

Osanna in excelsis. 天のいと高きところにオザンナ。

Benedictus 感謝の賛歌(続き)(ベネディクトゥス)

Benedictus, qui venit in nomine Domini. ほむべきかな、主の名によりて来たる方は。

Osanna in excelsis. 天のいと高きところにオザンナ。

Agnus Dei 平和の賛歌(アニュス・デイ)

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、

miserere nobis. 私たちをあわれみたまえ。

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、

miserere nobis. 私たちをあわれみたまえ。

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、

dona nobis pacem. 私たちに平和をあたえたまえ。

W.A.Mozart : Missa in C, KV 317 “Krönungsmesse” モーツァルト: ミサ ハ長調「戴冠式ミサ」

Kyrie あわれみの賛歌(キリエ)

Kyrie eleison. 主よ、あわれみたまえ。

Christe eleison. キリストよ、あわれみたまえ。

Kyrie eleison. 主よ、あわれみたまえ。

Gloria 栄光の賛歌(グローリア)

Gloria in excelsis Deo. 天のいと高きところには神に栄光あれ。

Et in terra pax hominibus bonae voluntatis. 地には御心にかなう人らに平和あれ。

Laudamus te. Benedicimus te. 私たちは主をほめ、主をたたえ、

Adoramus te. Glorificamus te. 主を拝み、主をあがめます。

Gratias agimus tibi propter magnam gloriam tuam. 主の大いなる栄光のゆえに私たちは感謝申し上げます。

Domine Deus, Rex caelestis, Deus Pater omnipotens. 神なる主、天の王よ、全能の父なる神よ。

Domine Fili unigenite, Jesu Christe. 主なる御ひとり子、イエス・キリストよ。

Domine Deus, Agnus Dei, Filius Patris. 神なる主、神の子羊、父の御子よ。

Qui tollis peccata mundi, miserere nobis. 世の罪を除きたもう主よ、私たちをあわれみたまえ。

Qui tollis peccata mundi, suscipe deprecationem nostram.世の罪を除きたもう主よ、私たちの願いを聞き入れたまえ。

Qui sedes ad dexteram Patris, miserere nobis. 父の右に座したもう主よ、私たちをあわれみたまえ。

Quoniam tu solus Sanctus, tu solus Dominus, イエス・キリストよ、あなたのみが聖なる方、

tu solus Altissimus, Jesu Christe. あなたのみが主なる方、あなたのみがいと高き方なのですから。

Cum Sancto Spiritu, in gloria Dei Patris. Amen. 聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。アーメン。

Credo 信仰宣言(クレド)

Credo in unum Deum, Patrem omnipotentem, 私は信じます、唯一の神、全能の父を。

factorem caeli et terrae, 天と地の造り主、

visibilium omnium et invisibilium. 見えるものと見えざるもののすべての造り主を。

Et in unum Dominum Jesum Christum, 私は信じます、唯一の主、イエス・キリストを。

(8)

Et ex Patre natum ante omnia saecula. 全ての世に先立ち、父より生まれた方を。

Deum de Deo, lumen de lumine, 神の中の神、光の中の光、

Deum verum de Deo vero. まことの神の中のまことの神を。

Genitum, non factum, consubstantialem Patri: 造られずして生まれ、父とひとしくある方を。

per quem omnia facta sunt. すべては主によって造られました。

Qui propter nos homines et propter nostram salutem 主は私たち人類のため、また私たちの救いのために

descendit de caelis. 天からくだられました。

Et incarnatus est de Spiritu Sancto ex Maria Virgine: 主は聖霊によって、おとめマリアから受肉され、

Et homo factus est. 人となられました。

Crucifixus etiam pro nobis: 主は私たちのために十字架につけられ、

sub Pontio Pilato passus et sepultus est. ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、葬られました。

Et resurrexit tertia die, secundum Scripturas. 主は聖書に預言されたように、三日目によみがえり、

Et ascendit in caelum: sedet ad dexteram Patris. 天にのぼって、父なる神の右に座られています。

Et iterum venturus est cum gloria, 主は栄光のうちに再びいらっしゃり、

judicare vivos et mortuos: 生ける人と死せる人とを裁かれるでしょう。

cujus regni non erit finis. 主の御国に終わりはないでしょう。

Et in Spiritum Sanctum, Dominum, et vivificantem: 私は信じます、主なる聖霊、生命の与え主を。

Qui ex Patre Filioque procedit. 聖霊は父と子より出で、

Qui cum Patre et Filio simul adoratur, et conglorificatur: 父と子とともにひとしく拝みあがめられ、

qui locutus est per Prophetas. 預言者を通じて語りました。

Et unam sanctam catholicam et apostolicam Ecclesiam. 私は信じます、唯一の、聖なる、公同の、使徒継承の教会を。 Confiteor unum baptisma in remissionem peccatorum. 私は認めます、罪のゆるしのためなる唯一の洗礼を。

Et expecto resurrectionem mortuorum. 私は待ち望みます、死者のよみがえりと

Et vitam venturi saeculi. Amen. 来世の生命を。アーメン。

Sanctus 感謝の賛歌(サンクトゥス)

Sanctus, Sanctus, Sanctus Dominus Deus Sabaoth. 聖なるかな、聖なるかな、万軍の神なる主は聖なるかな。

Pleni sunt caeli et terra gloria tua. 主の栄光は天地に満つ。

Hosanna in excelsis. 天のいと高きところにホザンナ。

Benedictus 感謝の賛歌(続き)(ベネディクトゥス)

Benedictus qui venit in nomine Domini. ほむべきかな、主の名によりて来たる方は。

Hosanna in excelsis. 天のいと高きところにホザンナ。

Agnus Dei 平和の賛歌(アニュス・デイ)

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、

miserere nobis. 私たちをあわれみたまえ。

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、

miserere nobis. 私たちをあわれみたまえ。

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi: 神の子羊、世の罪を除きたもう主よ、

dona nobis pacem. 私たちに平和をあたえたまえ。

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つくば 古典音楽

合唱団

参照

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