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CASSIOPEIA
DT-5200
シリーズ
Ver1.02ServicePack Ver.2.03
インストールマニュアル
概要説明 DT-5200 サービスパックの内容、 インストール方法を記載しています。ご注意 ● このソフトウェアおよびマニュアルの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ● このソフトウェアおよびマニュアルは、本製品の使用許諾契約書のもとでのみ使用することがで きます。 ● このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果の影響については、一切の責任を負いかねま すのでご了承ください。 ● このソフトウェアの仕様、およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告なしに変更する ことがあります。 ● このマニュアルの著作権はカシオ計算機株式会社に帰属します。 ● 本書中に含まれている画面表示は、実際の画面とは若干異なる場合があります。予めご了承くだ さい。 © 2006 カシオ計算機株式会社
Microsoft, MS, ActiveSync, Active Desktop, Outlook, Windows, Windows NT, および Windows ロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。Microsoft 社の製品は、OEM 各社に、Microsoft Corporation の 100%出資子会社である Microsoft Licensing, Inc.によりライセンス供与されています。
変更履歴
バージョン 日付 頁 説明
1.00 2008/04/04 DT-5200 ServicePack2.03 インストールマニュアル初版 1.01 2008/04/18 モジュール更新ツール、砂時計非表示対策パッチを削除 1.02 2008/07/25 2 BT を、Bluetooth に記述を変更
目次 1. はじめに ...1 2. 対応内容 ...2 3. インストールについて...3 3-1. データの入手...3 3-2. インストール方法...4 3-3.インストールの実行...5 3-4. インストールの確認 ...5 4. インストール時の注意...6 5. Windows Vista ご使用時の設定...7 6. ご注意...8
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1. はじめに
このプログラムは以下の機種のみでご使用になれます。 その他の機種では使用しないでください。 <<対象機種>> ●DT-5200M60 シリーズ:M60、M60C、M60S、M60SC M60B、M60CB、M60SB、M60SCB ※ DT-5200M50 シリーズにはインストールできません。 提供ファイル ¾ ServicePackDT5200.203.CAB ・・・ サービスパックのインストーラです。 ¾ Setup.exe ・・・ CAB ファイル自動実行用モジュールです。 ¾ DeleteCab.ini ・・・ 不要なモジュールを削除する為の設定ファイルです。 本サービスパックを適応すると本体RAM エリアが約 2MByte 消費されます。 また、弊社において各種評価・エージングテストを行っておりますが、ご使用の際は、十分なテストを行 った上、ご利用頂けますようお願い致します。 現在出荷中のDT-5200M60B シリーズでは、サービスパックのデータを FlashDisk にあらかじめ コピーして出荷しております。 【FlashDisk¥CE¥ARM】フォルダに、上記提供ファイルが存在する場合は、サービスパックを インストールする必要はありません。 FalshDisk の内容をクリアしてしまった場合などは、このマニュアルの手順で再インストールが可能です。 <注意①!> DT-5200 は電池の消耗により本体 RAM のデータが初期化されます。 本サービスパックは、RAM にインストールされるため、初期化によって削除されますので、インスト ール後、バックアップを取ること、もしくは自動復旧の設定を行う事をお勧めいたします。 “スタート”→“プログラム”→“ユーティリティ”→“バックアップツール” にてバックアップを実行できます。 又、アプリケーションインストール後、 “Windows¥Restore.exe” を実行する事でバックアップの実行⇒自動復旧の設定が行われます。 <注意②!> CAB ファイルは、コピー方法によっては属性の “読み取り専用”が外れる可能性があります。 “読み取り専用”の属性が外れていると、インストール後CAB ファイルは削除されてしまいます。 必ず FlashDisk にコピーした後で、“読み取り専用”の属性になっている事を確認の上ご使用ください。 “読み取り専用”になっていれば、インストール後CAB データが消える事は無いので 電池切れ等で初期化がかかってしまった後でも再度インストールが可能となります。2
2. 対応内容
サービスパック 2.03 によって新たに追加される機能/修正 分類 対応内容 無線ドライバ ・アンテナ性能向上に伴うローミング動作タイミング、受信電波強度表示の互換維 持対応 IrDA ドライバ ・IrDA モジュール部品変更に伴い新旧どちらのモジュールでも制御できるよう対 応 機能 追加USB 接続設定 ・WindowsVista に搭載されている WindowsMobileDeviceCenter と接続するための 設定を追加 PCMCIA ドライバ ・PHS カードによる通信中に、カードの抜き差しまたはコントロールパネル上での 電源OFF/ONで、PHSカードが使用不可になる問題の対応 バッテリドライバ タッチパネルドライバ ・サブバッテリーが電圧低下していないのにごくまれにサブバッテリー低下メッセ ージが表示されることがある問題の対応 修正 Bluetooth プロトコルスタック ・初期化を繰り返すとエラーになる問題の対応
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3. インストールについて
サービスパックとして提供しているCAB ファイルは、インストール後に消去されます。消去しな いようにするには、属性を読み取り専用に設定してからインストールして下さい。 下記にインストール方法を示しますので、お客様の環境に適したインストール方法を選択して下さ い。3-1.データの入手
サービスパックのデータは、弊社サポートページにて提供しております。 http://casio.jp/support/pa/ より、【software ダウンロード】→【DT-5200】→【サービスパック】 からデータのダウンロードが可能です。 データは、ZIP 形式で圧縮されていますので、PC にダウンロードした後、お手持ちの圧縮解凍ツ ールで解凍して下さい。 圧縮ファイル『DT5200SP203.zip』は、フォルダ階層ごと圧縮されています。 下記のフォルダ構成で解凍されていない場合には、 ご使用の解凍ソフトの設定を見直してください。 ┌readme.txt ├DATA │ └--CE │ └--ARM │ ├--DeleteCab.ini │ ├--ServicePackDT5200.203.CAB │ └--Setup.exe └DOC └--DT5200SP203.pdf4
3-2.インストール方法
パターン① PC と接続してダウンロードする場合
PC と DT-5200 を IO BOX で接続します。(PC 側の通信ソフトは ActiveSync もしくは LMWIN を使用します。LMWIN に対しては、DT-5200 側は“スタート”→“プログラム”→“通信”→“FLCE” を使用します。) ActiveSync の詳しい操作方法はファーストステップガイドを、LMWIN の詳し い操作方法は、LMWIN 付属のマニュアルをご参照ください。
LMWIN もしくは ActiveSync を用いて DT-5200 の【FlashDisk】フォルダに解凍したデータの 【CE】フォルダをコピーしてください。 パターン② miniSD カードを利用してダウンロードする場合 ・ PC を使用して、SD カードに解凍したデータの【DATA】フォルダをコピーしてください。 ・ SD カードを DT-5200 にセットします。 miniSD カード ・ DT-5200 のエクスプローラを使用して SD カード上の【DATA】フォルダを開きます。 【CE】フォルダを選択し、DT-5200 の【FlashiDisk】にコピーしてください。 ・ DT-5200 から SD カードを抜いてください。 コピーしたデータの確認 パターン①、パターン②いずれの場合でも、下記の通り【FlashiDisk】にフォルダ・データが追 加されます。 CE └--ARM ├--DeleteCab.ini ├--ServicePackDT5200.203.CAB └--Setup.exe コピーが終了しましたら、DT-5200 のエクスプローラーより CAB ファイルのプロパティで「読 取専用」の属性にチェックを入れて下さい。
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3-3.インストールの実行
コピーの確認が終了しましたら、本体裏のリセットボタンを押して下さい。 再起動後、自動的にインストールが行われます。 インストールが終了すると、5 秒後に自動的にリセットされます。3-4. インストールの確認
サービスパックのインストールの有無は、 ”スタートメニュー”→”設定”→”コントロールパネル”→”アプリケーションの削除” で確認できます。ここに “CASIO ServicePack 2.03” という表示がある場合、ServicePack が正しくインストールさ れています。 パッチファイルが既にインストールされている場合、サービスパックをインストールすること により、パッチファイルはアンインストールされます。サービスパックにより、パッチファイルの 対応内容を包括しておりますので、問題ありません。 また、インストールが完了したら、なるべくバックアップを行うことを推奨致します。 インストール サービスパックを適用する と、以前の不要なパッチ類 は削除され、上記の表示と なります。 サービスパックがインストールされる前の状態 以前のパッチ類がインスト ールされている状態 パッチ類なし状態
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4. インストール時の注意
本体間 COPY 実行後の Reset 本体間COPY により RAM 及びレジストリの転送を実行した後は、必ず子機をリセットしてく ださい。リセットせずにそのまま使用すると、転送した内容が反映されない場合があります。 また、リセットしない状態で再度、本体間 COPY を実行すると、エラーとなる場合がありま す。 自動復旧ツールを使用している場合 自動復旧ツールを使用している場合は、必要に応じてバックアップファイルを更新してくださ い。 バックアップファイルを更新するには、 『¥windows¥Restore.exe』の実行 バックアップツールよりバックアップを実行 の何れかを行います。 SD カード経由でインストールを行う場合 SD カードを使用してサービスパックをインストールする場合には、SD カードの直下に CE フォルダを作成しないで下さい。 SD カード上に『¥CE¥ARM』フォルダがあり、その中にインストール用のデータを 置いたままリセット起動をかけると、SD カード側のデータでインストールが開始されてしま います。 DT-5200 にサービスパックリリース以前のパッチがインストールされている場合、 本体FlashDisk 内の古いインストーラが削除されずに誤動作を起こす可能性があります。 サービスパックインストール後のメモリ消費量 サービスパックの適用により従来に比べ RAM、FlashDisk の使用量が下記の通り増加します。 従来より DT-5200 をご使用で、サービスパックの未適用で運用している場合には、事前にサ ービスパック2.03 でのテスト運用を行ってください。 又、サービスパックの適用の有無が混在しないよう運用する事を推奨いたします。 RAM サービスパックインストール状態 プログラムメモリ データメモリ FlashDisk “サービスパック無し”から“Ver2.03” 約 200KByte 増加 約 1.5MByte 増加 約 2.5MByte 増加7
5. Windows Vista ご使用時の設定
Windows Vista には、ActiveSync をインストールする事は出来ません。
PC とデータ通信を行う際には、ActiveSync ではなく、WMDC(Windows Mobile Device Center)を使 用します。 WMDC を使用するためには以下の設定を行う必要があります。 この設定を行う事で、WMDC 上でデータ通信が出来るようになります。 コントロールパネルの『USB接 続』を選択します。 ユーティリティタブを選択しま す。 WMDCを使用する場合は、下側のラジオボタンを選択します。 ActiveSyncをご使用の場合(WindowsXP 以前のOSを使用)は、 上側のラジオボタンを選択します。 設定を変更すると、上記ダイア ログが表示されます。 画面の指示に従ってください。 ※ご注意 WMDC は、バージョン 6.1 以降をご使用ください。
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