取扱説明書
RIGOL
UGB06218-1210 May 2011DG1022 2 チャンネル ファンクション
/任意波形ジェネレータ
全ての著作権は、RIGOL TECHNOLOGIES INC.が所有しています。(不許複製) RIGOL製品は、特許法(知的財産基本法)により中国国内及び国外に於い
て保護されています。
このユーザ ガイド(取扱説明書)の内容は、予告なしに変更される事があ ります。
RIGOL Technologies Inc.は、製品の改造、性能や価格の変更についての 権利を所有しています。
安全にご使用いただくために
人体に対する危険や、機器の損傷を未然に防ぎ、安全にご使用いただくために、次の事 項をご使用前に、必ずお読みください。 危険防止のため、この取扱説明書に記述した手法でお使い下さい。 機器の故障・修理は、当社サービス部門にて行います。必ず、お買い求めのお店までご 連絡ください。 火災や人体の損傷を避けるために 適切な電源コードの使用 発火等の恐れがありますので、指定された電源コードのみご使用ください。 適切なプローブ等の接続・取外し プローブやテストリードに、電圧が印加されている状態での接続又は取外しは、行わな いでください。 適切な接地(グランド) 本機は、アースラインのある電源コードを通して接地されます。感電を避けるため、必 ずアース端子のあるソケットに差し込んで下さい。本機の入・出力端子に接続する前に、 接続機器が適切に接地されていることをご確認ください。 入・出力端子の定格 感電又は発火の恐れがありますので、接続する前に機器に表示されている定格範囲をご 確認ください。 カバーを外しての使用禁止 カバーやパネルを外した状態でのご使用は、行わないでください。 適切なヒューズの使用 本機に指定された形式・定格のヒューズのみを、ご使用ください。回路や配線の露呈禁止 通電状態で、内部の回路・配線には触れないでください。 故障と思える時の使用の中止 故障と思われる場合は、使用を中止して、お買い求めのお店へご連絡ください。 適切な放熱 本機の放熱は十分に行ってください。 濡れた状態や湿った状況での使用を禁止します。 爆発性ガス等の環境下での使用を禁止します。 機器はきれいに、乾いた状態で保持してください。
安全に関する用語とマーク(シンボル) 本取扱説明書は、次の用語を使用しています。 警告: 人体や生命に危険を及ぼす恐れのある場合に、その危険を避けるため の注意事項が記載されています。 注意: 機器類を損傷する恐れのある場合の注意事項が、記載されています。 機器上での用語: 機器上には次の用語が表示されています。 DANGER(危険) この用語が記載されている個所に触れると、直ちに人体や生命に危害 を及ぼす恐れがあります。 WARNING(警告)この用語が記載されている個所に触れると、人体や生命に危害を及ぼ す恐れがあります。 CAUTION(注意)この用語が記載されている場合、本機や他の機器・財産に危害を及ぼ す恐れがあります。 機器上のマーク(シンボル):機器上には、次のマークが表示されています。
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高 電 圧 が 掛 か る 事 を 示 し ま す 取扱説明書を ご参照くださ い 保護接地端子 を示します テスト用グラ ンド端子を示 します シ ャ ー シ の グ ラ ン ド 端 子 を 示します!
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概要
DG1022 は DDS 方式の採用により、安定して、高い精度で、低歪みの正弦波信号が得られ る、2 チャンネルのファンクション/任意波形ジェネレータです。高速立ち上がり/立 ち下がり時間を有する 5MHzの方形波出力が可能です。簡単な操作と多彩な機能が融 合されています。 ユーザーフレンドリーなパネル配置と操作性、多彩な入出力端子、設定状態のグラフ表 示化、ヘルプ表示機能などにより操作方法が単純化されており、多くの時間を要するこ となく操作に熟達することができます。AM、FM、PM 及び FSK 変調機能が内蔵されており、 外部変調信号を必要とせず変調波を容易に作成することができます。USB インター フェースが標準装備されています。 特徴と仕様 ● DDS 方式の採用による、正確で、安定して、低歪みの信号出力 ● 2 チャンネル出力 ● チャンネル結合とチャンネル間のコピー機能 ● 5 種類の基本波形と、48 種類の任意波形を内蔵 ● 100mHz~200MHz のカウンタ機能(単チャンネル入力) ● 14bit、4k ポイント、サンプリングレート 100MS/s の任意波形編集機能 ● 周波数設定範囲 正弦波:1μHz~20MHz 方形波:1μHz~5MHz ランプ波:1μHz~150kHz パルス波:500μHz~3MHz ホワイトノイズ:帯域 5MHz(-3dB) 任意波形:1μHz~5MHz ● 出力振幅(CH1) 2mVp-p~10Vp-p(50Ω) 4mVp-p~20Vp-p(High Z) ● 豊富な変調機能:AM、FM、PM 及び FSK ● リニア/ログ スイープ機能と、バースト機能 ● 多彩な入出力端子:外部変調入力、10MHz 基準信号入力、外部同期入力、波形出力、 同期信号出力● USB ホスト、USB デバイスのインターフェースを標準装備
● 信号の設定状態をグラフ化して表示
● 多言語によるユーザーインターフェース
目 次
安全にご使用いただくために ... II 概要 ... V 第1章 操作概要 ... 1-1 機器の点検 ... 1-2 ハンドルの調整 ... 1-3 フロント/リアパネルの構成 ... 1-4 画面表示 ... 1-6 電源の投入 ... 1-7 波形設定 ... 1-8 出力の ON/OFF ... 1-11 変調/スイープ/バースト機能 ... 1-13 数値入力 ... 1-15 記憶/ユーティリティー/ヘルプ機能 ... 1-16 第2章 詳細な操作 ... 2-1 基本波形の設定 ... 2-2 正弦波 ... 2-2 方形波 ... 2-7 ランプ波 ... 2-10 パルス波 ... 2-12 ノイズ波 ... 2-15 任意波形の設定 ... 2-16 任意波形の選択 ... 2-17 任意波形の編集 ... 2-21 変調波形の設定 ... 2-27 AM変調 ... 2-28 FM変調 ... 2-30 FSK 変調 ... 2-32 PM 変調 ... 2-34 スイープ信号の設定 ... 2-36 バースト信号の設定 ... 2-38 保存と呼び出し方法 ... 2-42 ユーティリティー機能の設定 ... 2-49 同期信号の出力 ... 2-51 チャンネル出力の基本設定 ... 2-53テスト/校正の設定 ... 2-70 ヘルプ表示 ... 2-72 第3章 使用例 ... 3-1 1チャンネル動作 ... 3-2 例 1:正弦波信号の出力 ... 3-2 例 2:方形波信号の出力 ... 3-3 例 3:ランプ波信号の出力 ... 3-4 例 4:パルス波信号の出力 ... 3-5 例 5:ノイズ波信号の出力 ... 3-6 例 6:保存されている任意波形の出力 ... 3-7 例 7:任意波形の作成 ... 3-8 例 8:AM変調波形の作成 ... 3-10 例 9:FSK変調波形の作成 ... 3-12 例 10:リニア スイープ信号の作成 ... 3-13 例 11:バースト信号の作成 ... 3-15 2 チャンネル動作 ... 3-17 チャンネル結合の例 ... 3-20 チャンネルコピーの例 ... 3-22 カウンタ機能による測定 ... 3-23 第4章 プロンプト メッセージとトラブルシューティング ... 4-1 プロンプト メッセージ... 4-2 共通のメッセージ... 4-2 エラーメッセージ... 4-4 設定数値のオーバーフローメッセージ ... 4-5 トラブルシューティング ... 4-16 第5章 仕様 ... 5-1 規格 ... 5-2 一般仕様 ... 5-7 第6章 付録 ... 6-1 付録A:付属品 ... 6-1 付録B:サポート サービス ... 6-2 付録C:手入れとクリーニング ... 6-4 付録D:Contact RIGOL ... 6-5
第1章 操作概要
この章では次の事項について説明します。 機器の点検 ハンドルの調整 フロント/リアパネルの構成 画面表示 電源の投入 波形設定 出力のON/OFF 変調/スイープ/バースト機能 数値入力 記憶/ユーティリティー/ヘルプ機能機器の点検
新規に DG1022 ファンクション/任意波形ジェネレータを入手した時は、次のステップで 点検して下さい。 1. 輸送包装箱のダメージの点検 包装箱や内部の緩衝材は、機器が電気的、機械的に点検完了するまで保管して下 さい。 2. アクセサリの点検 添付アクセサリは、第6章 付録 A 付属品の項に内容が記載されています。 万が一、内容物品に欠品やダメージがある場合は、お買い求めのお店へご連絡く ださい。 3. 機器の点検 機械的ダメージや欠陥、または正常に動作しない場合や、機能点検テストがパス しない時は、お買い求めのお店へご連絡ください。 梱包にダメージがある時や、内部にストレスが加わった形跡がある場合は、輸送会社と お買い求めのお店へご連絡ください。 梱包材は、輸送会社の点検用に保管して下さい。 当社は、迅速に修理または、交換の手配をいたします。ハンドルの調整
ハンドルの両側を掴んで外側に引いて、希望する位置まで回転します。操作方法を図 1-1 と図 1-2 に示します。
フロント/リアパネルの構成
新規に DG1022 ファンクション/任意波形ジェネレータを入手したときには、先ずフロ ントパネルとリアパネルの動作を理解する必要があります。この章では、フロントパネ ルとリアパネルの操作と機能について説明します。 フロントパネルの概要 フロントパネルはシンプルで明瞭な構成になっています。フロントパネルには、ツマミ と機能ボタンとメニューボタンがあります。表示器の下の6つの灰色ボタンはメニュー ボタンで、表示されているメニュー項目の選択に使用します。その他は機能ボタンで、 異なる機能のメニューを表示したり、特殊機能に直接入ることができます。 図 1-3 フロントパネルの構成 USB ホスト端子 LCD 表示画面 モード/機能ボタン 表示桁移動ボタン ツマミ 電源ボタン 表示画面切替ボタン メニューボタン CH1 出力 ON/OFF ボタン CH1 出力端子 波形選択ボタン チャンネル 切替ボタン 数字入力ボタン CH2 出力 ON/OFF ボタン CH2 出力端子リアパネルの概要 図 1-4 リアパネルの構成 10MHz 基準信号入力端子 同期信号出力端子 電源コネクタ 変調入力端子 外部同期/FSK/バースト信号入力端子 USB デバイス端子 主電源スイッチ 電源ヒューズ
画面表示
本機には、単 CH メニューモード/両 CH メニューモード/グラフモードの 3 つの表示モー ドがあります。View ボタンを押して、表示モードを切り替えます。 CH1/CH2 ボタンを押して、チャンネルを選択します。 図 1-5 単 CH メニューモードの表示 図 1-6 グラフモードの表示(単CH) 図 1-7 両 CH メニューモードの表示 メモ: Sine のように名称が四角で囲まれているものは、フロントパネル上の機能ボタンを 表しています。そしてメニューボタンの Freq のように網掛けされているものは、Sine メニューの「Frequency(周波数)」項目を表しています。 波形 状態 メニュー 選択されている チャンネル表示 出力インピーダンス 設定している パラメータ表示 波形表示 状態 設定されている パラメータ表示 メニュー表示ボタン 選択されているチャンネル 設定しているパラメータ表示 選択されているチャンネル 出力インピーダンス 選択されている チャンネルの波形表示 メニュー 信号出力状態電源の投入
1. 本機に付属されている電源コードを接続します。本機の電源電圧は AC100V~240V で す。 2. リアパネルの電源スイッチを ON にします。 フロントパネルの電源ボタンが呼吸するように点滅します。 3. フロントパネルの電源ボタンを押すとボタンが点灯し、数秒後に画面が表示されま す。波形設定
フロントパネルの左側には、波形アイコンが表示された幾つかのボタンと、2つの共通 で使用するボタンがあります。ここでは、メニューモード表示における出力波形の設定 方法を説明します。 波形選択 チャンネル切替 表示画面切替 図 1-8 機能ボタンの選択 1. Sine ボタンを押すと、正弦波信号の設定画面が表示されます。本機では周波数が 1 μHz から 20MHz までの正弦波信号を出力することができます。周波数/周期、振幅 /ハイ レベル、オフセット/ロウ レベル及び位相を設定して、正弦波信号を作成 することができます。 図 1-9 正弦波設定のメニューモード表示 図 1-9 のように各パラメータの初期設定は、周波数が 1kHz、振幅が 5.0Vpp、オフセッ トが 0VDC、位相が 0 ゚になっています。 2. Square ボタンを押すと、方形波信号の設定画面が表示されます。本機ではデュー ティー比可変で周波数が 1μHz から 5MHz までの方形波信号を出力することができま す。周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベル、デューティー 比と位相を設定して、方形波信号を作成することができます。図 1-10 方形波設定のメニューモード表示 図 1-10 のように各パラメータの初期設定は、周波数が 1kHz、振幅が 5.0Vpp、オフ セットが 0VDC、デューティー比が 50%で位相が 0 ゚になっています。 3. Ramp ボタンを押すと、ランプ波信号の設定画面が表示されます。本機では対称性可 変で周波数が 1μHz から 150kHz までのランプ波信号を出力することができます。周 波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベル、シンメトリと位相を 設定して、ランプ波信号を作成することができます。 図 1-11 ランプ波設定のメニューモード表示 図 1-11 のように各パラメータの初期設定は、周波数が 1kHz、振幅が 5.0Vpp、オフ セットが 0VDC、シンメトリ 50%で位相が 0 ゚になっています。 4. Pulse ボタンを押すと、パルス波信号の設定画面が表示されます。本機ではパルス 幅可変で周波数が 500μHz から 3MHz までのパルス波信号を出力することができます。 周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベル、パルス幅/デュー ティー比と遅延時間を設定して、パルス波信号を作成することができます。 図 1-12 パルス波設定のメニューモード表示 図 1-12 のように各パラメータの初期設定は、周波数が 1kHz、振幅が 5.0Vpp、オフ セットが 0VDC、デューティー比が 50%、パルス幅が 500μs で遅延時間が 0s になっ
5. Noise ボタンを押すと、ノイズ波信号の設定画面が表示されます。本機では周波数 帯域が 5MHz のホワイトノイズ信号を出力することができます。振幅/ハイ レベル、 オフセット/ロウ レベルを設定して、ノイズ波信号を作成することができます。 図 1-13 ノイズ波設定のメニューモード表示 図 1-13 のように各パラメータの初期設定は、振幅が 5.0Vpp、オフセットが 0VDC に なっています。 6. Arb ボタンを押すと、任意波形信号の設定画面が表示されます。本機では最長 4k ポ イントで周波数が 5MHz までで、周期性の任意波形信号を出力することができます。 周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベル、位相を設定して、 任意波形信号を作成することができます。 図 1-14 任意波形設定のメニューモード表示 図 1-14 のように各パラメータの初期設定は、周波数が 1kHz、振幅が 5.0Vpp、オフ セットが 0VDC、初期位相が 0 ゚になっています。 7. ボタンを押すと、メニューモード画面が CH1 と CH2 の間で切り替わります。 チャンネルを選択して、各パラメータを設定します。 8. View ボタンを押すと表示モードが、単 CH メニューモード、単 CH グラフモード、両 CH メニューモードの間で切り替わります。リモート制御動作をしているときには、 このボタンを押すとローカルモードに戻ります。
出力の ON/OFF
図 1-15 のようにフロントパネルの右側には、信号出力を制御するための 2 つの Output ボタンがあります。ここではこの出力制御機能について説明します。 図 1-15 チャンネル出力/カウンタ入力 図 1-16 チャンネル出力制御 1. チャンネル出力制御 CH1、CH2 の Output ボタンを押すことで、それぞれの信号出力を ON/OFF します。 2. カウンタ入力 カウンタ動作モードでは、CH2 の出力端子が信号の入力端子として使用されます。自 動的に CH2 の信号出力は OFF になります。 メモ: CH1 には過電圧保護機能が装備されています。 出力端子が外部回路に接続されているとき、本機の出力電圧「Vout」と外部回路で CH1 出力が ON CH2 出力が OFFVout≦1Vdc のとき:Vin の保護電圧範囲は±6.5V Vout>1Vdc のとき:Vin の保護電圧範囲は±12.5V 但し、Vout=(振幅)/2+|オフセット|、振幅とオフセットは本機が出力する 信号の設定パラメータ。 Vin の値が上記の規格を上回ると、本機は自動的に信号の出力を停止します。 CH2 には過電圧保護機能は装備されていません。 外部回路で生成される電圧は、±3V を越えないようにしてください。
変調/スイープ/バースト機能
図 1-17 に示すフロントパネル上にある 3 つのボタンは、変調機能、スイープ機能、バー スト機能の設定に使用します。ここではこれら3つの機能の説明をします。
図 1-17 変調/スイープ/バースト ボタン
メモ: Mod 、Sweep 、Burst 機能は、CH1 出力にのみ機能します。
1.Mod ボタンを押すと、変調波形が作成されます。変調パラメータの設定は、メニュー
ボタンの設定で行います。Type(変調方式)、Internal/External(変調信号源)、Depth
(変調度)、Freq(周波数)、Shape(変調波形)などのパラメータを設定します。 本機では AM、FM、PM および FSK の変調方式が選択できます。正弦波、方形波、ラン プ波、任意波形に対して変調をかけることができます。(パルス波、ノイズ波及び DC には変調はかけられません。) 図 1-18 変調動作のメニューモード表示 2. Sweep ボタンを押すと、正弦波、方形波、ランプ波、任意波形はスイープ動作をし ます。(パルス波、ノイズ波、DC ではスイープ動作できません。) スイープ動作では、掃引周波数を可変することができます。
図 1-19 スイープ動作のメニューモード表示 3. Burst ボタンを押すと、正弦波、方形波、ランプ波、任意波形はバースト動作をし ます。(ノイズ波では、ゲート方式のみバースト動作をします。) 図 1-20 バースト動作のメニューモード表示 用語の説明 Burst(バースト): 設定された周期の信号を出力します。 設定された周期数の信号を出力する「N Cycle(周期設定)」動作と、外部ゲート信 号に同期して出力する「Gated(ゲート方式)」動作があります。 バースト動作は全 ての種類の波形に対して動作しますが、ノイズ波に対しては「Gated(ゲート方式)」 のみ動作します。
数値入力
図 1-21 に示すようにフロントパネルには、表示桁移動ボタンとツマミ、数値入力ボタン の2つのグループがあります。ここでは、数値入力動作について説明します。 (1) 表示桁移動ボタンとツマミ (2) 数値入力ボタン 図 1-21 数値入力部 1. 表示桁移動ボタンでカーソルを左右に移動し、ツマミを回して数値を増加/減少し ます。 (時計回りで数値が増加します。) 2. 波形パラメータを直接、数値入力ボタンで変更します。記憶/ユーティリティー/ヘルプ機能
図 1-22 に示すフロントパネルにある3つのボタンは、メモリ機能、ユーティリティー機 能、ヘルプ機能において使用します。ここではこれらの機能動作について説明します。 図 1-22 記憶/呼出、ユーティリティー、ヘルプ ボタン 1. Store/Recall ボタンは、任意波形の波形データとパネル設定の記憶と呼び出しに使 用します。 2. Utility ボタンは、出力パラメータ、インターフェース設定、システム設定情報、 自己動作テスト、校正情報の表示など、付加的な機能の設定に使用します。 3. Help ボタンは、ヘルプ情報を表示するときに使用します。 操作上のヒント ヘルプ情報の表示:ヘルプ情報が必要な機能ボタンを 2~3 秒間押し続けると、その機 能ボタンに対するヘルプ情報が表示されます。第2章 詳細な操作
フロントパネルとリアパネルの全ての操作部について、説明します。 この章では、次の事項が含まれます。 基本波形の設定 正弦波 方形波 ランプ波 パルス波 ノイズ波 任意波形の設定 任意波形の選択 任意波形の編集 変調波形の設定 AM 変調 FM 変調 FSK 変調 PM 変調 スイープ信号の設定 バースト信号の設定 保存と呼び出し方法 ユーティリティー機能の設定 同期信号の出力 チャンネル出力の基本設定 チャンネル結合 カウンタの設定 システム設定 I/O 設定 テスト/校正の設定 ヘルプ表示基本波形の設定
正弦波 メニューモード表示状態で Sine ボタンを押して、正弦波の動作モードにします。表示 画面の左上コーナーに、設定されている波形名が表示されます。出力される正弦波信号 の各パラメータは、正弦波の動作モードメニューで設定します。 正弦波信号の設定パラメータは、周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベルと位相です。 これらのパラメータを変更することにより、様々な正弦波信号を作成することができま す。図 2-1 に示すようにメニュー項目の Freq を選択すると、パラメータ表示エリアに周 波数の設定パラメータが表示されます。表示桁移動ボタンとツマミ、又は数字入力ボタ ンを使って周波数を変更します。 図 2-1 正弦波のパラメータ設定画面 表 2-1 正弦波の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Freq/Period 信号の周波数又は周期を設定します。ボタンを押す 毎に周波数と周期が切り替わります。 Ampl/HiLev 信号の振幅又はハイ レベルを設定します。ボタンを 押す毎に振幅とハイ レベルが切り替わります。 Offset/LoLev 信号のDCオフセット電圧又はロウ レベルを設定 します。ボタンを押す毎にDCオフセット電圧とロ ウ レベルが切り替わります Phase 信号の開始位相を設定します。 メモ: 単チャンネル動作時には、AligPha メニューは設定する必要はありません。両チャン ネル動作の位相を整合するときに、使用します。出力周波数/周期の設定 1. Sine ボタンを押し、Freq/Periodのメニュー項目をFreqに設定して、周波数パラメー タの設定状態にします。 画面上の周波数の値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前に設 定した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、元の波 形の設定値が異なっている場合には、元の波形の周波数設定値が新しい波形にも適用 されます。 周期を設定するときには、Freq/Period ボタンを再度押して Period に変更します。(選 択された状態は、白黒反転して表示されます。) 2. 希望する周波数の入力 数字入力ボタンを使って直接周波数の値を入力し、メニュー表示されている単位のボ タンを押します。(選択された状態は、白黒反転して表示されます。)または、表示桁 移動ボタンを使って編集しようとする桁にカーソルを移動し、ツマミを使って数値を 変更します。 図 2-2 周波数の設定 操作上のヒント 数字入力ボタンを使用して数値を入力しているときには、左の表示桁移動ボタンを押 すとカーソルが前の桁に移動し、設定を取り消すことができます。 ツマミを使って入力しているときには、表示桁移動ボタンを使って編集しようとする 桁にカーソルを移動し、ツマミを回して数値を変更することができます。 現在のパラメータ: 周波数
出力振幅の設定
1. Sine ボタンを押し、Ampl/HiLev のメニュー項目を Ampl に設定して、振幅パラメータ の設定状態にします。 画面上の振幅の値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前に設定 した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、元の波形 の設定値が異なっている場合には、元の波形の振幅設定値が新しい波形にも適用され ます。 波形の振幅をハイ レベルとロウ レベルで設定するには、Ampl/HiLev と Offset/LoLev ボタンを再度押して、HiLev と LoLev に変更します。(選択された状態は、白黒反転して 表示されます。) 2. 希望する振幅の入力 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-3 振幅の設定 メモ:単位の設定メニューに dBm が表示されるのは、出力インピーダンスが 50Ωに設 定されているときだけです。 現在のパラメータ: 振幅
DC オフセット電圧の設定
1. Sine ボタンを押し、Offset/LoLev のメニュー項目を Offset に設定して、オフセッ トパラメータの設定状態にします。 画面上のオフセットの値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前 に設定した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、元 の波形の設定値が異なっている場合には、元の波形のオフセット設定値が新しい波形 にも適用されます。 2. 希望する DC オフセット電圧の設定 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-4 DC オフセット電圧の設定 現在のパラメータ: オフセット
初期位相の設定 1. Sine ボタンを押し、メニュー項目の Phase を押して、初期位相パラメータの設定状 態にします。 画面上の初期位相の値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前に 設定した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、元の 波形の設定値が異なっている場合には、元の波形の位相設定値が新しい波形にも適用 されます。 2. 希望する初期位相の設定 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-5 初期位相の設定 上記全ての手順の設定が終了したら、 View ボタンを押してグラフモード表示にします。 設定された波形が、図 2-6 のように表示されます。 図 2-6 グラフモードでの波形パラメータの表示 メモ:周波数、振幅、DC オフセット電圧や初期位相の設定方法はどの波形でも正弦波と 同様なので、他の波形については設定方法を省略します。 現在のパラメータ: 位相
方形波 メニューモード表示状態で Square ボタンを押して方形波の動作モードにすると、画面 下部に設定項目のメニューが表示されます。方形波の設定パラメータは、設定項目のメ ニューで設定します。 方形波信号の設定パラメータは、周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベル、デューティー比と位相です。図 2-7 のようにメニュー項目の DtyCyc を選択する と、パラメータ表示エリアにデューティー比の設定パラメータが表示され、変更可能箇 所が白黒反転表示されます。 表示桁移動ボタンとツマミ、又は数字入力ボタンを使って変更します。 図 2-7 方形波のパラメータ設定画面 表 2-2 方形波の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Freq/Period 信号の周波数又は周期を設定します。ボタンを押す 毎に周波数と周期が切り替わります。 Ampl/HiLev 信号の振幅又はハイ レベルを設定します。ボタンを 押す毎に振幅とハイ レベルが切り替わります。 Offset/LoLev 信号の DC オフセット電圧又はロウ レベルを設定し ます。ボタンを押す毎に DC オフセット電圧とロウ レベルが切り替わります DtyCyc 信号のデューティー比を設定します。 Phase 信号の開始位相を設定します。
用語の説明 デューティー比: 1周期の期間に対するハイ レベルの期間が占める割合を%表示します。 本機の周波数の設定周波数に対する、デューティー比の設定可能範囲は次のように なっています。 周波数範囲 デューティー比の設定可能範囲 3MHz 以下 20% ~ 80% 3MHz ~ 4MHz 以下 40% ~ 60% 4MHz ~ 5MHz 50%
デューティー比の設定 1. Square ボタンを押し、メニュー項目の DtyCyc を押して、デューティー比パラメー タの設定状態にします。 画面上のデューティー比の値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では 以前に設定した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、 元の波形の設定値が異なっている場合には、元の波形のデューティー比設定値が新し い波形にも適用されます。 2. 希望するデューティー比の設定 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-8 デューティー比の設定 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-9 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-9 グラフモードでの波形パラメータの表示 現在のパラメータ: デューティー比
ランプ波 メニューモード表示状態で Ramp ボタンを押してランプ波の動作モードにすると、画面 下部に設定項目のメニューが表示されます。ランプ波の設定パラメータは、設定項目の メニューで設定します。 ランプ波信号の設定パラメータは、周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロ ウ レベル、対称性(シンメトリ)と位相です。図 2-10 のようにメニュー項目の Symm を選択すると、パラメータ表示エリアにシンメトリの設定パラメータが表示され、変更 可能箇所が白黒反転表示されます。 表示桁移動ボタンとツマミ、又は数字入力ボタンを使って変更します。 図 2-10 ランプ波のパラメータ設定画面 表 2-3 ランプ波の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Freq/Period 信号の周波数又は周期を設定します。ボタンを押す 毎に周波数と周期が切り替わります。 Ampl/HiLev 信号の振幅又はハイ レベルを設定します。ボタンを 押す毎に振幅とハイ レベルが切り替わります。 Offset/LoLev 信号の DC オフセット電圧又はロウ レベルを設定し ます。ボタンを押す毎に DC オフセット電圧とロウ レベルが切り替わります。 Symm 信号のシンメトリを設定します。 Phase 信号の開始位相を設定します。 用語の説明 シンメトリ:1 周期の期間に対する信号増加期間が占める割合を%表示します。 本機の設定範囲は、0 ~ 100%です。
シンメトリの設定 1. Ramp ボタンを押し、メニュー項目の Symm を押して、シンメトリ パラメータの設定 状態にします。 画面上のシンメトリの値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前 に設定した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、元 の波形の設定値が異なっている場合には、元の波形のシンメトリ設定値が新しい波形 にも適用されます。 2. 希望するシンメトリの設定 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-11 シンメトリの設定 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-12 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-12 グラフモードでの波形パラメータの表示 現在のパラメータ: シンメトリ
パルス波 メニューモード表示状態で Pulse ボタンを押してパルス波の動作モードにすると、画 面下部に設定項目のメニューが表示されます。パルス波の設定パラメータは、設定項目 のメニューで設定します。 パルス波信号の設定パラメータは、周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロ ウ レベル、デューティー比/パルス幅と遅延時間です。図 2-13 のようにメニュー項目 の Width を選択すると、パラメータ表示エリアにパルス幅の設定パラメータが表示され、 変更可能箇所が白黒反転表示されます。 表示桁移動ボタンとツマミ、又は数字入力ボタンを使って変更します。 図 2-13 パルス波のパラメータ設定画面 表 2-4 パルス波の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Freq/Period 信号の周波数又は周期を設定します。ボタンを押す 毎に周波数と周期が切り替わります。 Ampl/HiLev 信号の振幅又はハイ レベルを設定します。ボタンを 押す毎に振幅とハイ レベルが切り替わります。 Offset/LoLev 信号の DC オフセット電圧又はロウ レベルを設定し ます。ボタンを押す毎に DC オフセット電圧とロウ レベルが切り替わります。 DtyCyc/Width 信号のデューティー比又はパルス幅を設定します。 Delay 信号の遅延時間を設定します。 用語の説明 パルス幅:信号の立ち上がりエッジが振幅の 50%になる点から、立ち下がりエッジが 振幅の 50%になる点までの期間。
パルス幅の設定 1. Pulse ボタンを押し、メニュー項目の Width を押して、パルス幅パラメータの設定 状態にします。 画面上のパルス幅の値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前に 設定した値が表示されます。他の波形に変えたときその波形の以前の設定値と、元の 波形の設定値が異なっている場合には、元の波形のパルス幅設定値が新しい波形にも 適用されます。 2. 希望するパルス幅の設定 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-14 パスル幅の設定 キー ポイント ● パルス幅の設定範囲は、最小パルス幅の制限と信号周期によって制限されます。 最小パルス幅:20ns パルス幅≧最小パルス幅 パルス幅≦(信号周期-最小パルス幅) ● デューティー比の設定範囲は、最小パルス幅の制限と信号周期によって制限されま す。 デューティー比≧100 ×(最小パルス幅÷信号周期) [%] デューティー比≦100 ×{1-(最小パルス幅÷信号周期)} [%] ● パルス幅とデューティー比の設定とは、相互に依存しています。 パルス幅とデューティー比のどちらかの設定を変更すると、他方の設定値もそれに 追随して変更されます。例えば、信号周期が 1ms、パルス幅が 500μs、デューティー 比が 50%のとき、パルス幅を 200μs に変更するとデューティー比は 20%になります。 現在のパラメータ: パルス幅
遅延時間の設定 1. Pulse ボタンを押し、メニュー項目の Delay を押して、遅延時間パラメータの設定 状態にします。 画面上の遅延時間の値は、電源を ON にした状態では初期値が、それ以外では以前に 設定した値が表示されます。 2. 希望する遅延時間の設定 数字入力ボタンまたはツマミを使って数値を入力し、メニュー表示されている単位の ボタンを押します。 図 2-15 遅延時間の設定 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-16 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-16 グラフモードでの波形パラメータの表示 現在のパラメータ: 遅延時間
ノイズ波 メニューモード表示状態で Noise ボタンを押してノイズ波の動作モードにすると、画 面下部に設定項目のメニューが表示されます。ノイズ波の設定パラメータは、設定項目 のメニューで設定します。 ノイズ波信号の設定パラメータは、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロウ レベルです。 図 2-17 のようにメニュー項目の Ampl を選択すると、パラメータ表示エリアにノイズ振 幅の設定パラメータが表示され、変更可能箇所が白黒反転表示されます。周波数又は周 期の設定はありません。 表示桁移動ボタンとツマミ、又は数字入力ボタンを使って変更します。 図 2-17 ノイズ波のパラメータ設定画面 表 2-5 ノイズ波の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Ampl/HiLev 信号の振幅又はハイ レベルを設定します。ボタンを 押す毎に振幅とハイ レベルが切り替わります。 Offset/LoLev 信号の DC オフセット電圧又はロウ レベルを設定し ます。ボタンを押す毎に DC オフセット電圧とロウ レベルが切り替わります。 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-18 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-18 グラフモードでの波形パラメータの表示
任意波形の設定
メニューモード表示状態で Arb ボタンを押して任意波形の動作モードにすると、画面 下部に設定項目のメニューが表示されます。任意波形の設定パラメータは、設定項目の メニューで設定します。 本機の任意波形信号には、内蔵任意波形と、ユーザー定義任意波形の2種類があります。 任意波形信号の設定パラメータは、周波数/周期、振幅/ハイ レベル、オフセット/ロ ウ レベル、位相です。図 2-19 のようにメニュー項目の Freq を選択すると、パラメータ 表示エリアに周波数の設定パラメータが表示され、変更可能箇所が白黒反転表示されま す。 表示桁移動ボタンとツマミ、又は数字入力ボタンを使って変更します。 図 2-19 任意波形のパラメータ設定画面 表 2-6 任意波形の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Freq/Period 信号の周波数又は周期を設定します。ボタンを押す 毎に周波数と周期が切り替わります。 Ampl/HiLev 信号の振幅又はハイ レベルを設定します。ボタンを 押す毎に振幅とハイ レベルが切り替わります。 Offset/LoLev 信号の DC オフセット電圧又はロウ レベルを設定し ます。ボタンを押す毎に DC オフセット電圧とロウ レベルが切り替わります。 Load 出力波形として内蔵システム波形を選択します。 Edit 任意波形の作成と編集をします。 Phase 信号の開始位相を設定します。任意波形の選択 本機には 48 の内蔵任意波形と、ユーザー定義任意波形を保存するための 10 個の不揮発 性メモリがあります。 Arb ボタンを押してメニュー項目の Load を選択すると、図 2-20 のように波形選択メ ニュー画面が表示されます。 図 2-20 波形選択メニュー画面 表 2-7 内蔵されている任意波形の選択メニュー メニュー 設定 説明 Builtin 内蔵されている5つの任意波形群の中から1つを選 択します。表 2-8 参照。 Stored 不揮発性メモリに保存されている任意波形の中から 1つを選択します。 Volatile 揮発性メモリに保存されている任意波形を選択しま す。 Delete 不揮発性メモリに保存されている任意波形の中から 1つを削除します。内蔵されている任意波形は削除 することができません。 操作を中止して、上位メニューに戻ります。 操作上のヒント ● 不揮発性メモリに波形が何も保存されていない場合には、Stored メニュー項目と Delete メニュー項目は表示されません。 ● 揮発性メモリに波形が保存されていない場合には、Volatile メニュー項目は表示さ れません。
内蔵任意波形の選択
Arb ボタンを押してメニュー項目の Load を押し、BiltIn を選択すると、図 2-21 のよう に内蔵任意波形選択メニュー画面が表示されます。 図 2-21 内蔵任意波形選択メニュー画面 表 2-8 内蔵任意波形の選択メニュー メニュー 設定 説明 Common NegRamp/AttALT/AmpALT/StairDown/StairUp/StairUD/ CPulse/PPulse/NPulse/Trapezia/RourdHalf/AbsSine/AbsS ineHalf/SineTra/SineVer Common 群か ら選択 Maths ExpRise/ExpFall/Tan/Cot/Sqrt/X^2/Sinc/Gauss/ HaverSine/Lorentz/Dirichlet/GaussPulse/Airy Maths 群から 選択 Engine Cardic/Quake/Gamma/Voice/TV/Combin/BandLimited/ StepResp/Butterworth/Chebyshev1/Chebyshev2 Engine 群か ら選択 Window Boxcar/Barlett/Triang/Blackman/Hamming/Hanning/ Kaiser Window 群か ら選択
Others RoundPM/DC Others 群か
ら選択 Select 押して波形を 選択 内蔵任意波形選択メニュー画面で Math を選択すると、図 2-22 のような画面が表示され ます。ツマミを回して「ExpRise」を選び、Select ボタンを押します。 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-23 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-22 「ExpRise」波形の選択
保存波形の選択
Arb ボタンを押してメニュー項目の Load を押し、Stored を選択すると、図 2-24 のよう に保存した任意波形選択メニュー画面が表示されます。ツマミを回して希望する波形に 白黒反転マーカーを移動し、Recall ボタンを押して呼び出します。 図 2-24 保存した任意波形選択メニュー画面 表 2-9 保存した任意波形の選択メニュー メニュー 設定 説明 Disk Local 呼び出し経路を選択します。 UDisk (USB メモリ装着時) Type State パネル設定状態のファイルを表示 Data 保存した任意波形のファイルを表示 All 全てのファイルを表示 Recall 指定したパネル設定状態ファイルまたは保存 した任意波形ファイルを呼び出します。 Store 指定した場所に任意波形データを保存しま す。 Remove 指定したファイルを不揮発性メモリから削除 します。
任意波形の編集 任意波形を編集することができます。構成点を初期化することにより、新しい波形を作 成することができます。次にその手順を説明します。 Arb ボタンを押してメニュー項目の Edit を選択すると、図 2-25 のように編集メニュー 画面が表示されます。 図 2-25 任意波形の編集メニュー画面 表 2-10 任意波形の編集メニュー メニュー 設定 説明 Create 揮発性メモリの波形データを消して、新たに波形を 作成します。 Stored 不揮発性メモリに保存してある波形データを編集し ます。 Volatile 揮発性メモリに保存してある波形データを編集しま す。 Delete 不揮発性メモリに保存されている指定した1つの波 形データを削除します。内蔵任意波形は削除するこ とはできません。 操作上のヒント ● 不揮発性メモリに波形が何も保存されていない場合には、Stored メニュー項目と Delete メニュー項目は表示されません。 ● 揮発性メモリに波形が保存されていない場合には、Volatile メニュー項目は表示さ れません。
新しい波形の作成
Arb ボタンを押してメニュー項目の Edit を選択し、Create を押すると、図 2-26 のよう に全パラメータの設定画面が表示されます。 図 2-26 新規波形の全パラメータ設定メニュー画面 表 2-11 新規波形の全パラメータ設定メニュー メニュー 設定 説明 Period 波形の周期時間を設定します。 LevelHi 波形のハイ レベル電圧を設定します。 LevelLo 波形のロウ レベル電圧を設定します。 Interp. On/Off 波形を構成する点の間を直線補間するかどうかを設 定します。 Points 波形を構成する点の数を設定します。 EditPt 波形の編集を開始します。
1. 波形を構成する点の数を設定します。 ● 全パラメータの設定画面において、Points を押して波形を構成する点の数を設定 します。 図 2-27 波形構成点の設定画面 ● 新しい波形を作成するとき、本機では最初に構成点が2つの波形を作成します。 自動的に、構成点#1 の電圧レベルと最後の点を連続した波形として結線します。 最大 4k ポイントの波形を作成できます。 2. 補間の有無を設定します。 全パラメータの設定画面において、Interp.を押して補間の On/Off を設定します。 Interpolation On を選択すると、構成点間を直線で結線します。Interpolation Off にすると隣の点とは電圧が変化せず、波形はステップ状になります。 3. 波形構成点の編集 全パラメータの設定画面において、EditPt を押して図 2-28 の編集画面に入ります。 各波形構成点の時間と電圧を設定することで、波形を定義します。 図 2-28 始点の編集画面 図 2-29 電圧の設定
図 2-30 2 番目の点の編集画面 表 2-12 波形構成点のパラメータ編集メニュー メニュー 設定 説明 Point# 編集する波形構成点を選択します。 Time 選択された波形構成点の時間を設定します。 Voltage 選択された波形構成点の電圧を設定します。 Insert 規定された波形構成点の間に、新しい点を追加しま す。新しい点の時間と電圧を設定します。 Remove 編集している点を削除します。 Save 作成された波形を不揮発性メモリに保存します。 操作上のヒント 最終の波形構成点の設定時間は、波形の周期時間よりも小さい必要があります。
4. 不揮発性メモリへの波形の保存
Arb を押し、Edit を選択し、Create を選択し、EditPt を選択して、Save を押すと、
図 2-31 のように波形データの保存画面が表示されます。10 個のメモリ(ARB1~ARB10) において、希望するメモリの場所を白黒反転で指定して、Store ボタンを押して保存 します。 図 2-31 波形の保存画面 操作上のヒント 不揮発性メモリにおいて、任意波形を保存する場所(ARB1~ARB10)にはそれぞれ1つの 波形しか保存することができません。新しい波形を保存すると、古い波形は消去され ます。 保存した後で Recall ボタンを押して、揮発性メモリに波形を呼び出します。 View ボタンを押してグラフモードにすると、図 2-32 のように編集した波形が表示され ます。 図 2-32 グラフモードの編集波形 Default Arbitrary Waveform
保存されている波形の編集
Arb ボタンを押してメニュー項目の Edit を選択し、Stored を押すると、図 2-33 のよう に保存波形の選択画面が表示されます。 図 2-33 保存波形の選択メニュー画面 編集したい波形に白黒反転マーカーを移動し、Recall ボタンを押して揮発性メモリに呼 び出し、編集します。図 2-34 のように必要な波形パラメータを編集し、変更後に保存し ます。 図 2-34 波形パラメータの編集
変調波形の設定
Mod ボタンを押して、変調波形を設定します。本機では、AM、FM、FSK、PM 変調波形を 出力することができます。変調方式毎に個々の変調パラメータを設定する必要がありま す。 ● AM 変調では、変調信号源(内部/外部)、変調度、変調周波数、変調信号波形とキャ リア信号の波形を設定することができます。 ● FM 変調では、変調信号源(内部/外部)、周波数偏移、変調周波数、変調信号の波形 とキャリア信号の波形を設定することができます。 ● FSK 変調では、変調信号源(内部/外部)、ホップ周波数、内部レート、キャリア信 号の波形を設定することができます。 ● PM 変調では、変調信号源(内部/外部)、位相偏移、変調周波数、変調信号波形とキャ リア信号の波形を設定することができます。 ここでは、これらの変調パラメータの設定方法について詳細に説明します。AM変調
変調波形は、キャリア信号と変調信号の 2 つ要素で構成されています。 AM 変調では、変調信号の電圧変化に応じてキャリア信号の振幅が変化します。
AM 変調におけるキャリア信号の波形は、フロントパネル上の Sine 、 Square 、 Ramp 、
Arb ボタンから設定します。 Mod ボタンを押し、メニュー項目の Type を押して AM を選択して、図 2-35 の変調パラ メータの設定状態にします。 図 2-35 AM 変調の変調パラメータの設定 表 2-13 AM 変調の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Type AM AM 変調を選択します。 SrcInt Depth 変調度を設定します。0%~120% AMFreq 変調信号の周波数を設定します。2mHz~20kHz Shape 内部変調信号の波形を選択します。 Sine(正弦波) Square(方形波) Triangle(三角波) UpRamp(上昇ランプ波) DnRamp(下降ランプ波) Noise(ノイズ波) Arb(任意波形) SrcExt 外部変調に設定します。変調信号はリアパネルの 「Modulation In」端子に入力します。
図 2-36 に、グラフモード表示における変調波形を示します。 図 2-36 グラフモードでの変調パラメータの表示 用語の説明 変調度:変調の度合い(変調のパーセント)。本機の変調度の設定範囲は、0%~120% です。 ● 変調度 0%の場合、出力振幅は設定値の 1/2 になります。 ● 変調度 100%の場合、振幅が設定値と同じになります。 ● 変調度が 100%以上では、10Vp-p 以上の信号は出力しません。
● 外部変調では、AM 変調度は「Modulation In」端子に入力された電圧のレベルで制
御されます。 外部信号が+5V のとき、内部変調の 100%に相当します。 変調方式 変調信号波形 変調信号源 変調信号の周波数 変調された波形 キャリア信号 変調度
FM変調
変調波形は、キャリア信号と変調信号の 2 つ要素で構成されています。
FM 変調では、変調信号の電圧変化に応じてキャリア信号の周波数が変化します。
FM 変調におけるキャリア信号の波形は、フロントパネル上の Sine 、 Square 、 Ramp 、
Arb ボタンから設定します。 Mod ボタンを押し、メニュー項目の Type を押して FM を選択して、図 2-37 の変調パラ メータの設定状態にします。 図 2-37 FM 変調の変調パラメータの設定 表 2-14 FM 変調の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Type FM FM 変調を選択します。 SrcInt Deviat. 周波数偏移量を設定します。 FMFreq 変調信号の周波数を設定します。2mHz~20kHz Shape 内部変調信号の波形を選択します。 Sine(正弦波) Square(方形波) Triangle(三角波) UpRamp(上昇ランプ波) DnRamp(下降ランプ波) Noise(ノイズ波) Arb(任意波形) SrcExt Deviat. 外部変調に設定します。変調信号はリアパネルの 「Modulation In」端子に入力します。Deviat.(周波 数偏移)のみ設定が必要です。
View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-38 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-38 グラフモードでの変調パラメータの表示 用語の説明 周波数偏移 ● 周波数偏移の設定は、キャリア周波数の設定値以下でなければなりません。 ● キャリア周波数と周波数偏移の合計は、キャリア信号の最高設定周波数+1kHz 以下 でなければなりません。 ● 外部変調では、周波数偏移の量は「Modulation In」端子に入力された電圧レベル で制御されます。 外部信号が+5V のとき、設定された周波数偏移に相当します。負極性の電圧を入力 すると、変調信号の周波数はキャリア周波数に対して低い方に偏移します。 変調信号周波数 周波数偏移
FSK 変調 FSK 変調は変調方式の一つで、出力周波数が 2 つのプリセットされた周波数(キャリア 周波数とホップ周波数)間で切り替わります。キャリア周波数とホップ周波数とが切り 替わる頻度を FSK レートと呼びます。出力周波数が切り替わる周波数(FSK レート)は、 内部の周波数発生器、又はリアパネルの「Ext Trig/FSK/Burst」端子に入力された電圧 レベルの変化によって決まります。 ● 内部変調を選択した場合、キャリア周波数とホップ周波数の間を切り替える周波数は、 FSK レートの設定によって決まります。 ● 外部変調を選択した場合、出力信号の周波数はリアパネルの「Ext Trig/FSK/Burst」 端子に入力された電圧レベルによって決まります。電圧レベルが低い場合にはキャリ ア周波数が、高い場合にはホップ周波数が出力されます。
FSK 変調でのキャリア信号の波形は、フロントパネル上の Sine 、 Square 、 Ramp 、 Arb ボタンから設定します。
Mod ボタンを押し、メニュー項目の Type を押して FSK を選択して、図 2-39 の変調パラ メータの設定状態にします。
表 2-15 FSK 変調の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Type FSK FSK 変調を選択します。 SrcInt HopFreq ホップ周波数を設定します。 (内部信号:方形波、デューティー比 50%) FSK Rate キャリア周波数とホップ周波数を切り替える周波数 を設定します。2mHz~50kHz SrcExt HopFreq 外部変調に設定します。変調信号はリアパネルの 「Modulation In」端子に入力します。HopFreq(ホッ プ周波数)のみ設定が必要です。 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-40 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-40 グラフモードでの変調パラメータの表示 ポップ周波数 FSK レート
PM 変調
変調波形は、キャリア信号と変調信号の 2 つ要素で構成されています。 PM 変調では、変調信号の電圧変化に応じてキャリア信号の位相が変化します。
PM 変調におけるキャリア信号の波形は、フロントパネル上の Sine 、 Square 、 Ramp 、 Arb ボタンから設定します。 Mod ボタンを押し、メニュー項目の Type を押して PM を選択して、図 2-41 の変調パラ メータの設定状態にします。 図 2-41 PM 変調の変調パラメータの設定 表 2-16 PM 変調の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Type PM PM 変調を選択します。 SrcInt Deviat. 位相偏移量を設定します。0 ゚~360 ゚ PMFreq 変調信号の周波数を設定します。2mHz~20kHz Shape 内部変調信号の波形を選択します。 Sine(正弦波) Square(方形波) Triangle(三角波) UpRamp(上昇ランプ波) DnRamp(下降ランプ波) Noise(ノイズ波) Arb(任意波形) SrcExt Deviat. 外部変調に設定します。変調信号はリアパネルの 「Modulation In」端子に入力します。Deviat.(位相 偏移量)のみ設定が必要です。
View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-42 のように設定された波形が表 示されます。
図 2-42 グラフモードでの変調パラメータの表示 変調信号周波数
スイープ信号の設定
スイープモードでは、規定した繰り返し時間で、開始周波数と終了周波数の間を連続し て周波数を変化するスイープ動作をします。正弦波、方形波、ランプ波、任意波形でス イープ動作をします。(パルス波、ノイズ波、DC では動作しません。) メニューモード表示状態で Sweep ボタンを押してスイープモードにすると、画面下部 に設定項目のメニューが表示されます。図 2-43 のようにメニュー項目を選択して、パラ メータを設定します。 図 2-43 スイープ動作のパラメータ設定画面 表 2-17 スイープ動作の設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Linear/Log リニアスイープ動作に設定します。 ログスイープ動作に設定します。 Start/Center スイープ周波数の開始周波数を設定します。 スイープ周波数の中心周波数を設定します。 Stop/Span スイープ周波数の終了周波数を設定します。 スイープする周波数範囲を設定します。 Time 開始周波数から終了周波数まで、周波数をスイープ する時間を設定します。 Trigger Source Int:内部信号源を選択 Ext : 外 部 信 号 源 を 選 択 、 リ ア パ ネ ル の 「 Ext Trig/FSK/Burst」端子の信号を使用する。 Manual:手動トリガを選択。Manual ボタンを押す毎 に掃引する。 TrigOut リアパネルの「Ext Trig/FSK/Burst」端子より出力 する。 Off :トリガ信号出力を OFF にする。 :立ち上がりエッジでスイープ動作を開始 :立ち下がりエッジでスイープ動作を開始 上位メニューに戻るスイープ周波数の設定
Start と Stop、または Center と Span の組み合わせで、周波数範囲を設定します。メニュー
項目のボタンを押すごとに、交互に設定が切り替わります。 ● 周波数が増加する方向にスイープする場合には、Start(開始)周波数を Stop(停止)周 波数より低く設定するか、Span 周波数を正極性で設定します。 ● 周波数が低下する方向にスイープする場合には、Start(開始)周波数を Stop(停止)周 波数より高く設定するか、Span 周波数を負極性で設定します。 操作上のヒント 広い周波数範囲でのスイープ動作では、振幅特性が変化する可能性があります。
バースト信号の設定
バースト動作では、波形周期の繰り返し回数を指定する「N-Cycle Burst(N 周期バース ト)」動作や、外部ゲート信号で出力周期を制御する「Gated Burst(ゲーティド バース ト)」動作により、単発の様々な波形を出力することができます。バースト動作では全て の波形が使用できますが、ノイズ波はゲーティド バースト動作でのみ使用できます。 メニューモード表示状態で Burst ボタンを押してバーストモードにすると、画面下部 に設定項目のメニューが表示されます。図 2-44 のようにメニュー項目を選択して、パラ メータを設定します。 図 2-44 バースト動作のパラメータ設定画面N 周期バーストの設定 Burst ボタンを押し、メニュー項目の NCycle を選択して、図 2-45 の N 周期バーストパ ラメータの設定状態にします。 図 2-45 N 周期バーストの設定 表 2-18 N 周期バーストの設定項目メニュー メニュー 設定 説明 NCycle/ Gated N 周期バースト動作に設定します。 ゲーティド バースト動作に設定します。 Cycles/ Infinite 出力周期数を設定します。 出力周期数を無限に設定します。 Phase 開始点の波形位相を設定します。 Period バースト動作の繰り返し時間間隔(バースト周期)を 設定します。 Delay 遅延時間を設定します。 Trigger Source Int:内部信号源を選択 Ext : 外 部 信 号 源 を 選 択 、 リ ア パ ネ ル の 「 Ext Trig/FSK/Burst」端子の信号を使用する。 Manual:手動トリガを選択。Manual ボタンを押す毎 にバースト動作する。 TrigOut リアパネルの「Ext Trig/FSK/Burst」端子より出力 する。 Off:トリガ信号出力を OFF にする。 :立ち上がりエッジでバースト信号を出力 :立ち下がりエッジでバースト信号を出力 上位メニューに戻る
1. NCycle(N 周期)/Gated(ゲーティド) N 周期バースト動作では、出力する波形の周期数を指定します。トリガ信号が発生す る毎に指定された周期の信号が出力されます。 ゲーティド バースト動作では、外部信号によりバースト動作が制御されます。 2. 周期数 N 周期バースト動作において、波形の周期数を設定します。1~50,000 または無限。 Infinite を選択したときには、連続波が出力されます。 ● 必要に応じて、入力された周期数によって設定されているバースト周期が自動的 に増加します。 ● 無限周期バースト動作においては、外部信号または手動でバースト動作を開始し ます。 無限周期バースト動作を停止するためには、再度 Manual ボタンを押します。 3. 位相 バースト動作の開始点と終了点を波形のどの位置にするかを指定します。位相の設定 範囲は-180 ゚から+180 ゚までで、初期値は 0 ゚です。 4. バースト周期 N 周期出力して次ぎの N 周期を出力するまでの時間間隔を設定します。 必要に応じて、入力された周期数によって設定されている周期が自動的に増加します。 バースト周期 > (波形周期 × 周期数) 5. 遅延時間 トリガ信号が入力されてから、N 周期バースト信号が開始されるまでの遅延時間を設 定します。 遅延時間は 0 以上で、バースト周期の設定値以下でなければなりません。 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-46 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-46 グラフモードでの N 周期バーストパラメータの表示 開始位相 バースト周期 周期数 遅延時間 N 周期モード
ゲーティド バーストの設定 Burst ボタンを押し、メニュー項目の Gated を選択して、図 2-47 のゲーティド バース トパラメータの設定状態にします。 図 2-47 ゲーティドバーストの設定 表 2-19 ゲーティドバーストの設定項目メニュー メニュー 設定 説明 NCycle/Gated ゲーティド バースト動作に設定します。 Polarity Pos Neg 信号のハイレベルに対してゲート動作をする。 信号のロウレベルに対してゲート動作をする。 Phase 開始点の波形位相を設定します。 View ボタンを押してグラフモード表示にすると、図 2-48 のように設定された波形が表 示されます。 図 2-48 グラフモードでのゲーティドバースト パラメータの表示 ハイレベル ゲート信号 ゲーティド モード 開始位相
保存と呼び出し方法
Store/Recall ボタンを押すと、画面下部にメニュー項目が表示されます。 パネル設定状態や任意波形データの内部への保存または呼び出し、USB メモリへの保存 /呼び出し/削除が行えます。ファイル名は英語か中国語が使用できます。 図 2-49 保存と呼び出しの設定 表 2-20 保存と呼び出しの設定項目メニュー メニュー 設定 説明 Disk Local 表示に従って選択する。 UDisk (USB メモリ 装着時) Type State パネル設定状態を 10 通り保存可能 Data 任意波形データを 10 通り保存可能 All 全ての Type を表示 Recall 指定されたメモリのパネル設定または任意波形デー タを呼び出す。 Store 指定された場所にパネル設定または任意波形データ を保存する。 Remove 指定のメモリに保存されている内容を削除する。パネル設定状態の保存 パネルの設定状態を 10 通り、本体内部の不揮発性メモリに保存することができます。 任意波形を含む波形、周波数、振幅、DC オフセット電圧、位相、デューティー比、シン メトリや変調パラメータなどの設定状態が保存されます。 次の手順で、パネル設定状態を保存します。 (1) ファイルの種類(Type)を選択します。
Store/Recall ボタンを押し、メニュー項目の Type を押して“State”を選択しま す。 (2) ファイルの位置を選択します。 内部には STATE1、STATE2、…… STARE10 の 10 個メモリがあります。ツマミを回し てこれらの中から 1 つを指定します。 (3) ファイルに名前を付け、保存します。 Store ボタンを押し、希望の名前を入力し、Store ボタンを押して完了します。
波形データの保存 任意波形データを 10 通り、本体内部の不揮発性メモリに保存することができます。既に 全てのメモリが使用されて空きがない場合には、新しいデータを古いデータに上書きし ます。 次の手順で、任意波形データを保存します。 (1) ファイルの種類(Type)を選択します。
Store/Recall ボタンを押し、メニュー項目の Type から“Data”を選択します。
(2) ファイルの位置を選択します。
内部には ARB1、ARB2、…… ARB10 の 10 個メモリがあります。ツマミを回してこれ らの中から 1 つを指定します。
(3) ファイルに名前を付け、保存します。