• 検索結果がありません。

JT_Linker_Quick_Guide_ a

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "JT_Linker_Quick_Guide_ a"

Copied!
19
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

JT_Linker Ver.2016.10.26a 説明書説明書説明書説明書 JT65モードの通信プログラムJT65-HF、または、WSJT(WSJT6~WSJT10) 、または、WSJT-X、 またはJT65-HF HB9HQX-Edition、またはJTDXのログデータをリアルタイムでHamlogへ転 送するプログラムです。 JT65-HF、または/および、WSJT、または/および、WSJT-X、または /および、JT65-HF HB9HQX-Edition、または/およびJTDXと、Hamlogを同時に起動して使い ます。 JT65やJT9などでの交信中のログ作成が便利になります。 主な機能は以下の通りです。

・JT65-HFのLog機能で作成されるjt65hf_log.adiを読込み、Hamlogへ転送・登録する。 ・WSJTのLog機能で作成されるWSJT.LOGを読込み、Hamlogへ転送・登録する。 ・WSJT-XのLog機能で作成されるwsjtx_log.adiを読込み、Hamlogへ転送・登録する。 ・JT65-HF HB9HQX-EditionのLog機能で作成されるJT65-Log.sqliteを読込み、Hamlog

へ転送・登録する。

・JTDXのLog機能で作成されるwsjtx_log.adiを読込み、Hamlogへ転送・登録する。 ・LogデータがJT65-HFからか、WSJTからか、WSJT-Xからか、JT65-HF HB9HQX-Edition

からか、JTDXからかは自動判定する。

・Name、QTH、Remark1、Remark2に任意のデータを設定しておける。 ・日付・時刻はUTC/JST切替で日本の環境にも合う様に設定可能。 ・コールサインの判定によりUTC/JSTを自動切替する事が可能。(TNX JH3ECA) ・Hamlog 登録は確認あり/なしの設定を出来る。 ・ModeはJT65-HF、WSJT、WSJT-X、JT65-HF HB9HQX-Edition、JTDXからのデータか、 手入力のどちらかを選択できる。 ・Remarks欄にQSOカウントアップテキストを転送できる。 ・QTH又はRemarks欄にGLより計算した相手局の方位角・距離を転送できる。 ・タスクトレイに入れた状態で動作させる事が出来る。 ・起動時に自動的にタスクトレイに入れる事が出来る。 ・受信したDTにより自局の時刻補正をする事が出来る。(TNX 9J2KK) ・Logデータがどのアプリの物かRemarks欄に記録できる。(TNX JH3ECA) ・JT65-HF HB9HQX-Editionの複数コールサイン運用に対応できる。 0.著作権と利用許諾の表示 0.著作権と利用許諾の表示 0.著作権と利用許諾の表示 0.著作権と利用許諾の表示 あまり、このようなことは記述したくないのですが、一応、諸先輩の助言に従って 以下の通り表示します。 このプログラムは著作権によって保護されています。 「利用許諾について」: このプログラムは利用者の全責任において、危険性を全て覚悟して利用して下さい。 これに関して、このプログラムの作成者は一切責任を負いません。 これに同意できる人だけがこのプログラムを利用できます。 もし、これに同意できなければ、このプログラムを利用できません。 著作権保有者: Taka, JA2GRC/3 1.同梱ファイル 1.同梱ファイル 1.同梱ファイル 1.同梱ファイル JT_Linker_20xxxxxx_setup.exe (xxxxxxは121026など)には以下のファイルが含まれます。 JT_Linker.exe 実行ファイル JT_Linker_Quick_Guide.pdf この説明書 System.Data.SQLite.DLL SQLiteデータベースのDLLファイル System.Data.SQLite.xml SQLiteデータベースのxmlファイル

(2)

2.インストールと実行 2.インストールと実行 2.インストールと実行 2.インストールと実行

JT_Linker.exe の実行には以下のパソコン環境が必要です。 Micrsoft Windows XP SP3、Windows7 SP1 32/64bit Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 又はそれ以上

Microsoft .NET Framework 3.5 Language Pack SP1 - 日本語 又はそれ以上 .NET Framework については、ウィキペディアなどに分かり易く解説されています。 従来のVBランタイムに相当する物です。

WindowsXPをSP3にアップしていても、.NET Framework 1.0 のままの場合が多い です。 「プログラムの追加と削除」でバージョンを確認してください。 今後とも、 Microsoftの主力となる環境ですので、アップしていて損は有りません。

.NET Framework 3.5 のインストールには、MicrosoftUpdate を利用すると安全です。 ・MicrosoftUpdate の「ようこそ」画面から「カスタム」を選択

・左のサイドバーのWindowsXPを選択

・メイン画面のMicrosoft Windows XP の一覧からMicrosoft .NET Framework 関連を選択 し、ダウンロード・インストールする。 ・インストールにはかなりの時間(数分~十数分)がかかります。ハングアップしたかと勘 違いしますが、じっと待っておればインストールが始まります。 ・後は、メッセージに従って、再起動すれば完了です。 「プログラムの追加と削除」で確認すると、.NET Framework 3.5 だけでなく、途中のバ ージョンもインストールされています。

Windows7の場合は.NET Framework 4.0がすでにインストールされていますが、.NET Framework 3.5を有効にする為、[コントロールパネル]-[プログラム]-[プログラムと機能] -[Windowsの機能の有効化または無効化]ダイアログの[Microsoft .NET Framework 3.5.1] にチェックを付けて有効化してください。

さて、環境が準備できたら、JT_Linker_20xxxxxx_setup.exe を実行して、JT_Linkerをイ ンストールしてください。 標準インストールではProgram Files フォルダの下にJA2GRC フォルダが出来、更にその下にJT_Linkerフォルダが出来ます。 JT_Linker.exe はその JT_Linkerフォルダの下に置かれます。

インストール完了すると、スタートメニューにJA2GRCグループが作成され、その下に JT_Linkerグループが作成されます。 JT_Linkerグループには、JT_Linkerと

JT_Linker_Quick_Guideメニューが作成されます。 ディスクトップ・ショートカットを 選択した場合は、ディスクトップにショートカット・アイコンが作成されます。 また、Ver.2012.10.25以降のバージョンを最初に実行した時には、設定ファイルの保存エリ アとしてユーザー用のワークエリアに設定ファイル保存フォルダが作成されます。 同時に、 ver.2012.10.17以前からのバージョンアップ時には、従来、JT_Linker.exe と同じフォルダ に置かれていた設定ファイルJT_Linker.cfgが、保存フォルダに新しい設定ファイル JT_Linker.iniとしてコピーされます。 全く新しくインストールした時は 設定ファイルJT_Linker.ini が存在しないので、初期値で 設定ファイル保存フォルダにJT_Linker.iniが作成されます。 次回の起動からは、設定さ れた値で起動します。 バージョンアップで、iniファイルの形式が違う場合は、最初の起動時に、旧バージョンの JT_Linker.ini ファイルを新しいバージョンのフォーマットに変換します。

(3)

古い JT_Linker.ini ファイルは、JT_Linker_201xxxxx.ini などと、古いバージョンの日付 を付けた名前に変更して、バックアップが取られます。 次回の起動からは、新しいフォーマットの JT_Linker.ini を読み込みます。 なお、2011.02.20以前のバージョンからバージョンアップした場合は、メイン画面の標準的 なサイズ、および、タイマ処理が変更されています。 また、2012.10.26以前のバージョン からバージョンアップした場合は、セットアップ画面のサイズが変更されていますので、こ れらのパラメータはJT_Linker.ini読込時に自動的に修正されて読み込まれます。 3.アンインストール 3.アンインストール 3.アンインストール 3.アンインストール Windowsコントロールパネルのプログラムの追加削除からアンインストールしてください。 また、削除されなかったJT_Linker.iniファイル、および、変換された古いiniファイル JT_Linker_201xxxxx.ini等は手動で削除してください。 4.操作の簡単な説明 4.操作の簡単な説明 4.操作の簡単な説明 4.操作の簡単な説明(特に注釈のないクリックはマウス左ボタンクリックです) ・起動時の設定 ・インストール後、最初の起動時には、iniファイルが無いので、初期値で起動します。 終了時に各種設定を、iniファイルに保存し、次回からはこのiniファイルを読込み、 前回の設定の状態で起動します。 ・また、インストール後、最初の起動時に、JT65-HF、および、WSJT、WSJT-X、JT65-HF、 HB9HQX-Edition、JTDX関連ファイル、および、時刻補正ログファイルの設定をします。 設定ダイアログに従って、jt65hf_log.adi (Jt65hf-log.csv) および/または、 WSJT.LOG(ALL.TXT)の位置および/または、wsjtx_log.adi(ALL.TXT)の位置、および/ま たは、JT65-Log.sqliteの位置を設定してください。

・jt65hf_log.adiの位置は、JT65-HFのLog QSO をクリックした時に表示される

Log Contact ダイアログのLocation of Log file (jt65hf_log.adi) に表示されています。 ・JT65-HFをインストール以来、一度も、「Log QSO」をクリックしたことが無い場合は、 jt65hf_log.adiが作成されていないようですので、実行前に一度だけクリックして、 jt65hf_log.adiを作成して置いてください。 ・WSJT.LOG(ALL.TXT)はWSJTがインストールされた位置が標準です。 ・WSJTをインストール以来、一度も、「Log QSO」をクリックしたことが無い場合は、 WSJT.LOGが作成されていないようですので、実行前に一度だけクリックして、 WSJT.LOGを作成して置いてください。

・wsjtx_log.adi(ALL.TXT)はSettingsのAudioタブのAzEI Directoryに表示されています。 ・WSJT-Xをインストール以来、一度も、「Log QSO」をクリックしたことが無い場合は、

wsjtx_log.adiが作成されていないようですので、実行前に一度だけクリックして、 wsjtx_log.adiを作成して置いてください。

・JT65-Log.sqliteはJT65-HF HB9HQX-Edition がインストールされたフォルダにある Appfilesフォルダが標準です。

・JT65-HF HB9HQX-Editionをインストール以来、一度も、「Log QSO」をクリックした ことが無い場合は、JT65-Log.sqliteが作成されていないようですので、実行前に一度だけ クリックして、JT65-Log.sqliteを作成して置いてください。

・少なくとも、jt65hf_log.adi (jt65hf-log.csv)またはWSJT.LOG(ALL.TXT) または wsjtx_log.adi(ALL.TXT)またはJT65-Log.sqliteのいずれか一つを設定してください。 ・WSJT7からWSJTにバージョンアップした場合などは、忘れずにWSJT.LOG(ALL.TXT) のファイルパスも設定し直して置いてください。旧設定のままでもログファイルが存在し ますので、警告メッセージは出ませんが、新しいログファイルが読み込めませんので、交 信ログを転送できません。必ず設定し直してください。 ・JTDXは標準ではWSJT-Xと同じフォルダに作成されますが、JTDXとWSJT-Xを同時に 使う場合は別のフォルダに設定して下さい。

(4)

・簡単な操作説明

・通常はSendチェック欄と、SaveまたはSave(Msg)チェック欄のどちらかにチェックを 付けておきます。

・JT65-HFの場合は、レポートを交換終了して交信が成立した時点で、「Log QSO」をクリ ックし、出てきたダイアログの内容を確認します。 「Log Contact And Close This Window」をクリックすると、表示されたログデータがHamlogへ転送・登録されます。 他に特別な操作は必要ありません。 ・WSJTの場合は、レポートを交換終了して交信が成立した時点で、「Log QSO」をクリッ クし、出てきたダイアログの内容を確認します。 「はい」をクリックすると、表示され たログデータをもとに、シグナルレポートの検索をし、ログデータとシグナルレポートが Hamlogへ転送・登録されます。 他に特別な操作は必要ありません。 ・WSJT-XまたはJTDXの場合は、レポートを交換終了して交信が成立した時点で、「Log QSO」をクリックします(設定によっては自動的にダイアログが出てきます)。 「はい」 をクリックすると、表示されたログファイルのデータをもとにシグナルレポートの検索を し、ログデータとシグナルレポートがHamlogへ転送・登録されます。 他に特別な操作 は必要ありません。 ・JT65-HF HB9HQX-Editionの場合は、レポートを交換終了して交信が成立した時点で、 「Log QSO」をクリックし、出てきたダイアログの内容を確認します。 「Log QSO」を クリックすると、表示されたログデータがHamlogへ転送・登録されます。

(5)
(6)
(7)
(8)
(9)

・Help(Quick Guide)の表示

・メイン画面のボタンや文字のない部分で右クリックすると、メニューが出てくるので、 「Quick Guideを表示」をクリックするとHelpを表示する事が出来ます。

・His Call, Date, Time, His, My, Freq, Mode, GL入力欄

・JT65-HF又はWSJT、WSJT-X、JT65-HF HB9HQX-Edition、JTDXから読み込んだ ログを表示します。 ・自動転送しない場合は、手入力で修正が可能です。 ・Modeラベルをクリックすると、Mode入力欄が黄色←→白色と交互に変化します。 黄色の場合はJT65-HF又はWSJT、WSJT-X、JT65-HF HB9HQX-Edition、JTDXの 転送データ(JT65)で書き換えられ使用されます。 白色の場合はJT65A等の手入力データが使用されます。 ・QSL, Name, QTH, Remarks1, Remarks2入力欄

・任意のデータを入力できます。固定的なデータを書き込みたい場合に入力しておきます。 ・QSL欄をクリックすると”J”と”N”が交互に切り替わります。 ・チェックを付けている項目がHamlogに送出されます。 但し、このチェックによる転 送よりも、Hamlog設定によるデータの方が優先になる場合が有るようです。 ・Remarks1又はRemarks2欄の現メッセージの前にカウンタを挿入できます。 ・QTH又はRemarks1又はRemarks2欄の現メッセージの前にGLから計算した方位角・ 距離を挿入できます。 なお、DXがチェックされている場合は、一旦コールサインより エンティティ名が検索されるので、そのエンティティ名を読込、その前に挿入されます。 ・QTH、Remarks1、Remarks2の下にHamlogへ転送される最終的な内容が表示されます。 ・DX, CQ, 1, 2チェック欄 ・ここにチェックを付けていると、HamlogのDX, CQ, 1, 2欄にそのまま転送されます。 ・Hamlogの設定により、国内局対応や、エンティティ名の検索が行われます。 ・同一プリフィックスで2つ以上エンティティが有る場合は、Hamlogでいずれかを選択さ れるまで待ち状態になり、所定の時間内に入力されない場合はエラーとなります。 ・(UTC)/(JST)ラベル ・ラベル(文字)をクリックする毎に表示が(UTC)と(JST)と(EXT)に切り替わります。 ・同時に、Date、Time欄の表示内容も、UTCとJSTに切り替わります。

・(EXT)の場合はコールサインを判断して、自動的にUTC/JSTを切り替えます。 ・表示されている日付・時刻がHamlogへ転送されます。

(10)

・Freqチェック欄 ・CI-V等を使って周波数をHamlogに読み込む設定をしている場合はチェックを外して おきます。 この場合は、周波数はHamlogへ転送されません。 ・チェックがある場合はJT65-HF又はWSJT、WSJT-X、JT65-HF HB9HQX-Edition、 JTDXからの周波数がHamlogへ転送されます。 ・Testボタン(テストデータ設定)

・His Call, Date, Time, His, My, Freq, Mode, GLの各入力欄へテストデータを設定します。 ・Clearボタン(データ入力欄のクリア)

・His Call, Date, Time, His, My, Freq, Mode, GLの各入力欄をクリアします。 ・Send チェック欄

・JT65-HF又はWSJT、WSJT-X、JT65-HF HB9HQX-Edition、JTDXから新しいデータ が取り込まれた場合、自動的にHamlogに転送されます。 また、右のSave, Save(Msg) 欄、Resendボタンが操作可能になります。 ・ResendをクリックしてHamlogへ手動転送する場合もチェックを付けて置いてください。 ・Save、Save(Msg)チェック欄 ・チェックを付けていると、自動または手動でHamlogへ転送した場合に、自動登録れます。 ・Saveの場合は、確認メッセージなし、Save(Msg)の場合は確認メッセージありとなります。 ・Resendボタン(手動転送) ・クリックしますと入力欄の内容をHamlogに転送します。 入力データを書き換えた時などに使用します。 ・Setupボタン ・左クリックすると、カウンタ・方位角・距離機能や、ファイル関係の設定をします。 ・中クリックすると、DTに依る時刻補正ウインドウが開きます。 もう一度、中クリックすると、DTに依る時刻補正ウインドウが閉じます。

(11)

・My Call _ My GL 欄(自局コールサイン、自局グリッドロケータ) ・自局コールサイン・グリッドロケータのペアを選択します。 ・ログファイルへのアクセス名、および、His、Myの信号レポートの検索キーとして使いま すので、必ず、JT65-HF、WSJT、WSJT-X、JT65-HF HB9HQX-Edition、JTDXで使う 自局コールサイン・自局グリッドロケータと同じものを選択してください。 ・自局コールサイン・自局グリッドロケータペアの設定 ・Setの下のボタンをクリックすると新しく設定用のダイアログが開きます。 ・下の方の枠にコールサインとグリッドロケータのペアを入力しAddボタンをクリックすれ ば、リストの最下行に追加されます。 ・削除は↑↓で目的の行を選択し、Delボタンをクリックすれば削除されます。 ・Auto Tasktry-INチェック欄 ・ここにチェックを付けておくと、起動後、自動的にタスクトレイに入れて動作します。 ・なお、ここにチェックを付けていない場合でも、メイン画面のボタンや文字のない部分で 右クリックして出てきたメニューでタスクトレイに入れる事が出来ます。 ・タスクトレイに入れているのを忘れて、二重起動しようとすると警告を出します。 ・タスクトレイから出す場合は、タスクトレイ内のアイコンを右クリックして出てきたメニ ューでタスクトレイから出す事が出来ます。 ・タスクトレイ内のアイコン上にマウスを近づけるとJT_Linkerと表示されます。

(12)

・LogSearch、KeyStroke、QthSearch欄

・6.6.6.6.高度高度高度高度(危険危険危険危険)な操作な操作で説明します。 な操作な操作 基本的には触らないでください。

・Use Az and distanceチェック欄

・チェックを付けると方位角と距離を使う事が出来ます。 ・QTH又はRemarks1又はRemarks2のチェックで方位角と距離の文字列を挿入する位置 を設定します。 Current Textに実際に挿入される文字列が表示されます。 ・方位角・距離を使う場合は、必ずMy GLを設定しておきます。 ・GLが4桁の場合はグリッドスクエアの中心として計算しています。 また、4桁の場合は 日本付近では緯度方向に1°=111km、経度方向に2°=183km)程度の誤差が有ります。 ・Use Counterチェック欄 ・チェックを付けるとコンテスト用のカウンタを使う事が出来ます。 ・Remarks1又はRemarks2のチェックでカウンタの文字列を挿入する位置を設定します。 ・Prefixはカウンタの頭に付ける文字列を、Figuresはカウンタの桁数を、Current Count は

カウンタの初期値を設定します。

・Current Textに実際に挿入される文字列が表示されます。 ・Use Decoder Recordチェック欄

・チェックを付けるとRemarks欄に使用デコーダ(JT65-HFなのかWSJTなのか、WSJT-X なのか、JT65-HF HB9HQX-Editionなのか、JTDXなのか)を記録することが出来ます。 ・Remarks1又はRemarks2のチェックでデコーダの文字列を挿入する位置を設定します。 ・挿入するデコーダの文字列は自由に設定できます。 Decoder1はJT65-HFを、Decoder2 はWSJT(WSJT6~WSJT10) 、Decoder3はWSJT-Xを、Decoder4はJT65-HF HB9HQX-Edition、Decoder5はJTDXを想定しています。 短い方が良い場合はJT65-HFとWSJT辺りで、バージョンを入れる使い方も有る様です。 ・Fcnvにチェックを付けるとJT65-HF HB9HQX-Editionからの周波数データをMHz単位 に変換して取り込みます。 また、kHzにチェックを付けると周波数データのkHz未満を (MHz単位の周波数データの少数4桁以下を)削除します。 ・各ファイルパス ・インストール後最初の起動時に設定したログファイルの位置を表示しています。 変更す る場合は右端のボタンをクリックして設定し直す事が出来ます。

・jt65hf_log.adiまたはjt65hf-log.csv、あるいは、WSJT.LOGまたはALL.TXT、あるいは、 wsjtx_log.adiまたはALL.TXTの、JT65-Log.sqliteのファイルパスを設定します。

(13)

・ ・ ・ ・DT に依る時刻補正についてに依る時刻補正についてに依る時刻補正についてに依る時刻補正について ・時刻補正機能はパソコンのシステム時刻を触りますので十分注意下さい。 異常な動作を して時刻が大幅に狂った場合は、手動でシステム時刻を補正(戻して)してください。 ・インターネット環境による時刻補正やGPS に依る時刻補正が行えない様な環境で運用する 場合に、他局を受信した時の DT をベースに自局のパソコンの時刻を補正する機能です。 言わば「他人の褌で相撲を取る」機能ですので、他局の時刻が補正されていると言う前提 で成り立つ機能ですので、あくまでも移動時などの一時的な機能と思ってください。 この機能は 9J2KK 局のアイデアを実装したものです。(TNX 9J2KK)

・Setup ボタンをマウスの中ボタンで一度クリックするとClock Adjust Monitor 画面が表示 されます。もう一度クリックすると、Clock Adjust Monitor 画面が消えます。

・Clock Adjust Monitor 画面で設定した動作は、Clock Adjust Monitor 画面の表示如何に 関わらず動作し続けます。 ・機能の概要は、受信した各局の DT を平均して、平均値が設定値の下限・上限を超えた場 合に、その差分だけシステム時刻を補正します。 補正が上手く働く様に、一定の値を超 えたDT は平均値計算から除去する機能。 平均値の計算のための最低サンプル数と上限 サンプル数を決め、最低サンプル数に達するまでは補正を行わない事や、上限のサンプル 数を超えた場合は、古いサンプルから除去していく機能。 パソコン処理の時間を補正す るオフセット機能。 時刻補正をしたら平均値は一旦クリアする機能。 補正状況を表示 するログ機能と、そのログをファイルの保存する機能などを付けてみました。 ・Clock Adjust 欄 ・Enable にチェックを入れると、DT に依る時刻補正機能が動作します。 チェックを 外しておけば、時刻補正機能は働きません。 ・manual の[-1]又は[+1]ボタンを押すと、手動でシステム時刻を補正します。 システム時刻が補正範囲から外れている時などに使います。 ウオーターフォール画面 を見ながら、信号のスタートが1 秒付近になる様に[-1]又は[+1]ボタンを押すと分かり易 ようです。

・DT Non Adjust Range 欄

・DT の補正をしない領域の下限・上限をプルダウンメニューの中から選択します。 ・下限は-0.5 又は-1.0、上限は+0.5 又は+1.0 が良さそうです。

(14)

・Use for Averaging 欄 ・平均値計算に使う DT の下限・上限値をプルダウンメニューから選択します。 ・下限・上限値から外れた DT は平均値の計算から除外されます。 ・下限は-2.0 又は-1.5、上限は+2.0 又は+1.5 が良さそうです。 ・Min/Max Samles 欄 ・平均値計算のための最低サンプル数、および、上限サンプル数を設定します。 ・最低サンプル数に達していない時は平均値を計算するだけで、時刻補正はしません。 ・上限サンプル数を超えた場合は直近の上限のサンプル数だけで平均値を計算します。 すなわち上限値を超える過去のデータは平均値の計算から除去され、結果として、直近 の上限サンプル数のローリングで平均値を計算します。 ・DT Offset 欄 ・使用するパソコンの処理時間の差を吸収するつもりで準備しました。 ・我が家のパソコンは 0.4 ぐらいでちょうど良いぐらいです。 分からない時はそのまま でも問題ないと思います。

・Reset Averaging if Clock Adjust 欄

・チェックを入れるとクロック補正した時にそれまでの平均値をクリアして平均値を計算 し直します。 チェックがないと、それまでの平均値計算を継続して実行します。

・Create Log File 欄

・チェックが入っていると時刻補正のログをファイルに出力します。

・時刻補正ログファイルはSetupで設定したjt65hf-log.csvのフォルダに作成されます。 ・時刻補正ログファイルにはClockAdjLog_20110608085430.txt のような名前が付けら

れます。 数字は時刻補正のログファイルの作成を開始した時刻です。

・時刻補正のログファイル作成開始は以下の様な場合でそれぞれ別ファイルとなります。 ・Create Log File がチェック状態でClock Adjust のEnable がチェックされた時 ・Clock Adjust のEnable およびCreate Log File がチェック状態でJT_Linker が

起動された時

・Clock Adjust のEnable がチェック状態でCreate Log File がチェックされた時 ・Clear Log/Log File ボタン

・時刻補正ログおよび時刻補正ログファイルの内容をクリアします。 ・時刻補正ログ表示欄(時刻補正ログファイルの内容も同じです) ・Cnt : 一連番号 ・N : 平均値計算の母数(サンプル数) ・F : 処理フラグ(処理種別) @ : 平均値計算のサンプル数下限に満たない 0 : 通常平均値計算(DT 許容範囲内、平均値許容範囲内) + : 時刻補正(+側) - : 時刻補正(-側) X : DT 平均値計算許容範囲外 T : 自局送信 ・Time(Now) : 処理時刻 ・Time(New) : 補正時刻 ・Ave : 平均値 ・w/j : サンプルデータがWSJT のものか、JT65-HF のものか、WSJT-Xの ものかを表示 ・DT : 抽出DT

(15)

・Proc : 処理時間(ms) ・Original Log : オリジナルログデータ ・ ・ ・ ・ウインドウがディスプレイ表示エリア外にはみ出た時の対策ウインドウがディスプレイ表示エリア外にはみ出た時の対策ウインドウがディスプレイ表示エリア外にはみ出た時の対策ウインドウがディスプレイ表示エリア外にはみ出た時の対策 ・この画面が表示された時は、何らかの理由(マウスの誤動作が多い)でウインドウがディスプレ イ表示エリア外に、はみ出ている場合です。

・Window Position は現在OS(Windows)が認識しているウインドウの位置です。 Set to Initial Position をクリックすれば初期値(左上)にウインドウを戻します。 自分で、対処する場合はDo Nothing をクリックしてから作業して下さい。 ・Display Size には現在使用中のディスプレイ画面サイズ(画素数)が自動的に読み込まれます。 5.処理の簡単な説明 5.処理の簡単な説明 5.処理の簡単な説明 5.処理の簡単な説明 ・JT65-HFログデータの取込 ・タイマー設定(標準は1秒ごと)により、jt65hf_log.adiを読込、一番最後の行を取り込む。 ・His CallとDate, Timeが前回取込データと同じなら、何もしない。

・His CallとDate, Timeが前回取込データと違っていたら、新しいデータと判断して入力 欄に取り込む

・取り込んだデータは、チェックを参照しながらHamlogへ転送される。 ・WSJT(WSJT6~WSJT10)ログデータの取込

・タイマー設定(標準は1秒ごと)により、WSJT.LOGを読込、一番最後の行を取り込む。 ・His CallとTimeが前回取込データと同じなら、何もしない。

・His CallとTimeが前回取込データと違っていたら、新しいデータと判断して入力欄に取 り込む ・WSJTのHis、Myレポート検索のアルゴリズム ・上記のWSJTログデータの取込が終了したら、続いて、ALL.TXTを取込み、最後の方の 既定の行数(標準では32行)を取り出す。 ・取り出した行を最後(最新)の方から順に検索する。 ・Hisは「Transmitting:」と表示された行を探し出し、以下の形式のものを検索する。 RO → O をHisとする。

His Call My Call R-nn → -nn をHisとする。 His Call My Call -nn → -nn をHisとする。 His Call My Call OOO → OOO をHisとする。

(16)

・Myは「*」または「#」の付いた行または、ショートメッセージの行を探し出し、以下の 形式のものを検索する。

「*」

My Call His Call R-nn → -nn をMyとする。 My Call His Call -nn → -nn をMyとする。 「#」

My Call His Call OOO → OOO をMyとする。 「ショートメッセージ」 RO → O をMyとする。 ・なお、HisまたはMyを採用したデータの時刻をTimeに置き換える。 ・検索は最大32行まで遡るが、見つけた時点で終了する。 ・WSJT-X、JTDXログデータの取込 ・タイマー設定(標準は1秒ごと)により、wsjtx_log.adiを読込、一番最後の行を取り込む。 ・His CallとDate, Timeが前回取込データと同じなら、何もしない。

・His CallとDate, Timeが前回取込データと違っていたら、新しいデータと判断して入力 欄に取り込む

・取り込んだデータは、チェックを参照しながらHamlogへ転送される。 ・JT65-HF HB9HQX-Editionログデータの取込

・タイマー設定(標準は1秒ごと)によりJT65-Log.sqliteを読込、一番最後の行を取込む。 ・His CallとDate, Timeが前回取込データと同じなら、何もしない。

・His CallとDate, Timeが前回取込データと違っていたら、新しいデータと判断して入力 欄に取り込む ・取り込んだデータは、チェックを参照しながらHamlogへ転送される。 6. 6. 6. 6.高度高度高度高度(危険危険危険危険)な操作な操作な操作な操作 ・上記のファイル操作や検索を行う場合は、タイマーを止めているので、問題は起こらないと 思いますが、タイマー周期を変更したい場合は、Setupダイアログのタイマー数値を変更して ください。 (iniファイルのバックアップを取ってから実行してください。) ・タイマー LogSearch = 1000 ログを監視する周期 KeyStroke = 100 キーストローク遅延 QthSearch = 10000 QTH検索タイムアウト時間

単位はmsです。あまり大きくすると、JT65-HFの「Log Contact And Close This Window」 又はWSJTのログダイアログの「はい」をクリックしてからのタイムラグが気になります。 また、あまり小さくすると誤動作します。 QTH検索タイムアウト時間は、プリフィックスに複数エンティティが設定されている場合に 人間の操作が介在しますので、10000mS=10秒に設定しています。 ・検索行数(iniファイル、9行目、初期値:buffSize=32 ) 最大256まで設定できます。 あまり小さくしすぎると検索に引っかからない様になります。 最初に見つけた時点で処理をやめますので、あまり大きくしても意味がありません。 ・QthSearch基準時間(iniファイル、17行目、初期値:QthSearchInterval=500 )

QthSearch周期。 500程度に設定してください。

・自動的にタスクトレイに入れるまでの時間(iniファイル、19行目、初期値:StartupCount=1 ) 1~5程度の範囲で設定してください。

・動作がおかしくなった時は、上記の初期値に戻すか、バックアップファイルに戻すか、あるい は、iniファイルを削除してから立ち上げ直してください。

(17)

7 7 7 7.既知のバグ.既知のバグ.既知のバグ.既知のバグ ・今のところありません。 8 8 8 8.更新履歴.更新履歴.更新履歴.更新履歴 Ver. 2016.10.26a

・Name、QTH、Remarks1、Remarks2欄が保存されないバグを修正。 Ver. 2016.10.26 ・JTDXのログ取り込みに対応。 ・その他、気がついたバグの修正。 Ver. 2016.09.29a ・数字で始まるコール対応のコードが継承されていなかったバグを修正。 Ver. 2016.09.29 ・JT65-HF HB9HQX-Editionの複数コールサイン運用に対応。 ・初期設定のシーケンスを修正。 ・その他、気がついたバグの修正。 Ver. 2016.09.15 ・コールサインの先頭が数字の場合(7N2XYZなど)に対応。 ・ディスプレイサイズを自動的に読み込む様に修正。

・Hamlog の過去のQSOからNameとQTHを読み込む部分のバグを修正。 ・メッセージなどを詳しく表示する様に修正。 ・その他、気がついたバグの修正。 Ver. 2016.02.01 ・WSJT-X又はJT65-HF HB9HQX-Edition の周波数データのkHz未満の削除機能を追加。 ・ウインドウがディスプレイ表示エリアからはみ出た時の対策を追加。 Ver. 2015.05.19 ・Hamlog Ver.5.24以降追加されたDC12機能に対応しました。 Ver. 2014.12.06 ・JT65-HF HB9HQX-Edition からの周波数データをMHz単位に変換する機能を追加。 (TNX JH3BHB) Ver. 2013.12.19a ・特定の条件でQTH欄に"****"が転送されるバグを修正。(TNX JH3ECA) Ver. 2013.12.19 ・JT65-HF HB9HQX-Edition からのログ転送に対応。 ・DT機能のバグを修正。 Windows 7 のUACに対応。 Ver. 2013.10.18 ・QSL設定が保存されないのを修正。(Tnx JH3ECA)

(18)

Ver. 2013.05.01

・WSJT-Xのv0.95 r3243 よりログファイルがwsjtx_log.adiに統合された事に対応。 Ver. 2013.03.22

・WSJT-Xのv0.7 r3061 よりログファイルがwsjtx_rx.logとwsjtx_tx.logからALL.TXTに統合 された事に対応。 Ver. 2013.03.17 ・Ver.2013.03.14へのバージョンアップ時に出るエラーの修正。 Ver. 2013.03.14 ・WSJT-Xのv0.6 r3045 よりログファイルがwsjt.logよりwsjtx.logに変わった事に対応。 Ver. 2013.01.09 ・Decoder 1~3に "=" 文字が有った場合に後ろが切られるバグを修正。 ・日付が1~9月の場合にHisが取り込めないバグを修正。 Ver. 2012.12.04 ・WSJT-XからのGL自動読み込みに対応。 Ver. 2012.12.03 ・WSJT-Xからのログ転送に対応。 Ver. 2012.10.26 ・設定ファイルをユーザー用フォルダに保存する様に変更。(Windows7対応の一環) 同時にファイル拡張子をiniに変更。 ・相手局コールサインに応じてUTC/JSTを自動切り替えする機能を追加。(TNX JH3ECA) ・起動時、あとでリンク設定をするを追加。 リンク設定無しでもメイン画面が立ち上がる 様に変更。(TNX JH3ECA) Ver. 2012.10.17 ・Windows7 64bit に対応。 Ver. 2011.10.12 ・LogデータがJT65-HFからか、WSJTからかをRemarks欄に記録できる機能を追加。 (TNX JH3ECA) Ver. 2011.06.10 ・DTに依る時刻補正機能を追加。(TNX 9J2KK) Ver. 2011.04.17 ・jt65hf_log.adiおよびWSJT.LOG(ALL.TXT)のいずれもが設定されていない時ハングアップ するバグを修正。

・Setupのファイルパス設定で、WSJT.LOGとALL.TXTはいずれか一方を設定すれば、両方 設定される様に修正。

Ver. 2011.03.15

・GLやRSTデータが送られてこない時に前のデータが残るバグを修正 ・Name、QTH、Remarks1、Remarks2が送られない時があるバグを修正

・同一プリフィックスで複数のエンティティがある場合には人間による選択を待つ様に変更 (以上、TNX JH1BBS)

(19)

・上記に対応して、メイン画面、および、タイマ処理を修正 Ver. 2011.02.20 ・JT65HF_to_HamlogとWSJT_to_Hamlogを統合した基本機能でのファーストリリース ・JT65-HFからのLogデータか、WSJTからのLogデータかは自動判定 ・Setup項目を統合して、独立した画面に集約 ・タスクトレイに入れた状態で動作させる事が出来る ・起動時に自動的にタスクトレイに入れる事が出来る ・タスクトレイに入れているのを忘れて、二重起動しようとすると警告を出す ---- JA2GRC/3 URL: http://www.eonet.ne.jp/~ja2grc/index.html

参照

関連したドキュメント

FEED キーを押しながら LINE キーを押します FEED キーを押し. ながら LINE

はたらき 本機への電源の供給状態、HDC-RH100-D またはツイストペアケーブル対 応製品との接続確立、映像信号の HDCP

ICレコーダーの本体メモリーには、ソフトウェアSound Organizer 2が保存されて います。Sound Organizer 1.6をお使いの方も、必ずSound Organizer

THIS PRODUCT IS LICENSED UNDER THE VC-1 PATENT PORTFOLIO LICENSE FOR THE PERSONAL AND NON-COMMERCIAL USE OF A CONSUMER TO (ⅰ) ENCODE VIDEO IN COMPLIANCE WITH THE VC-1

パソコン本体の電源を入れます。 ワイヤレス受信機(FMV-K600 シリーズは、パソコン本体背面)のコネク

Scival Topic Prominence

■■ 1.1 梱包内容について ■

Jabra Talk 15 SE の操作は簡単です。ボタンを押す時間の長さ により、ヘッドセットの [ 応答 / 終了 ] ボタンはさまざまな機