福島市道路位置指定等に関する要綱
(昭和61年 5月10日制定) (平成 4年 4月 1日改定) (平成 7年 4月 1日改定) (平成14年11月 1日改定) (平成20年 4月 1日改定) ( 趣旨 ) 第1条 この要綱は、建築基準法(昭和25年法律第201号。以下「法」という。)第42条第1項第5号の規定 に基づく道路(以下「位置指定道路」という。)の指定に関し必要な事項を定めるものとする。 ( 位置指定道路に係る申請 ) 第2条 福島市建築基準法施行細則(平成11年福島市規則第25号。以下「細則」という。)第16条の規定 に基づき道路の位置の指定を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、道路の築造工事完了後、道 路位置指定申請書(細則様式11号)に位置指定の審査に必要な次の図書を添付して申請すること。 ◎位置指定道路の申請に必要な図書 名称 内容 備考 道路位置指定申請書 (細則様式第11号) 正・副各1部 道路位置指定(変更)事 前協議結果通知書 写し 適合している旨の通知 公図 原本 分筆後の道路及び道路利用敷地の明示(朱書き) 登記事項証明書 道路とな る土地の権 利に関するもの 分筆完了後、地目を公衆用道路に変更したもの 写真 全景及び幅員・すみ切寸法がわかるもの(デジカメ可) その他市長が必要と認める書類 *申請者は原則として道路となる土地の所有者であること *公図及び登記事項証明書は、位置指定道路の申請時点において直近のものを添付すること *築造された位置指定道路が事前協議の内容と異なる場合は、再度事前協議を行うこと ( 位置指定道路の変更に係る申請 ) 第3条 位置指定道路の変更とは、原則として道路延長に増加のない次に掲げるものとする。 (1)位置指定道路の一部を廃止するもの (2)位置指定道路の幅員を変えるもの (3)位置指定道路にすみ切りや転回広場を設けるもの (4)側溝、路面等の構造物を変えるもの 2 福島市建築基準法施行細則(平成11年福島市規則第25号。以下「細則」という。)第17条の規定 に基づき道路の位置の変更の指定を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、道路の築造工事完 了後、道路変更・廃止申請書(細則様式13号)に位置指定の変更の審査に必要な次の図書を添付し て申請すること。◎位置指定道路の変更に必要な図書 名称 内容 備考 道路変更・廃止申請書 (細則様式第13号) 正・副各1部 道路位置指定(変更)事 前協議結果通知書 写し 適合している旨の通知 公図 原本 分筆後の道路及び道路利用敷地の明示(朱書き) 登記事項証明書 道路とな る土地の権 利に関するもの 分筆完了後、地目を公衆用道路に変更したもの 写真 全景及び幅員・すみ切寸法がわかるもの(デジカメ可) その他市長が必要と認める書類 *申請者は原則として道路となる土地の所有者であること *公図及び登記事項証明書は、位置指定道路の変更申請時点において直近のものを添付すること *築造された位置指定道路が事前協議の内容と異なる場合は、再度事前協議を行うこと ( 位置指定道路の申請又は変更に係る事前協議 ) 第4条 位置指定道路の申請者及び位置指定道路の変更の申請者は、道路の築造工事の着手に先立ち事 前協議を行うものとする。(事前協議にあたり、関係法令について担当部署との協議を整えること) 2 前項の規定による事前協議は、道路位置指定事前協議申請書(様式第 1号)に事前協議に必要な図 書及び別表の関係図面を添付し申請しなければならない。 ◎位置指定道路の申請・変更の事前協議に必要な図書 名称 内容 備考 道路位置指定(変更)事 前協議申請書 (様式第 1号) 正・副各1部 委任状 代理申請による場合 原則として建築士、測量士、土地家屋調査士とする 付近見取図 縮尺1/2500 都市計画図 道路と道路利用敷地の明示(朱書き) 公図 原本 道路及び道路利用敷地の明示(朱書き) 直近のもの 登記事項証明書 権利の確認 直近のもの 権 利 者 表 位置指定申請の 場合 道路とな る土地の権 利者全員のもの (様式第 5号) 土地の地目・建物・工作物等の種別・権利別・住所・氏名 の記載されたもの 変更の場合 道路とな る土地の権 利者全員のもの (様式第 5号) 土地の地目・建物・工作物等の種別・権利別・住所・氏名 の記載されたもの
変更の場合 沿道の土地・建物の 権利者全員のもの (様式第 5号) 土地の地目・建物・工作物等の種別・権利別・住所・氏名 の記載されたもの 承 諾 書 位置指定申請の 場合 道路とな る土地の権 利者全員のもの (細則様式第12号) 地名・地番・住所・氏名の記載及び押印(印鑑登録された 印)されたもの 変更の場合 道路とな る土地の権 利者全員のもの (細則様式第12号) 地名・地番・住所・氏名の記載及び押印(印鑑登録された 印)されたもの 沿道の土地・建物の 権利者全員のもの(細 則様式第12号) 地名・地番・住所・氏名の記載及び押印(印鑑登録された 印)されたもの 印鑑登録証明書 承諾者 承諾書に押印(印鑑登録された印)されたもので直近のもの 法人の場合は、代表者事項証明書等も添付すること 各許可・認可証等 編入承諾証 使用許可証 占用許可証 道路となる土地に公共用地・水路を含む場合 農地転用許可証 道路となる土地が農地の場合 私費工事承認証 道路法に基づく私費工事を行う場合 みなし道路協議書 接続する道路が建築基準法第42条第2項道路の場合 接続同意書 接続する道路が私道の場合 排水施設の流末を私設の排水施設に接続する場合 (同意者の印鑑登録証明書添付) 関係図面 縮尺1/250以上 別表による 写真 現況 計画道路を明示(朱書き、デジカメ可) その他市長が必要と認める書類 *権利者とは、登記事項証明書の甲区(所有権)及び乙区(所有権以外の権利)の記載されている、所有権、地上 権、貸借権、抵当権、永小作権、地役権、質権、先取引特権等の権利を有する者(仮登記権利者含む) なお、権利者が制限能力者(未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人)である場合は法定代理人、保 佐人、補助人の同意が必要となり、代理人等の戸籍謄本又は登記事項証明書により確認すること
◎別表 (関係図面) 書類名 作成上の留意点 付近見取図 縮尺1/2500の都市計画図に道路及び道路利用敷地を明示(朱書き) 土地利用計画図 縮尺及び方位の明示 道路の幅員、延長、すみ切寸法、入りすみ角度及び勾配の明示 道路の排水施設の位置、種類、寸法及び放流先の明示 道路境界の明示(杭、プレート等) 道路利用敷地の区画割りの明示 接続道路の名称、幅員及び後退寸法(2項道路の場合)の明示 道路に接する敷地の既存建築物等の明示 その他、土地の高低差、がけ等地形上特記すべき事項 求積図及び求積表 道路、道路利用敷地 構造図(縦断面及び横断面) 路面、路盤の詳細 道路幅員、道路有効幅員、排水施設(側溝)及び縁石等の寸法 排水施設、縁石等の形状及び構造図 道路の隣地との境界の断面 道路の延長、高低差、勾配 切土、盛土の高さ その他市長が必要と認める書類 3 道路の構造については、建築基準法施行令(昭和25年政令第338号。以下「令」という。)第144 条の4の規定によるほか、福島市位置指定道路築造基準(以下「築造基準」という。)に適合しなけれ ばならない。 4 市長は、事前協議の結果について道路位置指定(変更)事前協議結果通知書(様式第 2号)により申 請者に通知する。 5 事前協議結果通知書の通知日より1年以内に位置指定道路の申請又は位置指定道路の変更に係 る申請がなされない場合、事前協議は無効となる。必要に応じて再度事前協議の手続きを行うこと。 ( 位置指定道路又は変更に係る図書の審査、築造道路の現場検査及び道路の指定 ) 第5条 市長は、第2条の申請の内容及び完成した道路が、令第144条の4及び築造基準に適合していると認 めたときは、道路の位置の指定を行い、道路位置指定(変更)通知書(様式第 3号)により申請者に通 知する。 ( 位置指定道路の廃止の申請 ) 第6条 位置指定道路を廃止しようとする者は事前に市長と協議のうえ、位置指定道路廃止申請書(細則様式 13号)に必要な図書を添付し申請しなければならない。 ただし、位置指定道路の廃止に伴い建築基準法令違反の建築物が生じる場合は、位置指定道路の廃 止を認めない。
2 位置指定道路部分が市道になった場合及び位置指定道路と重複する形で開発許可を受け開発道路 になった場合は、すみやかに位置指定道路の廃止の手続きを行うこと。 ◎位置指定道路の廃止に必要な図書 名称 内容 備考 道路変更・廃止申請書 (細則様式第13号) 正・副各1部 委任状 代理申請による場合 原則として建築士、測量士、土地家屋調査士とする 公図 原本 道路及び道路利用敷地の明示(朱書き) 直近のもの 登記事項証明書 権利の確認 直近のもの 権利者表 道路の土地の権利者 及 び 沿 道 敷 地 の 土 地・建物等の権利者 (様式第 5号) 土地の地目・建物・工作物等の種別・権利別・住所・氏名 の記載されたもの 承諾書 道路の土地の権利者 及 び 沿 道 敷 地 の 土 地・建物等の権利者 (細則様式第14号) 権利の対象となる物件名・地名地番・権利の種別・住所・ 氏名の記載及び押印(印鑑登録された印)されたもの 印鑑登録証明書 承諾者 承諾書に押印(印鑑登録された印)されたもので直近のもの 法人の場合は、代表者事項証明書等も添付すること 現況図面 縮尺1/250以上 道路、既存建築物、道路に隣接する敷地の状況及び周囲 の道路状況がわかるもの 土地利用計画図 縮尺1/250以上 道路廃止後の既存建築物、道路に隣接する敷地の状況 及び周囲の道路状況がわかるもの 廃止後の敷地に建築計画がある場合は配置図 写真 現況 全景(デジカメ可) その他特定行政庁が必要と認める書類 *権利者とは、登記事項証明書の甲区(所有権)及び乙区(所有権以外の権利)の記載されている、所有権、地上 権、貸借権、抵当権、永小作権、地役権、質権、先取引特権等の権利を有する者(仮登記権利者含む) なお、権利者が制限能力者(未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人)である場合は法定代理人、保 佐人、補助人の同意が必要となり、代理人等の戸籍謄本又は登記事項証明書により確認すること ( 位置指定道路の廃止の承認 ) 第7条 市長は、位置の指定を受けた道路の廃止の申請を受理したときは、書類審査及び現地調査を行い、支 障がないと認めたときは、廃止通知書(様式第 4号)により申請者に通知する。
( 道路位置指定申請の取下げ ) 第8条 第2条、第3条及び第6条に掲げる申請の申請者が、当該申請を取下げようとするときは道路位置指定 取下げ届(様式第 6号)を市長に提出しなければならない。その場合、原則として書類の返却はしない。 ( 位置指定道路の告示 ) 第9条 位置の指定をした道路は、その月に指定したものを取りまとめ、翌月に一括して告示するものとする。 附則 この要綱は、昭和61年6月1日から施行する 附則 この要綱は、平成4年4月1日から施行する。 附則 この要綱は、平成7年4月1日から施行する。 附則 この要綱は、平成14年11月1日から施行する。 附則 この要綱は、平成20年4月1日から施行する。 経過措置 : 要綱の改正について周知の徹底を図るため、平成 20 年 6 月 30 日までは従来の手続きでの申請 も可能とする