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お足元の悪い中お越しいただき まことにありがとうございます 市民参加条例は平成 16 年に制定し 当時は非常に注目を浴びまして最先端の事例でした その後 15 年近く経過し 色々課題が出てきているのが私達行政の認識でして また 皆様にとっても日頃お感じになるところがあると思います 前期では 平成 2

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平成30年度和光市市民参加推進会議第1回会議 会議要旨 開 催 日:平成30年5月23日(水)14時30分~16時30分 開催場所:和光市役所603会議室(市役所6階) 出 席 者:杉崎和久会長、関口泰典副会長、櫻井幹三委員、柳田麻里子委員、小橋小矢香委員、 庄司拡委員、猪瀬知順委員、髙柴重夫委員(8名) 欠 席 者:(0名) 事 務 局:橋本企画部長、川辺次長兼課長、梅津課長補佐兼統括主査、林主査、遠藤主事 次 第:1 委嘱書の交付 2 市長あいさつ 3 委員・事務局の紹介 4 会長、副会長の選出・就任あいさつ 5 諮問 6 議事 平成30年度市民参加実施予定について ア 市内循環バス運行見直し(道路安全課) イ 協働指針の一部見直し(市民活動推進課) ウ 和光市生活困窮者自立支援計画中間見直し(地域包括ケア課) 平成29年度市民参加実施状況について ア 第2次和光市図書館サービス計画及び第3次子ども読書推進計画の作成(生涯学習 課 図書館) イ 和光市スポーツ推進計画の中間見直し(スポーツ青少年課) ウ 第1次和光市公共施設マネジメント実行計画の策定 エ 広沢国有地等利活用事業基本計画の策定(資産戦略課) オ 和光市子ども・子育て支援事業計画の中間見直し(保育施設課) カ 第5次和光市障害者計画・第5期障害福祉計画の策定(社会援護課) キ 第7期和光市介護保険事業計画及び高齢者保健福祉計画の策定(長寿あんしん課) ク 健康わこう21計画(第2次)/第三次食育推進計画の策定(健康保健医療課) ケ 和光市自殺対策計画の策定(健康保健医療課) その他 傍 聴 者:1名 開会 1 委嘱書の交付 各委員へ委嘱書を交付した。 2 市長あいさつ 市長 こんにちは。本日は和光市市民参加推進会議の委員にお引き受けくださり感謝申し上げますと共に、

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お足元の悪い中お越しいただき、まことにありがとうございます。市民参加条例は平成16年に制定 し、当時は非常に注目を浴びまして最先端の事例でした。その後15年近く経過し、色々課題が出て きているのが私達行政の認識でして、また、皆様にとっても日頃お感じになるところがあると思いま す。前期では、平成29年の第3回会議で、委員の皆様に若者の市民参加について考えていただいた と聞いております。今期も事前に勉強会を開き、ご参加いただいたということで、そちらを踏まえて たくさんのご意見をいただければと思っています。もしかしたら、この制度自体の考え方も改めてい くところもあるかもしれませんし、運用の仕方もご意見いただくことがあるかもしれません。極端な 話をすれば、例えば自治基本条例を制定し、その中に市民参加について入っている形も考えられるで しょうし、あるいは市民参加について新しい手法のご提案を検討いただけるかもしれません。これを 発言したら市役所側が困るんじゃないかという考えは取っ払っていただいて、大いに担当を困らせる 2年間であって欲しいと思います。よろしくお願い申し上げます。 3 委員・事務局の紹介 各委員及び事務局職員が自己紹介を行った。 4 会長・副会長の選出、就任あいさつ 会長・副会長の選出 市民参加条例施行規則第 22 条に基づき、会長に杉崎委員、副会長に関口委員が選出された。 会長・副会長の就任あいさつ 杉崎会長 皆さん、よろしくお願いします。この会議の役割はいくつかあり、前期も含めて続いていくこと もありますが、先日の事前研修で申し上げたのは、今まで和光市の先駆的な仕組みがあって、こち らを改めて見てみると、実は今でも仕組み自体は色あせているものではありません。しかし、若干 運用が残念なことになっているところがあるので、今の仕組みを大事にしながら、その精神を引き 継ぐような運用をどうしたら良いかということと、社会状況が変化している中で進化していくこと を視野に入れた時に、次期に向けてどう進化したらいいかということも議論していきたいと思いま す。また、この会議が庁内全体を目配せして、第三者的に良い悪いと評価するだけでなく、この会 議自体が市民に市民参加を広げていくような動きを生み出していきたいというのが、前期の中でも 意見が出ましたので、場合によってはこの会議の場を飛び出して、市民のところに飛び込んでいく ような勢いをつけていきたいと思います。今回、百戦錬磨の委員が集まっているとお聞きしていま すので、皆さんの経験や実態に伴った議論をしていきたいと考えていますので、ご協力お願いしま す。 関口副会長 改めましてよろしくお願いします。和光市役所内に私の好きなモニュメントがあります。皆さん ご存知かもしれませんが、和光市の地形を模った池があり、そこに3本の柱が立っています。真ん 中にある太い高い柱は「市民」、それより背の低い柱が「議会」、一番細く低い柱が「行政」をイメ ージしていますが、その3本でまちをつくるという理想的で基本の考え方が、今回の市民参加にと

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って最も象徴すべき姿だと思います。今後どういう風に変わっていくかと新たなまちづくりを進め ていくために、様々な意見を出していきたいので、微力ですがよろしくお願いします。 5 諮問 会長へ諮問書を手渡した。 6 議事 平成30年度市民参加実施予定について 杉崎会長 本日は3件の事業について、意見交換を行っていきます。担当課より5分程度で概要説明をした後、 意見交換に入っていただく流れとなっておりますので、よろしくお願いします。 ① 市内循環バス運行見直し【道路安全課】 杉崎会長 まず始めに、「市内循環バス運行見直し」について、道路安全課より説明をお願いします。 道路安全課 道路安全課長の戸田と申します。よろしくお願いします。和光市内循環バスについては、公共施設 への交通の確保、交通不便地域の解消、高齢者等交通弱者の外出機会の創出を目的に平成6年に運行 を開始しています。平成12年までは無料での運行をしていましたが、平成13年からは有料運行を 開始しました。その際、高齢者につきましては無料の制度を取り入れました。また、平成25年に市 内2コースから3コースの運行へ改正し、現在に至ります。直近の改正については平成28年度に実 施しており、平成25年の改正の際に市民からのご要望があったところについて改正しています。今 回の見直しについては、平成28年の改正から2か年経過しており、その間にもメールや窓口、電話 等で改善に関する様々なご要望をいただいていて、今年度業務委託で市民アンケートや、利用者起終 点調査を行い、幅広く利用者のニーズを知り、新しいダイヤ運行ルートに反映していきたいと考えて おります。 市民参加の内容については、前回の改正の際とほぼ同様で、平成31年1月に運行改正素案に関す る説明会を市内3ヶ所で実施予定です。同時期にパブリック・コメントを3週間程度実施予定です。 その後改正案がある程度固まったところで、前回も行ったのですが、最終意見の募集を行うことも考 えています。パブリック・コメントと説明会、最終素案の意見募集を計3回実施し、市民からのご意 見をいただき、様々な形で反映したいと考えています。 杉崎会長 ありがとうございました。一つ確認ですが、三段階市民参加を行うと仰っていましたが、事前調査 だとアンケート、パブリック・コメントの説明会の記載はありますが、その先の意見募集はどれにあ たりますか。

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道路安全課 事前調査には記載がありませんでした。前回、パブリック・コメントだけでは周知が足りないので はないかというご意見をいただいたので、素案の次の改正素案の段階でもう一回意見募集をホームペ ージ等で行いました。ですので、今回も実施するのが良いと考えました。 杉崎会長 事前調査の資料には最後の意見募集について記載がなかったので、先ほどの説明で初めて聞いたも のです。ご提案いただいた内容に資料を差し替えた形で質疑応答を行う形でよろしいですか。当初の 資料よりも機会を増やして改善していただいているので良いと思います。 関口副会長 もう一度意見聴取を行うことは、前向きで良いと思います。 道路安全課 平成31年4月に最終案についての意見募集を行うのは、事前調査を提出する時点では未確定でし た。パブリック・コメントだけでは知りえた方のみしか意見を出せなかったので、再度広報やホーム ページで周知し、なるべく多くの方の意見を取り入れるという意味で前回は実施したという経緯があ ったので、今回も実施を検討しています。資料を差し替える形で質疑応答の実施をお願いします。 杉崎会長 それでは、最終的に意見募集を行うという内容の追加を踏まえて、質問がありましたらお願いしま す。 関口副会長 循環バスのコース変更を検討していますが、今回変更するに至った経緯は何ですか。市民からの要 望が大きかったのですか。それとも2年おき、3年おきと決まった見直しを実施しているものですか。 道路安全課 平成25年の改正については、交通弱者の利便性を優先し、南北に中央コースを加えた形の、現行 の運行体制となっています。 平成28年の改正については、中央コースの同方向での周回運行、住民が少ないレインボーモータ ースクールや福祉の里方面のコースを朝便ではショートカットするなど、より通勤者の利便性を向上 した形の改正を行いました。南コースについては、西大和団地内のスーパーのバス停の増設や、乗り 換えポイントにつきましては和光市駅や市役所だけでなく、埼玉病院からも他の便に乗り換えること ができるようダイヤを調整しています。 今回の改正については、区画整理で新しい道路が多くできていることもあり、そこの住民や事業所 が利用できるよう考えていますが、路線を長くすると以前のように一循環が長くなるという欠点もあ るので、バランスを取りながら改正していきたいと考えています。

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杉崎会長 今回の見直しは、何年周期で決まった見直しを行っているというよりは、市内の状況が変わってき ているので、一程度の見直しの必要事項があり、それに合わせて市民のニーズがあるかどうかを把握 し、反映できるものはしていくという位置付けでよろしいですか。 道路安全課 市内の状況もかなり変わっており、65歳以上の運転免許所有者が 6,000 から 7,000 人いらっしゃ います。そのうち返納者が年間 200 人程度いらっしゃる状況で、そういった方にはやはり循環バスは 非常に必要な交通手段だと思います。また、年間数百人から 1,000 人くらい人口が増加している状況 で、交通弱者や交通不便地域をなるべく解消していく機会を設けたいという部分もありますので、5 年前後の改正をして、ニーズをなるべく広く反映させていきたいという考えで実施を予定しています。 今回で素案を作成しても、改正を施行できるのは平成32年4月からになるので、コミュニティバ スといっても、有料のバスなので必要な手続は路線バスとあまり変わりありません。国土交通省の認 可が必要で時間もかかります。 櫻井委員 二点質問があります。まず、このバスを必要としているのは子育て世代や高齢者だと思います。こ の人たちに絞り込んで、アンケート調査を実施しないと、将来的になかなか意味がないと思います。 また、北コースをよく見かけますが、殆ど乗客がいない印象があります。企画するときに4PやS WOT分析(※4P;Product, Place, Promotion, Price、SWOT 分析;Strength, Weekness, Opportinty, Threat)といった、新商品を販売する際、外資系企業は必ず行うもので、物事をゼロから見直して検 討していただきたいです。議論することで本当に必要としているものが見えてくる手法です。 道路安全課 一点目の子育て世代や高齢者に絞り込んだアンケートについてですが、市民アンケートは無作為抽 出で 2,000 人を予定しています。前回・前々回共に約 40%の回収率になっております。幅広い年齢層 の住民からのご要望を聞き取りできると思います。現在の利用者の3分の2は70歳以上の高齢者で、 3分の1が一般の運賃を支払う乗客です。そういった状況の中で、利用者起終点調査を実施予定です。 こちらを8月から9月の平日、土曜日、日曜日の計3回、全便に調査員が乗り、全ての乗客から行き 先や目的、年齢等を聞き取り調査します。本来の目的地に対して、このコースを利用せざるを得ない 等の事情を炙り出せるので、この2つの調査によって新しい改正ポイントが出てくると思います。 二点目のマーケティング等に関する手法ですが、今回初めて行う方向で検討しています。しかし、 ゼロベースからの見直しは非常に難しく、朝夕の利用者を混乱させないほうが良いとバス事業者から も提言されていますので、朝夕の時間帯については変えずに他の時間帯でルート等を検討していきた いと思っています。 杉崎会長 調査員がバスに乗り、聞き取り調査をする内容も事前調査の資料に記載がなかったので、差し替え の際に是非追記をしていただきたいです。利用者に直接話を聞くことは大切なことだと思います。

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柳田委員 無作為のアンケート調査を実施することで、全員は返信していただけないと思います。高齢者にア ンケートが届いても、記入することや投函するのが難しい方もいます。地域の民生委員さんは、困っ ている事の実情を見ており、高齢者等の地域ニーズを把握しているので、民生委員に聞き取りを依頼 すると正確な情報が得られると思います。 杉崎会長 それでは、そちらはご提案という形で参考にしていただければと思います。 小橋委員 パブリック・コメントの後に最終の意見募集を行うということですが、前回は大幅に素案が変わり、 ダイヤに反映されたということがありましたか。経緯をもう少し詳しくお伺いします。 道路安全課 大きな修正のある意見はなかったと記憶していますが、国土交通省の認可に間に合う時期に最終の 意見募集を行うことで、パブリック・コメント時点で見落としていた方々にもご意見をいただく機会 を作りたいと考えています。 小橋委員 パブリック・コメントの意見そのものが素案の最終確認の役割をしていると認識しています。最終 の意見募集をすることは周知の意味では効果的だと思いますが、毎回実施することは行政の負担や予 算がかかることなので、パブリック・コメントをもっと周知させ、一度で意見をまとめる事の方が必 要だと思います。 杉崎会長 本日は質疑応答の場なので、その判断をする質問をしていただければと思います。 小橋委員 承知しました。必要なことはお伺いできました。 道路安全課 前回最終意見募集を行ったきっかけは、平成25年の改正の際に説明会とパブリック・コメントを 実施しましたが、このような改正があったということを全く知らずに改正日を迎えた利用者がおり、 混乱が生じたので、市民からも議会からも周知の方法を多くして欲しいという要望が寄せられたとい う経緯があります。 杉崎会長 素案が固まる前の2段階にわたって市民に意見を募集するという手法でよろしいでしょうか。

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道路安全課 そうです。 髙柴委員 先ほどの説明で、調査員がバスに乗車し意見聴取を実施すると仰ってましたが、短時間で降車して しまう利用者もいるので、乗降先の状況等は把握できても意見までは聴取するのは難しいと思います。 事前質問シートにも提出しましたが、アンケート手続きで、無作為抽出で 2,000 名の市民に意見を求 めていますが、その他で簡素なアンケート用紙を作成して、市内循環バス3台の中に用紙を設置して、 後日返送いただき、日々利用している市民から意見を求めてはいかがでしょうか。比較的良い意見が 出ると思います。無作為抽出のアンケートだと、循環バスに乗る機会のない市民にも送られてきてし まい、無回答が多いと思います。40%の回答率は高いということで、それだけ市民に関心のある事項 なので、バスの車内にもアンケートの設置を考えていただきたいです。 杉崎会長 こちらもご意見という形で参考にしていただければと思います。 小橋委員 パブリック・コメントの説明会の開催はどのような時間帯で行いますか。 道路安全課 北エリアは坂下公民館、南エリアは南公民館、中央エリアは中央公民館で開催し、広くご意見をい ただきたいと思っています。時間帯は平日と休日の日中と夜間を予定しています。 杉崎会長 かなり積極的な市民参加の予定があるようですので、前向きに追記して差し替えをしていただき、 再度配布をお願いします。また、委員の皆さんは追加質問があった場合は事務局を通してお問い合わ せをお願いします。 以上で、「市内循環バス運行見直し」についての意見交換を終了します。ありがとうございました。 ② 協働指針の一部見直し【市民活動推進課】 杉崎会長 続きまして、「協働指針の一部見直し」について、市民活動推進課より説明をお願いします。 市民活動推進課 協働指針の一部見直しを実施するにあたり、市民参加を行うことについてご審議いただきます。よ ろしくお願いします。協働指針は市民と市が協働をするに際し、協働の考え方や進め方を共有してい くことを目的としたものであり、その見直しにあたっては市民参加の手法を用いて、幅広く市民の声

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を反映させる必要があると考えております。 協働指針につきましては、平成19年8月に策定されています。また、平成25年1月に一部改訂 が行われましたが、改訂から5年が経過し市の施策の推進や社会情勢等の変化があったこと、市民活 動推進課が所管している協働事業提案制度の見直しを昨年度から行っている中で、現状に合わせた指 針の見直しと改訂を行う予定です。市民参加のスケジュールですが、平成30年9月に協働指針に関 する市民との意見交換会を開催する予定です。その後いただいた意見を元に素案を作成し、11月に 協働推進懇話会という協働推進に関する調査と研究のための会議を開催します。地域や市民団体の代 表の方で構成されており、こちらに素案の意見聴取を行う予定です。その後原案を作成し、平成31 年2月に協働推進懇話会で原案の報告を行い、3月に原案に関する説明会とパブリック・コメントを 実施予定です。 また、いただいた事前質問についてお答えします。まず、「市民参加しやすい環境とは、どんな環 境ですか。」についてですが、説明会を1日に2回、日中と夜間に開催したり、パブリック・コメン トやその説明会だけでなく、見直しに関する市民との意見交換会を開催し、より多くの市民にご参加 いただける環境を整えています。 次に、「理解しやすい資料とは、どんなものか見てみたいです。」についてですが、現行の協働指針 の見直しを行うとともに、プラスで他の自治体のように概要版の作成や、説明会の段階で図面の入っ た資料を配布したり、より市民が幅広く理解しやすい資料を作成していきたいと考えています。 杉崎会長 ありがとうございました。質疑の前に確認ですが、協働推進懇話会は事前調査の資料に記載があり ませんでしたので、最新版に差し替えたものを事務局を通してご提出をお願いします。こちらの記載 があることを前提で質疑と評価を行いたいと思います。 それでは、意見交換を行います。 猪瀬委員 先ほどの図解は分かりやすく、綺麗で良かったです。どちらの自治体を参考にしていますか。 市民活動推進課 概要版については台東区です。A3で両面など内容を噛み砕いて作成しようと考えています。 パブリック・コメントの説明会の際は字だけではなく、イラストを用いてポップな感じに作成できれ ばと思います。 関口委員 協働事業というのは、市民という個人ではなく、大半がNPOなどの市民活動団体がターゲットに なっていて何名以上の団体などのルールがあります。協働指針の5ページにも「市民」についての定 義が記載されていますが、どう多くの方に周知していくかという部分があると思います。 杉崎会長 (資料6-2の1ページ)市民参加の方法に記載されている「幅広い市民」と「協働に関心のある

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市民」と2種類の言葉の表現がされています。関心の有無がない方は「幅広い市民」、実際に関心が あって活動されている方は「協働に関心のある市民」とターゲットがされていると思います。 関口委員 協働事業という中で、「市民」という言葉だと扱いが違うと感じます。表記の確認のため担当課に 説明いただければと思います。 市民活動推進課 協働指針に記載されている注意書きの「市民」とは、協働の主体ということです。整合性を図らな ければならないので、事前調査シートに記載されている「幅広い市民」とは、様々な方にご参加いた だきたいという意味合いがあります。 関口委員 承知しました。 櫻井委員 協働指針の7ページの「新たな市民活動を支援し、協働をコーディネートしていく中間支援が大き な課題となっています」と記載されています。予算面で難しい部分があるので、中間コーディネータ ーを据え付け、市民活動を活発にしたいという理解をしましたが、どのようなイメージをされていま すか。 市民活動推進課 市民協働推進センターは平成23年までは共同運営という形で庁舎外に設置されていました。現在 は市の直営で運営していくにあたり、様々な課題を抱えています。そういった意味で協働をコーディ ネートしていく中間支援が大きな課題という意味で指針に記載されています。 杉崎会長 指針を読むと色々質問したい事項があると思いますが、時間が限られていますので、まずは市民参 加のプロセスを評価する上で必要な質問から優先させていただきたいと思います。 小橋委員 意見交換会と協働推進懇話会の2種類の会議があるようですが、協働推進懇話会のメンバーは決ま っていて既に行っている会議だと理解しました。事前調査シートには意見交換会は5名と記載されて いますがメンバーはどのような形態になるのか詳しくお聞かせください。 市民活動推進課 協働推進懇話会は委嘱を毎年行っています。今年度のメンバーはこれから確定しますが、公募枠が ないので概ね限られた方に出席いただく予定です。 意見交換会は提案事業の見直しを行った際にも2回行っており、誰でも参加できるように広報やS

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NSで発信しています。5名というのは想定する人数で、平成29年度に行った際の出席人数を記載 したもので、これより多い場合も良いと考えています。 杉崎会長 5名だと意見交換会の人数を絞っている印象を受けてしまうので、もう少し積極的な数字を記載し ても良いと思います。 市民活動推進課 差し替えの際、こちらも修正して提出させていただきます。 小橋委員 意見交換会は平日の午前中に1回の開催のみですか。 また、パブリック・コメントの説明会は1日に2回開催ですか。 市民活動推進課 今のところはその予定で考えていますが、夜間や土日開催も視野に入れています。 説明会は1日2回を予定しています。 杉崎会長 協働指針の見直しは実質的に庁内だけで進めるのですか。またはパートナーとなる市民グループを 加えて行いますか。 市民活動推進課 庁内だけで進めることは全く考えておりません。基本的には市民と一緒になって行わないと意味が ないものと思っています。平成25年の見直しの際は、市民参加を行う前に現状の課題を探るため、 市民活動団体に実態調査を行っています。今回もそういった手法を取り入れることを検討しています。 杉崎会長 事前調査シートに記載されているより少し踏み込んだ提案をいただいたので、実際に積極的に市民 参加を行ったというご報告を楽しみにしています。それでは、シートに追記して差し替えをしていた だき、再度配布をお願いします。 また、委員の皆さんは追加質問があった場合は事務局を通してお問い合わせをお願いします。 以上で、「協働指針の一部見直し」についての意見交換を終了します。ありがとうございました。 ③ 「和光市生活困窮者自立支援計画中間見直し」【地域包括ケア課】 杉崎会長 最後に、「和光市生活困窮者自立支援計画中間見直し」について、地域包括ケア課より説明をお願 いします。

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地域包括ケア課 生活困窮者自立支援計画は、平成28年度に生活困窮者自立支援法に基づき、和光市の生活困窮者 のニーズを把握し、自立に向けた支援を目的に策定しています。こちらは5ヶ年計画となっており、 3年目の平成30年度に中間見直しを行います。見直しの概要ですが、データを最新のものに反映し ていくことと、定められている成果資料に基づく中間評価を行います。 また、平成30年度から高齢者や障害者関係等、各福祉分野の計画がリニューアルされており、そ の中で生活困窮に触れている計画がありますので、そちらの施策との整合性を図っていきます。 見直しの検討の進め方ですが、連動している各保健福祉分野の関係各所との庁内調整会議で見直し を検討し、市民の意見を反映する場としてパブリック・コメントを予定しています。事前に提出した 調査シートには、パブリック・コメントの説明会は開催しないと記載しましたが、課内で検討した結 果、パブリックコメントと説明会はセットで必要だということを重々認識していますので、開催を予 定します。ただ、今までも説明会を開催していますが、周知不足もあるかもしれませんが来場者が全 くいないことがありましたので、事前予約をしていただき説明会を開催することを新しい方法として 考えています。 杉崎会長 ありがとうございました。質疑の前に2点確認があります。まず、事前の調査シートにはパブリッ ク・コメントの段階で説明会を開催するということですので、追記したものに差し替えし、事務局を 通してご提出をお願いします。こちらの記載があることを前提で質疑と評価を行いたいと思います。 次に、今回の中間見直しは市として必要で社会情勢の変化等で差し迫って行うというより、制度と して中間見直しを行うことになっているので行うという位置付けでよろしいでしょうか。 地域包括ケア課 そうです。 杉崎会長 先ほどの2つの計画は、行政側の担当が必要だから見直しを行う背景がありました。今回の計画は 見直しの時期になったので行うというものをご理解いただければと思います。 それでは、意見交換を行います。猪瀬委員が事前質問を出されていますが、いかがですか。 猪瀬委員 二点質問があります。まず、関連する活動団体は直接この計画に関係する市民の意見や、課題を探 ることができやすいため、こちらからも意見を吸い上げる工夫をしてはいかがでしょうか。 また、生活困窮者の自立の支援については、町の問題でもあると思います。制度の見直しと同時に、 内容を気軽に調べられるわかりやすい情報の発信が必要だと思います。わかりやすい情報の発信は、 考えていますか。 地域包括ケア課 一点目の関連団体の意見聴取についてですが、障害者団体等はいくつかありますが、生活困窮に関

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する団体は市内においては認知しておりません。 二点目のわかりやすい情報発信についてですが、市のホームページや広報等で発信をしております。 広報を読む方が少ないという意見もいただいていますので、それ以外でもチラシを配布しています。 現在、市内では「すてっぷ」、「すたんどあっぷ和光」の2団体に生活困窮者支援事業を委託していま す。そういった事業所にチラシを設置したり、市役所内のトイレにカード型のチラシを設置すること で相談先の周知を行っています。 猪瀬委員 関連団体がないことは意外でした。 地域包括ケア課 生活困窮に関する専門の団体は私どもでは認知していない状態です。 杉崎会長 さきほど仰っていた委託している2団体は違うものですか。 地域包括ケア課 生活困窮者支援事業を委託している事業所という意味では、社会福祉協議会とNPO法人ワーカー ズコープの2件あります。 委託している事業者に最前線で動いていただいていますので、先ほど説明した庁内調整会議にもご 参加いただき、相談内容や意見をいただくことを考えています。ただ、独自で活動している団体は把 握していないというのが現状です。 あわせて、生活困窮の課題というのは、仕事を辞めてしまったことですぐにお金がないというパタ ーンもありますが、実際には親の介護や障害等何らかの事由がベースにあって、生活困窮に陥ってし まうということがたいへん多く見受けられています。それらの個別の状況については、例えば障害支 援団体に対して聞き取りをする際に生活家庭部分での経済的な課題なのか、精神的や身体的な課題な のかを聞き取りしたものを、障害者計画や長寿あんしんプランに落とし込みをし、最終的に見直しの 中で生活困窮者自立支援計画の中に反映していくことを考えています。 小橋委員 庁内調整会議は市民参加に含まれますか。 地域包括ケア課 市職員と委託業者で行うものです。ただ、生活困窮計画は国からの指針で地域福祉計画の中で生活 困窮計画について謳うよう記載があります。社会援護課が所管している地域福祉計画推進委員会で、 計画素案の作成について網羅できると思いますので、新たに審議会を立ち上げることは考えていませ ん。既存の審議会で意見聴取を行う予定です。

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小橋委員 既存の審議会というのが、庁内調整会議にあたるものですか。 杉崎会長 事前調査シートではパブリック・コメントしか行わないと読み取れてしまいます。見直しのために 新たに組織を作らなくても、既存の組織を通じてニーズや市民の声を聞くということも考えているの であれば、調査シートに追記をいただければと思います。パブリック・コメントというのは政策決定 の最後の段階ですが、見直しするかしないかの判断は何に基づいて行いますか。 地域包括ケア課 生活困窮者自立支援法に基づき策定した計画で、5ヶ年計画の中間年の3年目にあたるということ で今回見直しを行うものです。「和光市ライフデザインプラン」には調査を行ったものを反映するた めに、生活困窮者自立支援法の中の必須事業と任意事業を計画に落とし込んで数値を目標値に立て、 計画どおりに行っていくという内容です。計画実施後に、中間見直しの中で実数を加えていき、状況 や変化があった際は修正が必要だと考えています。方法を大きく変えるというものではなく、定まっ た事業がある上での進捗状況を明らかにしていく内容と考えています。 杉崎会長 事前に提出した評価シートの記載では、見直しのプロセスに行政の中だけでは把握できていない当 事者や、市民の声が入る余地があるのかが判断できない部分があります。また、一方で上位計画で市 民参加を行ってニーズを捉えているという理解で良いですか。 地域包括ケア課 そうです。昨年度に上位計画である地域福祉計画の中間見直しを行いました。また、地域福祉計画 の中には長寿あんしんプランや障害者計画、子ども子育て支援計画など様々な計画の中間見直しの際、 ヒアリングを実施しました。高齢者で年金受給がなかったり、障害者を抱えて就労が困難だったりと 様々なファクターで貧困に陥るので、生活困窮者支援が一つの課題ではなく、横串を差していき包括 的に対策をしています。ライフデザインプランにおいても、整合性を図らなければならないので、大 きく変化をしていくというより、他の計画で行ったヒアリングやパブリック・コメントでの意見を反 映していくという手続きを考えています。 髙柴委員 障害を抱えることで生活困窮に陥っている方の中でも、身体障害者なら車椅子等で外目に見えるの で分かりやすいですが、精神障害者は分かりにくいと思います。行政は様々なパターンの自立支援の 仕方をどのように行っていますか。 地域包括ケア課 仰るとおり、外から目に見えて分かる障害をお持ちの方であれば、何か生活にお困りなのか把握が できますが、精神障害者や心身の不調を抱えていて表に見えない方がいらっしゃると思います。その

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方が何らかの理由で自立できていないという話になった際に、何をもって生活の自立ができていない のか、例えば、仕事することができないくらいに精神的な不調を抱えている方への就労支援は逆効果 になってしまいます。また、ある程度の軽作業は可能でも、そこに自分で繋がる力がない状態の方に はある程度就労支援のサポートを行うことができます。その世帯や個人のおかれている状況をトータ ルで判断し、その方に複合的なサービスを提供するという支援を行っています。 障害の担当課や高齢者の担当課だけでは難しい部分がありますので、「地域包括ケア課」という複 合的に支援の提供をマネジメントする課所を設けて、オーダーメイドのサービスを提供しています。 チームケアといって医師や弁護士等相談者に必要なチームを編成し、相談者に合ったそれぞれのプラ ンに対して支援していく流れです。 杉崎会長 様々な計画内で議論した内容をライフプランに落とし込んだから充分と仰るのは分かりますが、一 方で生活困窮者という内容に絞った調査をそれぞれの上位計画の中で把握する作業は行っています か。 地域包括ケア課 基本的にニーズ調査をもとに判定をし、その中の一つのスケールとして生活の中の困りごとを測ら せていただいています。そのものを抜き出した形で調査を行っているわけではありません。 杉崎会長 身体や精神の障害、経済等様々な切り口で重なっていき、市の担当それぞれで把握していても、今 回は生活困窮者の調査を行うので、和光市でいう生活困窮者の状態や内容、人数等を切り取った姿を 把握していますか。 地域包括ケア課 和光市の場合、生活困窮に特化するというより、まず生活課題を抱えていて自立ができない方の把 握をしています。大体が経済的・身体的・精神的事由の課題になり、その方に対して支援をするとい うスタンスで計画策定を行っています。 関口副会長 総合振興計画の「施策41 低所得者の生活の安定と自立への支援」に取組内容や指標等が謳われ ていますので、担当課は把握されていると思います。 杉崎会長 上位計画の中で実施したニーズ調査やパブリック・コメントでの情報を集めて、生活困窮者の基準 を想定しているのであれば新たな調査の必要はないと思います。 地域包括ケア課

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生活保護受給者は生活困窮者に該当するのは把握していますが、生活困窮の定義は経済的に困って いる方です。例えば総合振興計画に挙げている指標に、生活保護受給の相談者や税金の滞納者の人数 等がありますので、そういった事での把握をしています。また、自殺対策計画の中で経済的な困窮は 長期失業者が主な理由で、社会保険から国民健康保険に切り替え手続き申請に来た方にアセスメント を行うと謳われているので、こちらでも想定をしています。 杉崎会長 承知しました。やはり市民の中でも、この計画が対象とする方からのニーズを踏まえ、想定して議 論しているかが大切になってくるので、それが別の手段で担保していれば安心だと思い質問しました。 小橋委員 上位計画との整合性を会議で審議する必要はありますか。 杉崎会長 こちらの会議では実際の計画を見て整合しているかどうかの評価はせず、あくまでも判断をするに ふさわしいプロセスを踏んでいるかどうかの手続を見ていただきます。 小橋委員 委員が評価を行い、「上位計画で行っています」という回答の可能性もありますか。 杉崎会長 本日は実態として何を行っているか確認する場です。上位計画で調査やニーズの把握をしているの で、その下の計画では改めて丁寧なことは行わないと担当課は考えているということに対しても、意 見を言うのは委員です。適切・不適切かはそれぞれ委員が意見を出し、次回会議で議論を行います。 中間見直しは真っ白な状態ではなく仕組みとして計画の見直しをする形なので、評価が難しいとこ ろがあります。その間に上位計画が変わり、形式的に見直しすることは行いますが、それに対し新た に抜けているもの・いないのものがあるかを市民に意見聴取を行う予定はありますか。 地域包括ケア課 この計画は、初めて策定した計画ですので見込み量をお示ししています。実際3年間進行していく 中で実績値が出てきているので、表記していくことで進捗状況やその先の展開を書き加えていく必要 があると考えています。2年後に「第二期和光市ライフデザインプラン」の策定を行っていく形にな ります。 小橋委員 見直しにあたって、このプランの他に進捗状況を見直せるものがありますか。 地域包括ケア課

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ライフデザインプランの中に見込み量を設定し、例えば生活保護世帯が平成30年以前には500 世帯くらいになると見込んでいて、実際はどれくらいになるのかという推計を行っています。そちら との実績値の再検証を行います。 杉崎会長 中間見直しを行うからには、2年間で当初と状況がどう変化したか、うまくいった・いってないと いう内容を市民に示していただかないと、見直しをするにあたり担当課がどう判断しているか分から ないと思います。 小橋委員 今ある計画だけを見直しをするのは困難なので、進捗状況がまとまったものをパブリック・コメン トでコメントする必要がなく、中間の成果に対して見直しをするという理解をしました。 地域包括ケア課 元々あったラインがあり、それに対して、今回の中間見直しでラインが引き直されると思うので、 当初の想定より上方修正なのか下方修正なのかの比較を評価した上で修正を行ったり、修正が誤差の 範囲内であれば、基本的に書きぶりはこのままにさせていただくなどの見直しのとりまとめを行い、 お示しさせていただく予定です。 杉崎会長 以上で、「和光市生活困窮者自立支援計画中間見直し」についての意見交換を終了します。ありが とうございました。 杉崎会長 今年度は、これから新たに策定するなら丁寧に実施をしていただきたいところですが、中間見直し が必要だから機械的に行うのか、5年間のうちの中間見直しなので評価するにしても1年行って、ま た2年後に新たに策定するので、上位計画や政策が変わったので見直したいという難しい案件です。 庄司委員 幅広く市民に意見を反映させるために市民参加を実施するものであると書かれています。 杉崎会長 皆さんにはそういう視点で評価していただきたいです。難しい案件でしたが、まずはこうあるべき だという意見を委員会としては言っていただければと思います。 それでは、次回会議に向けての連絡事項について、事務局より説明をお願いします。 事務局 意見交換について、皆様ありがとうございました。この後、本日お配りしました資料6の、「平成 30年度市民参加実施予定 委員評価シート(個人用)」の作成をお願いします。こちらは、本日の

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意見交換の内容等を踏まえまして、4 市民意見の取り扱い 以外の各項目について、「適切である」・ 「おおむね適切である」・「不適切である」の三段階で評価をしてください。何かご意見がございまし たら、各項目のコメント欄、または5 その他(特記事項)にご記入ください。皆様から個人評価を いただきましたら、それをまとめたものを資料として作成し、お渡しいたします。記載されたコメン トやどの評価を選んだのか等、皆様のお名前も個々に記載させていただきますものとなりますので、 よろしくお願いします。〆切は、6月29日(金)正午までとさせていただきます。 平成29年度市民参加実施状況について 杉崎会長 続きまして、次第6 議事 「平成29年度市民参加実施状況について」事務局より説明をお願い します。 事務局 平成29年度に行った、市民参加条例第6条1項に該当する事業は、9件です。ただいま、各課に 実施結果の照会をかけているところです。本日は参考として、資料4の、実施予定時の調査・評価シ ートと、事業の参考資料をお配りしております。参考資料は、主に概要版や、計画から概要を一部抜 粋したものとなっております。各課から実施結果が出揃いましたら、また皆様に送付させていただき ます。 実施結果の調査・評価シートの送付と同時に、資料7の、質問シートの作成を依頼する予定です。 次回は担当課との意見交換はありませんので、回答は文書で送付させていただきます。資料7は前回 お配りしたものと同様の質問シートで、質問があった場合のみ質問シートをご提出ください。 質問に対する回答が各課から提出されましたら、皆様に送付すると同時に、平成30年度実施予定 事業と同様、資料8 平成29年度市民参加実施状況 委員評価シート(個人用)の作成依頼をお願 いしますので、よろしくお願いいたします。 杉崎会長 件数が多いので、平成29年度・30年度と次回会議で全ての評価を実施するのは難しいと思いま す。次回会議の時間を延ばすか、第2回・第3回と分けて実施したほうが良いかもしれません。平成 29年度の評価に関しては、実施したものなので計画と評価に対して対応しているかという視点で評 価していただければと思います。計画自体の評価は低かったがそのままきちんと進捗したものと、理 想は高かったが進捗状況が良くなかったというものがありますが、当初の計画より踏み込んで実施し たものは当然プラスの評価ができます。皆さんベースが分からず、これだけの情報だけでは評価が難 しいかもしれませんが、まず一旦シートの情報を読んで判断していただければと思います。 次回会議は委員それぞれが評価したものの一覧を配布しますので、そちらを基に評価が低い方は理 由を発表し、そうでない方の意見を聞きながら、会議としての最終的な評価をしていただく方法で進 めていきますのでよろしくお願いします。 ⑶ その他 ① 次回日程について

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次回の会議は、7月上旬ごろを予定しております。詳細は、また後日メールにてご連絡させていた だきますので、よろしくお願いします。 ② 会議録のご確認について 本日の会議録は、事務局で素案を作成後に皆様に確認依頼を行います。ご確認の上、修正後に反映 した上で公表させていただきます。 ③ 市民参加実施予定・状況の評価シートや質問シートのご提出について 平成30年度市民参加実施予定 委員評価シート(個人用)のご提出をお願いします。〆切は、6 月29日(金)正午までとさせていただきます。 平成29年度市民参加実施事業については、後日、実施状況の調査・評価シートを皆様に送付し、 そちらが届きましたら、資料7 質問シートの作成をしていただきます。質問に対する回答が各課か ら提出されましたら、資料8 平成29年度市民参加実施状況 委員評価シート(個人用)の作成を お願いします。 杉崎会長 皆さん、テーマによっては関心があるものと、全く専門外で良く分からないものがあると思います が、例えばこの計画を策定するにあたり、行政が一定の市民とのやり取りだけで適切な判断できるの か、大事な人に意見を聞き忘れていないか、団体でなくても集まっている場や事業があればそこに意 見聴取ができるのではないかという提言がある場合、まだまだできるので評価を「適切でない」にし、 当事者に近いところに意見聴取できる旨をコメントに記入できると思います。提言するには問題があ るが意見聴取等を頑張っている場合、行政手続というよりは市民の目線から策定するにあたり十分な 市民の声を聞けているか、先ほど民間の手法の意見が出ましたが、意思決定する際に必要な情報が整 っているのか、ステークホルダーは誰か分かっていてそれに向けてでどうやってその当事者のための 施策ができるのかといった切り口だとすっきりするかもしれません。この計画はどういった市民のた めのもので、それ以外の市民にもその施策にお金を投じることをどう考えているかも当然聞くべき、 といった視点を持って評価していただければと思います。 小橋委員 先ほどのヒアリングの中で、生活困窮者の事業を実施していると初めて知った部分があるので、調 査シートにもう少し具体的な当事者を担当課に記入していただくなど、必要な情報が記載されていな いと評価するのが難しいと思います。 杉崎会長 本日のヒアリングで、例えば説明会を実施する中で具体的に場所や回数を質問していただければと 思いますが、この制度の課題は全ての計画で完璧な市民参加を実施するというより、上位計画で丁寧 に行っているのでその成果を生かせば一つ一つの見直しまでは実施しないという考えがあっても想 定されていないと思います。単独でパブリック・コメントやニーズ調査を記入されていても、そもそ も「上位計画で市民参加を実施しているので必要ないと考えます」と記入できる項目があれば、委員

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も納得しやすいと思います。市民参加を予定しても人が集まらずコストもかかるという課題があるな ら、上位計画から情報を集めるのも一つの手法ですが、大きな方針を決める際は丁寧に行ってほしい というような評価ができる仕組みになっていません。もし次年度に調査シートを変更する場合は、「上 位計画で市民参加が行われており、十分だと考えるので、今回は少ない市民参加で見直しを行う」と いう旨が分かるよう反映できれば良いと思います。 杉崎会長 それでは、以上を持ちまして、第1回会議を終了します。ありがとうございました。 閉会

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