Expression of cyclooxygenase-2 is associated with carcinogenesis of the lower part of thoracic esophageal squamous cell carcinoma and p53 expression.

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(1)Title. Author(s). Citation. Issue Date. URL. Expression of cyclooxygenase-2 is associated with carcinogenesis of the lower part of thoracic esophageal squamous cell carcinoma and p53 expression.( Abstract_要旨 ) Kawabe, Atsushi. 京都大学. 2001-11-26. http://hdl.handle.net/2433/150202. Right. Type. Textversion. Thesis or Dissertation. none. Kyoto University.

(2) 【6 9 4】 氏. 名. かわ. べ. あっ し. 川. 部. 篤. 学位( 専攻分野). 博. 学 位 記 番 号. 論 医 博 第 1766 号. 学位授与の 日付. 平 成 1 3 年 11 月 26 日. 学位授与の要件. 学 位 規 則 第 4条 第 2項 該 当. 学位論文題 目. Expr es s i on ofc yc l ooxyge nas e2i sas s oc i at edwi t hc a r c i noge nes i soft hel owe r par toft hor ac i ces ophage als quamousc el lc a r c i nomaa nd p53e xpr es s i on. ( 食道届平上皮癌 における Cyc l ooxyge na s e 2の発現 は胸部下部食道偏平上皮癌 の発癌 と p5 3に関連 している). 論文調査 委員. 教 授 武 藤. (主. 士. (医. 学). 査). 論. 誠. 文. 内. 教 授 山 岡 養 生. 容. の. 要. 教 授 今 村 正 之. 旨. 以前か ら NSAI Dsによる発癌抑制お よび癌の増殖抑制が報告 され,その機序 としてアラキ ドン酸 カスケー ドの律速酵素 であるシクロオキシゲナーゼ ( COX)の酵素活性 阻害が注 目されて きた。COX には,恒常的に発現 し生体の恒常性 を碓持 している COX1と,サイ トカインや増殖 因子そ して p5 3変異 などさまざまな要因により誘導,発現調節 される COX2が あ り,特 に COX2は大腸癌 において高発現 している。 そ こで大腸 の発癌やその進展,NSAI Dsや COX2選択的阻害剤 の. Dsの発癌抑制効果が報告 されて 効果 との関連が盛 んに研究 されて きた。食道痛 においては他癌腫 と同様 に疫学的に NSAI 2の発現 を調べ,臨床病理学的因子 と p5 3 , さら いるが,詳細 はまだ明 らかではない。本研究では,食道痛 における COXに予後 との相関について検討 した。. 9 8 7 年 6月か ら1 9 9 7 年1 2月 までに切除 された1 7 5 例の食道偏平上皮癌 を用い,ホルマ リン固 京都大学腫蕩外科 において,1 定パ ラフィン包埋標本 を,抗 COX2抗体 にて免疫組織化学染色 を施行 した。判定 は,COX2染色陽性細胞 の割合 と染色 強度 より発現強度 を評価 し,その結果5 7. 70 / Oの腺癌が COX2高発現 と判定 された。 また,免疫組織化学染色 により COX2低発現 と判定 された 2症例,高発現 と判定 された 3症例 のそれぞれ非癌部及び癌部か ら蛋 白を抽 出 し, ウェス タンブロッ. 1,COX2蛋 白の発現 を比較 した。COX2は免疫組織化学染色 にて高発現 を示 した症例の癌部 において高 ト法 にて COX発現 してお り,その発現強度 も染色 の結果 に一致 していた。非癌部 においてはいずれの症例 もその発現 を認 めなかった。. COX1においては,すべ ての標本 において発現がみ られたが,COX2発現や癌部,非痛部 との相 関は認め られなかった。 2発現 と臨床病理学的因子では,腫癌の局在が胸部中部,下部すなわち気管分岐部以下の 免疫組織化学染色 による COX食道痛症例 が頚部,胸部上部 の症例 に比べ有意 に COX2が高発現 していた ( p-0. 0 01 4) 。その他 の臨床病理学的因子 と. COX2発現 には有意 な相 関は認め られなかった。更 に,1 7 5 例 の うち根治切除 された1 4 9 例 に関 して COX2発現 と 5年生 存率 との相関を検討 したが,有意な相関は認め られなかった。 また,食道の発癌及び COX2発現の調整 に関与が示唆 されている p5 3の検討では41. 7%の症例が p5 3陽性 と判定 され,. 2の発現 は有意 な正の相関を示 した ( p-0. 01 2 2) 。 その発現 と COX以上の結果 より,食道癌 において も COX2の発現が誘導 されてお り,特 に気管分岐部以下の症例 でその発現強度が高 く,. p5 3と伴 にその発癌,進展 に関与 している可能性が示唆 された。 腫癌の局在 による COX2発現強度差の原 因に関 しては更 なる検討 を要す るが,食道偏平上皮癌 において も胃十二指腸液 の逆流が発癌の一因 と考 えられてお り, 胃十二指腸液の正常食道上皮 における COX2発現 に与 える影響 に関 して検討が必 要 と考 えられる。 論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨 近年 NSAI Dsによる発癌抑制お よび痛 の増殖抑制が報告 され,その機序 としてアラキ ドン酸 カスケー ドの律速酵素であ. COX2)の酵素活性 阻害が注 目されて きた。食道癌 において も疫学的に NSAI Dsの発癌抑制 るシクロオキシゲナーゼ 2 ( -1 6 8 7-.

(3) 効果が報告 されているが,詳細 は不明である。申請者は, ヒ ト食道癌 における COX2の発現 を調べ,臨床病理学的因子, 食道発癌 に関係す る p5 3, さらに予後 について相関の有無 を検討 した。. 1 7 5 例 の ヒ ト食道偏平上皮癌組織 において1 01 例 ( 5 7. 7%)の腫癌 に COX2の高発現 を認めた。COX2発現 と臨床病. ①. 理学的因子では,腫癌の局在が胸部中部,下部食道癌すなわち気管分岐部位以下に局在する食道痛症例がそれより上に. 2が高発現 していた ( p-0. 0 01 4) 。その他性,年齢,腫蕩分化度,脈管侵襲, 局在 す る食道痛 に比 し有意 に COXTNM 分類及 び 5年生存率 と COX2発現 には有意な相関は認めなかった。. ② 食箪発癌 に関与 し,COX2発現 の調整 に関与が示唆 されている p5 3は7 3 例 ( 41. 7%)の症例 に p5 3陽性であ り,P5 3 発現 と COX2発現 は有意 な相関を認めた ( p-0. 01 2 2) 。. 2発現の意義 を明 らかにして,食道癌の発生 と進展の機序 を解明する上で示唆に 以上の結果はヒ ト食道癌 における COX富む ところが多い。 したが って,本論分 は博士 (医学)の学位論文 として価値あるもの と認める。 なお,本学位授与 申請者は,平成 1 3年1 0月2 9日実施の論文内容 とそれに関連 した試問を受け,合格 と認め られたものであ る。. -1 6 8 8-.

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