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コミュニティを活用した効果的な子供の見守り活動の実践

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Academic year: 2021

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66 青少年健全育成領域

コミュニティを活用した効果的な子供の見守り活動の実践

概 要  最近,少子高齢化や国際化,科学技術の高度化等急激な社会の変化を背景として,我々の住んで いる地域も昔のように安全安心でなくなってきた。特に,子供たちが被害者となる犯罪が増加する 中で,地域の子供たちは地域で見守るという機運が高まってきており,全国的にみても,様々な機 関・団体等がそれぞれの目的・目標に基づいて,実に多様な「子供見守り活動」を展開している。   本講座で学ぶ中で,私も,これまでの経験を踏まえ,身近な地域で子供たちを見守る活動に関わ れないか模索する中で,まずは,最も身近な居住地である阿波市内において,子供たちと地域住民 との交流活動の現状について調査することから始めることとし,「西原環境保全会」や「阿波市大 久保谷川蛍祭り」等の先行事例のヒアリングを行うとともに,夏休み期間中を中心に,自ら「ラジ オ体操を活用した防犯指導」や「メダカ公園草刈りと自然観察会」などの事業を企画し,実践して みた。こうした活動を通じて,地域住民は子供たちの健全育成に大きな関心を持っており,リーダー によるコーディネートやファシリテートが,子供たちと地域住民の交流活動の成否となることが明 らかになった。  一方で,近年 ICT の発達により,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用し た新しいコミュニティも出現し,ネットを活用した新たな子供たちの見守り活動の動きも出現して いる。  そのため,コミュニティを活用した「子供見守り活動」に焦点を当てて,その効果的な実施方策 を検討することとし,「自警団・はのうら(阿南市)」,「石井警察署(石井町)」「阿波社会福祉協議 会(阿波市)」「徳島県警(徳島市)」など,特徴ある「子供の見守り活動」を行っている県内各地 の機関・団体等において,聞き取り調査を行った。  また,事業の効果的推進方策を探るため,「新しい公共」,「プラットホーム」,「ネットワーク」をキー ワードに文献調査等も実施した。  こうした学習の成果を生かし,まずは身近な地域において,できることから始めることとし,今 後,母校の小学校でのスクールガードの活動から始める予定である。また昨年,防災士の資格を得 たことから,防災と防犯を連携させた子供たちの見守り活動の展開方策についても探りたいと考え ている。さらに社会福祉協議会が実施している団塊の世代による子供見守り活動にもファシリテー ターとしての参加を予定している。 青少年健全育成領域 篠 原 一二三

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