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virtual reality環境における人体解剖の大きさ再現精度評価を可能とする物体サイズ測定ツールの開発

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Academic year: 2021

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(1)3-3. virtual reality 環境における人体解剖の大きさ再現精度評価を可能とする 物体サイズ測定ツールの開発 〇片山 礼司 1) 2),杜下淳次 3) 1) 久留米大学医学部 医学教育研究センター 2) 九州大学大学院 医学系学府 保健学専攻 3) 九州大学大学院 医学研究院 保健学部門 【目的】 virtual reality(VR)技術の医学応用では,三次元医用画像を基にした手術シミュレーシ ョンやトレーニングが可能となっている.VR 環境内の人体解剖描出について,大きさの再 現精度を重視し,VR 環境と実環境をリンクする物体サイズ測定ツールを開発して基礎的な 検証を行った. 【方法】 VR 環境内での測定精度を高める目的で,デジタルノギスとマイクロステージで構成する 2 段階測定器を作製した.この測定器を用いて,一辺が 100mm の発泡スチロール製キュー ブ(実物体)の対面距離測定を行い,デジタルノギスのみで測定したデータと比較して信 頼性を確認した.VR 環境での基礎的な測定物体として,一辺が 25mm,50mm,100mm, 200mm のキューブデータ(仮想物体)を作成した.この仮想物体を,ソフトウェア Unity で構築した VR 環境へ投入し,ヘッドマウントディスプレイに表示して,2 段階測定器を用 いた対面距離測定を行った.この際,2 段階測定器には VR 環境内での位置検出を行うトラ ッキングセンサーを装着し,実環境とリンクした実測データによって大きさ再現の精度を 調べた. 【結果】 実物体では,2 段階測定器とデジタルノギスの測定データ(各 10 回測定)に統計的有意 差を認めなかった.仮想物体では,10 回測定時の最大誤差(%) ,誤差平均(%)は,各キ ューブにおいて,25mm(3.2%,1.93%),50mm(1.32%,0.76%) ,100mm(1.76%,1.14%) , 200mm(1.54%,0.75%)となった. 【結語】 開発した測定ツールは,仮想物体の大きさを精度良く測定でき,人体解剖の大きさ再現 精度の評価にも利用可能と考えられる.. ― 20 ―.

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参照

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