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看護学生の霊安室に対するイメージ

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(1)

看護学

安室

対 す

Mortuary

 

Images

 of 

Nursing

 

Students

賀 

道子

鈴木

 

は る み,

澁谷

 

貞子

 約

 

医 療 技 術の進 歩に よ る在 宅 死の減 少に伴い

院死の 割 合し く増 加 して い る

自らの 終末期の迎 え方につ い て の感心 が 以前に比べ まっ て きてい る現 代に おい て

人 が 最期を 迎える 場 所 としての 霊安 室は グ リ

フケ ア にお ける重要な役 割を持つ

こ れ まで

看 護 師の霊安 室に対 する イメ

ジ を調 査 して い る研究は見 ら れ る が 看 護 学生 のイメ

ジにつ い て の研 究は見 当た ら ない

.一

般 に

霊安室 につ い ては否 定的 イメ

ジ が 強 く, 冷たい 印 象を持 た れてい る こ と が多い

そこ で

看 護 学生 は

霊安 室に対してどの よ

な イメ

ジ を持っ てい るの かを 明らか に するこ と を 目とし

短 期 大 学 看 護 学科の新 入 生

92

,2年

100

,3

年生

78

卒 業生73 名

総 計 343 名に自記 式 質 問 紙 調 査 票を配 付し調 査し た

その結 果

否 定 的イメ

ジの 強い 霊安室であ る が, 看 護 学生は霊安 室に対 し て は, 安ら か で明るい とい う肯 定的で

感覚的 な印 象を持っ て い る こ とが 明 ら か になっ た

ま た, 霊 安 室は 生 か ら死へ の準 備 室の空間と想 像し

生 と死を分 離 する場で

悲 しみ や 思い を表現 で きる と考 えてい る こと が明らか になっ た

以上 に よ り

看 護 学生へ の死の準 備 教 育へ の示 唆の

助を得る こ とがで きた

、キ

ド:霊 安 室, 看 護 学生, 死 へ 準 備 教 育 は じ め に

 

死は にで も訪れ る もの で あるが

死 に 対 す る考 え 方 は 個 人 に よっ て

ま た 置 か れてい る 状 況 や個人 の体 験 に よっ ても異な る

死 を ど

捉 える か は, そ の人が生 きてき た 入 生観あるい は

死 生観に影 響さ れ る

現 在

医 療 技 術の進 歩による在宅死の減少 に 伴い , 病 院 死の割 合は著 しく増加 してい る

死 亡者 数の約

8

割が病 院で死を迎えてい る現 代におい て

死 は よ り身 近 な もの と して捉え ら れ

自らの終 末 期を どの ように迎えるかにつ い て も感心 を寄せ る 人 が

くなっ て い る と言われ てい る1] !)

  死を否 定した とこ ろ に理念を お く医 学で は

患者 の死は敗 北を意 味 する

病 院の死を覆い そうとす る発 想 は 現在の 死の タ ブ

視と相まっ て , 病院の 構 造や職 員の意 識な どに現れ る2〕相 馬い る

特に 霊安 室に おい て そ の傾 向は顕 著である

  E

S.

シ ュ ナ イ ドマ ン は “ 死は終わ りを意 味 する が

遺族 にと っ て は始 まり を意 味 する

と述べ てい るL)

死 に ゆ く 人と その 家 族の 関 係が親 密で あれ ば あ る ほ ど 最期 の 時 を共に 過ごす 場 所や時 間は大 切な もの で ある

遺 族にとっ て始まりとい わ れる死をどの よ うに迎えるか は

その後の遺族の死の受 容

悲 嘆 か らの回復に大 きな影 響を与える

霊安 室は家 族が改 め て 肉親の死 と向き合い

実 感 する とこ ろ で あ る

混 乱

悲し み

時には怒 りを包み込む癒しの場と な る3)

人 が 最 期 を迎 える場 と し て の霊安 室は グ リ

フ ケ ア に お ける重 要な役 割を持つ の である

 

これ まで 看 護師 を 対象と し た霊安 室に対 する調 査膕 個

看 護 学 生を対 象と し た もの は見 当 た ら ない

今 回, 以前 行っ た看 護 学生の死 生観に 関 す るア ン ケ

トか ら, 思 っ て い た 以 上に死 別 体 験 者が

霊安 室に行っ た経 験 者が多かっ た こ とに 着目 し

人 が最 期 を迎 える場と しての 霊 安 室に対 す る学生のイメ

ジを明 ら か に した の で報 告 する

 

看 護 学生の霊安室に対 する イ メ

ジを 明 ら か にす ることで

死の準備教育へ の

助とする

1.

調査対 象

究方法

73 桐 生 短 期 大 学紀要

第17号

2006

(2)

Kiryu Junior College

NII-Electronic Library Service Kiryu  Junior  College

 

短 期 大 学看 護 学 科の新入生

92

名, 2年生100 名,

3

年 生78 名

卒 業生73 名の 総 計 343 名

男 性 30 名 女 性

313

名 )

た だ し, 卒 業生 とは2005 年3 月14日 に卒 業 し た が

調 査日 には3 年在学 中であっ た学生である

2.

調査 期 間   2005 年 3 月 10日 か ら4月20 日に 自記式 質問 紙 調査票 を配 布

調 査に対 する説 明を行い 入後に その場 で質問紙を 回収 し た

3.

調査 方 法

 

基本 属性と死 別体験の 有 無 霊安室 に行っ た経験 の 有 無

霊 安 室の イメ

ジを 自記式 質問 紙 調査票 を 用い 調

  1) 基 本 属 性

  

基本 属性は

学年

性 別

年 齢 と し た

 

2

死 別体験の有 無とその 対象  

3

)霊安 室に行っ た経験の有 無 とその理 由

霊安室     の イメ

ジ につ い て 自 由記 載とした

4

分析 方 法  記 録 内 容の

1

ま と ま り を文脈 単 位と し内 容 分 析 を行っ た

分析におい て は

複数の 研 究 者 間で繰 り返 し検討 し, 合意の得ら れ た 内容を採用 し た

5.

倫理 的 配慮

 

学 生 に は 調査の 目 的

方法につ いて説 明し

調査 票 記入の 無 に よっ て成 績に影 響 するこ と は ない こ と

この 調 査 の依 頼 を 拒否

中断す る権 利が あ り

その た め に個人 的に不 利になるこ と は絶 対にない こ と

研 究 と して ま と め 公表す る際に は個人 が特 定で き ない ように プライバ シ

を保 護 する こと

秘 密は 厳守す る旨を 調 査票の 表 紙に文 書で明 記 し

かつ 口 頭で説 明し同意を得た

次い で, 友人

27

9

, 「曾祖 父 母」

24

8

),

「お じ

お ば」 17 名

6

),

「両親 」

10

3

「い と こ」

2

0 .

6

で あっ た

死 別体験 無 し は

71

名 (23%)で っ た

表 2 )

3.

霊安室の経 験

 

霊安室にっ た こ との ある学生 は

58

名 (

19,

3

%) であっ た

その うち

,身

近 な 人 との 死 別によ り霊安 室にっ た学生は49 名

16

3

ミナル ケア の 習で見学した学 生は

9

39

であっ た

霊安 室に行っ たこ とのない 学生 は

242

名 (

80.

7

%)で

そ の

身近 な 人 との死 別体験 が あっ て も 霊安 室に 行っ てい ない 学生 は

188

名 (

62.

7

%)であ り

死 別 体 験 も 霊安室 に行っ たこ と も ない 学生 は54人 (18%) であっ た

.(

3)

表1  基 本 属 性       N

31/ 項目    カ テ ゴ リ  人数 (% ) 性別 弊 女 性      281 (91) 男 性      30   新入 生  68 (22) 2年 生    96 (31) 3年生   76 (24) 卒 業 生    71 (23) 表2  死 別 体 験 N

311 項 目    カ テゴリ  関係 数 (%) 死別体験 有 無 祖父 母 友人 曽祖 父母 お じおば 両親 い とこ 240 (77) 160 (51

4) 27 9) 24 (8) 17 (5) 10 (3) 2 0

6 71 (23)

研 究結 果

  短 期 大 学 看 護 学生 を対 象とし

自記 式 質問紙 調 査 票を 配布し た結 果

回答が得 ら れ た343 名 中

有 効 回 答は

311

名 (回 収 率

90.

7%)であっ た

霊 安 室に関す る質 問に対して の有効 回 答は311 名中

300 名であっ た

1.

基本 属 性   対 象の基本 属 性は表 1に示し た通 りである

学生の 性 別は女 子 学生

313

名 (

91

%)

男 子 学生30 名 (9%) であっ た

学 年 別で は新入 生が68 名 (22%), 2年生

96

名 (

31

%)

,3

年生76 名 (

24

%)

卒 業生71 名 (23%) であっ た

平均 年 齢は19

8±1

7 歳である

2

死 別 体 験

 

身近な人との死 別 体 験 者は240 名 (77%)で その 人 との続 柄は

「祖 父 母 」が最も多 く160 名 (51

4%), 表3  霊 安 室 体 験 N

300 項目    カ テゴリ  理由 人数 (% ) 霊安 室 体験 有 無 身近な人との死 別 タ

ミナルケアの 演習での見学 身近 な人との 死別あり 死 別体験 も見 学 も な し 58 (19

3) 49 (16

3) 9 (3) 242 (80

7) 188 (62

7) 54 (18) 4

霊 安 室の イメ

 

霊安 室につ い て 回答の あ っ た

300

名の記 録 か ら

文 脈 単 位 599

サ ブカ テゴ

78,

カ テ

19,

コ ア カ テ ゴ

7

が 形さ れ , 最終的 に抽出 さ れ たコ アカテゴ リ は「暗 く冷たい イメ

ジ』

『静かで 空 虚な イメ

桐生短 期 大 学 紀 要

第17号

2006 74 N工 工

Eleotronio  Library  

(3)

『隔離さ れ たイ メ

ジ』, 『安ら か で明るい イメ

『生 と死を分 離 するイメ

ジ』, 『未 知の 世 界の イメ

ジ』

『感 覚の イ メ

ジ』の7個であっ た

.(

4

表4 カ テ ゴ リ表 カテ ゴリ コア カ テ ゴリ 暗くて寒いイメ

ジ 冷た く じめ じ め してい る感じ 怖いイメ

ジ 暗 くて冷たいイ メ

ジ 静 か で寂しい雰 囲 気 蠶 静 か で 空虚な イ メ

ジ 霊安室の物理的環 境 病 院 に お け る 霊安室の位 置 隔離 され た イ メ

ジ 安らか な 場 と しての霊 安 室 明るいイメ

ジ 明 る く安 らか な イ メ

ジ 生 と死 を分離 する場 死 別 を悲しむ場 天 国へ の準 備室 死者との惜別 生と 死を分 離す るイメ

ジ 想像でき ない世界 メディ アからの印象 生き返る 未 知の世 界のイメ

ジ 臭 覚か らの感覚 聴 覚からの感覚 色彩の イ メ

ジ 感 覚のイメ

1)

『暗 くて冷たい イメ

ジ』  こ のカテ ゴ リは

死 体が あ り空 気が重 く

暗 く

寒く

じめ じめ し てい る とい イメ

ジ で ある

2

)『静かで空 虚 な イメ

ジ』

 

こ の カ テ ゴ リ は, 静か で寂し く, 切 なく, 孤 独で 空 虚であるとい イメ

ジで ある

3) 『隔離さ れ た イ メ

ジ』  この カ テ ゴ リは

霊 安 室の 物 理 的 環 境

病 院に お ける霊 安 室の置 を示 し, 端にある, 地 下 に あ る などの の イメ

ジで

4) 『明るく安ら か な イメ

ジ』

 

この カ テ ゴ は, 安らかで 神聖 な 場所

落 ち着き があり

意 外と明るい とい イメ

ジ であ る

5

『生 と死 を分 離 する イメ

 

この カテゴ

死 を確認 し

死 別 を 悲 し む 場 で あ る と 同 時 に

魂 が昇 り

天国へ 準 備 も あ る とい 生 と死 を分 離する イメ

ジで あ る

6)

『未 知の世界のイメ

ジ』

 

こ の カ テ ゴ

実 際に は想 像で ない 場 所であ り

生 き 返 っ た り

幽 霊 に 出 会 っ た りす るメディ ア か らの 印 象が強い イメ

ジで あ る

7

「感覚の イメ

ジ』  こ の カ テ ゴ

色彩 (視 覚 )か らの

白 な どの イメ

聴覚

臭 覚か ら な ど 感覚に よ る イ 75 メ

ジで ある

考  察

 

看 護 学生の 身近 な 入との死 別 体 験 は

,77

% に 上 る

霊安室 に 行っ た体験 も

19.

8

% と約

5

人 に

1

人 が体験 し て お り

平均 年齢 が

19.

8

歳 とい うこ とか ら考 える と

とても

験であ る

 

先 行研究D

 

2 )

 

4 )

 

j )

 

6 ) に よれ ば

霊安室 に対 して看護 師 は 「冷 たい

「暗い

「不気 味 」な どマ イ ナス の イメ

ジ を持っ お り

遺 族とっ も 「寒々 した」 「殺風景な」 「狭い な どの印 象を与えてお り

ほ と んどの看 護 師は遺 体を安 置 する場

弔 う場と して十 分に霊安 室は 整 え ら れてい ない と報 告してい る

看 護 学生の今 回の調 査か ら得ら れ た7 個のコ ア カ テ ゴ リ の中で は

『暗く冷たい イメ

ジ』, 「隔離さ れ た イ メ

ジ』

「未 知の世 界のイメ

ジ』な ど

イ ナス のイメ

ジの強い カ テ ゴ リ が

致 する結果 と なっ て い る

  同じく

相 馬に よ る看 護 管理者の認 識に関する調 登 〕

安 室き が

く暗い とい イメ

ジ を持っ てい る と報 告し てい る

そ れには看 護 管理者の 理想とするイメ

ジ と

所 属 する病 院の実 態か ら抱 くイメ

ジの両 方が含まれ て い ると述べ てい る4 )

 

霊 安 室の マ イ ナス の イメ

ジ は, 日本における死 に対 する考え方に影 響さ れ てい る と考えら れ る

死 は生 きる こ と と表 裏

体であるだ けに

生へ 執 着 が 死へ の 恐怖 と な り, 日 常 的 に 死 を 忌 み 嫌い , タ ブ

視 す傾 向

医 療 , 生 きる こ と へ の 切 望 が医

技 術 を 目覚し く進歩さ せ た 分

患 者 の 死を敗北 とする考 え 方が根強 く存 在す ると守山は 述べ い る6}

霊安室の場 所 を 病 院の端 や 目 に付きづ らい 地 下 に設 置し

人 目に触れず移 送するこ と に都 合の 良い 場 所 を 選ぶ こと な ど は その顕 著 な現れであ る

看 護 学生 も霊安室 に行く体 験の 中で

その よ な 霊安室 の場 所 的 な 雰 囲 気 を 感 じ とっ てい る と考 え ら れ る

 

ま た

メディアか らの印 象も強い こ と が 伺える

特 に

低 学 年にその傾向が あった

低 学年は

死に対し 直 接 的に関 わるこ とが 少 な く

死につ い て考 えるこ と も少ない た め

現 実の死 を考え る よ り も

メ デ ィ ア に よるイメ

ジに左 右さ れやすい と推 測さ れる

 

霊安室 に対す る 『明 る く安ら か な イメ

ジ』 とい プラス の イメ

ジ は

死 別 体 験対 象 者が祖 父 母 に

い こ と を考え る と

死 はつ ら く苦しい 闘 病 桐生短 期 大 学 紀 要

第17号

2006

(4)

Kiryu Junior College

NII-Electronic Library Service Kiryu  Junior  College

生 活 か らの 解 放 と捉え

争い や 病苦の ない 世界に確 実に到 着する こ とがで きる とい う肯 定的 な捉 え方が で きるの で は ない か

ま た

メディ アの 影 響な ど か ら

死 後の世界は明るい 天国のイメ

ジ が あ ること によるの では ない か と考 えら れる

  藤 腹は看 取 り

看 取ら れ る た めの心得 と作 法の原 点 は

双 方の

生 死観

にある と考 えら れる

人 は 必 ず 死ぬ存 在であ り

私 自 身もい つ か必 ず死ぬ と言 うこ と を前 提と して

何を大 切に

人生 をい かに生 きるべ き か

どのような最 期を 迎 え たい か とい う 自 身の考え方や受 け 止め方

価 値 観を明ら かに したも のが 生死 観である

生死 観を育み つ つ生 きる こ と は

こ の世に生 を受 けた者と して の務め である と述べ て い る7)

生 と 死し て は生 死 , 死 生観と個人の価 値 観に よっ て その表 現は異 なる が

将 来 看 護 職を 目 指 す 学生に とっ て も 自らの 生 と死 に対 し ての 価 値 観を持つ ことはとて も重 要である

 

死 に対 する考 え方と して, 自分 に とっ て死は 「終 わ り」 と捉 えて い る人が多い が, 自分の 死 を考 える ときにマ イ ナスの 感 情 を抱 く人ほ ど, 死の 意 味 を終 わ りと捉える傾 向がある2〕て い

 

柏 木 も死後の 世界 を信じる こ と ができる人は

よ り平安な末 期が 迎えら れ る が, 死 を終わ りと捉 える 人にとっ て は

死の 過 程で の 苦し みは耐 え難い もの になる と述べ て い るB)

 

し か し

岸 本は死 を生命の わ り と見

今 ある人 生 を良く生 きるこ とで, 死 に直面 し な が らも生 きる 目標 を 失わず

死の 恐怖に打ち 勝つ こ とがで

死 を 別 れの 時 と考 え, 毎日 を 大 切 に し, 生 き がい の ある生 活 を 送る

その こ が 生の 問 題の 最 上の 解 決 にな り

死の問 題の解 決に も な る と 述べ てい る9)

  死を終わ りと捉える こ と も

死 後の世 界を信じる こと も

個々 人の死 生観と して

多 様な考え方が あ っ て良い の で は ない か と考える

特に看 護 学生にと っ て

死 は身近 な もの で は な く

日常的に死 につ い て考え るこ と は殆ど ない た め

自らの死生観につ い て考 える機会 を与えるこ と は 重要である

  死の準 備 教 育におい て は

その ような学生の状 況 を考慮 し た 上で

,多

方面 か ら 死 を捉え ら れる ような 教 育が必 要で あ る

死をタブ

視せずに直 視 する こ と は

限 りある命を大 切に生 き

生 かすこ との意 義

そ して死ぬ こ と を見つ め な おすこ とにつ な がると守 山4 ) 述べ て い る

看 護 学生 に死生観につ い て真 剣 に議 論 する機 会を与え

既 成 概 念にと ら わ れ ない 自 由な発 想を促してい こと が

人の最 期を看 取る こ 桐生短 期 大 学 紀 要

第17号

2006 との

い 看 護 職 者としての 資 質を高めてい くこ とに つ な がる とえる

 

看護 学 生の 霊安 室に対 す る イメ

ジ は

『暗く冷た い イメ

ジ』

「静 かで空 虚 な イメ

ジ』

『隔離さ れ た イメ

ジ』

「安ら かで明 るい イメ

ジ』 『生 と 死 を 分離す る イメ

ジ』

「未知の世界のイメ

ジ』

『感 覚の イメ

ジ』で あっ た

看 護 学生 対 す死の 備 教 育におい て

生 と死を見 直し

個々 の死生観を 育むこ と が重 要で あると示 唆さ れ た

本 研 究

限 界 と今 後

課 題

 

今回の研 究で は, 死別 体 験した年 齢や , 死 別した家 族との同居の有無 霊 安 室のイメ

ジの元と なっ た出 来 事や そ の 理由につ い て は調査 し てい ない

幼 少 期の 死 別 体験であれ ば

詳しい状 況につ い て の理 解はでき てい な かっ た かもし れ ない し 記 憶と して残っ てい な い こと も考え ら れる

死 別した家 族との 同居有 無に つ い て は, 間近で闘病 生 活を見てきた か否か で, イメ

ジ は変化 すえ ら れ

ま た

今 回 安 室入室の動機は, 純 粋に身近 な人との死別であっ た 学生ばか りで は な く, タ

ル ケ ア 習 とし て , 極 短 時間に見 学した のみである学 生 も含 まれ てい る

動機の い に よ り, 霊安 室の イ メ

ジ に影 響を 及ぼ し てい るとこ ろ もあると考 える

 

今 後は, 学年 進 度の違い なども含め て 調査 を行い , 研究して い こと が 課 題で

引用文 献

1)

相馬 朝江 :死後の ケア

室 に対す る ナ

ス   の 認 識

ス プラス ワ ン

,3

9

30−33 ,

 

1993.

2

) 相 馬 朝江 :死 と辺 の

現 代の エ ス プ   リ

 

378

43−52,

 

1999.

3

) 相 馬 朝江 :臨 終か ら退 院 まで の看 護

グ リ

フケ

 

ア の視 点 か ら

看 護 管理

,9 (

3)

197−201 ,

 

1999.

4)

相馬 朝江

山口利 子ら :霊安室 な ら びに死後の   ケア に対 する看 護 管理者の認識

日本 看 護 研 究   学 会 誌

,16

2

,1993.

5

) 山口利 子

相 馬 朝江 ら :病院における 霊安 室の   実 態

日本 看 護研 究 学 会誌

,16

2

,1993.

6

) 守山伸 子 :死者へ 念 と 遺

  看 護 管理

,9

3

) :

172477 ,1999.

76 N工 工

Eleotronio  Library  

(5)

7)

8)

eevang[]i

:

X.

28

(2)

iA*f-

:

E

Jztsio

JSt

it

t

kHl

tp

a)

t'Ti

il.

:149,

2005.

Ek8zaleifi%6.

ofHencatt

YE

0)

ua

(fiEl),

1983.

g)

reJitsi6ft

:

ijE

ig

SlOto4Jti.

th:

1967.

ftH:(mm),

Mortuary

Images

of

Nursing

Students

Michiko

Sunaga,Harumi

Suzuki,

'feiko

Shibuya

Abstract

With the

decrease

in

in-hospital

mortality rate

due

to advance

in

rnedical technology, out-of-hospital mortality rate

has

been significantly increased.Incomparison with pastdays,peoplehave shown greatinterestinend of life

issues

(how

they prepare themselves to have peacefu1 end of life)at the presentdays.Accordingly,a mortuary plays

important

role

in

the

gnevlng care process.

The studies on mortuary images of nurses are available, butno study hasbeen conducted on theimage of nursing students.

Generally,

most people have strong negative image and cold impressionon mortuaries. Therefbre,we conducted thissurvey

airn at clarifying how nursing students picturemortuaries. Self-questionnairesheets were

distributed

tototal

343

subjects of

92

freshmen,100sophomores, 78seniors and 73 alumni belongingto nursing departmentofjunior college.

From thesurvey, ithas

become

clear thatthesubjects have positiveand sensuous image

(peaceful

and clear) on amortuary, although a mortuary gives strong negative image. The survey also indicatethat the subjects

imagine

mortuaries as the transition state from lifeto deathand as theboundary of lifeand deathinwhich

grieves,

feelingsand considerations can be

expressed.

The

resultof thissurvey suggests the

importance

ofprovidingdeathpreparatoryeducation fornursing students.

Keywords: Mortuary,Nursing students, Death

preparatory

education

77

参照

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