効 果 的 な カ ウ ンセ リ ングの 方 法 につ い て
一―
UPI(Un市
ersity Personality lnventory精
神健康度
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ンケート調査から二
〇
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ethod of Counseling
一
Findings UPI(University Personality lnventoryl Questiomaire Stlrvey―船
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藤
高
博
Takahiro SATOU
浅
野
房
雄
Fusao ASANO
I.
は じめに.
短大 は,平
成3年
の短期大学設置基準 の大綱化 によ り各短期大学の特色あ るカ リキュラムを後 押 しす るこ とにな り,学
生主体 の カリキュラム を重視す るようになった といわれる。多 くの短期 大学では必修科 目を減 ら して学生 の選択肢 を広 げるようにな り,専
門教 育 ・実務教育 に重点 を置 くな ど教 育 内容 を充実 させ てい る。。短期大学生 は2年
間で準 学士 とな り社会人 となってい く中 で,年
齢 的 に青年後期 の時期 にあ り,将
来へ の不安 も強 く精神 的には まだまだ不安定 な時期 を生 きてい る。 また,短
大 の もつ地域 密着。とい う特徴 か ら,地
元 だか らとい う本 人の意 向が曖味 な まま入学 した学生や入学 した後の実習 な どの体験 を積 むこ とによ り,専
門教育 に戸惑 い を感 じる学生 も少 な くない。 アイデ ンテ ィテ ィ形成や精神 的 自立 に関す る重要 な時期 であ りなが ら (杉村 2001)の2年
間 と い う時 間で,専
門教育 ・実務教育 の カ リキュラムをこな してい くことは,自
分 を見つ め る時 間 と して余裕 な く,せ
わ しない まま社会的 自立 を余儀 な くされることと,推
察す る。 カウンセ リング室 としては, 2年
間 とい う時 間 を有意義 に過 ご し,学
業 と精神 的成長がバ ラ ン ス よ く成長 し,社
会 に貢献す る人材 に育 ってほ しい と願 うものであ る。入学時のUPI(Univerdty Personality lnventory学生精神 的健康調査以下
UPIと
略す)の 結果が
,そ
の後 の留年や退学状 況 とも関連す る示唆 (中村 2000)。 もあ り, 2年
間 とい う短 い時 間 に おいて,発
達 を促 し社会 に適応 していけるようにす るため には どの ような支援 が必 要か,UPIか
ら実態 を明 らか に して カウンセ リング室 としての役割 について考 えてみたい。 なお,UPIは
全 国大学保健管理協会の学生相談 カウンセ ラー と精神科医が 中心 になって作成 し た ものであ り,学
生相談 や精神保健相談 に利用 されている (松原2002)り。 ■.研
究 目的 本研究の目的は,学
生の動向にそって適切 なカウンセ リングに行 うためにどの ような点に工夫 をすべ きか,学
生の入学時 と10月にUPIを
使用 して精神健康度の調査 を行い,実
態を把握 し学生 生活 を支援 してい くための基礎資料 とする。 Ⅲ. UPHこ
つも`てUPIは
質問紙法による心理検査の一つで1966年に問題のある学生の早期発見,早
期治療 を目指 して,全
国大学保健管理協会の学生相談 カウンセラー と精神科医が中心 になって作成 された。大 学への新入生を対象に して神経症,心
身症その他の悩み,迷
い,不
満,葛
藤などの実態を調査する スクリーニ ングテス トである。全60項目のUPIは
健康尺度4項
目と不健康尺度56項目(悩み 。心 配 ごと・不安・迷い 。葛藤)で構成 されている。不健康尺度56項目のチェック総数 を1項
目1点
―-102-―として合計することにより各対象の得点を導 き出 しその値が高いほど
,不
健康であることを示す。 詳細 に学生の精神健康 を理解するために,UPIの
訴えの内容 にそつて項 目を「精神身体的訴 え」 16項目(Ql∼
4,Q16∼
19,Q31∼ 34,Q46∼
49),「抑鬱傾向に関するもの」20項目(Q6∼
15,Q21∼
30),「対人面での不安 に関するもの」10項目(Q36∼
45),「脅迫傾向や被害・関係念 慮 に関連するもの」10項目(Q51∼
56)の 4グ
ループ (吉武,1995)(中
井,2007)│こ
分けて分 析する。 Ⅳ。研究方法1.対
象 :本 学 に在籍 している学生2.デ
ータ収集期間 :平 成21年4月 ∼12月3.デ
ータ分析方法:4月
に身体健康調査票 とともにUPIを
実施 し,さ
らに10月にUPIの
み再 実施する。T検
定で二群比較 し,精
神的健康の状態 を経時的に浪1定する。 統計処理 にはPASW(Version18.0)を
使用 した。4.倫
理的配慮 調査対象者 に対 して結果は統計的に処理 し,個
人は特定 されないことを紙面 と口頭で説明 し た。記入,提
出をもって同意 を得た とし,個
人名が特定で きないように配慮 した。 5。 学生の年間行事予定1年
生 4月 入学式健康診断 授業開始 5月 軽井沢セ ミナー
2泊
3日 6月 幼稚園教育実習12日
間 7月 夏季休業 (下旬か ら8月 末 日) 9月 授業開始 前期試験 成績提出 10月 後期授業開始 紫峰祭 12月 ミュージックフェステイバル 冬期休業 (12月下旬∼1月上旬) 1月 保育所実習 (1月 中旬∼下旬)12日
間 2月 後期試験 (中旬∼下旬) 3月 春休み2年
生 4月 健康診断 前期授業開始-103-5月 健康栄養
3週
間実 習´ 6月
6月
下旬 ∼8月下旬 にかけて保育所12日間,施
設12日 夏季休業 7月 下旬 ∼8月下旬 7月 健康栄養実習 8月 特別補講機 関 (下旬) 9月 授 業 開始 前期 末試験 (中旬 ∼下旬)前
期 成績提 出 10月 後期授 業 開始 紫峰祭 幼稚 園実習12日間 (中旬 ∼11月初旬) 健康 栄養実習5日 間 12月 ミュー ジ ックフェステ ィバル 下旬冬季休業 1月1月
6日 ∼8日補講期 間 2月 後期 試験(2月
中旬) 3月 中旬 卒 業式6.本
学 の カウ ンセ リング室 について 本学 の カウ ンセ リング室 には,臨
床心理士,精
神保健福 祉士,看
護 師が3名
お り,そ
れぞれ の専 門性 を生か し,学
生 の こころの健康 について連携 しなが ら行 つている。年 間5名
か ら10名 ほ どの希望者がお り初回面接 で終了す る学生 と卒業す る まで支持 してい く場合 もあ る。導入は 学生部 に相談箱 を設置 してお り,本
人の カウ ンセ リング申 し込 みか ら介入 となる。 また カウ ンセ リング室では平成20年 よ りUPIを
健康診 断時 に行 い学生の健康状態 を理解す る 試 み を行 っている。 なお,本
学 は担任 制 を とってお り学生の個別相談 に担任が応 じている。 ま た,オ
フェイスアヮー を設 け各教員が時間 を決め学生か らの相談 に応 じる こととし,研
究室 を 開放 してい る。V.結
果・ 考察1.調
査対象数 と回収率 4月 ・10月 と2回
の回収で, 2回
とも回収 し,回
答 のあ った学生 を研究対象 とした。研 究対 象学生 は,一
年HO名
,二
年 186名(73%)で
あ る。2.保
育科1年
生 の4月・10月のUPIの
経 時 的変化 (表 1)1年
生UPIの
各項 目のT検
定 で は,特
に [動悸 や脈 が気 になる]t=-2.382,df=109<.05,
[体 が だ る い]t=-4.596,df=109<.05,[胸
が 痛 ん だ り しめ つ け られ る]t=-2.174,
-104-表
1.保
育科1年
生4月 。10月のUPlの
経時的変化 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 食 欲 が な い 吐 き気 胸 や け腹 痛 が あ る わ け もな く下 痢 や 便 秘 を しや す い 動 悸 や 脈 が き に な る いつ も体 の調 子 が よい 不 平や 不 満 が 多 い 親 が期 待 しす ぎ る 自分 の過 去 や 家 庭 は不 幸 で あ る 将 来 の こ とを心 配 しす ぎ 人 に あ い た くな い 自分 が 自分 で な い感 じがす る や る気 が で て こな い 悲観 的 に な る 考 えが ま とま らな い 気 分 に波 が あ りす ぎ る 不 眠 が ち で あ る 頭 痛 が す る 首 筋 や 肩 が こ る 胸 が痛 ん だ り しめ つ け られ る い つ も活 動 的 で あ る 気 が 小 さす ぎ る 気 疲 れ す る い らい ら しや す い 怒 りつぱ い 死 に た くな る 何 事 も生 き生 き と感 じ られ な い 記 憶 力 が低 下 して い る 根 気 が続 か な い 決 断 力 が な い 人 に頼 りす ぎ る 赤 面 して こま る 叱 つた り声 がふ る えた りす る 体 が ほ て つ た り冷 えた りす る 排 尿 や 性 器 の こ とが気 に な る 気 分 が 明 るい 何 とな く不 安 で あ る 一 人 で い る と落 ち着 か な い 物 事 に 自信 を もて ない 何 事 もた め らい が ちで あ る 他 人 に悪 く と られ や す い 他 人 が信 じ られ な い 気 を ま わ しす ぎ る -045 018 ‐045 ‐064 064 ‐136 009 -009 -018 000 ‐045 ‐155 ‐136 018 ‐100 -036 ‐064 -036 -073 ‐009 018 ‐045 ‐209 -145 -045 -055 045 -091 036 064 045 000 ‐055 -073 045 073 -009 027 0tXl ‐027 ‐082 ‐100 047 056 051 027 057 047 024 033 045 026 037 055 044 050 052 055 052 050 033 049 041 052 052 048 024 028 049 049 050 043 037 029 050 028 060 050 047 ■И9 048 042 041 052 ‐139 ‐093 ‐146 -117 ‐049 -230 ‐039 ‐074 ‐107 -051 -120 ‐264 ‐223 ‐081 ‐202 -145 -167 -135 -139 ‐107 ‐063 ‐149 -312 -241 -093 -111 ‐052 ‐189 ‐063 ‐022 -029 ‐057 -153 ‐128 -073 ‐025 ‐103 ‐070 ‐096 ‐110 -163 -202 048 130 055 -011 176 -042 057 056 070 051 029 -045 ‐050 117 002 072 040 063 ‐006 088 099 058 -106 -050 1X12 11t12 143 007 135 150 120 057 044 -017 164 171 085 125 096 056 11110 1X12 -962 323 -897 ‐2382 1122 -2876 376 -276 ‐407 000 -1215 -2806 -3117 364 ‐1939 ‐665 ‐1221 -729 -2174 -185 446 -869 4035 ‐3028 -1913 -1920 928 -1846 729 1467 1215 0∞ ‐1096 -2595 761 1468 -192 555 111Xl ‐653 ‐1990 -1939 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 109 lC19 109 109 109 109 109 109 109 lf19 ll19 109 109 109 109 109 109 109 109 109 lf19 109 109 109 109 338 747 372 019 264 005 707 783 685 1 0CXl 227 006 002 717 055 507 225 468 032 854 657 387 0∞ 003 058 057 356 068 468 145 227 101111 275 0H 448 145 848 580 1000 496 590 531 280 595 497 253 345 469 271 392 578 459 524 541 574 547 523 351 516 428 548 543 504 249 298 514 517 523 455 392 303 522 294 626 520 498 515 507 438 431 541 515 049 055 対応 サ ンプル の差 ―-105-―43 つきあいがきらいである
44
ひけ目を感 じる45
とりこし苦労をす る 46 体がだるい 47 気にす ると冷や汗がでやすい 48 めまいや立ちくらみがする 49 気を失つた り、ひきつけた りする 50 よく他人に好かれる 51 こだわ りすぎる 52 くり返 し確かめない と苦 しい 53 汚れが気になって困る 54 つまらぬ考えがとれない 55 自分の変なにおいが気になる 56 他人に陰 口をいわれる 57 周囲の人が気になって困る 58 他人の視線が気になる 59 他人に相手にされない 611 気持ちが傷つけられやすい -027 ‐ “ 5 ‐036 -227 -027 ‐∝5 ∞ 0 1X10 0CXl 018 009 -064 ‐018 ‐018 073 027 -036 ‐145 316 392 405 519 394 514 192 488 449 449 439 512 358 358 502 478 268 522 030 037 039 049 038 049 018 047 043 043 042 149 034 034 048 046 026 050 -087 -120 ‐113 -325 ‐102 -143 ‐036 -092 -085 -067 ‐074 -160 ‐086 -086 ‐022 -063 -087 -244 033 029 “ 0 -129 047 052 036 092 085 103 092 033 049 049 168 118 014 ‐047 ‐904 -1215 -942 -4596 ‐726 -928 1XXl OtlCl 000 425 217 ‐1304 -533 -533 1521 598 -1 421 つ924 109 109 ll19 lf19 109 109 ll19 109 109 109 109 109 109 109 ll19 109 109 109 368 227 348 卿 469 356 l lXXl 10∞ 1000 672 828 195 595 595 131 551 158 0“df=109<.05,[排
尿 や性 器 の こ とが気 になる]t=-2.595,df=109<.05の 4項
目で精神 身体 的 訴 え,[不
平 や不 満 が 多 い]t=2.876,df=109<.05,[や
る気 が 出 て こない]t=2.806,
df=109<.05は
,[悲
観 的 に な る]t=3.117,df=109<.05,[い
らい ら しやす い]t=-4.035,
df=109<.05,[お
こ りっぽい]t=-3.028,df=109<.05の
5項
目で抑 うつ傾 向項 目,[他
人が信 じられ ない]t=-1.990,df=109<.05の
1項
目で対 人面での不安 に関す る項 目,[気
持 ちが傷つ け られやす い]t=-2.924,df=109<.05の
脅迫 や被 害 ・関係 念慮 に関す る項 目で有 意 な差 が あ り, 4月
に比べ れば10月の方が精神 的健康 は下が つている。10月に入 り人間関係 についての悩 み な どが増 えてい る傾 向 にある学生が多 くなった と考 え られる。3.保
育科2年
生 の4月・10月のUPIの
変化 (表2)2年
生 の4月 。10月のUPIの
各項 目のT検
定 でで は,24項
目に有意 な差がみ られ精神 的 に不 健康 な状 態 になってい る。 [わけ もな く下痢 や便秘 を しやす い]t=-2.684,df=109<.05,[動
悸 や脈 が きになる]t=―
3.174,df=109<.05,[胸
が痛 んだ りしめつ け られる]t=-1.987,df=109<.05,[体
が だ るい]t=-2.830,df=109<.05,[気
にす る と冷 や汗がでやすい]t=-2.626,df=109<.05,[め
まいや 立 ち くらみがす る]t=-2.230,df=109<.05,[体
が ほて った り,冷
えた りす る]t=-2.384,
df=109<.05,の
精神 身体的訴 えに関す る7項
目,[不
平 や不満が多い]t=-2.775 df=109<.05,
[将 来 の こ と を心 配 しす ぎ]t=-3.050,df=109<.05,[人
に会 い た くな い]t=-2.278,
df=109<.05,[悲
観 的 にな る]t=-2.382,df=109<.05,[考
えが ま とま らない]t=2.072,
df=109<.05,[気
疲 れす る]t=-2.455,df=109<.05,[怒
りっぽい]t=2.775,df=109<.05,
―-106-―表
2.保
育科2年
生4月 。10月のUP!の
経 時的変化 対 応 サ ン プ ル の 検 定 二 年 生 彙 育 科 tf直 自 由 麿 有 意 確 率 GHrall、 平 均 値 平 均 イ直の 菫0ヽ950/.イ會奎目□1簡 下 躍 上EE ■ 1日に〔口ヽ77`アdrし ` 2 吐 き 気 ・ 胸 や け・ 腹 痛 が あ る 3 わ け も な く下 痢 や 便 秘 を し や す い 4 動1季や Л籠が き に な る 5 い つ も 体 の 調 子 が よ い 6 不 平 や 不 満 が 多 い フ 親 が 期 待 し す ぎ る 8 自 分 の 過 去 や 家 庭 は 不 幸 で あ る 9 将 来 の こ と を 心 配 し す ぎ 10 Aに あlrヽた くな い 11 自 分 が 自 分 で な い 感 じ が す る 12 や る 気 が で て こ な い 13 悲 観 自,cなる 14 考 え が ま と ま ら な い 15 気 分 に 波 が あ り す ぎ る 16 不 眠 が ち で あ る 17頭 痛 が す る 13首 筋 や 肩 が こ ろ 19胸 が 痛 ん だ り し め つ け ら れ る 20 1ヽつ も 活 動 自●で あ る 21 気 が イヽさ す ぎ る 22気 疲 れ す る 23 い ら い ら し や す い 24怒 り っ ぼ い 25 死 に た くな る 26何 事 も 生 き 生 き と 感 じ ら れ な い 27 冒己憧 力 が 低 下 し て い る 28 根 気 が 続 か な い 29決 断 力 が な い 30 人tC申日り す ぎ る 31 赤 面 し て こ ま る 32 叱 っ た り、 声 が キ る え た り す る 33 体 が ほ て っ た り 、 冷 え た り す る 34 排 尿 や 性 器 の こ と が 気 に 「●・る 35 気 分 が 明 る い 36何 と な く不 安 で あ る 37-人 で い る と 落 ち 若 か な い 38物 事 に 自 信 を も て な い 3, 何 事 も た め ら い が ち で あ る 40他 人 に 悪 く と ら れ や す い ― 41 他 人 が 信 じ ら れ な い 42 気 を ま わ し す ぎ る 43 つ き あ ぃ が き ら い で あ る ― 44ひ け 目を 感 じ る 45 と り こ し 苦 労 を す る 46体 が だ る い 47気 に す る と 冷 や 汗 が で や す い 48め ま い や 立 ち く ら み が す る 49気 を 失 っ た り、 ひ き つ け た り す る 50よ く他 人 に 好 か れ る 51 こ だ わ りす ぎ る 52 く り通 し 確 か め な い と 苦 し い 53 汚 れ が 気 に な っ て 国 る 54 つ ま ら ぬ 考 え が と れ な い 55 自 分 の 変 な に お い が 気 に な る 56 他 人 に 隆 口 を い わ れ る 57周 回 の 人 が 気 に な っ て 困 る 53他 人 の 視 線 が 気 に な る 59 他 人tCキロ手 に さ れ な い 60気 持 ち が 傷 つ け ら れ や す い ・ 0 064 ■ 136 ●1 0082 ■ 136 40045 ■018 0191 ■01
JO m ‐0082 0_12フ J001 ■073 ■ CXp ■073 ‐0055 ヨ0(",1 0018 4073 ■ 127 0036 ■ 136 JO“5 ■1 0018 4118 4004541
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0018 ヨD悦1 ■ CX4 0αじ5 01“ 0429 003 0 0124 0α2
J005 0C69 ■039 0033 _0019 0114 0 (=23 0064 ■ 004 0067 0088 ■C12 0039 0288 ‐0032 00嗜8 _0017 00550曖
0042 0036 0017 ‐0015 4)031 4 044 コ007
-0012 0031 0128 0085 0C26 o tr7 0117 0013 0044 0055 0033 0039 ■046 _1185 2684 31'4 1.685 -2'75 -139] ■498 ■Ю5 -2278 _1467 ‐1629 ■3鯰 2072 _1468 ■ 159 -1421 _1283 _1987 0342 _1521 2455 ■684 -2775 _1149 4455 0376 _2 469 0821 ‐20フ3 」0425 0228 ‐2384 ■376 3882 ,6tDl ● 962 -2307 J0897 _1467 _2957 _1261 _1貿p
-234 2763 2_83 2626 -223 ● 446 053フ J0192 _1 4CM ●228 0364 _134フ ■894 ■897 _13“ ■376 2989 109 1" 109 109 109 109 109 109 109 1《口, 109 lC19 109 lC口ゆ 109 109 109 1く "9 109 109 109 109 109 1("9 109 1(", 109 1く "p 109 1く ", 109 1く口, 109 lCp 109 ユく ", 109 109 109 1" 1" lCD 109 1く ", 109 1く ", 109 1く ", 109 1" 109 1く口, 109 10 109 1く ", 109 1く ", 109 0238 0 CXIB Oα鯰 0095 0α%
0167 0619 0 CD3 0025 0145 0106 0019 0“1 0145 0874 0158 0202 0“9 0フ33 0131 0016 0495 0α “ 0253 0016 0707 0015 0414 0041 0672 0_32 0019 070フ 0 0011 0338 0023 0372 0145 0 CXH OL21 0134001
0 CX17 0α節 OЮl 0028 0657 0592 0848 0163 0_32 0717 0181 0374 0372 0195 0707 0 CX13 一-107-一[何事 も生 き生 き感 じられ ない
]t=-2.455,df=109<.05,[根
気 が続 か ない]t=-2.469,
df=109<.05,[人
に頼 りす ぎる]t=-2.073,df=109<.05,の
抑 うつ傾向に関する項 目の9項
目で,[何
とな く不安である]t=-2.601,df=109<.05,[物
事 に自信が持てない]t=2.307,
df=109<.05,[他
人が信 じられない]t=-2.957,df=109<.05,[ひ
け目を感 じる]t=-2.340,
df=109<。05,[と
りこし苦労 をす る]t=-2.763,df=109<.05の
対人面で不安 に関するもの5 項 目で,[気
持 ちが傷つけ られやすい]t=-2.989,df=109<.05の
脅迫傾向や被害。関係念慮で ある。陽性項 目では [気分が明るい]t=3.882 df=109<.05に
有意な差があ り,精
神的に不健 康 な状態 になっている学生が多 くみ られる。4.2年
生の 4月 。10月のUPIの
変化 (表3)
二年生の 4月 。10月のUPIの
各項 目で有意 な差がみ られたのは,[動
脈 や脈が気 になる]t=3.205,df=185<.05,[胸
が痛 んだ りしめつけられる]t=-2.101,df=185<.05,[体
がほて つた り,冷
えた りする]t=-3.083,df=185<.05,[体
がだるい]t=3.583,df=185<.05,[め
まいや立ち くらみがする]t=2.601,df=185<.05の
精神身体的項 目に関する6項
目,そ
れに [不平 や不 満 が多 い]t=-2.461,df=185<.05,[将
来 の こ とを心 配 しす ぎ]t=-2.778,
df=185<.05,[人
に会いた くない]t=-2.653,df=185<.05,[自
分が 自分でない感 じがする]t=-2.433,df=185<.05,[悲
観的になる]t=-2.243,df=185<.05,[気
疲れす る]t=-2.437,
df=185<。
05,[気
が/1ヽ さす ぎる]t=-1.910,df=185<.05,[怒
りつぽい]t=-2.669,
df=185<.05の
抑 うつ傾向項 目で8項
目,[何
とな く不安である]t=-3.003,df=185<.05,[物
事 に自信が もてない]t=-2.164,df=185<.05,[ひ
け目を感 じる]t=-2.076,df=185<.05,
[取りこし苦労 をする]t=-2.060,df=185<.05の
4対
人面での不安 に関するもの4項
目,[気
持 ちが傷つけられやすい]t=-3.572,df=185<.05の 1項
目で脅迫傾向や被害・関係念慮 に関する ものに有意な差がみ られ,平
均値 も高 く10月は全体的に不健康な状態になっている学生が多い。5.UPIの
訴えの内容別比較 (表4)
一年保育では,精
神身体的訴え項 目がt=-2.623,df=109<.05,抑
うつ傾向項 目にt=-2.969,df=109<.05で
有意な差がみ られた。 二 年 生 の保 育 で は,不
健 康 尺 度 項 目t=-4.139,df=109<.05,陽
性 項 目t=-2.417,
df=109<.05,精
神身体的訴え t=-3.463,df=109<。05,抑
うつ的傾向に関するものt=-4.023,df=109<.05,対
人面での不安 に関するものt=-3.851,df=109<.05に
有意な差がみ られた。 栄養科は,T検
定では有意な差がみ られなかった。 人間生活学科では,陽
性項 目t=2.535,df=15<.05に
有意な差がみ られた。2年
の保育科 に不健康 な状態の学生が多い傾向があ り,人
間福祉専攻科・栄養科 。一年保育 科の順 となっている。-108-1イ直 自由度 有意確率 輛言イロllヽ 車 鮨 脩 E塾恒喜 rェ リ1口υJ 薔淮 翌 芸 I ttm刀ヽ7ぃ
2
吐き気・胸やけ・腹痛がある3
わけもな く下痢や便秘をしやすい4
動悸や脈がきになる5
いつも体の調子がよい6
不平や不満が多い7
現が期待しすぎ る8
自分の過去や家庭は不幸である 9 1専来のことを心配しすぎ10人
にあいた くない 11 自分が自分でない感じがする 12 やる気がでてこrg・ぃ 13 悲観自うになる 14 考えがまとまらない 15 気分に波があ りすぎる 16 不眠がちである 17 頭痛がする 13 首筋や肩がこる 19 胸が痛んだ りしめつけられる 20 ぃつも活動的である 21 気が小さすぎる 22 気疲れする 23 ぃらいらしやすい ‖ 悪 りっぼい 25 死にた くなる 26 何事 も生き生きと感じられない 27 冒き臆力が低下してぃる 23 根気が続かなぃ 29 決断力がない 30 人ι〔頼 りすぎる 31 赤面してこまる 32 ntった り、声がふるえた りする ]3 体がほてった り、冷えた りする 34 排尿や性器のことが気になる ]5 気分が明るい 36 何とな く不安である 37 -人でいると落ち着かない ]S 物事に自f言をもてない 39 何事もためらいがちである 40 他人に悪 くとられやすい ― 41 他人がf言じられない 42 気をまわしすぎ る 43 つきあぃがきらいである 一 44 ひけ目を感じる 45 とりこし苦労をする 46 体がだるい 47 気にすると冷や汗がでやすい 48 めまいや立ちくらみがする 49 気を失った り、ひきつけた りする 50 よ く他人に好かれる 51 こだわ りすぎる 52 くり返し確かめないと苦しい 53 汚れが気になって国る 54 つまらぬ考えがとれない 55 自分の変なにおいが気になる 56 他人に陰口をいわれる 57 周回の人が気になって国る 58 他人の視線が気になる 59 他人に相手にされない “ 気持ちが傷つけられやすい JUJll4郎
■_lC12 ■■31 0043 ■ 091 ■■38 ■C111 ■_124 ■■Sl 」0075 ■048 ■■86 ■ 043 ■■54 0■ 16 ■■5, ■ C43 0070戯
4417 ■鰤 ■4133 4_103 ■■16 ■郎 ■ 043 ■』38 ■ 005 ■■54 ■■11 ■CX15 ■_108 0 0.102 ■_118 ■■32 ■■81 ■m7
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■■32 4C159 0 ■■16 ■tX15 0 ■ 065 41』6S ■CX15 ■_129 U愕"
0_558 0_546 0343 0_523 0_506 0301 0345 0」Ю7 0415 04●E2 0_53] 0_523 0■75 0496 0_535 0_552 0486 0454 0.53 0499 0_542 0_554 0_549 0332 0451 0_503 0_534 0_574 0_507 0J29 0382 0476 0■55 0.536 0_537 0464 0_508 0_524 0446 0J晰4 0■33 0406 0J,4 0391 0_532 0■55 0_5]6 018 0■71 0464 0467 036 0_514 0235 0JttB O.505 0.503 0コ‖4 0J,3 0劇■′ 0041 0■ 0』25 0038 0037 0■22 0■25 0045 003 0_031 0039 0038 0●5 0036 0039 004 0036 0033 0」B9 0037 0‖ 0041 0‖ 0028 0033 0037 0039 0042 0037 0郎1 0■23 0035 0■19 0JB9 0039 0034 0037 0』B8 003] 0034 0035 003 0JBl 0029 0_039 0朗3 003, 0■13 0●5 0034 0034 0026 0」B8 041210J
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JO_316 ■.156 ■943 _lr■7 0 ■428 4ユ58 0 _1741 -1,1 ■.301 ‐3.572 め “ 勝 諄 “ 勝 85 “ 勝 “ 勝 “ 85 “ 85 6 85 “ 諄 ” 35 85 勝 “ 勝 静 “ “ “ 6 勝 “ 85 勝 “ 85 85 勝 “ 85 ” 85 85 臣 85 6 6 6 “ “ 勝 6 85 “ 85 “ “ ” 勝 85 07●9 0コ95 0011 0 CX12 0208 041150J
0571 0α拓 0_αり 0016 0217 0026 0218 0141 0■ 81 0146 0コ29 003ア 0.58 0058 0■16 0355 0 CXIB 0565 0_195 0249 0338 0899 0.149 0733 0_348 0002 1 001 0 CX13 0344 0.032 0485 01251 0344 0 Cr7 01(面 0039 0031 0 0078 0Юl 0416 0.876 0344 0■86 1 0“面p 0797 1 008303"
0764 0 表3.2年
生4月
。10月のUPIの
経 時的変化 ―-109-―表
4.各
学 科 。学 年 のUP卜
訴 え内容 別 項 目比 較 各学科のUPI不健康度尺度(56項目)の平均値 学科・学年 2年保 育科 2年栄養科 2年人間福祉学科 2年 全体 1年保育 調査月 日 4月10月
4月10月
4月10月
4月 10月 4月10月
平均値 16.22 20.17 15.02 16.52 19.75 16.05 18.96 13.3 15.4 SD 10.53 10.01 1177 9.74 11. 1 各学科・学年の精神身体的訴えの比較 2年保育科 2年栄養科 2年人間福祉学科 2年 全体 1年保育 4月10月
4月10月
4月10月
4月 10月 4月10月
平均値 4.25 5.27 4.00 4.50 5.06 4.02 4.84 339 4.12 SD 3.27 3.53 2.55 3.09 3.04 3.39 2.91 3.19 各学科・学年の「抑うつ的傾向」の比較 2年保育科 2年栄養科 2年人間福祉学科 2年 全体 1年保 育 4月10月
4月10月
4月10月
4月 10月 4月10月
平均値 6.73 6.70 7.15 7.81 8.06 6.81 7.97 5.52 6.52 SD 4.68 4.34 4.72 5.08 4.61 4.93 各学科 。学年の「対人面での不安 に関するもの」の比較 2年保育科 2年栄養科 2年人間福祉学科 2年 全体 1年保育 4月10月
4月10月
4月10月
4月 10月 4月10月
平均値 2.83 3.69 2.75 2.98 3.19 2.94 3.40 2.23 2.45 SD 2.64 2.83 2.72 2.40 2.66 3.13 2.66 2.74 各学科・学年の「脅迫傾向や被害。関係念慮」の比較 2年保育科 2年栄養科 2年人間福祉学科 2年 全体 1年保育 4月 10月 4月10月
4月10月
4月10月
4月10月
平均値280
2.10 2.38 3.69 2.39 2.74 2.15 2.31 SD 2.52 2.54 2.30 2.16 3.00 2.68 2.50 2.45 2.25 2.40 各学科 。学年の「KEY項目」の比較 2年保育科 2年栄養科 2年人間福祉学科 2年 全 体 1年保育 4月 10月 4月10月
4月10月
4月 10月 4月 10月 110 平均値 0.52 0.52 0.63 079 0.81 0.59 0.73 SD 0.99 1.00 0.89 0.75 0.98 1.02 0.99 100 0.82 0.94-110-6.1年
生の精神健康の入学時UPIの
他校比較 と経時的変化UPIは
,精
神内的お よび外的適応の指標 として実質的に有効であろう (喜田2006)。といわ れる。 先行文献 (中井2007)。では,学
年別入学時のUPIの
精神身体的訴え2.09(SD2.28),抑
うつ 傾向項 目3.61(SD3.92)対
人不安項 目1.22(SDl.84),脅
迫傾向・被害関係念慮項 目1.04(SDl.61) である。 また,先
行文献 (吉竹1995)のでは,T短
大の不健康尺度(UPI得
点)の
平均値 は11.0(SD8.2),K短
大の平均値 は10.0(SD8.2)で ある。 本学の入学時の平均値は(資料4),不
健康尺度項 目13.3(SD'74)で T短
大・K短
大 と比較 すると高い結果 となる。 また, 4年
制の先行文献 (中井2007)つ と比較すると,本
学の精神身体 的訴 え項 目は3.39(SD2.91),抑
うつ傾向項 目5.52(SD4.11),対
人不安項 目2.23(SD2.11)で あ る。脅迫傾向・被害関係念慮項 目は2.15(SD2.25)で あ り,抑
うつ傾向項 目は性格や 。性質の影 響 を受ける項 目であるが,全
部の内容別項 目に関 して本学の得点は高い。 本学は, 2年
+1であるため二年間で卒業 ということを考えて,精
神的に安定 して学業 に専念 で きる環境 を早 く整えることがで きるように,導
入 してい くことが大切であ り,精
神的に入学 当時か ら不安,迷
いなどを軽減する為の細やかで丁寧な対応が必要である。 訴え内容別の項 目 (表5)の
4月 と10月の比較では,不
健康尺度,精
神身体的訴 え,抑
うつ 傾向,対
人面の不安 に関するものに有意な差があ り,10月
にむかってさらに気持 ちが沈む学生 が多い傾向にある。 入学時 より教科相談,進
学相談,健
康相談など,学
生が出入 りしやすい環境 を整えることが 必要 と考 える。 表5.UPI・
訴 え内容別項 目 一年生4月
。10月二群比較 UPI請え 内 書H―年 儡 官 “ 対 応 サ ン フ ル の 菫 :値 自 由 度 有 意 磯 率 輌 倒) 平 均 値 標 準 備 差 平 均 値 の 標 準 誤 差 差 の "%信 頼 区 間 下 限 上 限 不 籠 自 尺 度 項 目 陽 性 '日 日 KEY:ロロ 精 神 身 体 的 訴 え 抑 う つ 傾 向 に 関 す る も の 対 人 口 で の 不 安 に 関 す る も の 脅 迫 傾 向 や 機 害・ 関 係 念 由 に 関 す る 項 目 -2.100 _lm ‐_136 -_727 ‐1000 -227 -.155 895, 1401 ,23 2J08 3.532 2321 2370 .B54 .134 08B 277 337 221 226 ‐3_802 -_16 ‐311 -1277 ‐1668 -_666 ‐602 I 6 錦 ■ ■ ■ ■ 4 3 ■ 1 3 2 ユ ‐2469 749 ‐15J
46郎 ‐29"
-1027 ‐684 1091"
1"
10
1"
l"
109 015 456 124 010 004 307 496-111-表
6.UP:・
訴 え内容別項 目 二年生保育 は 4月 。10月の二群比較 UH請え 白 害 月 二 年 ■ 青 科 対 応 サ ン プ ル の 差 :僣 自 由 度 有意磯 ヨEくロロ 側) 平 均 饉 標 準 籠 差 平 均 値 の 標 準 誤 差 差 の ,5%信頼 区 闇 下 限 上 限 不 健 康 尺 度 項 目 陽 性 項 日 KEY項目 格│1身体 的 訴 え 抑 う つ 傾 向 に 関 す る も の 対 人 面 で の 不 安 に 関 す る も の 書 迫 傾 向 や 被 書・ 聞 保 念 虚 に関 す る 3頁目 `.953‐ 318 ‐064 ‐1.027 ‐1.682 ‐864 ‐3巴 10.020 1381 1136 3111435
2352 2184 955 132 108 2'7 41B 224 20B ‐5848 ■5フ ‐27B -1615 ‐2510 ‐130B ‐7,5 ‐2061 579 151 ‐439 ‐_853 ‐419 031 413, 2417 -588 ‐3463 ‐4023 ‐3851 ‐1日33m
017 55日 .mlm
m
0697.2年
生保育科 の経 時的変化 と1年
生保育科の平均値 の比較2年
生保育科 は [わけ もな く下痢 や便秘 を しやす い][気
にす る と冷や汗が出やすい][体
が ほて つた り,声
がふ るえた りす る]な
どの精神身体 的項 目 [将来 の ことを心配 しす ぎ][人
に会 いた くない][考
えが ま とま らない][気
疲 れす る][何
事 も生 き生 き感 じられ ない][根
気が続 か ない][人
に頼 りす ぎる]の
抑 うつ傾 向項 目,[何
とな く不安 であ る][物
事 に 自信 を もて な い][ひ
け 目を感 じる]の
対 人面 で不安 を感 じる項 目は1年
生 には見 られない項 目であ り, 2年
生 の4月か ら10月の経時的変化 によ り,T検
定 で有意 な差 があ つた。 特 に,抑
うつ傾 向項 目が増 えてい る(表4)。 これは′心理 的ス トレス反応 であるNczu,Nczu
&Bhssctt(1988)の
研 究9で は,ユ
ーモアセ ンスの高 い場合 には強いス トレス反応 を経験 して い て も′じ、理 的 ス トレス反応が あ ま り生 じない現象 をさすつ。 と している。 この ような時 にはユ ーモ ア・セ ンスは抑 うつ反応 に対 してのみ緩衝効果 を もっていることが示 されてお り,ユ
ーモ ア・セ ンスの高 い人 は,ユ
ーモ ア・セ ンスの低 い人 に比べ非常 に強いス トレス フル・イベ ン ト を体験 して もあ ま り抑 うつ反応 を示 さなか った。こ とが示唆 されてお り,ゆ
と りが な くなる と 一般 的 にユ ーモ ア も忘 れが ちになって しまう。学生 は,ユ
ーモア・セ ンス を高 めてお くことが 必 要で,カ
ウ ンセ リング とい うことではな く,特
に この時期 は意識 してユーモアのある対応が 必 要であ る。 また,[将
来 の事 を心配 しす ぎ][何
とな く不安][物
事 に自信 が持 てない]の
項 目 は,二
年生 は実習 や就職活動 を控 えてい る時期 であ り,学
校 の行事 が少 なか らず影響 してい る こ とが推察 される。8.2年
生栄養科 。人間福祉専攻 の経時的変化 栄養科 の UPI・ 訴 え内容別項 目のT検
定 (表7)で
有意 な差 はみ られず, 4月 ,10月
の精神-112-的健康 に大 きな変化はない と判断する。′学校の行事では
,栄
養科は来年閉講する学科である。 前期試験が終了 し,文
化祭終了後でこれか ら就職活動が活発 になってい く状況であるがUPIの
内容別訴え (資料7)を
みると不健康尺度,精
神身体的訴え,抑
うつ傾向,対
人不安,脅
迫傾 向,被
害・関係念慮,に
平均値 は上がってお り,精
神的健康は 4月 に比べ下がつているが有意 な差 はみ られなかった。学校での行事 はいまの ところ影響 はなさそうである。 栄養科は閉講 。閉鎖する学科であることを1年
時 より知ってお り,不
利益の被 ることのない ようにする旨を学校の方針 として早 くより伝 えていることが精神的な不安定 さをもたらす こと につなが らなかった と考えられる。 しか し,こ
れか ら就職試験,期
末試験 に向かって精神的健 康 を保たれに くくなることが予想 される。 人間福祉専攻は,UPI・
訴 え内容別項 目の 4月 ・10月の比較 (表8)で
は陽性項 目に有意な 差がみ られた。 陽性項 目の内容は [いつ も体の調子が よい][い
つ も活動的である][気
分が明るい][よ
く他 人に好かれる]で
あ り,こ
れ らは本来の虚偽 を示す尺度 というより,学
生の積極的で健康的な 側面 を示すスケールとして用い られる場合 も多vヽようである。(喜田2001)10。 人間福祉専攻 は 内容別項 目 (表8)を
見 る限 りでは平均値がほかの学科 に比べて も高い。SDに
ばらつ きがあ り (表4)(表 8),数
人の得点が高いことを想像する。その中で陽性項 目 (表8)は
バ ラツキ が少な く健康的な側面がみ られた。人間福祉専攻は4月 か ら10月の経時的な精神的健康 は大 き な変化がない と考える。 表7r UPl・ 訴 え内容別項 目 二年生栄養科4月 。10月の二群比較 UPI蓄え 二 年 内 害 ■ 撃 菫 “ 対 応 サ ン フ ル の 差 t値 自 由 度 有 意 礎 率 輌 側) 平 均 値 慢 準 偏 差 平 均 値 の 標 準 誤 差 差 の "%信 頼 区 聞 下 限 上 限 不 腱 農 尺 度 項 日 聞 性 項 目 EEY:ロロ 精 神 身 体 的 訴 え う つ 憚 自 に 関 す る も の 対 人 面 で の 不 安 に 目 す る も の 書 迫 憚 自 や 接 書・ 目 儀 念 虐 に 関 す る Iロロ _1.500 ‐267 _533 _450 -233 ‐■83 000 8245 1■71 2752 4094 2■12 1606 844 10“ 138 355 52920
20710
‐3630 ‐543 ‐1244 ‐1.50B ‐753 ‐69日 ‐218 630 010 .178 608 286 _132 218 ‐lJ" ‐1,28 ‐1.501 ‐351 .899 ‐1367 41m ” 59 ” 59 ” ” 59 164 059 ■39 398 373 177 1■m
-113-表
8.UPI・
訴 え内容別項 目 二 年生 人間福祉専攻4月 。10月の二群比較 UPI議え 内 害 覇 二 年 目 社 対 応 サ ン フlレの 差 [値 自 由 度 有 童 磯 宰 輌 側》 千 均 値 標 準 偏 差 平 均 値 の 標 準 誠 差 差095%信 頼 区F●n 下FF 上 限 不 腱 農 民 度 II日 陽 性 項 目 KETIロロ 格 神 身 体 的 訴 え う つ 傾 向 に 関 す る も の 対 人 面 で の 不 安 に 関 す る も の 書 迫 傾 向 や 被 書・ 関 係 念 慮 に 関 す る 項 目 ” m 田 “ m m 万 , 7 ・l j ■ 2 3 7655 11田 ユユ"
l■65 2,33 2■4920a
1914 296 ■77 491 .733 .512 』15 ‐5016 120 _4" ‐1610 ‐1813 _842 -1474 3141 1380 .77B 435 1313 1342 724 _■90 2535 676 -11■ ‐34ユ ■38 ‐_728 15 15 15 15 15 15 15 631 02350
270 73日 633 47日9.本
研究の限界 と課題 4月 ・10月の2回
提出された学生 についての調査 となったため, 1回
のみ,ま
たは休みなど で本研究か ら外れた学生の中には,精
神的問題 を抱 えていることもあると推測 される。 これら の学生 をどの ように発見 し支持 してい くか検討が必要である。 また,UPI未
提出群 に留年・退 学者が多い と指摘 されている (中村2000)'こ とか らも,さ
らに分析 を重ねて学生の傾向を理解 してい きたい。 また,青
年後期 は精神的に不安定 な時期で,恋
愛・アルバイ トなど色々な経験か らくる不安 や不満 も多いだろうと推察する。 本研究では,経
時的変化 を学校の行事 に照 らし合わせて考え傾向として捉 えてみた。 個人 レベルの悩みや精神的な健康の様子は,生
活の乱れや出席状況などか ら捉 える事が大切 であると考えるので,カ
ウンセ リング室 としてどのように学生 を引 きつけ個人 レベルでの対応 をしてい くべ きか課題が残 つた。 Ⅵ.結
論uPIの
調査 を実施 したことによつて次のことが明 らかになった。1.学
生は入学時のUPI調
査 より10月に実施 したUPI調
査のほうが精神的健康が下がる傾向が み られた。そのことを考えると,個
人面接や学生相談は10月以降にも実施 した方が,有
意義で あることが示唆 された。 特 に二年生では,実
習前 に抑 うつ傾向や対人面での不安が強 くなる学生が多 くなる傾向にあ り,実
習の導入 をポジテ イブな気持 ちになれるような対応 と配慮が必要であると推察する。-114-2.学
生 の精神健康度 は学校 の行事,実
習 な どに影響 を受 ける こ とが見 出せ た。 したが って学校 の行事,実
習 な どに合 わせ なが ら適切 な個 人面接 が必要である。3.担
任教 員 との連携 を大事 にす る うえで,UPI調
査 に基づ く,学
生 の精神的 な状況 を報告 した り,コ
ンサルテー シ ョンな ども場合 によ り必要である。 引用文献1)短
期大学教育 の再構築 を目指 して一新時代 の短期大学の役害Jと機 能― 日本私立短期大学協 会H21.1.16
2)杉
村和美 関係性 の観点 か ら見 た女子青年のアイデ ンテ ィテ ィ探究 一 二年 間の変化 とその要 因― 発達心理学研究12,87-98,2001
3)中
村 恵 子 ・ 丹 羽 美 恵 子 ・古 沢洋子他:入
学 時UPIと 4年
後 の留 年 ・退 学状 況CAMPUS
HEALTH, 36, pp.87-92, 20CICl
4)喜
田裕子 ・高木茂子 学生相談 か ら見 た大学生 の メ ンタルヘ ルス と′きの教育一 富 山国際大学 における過去10年 間のUPI調
査 を もとに一 人文社会学部紀要 VOL。1,2001,pp.155-165
5)松
原達哉 編集 心理 テス ト法入門 基礎知識 と技法修得 のために 第4版
日本文化科学社6)中
川正俊・荒木乳根子・平啓子:UPI(大
学精神健康調査)と
その後 の心理学 的問題 の発生 お よび学業遂行 との関連性 に関す る研 究 田園調布学 園大学紀要 第1号 ,2C06(平
成 18)年度,pp.51-67
7)中
井 大介 ・茅野理恵他:UPIか
ら見 た大学生の メンタルヘルスの実態,2∞ 7,筑
波学 院大学 紀 要2集 ,pp.159-173
8)吉
竹光世UPIか
らみ た新入生の心 の健康状態 について一他大学 との比較 を通 して一 東洋 女子短期大学紀要1995,27,33-42
9)佐
藤 昭夫・朝 長 正徳 ス トレスの仕 組 み と積極 的対応,メ
デ イカル グ ロー ブ,1990,pp.
100-101
参考 文献1)沢
崎達夫・松 原達哉 大学生の精神健康 に関す る研究(1)一
筑波大学新入生 に対す るUPI
の結果―,Tsukuba Psychological Research 1988,10,pp.183-190
2)中
川正俊 ・荒木乳根子 ・平啓子:UPI(大
学精神健康 調査)と
その後 の心理学 的問題 の発 生お よび学業遂行 との関連性 に関す る研究
,田
園調布学 園大学紀要,第
1号 ,2006(平
成 18)年度