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トップアスリートスポーツフォーラム 2018/ 東京新聞フォーラム スポーツのチカラ 音でつながるチームプレー 2018 年 1 月 28 日 ( 日 ) 1 3:3 0 ~1 6:0 0 ( 開場 13:00) 東京体育館第一会議室 ( 東京都渋谷区千駄ヶ谷 ) [ 最寄駅 ] JR

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(1)

「スマイルノンフィクション」

浅田真央

(フィギュアスケート)

豪華読者

プレゼン

ト!!

伊藤有希選手の

フォト付きサイン色紙

スポーツグッズ

ほか

「輝け!平昌2018の星」

成田緑夢

(パラスノーボード)

伊藤有希

オリンピックの舞台でリベンジしたい

Smile

Interview

スキージャンプ

vol.

72

2017

December

V ol.7 2( 29 12 1 )  /株 式会   限会   刷株 式会 東 京 体 育 館 東 京 体 育 館 東 京 辰 巳 国 際 水 泳 場 東 京 辰 巳 国 際 水 泳 場 駒沢オリンピック公園総合運動場 駒沢オリンピック公園総合運動場 東 京 武 道 館 東 京 武 道 館 東京都広域スポーツセンター 東京都広域スポーツセンター

▼1・2・3月を中心に

スポーツ教室情報満載

(2)

トップアスリート スポーツフォーラム2018/東京新聞フォーラム

2018

1

28

日(日)

 

13:30~16:00

(開場 13:00)

※抽選の上、当選者の方のみに、 聴講券を開催約1週間前まで に発送します。聴講券をお持 ちでない方はご入場いただけ ませんので、ご注意ください。 はがき一枚につきお一人様の ご応募とさせていただきます。

⃝はがきでのお申込

はがきに ①郵便番号 ②住所 ③氏名(ふりがな) ④性別 ⑤年齢 ⑥職業 ⑦電話番号をご記入の上、 〒100-8505(住所は記入不要) 東京新聞 出版・社会事業部 「東京新聞フォーラム スポーツのチカラ」係まで

【締切】 2018年1月15日(月)必着 

コーディネーター:鈴木遍理・東京新聞論説委員

⃝インターネットでのお申込

東京新聞HP (http://www.tokyo-np.co.jp/ forum/sports2018/)

【締切】 2018年1月15日(月)

主催:公益財団法人東京都スポーツ文化事業団、東京新聞

[お問い合わせ]東京新聞 出版・社会事業部(TEL03-6910-2525)

※平日10:00~18:00 ※2017年12月28日(木)~2018年1月3日(水)年末年始休業 元シンクロナイズドスイミング日本代表

青木 愛

(あおき・あい) 1985年京都府生まれ。地元の名門クラ ブ・京都踏水会で水泳をはじめ、8歳から シンクロナイズドスイミングに転向。ジュ ニア五輪で優勝するなど頭角を現し、中 学2年から井村雅代氏(現・代表監督)に 師事。北京五輪では代表の座を獲得。引 退後は、メディア出演を通じてシンクロに 限らず、幅広いスポーツに携わっている。 ブラインドサッカー日本代表

田中 章仁

(たなか・あきひと) 1978年静岡県生まれ。2005年にブラ インドサッカーと出会い、08年日本代表 初選出。危機察知能力の高さと的確なポ ジショニング、味方へのコーチングを武器 に、日本代表のDFの要として活躍。たま ハッサーズに所属し、日本選手権(12、 17年)、クラブチーム選手権(12年)、地 域リーグ(16年)などの大会優勝に貢献。

スポーツのチカラ

〜音でつながるチームプレー〜

聴講料

無 料

定 員

150人

申込多数の場合は抽選

申込締切

2018年1月15日(月)

必着(はがきの場合)

音(声)を使ってのコミュニケーション

 (過去のオリンピック・パラリンピックを振り返って)

生涯にわたってスポーツを楽しむために

東京2020オリンピック・パラリンピックへの期待

など

テーマ

申込方法

抽選会開催‼

ゲストお二人の連名の

色紙を

10

名様に

プレゼント

東京体育館 第一会議室

(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1)

[最寄駅] JR総武線「千駄ヶ谷駅」徒歩1分、

または都営大江戸線「国立競技場駅」

A4出口より徒歩1分

ゲスト

(3)

伊藤有希 浅田真央 成田緑夢

伊藤有希

選手の

フォト付きサイン色紙ほかGET

応募締切は2018年1月3日(水)

※詳しくはP30をご覧ください ⇒応募フォームへアクセスしてください。

抽選会開催‼

ゲストお二人の連名の

色紙を

10

名様に

プレゼント

[スマイルインタビュー]

Smile Interview vol.72

P4

スキージャンプ

伊藤有希

Yuki Ito

[スポーツ教室情報]

▶ 東京体育館

P8

パフォーマンス向上のための戦略的リカバリー ほか

▶ 駒沢オリンピック公園総合運動場

P10

駒沢ジュニアテニスアカデミー 第3期 ほか

▶ 東京武道館

P12

剣道(青少年広域武道稽古) ほか

▶ 東京辰巳国際水泳場

P14

ジュニア選手育成事業Bコース ほか

▶ 東京都広域スポーツセンター

P16

地域スポーツクラブ マネジメントセミナー 第5回・第6回 ほか

▶︎ 教室・イベントの申込方法

P31

[連 載]

あなたの街の地域スポーツクラブ訪問

〜中央区地域スポーツクラブ大江戸月島

P17

スマイルノンフィクション〜浅田真央(フィギュアスケート) P18

輝け!平昌2018の星〜成田緑夢(パラスノーボード) P22

着るスポ

P25

もっとスポーツが楽しくなる!最新スポーツアイテムをご紹介

スポーツ博士への道〜スノーボード ハーフパイプ P26

お役立ち栄養学 虎の巻

P29

体が温まるスープレシピ

読者プレゼント

P30

伊藤有希選手のフォト付きサイン色紙ほか

スマイルスポーツとは

東京都の4つの体育施設と東京都広域スポーツセンターを中心に実施されるス ポーツ教室の愛称です。「これからスポーツを始めたい」「仲間と楽しくスポーツし たい」「スポーツの指導者を目指したい」など、みなさんのニーズに合わせ、バラエ ティに富んだ様々な教室をご用意しています。ぜひお気軽にご参加ください。 「読者プレゼント」の応募はこちら! ※応募締切:1月3日(水) 「スマイルノンフィクション」浅田真央 (フィギュアスケート) 豪華読者 プレゼント!! 伊藤有希選手の フォト付きサイン色紙スポーツグッズほか 「輝け!平昌2018の星」 成田緑夢 (パラスノーボード) 伊藤有希 オリンピックの舞台でリベンジしたい Smile Interview スキージャンプ vol. 72 2017December スマイルスポーツVol.72(平成29年12月1日) 制作/株式会社ベースボール・マガジン社 編集/有限会社ライトハウス 印刷/広研印刷株式会社 東 京 体 育 館 東 京 体 育 館 東 京 辰 巳 国 際 水 泳 場 東 京 辰 巳 国 際 水 泳 場 駒沢オリンピック公園総合運動場 駒沢オリンピック公園総合運動場東 京 武 道 館東 京 武 道 館 東京都広域スポーツセンター 東京都広域スポーツセンター ▼1・2・3月を中心に スポーツ教室情報満載

プレゼントは

インターネット(PC・スマートフォン)からも

ご応募いただけます。

ベースボール・マガジン社WEB

検 索

03

(4)

Smile Interview

vo l . 7 2

伊藤有希

Yuki Ito

スキージャンプ

2016

2017

た。

し、

ク。

た。

クでのメダル獲得に期待がかかる伊藤選手を直撃した。

04

Smile Sports 2017

(5)

嫌なのは寒いことだけ

飛ぶのは楽しくて仕方ない

――最初にスキーを履いた時の記憶はあり ますか? 「歩き始めたと同時に両親がスキーを履か せていたようなので、記憶にはありません が、1歳くらいの時に初めてスキーを履い たそうです。4歳の時には地元の下川町に ある一番小さい台を飛びました」 ――4歳でもう飛んでいるんですか! 「はい。でも最初からジャンプ台は飛べな いので、コブみたいな山を滑っていました」 ――物心ついた時からスキーをやっていた わけですね。 「気づいたら飛んでいたという感じです」 ――地元の下川町では子供はみんなそうい う感じなのでしょうか? 「学校のスキーの授業でもジャンプを飛び ます。意外とおとなしい女の子でも平気で 飛んでいます」 ――ジャンプを飛ぶのは怖そうなイメージ もありますが、小さい頃からやっていると 平気なものなのでしょうか。 「まったく怖くないです。他のジャンプの 選手は、最初は怖かったという人がたくさ んいます。でも、私は最初から怖いと思っ たことがないので変わっているのだと思い ます。ケガをしたことがなく、怖い思いを したことがないからそう思うのかもしれま せん」 ――伊藤家はご両親もスキーをやってい て、弟さんもスキー選手と、スキー一家で す。練習ではなくプライベートでもスキー には行ったりしたのですか? 「よく行きました。家族でスキーに行って、 最初はヒモがついたベストを着せてもらっ て、後ろから引っ張られながら滑っていま した。まだスキーを滑れないくらい小さい 時は、スキーで滑っているお父さんに肩車 してもらって遊んだりしていました。伊藤 家はスキーに限らず、遊び方は激しかった かもしれないです。スポーツ一家なので、 やることが普通ではなかったと思います」 ――子供の頃はスキー以外ではどんな遊び をしていたのですか? 「一日中外で遊んでいました。男の子とキッ クベースをしたり、あとは“修行ごっこ” といって、遊具でいろいろな技をやる遊び をしていましたね。男の子と遊ぶこともあ りましたが、女の子と家の中でおままごと をして遊ぶこともありました。でもほとん ど外で遊んでいた気がします」 ――毎日外遊びをしていて、「勉強しなさ い」と言われることはありませんでした か? 「弟は言わないと勉強をしないタイプだっ たので、よく『勉強しなさい』と言われて いました。でも私は宿題を先に終わらせて から遊ぶタイプだったので、両親から言わ れることはあまりなかったです。やること をやっていれば、何も言われないですし、 そのほうが思い切り遊べるなと思っていま した」 ――スキーの他に、習い事はしていました か? 「何もやったことがなく、スキーオンリー できました。球技とかもすごく苦手です。 体を動かすのは好きなのですが、体をうま く動かすのは苦手です」 ――夏場もスキーをやっていたのですか? 「夏場も飛びに行っていました。陸上トレー ニングもしていましたし、小学6年生くら いからは毎日ジャンプ台に行くようになり ました」 ――小学生の頃にはすでにラージヒルを飛 んでいたのですよね? 「初めてラージヒルを飛んだのは小学5年 生の秋です。試合で初めて飛んだのは小学 6年生の時で、これは日本最年少記録でし た。普通だったら危ないからと言って飛ば さないと思うのですが、父がスポーツ少年 団のコーチだったことも影響していると思 います。父は『やりたい』と言ったら何で もやらせてくれる人なので、私が『飛びた い』と言ったら、やってみろという感じで 飛ばせてくれたので、普通よりも早くそう いう経験ができたのだと思います」 ――自分から『飛びたい』と言ったのです ね。 「そうです。やってみたかったので」 ――スキーやジャンプをやっていて嫌だな と思ったことは今までないですか? 「嫌だなと思ったのは……寒い(笑)。下川 町は年に2~3回は必ずマイナス30度を 超えるんです。北海道弁で言うと、“しば れる”町で育ったので、寒いというよりも 痛い。マイナス30度の日にジャンプの練 習をしていた時は、足も手も痛くて泣きそ うになりました」 ――ジャンプやスキーが嫌なのではなく て、寒いのが一番嫌なのですね。 「寒いのは嫌ですけど、スキーはずっと大 好きです」 ――飛んでいる時はどんなことを考えてい ますか? 「いけ!いけ!と思っています。人によっ ては『ジャンプは落ちている』という人も いますが、自分は100%飛んでいるという 感覚です。小学5~6年生の時は大きい台 に次々と挑戦していた時期だったので、台 が大きくなるにしたがってどんどん滞空時 間も長くなっていきました。それが楽しく てたまらなかったです」 ――ジャンプを楽しんでやっている中で、 いつから選手として世界を意識するように なったのでしょうか? 「小学6年生の冬に、私が大倉山を飛んで いるところを全日本女子のコーチの方が見 てくださって、同じ冬に開かれるコンチネ ンタルカップに出てみないかと推薦されま した。その時は女子のワールドカップがな かったので、この大会が世界最高峰の試合 でした。小学6年生でコンチネンタルカッ プに出場し、その後、中学1年生の夏から 海外遠征にも行かせてもらいました。その 頃から考え方が変わったと思います。海外 遠征に行くまでは本当にジャンプが楽しい というだけでした。しかし、遠征に行って みると、世界には強い選手がたくさんいて、 自分がポイントを取れるかどうかもわから ないという感じで、楽しいだけではジャン プは飛べないのだなと初めて感じました。 その時から、楽しいからやるという気持ち から、競技としてやるという気持ちに変 わったと思います」 ――楽しいところから、競技として勝って いくというところに、気持ちはすぐに切り 替えられましたか? 「自然ともっと練習して、さらに強くなり たいと思いましたね」

自らの姿勢で指導をしてくれる

葛西監督は大きな存在です

――ジャンプは海外遠征がとても多いと思 います。遠征に行く時の必需品や、自分な りのリラックス法はありますか? 「特にはないです。海外は町の雰囲気も違 うし、食べ物も違うので、行くこと自体が リフレッシュになります。だから環境が変 わることは全然苦になりません」 ――好きな国はありますか? 「フィンランドが好きですね。土屋ホーム のコーチがフィンランドの方なのですが、 北欧はすごくいいなと思いました」 ――食べ物の好き嫌いはありますか? 「私は、食べ物の好き嫌いはありません。 パンが大好きなので、どこに行っても生き ていけると思います(笑)」

05

(6)

▼2017年の世界選手権では 2015年 に 続 き2大 会 連 続 で ノーマルヒルで銀メダルに輝 いた(ⒸGetty Images) ⒸGetty Images ――どのようなパンが好きなのですか? 「日本に売っているような菓子パンとかで はなくて、ギシッと詰まったパン。フラン スパンのようなものだったり、中に雑穀と か入ったものだったり、そういうパンが好 きです。何かをつけるとかではなく、パン の生地そのものが好きです」 ――ジャンプはウエイトコントロールも必 要な競技ですが、何か気をつけていること はありますか? 「昨年までは体重が足りないほうだったの で減らすことは気にしたことがありませ ん。ジャンプはBMIが21以上ないと失格 になってしまうので、体重が足りないと食 べなければいけないということがありまし た。食べるのは好きなので増やすのは苦で はないのですが、お腹がいっぱいで胃も痛 いのに食べなければいけない時は辛かった です」 ――無理やり食べて増やすと飛ぶ時に影響 も出ますよね? 「そうなんです。だから食べ物で調整が難 しい時は水を飲んで増やしています。選手 によって大変さは様々です。葛西(紀明) 監督は減量がすごく大変で、断食しなけれ ばいけない時もあります。食べないのも大 変ですし、食べなければいけないのも大変 ですし、どちらにも違う大変さがあります ね。体重調整で苦しむというのは、普段の 自分の調整がうまくいっていないというこ となので、試合直前にガッと食べたり飲ん だりするのではなくて、うまく調整できる ようにしたいと思います」 ――葛西さんのお話が出ましたが、その存 在は土屋ホームに入る決め手の一つでも あったのでしょうか? 「私は幼い頃から男子の中に女子が一人と いう環境でトレーニングをしてきました。 男子の中で練習してきたというのが一つの 自信でもありましたし、高校を卒業してか らもそういう環境でトレーニングをした かったので、男子チームに所属したいと 思っていました。まさか土屋ホームに入れ るとは思っていませんでしたが、葛西監督 から『一緒に世界一になろう』とお声をか けていただいた時に、土屋ホームに入るこ とを決めました」 ――「一緒に世界一になろう」という言葉 はグッときますね。 「そうですね。葛西監督の存在は大きいで すね」 ――間近で見ていて、どのようなところが 葛西さんのすごさだと思いますか? 「やっぱり本番に合わせる力というのはす ごく尊敬します。ここ数年、より近くでト レーニングをしていますが、ソチオリン ピック以降は、講演やテレビ出演などがあ り、すごく忙しい夏を過ごされています。 しかし、冬にはしっかり成績を出す。夏は 自分が思っているようなトレーニングがで きていないと思うのですが、時間がない中 でも人知れずトレーニングをしているのだ と思います。冬に合わせる調整力という部 分は、葛西監督の今までの経験がないとで きないことだと感じています」 ――そういう人が近くにいるというのは頼 もしいですね。 「そう思います。今私が感じているように、 葛西監督は言葉ではなく自らの姿勢で指導 してくださるので、そういう指導者は葛西 監督ぐらいではないかと思います。言葉で アドバイスをしてくださる方はいますが、 姿や、背中で見せてくれるのはすごいなと 思いますね」 ――葛西さんと一緒に出場したソチオリン ピックを振り返ってもらいたいのですが、 女子はこの大会から初めて正式種目になり ました。結果は7位でしたが、オリンピッ クはどんな大会でしたか? 「自分自身、オリンピックという舞台が初 めてでしたので、どういう舞台かもわから ず、特別な舞台だろうと思っていました。 その時のチームは私以外全員オリンピック を経験していましたし、葛西監督はギネス 記録の7回目のオリンピックでした。何か 秘訣を聞いておかないといけないなと思っ ていたら、葛西監督からは『特別な準備を する必要はない。普段のワールドカップと 同じように準備をして同じように臨めばい い』と教えてもらいました。もし、そのま ま行っていたら必要以上にオリンピックを 意識して失敗していたかもしれません。ア ドバイスをいただいて、監督に感謝してい ます。そのおかげで、平常心で臨むことが できました。7位という結果は悔しかった ですが、オリンピックに出てからは今まで 以上に感謝の気持ちが大きくなりました。 会場には下川町の応援の方や、土屋ホーム の方も来てくださっていました。テレビの 前で見てくださっている方もいますし、本 当にたくさんの方に支えてもらって、ここ に立てているのだと思いました。そこが『オ リンピックは違うな』と一番感じた部分で す」

オリンピックを経験して

感謝の気持ちが大きくなりました

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Smile Sports 2017

(7)

Smile Interview vo l . 7 2

髙梨選手がいるからモチベーションを高く持てた

スキーと自分の体だけで空を飛ぶ

それがジャンプの一番の魅力

――このオリンピックの後には世界選手権 で個人、団体と2つのメダルを獲得してい ます。オリンピックを経て気持ちや練習に 変化はありましたか? 「オリンピックという大きな舞台を経験し たことで、ビックゲームに対しての調整の 仕方や気持ちの持っていき方が変わったと 思います。その経験が2回の世界選手権で は生きたと思います」 ――今年はワールドカップでも初優勝を経 験して、総合でも2位となりました。自分 ではどのあたりが成長したと思いますか? 「皆さんが『今年は良かったね』と言ってく ださるのですが、自分の中ではいきなり調 子が上がったとか、ここからジャンプが良 くなったということはないんです。今まで積 み重ねてきた結果が、少し出てくれたのか なと思っています。今年の冬がすごく絶好 調で終わったという感じもないですし、ま だまだ自分でやることはあります。この冬 のシーズンに入る前に土屋ホームの元副会 長の川本(謙)さんからもっと視野を広げて フレキシブルに競技に臨んだらいいのでは ないかと指導いただきました。意識して視 野を広げることで、気持ちに余裕を持って 臨むことができるようになったと思います」 ――視野を広げるというのは具体的にはど ういった部分でしょうか? 「今までは他の選手のジャンプを見たら緊 張するのではないかと思い、見ていません でした。しかし、昨シーズンからは、終わっ た試合でも映像で振り返って、自分を選手 の中の一人として客観的に見るようにしま した。他の選手と私のジャンプはどう違う のか?他の選手はどんなトレーニングをし ているのか?こういう飛び方をする選手も いるんだなとか、いろいろと見ているうち に自分が見えてくる部分もありました」 ――女子のジャンプは髙梨沙羅選手が引っ 張ってきて、今季は伊藤選手と総合でワン ツーフィニッシュでした。髙梨選手は伊藤 選手にとってどのような存在でしょうか? 「髙梨選手がいないと、私はここまでモチ ベーションを高くは持てなかったと思いま す。私も含めて日本の女子の選手は、髙梨 選手がいることで日本にいながら世界レベ ルの試合を毎試合できるので、すごく恵ま れているなと思います」 ――目標にしていた部分もありますか? 「もちろん、そうです。ただ、私は世界のトッ プになることを目指してやってきたので、 髙梨選手だけを意識していたわけではあり ません」 ――今年の夏は例年のフィンランド合宿で はなく、オーストリアやイタリアなどで合 宿をおこなっていろいろなジャンプ台を経 験してきたそうですね。 「今回は13種類ぐらいのジャンプ台を飛ん できました。シーズン中は毎週毎週ジャン プ台が変わります。行った場所で十分なト レーニングをしてから試合に臨むわけでは ないので、台への対応力が必要ですし、そ こが自分の課題でした。今回、こうやって いろいろなジャンプ台を飛んだことで、対 応力は鍛えられたのではないかと思います」 ――場所によってジャンプ台は違うもので すか? 「全然違います。同じジャンプ台は一つも ないと思います」 ――タイトなスケジュールだと思います が、お休みの日は何をしていますか? 「掃除とか洗濯をして一日が終わる感じで す。普通の日はトレーニングなので、大掃 除とかは休みの日にしています。意識して いるわけではないのですが、家事をやって いるとジャンプのことは考えないですし、 家事が終わると家がスッキリしていたり洗 濯物がキレイになっているので、逆にリフ レッシュになっていると思います」 ――過去のジャンプで一番印象に残ってい るジャンプはありますか? 「常にレベルアップをしたいと思っている ので、過去のジャンプは過去として考えて います。ただ、今シーズンで言えば世界選 手権のジャンプは良かったと思います。い つも内容重視のジャンプをしていて、自分 の納得のいくジャンプをしたいと思って試 合に臨んでいます。内容も結果も満足でき る試合というのは難しくて、内容がうまく いっても勝てない時はありますし、勝てて も内容に不満ということもあります。その 中で今回の世界選手権は銀メダルでした が、内容としては2本とも納得できるジャ ンプができました」 ――ではジャンプの一番の魅力は何でしょ うか? 「生身の人間がスキーと自分の体だけで空 を飛ぶことが一番だと思います。あの感覚 は伝えることも難しいですし、自分だけに しか味わえないものです。誰でも簡単にで きるものではないので、そういう特別感も 魅力だなと思います」 ――最後に平昌オリンピックに向けての目 標をお願いします。 「ソチ大会が終わった瞬間から、もう一度 同じオリンピックの舞台でリベンジしたい という思いを持ち続けてきた4年間でし た。ジャンプの場合はギリギリまで代表が 決まらないので、この冬から始まるワール ドカップがオリンピックにつながると信じ て集中して取り組んでいきたいです。代表 に選ばれたらメダルを獲れるように頑張り ます。いい準備をしてシーズンに臨みたい と思います」 伊藤選手から スマイルスポーツ読者への メッセージはこちらから! 伊藤有希選手のフォト付き サイン色紙をプレゼント! 詳しくはP30をご覧ください PRESENT PROFILE 伊藤有希(いとう・ゆうき) 1994年5月10日生、北海道出身。土屋ホーム所属。2009年 に世界選手権初出場。2013年に世界選手権混合団体で金 メダルを獲得。2014年ソチオリンピックに出場。2015年と 2017年の世界選手権ではともにノーマルヒルで銀メダル、 混合団体で銅メダルを獲得した。2016‐17シーズン第7 戦の札幌で髙梨選手に勝ってワールドカップ初優勝。この シーズン5勝をあげて総合2位となった。 ※本文中の記録は2017年10月時点のもの

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参照

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