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中国 大型クルーズが今年初の寄港今年に入って途絶えていた大型クルーズが 8 月に初めて日本に寄港した 天津発 3 本 上海発 2 本の計 5 本で クルーズ会社へのヒアリングによると乗客数は計約 1 万人 今後は 9 月 3 本 10 月 1 本 11 月 2 本 12 月 5 本が日本へ寄港する予

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(1)

【韓国】

8月の市場動向トピックス

 夏の旅行シーズン 分散傾向はあるものの、学校や会社が休暇となる 8 月上旬に海外旅行のピークを迎え、訪日旅 行についても促進された。  航空会社、旅行会社の特価キャンペーンを利用した安い海外旅行のブーム 定期便増便に加え、夏休みシーズンのチャーター便運航など、日韓間航空便運航数が増加し座 席供給数が拡大している中、円高の是正や政治問題の影響で訪韓日本人客が伸び悩んでいる 一方で、韓国発の座席需要が増加した。  風評による、放射能汚染と食の安全に対する不安の増大 7 月 25 日のニュースがきっかけとなって再燃した放射能汚染と食に関する報道は、8 月に入っても 解消されなかった。その後も、放射能汚染水の流出問題や日本の海産物に対する報道や、SNS でのデマの拡散が相次いだことにより、訪日旅行のキャンセルや見送りが数多く発生した。また、8 月 18 日に起きた桜島の噴火に関するニュースも大きく報道され、富士山とも関連付けて報道され るなど訪日旅行への不安をあおった。

8月の主なプロモーション活動

 日韓間の直行便やチャーター便などの拡大を契機に、航空会社や旅行会社との訪日旅行促進 事業を行った。具体的には、7 月に就航した LCC 済州航空の仁川-成田便の PR のため、機内 テレビでの CM、およびチケット予約サイトの特設ページでのキャンペーンで露出を図った。また、 J-Route サイト上に『日本でやりたい 100 のこと』というテーマで作成したコンテンツを掲載、随時更 新し多様な楽しみ方を紹介した。  旅行会社、ホテル予約サイト、航空会社、クルーズ会社の支援を目的として、テレビショッピング、 新聞等での共同広告を実施し、訪日旅行促進を図った。あわせて、J-Route サイト上に旅行商 品ページを設置して、共同広告による商品への誘導及び支援を図った。 JAL との共同広告 J-Route サイトの『日本でやりたい 100 のこと』ページ

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【中国】

8月の市場動向トピックス

 大型クルーズが今年初の寄港 今年に入って途絶えていた大型クルーズが、8 月に初めて日本に寄港した。天津発 3 本、上海発 2 本の計 5 本で、クルーズ会社へのヒアリングによると乗客数は計約 1 万人。今後は、9 月 3 本、 10 月 1 本、11 月 2 本、12 月 5 本が日本へ寄港する予定である。  大都市部における訪日旅行の自粛、忌避ムードの緩和 昨年 9 月から約 1 年が経過し、大都市部においては周囲の目を気にした訪日旅行の忌避ムード は薄れてきている。北京市、上海市、広東省における 8 月の訪日ツアー販売数は前年レベルまで 回復しており、訪日旅行の忌避感は漸く払拭されたと言える。一方で、地方都市及び内陸部に おいては、訪日旅行の忌避感は未だ残っている。  広東省における訪日インセンティブ旅行の着実な回復 8 月の広東省大手 5 社の訪日インセンティブ旅行の送客数は 500 名を超え、7 月の約 700 名に 引き続き好調である。訪問先も北海道や和歌山など、多様化している。

8月の主なプロモーション活動

 8 月 30 日~9 月 1 日に開催された「広東国際旅遊産業博覧会(CITE)」に VJ 事業としてブース 出展し、資料配布やステージイベントを実施した。また、同時開催された旅行会社の即売会で訪 日ツアーの申込者に対して記念品の提供を行った結果、3 日間で 175 名を集客した旅行会社も あり、大変盛況であった。  5 月~8 月に、旅行会社向けの「訪日旅行スペシャリスト育成 E ラーニング」を運営し、中国の旅 行会社の販売員 500 名が受講した。うち 357 名が受講後のテストに合格し、訪日旅行スペシャリ ストに認定された。合格者の中から成績優秀者 70 名を対象に、10 月下旬にゴールデンルートツア ーの視察に招請し、訪日旅行の商品販売を更に促進する。 「CITE」の旅行会社ブース 「CITE」の VJ ブース

(3)

【台湾】

8月の市場動向トピックス

 夏休みの動向 夏の旅行シーズンの終盤を迎え、航空会社各社は日本路線を中心に大幅に増便を行った。 円高の是正による割安感もあって訪日旅行意欲が高く維持され、なかでも、北海道、東京、関西、沖縄 商品が人気である。需要に対する航空座席量などの供給不足で、一部エリアにおいては、予約が困難な 状況となっている。

8月の主なプロモーション活動

 現地主要紙、雑誌において、東北の奥の細道や九州のグルメの記事広告を掲出した。  8 月 15 日~20 日に台北で開催された「台湾漫画博覧会 2013」に出展し、自治体や現地旅行会社、 映画・ゲームなどコンテンツ企業の共同参加で、日本のサブカルチャーをきっかけとした訪日旅行の需要喚 起を行った。主催者発表では、来場者は 60 万人を超えた。  有力なブロガーを招請し、与那国島を中心とした沖縄の特集記事を VJ 台湾サイトに掲載したほか、ブロ ガー独自で運営するブログにおいても旅行情報の発信を行った。 雑誌の記事広告例 漫画博出展の様子

(4)

【香港】

8月の市場動向トピックス

 円高の是正、プロモーション効果の影響により、8月としては過去最高の 7.2 万人を達成 旅行会社へのヒアリングでは、円高の是正により、前年同月比で送客数が 50%以上増加し たと回答した旅行会社が多かった。この背景には、テーマパークなどの子供向け施設の訪問を 目的とした家族連れや、ショッピングを目的とした若年層の都市滞在型の訪日旅行の人気が 高まったとのことであった。8 月は東京方面への家族連れが前年同月と比較して大幅に増加 したとのことであった。多くの旅行会社が、航空座席と宿泊ホテルの確保が難しいため、訪日 商品価格が前年同月よりも高騰しているものの、空きがあればすぐに売れてしまうという状況 であるとのことであった。  訪日大手旅行会社によるチャーター便ツアーの催行や増便 訪日大手旅行会社が、6 月下旬から 8 月まで日本の地方都市(米子、徳島、長崎、鹿児 島)に訪日団体旅行の大規模なチャーター便を 65 機配備した。また他の大手旅行会社は 北九州~鹿児島の団体旅行のために 7 月~8 月でチャーター機 6 機を運行した。また、キャ セイパシフィック航空が新千歳空港への現行フライトを、7 月 1 日~8 月 31 日の期間デイリー 便に変更し、さらに 8 月は新千歳空港に往復便を 7 便増便し、ダブルデイリーとなった。

8月の主なプロモーション活動

 VJ キャンペーンサイトで、アンケートに参加した方を対象に、訪日航空券往復ペアチケットや テーマパーク入場券等を抽選でプレゼントするなどのラッキードローキャンペーンを実施している (キャンペーン期間:7 月 3 日~10 月 31 日)。  7 月 3 日より、VJ キャンペーンサイトで、おすすめドライブルート及び鉄道旅行ルートなどの、 訪日旅行に係る情報提供を行った。  香港の旅行雑誌「Weekend Weekly」による、中部地方の取材記事が発行された。 Weekend Weekly 誌の取材記事

(5)

【タイ】

8月の市場動向トピックス

 大盛況の旅行博「Thai International Travel Fair」

8 月 15 日~18 日にバンコクで開催された「Thai International Travel Fair」(TITF)は、7 月 1 日 からの査証免除の追い風を受けて大盛況となり、訪日旅行の商品購入者は 3,249 人(前年比 57.7%増)となり、訪日旅行商品の販売総額は約 3.4 億円(前年比 80%増)で、その盛況ぶりを 裏付ける結果となった。

 査証免除を追い風としたプロモーションの市況

査証免除の追い風を受けて、タイ国際航空は「Happy Visa Free To Japan」プロモーションを実 施しており、プロモーション運賃での航空券販売が好調である。また、HIS が設立したチャーター会 社「アジア・アトランティック・エアラインズ(AAA)」のバンコク-成田便が 8 月 20 日から就航してお り、座席供給量も増加している。

8月の主なプロモーション活動

 VJ 事業により、春の北海道を舞台にして撮影されたタイ人気女優で歌手の Noona(ヌーナー)の ミュージックビデオの製作を支援した。You Tube にアップされた動画は、2 週間で視聴数が 22 万 ビューを超えた。Noona を主人公としたドラマ仕立てとなっており、随所で北海道の露出が図られ ている。  VJ 事業にて支援した旅行雑誌「POSTCARD」8 月号が発売、1 冊まるごと横浜、箱根の特集 が組まれ、露出が図られた。 タイ人気女優・歌手 Noona のビデオの1コマ 来場者で賑わう「TITF」の様子

(6)

【シンガポール】

8月の市場動向トピックス

 旅行博「NATAS Holidays 2013」での訪日旅行商品の販売数が過去最高に 円高是正の効果により、ツアー料金が昨年に比べ 10%~20%値下がっており、訪日ツアー販売 が好調である。8 月 16 日~18 日に行われたシンガポール最大の旅行博「NATAS Holidays 2013(NATAS)」では、来場者数が前年比 4.7%減の 6 万 2,744 人のなか、訪日旅行商品の販 売が前年比で 57%増、これまで過去最高であった 2010 年比でも 15%増を記録した。また、旅行 会社へのヒアリングでは、東日本大震災後、家族旅行は敬遠される傾向にあったが、今回の 「NATAS」では家族旅行が増加したと答える旅行会社が多かった。  放射能汚染水流出問題についての報道 放射能汚染水流出問題について、当地のテレビ、新聞などでも連日報道され、ヒアリングによると、 いくつかの旅行会社ではキャンセルが発生しており、予断を許さない状況が続いている。

8月の主なプロモーション活動

 VJ 事業の一環として、旅行博「NATAS」に共同出展者 19 団体とともに合同でジャパンパビリオン を形成し、日本の秋・冬シーズンの魅力を中心に様々な日本の観光魅力を PR した。主催事務 局が発表した「人気の渡航先トップ 10」においても、日本は前回開催時の 3 位から 1 ランクアップ し、ヨーロッパに次いで 2 位となった。また、同イベントに合わせ、現地旅行会社と共同広告を行い、 会期前には新聞で、会期中には展示パネルや誘客チラシで、日本のイメージや訪日旅行の商品 の露出を図った。 旅行博「NATAS」の様子 「NATAS」前の共同広告例

(7)

マレーシアの業界関係者に配信している 「Weekly Visit Japan News」

【マレーシア】

8月の市場動向トピックス

 ハリラヤ・プアサ休暇とスクールホリデーに伴い、訪日旅行需要が拡大 今年はハリラヤ・プアサ休暇(断食明けの大祭:8 月 8 日~9 日)とスクールホリデー(8 月 7 日~18 日) が重なり、合わせて旅行需要が拡大した。旅行会社のヒアリングによると、マレー系の家族旅行者から、 特に東京ディスニーランドに関する問い合わせが増加しているということであった。  査証緩和が需要増を後押し 旅行会社各社からの以下のコメントにある通り、7月の査証免除実施が訪日旅行の需要を後押しして いる。 ・堅調な経済市況に加え、査証免除による旅行環境の改善により、インセンティブ・ツアーが好調。 ・査証免除により、訪日旅行の商品販売に弾みがつき、ツアーの企画にも拍車がかかった。 ・団体旅行の出発直前の予約(出発日ぎりぎりまでの販売)が可能になった。 ・7 月の査証免除以降、個人旅行者の問い合わせが急増。手配の依頼は、JR パス、テーマパーク入場 券、車両、ホテル等が多く、家族旅行(5~8 人)の形態が多い。

8月の主なプロモーション活動

 9 月 6 日~8 日に、クアラルンプールで開催された「MATTA FAIR Kuala Lumpur 2013」および各社のイ ンハウスフェア(旅行会社独自で開催する事前のセールで概ね MATTA の 1 ヶ月前から開始)を対象に、 訪日旅行の商品を取扱う旅行会社と共同で、広告を掲載し販売促進を図った。広告には、査証免除 の情報提供に加え、アセアン横断キャンペーンの告知バナーも掲載し、訪日旅行の商品販売を盛り立 てた。  マレーシア市場では、事務所がないことを補うため、 旅行会社・メディア向けに週 1 回のニュースレター を配信し、関係性維持と情報提供を行っている。 8 月はムスリム旅行者に積極的に対応している施 設の情報を中心に発信した。その他、facebook に も定期的に情報をアップしており、多くのファン数を 獲得している。 訪日旅行取扱最大手 APPLE 社との共同広告

(8)

【インドネシア】

8月の市場動向トピックス

 レバラン休暇により訪日旅行の需要が拡大 今年 8 月は、レバラン休暇(断食明け休暇:8 月 8 日~9 日)とインドネシア政府による有給休暇の奨 励日(8 月 6 日~7 日)で大型連休となったため、総じて海外旅行の需要が拡大した。一方で、現地旅 行会社によると、レバラン休暇を利用した場合、インドネシア人の帰国時期とお盆による日本人出国者 のピーク時期(ともに 8 月 10 日~11 日)が重なったため、座席が確保できず、一部で訪日旅行をあきら めた顧客もあった。  新規ツアーの造成傾向 8 月に造成された新規ツアーの概要は、以下の通り。今後は、11 月からのガルーダ・インドネ シア航空のジャカルタ-関西空港便の新規就航に向けて、旅行会社に関西方面へのツアーの造 成及び販売を働きかける。 ・大相撲九州場所観戦ツアー(11 月催行予定) ・山梨県への教育旅行(日本語学校関連) ・関西周遊コース(大阪、和歌山、白浜、勝浦、伊勢、伊賀上野、奈良)

8月の主なプロモーション活動

 8 月 22 日にジャカルタ市内のホテルで、「ビジット・ジャパン訪日観光セミナー・商談会」を開催した。昨年に続 き、この旅行業界向けの事業では、日本から 37 団体、インドネシア側の旅行会社等から 110 名以上の参加 があり、盛況のうちに事業を終了した。インドネシア側の参加者からは、『インドネシア国内ではこのような訪日 旅行を対象としたセミナー・商談会の機会はまだ少ないため、来年夏の旅行シーズンに向けても同様の事業 を開催して欲しい』という要望があり、今年度下期にも同様のセミナー開催を検討する。  8 月 24 日~25 日にジャカルタ市内で開催された「大相撲ジャカルタ巡業」(主催:大相撲ジャカルタ巡業実 行委員会)と連携して、観光庁、JNTO は一般消費者向けの訪日観光 PR 事業「ジャパン・トラベル・エクス ポ」を実施した。同エクスポの開催期間中の 8 月 24 日(土)、大相撲力士の歓迎レセプションが在インドネシ ア日本大使公邸にて開催され、JNTO 職員がJNTOジャカルタ事務所の開設について案内するとともに、公 邸内で観光案内デスクを設け観光 PR を行った。

ジャパン・トラベル・エクスポでのステージショー(折り紙) 日本大使公邸でのレセプション(鏡開き)

(9)

【豪州】

8月の市場動向トピックス

 航空会社によるプロモーション運賃の設定 ジェットスターは、8 月 30 日~9 月 3 日の期間限定で、豪州発日本往復の割引航空券を販売した。 適用期間は 9 月 24 日~12 月 11 日で、販売価格は 380 豪ドルから。JNTO Facebook ページでも、 224Like、76 シェア、44 件のコメントがあり、非常に多くの反響を呼んだ。割安な運賃のため、訪日旅行 の需要喚起が期待される。

8月の主なプロモーション活動

 奈良県大和高田市とニューサウスウェールズ州リズモア市が、日豪間で初めて姉妹都市を締結して今 年で 50 周年を迎え、自治体国際化協会(CLAIR)と JNTO の共催で、8 月 5 日に記念フォーラムを開 催した。両都市関係者や豪州政府関係者等約 150 名が参加し、二都市間、更には両国間の更なる 交流活性化のために、今後の文化交流、経済交流、学校間交流などについて意見交換が行われた。  8 月 10 日にオーストラリア唯一の全国紙である「The Australian」の週末版「The Weekend Australian」

に共同広告事業の一環として、日本特集記事を掲出し、日本の紅葉や雪の景色を発信した。今後、 紅葉シーズンやスキーシーズンでの訪日旅行の需要喚起が期待される。  8 月 10 日にシドニー・ダーリングハーバーにおいて、日本アニメ、漫画の祭典「SMASH!」が開催された。 当日はコスプレ大会や、ゲーム、コンサート、メイドカフェ、声優のサイン会などが行われ、アニメ、漫画の キャラクターに扮した来場者(約 7,000 人)で大変な賑わいをみせ、一時は入場制限がかかるほどの盛 況振りとなった。会場では、JNTO もブースを出展し、クールジャパンと訪日旅行をアピールした。  8 月 18 日にブリスベン近郊のマウント・クーサの植物園内において、「ブリスベンジャパンウィーク」が開催さ れ、日本文化に興味を持つ一般来場者約 1,800 人が集まった。本イベントはブリスベン日本クラブや在 ブリスベン日本総領事館が連携し、植物園内の日本庭園を貸し切って毎年開催されており、JNTO も ブースを出展し訪日旅行を PR した。 「SMASH!」 JNTO ブースの様子 「ブリスベンジャパンウィーク」 JNTO ブースの様子

「The Weekend Australian」 日本特集号

(10)

【米国】

8月の市場動向トピックス

 環境要因と VJ プロモーションの相乗効果 8 月は夏休みとお盆休みによる日本側の需要が高く、航空運賃が上昇し、米国発の座席確 保が困難となる。そのため例年、夏の旅行シーズンにも係らず、7 月に比べて、8 月の訪日米 国人訪問者数が落ち込みがちであるが、今年は初夏からのオンライントラベルエージェント (OTA)を活用した積極プロモーションの実施、円高の是正傾向、航空座席の増加といった追 い風により、前年同月比 9.7%の増加となった。

8月の主なプロモーション活動

 VJ 事業の広告事業として、旅行会社の商品パンフレットに VJ 広告を掲載した他、アラスカ 航空、デルタ航空の機内エンターテイメント放映を目的とし、日本での映像撮影の協力を行 った。  VJ 事業として 8 月 23 日~25 日まで、カリフォルニア州サンタクララ市において、米国初となる 「Japan Expo」が開催され、在サンフランシスコ日本総領事館と連携し出展した。本イベント においては、日本貿易振興機構(JETRO)や、経済産業省の Cool Japan 助成事業である WABISABI ブースが出展しており、各ブースとの共同スタンプラリーや、ステージイベントの共同 実施によるプロモーション協力を行い、来場者に PR した。  富裕層向けラグジュアリートラベルを取り扱う旅行エージェントのコンソーシアム「Virtuoso」の年 次総会会期中に、富裕層取扱エージェントに対して、訪日旅行の PR を目的としたプレゼンテ ーションを実施し、観光情報の提供などを行った。 「Japan Expo」でのジャパンブースの様子 「Virtuoso」でのプレゼンテーションの様子 WABISABI ブースのステージで実施した パフォーマンスの様子

(11)

【カナダ】

8月の市場動向トピックス

 日加直行路線における座席供給量のひっ迫化 8 月の訪日カナダ人数は、お盆休みを中心とした訪加日本人旅行者の増加に起因した航空座 席供給量のひっ迫化などによる影響を受け、全体の伸びが抑制され、前年同月比で 9.3%増とな った。

8月の主なプロモーション活動

 カナダ最大のポップカルチャーイベント「Fan Expo Canada 2013」が 8 月 22 日~25 日にトロントで 開催され、4 日間で約 10 万人が来場した。会場では、アニメ、漫画、映画、ゲーム等の関連グッ ズの販売や、講演会、パフォーマンス、コンサート等が催された。JNTO トロント事務所は、ブースを 出展した国際交流基金に協力し、日本のアニメ、漫画等に関連したパンフレット類を中心に配布 するとともに、日本に興味を持つ若年層に対して訪日旅行の魅力をアピールした。  メディア関係者、旅行業界関係者、一般登録者など約 1 万人にニュースレターを配信した。今回 は、富士登山、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと東京ディズニーリゾートの夏のイベント情報、新横 浜ラーメン博物館などの最新情報をリリースした。

(12)

【英国】

8月の市場動向トピックス

 例年に比べ、割安感のある航空券が流通 8 月は日本の海外旅行シーズンでもあるが、8 月中旬頃出発から、エールフランス、フィンランド航 空、キャセイパシフィック航空、エミレーツなど、一部経由便において、600 英ポンドを下回る、500 英ポンド台後半の航空券が発売されており、前年度と比較して手頃な金額となっている。  8 月~9 月の訪日旅行商品販売は前年比横ばい、または増加という結果に 今年 8 月~9 月の訪日旅行の状況を現地旅行会社にヒアリングしたところ、前年度と同レベ ルか、前年に比べて大幅に増加しているというところが大半であった。旅行会社により異なるが、 数社からは、大半の顧客は、三つ星クラスのホテル利用がほとんどであり、1~2 泊程度旅館 (高級旅館含む)に滞在し、日本体験を希望する人が多いという。また、この夏は日本アルプ スに加え、北海道も人気があった。子供連れの家族旅行も前年よりも増え、家族旅行の目 的地に日本が選ばれるようになってきたとの声も聞かれた。

8月の主なプロモーション活動

 新潟県の招請事業に協力するとともに、メディア支援をした「high life」(ブリティッシュ・エアウェ イズ機内誌)の 8 月号に新潟のアートシーンを中心に同県の見どころが6ページに渡って掲載 された。  8 月 22 日に、10 歳代後半~30 歳代の顧客層を持ち、エキサイティングな商品を提供してい る英系旅行会社のコールセンタースタッフ、及び商品を販売するリテーラースタッフ全 30 名程 度を対象に、訪日旅行商品の販売トレーニング及び意見交換会を実施した。今年 9 月には 共同広告を実施予定でもあり、今回のトレーニングと相乗した販売成果に期待している。 トレーニングイベントの様子 BA 機内誌 「high life」 8 月号掲載

(13)

【フランス】

8月の市場動向トピックス

 バカンスシーズン 7 月~8 月のフランスはバカンスシーズンであり、訪日客のピークシーズンの一つとなっている。旅行 会社の分析によると、近年は 7 月よりも、8 月に旅行する人が増加しているという結果が出ており、 訪日旅行者数に関しても 7 月は前年同月比で 18.0%増、8 月は同 32.9%増を記録した。

8月の主なプロモーション活動

 VJ 事業として出展した 7 月に出展した「Japan Expo 2013」の会場や、JNTO パリ事務所において、 日本でのアウトドアアクティビティ(特に山登り、トレッキング、ハイキング)に関する質問が多く寄せら れることから、JNTO フランス語ウェブサイト内にハイキングに関する新規ページの掲載を開始した。 同ページでは、尾瀬でのハイキング、御岳昇仙峡、熊野古道、四国八十八ヶ所巡り、上高地、 木曽路(馬籠・妻籠)を、主要都市からのアクセス方法と共に紹介している。今後、他のテーマに ついての新規ページ掲載も準備をしている。元々、フランス人はアクティビティへの関心が高いこと、 また、これまでも宮島や高山、高尾山等、ゴールデンルート以外の観光地を「発掘」してきたことか ら、更なる訪日旅行の意欲を喚起し、リピーターの増加へつながることが期待される。 JNTO フランス語ウェブサイト内 ハイキング特集ページ

(14)

【ドイツ】

8月の市場動向トピックス

 来年度商品の動向 ドイツの旅行会社各社は、続々と 2014 年度商品を発表している。訪日旅行の商品について は需要が増大していることから、2013 年度より設定本数を増やしている旅行会社が多い。従 来のツアーに、高野山や九州などを組み込んで日数を長くした商品が新たに設定されている。 一方、円高の緩和傾向にもかかわらず、旅行商品の価格は 2013 年度とほぼ据え置きとなっ ている。  旅行会社の株価急落

7 月の旅行業者の販売が前年同月比 3.4%減(Travel Agency Technologies & Service 調べ)と、3 カ月連続で前年比マイナスと低調のなか、シリア情勢の悪化に伴い、大手旅行会 社の株価が下落し(Thomas Cook:10%減、TUI:7%減)、先行きの不透明感が表れてい る。

8月の主なプロモーション活動

 7 月の取材旅行に協力をしたグルメと旅の雑誌「GOURMETREISE」の日本紹介記事が、秋 に発行される雑誌に先行して、ホームページに公開された。日本でしか食べられない食を 中心テーマに、訪日旅行の需要喚起がされた。 雑誌「GOURMETREISE」のホームページ

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