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刊行の辞 (<特集>国際関係と日本の諸問題)

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刊行の辞 (<特集>国際関係と日本の諸問題)

雑誌名 社会科学研究

巻 29

ページ 1‑2

発行年 2009‑02‑15

URL http://id.nii.ac.jp/1188/00000223/

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刊 行 の 辞

山梨学院大学大学院社会科学研究科による本『研究年報 社会科学研 究』第29号の刊行にあたって,昨年度の第28号以降における刊行の経 緯・その趣旨について再度説明させていただきます。

本山梨学院大学大学院社会科学研究科『研究年報 社会科学研究』は 本学社会科学研究所の『社会科学研究』を引き継いで刊行するものであ ります。社会科学研究所の『社会科学研究』は,15年−13年,第1 号〜第11号まで『研究年報 社会科学研究』として,13年−23年,

第12号〜第27号まで『社会科学研究』として刊行されてきましたが,そ の後実質上休刊状況でした。

他方26年に大学院社会科学研究科において大学院での教育研究活動 の成果を公表し大学院における研究活動を促進するために,大学院独自 の研究紀要を刊行するという方針が決定しました。それを受けて大学院 研究科委員会での検討や学長との協議を経て,社会科学研究所の『社会 科学研究』を引き継いで,大学院社会科学研究科における社会科学研究 の研究年報として本誌『研究年報 社会科学研究』を刊行することにな りました。号数も引き継ぐこととしました。

このことによって,かつての研究所の研究紀要から大学院の研究年報 にその性格を変えることになりますが,社会科学研究を促進するという 目的は変わることはありません。

なお,本誌に掲載されるのは,学術論文,研究ノート,研究資料,研 究活動報告等を含むものとし,本大学院社会科学研究科の専任教員,兼 任教員の寄稿および編集委員会による依頼論文,そして本大学院におけ る優秀な修士論文のリライトされた論文等を掲載することとします。ま た本誌は大学院社会科学研究科委員会の下に研究年報編集委員会を組織

(3)

し運営していきます。なお,本誌は WEB 上で公開することとします。

さて,本誌第29号は「国際関係と日本の諸問題」を特集として,(1)

Konstantin O. SARKISOV, “Northern Territories Issue Recent History and New Geopolitical Situation”,(2)熊 達雲「対中21箇条要求の交 渉における有賀長雄について」(3)堀越芳昭「国際会計基準・払戻可 能出資金の資本要件―その資本性と負債性の検討―」(4)Wang Lian Wei “Laisser−faire and Interferences of Government : On MILL’s thought of limited government Interferences”,(5)小 林 豊「給与所得控除の 理論的根拠についての考察」(6)吉 川 滋「公益法人等の金融資産 収益に対する課税」,の6編を掲載しております。

(1)の SARKISOV 論文は「北方領土問題」の今日的問題状況に論 及し,わが国がかかえる重要な問題の一つにメスを入れたものです。

(2)の熊 達雲論文は,対中21箇条要求の交渉における有賀長雄に ついての政治史的論文です。

(3)の堀越論文は,国際会計基準における払戻可能出資金の資本性 と負債性をめぐる問題についてその最新動向と協同組合の資本に関する 理論的・政策的検討を行っています。

(4)の Wang 論文は,J. S.ミルの自由主義思想と政府干渉の制限に 関する研究論文です。

(5)の小林論文と(6)の吉川論文は,平成19年度の山梨学院大学 スチューデント・オブ・ザ・イヤー賞学術賞を受賞した優秀な修士論文 をリライトしたものです。これら2論文は6万字以上の修士論文を2分 の1から3分の1まで圧縮して,書き直したものです。そういう意味で は修士論文から独立した論文と言えます。

最後に本誌がわが国社会科学研究に寄与することとなり,山梨学院大 学大学院社会科学研究科における教育研究活動がなお一層発展すること を願って刊行の辞に代えたいと思います。

編集委員会 研究年報 社会科学研究 第29号(29年2月15日)

参照

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