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「仮称)よりどころ」設置運営業務
企画提案仕様書
1 業務名
「仮称)よりどころ」設置運営業務
2 履行期間
平成 30 年5月 15 日(火)から平成 31 年3月 15 日(金)
(準備期間及び報告作成期間を含む。実施は 6 月から 2 月末までとする。)
3 目的
本業務は、ひきこもりの状態にある本人やその家族(以下「ひきこもり本人等」という。)
が安心して相談できる環境を整備し、隙間のない支援体制を構築するため、ひきこもり本人等
を対象とした相談支援機能を持つ居場所として「仮称)よりどころ」(以下「よりどころ」と
いう。)を試行的に設置し、平成 31 年度以降の実施に向けてのニーズ把握や成果の検討を行う
ものである。本業務がひきこもり本人等にとって家庭以外の居場所となり、精神的安定を得ら れる支え合いの場となることによって、ひきこもり本人等が社会参加に向けて緩やかに動き出 すとともに、支援が停滞しているひきこもり本人等が、再度意欲を持てるような場を提供する ことを目的としている。
4 業務内容
ひきこもり本人等が気軽に集まり社会参加へのきっかけづくりとなる居場所機能と、札幌市 ひきこもり地域支援センター相談窓口としての相談機能とを併せ持つことで、専門窓口等の支 援に結びつきやすくするとともに、ピア・カウンセリング的な関わりにより継続した来所の動 機付けを行い、家族支援から集団療法までの段階的なひきこもり支援を行う。
(1)よりどころの設置に関する企画及び運営
よりどころの実施に当たっては「6 実施体制」で定める会場及び支援職員体制を確保
し、企画及び運営を行う。
ア ひきこもり本人を対象とした当事者会と、その家族を対象とした家族会を年間各 10 回
程度計画し、平成 30 年 6 月から実施する。1回目は来所者の定着を目的とした関係づく りを主な目的とし、2回目以降来所者の要望を取り入れながら、ひきこもりの状態にある 本人の社会参加を促進するプログラムや、ひきこもり支援に関する学習会等を企画し実施 する。
なお、開始前の事前説明会は必要に応じ別途行う。
イ 実施場所および実施内容については、平成 30 年6月5日(火)までに受託者から札幌
市へ報告し、承認を受けることとする。
(2)札幌市ひきこもり地域支援センター及び関係機関との連携
札幌市におけるひきこもり専門の第一次相談窓口である札幌市ひきこもり地域支援センタ
ー(以下「センター」という。)と恒常的に連携し、センターからの助言を踏まえて企画、
運営、広報及び来所者の支援計画の検討を行う。また、市内関係機関へも本事業に関する情 報提供を行い、利用者のつなぎ等連携を図る。
2 (3)情報発信
チラシ・ポスター・ホームページ等により、よりどころの開設に関する普及啓発を図ると ともに、受託者が持つピアサポーターや家族会等の人的資源を活用し情報発信を行う。
また、札幌市内のひきこもり支援団体について情報収集し一覧にまとめたものを、受託者 ホームページ等へ掲載し広く市民へ情報提供を行う。
(4)ニーズ把握及び成果の検討
よりどころの実施に当たり、来所者に対しアンケート調査を実施し、ひきこもり本人等の ニーズ把握を行うとともに、平成 31 年度以降の実施についてよりどころ実施による効果を 踏まえた提案を行うこと。提案の要求項目は別表のとおりとする。
なお、アンケート調査の内容については別途札幌市と協議のうえ決定する。 (5)その他の事業
上記(1)から(4)までの事業以外でよりどころの設置運営に資する事業を必要に応じ て実施する。
5 支援の対象者
原則として、札幌市内に在住のひきこもり本人等とする。
ただし、試行実施であることから、札幌市外在住者が来所した場合についても利用可とし、 北海道が設置する「北海道ひきこもり成年相談センター」での支援へ引継ぎを図る。
6 実施体制
(1)よりどころの実施場所
よりどころ実施に当たっては、札幌市内の貸室等を利用し行うものとし、原則として運営 期間中同一の会場を確保するように努める。
実施場所は定めないが、利便性のよい市内中心地の会場を候補として選定を行う。なお、 会場借上費は事業費の中から受託者が負担とする。
(2)よりどころの設置時間
原則、月1回以上、1回当たり3∼4時間を目安として開所し、ひきこもり本人等が自由 に来所できる体制とする。
(3)支援職員体制
実施に当たっては、ひきこもり相談に従事した経験を持つ支援員と、受託者が選定したピ アサポーター等の補助者を配置し、企画及び運営を行う。また、開所時間中は上記のほかセ ンターの専門相談員を1名配置し、相談に応じられる体制を確保することとする。なお、セ ンターの専門相談員を配置するに当たっては、受託者がセンターと協議の上日程調整等を行 うこと。
ア 支援員、補助者は受託者が選定し、センターの専門相談員とも協議しながら企画・運営
を行う。実施時にはひきこもり本人等に寄り添った対応を行うとともに、継続的な参加に 繋がるような取り組みについても検討し、来所者の定着に努める。なお、補助者としてピ アサポーターを活用する場合は、支援従事の適性について必要に応じセンターの専門相談 員と協議の上選定を行うこと。
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る。また、当事者の希望に応じた学習会を実施する場合、講師として対応する。なお、セ ンターの専門相談員については、講師謝礼等の費用は発生しないものとする。
ウ その他、プログラムや学習会を実施するにあたり講師を選定した場合の講師謝礼につい
ては、受託者の負担とする。
7 施設の維持管理
(1)安全管理
ア よりどころ運営にあたっては、来所者等の安全確保を第一に優先することとし、秩序を
維持し、必要に応じ各種注意喚起を促すこと。
イ 拾得物の取扱を適正に行うこと。
ウ 災害・救急に係る対応を適切に行うこと。
エ 貸室の利用規則等に従い運用を行うこと。また、不審者の入室には十分注意することと
し、受託者のみで対応困難な場合は、施設管理者へ連絡を行い適切に対応すること。
8 業務実施上の留意事項
(1)個人情報の取扱いについて
ア 受託者は、個人情報の保護に関する法律(平成 15 年法律第 57 号)及び札幌市個人情報
保護条例(平成 16 年度札幌市条例第 35 号)を遵守すること。
イ 本事業の実施に携わる職員は、利用者のプライバシーの保持に十分配慮するとともに、
業務上知り得た個人情報は、業務目的以外で他に漏らしてはならない。
ウ 利用者の個人情報を入手する場合には、支援のために関係機関へ個人情報の提供があり
得る旨を説明した上で、利用者の了承を得ておくものとする。
エ 利用者の同意が得られない場合等は、利用者と十分相談の上、情報を取り扱うこと。
9 報 告
受託者は、本業務の遂行に当たり、毎月末までの実施状況を翌月 15 日までに札幌市へ報告 するとともに、7 月、9 月、11 月、1 月、3 月の月末までに完了届を提出すること。また、8 月 31 日までの実施状況についての前期報告書及び年度最終回実施後の年間報告書をそれぞれ作 成し、札幌市に提出すること。報告内容については任意であるが、別表の項目を必ず記載する こと。
10 その他
(1)受託者は、本業務の遂行に当たり、委託者である札幌市と連絡を密にすること。
(2)本業務の遂行に当たり、疑義が生じた場合は、札幌市、受託者双方が協議の上、これを処 理する。
(3)本業務により得られたデータ及び成果品は、札幌市に帰属するものとし、札幌市の許可な く他に使用あるいは公表してはならない。
(4)著作権及び肖像権等、他の個人・団体等の権利を侵害しないよう十分留意すること。 (5)本業務の遂行に当たり、知り得た一切の事項について、外部への漏えいが無いように注意
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(6)本業務に係る申込み及び問合せについては、原則として受託者が対応することとする。ま た、苦情等の発生に対しては迅速かつ誠実な対応を行うとともに、札幌市に報告すること。 受託者が対応できない申込み、問合せ及び苦情等については、迅速に札幌市に報告し、対応 を協議すること。
(7)この仕様書に定めのない事項については、札幌市、受託者双方が協議の上、これを決定す る。
<別表> 報告及び提案に関する要求水準
各
回
報
告
書
報告対象 各回における実施内容
報告時期 各回終了後 14 日以内
必須項目 ・来所者数
(本人、家族、その他支援者) ・来所者内訳
(新規及び継続、年代別・性別別人数) ・センターの専門相談員が行った個別相談件数 ・プログラム及び学習会の実施状況及び参加状況
・来所者別の支援状況一覧、アンケート結果(実施した場合のみ)
中
間
報
告
書
報告対象 平成 30 年 8 月末までにおける実施内容
報告時期 平成 30 年 9 月 14 日
必須項目 ・情報発信の実施状況
・中間期までの来所者数及び来所者内訳 ・継続利用者の内訳
・センターの専門相談員が行った個別相談件数 ・来所者別の支援到達状況
・アンケートを踏まえた反省点及び改善点 ・よりどころ実施手法に関する受託者意見
年
間
報
告
書
報告対象 履行期間における実施内容
報告時期 平成 31 年 3 月 15 日
必須項目 ・情報発信の実施状況
・年間の来所者数及び来所者内訳 ・継続利用者の内訳
・センターの専門相談員が行った個別相談件数
・来所者別の支援到達状況とよりどころ実施による効果の検証 ・アンケートを踏まえた反省点及び改善点
・プログラム及び学習会の実施状況、参加状況及び来年度実施内容 の提案