作成日 2020 年 8 月28日 更新日 2020 年9月 8日
第 79 回一関・盛岡間駅伝競走大会
新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン
1.はじめに 岩手日報社は「第 79 回一関・盛岡間駅伝競走大会」の開催にあたり、本ガイドラインを作成し ました。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、全国的にスポーツイベントの中止・延期が 相次いでいます。岩手県内のマラソン、ロードレース大会についても例にもれず、選手の皆様は 悔しい思いをしていることとお察しします。 「日報駅伝」の愛称で広く県民に親しまれてきた本大会は、選手の磨き上げた健脚を競い合い、 チームの誇りをのせたたすきをつなぐ姿が、多くのドラマを生んできました。コロナ禍にあって も、県民の希望となる大会を目指し、選手の皆様が安全に競技に取り組めるように感染症拡大防 止対策を徹底した大会運営に務めてまいりますので、関係各位のご協力をお願いします。 なお、本ガイドラインは、「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」(5.14 公益財団法人日本スポーツ協会・公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)や「ロードレース再 開についてのガイダンス(チェックリスト)」(6.30 日本陸上競技連盟)に基づき、県内の状況や 競技特性を踏まえ作成しています。 2.感染症予防対策 【開会式・表彰式】 3密を避けるため実施しません。前年度優勝チームの優勝旗・カップ等は、大会前に事務局で 引き取ります。大会終了後は、賞状、優勝旗・カップなどをチーム・個人宛に発送します。大会 結果・記録一覧は紙での配布は行わず、岩手日報ホームページに掲載します。 【監督会議】 3 密とならないように会場を設営します。会場では、検温や手指のアルコール消毒など感染防 止策に努め、連絡・確認事項も最小限とすることで時間短縮を図ります。 【スタート・中継所・ゴール】 選手、大会関係者、応援(観戦)により密集・密接が生じやすい状況にあるため、下記の感染防 止策を講じます。 ○競技関連エリアを広く取り(ゾーニング)、選手、大会関係者以外の立ち入りを禁じる。選手 以外の関係者には、スタッフパスを配布し、立ち入りを管理する(別紙1)。競技関連エリア で従事する場合もソーシャルディスタンスの確保に努める。 ○アルコール消毒液を配置し、選手ならびに競技関係者にこまめな手指の消毒を促す。 ○マスクの着用を徹底する。選手も運動中以外は着用する。 ○トイレを利用する際は、既存の布タオルや手指を乾燥させる設備は使用せず、大会事務局で用意したアルコール消毒液、使い捨てペーパータオル、ゴミ袋等を使用する。また洋式トイ レはふたを閉めてから水を流すこと、飲食物をトイレに廃棄しないこと等の案内を掲示し、 注意喚起する。 ○ゴミは各自持ち帰るように周知する。 【コース沿道】 大会関係者(走路員)が密集・密接にならないような配置にします。また応援(観戦)に関して もソーシャルディスタンスの確保を呼びかけます。 【広報・情報発信】 岩手日報紙面、ラジオCM、コース沿線自治体の広報、SNSなど様々な媒体を活用し、本ガ イドラインに基づく競技参加や応援(観戦)の方法を発信します。あわせて競技中は、先導車 及び関係車両が声援の自粛、密集・密接の回避などを適宜アナウンスします。 3.健康状態(体調)の管理 大会の1週間前から当日まで下記の項目に該当する場合、選手については出場を認めず、大会 関係者については従事を認めません。また、選手については体調管理チェックシートを各自記 入し、大会前日の監督会議の際に提出を求めます(別紙2)。 ▽PCR 検査もしくは抗原検査での陽性反応 ▽濃厚接触・感染疑い等 ▽発熱や咳、のどの痛みなど風邪の症状 ▽だるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難) ▽嗅覚、味覚の異常 ▽同居家族や身近な知人が感染を疑われている 4.感染者及び感染疑い者が確認された場合の対応 大会当日ならびに大会終了後 2 週間以内に選手、大会関係者に感染者及び感染疑い者が確認さ れた場合、下記の通り対応します(別紙3)。 【大会当日】 他の選手・関係者から隔離した上で、帯同の医師、看護師の指導のもと慎重に対応し、保健・ 衛生当局に連絡し、その指示に従います。 【大会終了後 2 週間以内】 速やかに大会事務局に報告を求め、保健・衛生当局に連絡し、その指示に従います。 5.参加チーム(選手、監督、マネジャー)の皆様へお願い 日頃から個人でできる十分な感染防止対策に努めていただき、大会参加に際しては下記にご協 力ください。なおご協力いただけない場合は、大会の安全を確保するため出場を認めません。 ○選手の大会当日の検温(スタート、各中継所で競技前に検温を行います。別紙4) ○競技前後のこまめな手洗いと手指消毒(スタート、中継所、ゴールにアルコール消毒液やペ ーパータオルを用意します。) ○運動中以外のマスク着用 ○飲み物やタオルを共用・兼用しない ○待機場所等での密接の回避(ソーシャルディスタンスの確保)
○大声での応援の自粛(マスクを着用していても大きな声を出すことで飛沫感染を引き起こす 原因になります) 6.競技役員・中継所役員の皆様へお願い 安全で円滑な競技運営のため、下記にご協力ください。 ○大会当日、競技開始前に各自で検温や体調を確認し、発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場 合はスタート・中継所・ゴールの各主任(または大会事務局)へ報告 ○こまめな手洗いと手指消毒(スタート、中継所、ゴールにアルコール消毒液やペーパータオ ルを用意します) ○マスクの常時着用 ○中継所・ゴールの競技関連エリアへの立ち入りを最小限とし、ソーシャルディスタンスを確 保。密集、密接を避けるためスタッフパスを配布 7.沿道で応援(観戦)される皆様へお願い 選手、大会関係者の安全を確保し、また密集・密接を避けるため、下記にご協力ください。 ○マスクの常時着用 ○混雑が予想される中継所・ゴール付近での観戦の自粛 ○周囲とのソーシャルディスタンスの確保 ○大声での応援の自粛。紙旗や拍手などでの応援(マスクを着用していても大きな声を出すこ とで飛沫感染を引き起こす原因になります) ○接触確認アプリの利用 ※厚生労働省では「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」を運用しています。アプリの利用で、 新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した場合、通知を受け取り、検査の受診や保健所のサポート を早く受けることができます。スマートフォンをお持ちの方は、利用規約に同意の上、下記URLより インストールしてください。 (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html) 【本件に関する問い合わせ先/大会事務局】 岩手日報社事業部 担当 阿部・長澤 TEL 019-653-4121(直通) FAX 019-653-9153 e-mail ekiden@iwate-np.co.jp