[別紙]
指摘事項
過年度分の収入未済額が給水収益において認められたので、今後ともこの解消に格段 の努力をされたい。
改善措置状況
米国に端を発した世界金融不況は、日本経済にも深い影を落とし、過去に例のない 深刻な状況となっている。県内においても企業倒産が相次ぎ、社員リストラ等に歯止 めがかからず、この影響から本市の水道料金の未納者が増えつつある。
また、水道使用者の節水意識の高まりは、これまでにも増して顕著であり、市民はも とより、特に大口使用者である企業、工場の営業や操業一時停止、デパート等での節 水器具導入など、水道の使用量も伸び悩んでいるのが現状である。
平成20年度は予想を上回る給水収益の減となったことを踏まえ、今後給水収益の 増加が見込めない状況では、健全経営の維持と公平性を確保をするため、未納料金の 早期回収を図ることが最も重要であると考える。このため、収納率の向上と徴収経費 の削減を目的に、滞納整理業務を平成14年度から順次エリアを拡大しながら民間業 者に委託し、平成20年度からは、検針業務も同業者に委託し、一連の業務として効 果的な対応をしている。
委託業者の指導に検針・料金担当所長をはじめ担当者を配置し、滞納整理業務の強 化に努めるなど、収入未済金の解消に向けて次の具体的な取組みを行っている。 (具体的な取組み)
① 検針業務で得る空家等の情報を活かし、未納金の発生を未然に防ぐ。 ② 合併地区の1か月調定制度を維持し、料金の早期回収に努める。
③ 委託業者を適切に指導し、未納金の減少を図る。特に悪質、長期、高額滞納者に対 しては、委託業者とともに水道局職員による交渉を行い、給水停止の強化、支払督促 など法的措置を講ずる。また、合併地区も同様に対応強化を図る。
④ 委託業者の持つ機動性を活かし、現地調査、休日や夜間訪問徴収などを行う。 ⑤ 滞納者の支払計画を精査し、適時見直し等を行う。
⑥ 無届使用の早期発見、無届転出者の転居先調査(市民課の住民票閲覧)により料金 回収に努める。
⑦ 口座振替、郵便局やコンビニエンスストアなど支払窓口の拡大、お客様センターの 窓口支払時間の延長など自主納付の推進を図る。
(上 水)
全地区 件 数 金 額
対繰越 収入率
件 数 金 額
対繰越 収入率 7,356 41,768,611 96.07% 5,549 32,920,998 96.43% [内 訳]
岡 山 6,531 37,730,946 96.14% 4,950 29,895,868 96.47% 御 津 168 782,016 95.97% 125 557,602 96.68% 灘 崎 112 639,080 97.79% 101 555,176 98.08% 瀬 戸 181 810,400 96.79% 122 576,336 97.28% 建 部 364 1,806,169 85.60% 251 1,336,016 87.88%
平成21年3月末 監査時(平成20年11月末)