操作方法について ... 8 お手入れについて ... 8 故障かなと思ったら ...12 保証について ...14 移設および廃棄について ...15 はじめに ... 1 安全のため必ずお守りください ... 1 各部のなまえと安全注意事項の表示 .. 5 上手にお使いいただくために ... 7
ご使用の前に
お
手
入
れ
・
保
守
点
検
運転のしかた
もくじ
この取扱説明書はユニットクーラー用です。 組み合わせられる冷凍機に付属している 取扱説明書も併せてご覧ください。 本取扱説明書は日常運転・管理される方向けに作成 しております。据付工事・試運転については別紙 「据付点検要領書」をご覧ください。 次の冷凍機と 組み合わせて KX-あります。 型式をご記入の うえ、お客様にお 渡しください。 お 客 様 が ご 使 用 に な っ て い る ユ ニ ッ ト ク ー ラ ー は のものです。 このたび は日立 ユ ニットクーラーをお 買い 上げい た だき、 まことにありがとうございます。お使いになる前に、この取扱説明書
をよくお読みのうえ、
ユニットクーラーを正しくご使用
ください。
日立ユニットクーラー
取扱説明書
冷媒:R410A
塗装およびステンレス仕様の場合は以下のとおりとなります。 ■ カチオン電着塗装仕様 : 型式末尾に (K)”を追加 ■ ステンレス仕様 : 型式に S を追加 ( 型式末尾に S2”) 取扱内容は変わりませんので、本取扱説明書にて型式をお読み替 えください。 標準タイプ 冷蔵用(高温) □US-N H2 冷蔵用(中温) □US-N MH2 冷凍用(低温) □US-N LH2 低風量 タイプ 冷蔵用(高温) □US-N HT2 冷蔵用(中温) □US-N MHT2 広 フ ィ ン ピ ッ チ タ イ プ 冷蔵用(中温) □US-N MHP2 冷凍用(低温) □US-N LHP2取扱説明書
表紙
P3
P.5
ご使用の前に
据え付け・電気工事について
●据え付けは、 お買い上げの店または専門業者に依頼してください。ご自分で据え付け工事を され不備があると、 水漏れ・ 感電・ 火災・ユニットクーラー落下によるケガの原因になり ます。 ●小部屋に据え付ける場合は、 冷媒が漏れても限界濃度を超えないように換気対策をする必要 があります。万一、冷媒が漏れて限界濃度を超えると、 酸欠事故の原因になります。 詳しくはお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください。 ●電気工事をするには資格が必要ですので、 資格のある店に依頼してください。ご自分で電 気工事をされ不備があると、感電および火災の原因になります。万一、アースが外れると感 電の原因になりますので、 最寄の電気工事店に連絡し、 アースを取りつけてください。 ●漏電遮断器が必ず取り付けられていることを確認してください。法規(電気設備に関する技術 基準を定める省令)により、設置が定められています。設置しないと地絡により火災や感電の 原因になります。1
安全のため必ずお守りください
はじめに
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安全のため必ずお守りください
(つづく)
ご使用について
●本機は冷媒R410Aが使用可能です。封入されている冷媒の種類は冷凍機に貼り付けの仕様銘 板・注意銘板に記載されています。修理・移設などの際には、指定冷媒以外の物質を混入さ せないでください。指定冷媒以外の冷媒・空気・プロパンやアルコールなどの可燃性物質が 混入しますと、爆発・火災・ケガの原因になります。 ●以下のような特殊環境でのご使用は、ユニットクーラーの故障の原因になりますのでお止め ください。 ■ 油・蒸気・有機溶剤・腐食性ガス(アンモニア・硫黄化合物・酸など)の多い場所 ■ 酸性やアルカリ性の溶液・オゾンによる殺菌・特殊なスプレーなどを頻繁に使う場所 ●貯蔵物にはアンモニアなどの特に強い腐食性ガスを発生させる品物があります。これらは 必ず密閉容器または食品用ラップフィルムに包んで保管してください。冷却器が腐食し、 ガス漏れとなる原因になります。 ●生ゴミは非常に強い腐食性ガスを発生させますので貯蔵しないでください。冷却器が腐食 し、ガス漏れとなる原因になります。 ●庫内に揮発性、引火性のあるものを保管しないでください。 エーテル・ベンジン・LPガス・アルコール・ガソリン・灯油・接着剤・塗料などは、揮発・引 火しやすく、火災・爆発の原因になります。 ●安全装置・保護装置の改造や設定変更をしないでください。 当社指定以外のものおよび方法で使用した場合、破裂・発火・火災・爆発の原因になります。 ●電気部品に水をかけないでください。 ショート・漏電・感電・故障・発煙・発火・火災の原因になります。 ●船舶・車両などの振動の多い場所では使用しないでください。 ユニットクーラーの落下の原因になります。 ●動植物・精密機械および美術品の保持、また、血清・ワクチン・医薬品などを貯蔵しないでく ださい。品質低下の原因になります。 ●凍結の目的では使用しないでください。 ユニットクーラーは凍結された商品を保存するために使用してください。高温・多湿のものを 庫内に入れると、冷凍機の故障、ユニットクーラーの霜付きの原因になることがあります。 ●ユニットクーラーの使用範囲を守って使用してください。 範囲外の使用は故障の原因になることがあります。腐食性ガスが発生しやすい貯蔵物
食品などの貯蔵庫や加工場では、
腐食性ガスが発生しやすく、
このような場所に設置した場合、
機器寿命を大幅に縮めることがあります。
[腐食性ガスが発生しやすい貯蔵物の例]
■
寿司・惣菜・パン生地など酢酸・イースト菌を含んだ食品
■
納豆・豆腐・おから・あんこなど豆類とその加工品
■
ゆで卵・卵焼きなど卵加工品
■
鮮魚・肉類・ハム・燻製・練り製品など
■
生ゴミ・堆肥など
腐食性雰囲気となるものの保存には、
製品のメンテナンスに十分留意し、
専門業者により定期
的な保守点検を実施されるようにしてください。
防食については、
お買い上げの店またはメー
カー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください。
ご使用の前に
3
安全のため必ずお守りください
(つづき)
●ユニットクーラーを修理または移設するときは、お買い上げの店またはメーカー指定のお客 様ご相談窓口にご相談ください。 修理や据え付けに不備があると、感電および火災などの原因になります。修理・移設について
運転中に
●空気の吹出口および吸込口に指または棒などを入れないでください。 内部で回転しているファンや電気品にあたり、ケガの原因になります。 ●ユニットクーラーを運転している部屋では引火物を使わないでください。 ラッカーや ペイントなどの可燃性スプレーおよび油(機械油も含む)の蒸気は発火の 原因になります。 ●ユニットクーラーの風が直接あたる場所へ燃焼器具を置かないでください。 燃焼器具の不完全燃焼の原因になります。 ●庫内で燃焼器具を使用した場合、 換気をしてください。 換気が不十分な場合は、 酸素不足の原因になります。 ●安全装置がたびたび作動したり運転スイッチの作動が確実でない場合は、 ただちに 元電源を切ってください。 漏電または過電流の可能性があるため、 感電・ 火災・破裂の原因になります。 お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください。 ●異常時 (こげ臭いなど )は、 運転を停止して、 元電源をただちに切ってください。 異常のまま運転を続けると故障・ 感電・火災などの原因になります。 お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください。 ●不燃性・非毒性・無臭性の安全冷媒(フルオロカーボン )を使用していますが、 万一、フルオロカーボンが漏れて火気に触れると有害ガスが発生する原因になりま す。また、フルオロカーボンは空気より比重が重いため、床面付近をおおい酸素欠 乏の原因になります。 万一、フルオロカーボンが漏れたときには、 ストーブなどの火気を消して床面を掃 くようにして換気したうえで、 お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談 窓口にご連絡ください。 ●ユニットクーラーのサービスカバーやファンガードを外したまま運転しないでくださ い。ファンが露出して非常に危険です。 また、 電気部品の通電部分に触れると感電の 原因になります。 ●ユニットクーラーに手を触れないでください。電気ヒーターやドレンパンに直接手を触れ ると、やけど・ケガの原因になることがあります。また、配管などに直接手を触れると凍 傷の原因になることがあります。手を触れる場合は、保護具を必ず着用してください。 ●ユニットクーラーの熱交換器フィンや板金の角・端面を手で触れないでください。 ケガの原因になることがあります。 ●ユニットクーラーの下に食品をはじめとした貯蔵物を置かないでください。ホコリ・異 物・霜の落下により品質低下する恐れがあります。また、空気の吹出口・吸込口を塞ぐと風 の流れが妨げられ、能力低下・異音・故障の原因になることがあります。ご使用の前に
安全のため必ずお守りください
その他の警告および注意
●お手入れの際は、必ず保護具を着用してください。 感電・やけど・凍傷・ケガの原因になります。 ●お手入れの際は、必ずユニットクーラーの元電源を切ってから作業してください。感電およ びケガの原因になります。また、元電源を切ってもしばらくは電気ヒーターやドレンパンが 高温となっている場合があります。時間をおいてから作業をしてください。 ●お手入れの際は、周囲の安全を確認し、ユニットクーラーに人を近づけないようにしてくだ さい。部品や工具などが落下するとケガの原因になります。 ●お手入れの際に、内部に水やスプレー式の洗剤をかけないでください。 電気部品に水やスプレー式の洗剤がかかると感電および火災の原因になります。 ●製品および電気配線の改造変更をしないでください。重大事故の原因になります。 ●電源コードを傷つけたり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、たばねたりしない でください。また、重いものを載せたり、挟み込んだりすると、電源コードが破損し、火災 および感電の原因になります。 ●お手入れの際は、足場はしっかりしたものを使用してください。転倒およびケガの原因にな ります。また、高所作業時は転倒・落下とならないように命綱などの保護具を身に付けて十 分にご留意ください。 ●お手入れの際は、電気部品およびコネクターを必ず養生し、水をかけないでください。 電気ショートによる感電および火災の原因になります。 ●ユニットクーラーの配管内には冷媒が封入されているため高圧になっています。資格者以外は 配管接続部をゆるめたり、外したりしないでください。資格者以外が作業をすると重大事故 の原因になります。 ●庫内の清掃・消毒について薬品を散布する際は、必ずユニットクーラーの元電源を切って、 ユニットクーラーにカバーをかけてから作業をしてください。薬品がユニットクーラーにか かると腐食による機器の損傷、ユニットクーラー運転により飛散した薬品をあび、ケガをす る原因になります。 ●ドレンホース、現地施工の塩ビパイプに保温材(断熱材)を巻きつけないでください。ドレン ホース損傷による漏水、ドレンヒーター異常発熱による発煙・火災の原因になります。 ●ドレンヒーターは折り重ねないようにドレンホースの内側に挿入してください。また、庫外 側に出ないようにしてください。異常発熱により、発煙・火災の原因になります。 ●定期的に点検・お手入れを実施してください。ユニットクーラーの内部にゴミ・ほこりがた まった場合、ドレン排水経路がつまり、水漏れの原因になることがあります。 ●濡れた手で、電気部品に触れないでください。また、スイッチを操作しないでください。 感電の原因になることがあります。 ●配線は電気ヒーターの発熱部や板金端面、配管に接触しないようにしてください。 断線・機器損傷の原因になることがあります。 ●ドレンホースは確実に排水するよう、配管してください。不確実な場合は、庫内に浸水し、 貯蔵物などを濡らす原因になることがあります。 ●点検・お手入れをする場合、適切な工具を使用してください。工具が適切でないと、機器損 傷の原因になることがあります。また、据え付け・修理は、お買い上げの店または専門業者 に依頼してください。 ●お手入れの際に、ベンジン・シンナー・洗剤(界面活性剤入り)などは使用しないでくださ い。腐食による機器損傷の原因になることがあります。 ●庫内の清掃・消毒に薬品を散布した際は、庫内の換気を十分に実施してください。庫内に残 留した薬品が気化し、庫内に充満すると機器損傷の原因になることがあります。 ●冷却器フィンに直接手を触れないでください。ケガの原因になることがあります。必ず保護具 を着用して作業してください。また、冷却器フィンは力を入れすぎると変形・破損する原因にな ることがありますので注意してください。ご使用の前に
5
取扱説明書
P.4
P4
P6
取扱説明書 P.4 P4 P6過熱防止サーモスタット
(冷蔵用(中温)・冷凍用(低温)のみ)各部のなまえと安全注意事項の表示
●外観概略
□標準タイプ・広フィンピッチタイプ
●機器内部詳細
お買い上げのユニットクーラーにはお使
いになる方が安全にお使いいただくため、
ユニットクーラー本体に安全注意事項の表
示をしています。
ご使用の際やお手入れの際は安全のため、
注意事項を必ずお守りください。
P.5空気吹出口
空気吸込口(背面)
サービスカバー
ドレンパン
送風機
電磁弁
冷却器
電気品箱
●サービスカバーに貼り付けた仕様銘板に表示
しています。製品型式の表示箇所
ジャンクションヒーター
ファンガードヒーター
(冷凍用(低温)のみ)除霜ヒーター
(冷蔵用(中温)・冷凍用(低温)のみ)ドレンパンヒーター
(冷蔵用(中温)・冷凍用(低温)のみ)除霜終了サーモスタット
(冷蔵用(中温)・冷凍用(低温)のみ)安
全
注
意
事
項
■キャビネット・電気箱正面:警告表示 ■電気品箱側面:アース取付位置表示 ケガの恐れあり 指や棒を入れない でください。 冷却器・電気ヒーター・冷媒配管には触れないでください。 やけどをすることがあります。 送風機運転中は、ファンガードには手を触れないでください。 ケガをする恐れがあります。 冷却器、ドレンパンの保守・点検には手袋を着用してください。 清掃時にさまざまな異物や金属部の角に手がふれることにより ケガをする恐れがあります。 保守・点検時は必ずユニットクーラーの電源を切り、点検中であ ることを知らせる「掛札」などにより他の人が電源を投入しない ような処置を講じてください。重大なケガの原因になります。 熱交換器に規定のフルオロカーボン以外の冷媒や空気などを混 合させないでください。異常高圧・高温になり、破裂・発火の恐れ があります。膨張弁(MOP付き)※
※ 膨張弁は冷やし込み時の冷凍機過負荷運転を抑制するため、 MOP機能(最高作動圧力 Maximum Operating Pressure)付き としています。ご使用の前に
各部のなまえと安全注意事項の表示
●機器内部詳細
ドレンパン
送風機
冷却器
電磁弁
電気品箱
●サービスカバーに貼り付けた仕様銘板に表示
しています。製品型式の表示箇所
過熱防止
サーモスタット
(冷蔵用(中温)のみ)ジャンクションヒーター
除霜ヒーター
(冷蔵用(中温)のみ)除霜終了
サーモスタット
(冷蔵用(中温)のみ)□低風量タイプ
P.5安
全
注
意
事
項
■キャビネット・電気箱正面:警告表示 ■電気品箱側面:アース取付位置表示 ケガの恐れあり 指や棒を入れない でください。 冷却器・電気ヒーター・冷媒配管には触れないでくださ い。 やけどをすることがあります。 送風機運転中は、ファンガードには手を触れないでくだ さい。 ケガをする恐れがあります。 冷却器、ドレンパンの保守・点検には手袋を着用してく ださい。 清掃時にさまざまな異物や金属部の角に手がふれるこ とによりケガをする恐れがあります。 保守・点検時は必ずユニットクーラーの電源を切り、点 検中であることを知らせる「掛札」などにより他の人が 電源を投入しないような処置を講じてください。重大な ケガの原因になります。 熱交換器に規定のフルオロカーボン以外の冷媒や空気 などを混合させないでください。異常高圧・高温になり、 破裂・発火の恐れがあります。空気吹出口
空気吸込口
※ 膨張弁は冷やし込み時の冷凍機過負荷運転を抑制するため、 MOP機能(最高作動圧力 Maximum Operating Pressure)付き としています。膨張弁(MOP付き)※
●外観概略
ご使用の前に
7
上手にお使いいただくために
次の範囲でお使いください
機種区分 型式 使用庫内温度 使用雰囲気
冷蔵用(高温) US-N2H2 ~ US-N16H2US-N2HT2 ~ US-N10HT2 3~15℃
湿度は90%RH以下 腐食性ガスの発生が ないこと※ 冷蔵用(中温) US-N2MH2 ~ US-N16MH2 US-N2MHT2 ~ US-N10MHT2 US-N3MHP2 ~ US-N10MHP2 -5~15℃
冷凍用(低温) US-N2LH2 ~ US-N20LH2US-N3LHP2 ~ US-N10LHP2 -35~-5℃ 塗装およびステンレス仕様の場合は以下のとおりとなります。 ■ カチオン電着塗装仕様 : 型式末尾に ‶(K)″を追加 ■ ステンレス仕様 : 型式に S を追加 ( 型式末尾に ‶S2″ ) ※ 腐食性雰囲気となるものの保存には、ユニットクーラーの防食に十分留意してください。また、カチ オン電着塗装仕様、ステンレス仕様のユニットクーラーでも発錆や腐食に対して万全ではありませ ん。定期的な点検・お手入れを行ってください。