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「 皆 さ ん 、こ ん ば ん は 。White-Dream -Orchestra の 定 期 コ ン サ ー ト へ よ う こ そ 。 私 た ち は 、 松 戸 市 立 病 院 の 医 師 、 看 護 師 な ど の 職 員 及 び そ の OB で 、 音 楽 好 き の 仲 間 が 集 ま っ た バ ン ド で す 。 皆 さ ん と と も に 楽 し い 時 間 を 過 ご せ れ ば と 思 い ま す 。 で は ま ず 最 初 の 曲 は ・ ・ ・ 」 こ ん な 挨 拶 で 始 ま る 院 内 コ ン サ ー ト を 毎 年 2 回 す る よ う に な り 、 も う 18 年 以 上 が 経 と う と し て い ま す 。
平 成 9 年 の 春 に 音 楽 部 (White-Dream -Orchestra)は 始 ま り ま し た 。 平 本 医 師 ( 現 小 児 科 部 長 ) を 中 心 に 、 当 時 の 小 児 科・内 科 の 医 師 6 名 と 看 護 師 3 名 で 活 動 を 開 始 し ま し た 。 中 心 者 自 身 は 、 学 生 時 代 合 唱 部 で あ り 管 楽 器 は 全 く の 素 人 。
↑ 平 成 27 年 10 月 2 日 に 行 わ れ た 際 に 掲 示 し た ポ ス タ ー
◆ White-Dream-Orchestra へ よ う こ そ 鈴 木 一 広 ・ ・ ・ 1
◆ 医 療 ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー の お 仕 事 医 療 福 祉 相 談 室 他 ・ 3
◆ 呼 気 中 一 酸 化 窒 素 測 定 器 に つ い て 海 辺 剛 志 ・ ・ ・ 4
◆ 松 戸 市 立 病 院 メ デ ィ カ ル カ ン フ ァ レ ン ス 田 代 淳 ・ ・ ・ 5
◆ 新 病 院 建 設 事 業 が 本 格 ス タ ー ト し ま し た 建 設 事 務 局 ・ ・ ・ 8
な ぜ か 電 子 サ ク ス ホ ン を 購 入 ・ 練 習 を 始 め 、自 治 医 大 の 後 輩 (軽 音 楽 部 出 身 )ら と 、 皆 が 楽 し め る 事 を 目 標 に ス タ ー ト し ま し た 。 そ の 年 の 秋 に 合 宿 を 行 い 、 10 月 に 第 1 回 目 の 患 者 さ ん 向 け の 院 内 コ ン サ ー ト が 行 わ れ ま し た 。以 後 、毎 年 2 回 、秋 (10 月 )と 春 (3 月 )に 定 期 コ ン サ ー ト を 行 っ て き ま し た 。 初 期 メ ン バ ー は 10 名 足 ら ず で し た が 、医 師・看 護 師 だ け で な く 、 院 内 の 各 種 ス タ ッ フ も 加 わ り 、 徐 々 に メ ン バ ー も 増 え て 行 き ま し た 。 ま た 、 他 院 へ 移 動 し た 後 も 音 楽 部 に 参 加 し て く れ る 人 も い て 、 現 在 は 30 名 前 後 で 活 動 し て い ま す 。
何 か の 機 会 に 私 た ち White-Dream- Orchestra を 見 た こ と が あ る 方 は 、「 変 な バ ン ド だ な 」と 感 じ る か も 知 れ ま せ ん 。 た だ 単 に 楽 器 を 持 っ て い て や り た い 人 が 集 ま っ て 出 来 た バ ン ド な の で 、 ど ん な 編 成 に す る か 、 ど の パ ー ト が 必 要 か 等 は 一 切 考 慮 せ ず 続 い て い ま す 。で す か ら 、 「 小 学 校 の 音 楽 ク ラ ブ で 少 し や っ た こ と が あ る (ブ ラ ン ク 10?年 )」と い う 人 か ら 、 「 中 学・高 校 で 吹 奏 楽 部 で し た 」 「 学 生 時 代 は オ ー ケ ス ト ラ に い ま し た 」 「 大 学 で は 軽 音 楽 部 で 、ジ ャ ズ 喫 茶 で バ イ ト し て ま し た 」
「 今 も 市 民 バ ン ド で や っ て ま す 」 「 市 立 病
院 に 来 て か ら 楽 器 を 買 っ て 、 初 心 者 コ ー
ス で 始 め ま し た 」 な ん て 具 合 で 、 出 身 や
経 験 ・ 技 量 、 持 っ て い る 楽 器 も ば ら ば ら
で す 。一 応 、吹 奏 楽 形 式 の バ ン ド 編 成 で 、
木 管 楽 器 (フ ル ー ト 、ク ラ リ ネ ッ ト 、サ ッ
ク ス 他 )、 金 管 楽 器 (ト ラ ン ペ ッ ト 、 ト ロ
ン ボ ー ン 、バ リ ト ン 他 )を 中 心 に 、ド ラ ム 、
キ ー ボ ー ド 、 エ レ キ ・ ベ ー ス 等 で 構 成 し
て い ま す 。 サ ッ ク ス は 人 気 の 楽 器 で 、 ト
ラ ン ペ ッ ト や ク ラ リ ネ ッ ト 、 フ ル ー ト 等
も 学 生 時 代 か ら 自 分 の 楽 器 を 持 っ て い る
人 が 多 い パ ー ト で す 。 半 面 、 自 前 の 楽 器
を 持 っ て い る 人 が 少 な い オ ー ボ エ や ホ ル
ン 、 チ ュ ー バ 等 は 現 在 部 員 が お ら ず 、 低
音 部 は エ レ キ ・ ベ ー ス が 支 え て い ま す 。
時 に は バ イ オ リ ン や 和 楽 器 が 参 加 し た こ
と も あ り ま し た 。 毎 年 、 合 宿 と 称 し て 房
総 に あ る 音 楽 ス タ ジ オ 併 設 の 民 宿 で 、 終
日 ま さ に 一 夜 漬 け の 練 習 ( 最 後 は ほ ぼ 全
員 酔 っ 払 い な が ら )を し て 、定 期 コ ン サ ー
ト に は 臨 ん で い ま す 。 と に か く 、 技 量 も
編 成 も ば ら ば ら で す が 、 何 人 か の 「 と て
も 上 手 な 」 メ ン バ ー を 中 心 に 、 助 け 合 い
支 え 合 い な が ら 「 音 楽 」 に な る よ う 、 楽
し ん で が ん ば っ て い ま す 。
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医 療 ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー (以 下 、 「 MSW」
と い う 。 )と は 、 保 健 医 療 機 関 に お い て 、 社 会 福 祉 の 立 場 か ら 患 者 さ ん や そ の 家 族 の 方 々 の 抱 え る 経 済 的 ・ 心 理 的 ・ 社 会 的 問 題 の 解 決 、 調 整 を 援 助 し 、 社 会 復 帰 の 促 進 を 図 る 業 務 を 行 う 役 割 を 担 っ て お り ま す 。
当 院 は 、9 名 の MSW が 在 籍 し て お り 、 医 療 福 祉 相 談 室 、 相 談 支 援 セ ン タ ー 、 が ん 診 療 対 策 室 で そ れ ぞ れ 業 務 を 行 っ て い ま す 。 1 号 館 1 階 の 地 域 連 携 課 に 直 接 来 室 、 も し く は 電 話 で も 相 談 対 応 し て お り ま す の で 、 お 気 軽 に ご 相 談 く だ さ い 。 秘 密 は 厳 守 致 し ま す 。
【 医 療 福 祉 相 談 室 】
医 療 福 祉 相 談 室 は 、 主 に 入 院 患 者 さ ん の 退 院 後 の 生 活 、 経 済 的 問 題 の 解 決 ・ 援 助 な ど を 行 っ て お り ま す 。 患 者 さ ん の 希 望 や 状 況 に 応 じ て 、 転 院 先 や 施 設 選 定 の 援 助 や 、 自 宅 退 院 の 場 合 は 地 域 の 関 係 機 関 と 連 絡 調 整 を 行 い 、 安 全 で 安 心 し た 生 活 が 営 め る よ う に 対 応 し て お り ま す 。 ま た 、 入 院 に 伴 い 、 医 療 費 や 生 活 費 に お 困 り の 際 は 、 福 祉 、 保 険 等 関 係 諸 制 度 を 活 用 で き る よ う 他 機 関 と 連 携 を 図 っ て い ま す 。
入 院 、 入 院 外 に 関 わ ら ず 、 ご 不 安 な こ と が ご ざ い ま し た ら 、 お 気 軽 に ご 相 談 く だ さ い 。
【 相 談 支 援 セ ン タ ー( 相 談 窓 口 )】
相 談 支 援 セ ン タ ー は 、 相 談 窓 口 と し て 、 正 面 玄 関 を 入 っ て 右 奥 の 院 内 薬 局 前 に 相 談 ブ ー ス を 設 け て お り ま
す 。 主 な 相 談 内 容 は 、 外 来 患 者 さ ん を 中 心 に 往 診 医 の 手 配 や 諸 制 度 の ご 案 内 や 他 病 院 の ご 案 内 な ど 、 さ ま ざ ま な ご 相 談 に 対 応 し て お り ま す 。
ま た 、 「 医 師 に は 、直 接 言 い づ ら い 」 「 聞 き づ ら い 」 等 の 診 療 に 対 す る お 悩 み や お 困 り 事 に 加 え 、 病 院 に 対 し て の ご 意 見 等 に 関 し て も 、 お 気 軽 に ご 相 談 く だ さ い 。
【 が ん 診 療 対 策 室 】
当 院 は 「 地 域 が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 」
に 指 定 さ れ 、 が ん の 相 談 窓 口 と し て が ん
診 療 対 策 室 ( が ん 相 談 支 援 セ ン タ ー ) が
設 置 さ れ て い ま す 。 が ん の 病 状 や 治 療 、
療 養 生 活 、 必 要 と す る 情 報 探 し の お 手 伝
い な ど 、 さ ま ざ ま な ご 相 談 に 対 応 し て い
ま す 。 ご 相 談 は 患 者 さ ん ご 本 人 や ご 家 族
を は じ め 、 ど な た で も ご 利 用 い た だ く こ
と が で き ま す 。 が ん と 診 断 さ れ た と き 、
病 気 や 治 療 に 不 安 を 感 じ た と き 、 一 人 で
悩 ま ず 、 お 気 軽 に ご 相 談 く だ さ い 。
平 成 27 年 11 月 、 呼 気 中 一 酸 化 窒 素 (NO)測 定 器 、 ナ イ オ ッ ク ス ・ VERO が 当 院 の 診 療 に 導 入 さ れ ま し た 。 NO は 血 管 拡 張 、 神 経 伝 達 、 感 染 防 御 な ど に 関 わ る 多 機 能 の 生 理 活 性 分 子 で す が 、 呼 気 中 NO は 好 酸 球 性 気 道 炎 症 で 特 異 的 に 上 昇 す る こ と が 知 ら れ て い ま す 。 気 管 支 喘 息 は 好 酸 球 性 気 道 炎 症 の 代 表 的 な 疾 患 で 、 現 在 、そ の 診 断 は 、咳 や 喘 鳴 な ど の 症 状 、 ア ト ピ ー 性 体 質 の 有 無 、 血 液 や 痰 の 好 酸 球 の 増 加 、 気 道 過 敏 性 テ ス ト ( 当 院 で は 未 実 施 ) な ど を 評 価 し 総 合 的 に 下 さ れ ま す が 、そ こ に 呼 気 中 NO 測 定 が 有 力 な ツ ー ル と し て 加 わ る こ と に な り ま し た 。 特 に 明 ら か な 喘 鳴 を 呈 さ な い 慢 性 的 な 咳 が 喘 息 で あ る か ど う か や 、 喘 息 と 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)と の 鑑 別 、 両 者 が 合 併 し た 症 例 (ACOS)な ど の 診 断 に も 非 常 に
有 益 で あ り 、 ま た 喘 息 の コ ン ト ロ ー ル の 指 標 と し て も 有 用 で あ る と い わ れ て い ま す 。
2013 年 か ら 呼 気 中 NO 測 定 は 保 険 適 応 さ れ て い ま し た が 、 今 回 導 入 さ れ た 機 械 は 2015 年 4 月 に 発 売 さ れ た 改 良 型 で 、 以 前 の 機 械 と 比 較 し て 操 作 性 、 視 認 性 に 優 れ て い ま す 。
測 定 方 法 も 簡 単 で 、 片 手 で 持 て る ハ ン ド ル 部 分 に 一 定 の 速 さ で 10 秒 間 息 を 吹 き 込 む だ け で 、約 2 分 で 結 果 が 表 示 さ れ 検 査 は 終 り ま す 。 物 分 か り の い い 幼 児 で あ れ ば 十 分 測 定 可 能 で あ り 小 児 科 領 域 で も 威 力 を 発 揮 す る と 期 待 さ れ ま す 。 し か し 、 風 邪 な ど の ウ ィ ル ス 感 染 症 、 ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 、 カ フ ェ イ ン 、 ア ル コ ー ル 、 喫 煙 な ど は 結 果 に 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 が あ る た め 注 意 が 必 要 で す 。 長 引 く 咳 で お 困 り の 方 、 喘 息 の 治 療 中 で 自 分 の 病 気 の 状 態 を 知 り た い 方 が い ら っ し ゃ い ま し た ら 一 度 主 治 医 や 担 当 部 署 ( 内 科 、 呼 吸 器 内 科 、 小 児 科 ) に ご 相 談 く だ さ い 。
当 院 ま で の ア ク セ ス 方 法
【 電 車 】
・常 磐 線 北 松 戸 駅 東 口 下 車 徒 歩 10 分
・新 京 成 線 上 本 郷 駅 下 車 徒 歩 10 分
【 バ ス 】
・ 松 戸 駅 東 口 発 ( 北 松 戸 駅 東 口 経 由 )
県 立 松 戸 高 校 行 に て 市 立 病 院 下 車
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当 院 で は 医 局 主 催 の メ デ ィ カ ル カ ン フ ァ レ ス を 年 4 回 開 催 し て い ま す 。本 年 度 10 月 に 第 120 回 を 迎 え 、 30 年 続 い て い る 由 緒 あ る 会 で す 。 カ ン フ ァ レ ン ス で は 院 内 の 診 療 内 容 の 充 実 や 医 師 、 ス タ ッ フ の 意 見 交 換 へ の 貢 献 を 目 的 と し 、 研 修 医 の 発 表 や 院 内 ・ 院 外 講 師 の 発 表 ・ 講 演 が 行 わ れ て い ま す 。 最 近 は 初 期 研 修 医 の 発 表 の 機 会 と な り 、 指 導 医 ・ 上 級 医 に は 指 導 法 の 勉 強 に も な っ て い ま す 。
本 年 度 は 第 119 回 が 7 月 に 行 わ れ ま し た 。初 期 研 修 医 の 発 表 5 題 に 加 え 、チ ー ム 医 療 を テ ー マ に 院 内 の 看 護 師 、 管 理 栄 養 士 か ら 褥 瘡 、 感 染 、 呼 吸 、 栄 養 に つ い て の 発 表 が あ り ま し た 。 10 月 の 第 120 回 で は 初 期 研 修 医 発 表 の 後 、院 外 講 師 ・ 医 学 教 育 研 究 所 の 徳 田 安 春 先 生 の 、
「 講 演 」 が あ り ま し た 。 徳 田 先 生 は 沖 縄 中 部 病 院 の 総 合 内 科 立 ち 上 げ に 携 わ れ 、 聖 路 加 国 際 病 院 ラ イ フ サ イ エ ン ス 研 究 所 副 セ ン タ ー 長 や 水 戸 協 同 病 院 で 筑 波 大 学 の 病 院 教 授 を 歴 任 さ れ て い ま す が 、 む し ろ NHK の 番 組 「 ド ク タ ー G」 へ の 出 演 で 有 名 か も し れ ま せ ん 。 今 回 は 番 組 の よ う に 研 修 医 と 一 緒 に 具 体 的 症 例 の 問 診 や 診 察 所 見 か ら 診 断 過 程 を 探 っ て い く 、 カ ン フ ァ レ ン ス 形 式 を と っ て 頂 き ま し た 。 学 習 に つ い て は 最 近 、 単 に 講 義 を 聞 い た 時 の 知 識 定 着 率 が 5 % 程 度 に 対 し て 、 自 発 的 に 調 べ る 、 視 聴 覚 で 学 ぶ 、 デ モ ン ス ト レ ー シ ョ ン 、 グ ル ー プ 討 論 、 体 験 、 人 に 教 え る ・ 発 表 す る と い っ た 、 よ り 主 体 的 な 経 験 を 積 む と 定 着 率 が 順 に 改 善 す る こ と が 指 摘 さ れ て い ま す 。 こ の こ と を 踏 ま え 、 松 戸 市 医 師 会 の 後 援 を 頂 き 、 合 同 講 演 会 と な り ま し た 。 和 座 医 師 会 長 を は
じ め と し た 松 戸 市 内 の 多 く の 先 生 方 に も 参 加 い た だ き 、 院 内 か ら も 沢 山 の 医 師 や ス タ ッ フ が 参 加 し て い ま し た 。 タ イ ト ル は「 症 例 検 討 ・ フ ィ ジ カ ル の 重 要 性 」。4 人 一 組 の 初 期 研 修 が グ ル ー プ ・ リ レ ー 形 式 で 、 実 際 に あ っ た 患 者 さ ん の 情 報 を 伝 え な が ら 診 断 し ま し た 。 60 歳 代 の 男 性 が 「 呼 吸 困 難 」 を 主 訴 に 救 急 車 で 搬 送 さ れ る ! と い う と こ ろ か ら 始 ま り 、 救 急 隊 へ の 情 報 収 集 、 患 者 さ ん が 到 着 し た 時 の 対 応 、 診 察 の 始 め 方 を 一 人 一 人 に 聞 い て い き ま す 。各 グ ル ー プ か ら 1 人 模 擬 患 者 を 出 し 、 診 察 の 仕 方 を 確 認 し ま す 。 患 者 の 全 体 像 の 把 握 の 重 要 性 を 確 認 し 、 聴 診 器 の 当 て 方 や 採 血 の 仕 方 、 診 察 所 見 や 検 査 成 績 の 見 方 、 解 釈 の 仕 方 な ど を 聞 い て 行 き ま す 。 最 終 的 な 診 断 ( ア ル コ ー ル 多 飲 に 伴 う ビ タ ミ ン B1 欠 乏 性 脚 気 心 ) が 研 修 医 の 口 か ら 出 て 、 一 同 拍 手 ! と い う と こ ろ で カ ン フ ァ レ ン ス は 終 わ り ま し た 。
徳 田 先 生 の ア プ ロ ー チ は 、 総 合 診 療 と い う 問 診 と 診 察 を 大 切 に し た 診 療 の 原 点 を 体 現 し た も の で 、 研 修 医 だ け で な く す べ て の 医 師 ・ 医 療 ス タ ッ フ が 学 ぶ 良 い 機 会 だ っ た と 思 い ま す 。 参 加 し た 上 級 医 や 開 業 医 の 先 生 方 も や り 取 り を 聞 き 、 再 認 識 さ れ た 方 も 少 な く な か っ た よ う で し た 。 診 断 推 論 の 実 践 だ け で な く 、 人 に は ど の よ う に 教 え 、 伝 え て い く か に つ い て も 学 ぶ 、 有 益 な 機 会 だ っ た よ う で し た 。
12 月 の 第 121 回 で は 、前 々 回 と 同 様
初 期 研 修 医 の 発 表 6 題 と 、感 染 症 、が ん
診 療 連 携 に つ い て 医 師 と 事 務 系 を 含 む ス
タ ッ フ か ら の 発 表 、 講 義 も あ り 、 病 院 ス
タ ッ フ が 一 丸 と な っ て 診 療 に あ た る こ と
の 大 切 さ が 確 認 さ れ た と 思 い ま す 。 今 年
度 は 3 月 に も 行 わ れ る 予 定 で す 。今 後 も
皆 様 の 積 極 的 な ご 参 加 を お 願 い し 、 さ ら
に 院 内 の 診 療 の 向 上 に 役 立 て る 機 会 に で
き れ ば と 思 い ま す 。
我 が 国 で は 、 C 型 肝 炎 の 罹 患 者 は 約 150 万 人 と 推 計 さ れ て お り 、現 在 通 院 中 の 方 が 約 30 万 人 、 通 院 さ れ て い な い 方 が 約 120 万 人 と 推 計 さ れ て い ま す 。 こ れ ま で 、 C 型 肝 炎 の 治 療 に は 、 イ ン タ ー フ ェ ロ ン ( IFN) が 必 要 と さ れ 、 そ の 副 作 用 や 、 投 与 法 の 問 題 か ら 、 特 に 65 歳 以 上 の 方 に お い て 、 十 分 な 治 療 が 難 し い と い う 問 題 点 が あ り ま し た 。 ま た そ の 治 療 効 果 も 最 近 で こ そ 、 70- 80% と い わ れ て い ま す が 、 IFN の 効 き に く い 体 質 を 持 っ た 方 も 存 在 す る こ と が 知 ら れ て い ま す 。 最 近 、 IFN を 使 わ ず 、 内 服 の み で C 型 肝 炎 を 治 癒 に 導 く 新 薬 が 市 販 さ れ 、 C 型 肝 炎 治 療 は 以 前 と 大 き く 変 化 し 、 治 る 治 療 へ と 変 貌 し て い ま す 。
少 々 難 し く な り ま す が 、 新 薬 に つ い て 説 明 い た し ま す 。 C 型 肝 炎 の ウ イ ル ス は 図 の よ う な 構 造 を し て お り 、自 ら の 複 製 、 増 殖 を 通 し て 感 染 を 持 続 さ せ て い ま す が 、 こ の 中 の 3 つ の 部 位 に 対 し て そ の 機 能 を 阻 害 す る 物 質 が 開 発 さ れ ま し た 。 そ れ ぞ れ 対 応 す る 部 位 と し て NS 3/4 NS 5A NS 5B と 名 前 が つ け ら れ て い ま す が 、 最 近 登 場 し た 新 薬 は い ず れ も こ の 中 の い ず れ か に 対 す る 働 き を 阻 害 す る 物 質 で す 。
こ れ ら の 薬 剤 の 組 み 合 わ せ に よ り 治 療 を 行 い ま す が 、 ウ イ ル ス の 型 に よ る 治 療 効 果 の 違 い 、 薬 剤 に 対 す る 耐 性 と い う 新 た な 問 題 が み ら れ て い ま す 。
現 在 使 用 可 能 な 新 薬 の 組 み 合 わ せ は 、 genotype1b に 対 し て の SOF/LDV( ソホ スブビル/レジパスビル)配 合 剤 、OBV/PTV/
r(オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル)配 合 剤 、 DCV/ASV(ダクラタスビル/アスナプレビル)、gen otype2 型 に 対 し て の SOF/RBV(ソホスブ ビル/リバビリン)が あ り ま す 。 そ れ ぞ れ NS 3/4 プ ロ テ ア ー ゼ 阻 害 剤 は PTV、ASV、
NS 5A 阻 害 薬 は OBV、 LDV、 DCV、
NS5B 阻 害 薬 は SOF で す 。 こ れ ら の う ち 、特 に 問 題 と な る 点 が NS5A に 対 す る 耐 性 変 異 で あ り 、 Y93 L31 の 変 異 が あ る と 治 療 効 果 が 低 下 し ま す 。 ま た SOF に つ い て は 、 腎 障 害 が あ る と 使 用 で き な い な ど そ の 使 用 に 限 界 も 見 ら れ ま す 。 し か し な が ら 、 こ れ ら の 新 薬 は 非 常 に 効 果 が 高 く ( お お む ね 95% 程 度 ) 、 C 型 肝 炎 を 治 す 薬 剤 で す 。 た だ 医 療 経 済 的 に は 非 常 に 高 価 で あ る こ と が 話 題 と な っ て お り 、 そ の 治 療 対 象 を ど う す る か な ど 新 し い 問 題 点 も 指 摘 さ れ て い ま す 。
実 際 、 治 療 対 象 は 、 慢 性 肝 炎 、 代 償 性 肝 硬 変 の 方 で 、 肝 硬 変 、 肝 が ん へ の 進 行 が 疑 わ れ る 方 が 対 象 と な り ま す が 、 今 後 心 理 的 な 面 な ど も 考 慮 し た 上 で 、 肝 機 能 正 常 の 方 の 治 療 に つ い て も 検 討 す る 必 要 が あ る と 思 わ れ ま す 。
C 型肝炎ウイルスの構造
NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤 ASV/PTV
構造蛋白 非構造蛋白
NS5A複製複合体阻害剤 DCV/OBV/LDV
NS5B阻害剤 SOF
C 型肝炎の新規薬剤
genotype1b
genotype2
1. SOF/RBV(重症腎障害なし)
1. SOF/LDV
(重症腎障害なし)
OBV/PTV/r(Y93変異なし)
2. DCV/ASV(Y93/L31変異なし)
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私 は 2015 年 6 月 6 日 に 初 め て フ ラ ン ス に 入 国 し ま し た 。 第 10 回 目 と な る ISAKOS( International Society of Arthroscopy, Knee surgey and Orthpaedic Sports and medicine)学 会 に 参 加 す る た め で す 。
ISAKOS は 2 年 に 1 回 世 界 各 地 で 開 催 さ れ 、ス ポ ー ツ 整 形 手 術 、肩 関 節 手 術 、 関 節 鏡 、膝 関 節 手 術 を 総 合 し た 学 会 で す 。 今 回 の 演 題 採 択 率 は 口 頭 演 題 8% 、 ポ ス タ ー 演 題 27% と か な り 狭 い 門 だ っ た よ う で す 。
今 回 は フ ラ ン ス 第 二 の 都 市 リ ヨ ン で 行 わ れ ま し た 。 リ ヨ ン は フ ラ ン ス 西 南 に 位 置 し 人 口 約 164 万 人 の 大 都 市 で あ り 、 TGV で パ リ を は じ め 各 都 市 と も 結 ば れ 金 融 都 市 と も 言 わ れ て い ま す 。 そ し て 旧 市 街 は 落 ち 着 い た 街 並 み で ユ ネ ス コ の 世 界 遺 産 に 登 録 さ れ 観 光 都 市 で も あ り ま す 。 学 会 場 は 市 内 の 大 き な 公 園 に 隣 接 さ れ た 場 所 に あ り 、 会 場 が 大 き く 講 演 会 場 も 多 数 あ る た め 、 私 は 膝 関 節 部 門 に 行 く の が 精 一 杯 で し た 。 会 場 に は 米 国 、 南 米 、 欧 州 、 ア ジ ア と 世 界 各 国 か ら の 医 師 で あ ふ れ か え っ て い ま し た が 、 2 年 後 に 上 海 で 開 催 さ れ る た め か 中 国 か ら の 参 加 者 が 多 い 印 象 を 持 ち ま し た 。
私 は ISAKOS の 発 表 は 今 回 で 2 回 目 で す が 、 今 回 は ポ ス タ ー 発 表 で 人 工 膝 関
節 置 換 術 ( T KA) の 演 題 を 提 出 し ま し た 。 こ こ で TKA に つ い て 簡 単 に 説 明 し ま す 。 膝 関 節 は 大 腿 骨 、 下 腿 骨 、 膝 蓋 骨 か ら 構 成 さ れ ま す が 、 変 形 性 膝 関 節 症 や 関 節 リ ウ マ チ な ど の 疾 患 で 体 重 が か か る 軟 骨 が 損 傷 さ れ る と 、 歩 行 が 困 難 に な り ま す 。 そ の 損 傷 が 軽 微 で あ れ ば 保 存 療 法 で 回 復 し ま す が 、 軟 骨 が 完 全 に 消 失 す る と 歩 行 が 困 難 と な り 、 人 工 関 節 置 換 術 が 最 終 的 な 手 段 と な り ま す 。 大 腿 骨 と 脛 骨 の 関 節 面 に 人 工 の コ ン ポ ー ネ ン ト を 挿 入 す る TKA は 1970 年 代 に 導 入 さ れ 、 近 年 は 一 般 的 な 手 術 と な り 、本 邦 で は 2014 年 に は 年 間 約 9 万 件 も 行 わ れ る よ う に な り ま し た 。 手 術 方 法 も 進 化 し 10 年 前 か ら コ ン ピ ュ ー タ ー ナ ビ ゲ ー シ ョ ン 手 術 も 行 わ れ る よ う に な り ま し た 。 近 年 患 者 様 の 膝 関 節 を 3 次 元 的 に 3D プ リ ン タ ー に て プ ラ ス チ ッ ク で 作 成 し 、 そ れ に 基 づ い て 骨 切 り ガ イ ド を 用 い て 手 術 を す る 方 法 、 患 者 適 合 性 ガ イ ド 法 が 開 発 さ れ ま し た 。 今 回 の 私 の 演 題 は そ の 方 法 で TKA を 施 行 し 臨 床 成 績 を 検 討 し た も の で す 。 演 題 名 は 「 Patient specific guide versus CT-free navigation system in Total Knee Arthroplasty.」で す が 、当 院 の 患 者 適 合 性 ガ イ ド 法 の 臨 床 成 績 は 良 好 で 出 血 も 少 な く 、 手 術 時 間 も 短 縮 で き る 利 点 が あ る 一 方 、 ガ イ ド の 作 成 は 保 険 が 適 応 さ れ ず コ ス ト が か か る の が 難 点 で も あ り ま す 。
TKA は 手 術 手 技 が 日 進 月 歩 で 様 々 な
方 法 が 開 発 さ れ て お り 、 ま た 機 種 も 少 し
で も 成 績 を 向 上 さ せ よ う と 毎 年 の よ う に
new model も 発 表 さ れ て い ま す 。 旧 態
依 然 の 方 法 や 機 種 で 満 足 し て い て は 世 界
の 流 れ に 取 り 残 さ れ ま す 。 今 後 も 研 鑽 を
積 ん で 、 こ れ ま で 以 上 に 臨 床 結 果 を 出 す
事 が 責 務 と 考 え て お り ま す 。
新 病 院 の 概 要
所 在 地 = 千 駄 堀 地 先 病 床 数 = 600 床 延 床 面 積 = 約 47,000 ㎡
構 造 ・ 規 模 = 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト ( 一 部 鉄 骨 ) 造 ( 免 震 構 造 ) 地 上 9 階 塔 屋 ( ペ ン ト ハ ウ ス ) 1 階
ヘ リ ポ ー ト 駐 車 場 設 備 = 513 台
新 病 院 建 設 事 業 は 実 施 設 計 が 完 了 し 、 平 成 2 7 年 1 2 月 1 日 に 建 築 工 事 に 着 手 し ま し た 。 建 築 工 事 着 手 に 先 立 ち 、 平 成 2 7 年 1 1 月 2 5 日 に 施 工 事 業 者 の 清 水 建 設 株 式 会 社 主 催 に よ り 起 工 式 が 執 り 行 わ れ 、 本 郷 谷 健 次 市 長 を は じ め 、 山 浦 晶 病 院 事 業 管 理 者 の ほ か 多 数 の 方 々 が 参 列 し 、 完 成 ま で の 無 事 を 祈 願 し ま し た 。
現 在 、建 築 工 事 は 、土 工 事・地 盤 改 良 工 事 を 行 っ て い る と こ ろ で す 。そ の 後 、床 や 壁 、 梁 な ど 建 物 の 骨 組 み と な る 躯 体 工
事 を 行 い 、 建 物 内 外 の 仕 上 工 事 、 設 備 工 事 を 経 て 平 成 2 9 年 9 月 に 完 成 し ま す 。 平 成 2 9 年 1 0 月 か ら 移 転 作 業 を 行 い 、 同 年 1 2 月 の 開 院 を 予 定 し て い ま す 。
平 成 29 年 12 月 開 院 予 定
※ 完 成 予 定 図 で す 。
新 病 院 建 築 工 事 が 始 ま り ま し た
建 設 事 務 局
工 事 の ス ケ ジ ュ ー ル
起 工 式