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Academic year: 2021

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全文

(1)

道路維持管理事業

~近江大橋を例に~

文世一ゼミ 年度 平松班 浅川、小菅、平松、福間、吉田

(2)

もくじ

研究の経緯

社会資本アセットマネジメント 料金体系~混雑の観点から~ 検討の結果 補足

(3)

維持補修、関心高まる 各自治体が、インフラ補修に 積極的に取り組む姿勢を 見せている。 …ところが! 年 月 日 日本経済新聞 地方経済面 兵庫

(4)

補修が急務、でも予算が… 危険な道路インフラの現状 →補修の必要性を認識も、 予算の問題で 十分に対応できていない! →過去米国では死亡例も… このままの状態で 放置しつづけることはリスク!! いずれも日本経済新聞 年 月 日 月 日 年 月 日

(5)

近江大橋

 そんな折、 京大から車で 分 のところにある 近江大橋有料道路が無料化されると知った。  維持費とかどうするんやろ?! 気になる…

(6)
(7)

近江大橋の位置②

(8)

近江大橋概要

 正式名称:近江大橋有料道路  総延長: 有料道路区間  建設費 億 万円  旧橋 草津市方面ゆき :昭和 年 月供用開始。  新橋 大津市方面ゆき :昭和 年 月供用開始。  通行台数 台 日 無料化後、 増の 台 日見込)  慢性的に混雑する国道1号のバイパスとしての 役割。

(9)

近江大橋無料化について①

 これまでの維持管理費は、 億円 年※ 。 県道路予算※2 億円 のうち、年平均橋梁修繕費の約17%に相 当。  近江大橋の適正な維持管理に必要な費用 平準化後、数値は実績値 ◆通常管理費: 万円 年 ◆通常修繕及び大規模修繕費: 万円 年 ◆大規模部材更新費: 万円 →さらに、上記金額に加えられていない 大規模部材 年 年スパンで更新のもの を考慮に入れると、 今後 年間で 億円以上、多額の修繕費が必要に。 合計 億 万円 年 ※ 旧橋供用開始から平成 年までの 年間で、維持にかかった費用= 億円 億円 年 新橋供用開始から平成 年までの 年間で、維持にかかった費用= 億円 億円/年 ※ 滋賀県の平成 年度道路予算は 億円。

(10)

近江大橋無料化について②

 近江大橋は平成 年 月 日に無料開放した。  料金徴収期間は、 修繕費用も通行料金 再掲:普通車 円 から賄ってきた。  では無料開放後の維持管理費はどこが負担するのか。 →近江大橋は県道。滋賀県が負担! しかし、県道路予算から多額の費用捻出は、困難…

(11)

近江大橋無料化について③

 当面の維持管理費用 「滋賀県近江大橋等維持修繕基金※」で対応。 基金の財源:滋賀県一般会計 道路予算ではない →長期的な問題には目をつぶる。  既に建設後 年が経過 第一期区間 。  一般的な橋の寿命は ~ 年。 橋の架け替え検討など抜本的な対策が必要に。  現行制度では、償還後は無料。 橋が老朽化したらまた新しい橋の建設を有料で行い、 また償還後は無料に。 ※平成 年 月 日 無料開放日 施行。 滋賀県例規集 平成 年 月 日現在

(12)

従来型料金制度のイメージ

→「壊れたら造りなおす」は適正なのだろうか。

(13)

料金政策

 「償還主義」… 高速道路の料金は、道路の建設や維持管理などに要する費用 (総費用)をある期間内でまかなうことができる水準に設定さ れ、開通後に徴収するすべての料金収入(総収入)により総費 用を償還し終えると無料開放されることになっている。この原 則のこと。 消費者庁「高速道路料金の決まり方」http://www.caa.go.jp/information/koukyou/highway/hi03.html  「維持管理有料」 一定の条件下で、許可を受けた料金徴収期間の経過後も料金を 徴収することができる制度。 具体的用件として、「道路の維持または修繕に関する工事に特 に多額の費用を有する」ことなど。 Ex.真鶴道路(神奈川県)、富士山スカイライン(静岡県)、関門トンネル (山口県・福岡県)

(14)
(15)
(16)

県の無料開放に向けた対応

 滋賀県、償還後の維持補修財源確保のため 「維持管理有料」制度を検討、国土交通省に要請 →拒否された。やむなく県負担基金(既出)で対処。 ◆疑問点◆ 通常の維持管理に加え、老朽化の予防保全も重要。 長期的視野に立ち、道路の安全と長寿命化のための 維持管理費用が継続して確保できるのか?  今回私たちは、この「維持管理有料」制度が適用された ときを想定し、分析を試みる。  料金を変動させたとき、  交通流動と維持コストを考慮した費用の比較

(17)

検討方法

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ 料金制度 有料 有料 無料 料金設定 ① 円 従来 ②維持管理制度料金 円 ③ 円 このとき、以下のそれぞれを勘案し、最も総費用の少ないものを考える。 維持コストは、これから述べる健全度毎に 億円、 億円、 億円、参考として 億円のときを考える。 維持コスト 回収方法 通行料 通行料 税金 交通流動 ? ? ? 以下のように、まず つの料金ケースを設定し、維持コストを変動させる。 この後さらに、料金設定についても検討する。

(18)

公的資金の限界費用

(MCPF)

 価格弾力的な課税標準に対する課税は、経済主体の行 動に「歪み」をもたらし、「厚生損失」(ex.超過負担 や死荷重)を発生させる。 このような税で政府支出が調達されている限り、担税 者はその支出の名目的な税額に加え、厚生損失に相当 する費用を負担することになる。 この歪みをもたらす税収が1単位増加することによる 実効費用の追加的変化のこと。  今回は として分析を行った。 参考文献 別所俊一郎・赤井伸郎・林正義,「公的資金の限界費用」,2003年3月,日本経済研究センター http://www.jcer.or.jp/academic_journal/jer/PDF/47-1.pdf 林正義・別所俊一郎,「累進所得税と厚生変化-公的資金の社会的限界費用の試算-,2003年6月,内閣府経済社会総合研究所 http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis042/e_dis042.html

(19)

もくじ

研究の経緯

社会資本アセットマネジメント

料金体系~混雑の観点から~ 検討の結果 補足

(20)

背景

 日本では、高度経済成長とともに、社会資本 の急速な整備→相当量のストック  地球温暖化対策をはじめ、資源の有効利用・ 環境負荷の低減などの課題の山積 ⇒今後の社会資本の維持管理・運営にかかる 費用は急激な増加が予想される。

(21)

社会資本ストック

社会資本のストック額

(百万円)

(22)

地方自治体が管理する橋梁

年 年 年 年 年

高齢橋梁数の予測

出所:『アセットマネジメント導入への挑戦』

(23)

背景②

一方で、国や地方公共団体の財政状況は厳し いと言わざるを得ない 効率的・効果的なシステムのもと、国民(住民) への十分な説明により、理解を得ながら必要 な財源を確保する必要性。 ⇒

アセットマネジメント

(24)

『アセットマネジメント』とは

『国民の共有財産である社会資本を、 国民の利益向上のために、長期的視点 に立って、効率的、効果的に管理・運 営する体系化された実践活動。工学、 経済学、経営学などの分野における知 見を総合的に用いながら、継続して(ね ばりづよく)行うものである。』 (社団法人 土木学会『アセットマネジメント導入への挑 戦』より)

(25)

要求性能確保のための対策

性 能( 安 全 性 ・ 快 適 性 ・ 美 観 ・ 景 観) 年数 対策実施水準 要求水準 要求性確保のため の対策

(26)

(ライフサイクルコスト)最小化のための さまざまな対策時期 性 能( 安 全 性 ・ 快 適 性 ・ 美 観 ・ 景 観) 年数 要求水準 予防対策実施水準 早期対策実施水準 事後対策実施水準 更新対策実施水準

(27)

計算

 シナリオ別の (ライフサイクルコスト)

(28)

判定区分 判定内容 Ⅰ 損傷が著しく、交通の安全確保の支障となる恐れがある。 Ⅱ 損傷が大きく、詳細調査を実施し補修の必要性を検討する 必要がある。 Ⅲ 損傷が認められ、追跡調査を行う必要がある。 Ⅳ 損傷が認められ、その程度を記録する必要がある。 OK 点検の結果から、損傷は認められない。

各部材の損傷度判定

(29)

 ここでは、 年ごとに 段階ずつ劣化するもの とする。

劣化モデル

年 年後 年後 年後 年後 年後 年後 年後 Ⅳ Ⅳ Ⅲ Ⅲ Ⅱ Ⅱ 年後 年後 Ⅰ Ⅰ

(30)

今回対象となる部材

 ①鋼

 ②コンクリート  ③伸縮装置

(31)
(32)

鋼構造物

 腐食、防食機能の劣化 千円/㎡ 千円 Ⅳ 塗装面積 Ⅲ 塗装面積 Ⅱ 塗装面積 Ⅰ 塗装面積 『群馬県橋梁長寿命化計画』をもとに算出

(33)

コンクリート構造物

 ひび割れ 千円/m  剥離・鉄筋露出・うき 千円/㎡ 千円 Ⅳ 橋面積× Ⅲ 橋面積× Ⅱ 橋面積× Ⅰ 橋面積× 千円 Ⅳ 橋面積× Ⅲ 橋面積× Ⅱ 橋面積× Ⅰ 橋面積× 『群馬県橋梁長寿命化計画』をもとに算出

(34)

伸縮装置

 亀裂、破断、変形、遊間異常 千円 Ⅳ 橋面積× Ⅲ 橋面積× Ⅱ 橋面積× Ⅰ 取替工 『群馬県橋梁長寿命化計画』をもとに算出

(35)

支承

 腐食、破断、亀裂、変形など 千円 Ⅳ 金属溶射 基 Ⅲ 金属溶射 基 Ⅱ 金属溶射 基 Ⅰ 取替工 『群馬県橋梁長寿命化計画』をもとに算出

(36)

シナリオ①

 許容健全度Ⅳ以上 ⇒Ⅲ以下にならないようにする  年を想定  橋梁の面積は ㎡  どの段階においても、補修すれば まで回 復するものとする

(37)

※注意

 便宜上、以下では  鋼構造物⇒「鋼」  コンクリート構造物(ひび割れ)⇒「 ①」  コンクリート構造物(剥離・鉄筋露出・うき)⇒「 ②」  伸縮装置⇒「伸」  支承⇒「支」  と表記するものとする。

(38)

算出①-1(Ⅳ以上) 鋼 Ⅳ ① ② Ⅳ 伸 支 Ⅲ

(39)

算出①- (Ⅳ以上)

鋼 ① ② 伸 支

(40)

算出①- (Ⅳ以上)

鋼 ① ② 伸 支

(41)

①(健全度Ⅳ以上)

支承 伸縮装置 ② ① 鋼 (千円) (年) (健全度)

(42)

総計

 合計すると、、、

千円( 億 万 円) つまり、 年で約 億円(年 億円)

(43)

シナリオ②

 許容健全度Ⅲ以上 ⇒Ⅱ以下にならないようにする  年を想定  橋梁の面積は ㎡  どの段階においても、補修すれば まで回 復するものとする

(44)

算出②ー

鋼 Ⅳ ① ② Ⅳ 伸 支 Ⅲ

(45)

算出②-

鋼 ① ② 伸 支

(46)

算出②-

鋼 ① ② 伸 支

(47)

②(健全度Ⅲ以上)

支承 伸縮装置 ② ① 鋼 (千円) (年) (健全度)

(48)

総計

 合計すると、、、

千円( 億 万 円) つまり、 年で約 億円(年 億円)

(49)

シナリオ③

 許容健全度Ⅱ以上 ⇒Ⅰ以下にならないようにする  年を想定  橋梁の面積は ㎡  どの段階においても、補修すれば まで回 復するものとする

(50)

算出③- (Ⅱ以上) 鋼 Ⅳ ① ② Ⅳ 伸 支 Ⅲ

(51)

算出③- (Ⅱ以上)

18 19 20 21 22 23 24 鋼 600,600 ① 128,700 ② 457,600 伸 8,800 支 56,000

(52)

算出③- (Ⅱ以上)

鋼 ① ② 伸 支

(53)

総計

 合計すると、、、

千円( 億 万円) つまり、 年で約 億円(年 億円)

(54)

③(健全度Ⅱ以上)

支承 伸縮装置 C② C① 鋼 年 (健全度) (千円)

(55)

健全度グラフ

(56)

①(健全度Ⅳ以上)

支承 伸縮装置 ② ① 鋼 (千円) (年) (健全度)

(57)

②(健全度Ⅲ以上)

支承 伸縮装置 ② ① 鋼 (千円) (年) (健全度)

(58)

③(健全度Ⅱ以上)

支承 伸縮装置 C② C① 鋼 年 (健全度) (千円)

(59)

最小化のためのさまざまな対策時期

性 能( 安 全 性 ・ 快 適 性 ・ 美 観 ・ 景 観) 年数 要求水準 予防対策実施水準 早期対策実施水準 事後対策実施水準 更新対策実施水準

(60)

考察

 許容健全度を高く設定し、細かく小さな修繕

(61)

社会資本アセットマネジメント研究の位置づ け

 社会資本の維持管理においては、

将来にわたる劣化予測に基づき、適切な時期 に適切な規模の修繕を行うことが重要。

(62)

もくじ

研究の経緯 社会資本アセットマネジメント

料金体系~混雑の観点から~

検討の結果 補足

(63)
(64)
(65)

方程式を解く

𝑄

𝐴

= 30000,𝑄

𝐵

= 25000,

𝑄

𝐶

= 70000,𝑄

𝐷

= 50000

𝑄

𝐴

= 𝑌

1

+ 𝑋

1

𝑄

𝐵

= 𝑋

𝐵

𝑄

𝐶

= 𝑌

2

+ 𝑌

3

𝑄

𝐷

= 𝑌

1

+ 𝑌

3

𝑌

2

= 𝑋

𝐴

+ 𝑋

𝐵

𝑋

𝐴

= 12500

𝑋

𝐵

= 25000

𝑌

1

= 17500

𝑌

2

= 37500

𝑌

3

= 32500

(66)

・ルート𝑋

2

二車線

台 日

無料

・ルート𝑋

1

四車線

台 日

普通車

近江大橋の料金にかかわらず、

通行台数の合計は一定であるとす

る。

(67)

社会的純便益を最大化する

社会的純便益 =社会的便益ー社会的費用 =利用者の便益+料金収入 ー利用者の金銭的費用 ー利用者の時間費用 ー運営コスト 利用者の便益は目的地に到着することであり、通 行台数は一定である

利用者の時間費用を最小化すればよい

(68)

利用者の時間費用

𝑣 ×

𝑄𝐴 2𝑁

+ 𝑣 ×

𝑄𝐵 𝑁

( 𝑣は時間価値、

𝑁は一日あたりの二車線の交通容

量、

𝑄

𝐴

、𝑄

𝐵

はそれぞれの交通台数)

(69)

方程式

通行台数を一定と仮定すると 𝑄𝐴 + 𝑄𝐵 = 55000 利用者が費用を最小化しようとした結果、均衡が とれるとき P+𝑣 × 𝑄𝐴 2𝑁 = 𝑣 × 𝑄𝐵 𝑁 以上から 𝑄𝐴 = 1 3 (110000 − 2𝑁 𝑣 𝑃) 𝑄𝐵 = 1 3 (55000 + 2𝑁 𝑣 𝑃)

(70)

時間価値に代入する

𝑣 × 𝑄𝐴 2𝑁 + 𝑣 × 𝑄𝐵 𝑁 = 𝑣 2𝑁 𝑄𝐴 + 2𝑄𝐵 = 𝑣 2𝑁 1 3 110000 − 2𝑁 𝑣 𝑃 + 2 3 (55000 + 2𝑁 𝑣 P) = 𝑣 6𝑁 × 220000 + 1 3 𝑃 𝑣、𝑁は一定なので P= 0のとき、時間価値の和は最少となる

(71)

具体的な値の算出へ

P+𝑣 × 𝑄𝐴 2𝑁 = 𝑣 × 𝑄𝐵 𝑁 150 + 𝑣 × 30000 2𝑁 = 𝑣 × 25000 2𝑁 𝑣 𝑁 = 150 10000

(72)

料金 円時の利用者の一年あたりの時間費用の総和 {(𝑣 × 30000 2𝑁 ) × 30000 + 𝑣 × 25000 𝑁 × 25000} × 365 = 𝑣 𝑁 450000000 + 625000000 × 365 = 5,885,625,000

(73)

料金無料時の利用者の一年あたりの時間費用の総和 {𝑣 × 36666 2𝑁 ) × 36666 + 𝑣 × 18333 𝑁 × 18333} × 365 = 𝑣 𝑁 672197778 + 336098889 × 365 = 5,520,424,251 P+𝑣 × 𝑄𝐴 2𝑁 = 𝑣 × 𝑄𝐵 𝑁 → 𝑄𝐴 = 2𝑄𝐵 これと𝑄𝐴 + 𝑄𝐵 = 55000から、 𝑄𝐴 = 36666, 𝑄𝐵 = 18333

(74)

料金 円時の利用者の一年あたりの時間費用の総和 {(𝑣 × 34444 2𝑁 ) × 34444 + 𝑣 × 20555 𝑁 × 20555} × 365 = 𝑣 𝑁 450000000 + 625000000 × 365 = 5,560,971,696

(75)

もくじ

研究の経緯 社会資本アセットマネジメント

料金体系~混雑の観点から~

検討の結果

補足

(76)

結果(健全度Ⅳ

:維持コスト1億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ 料金制度 有料 有料 無料 料金設定 ① 円 従来 ②維持管理制度 円 ③ 円 維持コスト × 交通流動 結果 →これらのケースの中では、ケースⅢが最も費用が少ないが、 ケースⅡとケースⅢの差額はわずかに約 万円であり、 ほぼ変わらないと見てもよいと考えられる。

(77)

結果(健全度Ⅲ

:維持コスト1.2億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ 料金制度 有料 有料 無料 料金設定 ① 円 従来 ②維持管理制度 円 ③ 円 維持コスト × 交通流動 結果 →これらのケースの中では、ケースⅡが最も費用が少なく、最適である。 分析の結果、ケースⅡの「維持管理有料」制度がふさわしいと考えられる。 ケースⅡとケースⅢの差は 万円ほどである。

(78)

結果(健全度Ⅱ

:維持コスト1.5億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ 料金制度 有料 有料 無料 料金設定 ① 円 従来 ②維持管理制度 円 ③ 円 維持コスト × 交通流動 結果 →これらのケースの中では、ケースⅡが最も費用が少なく、最適である。 分析の結果、ケースⅡの「維持管理有料」制度がふさわしいと考えられる。 ケースⅡとケースⅢの差は 万円ほどである。

(79)

結果(参考

:維持コスト2.5億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ 料金制度 有料 有料 無料 料金設定 ① 円 従来 ②維持管理制度 円 ③ 円 維持コスト × 交通流動 結果 →これらのケースの中では、ケースⅡが最も費用が少なく、最適である。 分析の結果、ケースⅡの「維持管理有料」制度がふさわしいと考えられる。 ケースⅡとケースⅢの差は 万円弱である。

(80)

結果

 維持コストを変動させたとき、

維持コストが大きくなるほどケースⅡ

「維持管理有料」制度がふさわしくなる。

(81)

維持管理有料制度下で、料金を変動すると。  維持管理有料下で、料金を変動させる。  すると、交通流動も変化する。  その際の時間費用は、先と同じように算出。  通行料金が 円のとき  通行料金が 円のとき  通行料金が 円のとき

(82)

結果(健全度Ⅳ

:維持コスト1億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ ケースⅣ 料金制度 有料 有料 有料 有料 料金設定 維持管理 円 維持管理 円 維持管理 円 維持管理 円 維持コスト 交通流動 結果 →これらのケースの中では、ケースⅢが最も費用が少ない。 次点であるケースⅡとケースⅢの差額は約 万円である。

(83)

結果(健全度Ⅲ

:維持コスト1.2億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ ケースⅣ 料金制度 有料 有料 有料 有料 料金設定 維持管理 円 維持管理 円 維持管理 円 維持管理 円 維持コスト 交通流動 結果 →これらのケースの中でも、ケースⅢが最も費用が少ない。 次点であるケースⅡとケースⅢの差額は約 万円である。

(84)

結果(健全度Ⅱ

:維持コスト1.5億円)

ケースⅠ ケースⅡ ケースⅢ ケースⅣ 料金制度 有料 有料 有料 有料 料金設定 維持管理 円 維持管理 円 維持管理 円 維持管理 円 維持コスト 交通流動 結果 →これらのケースの中でも、ケースⅢが最も費用が少ない。 次点であるケースⅡとケースⅢの差額は約 万円である。

(85)

結果

 これらから、最適な維持管理手法は 「維持管理有料下で、料金設定が 円 程度のとき」 かつ 「維持コストが最小のとき」 であると考えられる。 端数の料金設定は難しいことから、 現実的には 円又は 円の設定が妥当であるといえ る。

(86)

もくじ

研究の経緯 社会資本アセットマネジメント 料金体系~混雑の観点から~ 検討の結果

補足

(87)

併せて考えたいメリット・デメリット

 無料開放のメリット ・混雑する国道1号線、名神高速(瀬田西-大津)の混雑緩和 ・湖東~湖西の地域間流動促進→経済活性化にも  無料開放のデメリット ・維持費を(道路予算からではなく)一般会計から 捻出することは危険では(→モラルハザードの可能性)。 ・近江大橋無料化の恩恵が薄い自治体(Ex.湖北地域)、 他の県道への維持管理予算不足に対する不安感。 ・有料のまま道路を延長し、国道1号線と直結させるべきと の声も。

(88)

その他の解決策

 建設からもうすぐ 年 「高齢橋」  旧橋活用「長寿命化型管理」 劣化を未然に防ぐ予防的な補修工事を計画的に行うもの  橋梁点検のデータベース化 横浜市 維持管理事業の効率化を目的 日本経済新聞社 年 月 日 地方経済面 頁  ビッグデータの活用可能性も 富士通・メタウォーター、水道インフラの維持管理サービス開発 年 月 日 日本経済新聞 朝刊

(89)

参考文献

滋賀県道路公社/近江大橋有料道路ウェブページ http://www.biwa.ne.jp/~douro-co/omi/ 近江大橋の維持管理のあり方を考える検討会 各種資料(滋賀県ウェブページ内) http://www.pref.shiga.lg.jp/h/doro/d_oumiijikanriken toukai.html 滋賀県道路課 http://www.pref.shiga.lg.jp/h/doro/

(90)

参考文献

 古田均『これだけは知っておきたい社会資本アセットマネジメン ト 』 森北出版  土木学会編『アセットマネジメント導入への挑戦』 技報堂 出版  日本コンクリート工学協会コンクリート構造物のアセットマネジ メント研究委員会『コンクリート構造物のアセットマネジメント に関するシンポジウム:委員会報告・論文報告集』 日本コ ンクリート工学協会  『群馬県橋梁長寿命化計画』 ( )  国土交通省『道路構造物の修繕および更新について』 ( )  『公共土木施設の維持管理に関する研究会 報告書』 ( )

参照

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