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一. 中国最新法令 (2015 年 12 月中旬 ~2016 年 1 月中旬公布分 ) 1. 中央法規 1 (1) 医療機器通用名称命名規則 国家食品 薬品監督管理総局 2015 年 12 月 21 日公布 2016 年 4 月 1 日施行 1 背景 2014 年 2 月 12 日に 医療機器監督管

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TMI 中国最新法令情報

―(2016 年 1 月号)―

TMI 総合法律事務所

〒106-6123 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー23 階 TEL: +81-(0)3-6438-5511 E-mail: chinalaw@tmi.gr.jp 〒200031 上海市徐匯区淮海中路 1045 号 淮海国際広場 2606 室 TEL: +86-(0)21-5465-2233 〒100020 北京市朝陽区朝外大街乙 12 号 昆泰国際大厦 2412A 室 TEL: +86-(0)10-5925-1200 皆様には、日頃より弊事務所へのご厚情を賜り誠にありがとうございます。 お客様の中国ビジネスのご参考までに、「TMI 中国最新法令情報」をお届けします。記事 の内容やテーマについてご要望やご質問がございましたら、ご遠慮なく弊事務所へご連絡下 さい。バックナンバーについては、弊事務所のウェブサイトに掲載させていただきますので、 併せてご利用下さい。(http://www.tmi.gr.jp/global/legal_info/china/index.html) 目次 一.中国最新法令 1. 中央法規 (1)医療機器通用名称命名規則 (2)都市・農村住民の医療保険制度の整合に関する意見 (3)食品・薬品苦情告発管理弁法 2. 地方性法規 (1)中国(上海)自由貿易試験区外貨管理改革試行を更に推進する実施細則 二.連載 中国企業法実務/第九弾:刑事法 (第 4 回 刑法各論 2) 三.中国法務の現場より 1. この 3 年間を振り返って 2. 上海市虚偽違法広告典型事例の公表

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一.中国最新法令(2015 年 12 月中旬~2016 年 1 月中旬公布分) 1.中央法規 (1) 医療機器通用名称命名規則1 国家食品・薬品監督管理総局 2015 年 12 月 21 日公布 2016 年 4 月 1 日施行 ① 背景 2014 年 2 月 12 日に「医療機器監督管理条例」2の改正案が国務院第 39 回常務会議 で可決された後、同年 3 月 7 日に公布、同年 6 月 1 日に施行された。同条例第 26 条で は、「医療機器は通用名称を使用する必要がある。その通用名称は国務院食品医薬品監督 管理部門が制定する医療機器命名規則に準ずるものでなければならない。」と定めている。 その後、国家食品・薬品監督管理総局は「医療機器生産監督管理弁法」3と「医療機器経 営監督管理弁法」4を改正、公布し、医療機器の生産と経営に対する監督を強化したが、 医療機器製品の種類が多く、医療機器製品の命名に関する統一のルールがないため、不 正確な命名等により、誤解等を招く現象が多く発生し、医療機器マーケットの秩序に混 乱を与えた。こうした問題に対応するため、国家食品・薬品監督管理総局は 2014 年 8 月 5 日の通知で「医療機器命名規則(試行)」(意見募集案)を公布し、さらに、2015 年 12 月 21 日付で、「医療機器通用名称命名規則」を公布した。 ② 主な内容 本規則は、合計 10 条から構成され、その主な内容は以下のとおりである。 まず、本規則の適用対象範囲は「中国国内において販売、使用する医療機器」である こと、医療機器通用名称の命名は、合法、科学的、明確、真実であるべきで、かつ中文 を使用し、国家言語文字規範に合致しなければならないと明確に定めている(第 2 条な いし第 4 条)。 また、医療機器通用名称の内容の要求と構造に関して規定されており(第 6 条)、さら に、使用が禁止される文言等が規定されている(第 7 条)。本規則で規定される医療機器 通用名称で使用が禁止される内容は以下のとおりである。 (a) 型番号、規格 (b) 図形、符号等の標識 (c) 人名、企業名称、登録商標又はその他の類似名称 (d) 最高、唯一、精確、速効等絶対的若しくは排他的な言葉、又は製品の機能と効力 を断言若しくは保証する文言 (e) 有効率、治癒率を説明する用語 (f) 科学的な証明又は臨床の評価証明を経ておらず、又は実態のない、仮説の観念的 名称 (g) すべての病気を治癒できると明示又は暗示し、適用範囲を誇張し、又はその他誤 導させる、若しくは欺瞞的な内容 (h) 「美容」、「保健」等の宣伝的性質を有する文言 1 医疗器械通用名称命名规则(国家食品药品监督管理总局令第 19 号) 2 医疗器械监督管理条例(国务院令第 650 号) 3 医疗器械生产监督管理办法(国家食品药品监督管理总局令第 7 号) 4 医疗器械经营监督管理办法(国家食品药品监督管理总局令第 8 号)

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(i) 関連法令が禁止するその他の内容 (2) 都市・農村住民の医療保険制度の整合に関する意見5 国務院 2016 年 1 月 3 日公布 同日施行 ① 背景 1970 年代末からの改革開放以来、中国政府は都市と農村においてそれぞれの医療保険 制度を制定した。戸籍(中国語では「戸口」という。)制度の統制により、中国では、都 市と農村という二重構造となり(都市戸籍と農村戸籍)、医療保険制度も都市・農村のそ れぞれにおいて制定・実施されてきた6。しかしながら、都市と農村の医療保険の管理が 別々に行われているため、関連データが共有されておらず、保険の重複加入がしばしば 発生している。特に、経済発展に伴って人口の移動(主に農村から都市への移動)が激 しくなっている現在の状況下では、医療保険制度の統一管理の必要性が生じており、政 府各部門からも都市と農村の医療保険制度一体化が必要であるとの指摘がされていた。 このような背景の下、国務院は、2016 年 1 月 3 日付で「都市・農村住民の医療保険制 度の整合に関する意見」を公布した。本意見の公布から、全国レベルにおける都市と農 村の医療保険制度の統一の方針が窺える。 ② 主な内容 本意見は、適用範囲、資金調達政策、保障待遇、医療保険目録、定点管理及び基金管 理を統一する「六つの統一」の意見を提出した(第 2 条)。かかる統一が実施された後は、 都市と農村の住民はその戸籍(身分)の制限を受けず、統一した医療保険に加入するこ とにより、同様に保険料を支払い、それに伴う待遇を享受することができ、より公平に 基本的な医療保障の権益を享有することができる7 また、条件を満たす地域において医療保険の管理体制を整理することを奨励し、基本 医療保険の行政管理機能を統一し、運営管理の構造と機能を完備して、都市・農村住民 の医療保険の管理体制を整理することとされた(第 3 条)。 さらに、資金調達レベルを向上させ、情報システムと支払方法を完備し、医療サービ スの監督管理を強化することにより、サービスの質の向上を目指すとした(第 4 条)。 (3) 食品・薬品苦情告発管理弁法8 国家食品・薬品監督管理総局 2016 年 1 月 12 日公布 2016 年 3 月 1 日施行 ① 背景 中国において、食品・薬品の安全は、国家の安全の範囲に属し、人々の生活に係わる 重要な問題の一つである。そのため、従来から、食品・薬品の苦情告発のルールを規範 化し、その監督管理体制を整備することが、国民の健康と安全を守るための重大な課題 となっている。そこで、食品・薬品の安全を保障し、食品・薬品に関する違法行為を抑 5 国务院关于整合城乡居民基本医疗保险制度的意见(国发〔2016〕3 号) 6 1998 年に、都市戸籍を持つ従業員を対象とする都市部従業者医療保険制度が実施され、2003 年には農村 戸籍者を対象とする新型農村合作医療保険制度が試行開始した。そして 2007 年からは都市非従業者向けの 「都市部住民基本医療保険」制度を施行した。 7 国家衛計委衛生発展研究センターの医療保障研究室副主任顧雪非氏の発言。 (http://house.yzdsb.com.cn/lsgcj/2016/0113/48536.html) 8 食品药品投诉举报管理办法(国家食品药品监督管理总局令第 21 号)

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止するために、国家食品・薬品監督管理局9は、2011 年 12 月 29 日付で、「食品・薬品苦 情告発管理弁法(試行)に関する通知」10を公布した(以下「試行版」という。)。 試行版では、苦情告発の受理及び処理について規定されており、全国統一の食品・薬 品の苦情告発の電話「12331」が開通され、一体化した苦情告発インターネット情報管理 システムを築き、当時においては、食品・薬品の管理に大きな進歩を遂げた。しかしな がら、試行版では、各級部門における苦情告発の職責について明確に規定されておらず、 苦情告発の処理に関する手続も詳しく定められていなかった。また、試行版の下では、 各級部門が苦情告発に関する問い合わせ情報、意見及びアドバイス等を統一して管理し ていなかった。こうした問題に対応するため、国家食品・薬品監督管理総局は、2016 年 1 月 12 日付で「食品・薬品苦情告発管理弁法」を公布した。本弁法の公布により、各級 部門における苦情告発の職責が明確化され、食品・薬品の苦情告発のルールがより一層 整理されたと言えるだろう。 ② 主な内容 本弁法は、総則、受理、処理手続、情報管理及び監督と責任等、合計 40 条から構成さ れ、試行版(全 33 条)と比べ、その主な内容は以下のとおりである。 ア 各級部門における告発の職責の細分化 試行版においては、各級部門における苦情告発の職責について分けて規定されてお らず、単に苦情告発機構の主な職責について規定されるにとどまっていた(試行版第 5 条)。他方、本弁法第 4 条ないし第 7 条においては、国務院食品・薬品監督管理部門 と地方各級食品・薬品監督管理部門、さらに各部門の苦情告発機構の職責について、 それぞれ詳しく規定されている。 イ 全国食品・薬品苦情告発データセンターの利用 本弁法第 26 条では、国務院食品・薬品監督管理部門は全国食品・薬品苦情告発デー タセンターを、省、自治区、直轄市の食品・薬品監督管理部門は各自級の食品・薬品 苦情告発データセンターをそれぞれ設立し、苦情告発に関する問い合わせ情報、意見 及びアドバイス等を定期的に全国食品・薬品苦情告発データセンターへ報告すること で、関連情報を統一して管理すると定めている。 ウ 告発者の保護措置 本弁法第 33 条においては、各級の食品・薬品苦情告発機構及び苦情告発の引受部門 は、法律に基づいて告発者を保護するとともに、告発対象者の合法的な権益を守らな ければならないと定めている。具体的な措置としては、回避制度の導入、また、告発 者と告発対象者の情報の開示・漏洩を禁止した。さらに、告発における登記、受理、 処理及び追跡等の段階において、健全な責任制度を確立し、無断で告発資料のコピー、 取り上げ、抹消をしてはならないとされている。 2.地方性法規 (1) 「中国(上海)自由貿易試験区外貨管理改革試行を更に推進する実施細則」11 国家外貨管理局上海市分局 2015 年 12 月 17 日公布 同日施行 9 元国家薬品監督管理局であるが、当該部門は、既に撤廃された。 10 国家食品药品监督管理局关于印发食品药品投诉举报管理办法(试行)的通知(国食药监办〔2011〕505 号) 11 进一步推进中国(上海)自由贸易试验区外汇管理改革试点实施细则(上海汇发〔2015〕145 号)

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① 背景 「中国(上海)自由貿易試験区総体方案」12等の文書の要求を具体化するため、国家 外貨管理局の認可を経て、国家外貨管理局上海市分局は、2015 年 12 月 17 日付で、「中 国(上海)自由貿易試験区外貨管理改革試行を更に推進する実施細則」(以下「本実施細 則」という。)を公布した。本実施細則は、国家外貨管理局上海市分局が昨年 10 月 29 日付で「中国(上海)自由貿易試験区における金融開放革新試行のさらなる推進、上海 国際金融センター建設の加速方案」13を公布した後の初めての実施細則で、国家外貨管 理局の上海自由貿易試験区建設の重視を体現しており、重大な意義を持っている。 ② 主な内容 ア 銀行は「顧客を理解する」、「業務を理解する」、「職責を尽くして審査する」等の原 則に基づいて、経常項目の人民元転、外貨転を取り扱い、外貨収支のリスクが比較的 大きい業務の真実性と合法性の審査を強化すると定めている(第 5 条及び第 7 条)。 イ 上海自由貿易試験区内の企業(金融機関を含まない。)は、外債資金の人民元転を自 由に実行することができると定めている(第 2 条、第 10 条)。これは、本実施細則の 施行により廃止された 2014 年 2 月 28 日付公布の「中国(上海)自由貿易試験区の 建設を支持する外貨管理実施細則」14(以下「旧実施細則」という。)では、明文規定 がない内容である。また、旧実施細則では、ファイナンスリースについて、外貨でリ ース料を受け取ることができるのは非金融系ファイナンスリース会社のみとされたが、 本実施細則では、上海自由貿易試験区内において、条件に合致するファイナンスリー スについて外貨でリース料を受け取ることを認めている(第 11 条)。 ウ 旧実施細則では、外貨デリバティブ商品業務について規定されていないが、本実施 細則では、銀行が人民元と外貨のデリバティブ商品サービスを発展させることを支持 し、域外機構に対して規定に基づき直接両替業務を展開でき、また上海自由貿易試験 区内に登録した銀行は人民元と外貨のデリバティブ商品取引を取り扱うことができ、 さらに関連するポジションは銀行の両替総合ポジション管理に組み入れることができ ると定めている(第 12 条)。 エ クロスボーダー資金流動のリスク防止を強化し、国際収支に深刻な不均衡が出現し、 又はその可能性が生じる場合、外貨管理局は臨時的に規制措置を取ると定めている(第 16 条)。 (崔俊・中国弁護士) 12 中国(上海)自由贸易试验区总体方案(国发〔2013〕38 号) 13 进一步推进中国(上海)自由贸易试验区金融开放创新试点加快上海国际金融中心建设方案 14 中国(上海)自由贸易试验区建设外汇管理实施细则(上海汇发〔2014〕26 号)

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第 4 回 刑法各論 2

本連載の第 4 回となる今月号では、市場経済秩序を破壊する罪のうちの工商・金融・徴税 管理秩序を妨害する犯罪について取り上げる。 企業の経営活動において、工商・金融・徴税の各分野は避けては通れないものであること から、中国刑法の犯罪類型、立件基準、刑罰を把握することは企業経営活動を行ううえでも 有益である。 以下、上記の各方面から企業経営活動に関連する犯罪を紹介する。 1.工商管理秩序を妨害する犯罪 2014 年 3 月 1 日施行の会社法改正により、別途規定がある場合を除き、最低登録資本 金、法定出資期限が取り消され、登録資本実納登記制15(以下「実納登記制」という。) から登録資本引受納付登記制16(以下「引受登記制」という。)へと転換された。かかる 改正に伴い、以下の(1)及び(2)で紹介する犯罪は、法律に基づき実納登記制を採用する 27 種類の会社17のみに適用されることとなった18 19。 15 登録資本実納登記制(注册资本实缴登记制)とは、企業登記の際、企業の株主(発起人)が引き受けた 登録資本金を法定期限までに現実に全額払い込まなければならない制度である。旧会社法ではかかる制度が 採用されていたが、2014 年の改正によって登録資本引受納付制度へと転換された。 16 登録資本引受納付登記制(注册资本认缴登记制)とは、登記機関は企業の株主(発起人)が引き受けた 登録資本金額を登記するにとどまり、実際の資本金支払方法、期限は株主(発起人)が定款で定める制度で ある。 17 会社法改正後においても、個別法律の規定により 27 種類の企業はなお「実納登記制」の適用対象である。 具体的には、募集方式で設立した株式会社、商業銀行、外資銀行、金融資産管理会社、信託会社、財務会社、 金融賃貸会社、自動車金融会社、消費金融会社、貨幣仲介会社、村鎮銀行、ローン会社、農村信用合作聨社、 農村資金互助社、証券会社、先物会社(原文は「期货公司」)、基金管理会社、保険会社、保険専門代理機構・ 仲介人、外資保険会社、直売企業、対外労務合作企業、融資性担保会社、労務派遣企業、質屋、保険資産管 理会社、小額ローン会社がこれに該当する。 (http://www.kf.cn/blwb/html/2014-03/19/content_158448.htm) 18 《全国人大常委会关于刑法第一百五十八条、第一百五十九条的解释》2014 年 4 月 24 日第十二届全国人民 代表大会常务委员会第八次会议通过 19 《最高检察院、公安部关于严格依法办理虚报注册资本和虚假出资抽逃出资刑事案件的通知》(公经 [2014]247 号)第 2 条

二.連載 中国企業法実務

第九弾:刑事法(第 4 回/全 8 回)

第 1 回 2015 年 10 月号 中国刑法の特徴 第 2 回 2015 年 11 月号 刑法総則 第 3 回 2015 年 12 月号 刑法各論 1 第 4 回 2016 年 1 月号 刑法各論 2 第 5 回 2016 年 2 月号 刑法各論 3 第 6 回 2016 年 3 月号 刑法各論 4 第 7 回 2016 年 4 月号 刑事訴訟法 第 8 回 2016 年 5 月号 治安管理処罰法

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(1) 登録資本金虚偽申告罪20 会社設立時、虚偽証明文書又はその他詐欺的手段を用いて、登録資本金を虚偽申告し、 登記主管部門を欺いて会社登記を取得し、虚偽申告した登録資本金が巨額かつ結果が重 大であり、又はその他重い情状がある場合、登録資本金虚偽申告罪が成立する。 登録資本は企業のリスク負担能力・債務弁済能力に密接に関連するため、企業の信用 度を判断する際の重要な参考要素である。そのため、資本金の虚偽申告は取引の安全性 に大きな影響を及ぼす可能性があり、犯罪類型として法定されている。 立件基準については、以下のとおり規定されている21 (a) 法定出資期限を超過し、払い込んだ登録資本も最低法定登録資本に達していない 場合 会社類型 立件基準 有限会社 虚偽申告額が 30 万元以上かつ支払うべき出資額の 60%以上 株式会社 虚偽申告額が 300 万元以上かつ支払うべき出資額の 30%以上 (b) 法定出資期限を超過したが、払い込んだ登録資本は最低法定登録資本に達してい る場合 会社類型 立件基準 有限会社 虚偽申告額が 100 万元以上かつ支払うべき出資額の 60%以上 株式会社 虚偽申告額が 1000 万元以上かつ支払うべき出資額の 30%以上 (c) 虚偽申告により投資者又は債権者が直接的に被った経済損失が合計で 10 万元以 上となった場合 (d) 上記(a)ないし(c)の金額基準に達していないが、以下のいずれかに該当する場合  2 年以内に登録資本虚偽申告を理由に行政処罰を 2 回以上受け、さらに虚偽申告 を行った場合  会社登記主管者に対する贈賄行為があった場合  違法活動を行うために会社登記を行う場合 (e) その他重大な結果をもたらし、又はその他重い情状がある場合 本罪が成立した場合、3 年以下の有期懲役又は拘役及び虚偽申告した登録資本金額の 1%以上 5%以下の罰金が併科され、又は罰金が単独で科される。単位が本罪を犯した 場合には、単位に罰金を科し、かつ直接に責任を負う主管者及びその他の直接責任者 に 3 年以下の有期懲役又は拘役を科す。 (2) 虚偽出資、出資不法撤回罪22 会社の発起人、株主が会社法の規定に違反し、貨幣又は現物を引き渡さず、若しくは 財産権を移転せず、虚偽出資し、又は会社設立後にその出資を不法に撤回し、金額が巨 額かつ結果が重大であり、又はその他情状が重い場合、本罪が成立する。 20 刑法第 158 条 21 《最高人民检察院、公安部关于公安机关管辖的刑事案件立案追诉标准的规定(二)》(公通字[2010]23 号) (以下「立件訴追基準(二)」という。)第 3 条 22 刑法第 159 条

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本罪の立件基準は以下の通りである23 (a) 虚偽出資の場合 会社類型 犯罪主体 立件基準 有限会社 株主 虚偽出資額が 30 万元以上かつ払うべき出資額の 60%以上 株式会社 発起人、株主 虚偽出資額が 300 万元以上かつ支払うべき出資額の 30%以上 (b) 出資不法撤回の場合 会社類型 犯罪主体 立件基準 有限会社 株主 不法撤回金額が 30 万元以上かつ実際支払った出資 額の 60%以上 株式会社 発起人、株主 不法撤回金額が 300 万元以上かつ実際支払った出資 額の 30%以上 (c) 出資の不法撤回により会社、株主又は債権者が直接的に被った経済損失が合計で 10 万元以上の場合 (d) 上記(a)ないし(c)の金額基準に達していないが、以下のいずれかに該当する場合  会社資産が債務の完済に不足し、又は正常に経営できない事態が生じた場合  会社の発起人、株主が共謀して虚偽出資又は不法撤回を行った場合  2 年以内に虚偽出資又は出資不法撤回で行政処罰を 2 回以上受け、さらに虚偽出 資又は出資不法撤回を行った場合  虚偽出資、不法撤回により取得した資金で違法活動を行った場合 (e) 重大な結果をもたらし、又はその他重い情状がある場合 本罪が成立した場合、5 年以下の有期懲役若しくは拘役及び虚偽出資金額又は不法撤 回出資金額の 2%以上 10%以下の罰金を併科し、又は罰金のみを科する。単位が本罪を 犯した場合には、単位に罰金を科し、かつその直接に責任を負う主管者及びその他の直 接責任者を 5 年以下の有期懲役又は拘役に処する。 (3) 清算妨害罪24 会社が清算を行う時に、財産を隠匿し、貸借対照表若しくは財産目録に虚偽の記載を し、又は債務を弁済する前に会社の財産を分配し、債権者又はその他の者の利益を著し く損ねた場合、清算妨害罪が成立する。この場合、会社の直接に責任を負う主管者及び その他の直接責任者を 5 年以下の有期懲役若しくは拘役に処し、2 万元以上 20 万元以下 の罰金を併科し、又は罰金を科する。かかる要件からも明らかなとおり、財産隠蔽、虚 偽記載、不法分配行為があったとしても、「債権者又はその他の者の利益を著しく損ねる」 という要件に当てはまらなければ清算妨害罪は成立しない。 具体的な立件基準は以下の通りである25 (a) 隠匿した財産の価値が 50 万元以上 (b) 貸借対照表又は財産目録の虚偽記載金額が 50 万元以上 23 立件訴追基準(二)第 4 条 24 刑法第 162 条 25 立件訴追基準(二)第 7 条

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(c) 債務完済前に分配した会社財産の価値が 50 万元以上 (d) 債権者又はその他の者に合計 10 万元以上の直接的な経済損失を与えた (e) 上記(a)ないし(d)の金額基準に達していないが、清算妨害行為により職員の給料、 社会保険費用及び経済補償金の支払が不能になり、悪質な社会的影響をもたらし た (f) その他重大な結果をもたらし、又はその他重い情状がある場合 (4) 会計証憑、会計帳簿、財務会計報告隠匿・故意廃棄罪26 法27により保存すべき会計証憑、会計帳簿、財務会計報告を隠匿し、又は故意に廃棄 し、情状が重い者は、5 年以下の有期懲役若しくは拘役に処し、2 万元以上 20 万元以下 の罰金を併科し、又は罰金のみを科す。 単位がかかる罪を犯した場合には、単位に罰金を科し、かつその直接に責任を負う主 管者及びその他直接責任者に有期懲役または拘役を科す。 2.金融管理秩序を妨害する犯罪、金融詐欺罪 (1) 外貨不法持出罪28 会社、企業又はその他の単位が、国の規定に違反し、外貨を国外に無断で留保し、又 は国内の外貨を不法に国外に移転し、その金額が単独で 200 万米ドル以上又は累計 500 万米ドル以上に達した場合、外貨不法持出罪が成立する29。犯行態様によって、以下の 通り 2 段階の法定刑が規定されている。 犯行態様 法定刑 金額が単独で 200 万 ド ル 以 上 又 は 累 計 500 万ドル以上 単位 外貨不法持出額の 5%以上 30%以下の罰 金 直接に責任を負う 主管者又はその他 直接責任者 5 年以下の有期懲役又は拘役 金額が巨額であり、 又 は そ の 他 の 重 い 情状のある場合 単位 外貨不法持出額の 5%以上 30%以下の罰 金 直接に責任を負う 主管者又はその他 直接責任者 5 年以上の有期懲役 なお、「金額が巨額」か否かを判断する基準についての司法解釈が存在しないため、 実務上、かかる要件に該当するか否かの判断は人民法院の裁量に委ねられた状態になっ ている。 26 刑法第 162 条の 1 27 「中国人民共和国会計法」、「会計档案管理弁法」(2016 年 1 月 1 日施行)等 28 刑法第 190 条 29 立件訴追基準(二)第 46 条

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(2) マネー・ロンダリング罪30 薬物犯罪・反社会的性質31の組織犯罪、テロ活動犯罪又は密輸犯罪、汚職賄賂犯罪、 金融管理秩序破壊犯罪、金融詐欺犯罪による所得及びそれにより生じた収益であること を明らかに知りながら、その出所及び性質を粉飾又は隠蔽するため、以下のいずれかに 該当する行為をした場合、マネー・ロンダリング罪が成立し、立件基準も充足する32 (a) 資金口座を提供する行為 (b) 財産の現金、金融手形、有価証券への転換に協力する行為 (c) 振込又はその他の決済方式を通じて資金の移転に協力する行為 (d) その他の方法により犯罪による所得及びその収益の出所及び性質を粉飾又は隠蔽 する行為 マネー・ロンダリング罪が成立した場合、行為者を 5 年以下の有期懲役若しくは拘役 に処し、対象額の 5%以上 20%以下の罰金を併科し、又は罰金のみを科す。情状が重い 場合には、5 年以上 10 年以下の有期懲役に処し、対象額の 5%以上 20%以下の罰金を併 科する。 単位がかかる罪を犯した場合には、単位に罰金を科し、直接責任者を負う主管者及び その他直接責任者を 5 年以下の有期懲役又は拘役に処する。情状が重い場合には、当該 責任者を 5 年以上 10 年以下の有期懲役に処する。 (3) 手形詐欺罪33及び金融証憑詐欺罪34 ① 手形詐欺罪 金融手形詐欺活動を行って以下のいずれかに該当し、対象金額が比較的大きい場合、 手形詐欺罪が成立する。 (a) 偽造され、又は変造された為替手形、約束手形又は小切手であることを明らかに 知りながら、これを使用した場合 (b) 廃棄された為替手形、約束手形又は小切手であることを明らかに知りながら、こ れを使用した場合 (c) 他人の為替手形、約束手形又は小切手を冒用した場合 (d) 空小切手又はその届出印と合致しない小切手を発行し財物を騙取した場合 (e) 為替手形又は約束手形の振出人が資本保証のない為替手形若しくは約束手形を発 行し、又は振出しの際に虚偽記載をし、財物を騙取した場合 なお、上記犯罪行為の態様に応じた法定刑は以下の通りである。 犯罪態様 法定刑 金 額 が 比 較 的 に 大 き い 場 合 (個人の場合は 1 万元以上、 単位の場合は 20 万元以上35 5 年以下の有期懲役又は拘役 2 万元以上 20 万元以下の罰金を併科 30 刑法第 191 条 31 原文は「黑社会性质」である。 32 立件訴追基準(二)第 48 条 33 刑法第 194 条第 1 項 34 刑法第 194 条第 2 項 35 立件訴追基準(二)第 52 条

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金額が巨額であり、又はその 他の重い情状のある場合 5 年以上 10 年以下の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科 金額が特に巨額であり、又は その他の重い情状のある場合 10 年以上の有期懲役又は無期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金又は財産没収を併 科 ② 金融証憑詐欺罪 偽造され、又は変造された取立委託証憑、送金証憑又は銀行預金証書その他の銀行決 済証憑を使用した者は、手形詐欺罪の規定により処罰される。 3.徴税管理秩序を妨害する犯罪 (1) 脱税罪36 本罪の対象は納税義務を負う単位又は個人である。納税者が詐欺又は隠蔽手段を講じ、 虚偽の納税申告を行い、又は申告せず、脱税金額が比較的に大きくかつ納めるべき税額 の一定以上の割合を占めた場合に脱税罪と認定される。 犯罪態様 法定刑 脱税金額が比較的大きく、か つ納付すべき税額の 10%以上 3 年以下の有期懲役又は拘役に処し、罰金を併科 脱税金額が巨額かつ納付すべ き税額の 30%以上 3 年以上 7 年以下の有期懲役に処し、罰金を併科 源泉徴収義務者が同様の手段を用いて、すでに源泉徴収し、又は収集した税金を納付 せず、又は過尐納付し、金額が比較的に大きい場合にも、上記規定により処罰される。 この場合の立件基準は以下の通りである37 犯罪主体 立件基準 納税者 脱税金額が 5 万元以上かつ納めるべき税額の 10%以上に達し、税務機関か ら追納通知を受けた後にも、税金、滞納金を納付せず、又は行政処罰を 受けない場合 5 年以内に脱税により刑事処罰又は税務機関による複数回の行政処罰を 受けた後、さらに脱税し、脱税額が 5 万元以上の場合 源 泉 徴 収 義務者 脱税金額が 5 万元以上の場合 (2) 納税拒否罪38 本罪は、行為態様の点で脱税罪と差異がある。すなわち、両罪とも納税義務を免れる という点では共通するが、脱税罪が詐欺又は隠蔽という手段で虚偽申告をし、又申告を 36 刑法第 201 条 37 立件訴追基準(二) 第 57 条 38 刑法第 202 条

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しない犯罪であるのに対し、納税拒否罪は暴行、脅迫によって納税を拒絶する犯罪であ る。 本罪の立件基準は、以下のとおりである39 。 (a) 税務職員に軽微傷以上の傷害を与えた場合 (b) 税務職員本人及びその親族・友人の生命、健康、財産等に損害を与えると脅迫し、 納税を拒否する場合 (c) 集団で納税を拒否する場合 (d) その他暴力、脅迫の方法で納税を拒否する場合 上記の立件基準からすれば、納付拒否の金額が低額であっても、暴行、脅迫行為があ れば本罪について立件できることとなる。 法定刑は、3 年以下の有期懲役又は拘役及び納付拒否税額と同額以上 5 倍以下の罰金 の併科である。情状が重い場合には、3 年以上 7 年以下の有期懲役及び納付拒否税額と 同額以上 5 倍以下の罰金が併科される。 (3) 輸出還付税騙取罪40 輸出還付税は、中国政府が輸出を奨励するために打ち出した税収優遇策であり、輸出 商品に対して徴収した税金を一定の割合で還付する制度である。ところが、かかる制度 を悪用して、輸出虚偽報告又はその他の虚偽手段により国の輸出還付税を騙し取る単位 (主に輸出経営権を所有する単位)が存在しており、国の税収に悪影響を及ぼすことか ら、刑法で本罪が規定された。本罪については、騙取した輸出還付税額が 5 万元以上に 達した場合に立件される41 。 犯罪態様 法定刑 騙取した金額が 5 万元以上42 5 年以下の懲役又は拘役 騙取税額と同額以上 5 倍以下の罰金を併科 騙取した巨額が 50 万元以上又 はその他重い情状がある場合 43 5 年以上 10 年以下の有期懲役 騙取税額と同額以上 5 倍以下の罰金を併科 騙取した金額が 250 万元以上 又はその他特に重い情状があ る場合44 10 年以上の有期懲役又は無期懲役 騙取税額と同額以上 5 倍以下の罰金又は財産 没収を併科 また、本罪と脱税罪との関係にも留意する必要がある。まず、騙取した輸出還付税額 が実際に納付した税額と同額以下の場合、その差額については脱税罪とみなされる。次 に、騙取した輸出還付税額が実際に納付した税額を上回る場合、納付した税額相当額に ついては脱税罪と認定され、超過部分については輸出還付税騙取罪と認定する。 39 立件訴追基準(二)第 58 条 40 刑法第 204 条 41 立件訴追基準(二)第 60 条 42 《最高人民法院关于审理骗取出口退税刑事案件具体应用法律若干问题的解释》第 3 条 43 同上 44 同上

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(4) 増値税専用発票、輸出還付税騙取・税金控除用発票を虚偽発行する罪45 増値税専用発票を虚偽発行し、又は輸出還付税の騙取若しくは税金の控除に用いる 発票を虚偽発行した場合、本罪が成立する。本罪は、立件基準が比較的低額に設定さ れている上、法定刑の上限が無期懲役とされており、国家が本罪を厳しく処罰する意 向を有していることがうかがわれる。 犯罪態様 法定刑 虚偽発行に係る税額が 1 万 元以上又は騙取した税金が 5000 元以上 3 年以下の有期懲役又は拘役 2 万元以上 20 万元以下の罰金を併科 金額が比較的大きい又はそ の他重い情状がある場合46 3 年以上 10 年以下の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科 金額が巨額又はその他重い 情状がある場合47 10 年以上の有期懲役又は無期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金又は財産没収を併科 本罪にも両罰規定が存在している。単位が本罪を犯した場合には、上記の 3 分類に 応じ、単位に対して罰金を科し、その直接に責任を負う主管者又はその他直接責任者 を有期懲役又は拘役に処する。 (5) 発票虚偽発行罪48 本罪は刑法修正案(八)により 2011 年に新しく追加された犯罪類型であり、上記(4) に定められた発票以外の発票を虚偽発行する場合に適用する。その背景として、上記 (4)に定める増値税専用発票等の虚偽発行行為に対する法定刑が極めて厳しいため、そ の他の発票の虚偽発行が多くなったことから、これに対応する犯罪を創設したものと 考えられる。 立件基準は以下の通りである49 (a) 虚偽発票を 100 枚以上発行し、又は虚偽発行金額が合計 40 万元以上に達した場合 (b) 上記金額基準に達していないが、5 年以内に発票虚偽発行により 2 回以上行政処 罰を受けた後、さらに発票を虚偽発行する場合 (c) その他情状が重い場合 犯罪態様に応じた法定刑は以下の通りである。 犯罪態様 法定刑 情状が重い場合 2 年以下の有期懲役、拘役又は管制 情状が特に重い場合 2 年以上 7 年以下の有期懲役 45 刑法第 205 条 46 かかる要件に関する司法解釈は制定されていない。 47 かかる要件に関する司法解釈は制定されていない。 48 刑法第 205 条の 1 49 《最高人民检察院、公安部关于公安机关管辖的刑事案件立案追诉标准的规定(二)的补充规定》公通字 [2011]47 号 第 2 条

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(6) 増値税専用発票を偽造し、偽造発票を売却する罪50 増値税専用発票を偽造し、又は偽造された当該発票を売却した場合、本罪が成立する。 本罪の「偽造」と上記(4)でいう「虚偽発行」の違いは、「虚偽発行」が実際に存在しな い取引を捏造し発票を発行する行為、又は取引が実在するが、実際よりも多額の発票を 発行する行為を指し、発票自体は本物であるのに対して、「偽造」は本物の発票の形状、 様式、色彩、模様に照らし偽の発票を製造する行為を指し、発票は本物ではない点にあ る。 本罪の法定刑は情状の重さによって以下の 3 段階に分けられている。 犯罪態様 法定刑 増値税専用発票を 25 枚以上偽造し、又は偽 造した発票上の金額が合計 10 万元以上51 3 年以下の有期懲役、拘役又は管制 2 万元以上 20 万元以下の罰金を併科 数量が比較的大きい又はその他の重い情状 がある場合52 3 年以上 10 年以下の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科 数量が巨大であり又はその他特に重い情状 がある場合53 10 年以上の有期懲役又は無期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金又は財産没収を 併科 なお、単位が本罪を犯した場合、上記の 3 類型に応じ、単位に対して罰金を科し、そ の直接に責任を負う主管者又はその他直接責任者を無期懲役、有期懲役、拘役、又は管 制に処する。 (7) 増値税専用発票不法売却罪54 本罪と上記(6)で説明した罪との区別は、(6)で説明した罪の対象は偽造された増値税 専用発票を売却する行為であることに対し、本罪は本物の増値税専用発票を不法に売却 する行為を対象としている点にある。本罪の法定刑については、以下のとおり 3 段階に 分けられている。 犯罪態様 法定刑 不法売却増値税専用発票 25 枚以上又は発 票上金額が累計 10 万元以上55 3 年以下の有期懲役、拘役又は管制 2 万元以上 20 万元以下の罰金を併科 数量が比較的に大きい又はその他の重い 情状がある場合56 3 年以上 10 年以下の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科 50 刑法第 206 条 51 立件訴追基準(二)第 62 条 52 この要件に関する司法解釈は制定されていない。 53 この要件に関する司法解釈は制定されていない。 54 刑法第 207 条 55 立件訴追基準(二)第 63 条 56 この要件に関する司法解釈は制定されていない。

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数量が巨大であり又はその他特に重い情 状がある場合57 10 年以上の有期懲役又は無期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金又は財産没 収を併科 (8) 増値税専用発票不法購入罪、偽造増値税専用発票購入罪58 前述(6)及び(7)の罪が増値税専用発票の偽造、不法売却行為に対する規定であるのに 対し、本罪は不法購入側に関する規定である。 不法購入増値税専用発票(本物、偽造を問わない。)25 枚以上又は発票上金額が合計 10 万元以上に達した場合、立件基準を満たす59。本罪の法定刑は、5 年以下の有期懲役 若しくは拘役及び 2 万元以上 20 万元以下の罰金を併科し、又は罰金を単独で科す。 なお、増値税専用発票を不法に購入し、又は偽造された増値税専用発票を購入し、さ らに虚偽発行又は売却した場合、本罪と上記(5)、(6)、(7)のうち要件を満たす犯罪の なかで法定刑の最も重い犯罪に認定され、処罰される。 (9) 発票の不法製造・売却等に関する罪 刑法第 209 条には発票の不法製造、売却等に関する以下 4 つの犯罪類型が規定されて いる。 (a) 輸出還付税の騙取、税金控除に用いる発票の不法製造、不法製造発票の売却罪60 (下表①に相当) (b) 発票の不法製造、不法製造発票の売却罪61(下表②に相当) (c) 輸出還付税の騙取、税金控除に用いる発票の不法売却罪62(下表③に相当) (d) 発票不法売却罪63 (下表④に相当) 罪名 犯罪行為 対象物 立件基準 法定刑 ① 偽造、不 法製造又 は偽造・ 不法製造 物の売却 輸 出 還 付 税 の 騙取、税金控除 に 用 い る 増 値 税 専 用 発 票 以 外の入金・送金 証 憑 又 は 納 税 完了証票64 50 枚 以 上 又 は 発 票 上 の 金 額 が 合 計 20 万元以上65 3 年以下の有期懲役、拘役又は管制 2 万元以上 20 万元以下の罰金を併科 3 年以上 7 年以下の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科(数 量が巨大である場合) 7 年以上の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科(数 量が特に巨大である場合) ② 偽造、不 法製造又 輸 出 還 付 税 の 騙取、税金控除 100 枚以上 又 は 発 票 2 年以下の有期懲役、拘役又は管制 1 万元以上 50 万元以下の罰金を併科 57 この要件に関する司法解釈は制定されていない。 58 刑法第 208 条 59 立件訴追基準(二)第 64 条 60 刑法第 209 条第 1 項 61 刑法第 209 条第 2 項 62 刑法第 209 条第 3 項 63 刑法第 209 条第 4 項 64 《全国人民代表常务委员会关于<中华人民共和国刑法>关于出口退税、抵扣税款的其他发票规定的解释》 65 立件訴追基準(二)第 65 条

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は偽造・ 不法製造 物の売却 に 用 い る こ と の で き な い 普 通発票 上 の 金 額 が 合 計 40 万元以上66 2 年以上 7 年以下の有期懲役 5 万元以上 50 万元以下の罰金を併科(情 状が重い場合) ③ 不法売却 輸 出 還 付 税 の 騙取、税金控除 に 用 い る 増 値 税 専 用 発 票 以 外の入金・送金 証 憑 又 は 納 税 完了証票 50 枚 以 上 又 は 発 票 上 の 金 額 が 合 計 20 万元以上67 上記①の規定に基づき処罰する。 ④ 不法売却 輸 出 還 付 税 の 騙取、税金控除 に 用 い る こ と の で き な い 普 通発票 100 枚以上 又 は 発 票 上 の 金 額 が 合 計 40 万元以上68 上記②の規定に基づき処罰する。 「巨大」、「特に巨大」、「情状が重い」という要件については具体的な司法解釈が公表 されていないため、人民法院の裁量によって認定されることになる。 (10) 偽造発票所持罪69 本罪は刑法修正案(八)により 2011 年に新しく追加した罪名である。実務上、公安 局、税務局が発票関連犯罪を摘発する過程において、容疑者の身辺で大量の偽造発票 を発見したが、容疑者が偽造の当事者であることや、売却に用いる予定であったこと を認定する証拠が足りずに刑事責任を追及することができない事例があった。そこで、 かかる場合であっても犯罪に問うべく、刑法改正によって偽造発票所持罪が追加され た。偽造された発票であることを明らかに知りながらこれを所持し、以下のいずれか に該当する場合に、偽造発票所持罪と認定し立件できる70 (a) 所持している偽造の増値税専用発票が 50 枚以上又は発票上の金額が合計 20 万元 以上 (b) 所持している偽造の輸出還付税の騙取、税金控除に用いる増値税専用発票以外の 発票が 100 枚以上又は発票上の金額が合計 40 万元以上 (c) 所持している上記(a)(b)以外の偽造発票が 200 枚以上又は発票上の金額が合計 80 万元以上 本罪の法定刑は以下の通りである。 66 立件訴追基準(二)第 66 条 67 立件訴追基準(二)第 67 条 68 立件訴追基準(二)第 68 条 69 刑法第 210 条の 1 70 《最高人民检察院、公安部关于公安机关管辖的刑事案件立案追诉标准的规定(二)的补充规定》公通字 [2011]47 号 第 3 条

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犯罪態様 法定刑 上記立件基準に該当する場合 2 年以下の有期懲役、拘役又は管制に処し、罰金 を併科 情状が特に重い場合 2 年以上 7 年以下の有期懲役に処し、罰金を併科 単位が本罪を犯した場合には、単位に罰金を科し、かつその直接に責任を負う主管 者及びその他の直接責任者を上記の基準に従って処罰する。 [応用編] 中国の刑法では、「法の不遡及」及び「従旧兼従軽」という原則が採用されている。「従 旧兼従軽」とは、原則として新法の施行前に発生した犯罪行為に対しては旧法が適用され、 新法には遡及力がないが、新法の定めにより当該行為が新法では犯罪でなくなった場合、 及び旧法よりも新法の法定刑が軽い場合、新法が適用されるという原則である。 例えば、今回で紹介した登録資本金虚偽申告罪、虚偽出資、出資不法撤回罪については、 会社法の改正により、なお実納登記制を採用する一部の会社を除いて犯罪が成立しないこ ととなった。そのため、「従旧兼従軽」の原則に基づき、改正前(2014 年 3 月 1 日以前) に実行した未処理登録資本虚偽申告、虚偽出資、出資不法撤回行為に対しても刑事責任を 追及しないものとされている71 (蒋丹丹・中国法顧問)

三. 中国法務の現場より

1.この 3 年間を振り返って 北京オフィス新設に伴い、2013 年 2 月に私が首席代表として駐在を開始してから 3 年が 過ぎようとしている。この春節をもって、弊事務所の東京オフィスに帰任することが決ま ったため、本稿を借りて皆様にご挨拶させていただきたい。代表の任期中、「中国法務の現 場より」と題して、上海オフィスの山根弁護士と共同でこのコーナーを執筆してきたが、 次号から北京オフィス担当分は後輩の中城由貴弁護士にバトンタッチすることになる。 私が北京に駐在したこの 3 年間は、戦後最悪とまで言われた日中関係が雪解けに向かっ た時期とほぼ一致する。2012 年末、オフィスの設立準備のために北京入りした際には、同 年 9 月の尖閣諸島国有化に端を発した反日ムードが街に充満しており、身の安全のため、 人混みやタクシーでは自分が日本人であることを隠さなければならなかった。2013 年 3 月 71 《最高检察院、公安部关于严格依法办理虚报注册资本和虚假出资抽逃出资刑事案件的通知》(公经 [2014]247 号)第 3 条

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に習近平国家主席が就任した後も両国政府間の交流が断絶した状態が続いていたが、2014 年 11 月に安倍首相と習主席の間で 2 年半ぶりの首脳会談が行われた後、両国間の政府間交 流が一気に正常化した。市民レベルでは、円安が急激に進んだ 2014 年以降、日本を訪れる 中国人観光客による「爆買い」ブームが続いており、個人輸入された日本製品はネット上 で何倍もの高値で売買されている。ほんの数年前にこの国で反日デモや日本製品不買運動 が起きていたことが嘘のようである。 このコーナーでは、そんな時勢の変化に応じた中国の最新状況を日本在住の皆様にお伝 えするとともに、中国駐在員の生活に役立つ情報を提供するという方針でトピックを選ん できた。ネタ切れで頭を悩ますこともあったが、これまで 34 回にわたって休まず連載を続 けられたのは、毎号、読者の皆様が温かい感想を下さったからに他ならない。 ちなみに、これまでに日本在住の方から多くの反響があった記事ベスト 3 は、①私が中 国国際放送局の歌番組に出演した顛末を書いた「中国の年末テレビ事情」(2014 年 1 月号) 72、②中日友好交流大会での習主席のスピーチと中国で大ヒットした日本のアニメ映画を 紹介した「日中関係の雪解けとドラえもん」(2015 年 5 月号)73、③安倍首相の戦後 70 年 談話への中国国内の反応と北京市内の軍事パレード前夜の状況をレポートした「戦後 70 年談話、軍事パレードと駐在員の生活」(2015 年 8 月号)74であった。 一方、中国在住の方から多くのお問い合わせを受けた記事ベスト 3 は、①日本人が「中 国で運転免許を取得する方法」(2013 年 8 月号)75、②北京市内で街中に設置されている公 共自転車の利用登録方法を解説した「公共自転車利用のススメ」(2014 年 7 月号)76、③爆 買い観光客と一緒に「海外駐在者が一時帰国した際に免税措置を受ける方法」(2015 年 2 月号)77 であった。 本号で私の担当は終了するが、中城弁護士が執筆する次号以降の記事にもご期待頂き、 引き続き温かい声援を頂けると幸いである。3 年間のご愛読、どうもありがとうございま した。 (野中信孝・弁護士) 2.上海市虚偽違法広告典型事例の公表 昨年 4 月に広告法改正が公布され、同年 9 月から施行された78。これに伴い、虚偽広告 等の取り締まりも厳しくなっていると言われる。 上海市工商局は、先日、2015 年の虚偽違法広告処罰例を 10 件、以下の通り79 、典型事例 として公表した80。これらの中には、敢えて嘘をついたり、不正競争をしたりするような 悪質な例もあれば、注意ないし意識が足りずに違法となったと思われるものもある。幸い 72 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2014/01/TMI-China-News-Jan-2014.pdf 73 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2015/06/TMI-China-News-May-2015.pdf 74 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2015/09/TMI-China-News-August-2015.pdf 75 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2013/10/chinanews_201308.pdf 76 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2014/08/TMI-China-News-July-2014.pdf 77 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2015/03/TMI-China-News-Feb-2015.pdf 78 広告法改正については、2015 年 5 月号(脚注 73 のリンク)を参照。 79 本稿では、上海市工商局が公表した内容につき、一部要約又は説明を付加して整理している。 80 http://www.sgs.gov.cn/shaic/html/dtxx/2015-12-31-0000009a201512310002.html

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以下の公表事例に日系企業のものは含まれていないが、特に、近時日本商品ブームで、日 本での宣伝内容をそのまま中国で使おうとする傾向もみられるため、中国での広告法規制 に対する注意が必要である。 なお、上海市では、2015 年において、虚偽違法広告の取締件数は 1983 件、過料・没収 合計は 5557 万元であった。 (1) 「最良」の宣伝文句で 20 万元の過料 上海藍夕投資有限公司は、自社のウェブサイトにて、「世界で最良のぼろ儲け銘柄、原 油投資」などという宣伝文句を用いたことが、広告法第 9 条第 3 号(「国家級」、「最高級」、 「最良の」などの用語の使用禁止)に違反したとして、過料に処された。罰条は同第 57 条(20 万元以上 100 万元以下の過料等)。 (2) 文具広告で 658 元の過料 上海悉騰文化伝播有限公司は、「悉騰文化中心」という文字と補習塾の広告を載せた下 敷き 1000 個(価値合計 658 元)を小学校で頒布したことが、広告法第 39 条(小中学校・ 幼稚園における広告活動の禁止)に違反したとして、過料に処された。罰条は同第 58 条(広告費用の等倍から 3 倍以下の過料等)。 (3) 素材を偽った数珠の TV 広告で 9.9 万元の過料 特別に高価な木材を使ったという宣伝文句で、普通の木材を使った数珠を TV 広告で 宣伝し、また、定価 29,800 元のところを 1,680 元で売る旨を述べつつ、29,800 元で売っ た記録がないという件について、虚偽広告であるとして、過料に処された。罰条は広告 法第 55 条(広告費用の 3 倍から 5 倍以下の過料等)であると思われる。 (4) 「茅台」を誤認させる「茅郷」酒の TV 広告で、5.04 万元の過料 中元智合(北京)商貿有限公司は、「茅郷牌貴賓用酒」につき、中国のトップブランド の白酒である「茅台」の人気にあやかり、「茅台集団の改革。消費者に手の届く銘酒」な どとして、「茅台」の語を多用した TV 広告を流した。「茅郷」の商標も画面に表れてい るが、表示が小さく、紛らわしいということで、消費者の誤認を招いたとのことで、過 料に処された。罰条は広告法第 55 条(広告費用の 3 倍から 5 倍以下の過料等)であると 思われる。 (5) 第九人民病院の人気を借りた整形外科のインターネット広告で 20 万元の過料 上海華美医療美容医院有限公司は、上海市第九人民病院が地元で整形外科の評判が高 いことを利用し、「上海市第九人民病院指定の唯一の医院」、「第九人民病院ご相談受付セ ンター」などという虚偽の記載や第九人民病院のロゴを、自己のウェブサイトの子サイ トに掲載し、かつ、百度(Baidu)のキーワード検索で「九院」を入れると当該子サイト が表示されるプロモーションを行い、虚偽広告を行ったとのことで、過料に処された。 罰条は広告法第 55 条(広告費用が計算できない場合 20 万元から 100 万元以下の過料) であると思われる。

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(6) KOHLER 家具の虚偽地下鉄広告で 82 万元の過料 KOHLER 家具の販売のため、地下鉄駅に広告を出した上海精科建材有限公司は、シス テムキッチン全体の図を掲載して、「油をはじく表面は、楽しみだけを残し、べたつきは 残さない」というキャッチコピーを付けた。ところが、ステンレスのコンロ周りの壁に 油をはじくコーティングを施していたものの、その他の部分にはコーティングがされて いないことが判明した。これは、機能や品質を偽る虚偽広告に該当するとして(広告法 第 28 条第 2 項第 2 号)、過料に処された。罰条は広告法第 55 条(広告費用の 3 倍から 5 倍以下の過料等)。 (7) 美白化粧品の虚偽 TV 広告で 110 万元の過料 上海韓束化粧品有限公司は、「晒美白」という 化粧品の TV 広告にて、「日に当たれば当たるほ ど白くなる」、「日に当たれば当たるほど艶やかに なる」というキャッチコピーを付けて、陽光の下 をモデルが闊歩する動画を流した。当該事実は医 学専門家により科学的常識に反するとされ、ま た、当事者も、当該化粧品の使用によりそのよう 効果は得られないことを自認したため、虚偽宣伝として、過料に処された。罰条は広告 法第 55 条(広告費用の 3 倍から 5 倍以下の過料等)であると思われる。 (8) オンラインショップの広告で空気清浄器のデータを改ざんして 16 万元の過料 上海国美在線電子商務有限公司は、大手家電小売りの国美電器のオンラインショップ である「国美在線」において、空気清浄器の性能データと検査報告の画像を掲載してい たが、調査の結果、検査報告のデータが改ざんされて、性能指標が高められていること が判明した。さらに、仕入れ先と結託して仮装売買を行い、販売数量とユーザーの好評 コメントをでっち上げていた。これは、虚偽宣伝に当たるとして、過料に処された。罰 条は広告法第 55 条(広告費用の 3 倍から 5 倍以下の過料等)であると思われる。 (9) パンフレットや雑誌広告での浄水器に関する虚偽宣伝で 16.35 万元の過料 巨商智能科技(上海)有限公司は、「巨人国際ホールディングスの子会社」、「米国、オ ランダ、ドイツ、韓国などの先進国から先端技術を導入した」などとして、パンフレッ トと雑誌広告で浄水器の宣伝を行ったが、株主の巨人国際ホールディングスは香港のペ ーパーカンパニーで、当該浄水器も他の業者から仕入れて売っているだけで、自社では 製造も技術導入もしたことがないという事実が判明し、虚偽宣伝として、過料に処され た。罰条は広告法第 55 条(広告費用の 3 倍から 5 倍以下の過料等)であると思われる。 (10) 引用データの範囲と期間を示さぬ店頭宣伝で、5 万元の過料 上海篠愛網路科技有限公司は、ノートパソコンの宣伝に「イノベーションとサービス 品質 No.1―ウォール・ストリート・ジャーナル」、「中国ノートパソコンブランドの一番 人気―国家統計局中国統計情報サービスセンター」との表示を行った。このうち、前者 は適用範囲がアジア、有効期間は 2009 年であり、後者は有効期間が 2014 年の第二四半

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期であった。当該宣伝において、適用範囲と有効期間を明示しないことは広告法第 11 条第 2 項(データ等の引用の際に、出所、適用範囲、有効期間を明示すること)に反す るとして、過料に処された。罰条は同第 59 条第 1 項(10 万元以下の過料)。 (山根基宏・弁護士) TMI 中国最新法令情報―2016 年 1 月号― 発 行:TMI 総合法律事務所 監 修:何連明・外国法事務弁護士 編集主幹:山根基宏、中城由貴・弁護士 発 行 日:2016 年 1 月 31 日

参照

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