新型コロナワクチン接種に係る今後の取り組みについて

(1)

令和 3 年（2021 年）10 月 13 日報道機関各位

枚方市提供

新型コロナワクチン接種に係る今後の取り組みについて

新型コロナワクチン接種につきまして、現在、国が示している 11 月中に希望するすべての人が接種を受けられるよう進めておりますが、当面の接種体制についてお知らせするとともに、厚生労働省より追加接種（3 回目接種）の体制確保等について現時点の情報に基づく事務連絡がありましたので報告いたします。

なお、追加接種につきましては、今後、国からの事業スキームの詳細が示され、本市の具体的な接種体制等が決まりましたら順次お知らせします。

１．当面の接種体制について

これまで、希望するすべての人が 2 回接種を受けられるよう接種を進めてきた結果、予約状況も勘案すると 11 月中には 12 歳以上の接種対象者の接種率が 8 割を超える見込みとなっているほか、国によるワクチンの供給についても、10 月４日の週の定期供給をもって終了されましたが、本市では、すでに接種に必要なワクチン量を確保している状況にあります。

また、9 月 8 日から 12 歳以上の全年齢の方の予約受付を開始し約 1 ヶ月が経過しておりますが、11 月については予約枠の残が発生している状況となっております。

こうした状況を踏まえ、２回接種に係る 11 月以降の接種体制について、集団接種の実施は一旦見合わせるとともに、個別接種につきましても医療機関と調整のうえ、順次規模を縮小していきます。

なお、新たに 12 歳を迎える方や、これから接種を希望される方等には、12 月以降も適宜接種をしていただけるよう、調整を行っておりますとともに、詳細が決まり次第広報ひらかたや市ホームページ、SNS 等により周知を図ります。

２．追加接種（３回目）について

令和３年９月 17 日に開催された第 24 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会における追加接種の実施についての見解を踏まえ、9 月 22 日付の体制確保についての事務連絡に基づき、順次準備を進めます。

（１）接種間隔

２回目接種を終了した者のうち、概ね８か月以上経過した者

（２）回数１回

（３）対象者

科学的知見や諸外国の対応状況を踏まえ、今後厚生科学審議会の審議を経て、国において判断されます。

※２回接種を受けた全員が対象となることを想定して準備を行います。

(2)

（４）想定スケジュール

厚生労働省の想定スケジュールを踏まえると、令和３年 12 月から医療従事者、令和４年２月から高齢者を順次接種していくこととなります。

（５）使用ワクチン

原則１・２回目に用いたワクチンと同一のワクチンを用いる予定です。

※今後科学的知見を踏まえ、国において判断されます。

（６）追加接種の体制確保

基本的には従来の運用の継続を検討してまいりますが、これまでの実績を踏まえて運用改善を図るとともに、今後、医師会や医療機関、大阪府等との協議を行いながら準備を進めてまいります。

（７）財源

追加接種に係る財源については、国が全額を負担する方針のもと、必要な予算については今後措置する予定とされており、12月の接種開始のために緊急に必要となる接種券等の印刷・発送等の予算について、9月定例月議会最終日に補正予算（案）を提出します。

＜問い合わせ＞

健康福祉部新型コロナワクチン接種対策室 TEL072-841-1221(代)

※厚生労働省自治体説明会⑧資料（030922）より