大 学 男 子 水泳選手の た めの柔軟性 組 テ ス ト 出
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(2) 大学男 子水泳選手のため の柔 軟性組テス ト. 95.
(3) 出 村,松 浦. 96. 齢,身. 長,及. cm,68.6kgで 2.テ. 挙 可 動 性,及. び 体 重 は そ れ ぞ れ20.2歳,171.4 あった。. 表1は,テ. ス ト項 目. テ ス ト項 目 は,水. び足 首 伸 屈 可 動 性が 求 め られ た。. 性,及. ス ト変 量 の 平 均 値,標. 準 偏 差,信. 頼. び 相 関 行 列 を 示 し た もの で あ る 。. 再 テ ス ト法 に よ っ て 求 め られ た 信 頼 性 の 最 低. 泳 運 動 の成 就 に 関与 の 高 い 身. 体 各 部 位 の 柔 軟 性 を 代 表 し,ま. た,妥. 当性 及 び信. が,足. 頼 性 が 高 い と 考 え ら れ る,次. の12項. 目を 選 択 し. で あ る こ と か ら,い. た。. 首 屈 曲 の0.90で,他. は皆 それ 以 上 の高 い値. ず れ の 項 目 も信 頼 性 の 高 い 項. 目 で あ る と 考 え られ る 。. (1) 体 前 屈,(2)体 屈,(5)体. 右 捻 転,(6)体. 首 屈 曲,(9)肩 上,及. 後 屈,(3)体. 右 側 屈,(4)体. 左 捻 転,(7)足. 前 挙 上,(10)肩. 左側. III.結 1.柔. 後 挙 」二,(11)肩 側 方 挙. び(12)股外 転,. Varimax基. て妥 当 性 及 び信. 頼 性 が 高 い と 報 告 さ れ て い る26)角 度 法 が 利 用 され た 。 股 外 転 以 外 の テ ス トは,立. 6因 子 に よ り 全 分 散 量 の86.5%が り,よ. ま た,(1)と(2),(3)と(4),(5)と(6),(9)と(10)の ら,そ. して(7)と(8)と の 差 か ら,そ 側 屈 可 動 性,体. Table. Note. ; a : degree I : trunk : trunk. of contribution rotation lateral. 前後. to totale. Factor. mobility. 子 は適 当な 解 と考 え られ る。. Matrix. variance. flexibility. and extension flexibility flexibilty numbers correspond to those. in Table. 1.. 子 に は体. 子 に は 体 側 屈 柔 軟 変 量,第. 3因 子 に は 肩 の 柔 軟 変 量,第4因 Pattern. 説 明 され て お. 子 を 解 釈 し て 見 る と,第1因. 捻 転 柔 軟 変 量,第2因. の前後 2.. っ て,6因. ま ず,因. flexibilityII flexion flexibility. III : shoulder flexibilityIV : ankle extension and V : trunk flexion VI: ankle flexion the variable. 和 か. れ ぞ れ,体. 捻 転 可 動 性,肩. 相 関 行 列 に 主 因 子 解,Normal 準 に よ る 直 交 回 転 を 施 し て 得 られ た. 因 子 パ タ ー ン行 列 を 示 した も の で あ る 。. 位 姿 勢 で 測 定 が行. な わ れ た。. 可 動 性,体. と 考 察. 軟 性 の 因子 構 造. 表2は,表1の. 上 述 の 静 的 柔 軟 性 の 測 定 は,全. 果. 首 伸 展,(8)足. 子に は足首伸展.
(4) 大学 男子水泳選手のた めの柔 軟性組テス ト Table. Note;. 3.. a : number. Correlation. of added variable , the b : multiple correlation coefficient c : degree of contribution the. factor. numbers. と足 首 可動 柔 軟変 量,第5因 変 量,そ. Multiple. して 第6因. Coefficients. variable. of I to VI correspond. 子 には 体 前 後屈 柔 軟. 子 に は 足首 屈 曲 柔 軟 変 量 が 高. い 負 荷 量 を示 して い る こ とか ら,そ れ ぞ れ 体捻 転 柔 軟 性 因 子,体 側 屈 柔軟 性 因 子,肩 の 柔 軟 性 因. 97. and Predictive. numbers. correspond. to those. Acuracy. to those. in Teble. in Table. 1.. 2.. 今 ま で,松 浦18)19)20)21)をは じめ 多 く の人 達22)23)24) 26)に よ っ て い くつ か の 方 法 が 利 用 さ れ て い る が , テ ス ト項 目 選 択 の 重 要 な 条 件 の1つ で あ る妥 当性 と い う 点 を 強 調 す れ ば,各. 因子 を 十 分 推 定 な い し. 子,足 首 伸展 ・可 動 柔 軟 性 因子,体 前 後 屈 柔 軟性. 説 明 しうる変量 を 選 択 す るの が適 切 と 考 え ら れ. 因 子,及 び 足首 屈 曲 柔 軟 性 因子 と解 釈 す る こ とが. る。. で きよ う。. 因 子 負 荷 量 の2乗. す な わ ち,大 学 男 子 水泳 選 手 の柔 軟 性 の 因 子 構 造 は,上 述 の6柔 軟 性 因子 によ って 構成 され て い る と 考 え られ る。. は,変. 量 が 因 子 を 説 明 す る程. 度 を 表 わ す 。 し た が っ て,負 が,因. 荷 量 の 最 も高 い変 量. 子 の 説 明 度 の 最 も高 い,換. 言 すれ ば. ,因 子. 妥 当 性 の最 も高 い 変 量 と い う こ と が 出 来 る 。. した が って,本 研 究 で は,大 学 男 子 水 泳選 手 の. こ の 立 場 か ら,表2な. い し 表3のA欄. を見 る. た め の 柔軟 性 組 テ ス トを 作成す るに あ た り,柔 軟 性 の 因子 構造 を 構 成 す る体 捻転 柔軟 性,体 側 屈 柔. と,い. ず れ の 因 子 の 場 合 も,1テ. て,既. に 因 子 が77%以. 軟 性,肩. る 。 す な わ ち,体. 捻 転 柔軟 性 因子 は 体 捻 転 可動性. に よ っ て90.1%,体. 側 屈 柔 軟 性 因 子 は 体 側 屈 可動. の柔軟 性,足. 首 伸展 ・可動 柔 軟 性 ,体 前 後 屈 柔 軟 性,及 び足 首 屈 曲柔 軟性 の 各 因 子 を 代 表 す る テ ス ト項 目を,妥. 当性 及 び実 用 性 を 考 慮 して. 選 択 す る こと に した 。 2.テ. ス ト項 目の選択. 因 子を 代表 す る テ ス ト変 量 の選 択 に 関 して は,. ス ト変 量 に よ っ. 上 説 明 され る と 考 え ら れ. 性 に よ っ て91.2%,肩. の 柔軟性 因 子 は 肩 前 後可動. 性 に よ っ て88.1%,足. 首 伸 展 ・可 動 柔 軟 性 因 子 は. 足 首 伸 展 に よ っ て89.9%,体. 前 後屈 柔 軟 性 因子 は. 体 前 後 可 動 性 に よ っ て77.6%,そ. して 足 首 屈 曲柔.
(5) 出村,松 浦. 98. 軟性 因子 は 足 首 屈 曲 に よ っ て95.3%が. 程 度 劣 る の みで あ る 。. それぞ れ説. 体 側 屈 柔 軟 性及 び 体 前 後 屈 柔軟 性 因 子 の 場 合. 明 され る と考 え られ る。 ま た,表3のA欄. は表2に. も,体. 示 した各 因 子 に 対 す. 右 側 屈 の85.4%,体. 前 屈 の75.2%は,最. る負 荷 量 の 高 い変 量 を1つ づ つ加 え て い っ た 時. 高 い 負 荷 量 と 比 べ る と,そ. (5変 量 ま で)の 推 定 の 精 度,す. 程 度 劣 る の み で あ る 。 ま た,肩. な わ ち,負 荷 量 の. 合,肩. 高 い 数 個 の 変 量 に よ る各 因 子 の説 明度 を 示 し た も ので あ る が,表 か ら明 ら か な よ うに,変 量 が 増 加. こ の 因 子 を73%説. して も 因 子 の 説 明度 の 増 大 は 極 めて小 さ い 。 これ は,各 因 子 共,第1変 第1変. 量 の 説 明度 が非 常 に 高 く,. る が,肩. 明 し て い る こ と か ら,こ. 以 上 の ご と く,テ. ス トの 妥 当 性,信. の こと は ま た,た とえ 変 量 の 数 を多 く して も,そ. 実 用 性 を 考 慮 し た 結 果,大. れ に よ る 妥 当性 の大 きな 向 上 は 期待 され な い とい. の 柔 軟 性 組 テ ス トと し て,体. う こと を 意 味 す る。 よ っ て,実 用 性 の面 か ら言 え. 肩 前 挙 上,足. ば,:負 荷 量 の最 も高 い変 量 を 各 因子 か ら1つ づ つ. 目 が 適 切 と 考 え られ る 。. 首 伸 展,体. 右 捻 転,体. 前 屈,及. っ て,水. と し て 既 に 利 用 さ れ て お り,こ. 動 性,及. び 体 前 後可 動性 は,IIの 方 法 の と こ ろ で. られ る 。. 得 る に は2測 定値 が 必 要 で あ る。 つ ま り,体 前 後. さ て,柔. 前 屈 と体後 屈 の 両 テ ス. トを 実 施 す る必 要 があ る 。 したが っ て,負 荷 量 が. 因 子 を 代 表 す る テ ス ト項 目 を1項. 目 つ つ 選 択 して. 来 た 訳 で あ る が,選. 目 は,い. 因 子 共,程. 4因 子 だ け で8項 目の テ ス トの実 施 が 必 要 で あ. え ば,表2の. り,実 用 的 と は言 え な い 。. 子 を 見 る と,こ. に負 荷 量 の高 い体 右 捻 転 の 因 子 の 説 明. 度 は87.2%(0.9342×100 性 の90.1%と. 87.2)で,体. ; FS1 to FS6 are. the. scores. 4.. 前 後可動. Prediction. of factors. X1, X3, X5, X7, X8, and X9 are A ; prediction B ; prediction. equations equations. the. 第3因. 子,す. for. Each. な わ ち,肩. 外 に,体. 前屈 及 び 体 右 捻 転 相 関を 示 して い る。. 因 子 の1代. Factor. I to IV, respectively. variables. in Table. by 6 variables selected as items with single variable representative. の柔軟 性因. テ ス ト と して 選 択 さ れ た6項. 利 用 し た 場 合 の 方 が,各. Equations. ず れの. の 因 子 を 代 表 す ると して 選 択 した. れ ぞ れ0.189,0.175の. し た が っ て,組. 比べ る と大 差 が な く,わ ず か2.9%. Table. Note. も,そ. 択 さ れ た6項. 度 の差 こそ あ れ 関連 を もっ て い る 。例. 肩 前 挙 上(0.855)以. ら,体 捻転 柔 軟 性 因 子. の点 に お い て も前. 軟 性 の 組 テ ス トを 作 成 す る た め に,各. 述の. の場 合,次. び 足 首 屈 の6項. ス ト項 目 が 選 択 さ れ た こ と は 有 効 と 考 え. も述 べ た ご と く,合 成 変 量 で あ り,こ れ らの 値 を. び表3か. 右 側 屈,. 泳 選手 の 柔 軟 性 を 評 価す る た め の テ ス ト. 述 の6テ. しか し,表2及. び. ま で,Cureton,T.. 高 い 体 捻 転 可 動性,体 側 屈 可 動性,肩 の 前 後 挙 可. 最 も高 い と い う点 か ら変 量 を選 択 す る と,前. 頼 性,及. K.7)8)9)を は じめ 多 くの 人 達1)3)10)11)12)14)15)16)に よ. の柔軟. 性,及 び 体 前 後屈 柔軟 性 の 各 因 子 に最 も負 荷 量 の. 可 動 性 の 値 を 得 るには,体. の因. 学 男子 水 泳 選 手 の た め. こ れ ら の テ ス ト項 目 は,今. 選 択す る の が適 切 と考 え られ る。 側 屈 柔軟性,肩. 前 後 可 動性. 前 挙上 自体 で 既 に. る。. よ る と考 え られ る が,こ. ま た,体 捻 転 柔軟 性,体. の 柔軟 性 因 子 の場. 子か ら は 肩 前 挙 上 を 選 択 す る の が 適 切 と 考 え ら れ. 量 と追 加 変 量 との 内 部 相 関 が高 い こ と(表. 1の 相 関行 列 を 参照)に. れ ぞ れ5.8%,2.4%. 前 挙 上 の 説 明 度 は73.1%で,肩. と 比 べ る と 約15.1%劣. も. 1. of flexibility test of each factor.. battery.. 目を. 表項 目による.
(6) 大学男子 水泳選手 のための柔軟 性 組テ ス ト Table. 5.. A Comparison. Swimmers. of Swimming. and Non-Excellent. Performances. and. Flexibility. 99. Factors. between. Excellent. Swimmers. * Significant. at the 0 .05 level, ** Significant at the 0.01 level N ; sample sile, X ; mean, SD ; standard deviation, t ; t-value FS ; factor scores, a ; a group b ; a group. of excellent swimmers of non-excellent swimmers. 場 合 よ り も,各 因子 の推 定 の 精 度 は一 般 的 に 高 く. して 選 択 され た1項 目の 場 合 に比 べて,2〜9%. な る と推 測 さ れ る。. 程 度 推 定 の 精 度 の増大 が 認 め られ る。. 表3のB欄. は,組 テ ス トと して 選択 した6項. 目. した が って,各 因子 の 推 定 の程 度を よ り高 め よ. に よ る各 因 子 の推 定 の精 度 を 示 した も の で あ る. うとす る な らば,表4のA欄. が,い ず れ の 因子 の場 合 も,各 因子 を 代表 す る と. 目に よ る推 定 式か ら,各 個 人 の能力 得点 を 求 め た. に示 した6テ. ス ト項.
(7) 100. 出 村,松. て,こ. 方 が有 効 と考 え られ る。 3.推. 浦. の両 因子 に 関 して は,優 秀 選 群 の 方が非 優. 秀 選 手群 に比 べ て 勝 っ てい る とは 言 え な い と考 え. 定式及び評価 尺度 因 子を 代表 す る と して 選択 さ. られ る。 しか し,こ れ らの各 因 子 に 高 い負 荷 量 を. れ た各1テ ス ト項 目 に よ って作 成 され た推 定式 で. 示 して い る体 側 屈 変 量 及び足 首 屈 曲 変 量 と水泳 パ. 表4のB欄. は,各. あ る。な お,表4の. 推 定式 は いず れ も平 均 が50に. 2の テス ト項 目 の 選 択 の と ころ で も述 べた ごと く,B欄. の式 はA欄. は2〜9%程. の 式 に比 べ て,因. ォー マ ンス と の 間 に有 意な相 関 が 報 告 さ れ て い る10)ことか ら,両 因 子 も水泳 運 動 の 成 就 に 関与 す. な るよ うに簡 便 な 式 に 変換 され て い る。. 子 の推 定度. る能 力 領域 と考 え られ,よ って,水. らの能 力得点 を 知 る こ とは有 益 と考 え られ る。 表6は,表5の. 度 劣 る が,計 算 が簡 単 で あ り,選 手. は 自 己の能 力 得 点 を 容 易 に知 る こ とが で きる とい. 柔軟 性 因. B欄 の簡 便 な 推 定 式 を利 用す る と,例 え ば,体. 本 水 泳 連 盟 発行 の年 齢 別 ・泳法 別水. 泳 資 格差 に基 づ き,153名. 推 定 式を利 用 して,各. 子 の10段 階 評 価 尺 度 を 作成 した も の で あ る。. う利 点 があ る の で 有 効 で あ る。 表5は,日. 泳 選 手 が これ. の被 検者 か ら優秀 選手. (AA級)と 非 優 秀 選 手(B級)を 選 択 し,両 群 の水 泳 パ ラ ォー マ ン ス及 び6因 子 の 差 異 を 比較 ・. 右 捻 転 が160度. で あれ ば,体 捻 転 柔 軟 性 得点 は,. 0.9×160‑79.1=64.9で. あ り,表6のB行. の評. 価 尺 度か ら,こ の 能 力 得点 の 評 価 は7と. い う こと. に な る。 また,図1は,某. 検 討 した もの で あ る。. 選 手 の能 力 評 点 を 前述 の手 順. いず れ の水 泳 パ フ ォー マ ンスに お い て も,両 群. を 経 て算 出 し,平 行 線 プ ロフ ィー ル を 作成 した も. 間 に有 意な差 異 が 認 め られ てい る こ とか ら,両 群. の で あ る。 この 選 手 の場 合,足 首 の 柔 軟性 が優 れ. は 泳 力の異 な る集 団 で あ る と考 え られ る。. て い るが,体 側 屈 柔 軟 性 及 び体 前 後 屈 柔 軟性 が非. また,因 子 で は,体. 捻、 転柔 軟 性,肩. の柔 軟性,. 足 首 伸展 ・可 動 柔 軟 性,及 び体 前 後 屈 柔 軟 性 因子. 常 に劣 って い る と 考 え られ,今 後,躯. 幹 の柔軟 性. を 高 め るこ とが 重 要 と考え られ る 。 このよ うに,各. に 有 意 な差 異 が 認 め られ てい る こと か ら,こ れ ら. 選 手 は表5の 推 定 式 及 び表6の. の 能 力 に関 して も,優 秀選 手群 の方 が 非 優 秀 選手. 評 価尺 度を 利 用 す る こ とによ り,自. 群 に比べ て勝 っ て い る と考 え られ る。. 得 点 を手軽 に 知 り,い か なる柔 軟 性 が 劣 ってい る. 体 側屈 柔軟 性 及 び 足 首 屈 曲柔軟 性 因 子 に は,両 群 間 に有意 な差 異 が 認 め られ て い な い 。 したが っ. Table. Note ; factor. 6.. Evaluation. 1 to 6 correspond. to those. of scale. in Table. 己の 各柔 軟 性. の か を客観 的 ・具 体 的に判 断 す る こ と がで き るの で 有 効 と考 え られ る。. Flexibility. 2.. by a 10-point. Scale.
(8) 大学 男子 水 泳選 手 の た め の 柔 軟 性組 テ ス ト. Fig. こ れ は ま た,水. 1.. A Profile. Chart. for the. Conventional. を 与 え る もの で あ り,コ. 1). ーチ 及 び選 手 に と って極. IV.ま. と. 本 研 究 の 目 的 は,大. め. 2). 学 男子 水 泳 選 手 の た め の 柔. 軟 性 組 テ ス トを 作 成 す る こ と で あ っ た 。 身 体 各 部. 3) の 水 泳 選 手に 実 施 さ れ た 。5合. 成 変 量 を 含 む17の 変量 か ら 作 成 さ れ た 相 関 行 列 に 因 子 分 析 法 が 適 用 さ れ た 。大 学 男 子 水 泳 選手 の 柔 軟 性 の 因 子 構 造 は,体 の 柔軟 性,足. 捻 転 柔 軟 性,体. 前後. 前 述 の 各 因 子 か ら,妥 性 を 考 慮 して,体. が,柔. 前 屈,及. に よ り,各. び 足 首 屈 曲 の6テ. A行)を. 6). 7). り 簡 便 な 推 定 式(表5のB. 8). swimming.. in swimming. strength,. ability, buoyancy,. motor. three. Univ. of Arkansas.. college women. Counsilman, Counsilman,. Doctoral. rate of. in relation to and body. Dissertation,. Texas. J. E. (1949) : Theory. of the. and Pool, 6, 12.. J. E. (1968) : The Prentice. Counsilman,. J. E. manual. science. Cureton,. (1977). : Competitive. for coaches. of swimming. T. K.. of. Hall Inc., 204, 308. and. swim-. mers. Counsilman, Co. Inc., 125-130. Cureton, T. K. (1930) : Mechanics. Cureton, champion 11-60.. 作 成 した 。 昭和56年10月1日). in college. in. and. (the crawl flutter. 1, 87-121.. (1941) : Flexibility. as an. fitness. Res. Quart.,. 12,. 381-391. 9). の 式 に 基 づ く10段 階 評 価 尺 度. (受 付. speed. (1966) : Learning. aspect of physical. 度 劣 る が ,よ. (表6のB行)を. D.. kick). Res. Quart.,. 定 の 精 度 は上 述 の 推 定 式 に 比 べ て,2. 算 出 し,こ. Burdeshaw,. kinesiology. 上推 定 され る こ とが 明 ら. 作成 した 。. ま た,推. strokes. on. Dissertation,. swimming. ス ト項 目. れ に 基 づ く10段 階 評 価 尺 度(表6の. competitive. swimming.. び実 用 前 挙 上,. 目 を 利 用 した 推 定 式(表5のA欄). 因 子 は76%以. か に さ れ,こ. 欄)を. 頼 性,及. 右 側 屈,肩. program. flutter kick. Beach. 軟 性 組 テ ス トの 項 目 と して 選 択 さ れ た 。. こ れ らの6項. 〜9%程. 4) 5). 当性,信. 右捻 転,体. ric weight. University.. 子 に よっ て. 構 成 され る と 考え られ た。. Bester, G.L. (1972) : The effects of isomet-. measurement.. 側屈 柔 軟. 首 伸 展 ・可 動.柔軟 性,体. び 足 首 屈 曲 柔 軟 性 の6因. Bennett, C. L. (1956) : Relative contributions of modern dance, folk dance, basket-. Doctoral. 位 の 柔 軟 性 を 代 表 す る12テ ス ト項 目 が 選 択 さ れ, 技 能 の 高 い153名. 献. ball, and swimming to motor abilities of college women. Res. Quart., 27, 253-261.. め て 重 要 で 意 義 の あ る も と 考 え られ る 。. 足 首 伸 展,体. Test. 文. か な る身 体. 部 位 の 柔 軟 性 養 成 に 重 点 を お くべ き か と い う示 唆. 屈 柔 軟 性,及. Flexibility. 泳 パ フ ォー マ ン ス 向 上 の た め の. 柔 軟 性 養 成 トレ ー ニ ン グ に お い て,い. 性,肩. 101. 10). T. K. (1951) : Physical athletes,. fitness. Univ. of Illinois. 出村 慎一 ・松 浦 義 行(1978):柔. of. Press,. 軟 性 と水泳 パ. フ ォー マ ンス と の 関 係,日 本 体 育 学 会29回 人 会.
(9) 出村,松 浦. 102. J, of Health,. 号,415. 11). 出 村 慎 一 ・松 浦 義 行. ・ 田 中喜 代次. ・ 田 井 村明. 博 ・服 部. 隆 ・ム ハ マ ッ ド ・ア ン ワ ル ・パ サ ウ. (1979):柔. 軟 性 の 階 級 的 因 子 構 造―. 水 泳 選 手―. 出 村 慎 一(1981):水. 泳 能 力 の 因 子 構 造 に 関す. る 研 究,筑. 士 論 文,189‑195.. 13). Dickson, C.A. (1971) : The effects of swiminstructional. aspects. of physical. sertation, 14). on. fitness.. Doctorl. the relationship. flexion at the ankle. and. horizontal. kicking. swimming. on. and. to. 22). planter. success. in. cise. practice water. 23). swimming. flexibility. kicks.. Doctoral. 松 浦 義 行,中. ポー ツ適性. 村 栄 太 郎,吉. 田 愛 子,土. 井喬夫. ス ケ ッ トボ ー ル プ レー ヤ ー の 適 性 予. and. on. three. Dissertation,. Lawther, J. D. (1956) : Flexibility. 中 村 栄 太 郎,松. 浦 義 行(1978):敏. 中 村 栄 太 郎,松. 中 村 栄 太 郎,松. 礎運動 能力. 育 学 研 究,14,215‑222.. 浦 義 行,吉. 田 愛 子(1972):基. 礎 運 動 能 力 の 組 テ ス トな ら び に指 数 の 作 成― 高 校 女 子 に つ い て―,体. 育 学 研 究,17,81‑88.. 大 山 良 徳(1974):体. 力 づ くり と身 体 柔 軟 性 。. 不 味 堂,東 26). 京,224‑256.. 竹 内 一 二 三,川. 畑 愛 義,松. 浦 義 行(1968):幼. 児 の た め の 運 動 能 力 組 テ ス トに 関 す る 研 究 。 体 育 学 研 究,13,49‑79.. for what.. 捷 性 の組 テ. 育 学 研 究,23,35‑. 浦 義 行(1970):基. の た め の 試 案―,体 24). of exer-. Univ. of Utah. 17). 村 栄 太 郎(1976):ス. 組 テ ス トの 作 成 と 基 礎 運 動 能 力 指 数― 高 校 男 子. in interpropulsion. G. T. (1973) : The effects ankle. 味. 45.. 25). on. 松 浦 義 行,中. トボ ー ル 選 手 に つ い て―,体. Doctoral. Utah. Jorndt,. 動 能 力 の 因 子 構 造,不. 京,272‑317.. ス トな ら び に 指 数 の 作 成― 高 校 生 男 子 バ ス ケ ッ. and selected measures of physical performance. Doctoral Dissertation, Univ. of 16). 松 浦 義 行(1969):運. (1974):バ. J.E. (1972) : The effecs of vertical. mediate. 学 男子 のた め の一 般 運 動. 測 に 関 す る研 究 。19,75‑86.. selected skilled in swimming. Dissertation, Univ. of Utah. Hillard,. Dis-. study. between. joint. Health,. の 予 測 に 関 す る 研 究 。 体 育 学 研 究,21,205‑215. 21). Texas University.. Healey, J. (1970) : A competitive determine. 15). selected. Edudation,. 27, 23.. 松 浦 義 行(1969):大. 堂,東 20). method. Physical. Recreation,. 能 力 テ ス ト試 案 。 体 育 学 研 究,13,106‑122. 19). 12). ming. 18). 大 学 男子. 体 育 学 研 究,24,217‑227.. 波 大 学,博. and.
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