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重
要
平成 26 年 8 月 9 日 各 位 全国塗装厚生年金基金 理事長 河 野 玉 吉厚生年金基金解散の方針決議と後継制度の
検討について(お知らせ)
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 日頃から当基金の事業運営にご理解・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、平成26年8月8日開催の第66回代議員会におきまして、基金解散の方針 を全会一致で決議し、今後、解散に向けて厚生労働省と協議に入ることになりました。 また、併せて、解散後の後継制度(企業年金)について、新設する方向で引き続き 検討を進めることになりましたので、お知らせ申し上げます。 なお、本「お知らせ」の主な項目は以下のとおりです。 1 特例解散を申請することになりました〔2頁〕 1.国の制度改正 (1)制度改正の背景・趣旨等 (2)制度改正の主な内容 2.当基金の対応 (1)当基金の財政状況等 (2)特例解散(納付額特例)の認定要件 (3)特例解散の認可を受けるために (4)留意事項 2 選択一時金等の支給を停止することになりました〔5頁〕 1.一時金の支給停止について (1)対象となる一時金 (2)支給停止の適用日 (3)支給停止を議決日当日とした理由 2.福祉給付金の支給停止について (1)対象となる給付金 (2)支給停止の適用日 3 解散後の後継制度(企業年金)を新設する方向で、引き続き検討 を進めることになりました〔6頁〕 4 今後のスケジュール(予定)〔6頁〕 5 年金受給者・待機者の皆様への影響〔7頁〕 ● 基金解散についてのQ&A 〔8頁〕2
1 特例解散を申請することになりました
当基金は、解散時に事業主の皆様の追加負担を極力軽減する(避ける)ために、 『特例解散』を目指すことといたしました。 既にお知らせしておりますが、昨年6 月に成立・公布された厚生年金基金制度 の見直しに関する法律(「公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保 険法等の一部を改正する法律」)(以下「改正法」という。)が平成26 年 4 月 1 日か ら施行されたことに伴い、当基金は 5 年以内に解散せざるを得なくなりました。 1.国の制度改正 この改正法は、厚生年金基金の解散・代行返上等を促すための施策を講じる 一方で、基金の存続については非常に厳しい基準を課すものとなっており、代 行割れ基金は 5 年以内に解散、その他の基金も 10 年以内に解散又は他制度へ 移行することとされています。(実質的に厚生年金基金制度廃止を目的としたもの) (1)制度改正の背景・趣旨等 (厚生労働省通知・要旨) ・近年、多発する金融危機(リーマンショック、欧州債務危機等)などにより 金融市場の変動が大きくなっており、基金の資産運用を取り巻く環境は不安 定さを増している。 ・高齢化の進行や産業構造の変化に伴い、基金の加入員に対する年金受給者の 割合(「成熟度」)が高まっている。 ・いったん大きな積立不足が生じた場合に、掛金の引上げ等により積立水準を 回復することが難しくなっており、こうした状況は、上乗せ資産に代行資産 を加えた大きな資産を保有していることが、基金の財政運営上も、厚生年金 本体にとっても大きなリスクとなっている。 ・このようなことから、今回の制度改正は、特例解散等の創設により、基金の 解散・代行返上等を進めるとともに、他制度への移行支援等のための措置を あわせて講ずること等により、公的年金と企業年金の役割分担やリスクの範 囲を再整理するものである。 (2)制度改正の主な内容 ・施行日(平成26年4月1日)以後は厚生年金基金の新設は認めない。 ・施行日から 5 年間の時限措置として、基金解散時に国に返還する額(最低責 任準備金)等の特例を設ける。(特例解散制度の見直し*) ・施行日から 5 年後以降は、存続基準(純資産≧最低責任準備金×1.5 など)を満 たさない基金に対し、大臣が「解散命令」を発動することが出来る。 ・上乗せ給付の再建を円滑に行えるように様々な移行支援を実施する。 *特例解散(納付額の特例)・・・基金設立時から厚生年金本体の実績運用 利回りを用いて計算した額(減額責任準備金相当額)を返還 額とすることが出来る。(但し、保有資産額が上回っている 場合は保有資産額を納付する。)
3 2.当基金の対応 当基金は、現在いわゆる「代行割れ」(保有資産額が最低責任準備金を下回っ ている状態)していますので、本来は解散時に足りない分を事業主の皆様に負 担していただく必要があります。 しかし、「特例解散制度」を活用して「納付額の特例」の適用を受けることが 出来た場合は、事業主の皆様の追加負担が生じないという予測結果になってい ます。 (1)当基金の財政状況等 【通常解散の場合】 ・平成24 年度決算・・・不足額 約 23 億円 (加入員1人当り換算 約 31 万円) ・ 〃 25 〃 (概算)・・・不足額 約 0.9 億円(加入員1人当り換算 約 1.2 万円)
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<約2 年後の解散を予定> ・ 〃 27 〃 (推計)・・・不足額 約 22 億円 (加入員1人当り換算 約 30 万円) 【特例解散が認められた場合】 ・平成24 年度決算・・・不足額なし ・ 〃 25 〃 (概算)・・・不足額なし↓
<約2 年後の解散を予定> ・ 〃 27 〃 (推計)・・・不足額なし(※) ※ 解散を予定している 2 年後も返還額が大幅に減少し、事業主様の追加 負担が生じないという推計結果になっています。 ※ なお、保有資産額が返還額(減額責任準備金)を上回っている場合は保有 資産額全額を納付することになります。 ※ 平成 27 年度の推計結果は一定の前提を仮定した予測値であり、実際の金 額と異なります。 (2)特例解散(納付額特例)の認定要件 特例解散の適用を受けるためには、基金が財政健全化のための相当の運 営努力をしていることが条件になっています。 ① 適切な掛金が設定されていること。 ⇒ 当基金は該当しています。 ② 給付抑制のための措置を講じていること。 ・給付水準の引下げ ⇒ 平成 17 年 4 月に加算部分の給付水準引下げを実施している。 ・選択一時金の停止 ⇒ 解散方針決議時(26.8.8 臨時代議員会)において選択一時金等 の停止の規約変更を行った。4 (3)特例解散の認可を受けるために ① 解散するためには、今後諸々の手続きが必要になります。 ・事業主、加入員、年金受給者等の皆様への説明(説明会、広報等) ・基金の加入員記録と国の厚生年金被保険者記録の突合・整理(通常 1年半程度の期間を要します。) ・事業主様の一定数(3分の2)以上の同意 ・加入員の皆様の一定数(3分の2)以上の同意 ② 給付抑制のための措置を講じる必要があります。 ・選択一時金、脱退一時金等の支給停止 ⇒ 停止が決定しました。 ③ 国へ返還する資産の保全を図る必要があります。 ④ 解散の認可を受けるまでは、加入員の適用関係、掛金の納付(徴収)関 係、年金の支払い関係につきましては、引き続き従来通り実施すること になりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。 ⑤ その他、国へ返還する資産を減少させない努力が求められています。 ⑥ 最終的には、厚生労働省に設置されている「社会保障審議会・第三者委 員会」の審査を経た上で、厚生労働大臣が決定することになります。 (4)留意事項 ○ 解散認可を得るまでは、事業主様の毎月及び賞与支払時の掛金負担が法 令上継続することになっていますので、早期に解散できるように手続等 を進める必要があると考えています。 ○ 少しでも早く解散認可が得られるように、皆様には次の点についてご協 力をよろしくお願い申し上げます。 ・記録の突合・整理に関する基金事務局からの照会・依頼への迅速な 対応 ・加入員への説明及び同意書の取得(時期が近づきましたら別途ご案 内申し上げます。) ○ 解散までは2年程度はかかると思われますので、今後の加入員や給与の 減少、年金資産の運用、基金の加入員記録と国の厚生年金被保険者記録 の突合等の状況により資産が減少し、追加負担や清算等に係る費用が発 生する場合があります。
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2 選択一時金等の支給を停止することになりました
特例解散にあたり、給付費を抑制する措置を講ずることが国から求められてお り、また、国へ返還する積立金を極力保全する必要がありますことから、特例解 散方針決議に伴い、次の一時金及び福祉給付金の支給停止を行うための規約及び 規程の変更も併せて決議されました。 1.一時金の支給停止について (1)対象となる一時金・・・ 選択一時金・脱退一時金・遺族一時金 (2)支給停止の適用日・・・ 平成26年8月8日(代議員会議決日) ・選択一時金…8 月 8 日以降の資格喪失(8 月 7 日以降の退職)分から支給が 停止となります。 ・脱退一時金…8 月 8 日以降の資格喪失(8 月 7 日以降の退職及び死亡)分 から支給が停止となります。 ・遺族一時金…8 月 7 日以降の死亡分から支給が停止となります。(注)選択一時金については、 ①15 年以上の加算適用加入員が退職もしくは 65 歳に到達した場合、また 加算待期者が 60 歳に到達した場合に加算年金が支給されます。 ②加算年金の受給者が 8 月 8 日までに一時金の請求をしなかった場合は加 算年金が引き続き支給されます。 但し、いずれの場合も特例解散認可申請月の翌月からは加算年金が支給 停止となります。 (3)支給停止を議決日当日とした理由 ・代議員会の議決日から規約の適用日までに猶予期間がある場合、適用日ま での間に選択一時金の請求が殺到し、資産が大幅に減少することにより特 例解散の認可に支障をきたす恐れがあるためです。 ・事業主による事実に反した届出等により、不当に一時金を受給しようとす る動きがあることから、そのような行動を防止するためです。 2.福祉給付金の支給停止について (1)対象となる給付金・・・ 結婚祝金・死亡弔慰金 (注)出産祝金・就学祝金は既に休止中です。 (2)支給停止の適用日・・・ 平成26年8月8日(代議員会議決日) ・結 婚 祝 金…8 月 8 日以降の婚姻分から支給が停止となります。 ・死亡弔慰金…8 月 7 日以降の死亡分から支給が停止となります。
※ 8 月 8 日前に支給を受ける権利のある方につきましては、規程の定めにか かわらず、平成 26 年 8 月 31 日受付分まで支給されます。
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3 解散後の後継制度(企業年金)を新設する方向で、引き続き
検討を進めることになりました
○ 当基金が解散しますと、国の厚生年金の代行部分の年金(掛金は労使折半)は 国に引き継がれることにより保証されます(但し、国の厚生年金の支給要件が適用 されます)が、基金独自の上乗せ給付(加算年金、一時金等 ⇒ 掛金は全額事業 主が負担)が廃止になりますので、現在の加入員が退職した場合事業主がその 分を新たに用意する必要が出てくるケースが考えられます。【9 頁・Q13 参照】 ○ 今回の法律改正に伴い、退職金の再積立による新たな制度を立ち上げ易くなっ たことから、過日「後継制度研究会」が設置され、検討の結果、多数の事業主 様の賛同が得られるならば業界としての後継制度は、確定給付企業年金(DB) 制度のキャッシュバランスプランが適当であるとの報告がなされました。 ○ 第66回代議員会において、後継制度を新設する方向で検討を進めることにな りましたので、報告書を基に具体的内容の検討を行い今秋に後継制度の概要を お示しするとともに、年内に予定している解散に関する事業主説明会におきま して後継制度の詳細もご説明することとしております。 ○ 業界として設立する後継制度にご賛同いただき、ご加入いただきたいと考えま すが、実際に加入するか否かは事業主様の任意となります。 ○ その説明会の後、後継制度への加入希望有無の確認等に関するアンケートを実 施したいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 なお、アンケートの結果、希望する事業所(加入員数)が少なかった場合には 設立は困難と考えています。4 今後のスケジュール(予定)
・ 平成 26 年 9 月 加入員記録と被保険者記録の突合・整理を開始 ・ 平成 26 年 9 月 事業主様・加入員様あてパンフレットを配布 ・ 平成 26 年 11 月 事業主様向け説明会を開催(11 月~12 月) ・ 平成 26 年 12 月 後継制度等に関するアンケート : ・事業主様・加入員様の解散に関する同意書回収、他 ・ 平成 27 年 12 月 記録突合・整理の仮完了 ・ 平成 28 年 1 月 代議員会において(特例)解散を決議 ・ 平成 28 年 2 月 (特例)解散認可申請 ・ 平成 28 年 5 月 (特例)解散認可 : ・記録突合・整理の本完了、責任準備金の確定・納付、他 ・ 平成 30 年 3 月 清算結了の承認 (注)・解散・清算結了までの大まかなスケジュールですので、今後記録の突合・ 整理や状況の変化等により、これらのスケジュールが変更となる場合があ りますことを予めご承知おき願います。 ・今後の予定等につきましては、随時通知文書、ホームページ、基金だより にてお知らせいたします。7
5 年金受給者・待期者の皆様への影響
(1)基金からの給付 すでにお知らせしていますが、基金解散により基金からの給付については次の 通りとなります。 ① 国の厚生年金の代行部分の年金 【下図①】 (注:加入員の皆様も掛金を半分負担しています) ・解散時に国へ引き継がれますので、解散後はこの基金加入分も含めて国(日 本年金機構)から老齢厚生年金として支給されます。(ただし、国の支給要 件が適用されます。) ⇒解散が認可された月(平成28年5月頃の予定)の当月分まで基金か ら支給され、その翌月分からは国から支給されます。 ② 基金独自の上乗せ部分の給付(基本プラスアルファ部分・加算年金・一時金) (注:掛金は全額事業主が負担しています) ・基本年金のプラスアルファ部分【下図②】と加算年金【下図③】は、解散に 伴い廃止となります。 ⇒なお、当基金が特例解散の認可申請をした月(平成28年2月頃の予定) の翌月分から支給停止となります。 ・一時金(選択一時金・脱退一時金・遺族一時金)については、平成26年8 月8日以降支給停止となります。 (2)解散後の年金の取扱い等のお知らせについて 解散後の年金の取扱い、受け取り方法等については、解散に向けた作業の進み 具合を見て(解散の認可申請(平成28年2月頃の予定)に合わせて)、別途、改め て詳しくお知らせする予定としています。 敬 具【
参
考
】
《 現 在 》 《 特例解散申請 》 《 解散後 》 加算年金 ③ 支給停止 廃 止 国 か ら 支 給 基本プラスアルファ部分 ② 代行年金 ① (報酬比例部分) 基金か ら支給 代行年金 ① (報酬比例部分) 基金か ら支給 老齢厚生年金 老齢厚生年金 (再評価・物価スライド部分) 国 か ら 支給 老齢厚生年金 (再評価・物価スライド部分) 国から 支給 老齢基礎年金 (国民年金) 老齢基礎年金 (国民年金) 老齢基礎年金 (国民年金)8
基金解散
についての
Q
&
A
Q1.なぜ基金を解散しなければいけないのか。 A1. 本年 4 月から施行された厚生年金基金制度の見直し法により、制度廃止の方向性が示され、 代行割れ基金は 5 年以内に解散を、また、その他の基金も 10 年以内に解散又は他制度へ 移行することとされたためです。 Q2.解散の方向性を出すのが早すぎるのではないか。 A2.当基金は代行割れしていますが、特例解散(5 年間の時限措置)の適用を受けることによ り、事業主様の追加負担が発生しないことが見込まれています。また、解散までの事業主 様の毎月の掛金負担を考慮した場合、出来るだけ早く解散する必要があると考えています。 Q3.解散はもう確定したのか。 A3.解散の認可申請前に、基金の加入員記録と国の厚生年金被保険者記録の突合・整理、事業 主や加入員の皆様の同意書の回収等諸々の手続きが必要となります。それらがほぼ完了し た後に厚生労働大臣あて解散の認可申請を行い、認可された時点で確定となります。 Q4.解散方針決議から解散認可まで2年近くかかるのはなぜか。 A4.解散するためには上記のように諸々の手続きが必要となります。特に、加入員記録と被保 険者記録の突合・整理に通常 1 年半程度はかかるとのことですので、解散までは 2 年程度 かかるものと考えています。 Q5.解散する時に事業主の負担はないのか。 A5.今回のお知らせでもご説明していますが、特例解散が認められた場合は事業主様の追加負 担は発生しない見込みです。但し、解散まで 2 年程度かかると思われますので、この間に 資産が減少しないように十分留意する必要があります。 Q6.解散後の給付はどうなるのか。基金からの年金は全部なくなるのか。 A6.国の厚生年金の代行部分の年金(加入員の皆様も掛金を半分(19.5‰)負担しています) については、解散後は国に移りますので、将来国から基金加入分も含めて老齢厚生年金と して支給されます。(但し、国の支給要件が適用されることになります。) また、基金独自の上乗せ給付(加算年金(プラスアルファ部分を含む)・一時金 ⇒ 掛金は 全額事業主が負担)については廃止されますので支給されません。 Q7.いつから基金の給付はなくなるのか。 A7.・一時金(選択一時金、脱退一時金、遺族一時金)については、平成 26 年 8 月 8 日以降支 給停止となっています。 ・加算年金(プラスアルファ部分を含む)については、当基金が厚生労働大臣あてに特例解 散の認可申請をした月(平成 28 年 2 月頃の予定)の翌月分から支給停止となります。 ・代行部分の年金については、解散認可月(平成 28 年 5 月頃の予定)の当月分まで基金か ら支給します。その翌月分からは国から支給されます。 Q8.基金が解散することになった時に、その後の年金の支払いについて連絡があるのか。 また、手続きをする必要があるのか。 A8.解散の認可申請時点で、受給権者の皆様にお知らせすることになります。皆様からの手続 きは原則必要ありません。 Q9.いつまで掛金を納めるのか。 A9.解散の認可月(平成 28 年 5 月頃の予定)の前月分(認可月末が納付期限)まで納めていた だくことになります。9 Q10.解散で加算部分の給付がなくなるのに、加算掛金を納めなければならないのか。 A10.法令等により解散までは加算掛金を納めることになります。解散の認可申請までは加算年 金の受給者に年金の支払いをすることになりますので、加算掛金はその原資になります。 また、当基金は代行割れをしていますのでその積立不足分に充てることにもなります。 Q11.今後採用する新入社員を基金に加入させなければならないのか。 A11.国の厚生年金の一部を代行していますので、社会保険への加入と同時に当基金にも加入し ていただくことになります。当基金に加入しないと厚生年金の記録と不一致となり、記録 整理のための調査及び遡及する掛金の徴収等に時間がかかり、解散の時期が遅れる恐れが 出てきます。 Q12.基金解散後、掛金はどうなるのか。 A12.厚生年金の代行部分の掛金(普通掛金 →39‰・労使折半)については、解散後は厚生年 金保険料として国に納めることになります。 また、基金の上乗せ給付を行うための掛金等(加算掛金・特別掛金等 合計 29.5‰)は全 額事業主様が負担していましたが、解散後は納める必要がなくなります。 Q13.会社の退職金に影響はあるのか。 A13.会社の退職金規程等において、基金の加算部分の給付がどのような扱いであるかによって 異なります。なお、今回の改正法の国会審議において、政府に対し、『厚生年金基金の解散・ 移行に当たり、母体企業が退職金規程等に基づく退職給付義務を履行するよう指導を行う こと。』という附帯決議がされていますので、適切な対応が必要と思われます。 Q14.後継制度は新設されるのか。 A14.業界として後継制度を新設する方向で検討を進めています。概要が固まった段階で事業主 様あてにご説明をした後、後継制度加入の有無等に関するアンケートを予定しています。 なお、アンケートの結果、希望する事業所(加入員数)が少なかった場合には設立は困難 と考えています。 Q15.業界としての後継制度は今までの厚生年金基金よりリスクが低いのか。 A15.現行の厚生年金基金と比べて、掛金額を抑え、運用リスクの低い確定給付型(DB)制度 を検討しています。キャッシュバランスプランを採用することにより、運用リスクをより 抑えることが出来ると考えています。 Q16.説明会は全国で行うのか。 A16.会場、日程等の詳細はこれから検討されますが、コストと時間の制約から全都道府県での 開催は無理ですので、地域をまとめたブロックごとに実施することになると思われます。 Q17.ブロックごとに説明会が開催されても他県まで行くのが大変だ。会社に来て説明してもら えないか。 A17.個々の会社にお伺いすることは難しいですので、極力お近くの、又は参加しやすい会場の 説明会にご出席いただくようお願いいたします。 Q18.今基金から加算年金をもらっているが、それを選択一時金でもらえると聞いた。これから 一時金を請求できるか。 A18.去る 8 月 8 日に開催された第 66 回代議員会において、国へ返還する資産を保全しなければ ならないことから、8 月 8 日以降の選択一時金等の請求について支給を停止することが決 定されています。国から特例解散の認可を受けるための措置ですので、ご理解いただきた いと思います。なお、基金が解散の認可申請をするまでは、加算年金が支給されます。