• 検索結果がありません。

2015 年度東京都予算編成に関する提案 生活クラブ生活協同組合 東京 放射能測定体制及び情報発信の充実について東京都はチェルノブイリ事故以来 輸入食品の放射能測定を継続していますが 福島第一原発事故による放射能汚染問題は引き続き長い目で幅広く測定を続ける必要があります 現在 東京都として 空間線量

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2015 年度東京都予算編成に関する提案 生活クラブ生活協同組合 東京 放射能測定体制及び情報発信の充実について東京都はチェルノブイリ事故以来 輸入食品の放射能測定を継続していますが 福島第一原発事故による放射能汚染問題は引き続き長い目で幅広く測定を続ける必要があります 現在 東京都として 空間線量"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2014年 9 月 5 日 東京都知事 舛添要一 殿 生活クラブ生活協同組合・東京 理事長 土谷雅美

201

201

201

2015

5

5

5 年度東京都予算

年度東京都予算

年度東京都予算編成

年度東京都予算

編成

編成

編成に関する提案

に関する提案

に関する提案

に関する提案

東京都におかれましては、日頃より生協へのご支援・ご指導をはじめとする消費生活の 安定と向上のための取り組みに対し敬意を表します。 私たち生活クラブ生活協同組合は、1968 年の生協設立以来 45 年の間、組合員自身の手 による運営を基本とし、共同購入事業を通して豊かな地域づくりに向けた取り組みをすす めてきました。暮らしを取り巻くさまざまな課題に関する情報提供を行ない、都民自身が 実践を通して解決できることは広く行動を呼びかけ、また社会制度として必要と思われる 課題については組合員の声をまとめて自治体議会や国会などに届ける取り組みをすすめて きました。 このたび、東京都における 2015 年度の予算編成の検討にあたり、都民の生活の文化的経 済的改善向上を図るために、私たちの事業・活動を通して学び・獲得した視点から提案を まとめました。ぜひとも 2015 年度の東京都予算に盛り込んでいただけますようお願いいた します。 以上

(2)

201

201

201

2015

5

5

5 年度東京都予算編成に関する提案

年度東京都予算編成に関する提案

年度東京都予算編成に関する提案

年度東京都予算編成に関する提案

生活クラブ生活協同組合・東京

放射能測定体制及び情報発信の充実について

東京都はチェルノブイリ事故以来、輸入食品の放射能測定を継続していますが、福島 第一原発事故による放射能汚染問題は引き続き長い目で幅広く測定を続ける必要があり ます。現在、東京都として、空間線量、上水道、土壌、農林作物、水産物等の放射能測 定が行われ、情報開示に取り組まれています。その一方で、震災の記憶が薄れてくると 共に、全国の自治体における放射能測定(特に食品)への取り組みが弱くなる傾向にあ ります。東京都においても 2014 年度は放射能対策予算が大幅に削減となっています。こ れまでの取組みを継続するとともに、情報発信の充実を行なってください。

東京の農業を守り育てる

1.都市農業の育成・振興について 都市農業に対する期待が高まっていますが、持続的且つ安定した農業経営が行なわれ、 農業の多面的機能を十分に発揮しているとはいえない状況で、都市農地の減少傾向に歯 止めがかからず、耕作放棄されている農地も存在しています。都市農業をめぐる情勢が大 きく変化してきている中、都市農業の担い手を対象とした支援策は十分ではなく、都市 農業振興の施策を充実することが必要です。また都市の重要な資源としての農地の保全 に向けて農業者と消費者、行政が連携して次世代につなげる努力が不可欠であることを 踏まえ、以下の対策(施策)を講じてください。 1)都市農業経営パワーアップ事業の継続・強化 「東京農業振興プラン」に基づいて、都として都市農業の育成に取り組まれていま す。特に、「都市農業経営パワーアップ事業」については継続事業として、高い意欲 と経営意識を持った生産者の展開を後押しするものです。「都市農業経営パワーアッ プ事業」をさらに継続・強化するとともに、生産者や自治体、JA のみならず、生活 協同組合や NPO 法人が申請主体となれるしくみとなることを講じてください。 2)体験ふれあい交流施設の整備・強化 都市住民の農業体験へのニーズは非常に高まっており、都市農業者の収益向上に より農業経営の安定を図るためにも、農業体験農園の開設をさらに後押ししていく べきです。都市農地は住民が都市生活を送りながら農業技術を身につけ、都市から農 村への回帰を促進していく機能も有するため、施策の充実をはかってください。 3)都市農業の担い手の人材育成 都市農業の従事者を育成する上で、都市農業者・自治体・JA・農業関係団体等の 果たす役割は大きく、特に若手後継者の育成に向けて、都市の農業者を農村地域に

(3)

派遣して研修の機会を与える、非農家出身者を含めた新規就農をめざしている者へ の支援など、担い手の育成策の強化をはかってください。 4)都市農地の保全 都市農地の保全を図る上で、生産緑地制度は重要な役割を果たしていますが、小面 積の農地については農業者に意欲があっても指定を受けることができません。駐車場、 直売所等に規制が課され、直売所の充実および農業体験農園の充実が進められない等 の課題があるため、速やかに対応策の検討をお願いします。 2.東京都エコ農産物認証制度の周知徹底 2014 年度よりエコファーマー農産物認証と特別栽培認証が一体となった東京都エコ農 産物認証制度がスタートしていますが、この制度への認証申請取得者が昨年度までと比 べて少ない状況です。安全・安心な農産物を生産する農業者を支援し、化学合成農薬と化 学肥料の使用削減による環境負荷の軽減を目指した農業を推進するために、東京都エコ 農産物認証制度の周知徹底をお願いします。また、農業の持つ物質循環機能を活かし、環 境負荷の軽減と生産性との調和に留意しながら、土づくり、化学合成農薬と化学肥料の 使用を削減させる効果の高い技術等を使用し、かつ化学合成農薬の使用回数と化学肥料 の使用量について都の定めた基準以下で栽培され、都が認証した農産物を、広く都民へ 情報発信することを行なってください。 都市農業推進プランに基づき、東京の地域特性を生かして、安全でおいしい東京ブラ ンドをつくり、都市農業を活性化する。有機農産物及び特別栽培農産物の栽培や東京産の 伝統種の栽培を推奨し、生産量の拡大と市場流通の拡大を図るとともに、有機農産物及 び特別栽培農産物などの栽培農家が行なうGMOフリーゾーンなどの設置に向けた自主 活動を支援してください。

食農教育の推進

東京都食育推進計画に基づき、食農教育を推進するために食育推進団体への支援等(区 市町村および民間)の拡充をはかってください。

食品表示監視体制

厚生労働省の「日本人の長寿を支える『健康な食事』のあり方に関する検討会」にお いて、2015年4月より実施される健康認証マーク制度の概要が決まりました。コンビニや スーパー、宅配などで販売される調理済み食品の内、国が定めた基準を満たしていれば 「健康な食事」としてマークを表示できるしくみですが、公的な認証のしくみがないと いう問題の他、食品添加物など多様に使った食事でも基準さえ満たせば認証対象となる という、めざすべき「健康」と逆行する実態になることが想定されます。 東京都食品安全推進計画に基づいた戦略的プラン「食品表示に関する知識の普及と訂 正表示の推進」および施策の柱「食品の安全に関する先行的調査」を幅広く実施すると

(4)

ともに、「健康認証マーク」の運用実態について調査するなど、その取り組みを充実・ 強化してください。

認証保育所の運営について

1. 配慮が必要な子どもの受け入れに対する実態把握と支援 認証保育所は、障がい児の受け入れを想定した施設ではないとの位置付けですが、3 歳 児検診などで診断がつく以前のボーダー的なお子さんを受け入れているのが実情です。 その子にあわせた対応を行い、安心して過ごせるように職員を加配している実態もあり ます。まずは都として実態を把握していただくとともに、臨床心理士の定期的な巡回指 導や担当のスタッフを配置できる予算措置を要望します。 2. 認可保育所運営費との格差是正について 2015年度以降も東京都認証保育所は継続するとの方針ですが、運営するなかで、生活 クラブとしても、保護者と直接契約し、多様な働き方でも入園できる認証保育所は必要 であるとの実感を持っています。事業者も安心して事業を継続し、その強みを発揮でき るよう、認可園との運営費の差を少なくすることを要望します。具体的には、事務職員 や主任保育士を配置するための加算や、経験ある保育士が昇給していけるに充分な人件 費予算が取れるような運営費のあり方を要望します。 3. 補助金給付のあり方について 園児数によって補助金が給付される現在の方法は、事業者のやりがいに通じる面もあ りますが、認可園への転園により、年度当初に園児数が必ず減少するという、認証保育 所特有の問題も恒常的に派生しています。予算が確定できないなかで、職員の処遇改善 を継続して行っていけないとの問題も生じています。定員数に基づき、年間を通して安 定して運営できる補助金のあり方を要望します。

エネルギー政策について

1.市民団体の参加による計画策定 2014年 4 月に設置された「東京都再生可能エネルギー拡大検討会」に、市民団体のメ ンバーが入っていません。来年度、このような会議を設置する際は、市民団体もメンバ ーに入れて計画の策定に活かすようにしてください。 2.中小・零細企業の省エネ診断について 2014 年度から 50 億円の予算をつけて「区市町村との連携による地域環境力活性化事 業」がスタートしていますが、あまり知られていない制度でもあるので、話題性のある 広報戦略の導入や地域へのアプローチが丁寧にできる市民団体の活用を模索してくださ い。 3.屋根貸しによる太陽光発電設備の公的施設での設置促進 都有施設の屋根貸しに取組み、市民団体による市民事業としての参入を積極的に受け

(5)

入れ、早急に設置するように予算をつけてください。目的外使用となる、という都の見 解については、省エネ条例第 4 条にも明記されているので、公的施設に太陽光発電施設 を設置することは目的外使用ではないと考えます。 4.モデル事業づくり 住民・事業者・行政による地域での分散型エネルギー自給+省エネのモデル事業をつく り、市民参加のエネルギー消費の自給と消費コントロールを東京都と基礎自治体の連携 ですすめてください。 5.省エネ住宅への支援 家庭内のエネルギー管理と電力使用の効率化に向けて、節電に繋がる省エネ住宅の導 入に対して補助または助成を行なってください。また販売する際に、集合住宅だけでな く戸建の住宅にも省エネ性能評価を取り入れてください。 以上

参照

関連したドキュメント

「都民ファーストでつくる「新しい東京」~2020年に向けた実行プラン~」(平成 28年12月 東京都)では、「3つのシティ(セーフ

使用済自動車に搭載されているエアコンディショナーに冷媒としてフロン類が含まれている かどうかを確認する次の体制を記入してください。 (1又は2に○印をつけてください。 )

 大都市の責務として、ゼロエミッション東京を実現するためには、使用するエネルギーを可能な限り最小化するととも

[r]

 大都市の責務として、ゼロエミッション東京を実現するためには、使用するエネルギーを可能な限り最小化するととも

(1)  研究課題に関して、 資料を収集し、 実験、 測定、 調査、 実践を行い、 分析する能力を身につけて いる.

特定原子力施設内の放射性廃棄物について想定されるリスクとしては,汚染水等の放射性液体廃

大変な盛り上がりを見せましたリオ 2016 が終わり、次は いよいよ東京です。東京 2020