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はいたっく

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Academic year: 2021

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はいたっく 2012 年 11 月号

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©

2012,Hitachi,Ltd.

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Topics

強固なBCP対策と新たなITサービス需要に向け 最新の環境配慮型データセンター「岡山第3センタ」を開設

2

http://www.hitachi.co.jp/hitac-magazine/ 写真家 富井 義夫 ■ ホームページにて 「フォトギャラリー世界遺産」を掲載中 http://www.tomiiyoshio.com/ 3KRWRJUDSKHU・7RPLL<RVKLR はいたっく誌情報提供サイト 石 橋 (ボスニア・ヘルツェゴビナ モスタル) バルカン半島にあるボスニア・ヘルツェゴビナの 街モスタル。1992年の独立宣言後、ユーゴスラビ ア連邦軍の攻撃を受け、多様な民族を巻き込ん だ激しく悲しい内戦の舞台となった。今も街には銃 弾の痕が無数に残る。ネレトバ川にかかる橋スタ リ・モストもこの時期に破壊されたが、2004年春に 再建され、両端に塔をもつ優美な姿を取り戻した。 全長30m、幅4m、水面からの高さは24m。造られた のは、オスマン帝国時代の16世紀にさかのぼる。 美しい景観はかねてよりモスタルの象徴といわれ たが、現在は平和の象徴ともなり、観光客が後を 絶たない。橋周辺にはトルココーヒーや銅板細工 のみやげ物店が並び、トルコ時代を彷彿させる。 発 行 日 2012年11月1日 通巻546号 発   行 株式会社 日立製作所       情報・通信システムグループ 情報・通信システム社 お問い合わせ  経営戦略室 ブランド・コミュニケーション本部  TEL(03)5471-2860(ダイヤルイン)  〒140-8572 東京都品川区南大井六丁目27番18号  日立大森第二別館 印   刷 日立インターメディックス株式会社 ̶ 富井義夫の世界遺産の旅 ̶ 1 はいたっく2012-11

ソリューション&サービス・ケーススタディ-1

「Shibboleth」と「OpenAM」を組み合わせた ハイブリッド型シングルサインオン認証基盤を構築 ―学校法人 福岡大学―

3

ソリューション&サービス・ケーススタディ-2

流通BMSの導入で、災害に強いEDIが実現 ―株式会社 薬王堂―

5

プラットフォーム&ソリューション・ケーススタディ

紙帳票をイメージデータ化し効率的な業務プロセスと個人情報保護を実現 ―株式会社 ユーキャン―

7

9

トラベルウォーキング 第117回

かわりゆく街に、かわらない気質が息づく。 “もったいない”から合理性が生まれる大阪の街を巡る (大阪府 大阪市)

15

IT's eye ラボラトリー・レポート

ビジネス顕微鏡を用いたコールセンター業務の解析で 休憩中の活発度が受注率に影響することが明らかに (中央研究所)

11

SOLUTION&SERVICE

日立グループの業務ノウハウを活用したSaaS型機器ライフサイクルサポート 「Global e-Service on TWX-21」

13

プラットフォーム&ソリューション-1

エンタープライズレベルの仮想化機能を備えた 高付加価値ユニファイドストレージ

「Hitachi Unified Storage VM」新登場

18

プラットフォーム&ソリューション-3

お客さまのサーバを日立データセンターで預かり運用管理する 「預けて安心サービス」を一段と強化

17

プラットフォーム&ソリューション-2

すぐに使える仮想化環境をお届けする「かんたん仮想化ソリューション」 本誌は環境に配慮し、植物油インキを使用しています。 * 6 5 ; , 5 ; : モスタル クロアチア ボスニア・ ヘルツェゴビナ セルビア モンテネグロ イタリア アドリア海

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 2011年3月に発生した東日本大震災以降、BCP※1に対する企業の 意識が大きな高まりを見せています。具体的には、異なる電力会社の 管轄地域に立地するデータセンターに事業経営に不可欠なITリソース を配置することで、万一の際のシステム停止を回避しながら、双方の拠 点を連携させた本格的なDR(ディザスタリカバリ)センターを構築したい というニーズが高まっているのです。  また一方では、クラウドコンピューティングやビッグデータに代表される 新しいITサービス需要も増加し続けており、ITプラットフォームの根幹を 成すデータセンターの役割は、一段とその重要性を増しています。  そこで日立は、地震などの災害リスクが少ない岡山県内に3棟目とな るデータセンター「岡山第3センタ」を開設。クラウドやスマート情報、ビッ グデータの利活用など、新たなITサービスを提供する西日本地区の主 要拠点と位置付け、11月1日よりサービスを開始しました。  岡山第3センタは大きく3つの特長を備えています。  第1は「堅ろう性」です。地震や水害などの災害リスクが少ない岡山 県内でも、特に堅固な地盤を持つ土地に直接基礎工法の免震構造を 用いて建設され、PML※2 l.6%という高い評価を第三者機関より得てい ます。さらに堅ろうかつ高信頼な設備を配備し、国内の新基準である 「JDCC※3データセンターファシリティスタンダード」において最高ランクの ティア4※4に適合しており、お客さまの重要なデータやIT資産を強固に 守ります。  第2は「環境配慮」です。ITU※5の国際規格に採用された局所冷 却方式に準拠した天つり型の冷媒自然循環式局所冷却システム 「Ref Assist」を日立のデータセンターでは初めてサーバ室に全面的に 採用し、空調消費電力の削減と、サーバラック設置スペースの有効活 用が可能。さらに、ダブルスキンカーテンウォールや屋上遮熱塗料など 建屋レベルの環境負荷低減も施し、データセンターのエネルギー効率 指標である設計PUEは1.4※ 6、建物の環境性能評価指数である CASBEE※7はAランクに該当します。これにより、国内最高レベルの環 境配慮型データセンターとして、電力依存度の低減や、省エネ化による お客さまのランニングコスト抑制に大きく寄与します。  第3は「地域文化との融合」です。従来のデータセンターではあまり見 られなかった「和」の要素を館内に配し、備前焼など岡山の地域文化を 各所に織り交ぜることで、建物・設備・人との調和をめざしています。  西日本地区の主要拠点となる岡山第3センタの開設にともない、日立 は東日本地区の主要拠点である横浜と岡山のデータセンターを高速専 用回線で結び相互バックアップ機能を持たせました。これにより、西日本 と東日本それぞれのお客さまに近地のプライマリセンターと遠隔地の DRセンターを一括して提供することが可能となります。  また、この高速専用回線網を日立グループが保有する他のデータセ ンターにも広げ、あたかも1つのデータセンターとして仮想統合する構想 にも着手しました。これにより、各データセンター特有のサービスを、どの データセンターからもご利用いただくことが可能となります。  さらに、海外展開を加速されるお客さまの国内側ハブセンターとして、 アジア地域を中心とした海外データセンターとのサービス連携を進め、 お客さまのビジネス展開を支援していきます。  今後も日立は、日立グループが保有するクラウド技術や省電力化技 術を活用したデータセンター サービスを継続的に開発・提 供することで、お客さまの事業 継続性の向上と高付加価値 ビジネスの創造を支援していき ます。どうぞご期待ください。 2 はいたっく2012-11 お問い合わせ先 (株)日立製作所 ITサービス事業部 データセンタ本部 TEL(03)5471-3461 事業継続への意識高揚と新たなITサービスの需要が増加 岡山第3センタの特長 横浜と岡山のデータセンターを核とした幅広いサービス提供 ■情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/datacenter/

強固なBCP対策と新たなITサービス需要に向け

最新の環境配慮型データセンター「岡山第3センタ」を開設

※1 Business Continuity Plan:事業継続計画

※2 Probable Maximum Loss:予想最大損失。地震により発生する被害を元の状態に戻すのに必要な費用(復旧費、休 業損失を含む)が、元々の資産価値に対して何%に相当するかを数値で評価する指標

※3 Japan Data Center Council:日本データセンター協会

※4 日本の実情に即したデータセンターのファシリティ基準で、ティア1からティア4まで4段階に分類した日本独自のデータセン ター規格

※5 International Telecommunication Union:国際連合の専門組織の1つで、電気・無線通信分野の標準化活動の推 進、電気通信技術の開発、通信周波数の管理などを目的としている

※6 Power Usage Effectiveness:IT機器の消費電力量に対するデータセンターの総電力量の割合。今回算出した設計 PUE1.4は、JDCCの設計PUEの算出方式に基づいたもの ※7 建築環境総合性能評価システム。建築物の環境性能を地球環境への配慮や利用者にとっての快適性などから総合的 に評価するもの レフ アシスト 岡山第3センタの主要設備と外観 屋上遮熱塗料 Ref Assist ダブルスキン カーテンウォール 免震装置 (高減衰積層ゴム) ※内部レイアウトは実際と異なります

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学校法人 福岡大学 

http://www.fukuoka-u.ac.jp/

ソリューション & サービス・ケーススタディ

「Shibboleth」と「OpenAM」を組み合わせた

ハイブリッド型シングルサインオン認証基盤を構築

JR博多駅から地下鉄で約30分。福岡市の南西部に広大なキャン パスを構え、9学部31学科と大学院10研究科34専攻、2万人を超える 学生を擁する福岡大学は、78年の歴史と伝統を有する西日本最大 級の総合大学です。  同大学は、高い知性と能力を持つ人材育成の基盤となる教育研 究環境の整備に大きな力を入れており、総合情報処理センターが中 心となって、超高速LANによるキャンパスネットワークや、最新型PCと 各種サーバで構成された情報システム環境の進化・拡充に取り組ん でいます。その一環として2010年10月から開始されたのが全学認証 基盤システムの刷新プロジェクトでした。総合情報処理センター 研究 開発室 准教授 工学博士の中國 真教氏は、「本学は2005年、全学 的な情報化推進プロジェクトの中で統合認証システムを稼働させ、利 用者IDとPWの一本化を実現しました。しかし当時はまだ統合認証 が技術的にも成熟していない時代だったため、仕様は本学独自のも のでした。このため後々追加されていく周辺システムとの連携がス ムーズにいかず、連 携部分のカスタマイ ズやメンテナンスに 多大なコストと負担 がかかるようになっ てきたのです。そこ でハードウェアの老 朽 化による基 盤 更 改に合わせ、標準的 なプロトコルを実装することで余計なコストのかからない新たな統合 認証システムを作ろうと考えました」とそのねらいを説明します。  中國氏を中心としたプロジェクトチームは新基盤の要件として、統 合認証とSSOは世界標準に準拠したものであること、効率的な運用 が行える各種機能を備えていること、そして国立情報学研究所が導 入を推進する全国の大学や研究機関の共通認証基盤「学術認証 フェデレーション(以下、学認)」に対応することなどを盛り込みました。 そしてプロポーザル方式で複数ベンダーに提案を募り、最終的に事 業者に選定されたのが日立だったのです。  「日立さんはID/PWを一元管理するための基盤として、導入実績 が多く運用性も高いLDAP Managerを推薦されました。またSSOを 実現する手段としても、学認で推奨されているShibbolethに加え、 OpenAMも利用したハイブリッド型SSOを提案された。これがわれ われにとって、現状でのSSO対応だけでなく、将来的にも認証基盤 を発展させていける高信頼かつユニークなプランとして心に響いた のです」と語るのは、総合情報処理センター 事務部 情報支援室の 大塚 耕輔氏です。  Shibbolethは認証の世界標準SAML※5に準拠したSSOを実現す るオープンソースソフトウェアで、学認の加盟機関が提供する各種 サービスを相互にSSOで利用することができます。しかし学内向けの SSOとしても利用するには、学内アプリケーションをSAMLに対応させ る改修が必要なうえ、連携方式のバリエーションも少ないという課題を 抱えていました。そこで日立は、これらの課題を解決するため学内アプリ 3 はいたっく2012-11 学校法人 福岡大学 総合情報処理センター 事務部 情報支援室 大塚 耕輔 氏 学校法人 福岡大学 総合情報処理センター 研究開発室 准教授 工学博士 中國 真教 氏 標準化技術の採用でコスト低減を図りたい オープンソースを利用したハイブリッド型SSOを提案 福岡大学は全学の利用者IDを統合的に管理する認証システムを刷新し、 2012年5月より「福岡大学認証基盤システム」の本稼働を開始しました。

本システムでは「LDAP Manager」※1による利用者IDとパスワード(以下、PW)の一元管理に加え、SSO※2の機能を導入し、 国立情報学研究所が推進する学術認証フェデレーションで利用されている「Shibboleth」※3 オープンソースの認証ソフトウェア「OpenAM」※4を組み合わせたハイブリッド型SSOを実現。 高い拡張性と柔軟性をあわせ持つ先進的なSSO基盤を構築しました。 その認証システムの構築をトータルに支援したのが日立です。 学校法人 福岡大学 総合情報処理センターの職員の皆さま 1

※1 統合IDツール(エクスジェン・ネットワークス社製)  ※2 Single Sign On ※3 SSO技術の一種。記述にSAMLを用いる  ※4 オープンソースのSSO製品

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ケーションの改修なしに SSOを実現でき、多様な 認 証方式にも対応した OpenAMを追加。学内向 けのSSOはOpenAMで、 学認や学外向けのSSO はShibbolethで行いな がら、双方の環境を連 携させることで1 つの ID/PWで使えるハイブ リッド型SSOを提案した のです。これにより、既存環境と学認環境を並行運用しながら、順次 SSO対応を行っていくことができる、柔軟で高機能なSSO認証基盤を 実現することが可能となりました。  事業者に選定された日立は、LDAP Managerの開発元であるエ クスジェン・ネットワークス株式会社、OpenAMの高信頼サポートを担 うオープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社など複数の協力 ベンダーをまとめ上げながら構築プロジェクトを推進。2012年5月の連 休明けから「福岡大学認証基盤システム」の本稼働を開始しました。  福岡大学の学生約20,000人と教職員約4,000人が利用する、大規模 かつ先進的なSSO基盤の完成により、ユーザーはOpenAMで認証した 場合でも、Shibbolethで認証した場合でも、それぞれのアプリケーション にSSOでアクセスできる環境が整備されました。  中國氏は「学内アプリケーションだけでなく、学認配下のシステム や他大学の有用性の高いサービスにもShibbolethからSSOでアク セスできるようになったため、今後は学生や教員の教育研究活動に 大きなメリットが出てくるでしょう」と、ハイブリッド型SSOの利便性を高 く評価。続けて大塚氏も「LDAP ManagerによるID/PWの一元管 理と、既存のICカード学生証/職員証システムとを連携させたことで、 アカウント作成やPWの初期化作業が大幅にスピードアップしました。 新入生のアカウントを短期に大量発行しなければならない新年度に も力を発揮してくれるはずです。また、PWの有効期限が近づいたら 警告メールを送る従来の機能に加え、学内でユーザー自身が有効 期限を確認できるWeb画面を用意しました。これまで紙ベースだった ID申請もワークフロー化し、Web上で申請できるため、迅速かつス ムーズな対応が可能です。PW再発行時など、業務担当者の負担も 軽減できると考えています」と語ります。  日立は今回、認証基盤システムのプラットフォームに統合サービスプ ラットフォーム「BladeSymphony」のサーバブレード「BS320」とサーバ 仮想化機構「Virtage」による仮想化運用を適用。OpenAM、 Shibboleth、リバースプロキシそれぞれのサーバを3台の「N+1構成」 にすることで、各2台までのサーバがハードウェア障害で機能不全に 陥っても、残り1台のサーバで継続運用が可能な冗長構成を実現しま した。サーバ台数の最適化と安定運用を両立させたシステムを中國 氏は、「冗長化しながらも非常にコンパクトかつ低コストにまとめられた 構成に驚きました」と評価します。  今後は「SSO連携できるシステムを拡張しながら、学生・教職員の 利便性をさらに高めていくことが課題」と語る中國氏は、「例えばSSO によってWebのマッシュアップができるようになります。つまり学生ポータ ルにアクセスすると、複数の情報システムやWebサービスのデータを 一元的に表示して、よりアクセシビリティの高いサービスを提供すること が可能となるのです。また、ICカード学生証/職員証システムとの連携 を増やすことで新しいソリューションを開発できる期待もあります。この 認証基盤は今後10年にわたって活用していく予定ですので、日立さ んにはこれからも機能拡張や改善に向けた積極的な提案をお願いし たいと思います」とその先に描くSSOの未来図にも言及します。    先進的なオープンソースを活用しながら、高い拡張性と柔軟性を あわせ持つハイブリッド型SSO基盤を構築した福岡大学。IT基盤の 全体最適と競争力強化に向けた同大学の取り組みを、日立は幅広 いパートナー企業と連携しながら力強くサポートしていきます。 4 はいたっく2012-11 ID/PW管理の運用性向上も実現 学生・教職員の利便性をさらに高めていく 所 在 地 学 生 数 教 員 数 職 員 数 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1 1956年4月 20,347名(2012年5月1日現在/学部学生・大学院生) 1,639名(2012年5月1日現在) 2,290名(2012年5月1日現在) 学校法人 福岡大学 福岡大学に導入されたシステムの概要 LDAP ManagerとICカード学生証/職員証システムとの 連携で、PWを忘失した際などのPW初期化作業が 大幅にスピードアップされた ブレードシンフォニ ー バタージュ ■情報提供サイト  http://www.hitachi.co.jp/Div/jkk/kyoiku/ お問い合わせ先 (株)日立製作所 公共システム営業統括本部 カスタマ・リレーションズセンタ   TEL (03)5632-7412 認証情報を交換するXML仕様 ※5 ID・パスワードの入力 ○○システム ○○システム ○○システム 図書館システム ○○システム ○○システム 福岡大学内 シングルサインオン シングルサインオン シングルサインオン 認証基盤 OpenAM Shibboleth 連携 学術認証フェデレーション 参加組織内

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5 はいたっく2012-11 ソリューション & サービス・ケーススタディ ■東北のドラッグストアチェーンを牽引する薬王堂  創業1978年。東北におけるドラッグストアチェーンの草分けとし て、岩手県を中心に東北5県に142店舗を展開する薬王堂は2012 年で創業35周年を迎えました。  「ここまで着実に成長を続けてこられたのは『お客さまに喜んで 戴ける店を作ろう』という経営理念を社員一人ひとりが地道に実 践してきた結果だと自負しています」と語るのは、管理本部 業務 システム部 部長の坂本 篤氏です。  しかし薬王堂は、数年前からある不安を抱えながら店舗を運営 していました。  「弊社は2000年のJCA手順の導入以来、取引額ベースで98% のEDI※1化を実現していました。しかし、年を経てネットワーク機器 の老朽化が進み、刷新を図りたいと思っていました。その間、次世 代を担うEDIがいく つか出ましたが、普 及が進まずなかな か本命が見えてき ません。日々通信障 害を恐れる中、日立 さんから流通BMS 移行の提案をいた だきました」 ■約1時間30分の通信時間が約1分に  薬王堂は2009年、日立EDIトータルソリューション「REDISuite」 による流通BMS移行プロジェクトをスタート。臨機応変に融通が利 く点やコスト面を考えて、自社内へのシステム構築に着手します。 そして2011年7月、ついにカットオーバー。当面は4社の取引先から スタートし、2013年2月までには取引額ベースで約80%にあたる32 社に拡大します。  「旧手順との一番大きな違いは、通信時間です」と坂本氏。  大手の取引先においては、1時間30分ほどかかっていた通信 時間が約1分と大幅に短縮されました。流通BMSは発注データ 作成完了と同時に相手先へデータが到着するので、相手先で は発注データ着信を待つ必要が無くなり、システム稼働開始とほ ぼ同時にピッキングをスタート。物流センターへの着荷の前倒しも 可能になりました。  「取引先さまからは大きな効率化を実現できましたとおっしゃっ ていただいています。物流センターのスケジューリングも、これで いっそうの改善が可能になります」  当初のカットオーバーの予定は2011年の3月。システム構築の詰 めの最中、東日本大震災が発生します。  「11店舗が営業を停止。高田店は津波で跡形もなくなってしま 「REDISuite」による流通BMS導入の経緯 流通BMSが通信時間の短縮とネットワークの信頼性向上、 業務効率化を実現

Solution & Service

case study

株式会社 薬王堂

http://www.yakuodo.co.jp/

流通BMSの導入で、

災害に強いEDIが実現

東北を中心に142店舗を展開し、地域の健康で心豊かな生活の創造をめざすドラッグストアチェーンの薬王堂。 これまで取引の98%をJCA手順でEDI化していましたが、老朽化が進んだネットワークの脆弱性が不安材料でした。 そして薬王堂は、システム刷新と同時に流通BMSへの移行を決断。そのパートナーに日立を選びました。 途中、震災で計画は遅れたものの2011年7月にカットオーバー。 物流センターおよび取引先における業務の効率化、伝票レスのいっそうの強化、本部財務業務の軽減、 そして災害に対するシステムの高い信頼性を手に入れました。 店舗内の様子 2 株式会社 薬王堂 管理本部 業務システム部 部長 坂本 篤 氏

Electronic Data Interchange ※1

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6 はいたっく2012-11 資 本 金 店 舗 数 従業員数 岩手県紫波郡矢巾町大字広宮沢第3地割242番地1 1978年4月 1991年6月 7億9,930万円(2012年2月末) 142店舗(2012年8月末 現在) 1,401名(2012年2月末 現在) 株式会社 薬王堂 USER PROFILE いました」  しかし薬王堂は、電気が止まり道路も寸断された中、 震災の翌日からなんとか品物を集めて地域のために店 を開きます。  「いつ、いかなる時でもお客さまのために店を開けなけ ればならない。これは現場の人間の身にしみついている ことですから」と坂本氏。そして、電気の復旧とともにイン ターネットも回復し始めます。  「おおよそ1週間から10日でほぼ全店舗とインターネット でやりとりできるようになりました。この後かなり遅れてアナ ログ電話回線が復旧します。インターネットベースの流通 BMSへの移行は、BCP※2の面でも正解だと感じました」  流通BMSの導入は本部の業務にも改善をもたらし ています。  「これまでJCA手順で伝票レス化を進めてきましたが、 物流センターを通過せずにメーカーから直接店舗に納 品される分については紙伝票をなくせませんでした」  ところが、流通BMSなら店舗直送納品についても対 応でき、これで紙伝票をほぼ根絶(図1)。また、財務業 務の大幅な効率化にも流通BMSは貢献しています。JCA手順で は決済の都度、取引先からの請求データと計上データとの照合 作業が発生していました(図2)。  「これにはかなりの人手を割いていましたが、流通BMSなら請 求データは不要ですので、本部は手間のかかる照合作業から解 放されます。取引先さまからも請求データを出す手間が省けるの はありがたいという言葉をいただいています」  薬王堂の店舗には主力の医薬品、化粧品、日用品の他に加工 食品、生鮮食品、下着やスリッパ、さらに電化製品まで並びます。 ラインロビング※3の変化が著しいドラッグストアには、流通BMSはよ りスムーズに商品を取り込むために重要な道具です。  「地域の声に応えて取扱品群は確実に広がっています。今後、 流通BMSが業界にさらに浸透すれば、いままで持ち得なかった カテゴリーの導入もさらに容易になるでしょう」  そして、地域の声にもっときめ細かく応えるために、薬王堂では ビッグデータ活用への取り組みを具体的にスタートさせました。  「これまで蓄積していただけの膨大なジャーナルを、現在データ ベース化しています。そこにお客さま情報をひもづけて、いつ、どう いうサービスを提供すればお客さまに喜んでいただけるのか『見 える化』できる仕組みづくりへ動き始めました」  薬王堂のビッグデータ活用も日立が全力でサポートしています。 ■なぜ日立をパートナーに選んだのか  薬王堂は、流通BMS導入のパートナーになぜ日立を選んだの でしょうか。  「日立さんは流通BMS協議会のメンバーとして実証段階から 参画されており、豊富なノウハウを蓄積されています。実際に先 進的な事例をいくつも実現なさっていますので、とても心強い パートナーです」続けて坂本氏は、「震災という想定外のトラブル があったものの、大きな問題もなくスムーズに移行できたのは日立の おかげ」とも。「それに加えて、以前からのお付き合いをとおして正 直に言いたいことを言い合える関係であったということも大きいで すね」と坂本氏は語ってくださいました。  今後も流通BMS拡大を推進し、100%対応をめざす薬王堂。 日立もそれに応えて、さらにきめ細かく支援していきます。 お問い合わせ先 ■情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/retail/ht546/ (株)日立製作所 産業・流通システム事業部   TEL(03)5471-3287

Solution & Service case study

図1 流通BMS導入によるペーパーレス化

図2 流通BMS導入による照合作業からの解放

薬王堂の将来展望と日立のサポート

Business Continuity Plan(事業継続計画) ※2

特定の商品カテゴリーへの絞り込みにより専門性を高める商品戦略 ※3

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7 はいたっく2012- 11

株式会社 ユーキャン

http://www.u-can.co.jp/

プラットフォーム & ソリューション・ケーススタディ

紙帳票をイメージデータ化し

効率的な業務プロセスと個人情報保護を実現

 東京・高田馬場に本社を構えるユーキャンは「学ぶよろこびを あなたに」をキャッチフレーズに、行政書士や医療事務などの資 格講座から、ボールペン字、TOEICなどの趣味、実用講座まで、 160もの通信教育講座を提供。書籍/雑誌やCD/DVDなどの 映像/音楽ソフトを制作する出版音楽事業でも多くのヒット商品 を生み出しており、テレビや新聞、雑誌などに講座や書籍/CDの 広告を掲載し、お客さまから直接注文を取るというダイレクトマー ケティングを通じた戦略的なビジネスを展開しています。  同社はこれまで、日々寄せられる膨大な数の案内請求書や申 込書を業務部が一括して受け付け、その入力作業を外部の協 力会社に委託する業務運用を行ってきました。こうした帳票の 仕分けから協力会社への搬送・入力まで、すべてが人手に頼っ た作業でしたが、そこに2009年から新たに投入されたのが、日 立のドキュメントスキャナ「HT-4139」でした。  「当社では案内資料の請求や申し込みはWeb経由と紙ベー スの2種類があり、それぞれ半々程度の比率となっています。 Webからの依頼は直接システムに情報が入りますが、紙に関し ては書かれた内容やチェック項目を協力会社のオペレーターさ んが手入力する作業が発生します。そこで協力会社が入力し やすいよう、案内請求書や申込書を独自の基準に沿って仕分け、 住所や記入ミスなどの不備を補う前準備を行うのが、われわれ 業務部の仕事となります。以前は、仕分けした案内請求書や申 込書を協力会社に専用の定期便で送るため、毎日正午までに 作業を終えなければならない制限がありました。しかし、受付枚 数が増えるにつれ、締め切り時間に間に合わせるため検品の不 十分なものなどが発生するケースが起こってきました。また、お客 さまが記入された帳票の現物を搬送するため、万一交通事故 や盗難などが起こると、個人情報が漏れる心配もあります。そこ で当社の業務に詳しい日本NCRサービスさんに相談したところ、 イメージスキャナを使った帳票の電子化と、それに伴う業務プロ セスの最適化を提案してくださったのです」と業務部 部長の 安蒜 一良氏は経緯を説明します。  幅広いIT機器のマルチベンダーサービスで定評のある日本 NCRサービス株式会社(以下、日本NCRサービス)は、ユーキャ ンの業務課題と要件を詳細に検討したうえで、帳票をデジタル データへと変換し、協力 会社にイメージ伝送す るアイデアを提案。これ により、搬送時間に影響 されない作業時間の延 長や効率的な業務プロ セスを実 現 するととも に、帳票の外部持ち出 しに伴う紛失や破損の リスクを解消することが 株式会社 ユーキャン 業務部 部長 安蒜 一良 氏 案内請求書や申込書の入力業務に課題が 帳票をイメージ化して入力先に伝送する新形態 通信教育事業や出版音楽事業を幅広く展開する株式会社 ユーキャン(以下、ユーキャン)は、 日々寄せられる案内請求書や申込書などの帳票を日立ドキュメントスキャナ「HT-4139U」でイメージデータ化することで、 帳票の搬送時間に影響されない効率的な業務プロセスと、外部に帳票を持ち出さないことによる個人情報保護の両立を実現。 お客さま満足のさらなる向上に向けたシステム基盤を整備しました。 業務部オフィスでの仕分け作業の様子 あんびる かずよし

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8 はいたっく2012- 11 可能となりました。そして膨大な帳票を限られた時間内で高品 質にイメージ化するためのツールとして日本NCRサービスが推 薦したのが、高信頼・高性能が特長の日立ドキュメントスキャナ 「HT-4139U」でした。  2009年11月から本番稼働を開始した「イメージ伝送システ ム」では、従来どおりに仕分けされた案内請求書や申込書の帳 票をHT-4139Uによってスピーディにイメージ化。そのデータを IPネットワークで協力会社に送信し、オペレーターは画像を見な がらデータ入力を行う仕組みが構築されました。  「イメージ伝送システムのおかげで、業務プロセスを最適化 できるようになったのが最もうれしい効果です。従来は締め切り 時間が決まっているため、絶対量が少なくても、いちばん負荷 のかかる作業に多くの人員を配置しなければならず、作業にむ だが生じていました。しかし今では仕分け・修正が終わったもの から順次イメージ化して分割送信できるため、効率的な人員配 置のもと、午後まで作業を続けられる余裕が生まれました。また イメージ化によって帳票は社内に置いたままなので、お客さまの 個人情報が物理的に漏れる心配もなくなったのです」と安蒜氏 は評価します。  安蒜氏によれば、業務部に集まる帳票は大規模な新聞広告 を打ったあとや、営業のピークとなる1∼2月には日々3万枚に達 する日もあるとのことです。そのうち、イメージ伝送の業務に適し た約6割がHT-4139Uで処理されていますが、サイズや形状の 違いで数十種類もある帳票を混在しても問題なく読み取れるた め、作業の効率化とスピードアップ化に大きく貢献しています。  そして2011年11月には2台目のHT-4139Uが導入され、同時 に2台のイメージ化運用が行われる形となりました。  「受付枚数の増加に対応するため、もう1台増設しました。パ ラレルで動かすことでスキャニングの時間が短縮されますし、万 一1台が故障しても業務をストップさせる心配がなくなりました。 実際には導入以来、一度もシステムトラブルはないですし、ス キャンした画像データの品質にも満足しています」と笑顔で語る 安蒜氏。チラシなどから剥がして使う、裏面にノリがついたタイ プの案内請求ハガキでは、二重送りされるケースもあるそうで すが、「読み込む際、1枚1枚の帳票に通し番号が印字されます し、読み込みエラーがあれば別々の排出先に排出されますので 見逃す心配はありません。操作画面も修正用画面も非常に使 いやすくできており、オペレーターに特別な教育を行う必要もあ りませんでした。また日立さんのソフトウェアは当社の運用に合 わせていろいろカスタマイズできる点も非常に助かっています」 と安蒜氏は語ります。  業務部が扱う案内請求書や申込書の帳票は手書き部分が 多いため、カスレやクセのある文字を読み取ったり、条件に合わ ない記載内容をチェックしたりという作業は、「どうしても職人的 な技を持つスタッフのスキルや経験に頼る部分が多い」と安蒜 氏は語ります。ただし、こうした人材の育成には長い時間がかか るため、いずれは仕分け・修正作業についてもシステム化してい くことを目標に据えています。  「その第一歩となるのが、今回のドキュメントスキャナの導入で した。現在、日本NCRサービスさんと日立さんから、HT-4139Uが 標準対応しているQRコードを採用したらどうかという提案をい ただいており、検討を始めているところです。今後はそうした機 能強化や業務プロセスのさらなる改善を図りながら、案内請求と 申し込みに対する発送スケジュールを短縮するため、帳票到着 日にデータ入力を完了させるリアルタイム入力を確立していきた いと思います」と安蒜氏は抱負を語ります。  ライフスタイルの多様化や生涯学習へのニーズの高まりなど を背景に、教育出版事業が担う役割は一段と大きくなっていま す。さらなる業務効率向上とお客さま満足の向上をねらう同社 のビジネス展開を、これからも日立はビジネスパートナーとの密接 な連携のもと、ドキュメントスキャナの継続的な機能強化と関連ソ リューションの拡充により、力強く支援していきます。 いずれは仕分け・修正作業もシステム化したい 業務部オフィスでは日々「HT-4139」と「HT-4139U」が2台同時に稼働している。 1台あたりの処理量はハガキベースで1時間約3,000枚。パラレルで最大6,000枚の 原票をスキャニングできる 所 在 地 資 本 金 従 業 員 数 事 業 概 要 東京都中央区東日本橋2-15-5 モリビル6F 1994年11月 9,900万円 560名(2012年1月31日現在) 情報システム機器のマルチベンダーサービス、 情報システムの企画・設計、導入・設置、運用・ 保守のコンサルティング、情報システム機器/ ソフトウェアの製造・販売など 日本NCRサービス株式会社 所 在 地 資 本 金 従 業 員 数 事 業 概 要 東京都新宿区高田馬場4-2-38 1954年6月 9,000万円 600名(2012年4月1日現在) 教育・文化・エンターテインメント分野における 通信教育や通信販売などによるコンテンツ提供 株式会社 ユーキャン お問い合わせ先 ■情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/ocr/ 記事に関しては、 日立コンピュータ機器(株) TEL (03)5753-6871 製品に関しては、HCAセンタ 0120-2580-12 利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日を除く) http://www.ncr-service.co.jp/

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 大阪人の気質は 通勤・通学風景に表 れているそうです。老 若男女を問わず、歩 くスピードが速いの は、“もったいない”と いう気持ちのなせる 業とか。街中の広告・ 看板も、隙間を空け ずびっしりと埋め込ま れています。その合理性に従い、大阪の名 所を限られた時間に効率よく巡ります。  スタートは、大阪マラソンにあやかって「大 阪城公園」。大阪城公園には、巨石を組み 込んだ壮大な石垣、大手門や櫓など、江戸 時代の古建造物や重要文化財に指定され た見どころが数多く点在しています。白と金 の色彩が青空に映える天守閣は、1931(昭 和6)年に再建されて3代目。また、西の丸庭 園や梅林などが、四季それぞれの装いで 訪れる人の心を癒やし、ランニングや観光を 楽しむ多くの人の姿が見られます。  ケイ・オプティコムの加藤 裕幸さんは「大 大阪府 大阪市 (取材日:2012年9月) トラベルウォーキング 阪城は豊臣秀吉の天下統一の拠点です。 大阪を拠点とするわが社のサービスも、つ ねに日本一の質の高さをめざしています。ま た、“健全なる精神は健全なる身体に宿る” というように、全社をあげてスポーツに取り組 んでいます」と、拠点・サービス・スポーツの つながりを、健康であることの大切さにから めて語ります。  大阪城を南下した天王寺区に広大な敷 地を持つ寺院は、推古天皇の時代に聖徳 太子が建立した「四天王寺」。聖徳太子建 立七大寺の1つで、境内には戦後に再建さ れた金堂・講堂・五重塔のほか、重要文化 財の石造りの鳥居が立ちま す。また、大陸の影響を受 けた四天王寺式伽藍配置 は、中門、五重塔、金堂、講 堂が南から北へ一直線に 並び、それを回廊が囲んで いる、日本で最も古い建築 様式と伝えられています。  皆さまは、四天王寺の境 内にある400年の歴史を刻 む「六時礼讃堂(重要文化財)」へと向か います。その荘厳さに、ケイ・オプティコムの 山根 実佳子さんは「本堂の古さが魅力で すね。出会った瞬間“あっ、寺だ”と思って、 気持ちが安らかになりました」と感慨深げに 語ります。ここで、おもかる地蔵尊の占いに 挑戦。地蔵尊を持ち上げて“軽く感じれば 願いがかない、重く感じれば願いはかなわ ない”というわけですが、皆さまの顔色は …。この寺がご近所であったため、幼少の ころからよく訪ねているという加藤さんによ れば「このあたりの区名や駅名が天王寺と 呼ばれているのは、四天王寺の略称として 広まったから」とのお話でした。古くからこの あたりの中心であったことが察せられます。 豊臣秀吉の天下統一の拠点、 大阪城と広大な公園 四天王寺とおもかる地蔵尊

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かわりゆく街に、かわらない気質が息づく。

“もったいない”から合理性が生まれる大阪の街を巡る

高さ日本一の新しい超高層ビルが、地域の発展のシンボルとして輝きはじめた大阪。 11月25日、この街でシティマラソンが開催されます。スタートは大阪城公園前。 秋の風情が彩る御堂筋、国立文楽劇場、中央公会堂、通天閣など、大阪の名スポットを走ります。 そして、ここ大阪を基点に、関西一円の光ネットワークを基盤として通信サービスを提供しているのが、 株式会社 ケイ・オプティコム(以下ケイ・オプティコム)です。 今回は、大阪マラソンの特別協賛会社でもあるケイ・オプティコムの皆さまと、大阪の名所を訪ね歩きます。 「大阪城天守閣」を背後に やぐら 「大阪城大手門」前を歩く 2 1 「法善寺」水掛不動尊で 10 「通天閣」ビリケンさんへのお願いごとは? 7 にぎやかな道頓堀通り 12 「四天王寺」おもかる地蔵尊を持って 5 が らん 「四天王寺」一直線の 伽藍配置に大感動 4 「新世界」 ジャンジャン横町 にて 8 9 はいたっく2012-11

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加藤 裕幸さん(取締役 法人・公共事業推進本部)(写真中) お酒が好きな方なので、油ものをひかえるなど食べ物には気をつ かっています。もちろん運動も時間が許せば積極的に参加し、社 内でもスポーツを奨励しています。トラベルウォーキングは、よい企 画ですね。わが社も、お客さまと一緒にやりたいと思いました。 中野 こずえさん(法人・公共事業推進本部 法人営業グループ)(写真右) ウォーキングは楽しかったです。私は子どものころから運動好きで、 屋根のぼりが好きなガキ大将でした。大人になってお酒を少々…。 おつまみは漬物や塩で十分ですが、野菜をとるよう心がけていま す。2度目の大阪マラソンで4時間をきりたい! ご期待ください。 山根 実佳子さん(法人・公共事業推進本部 法人営業グループ)(写真左) 厳しい面もあるスポーツは、自分にいろいろ教えてくれます。食事、 体、その他のことも。食事は野菜を中心にし、タンパク質の必要性 にも気を配っています。今回は地元のウォーキングを大いに楽しみ ました。大阪マラソンに初出場します。ガンバリマス! ■導入製品 HA8500/SD、BladeSymphony、JP1、 HSS/AMS、GE-PONなど ■担当営業 日立製作所 関西支社 電力部 担当:和田、平井 設     立 従 業 員 数 事 業 内 容 1988年4月2日 1,190名(2012年10月1日現在) 電気通信事業、有線一般放送事業、電気通信および有線一般放送に 関する機械器具および設備の設計、設置、販売、賃貸および保守運用 ケイ・オプティコムの大阪マラソン2012応援サイトでは、大会情報や マラソンの模様も知ることができます。また、大阪マラソン公式アプリ 「ハシログ」は、スマートフォンにダウンロードすると、ランニングの走行 ルートをマップにライン表示でき、情報の記録もできます。ランニン グ、サイクリングなどトレーニングスタイルを選択することができ、今回 のようなウォーキングにも使えます。 株式会社 ケイ・オプティコム  大阪のシンボルといえば、大阪ミナミにそ びえる「通天閣」です。現在の通天閣は 1956(昭和31)年に造 られた2代目です。初代 の登場は1912(明治 45)年、パリのエッフェル 塔と凱旋門を模して造 られ、デザインはハイカ ラの象徴でした。2代目 の設計者は、内藤多仲 さん。東京タワーも設計 したということですから、 通天閣と東京タワーは兄弟のようなもので す。街並みを一望する展望台に上がれば、 幸運の神様・ビリケンさんが鎮座してお迎 え。不思議な表情と愛きょうあるポーズの人 気者は、元々“アメリカの女性美術家が夢で 見た神様を表した”とか。いまも、合格祈願 から縁結びまで、あらゆる願いを聞いてくれ る神様として訪れる人が絶えません。日立は 2代目通天閣に開業翌年(1957年)からネオ ン広告を掲出しています。現在は大部分が LED照明となり消費電力を半減。魅力的な ライトアップで大阪の夜を彩ります。  通天閣の真下に広がる繁華街「新世 界」は、今年100周年を迎えます。レトロ感が 漂うこの街での楽しみは、庶民の味。たこ焼 き、串かつ、どて焼きなど、多くの店が自慢の 味を競います。ジャンジャン横町には、狭い 通りに食堂や酒場、囲碁・将棋クラブなどが ぎっしりと軒を連ね、変貌する大都市・大阪 のなかで、昔ながらの熱気と人情の健在ぶ りを誇示しています。通天閣で新世界の歴 史に触れたケイ・オプティコムの中野 こずえ さんは「この周辺が100年前から栄えていた とは驚きました。合理的な大阪人は、新しい ものをどんどん吸収していったのですね。そ の“ど根性”を私は誇らしく思います」と目を 輝かせます。  昔ながらの“なにわ情緒”を漂わせるの は、織田作之助の小説「夫婦善哉」で有名 な法善寺横丁です。その中心が、水掛不 動尊のある「法善寺(俗称:千日寺)」で、商 売繁盛や恋愛成就などにご利益があると か。今日も、風情ある石畳に足音を響かせ る老若男女でに ぎわっています。  皆さまの足は いよいよ、カニ、 タコ、フグなどの 看板が通りを極 彩色に染める道 頓堀通りへと向かいます。街を歩けばほと んどが飲食店ですが、かつては歌舞伎、義 太夫、見世物などを中心に芝居町として栄 えたとか。  これぞ大阪という活力を大迫力のパノラ マで見せてくれる道頓堀界わい。一切のム ダを省いて合理性を追求する大阪ならでは の気質は、ケイ・オプティコムが実践する、お 客さま第一を貫く“実のあるサービス志向” に重なります。 通天閣、新世界、そして 法善寺、道頓堀へ 本社:大阪市北区中之島3-3-23 TEL (06)7501- 0600(代表) http://www.k-opti.com/ はいたっく誌読者の皆さまで、当コーナーに参加をご 希望される方がいらっしゃいましたら、当社担当営業 または、はいたっく誌事務局までご連絡ください。 ウォーキング参加者募集  こしあんの汁物は「お汁粉」、粒あんの汁物は「ぜんざい」。関西 での一般的な呼び方です。この「ぜんざい」を、“カップルで食べる と円満になれる”として人気を集めたのが「夫婦善哉」です。注文す ると一人前で二椀が出てきますが、二人で分けて食べてはいけま せん。あくまでも二椀で一人前、分けて食べると縁起が悪いとされ ています。おいしさへのこだわりは、厳選された国内産小豆を使用 していることにあるとか。口に入れれば、小豆のコクのある甘さが確 かめられ、塩こんぶをそえると上品な味わいをさらに深めます。 大阪府 大阪市 117 「夫婦善哉」 観光お問い合わせ先 ●(公財)大阪観光コンベンション協会 TEL(06)6282-5900 http://www.osaka-info.jp/ 法善寺 夫婦善哉 TEL(06)6211- 6455 お問い合わせ先 「大阪城公園」一番櫓を背景に 「通天閣」 大阪人の心のシンボル 6 9 3 「法善寺」前の石畳にて 「ぜんざい」に 笑みがこぼれます 11 わん 大阪マラソン2012に特別協賛 * 大阪マラソン2012応援サイトは下記URLをご参照ください。  http://eonet.jp/osaka-marathon/ * ハシログの詳細は下記URLをご参照ください。  https://marathon.eonet.jp/ ご参加いただいた 株式会社 ケイ・オプティコムの皆さま 東船場 JCT 西船場 JCT 湊町 PA 堺線 分岐 大阪城 公園 四天王寺 通天閣 天王寺駅 新今宮駅 今宮戎駅 難波駅 大阪上本町駅 大阪環状線 鶴橋駅 関西本線 阪和線 阪神高速 15号堺線 1 阪神高速13号東大阪線 谷町筋 堺筋 御堂筋 法善寺 新今宮駅 1 2 3 12 8 5 環状線 松原線分岐 6 7 4 道頓堀川 9 10 11 10 はいたっく2012-11

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 グローバル市場での競争激化を背景に、さまざまな機器を製 造・販売する国内企業は、ハードウェア単体の性能や高機能化 を追求していく従来型のビジネスモデルから、さらなる収益が期 待できるメンテナンス・保守・部品販売などのアフターサービス 事業にシフトする動きが本格化しています。また、お客さま満足 の観点からも、販売した機器の継続的な管理や安定稼働を実 現することが、新興国・地域の企業との大きな差別化につな がっていきます。さらに、日本企業がグローバルでの事業展開を 加速する中、販路拡大の担い手である各国・地域の販売代理 店では、自社でITインフラを所有し運用することが経営上の大 きな負担となっており、より低コストで効率的な製品管理のニー ズが高まっています。  そこで日立は、グループ内で培った経験やノウハウをもとに、 機器のライフサイクル全体をサポートする「Global e-Service on TWX-21」の提供を開始しました。本サービスは日立グルー プで建設機械事業を担う日立建機株式会社(以下、日立建機) が12年にわたって世界100以上の国・地域で 運用し、蓄積してきた業務ノウハウを結集した 「 G l o b a l e - S e r v i c e 」を活用したものです。 Global e-Serviceでは、販売した建設機械の 製造年月日や仕様、販売代理店が管理する各 種データに加え、機械の稼働状況などをリアル タイムに監視しています。これらの情報は日立 建機グループの社員だけでなく、各国・地域の 販売代理店やユーザーも閲覧できるため、建 設機械のメンテナンス時期や保守部品の調達 といったサービス事業の最適化を実現。さまざ まな現場で稼働する建設機械の故障を減らす ことで、お客さま満足の向上に寄与し、日立建 機や販売代理店のメンテナンス業務の効率化 とコスト低減にもつながっています。  Global e-Service on TWX-21は、この業界最高水準の保守 業務ノウハウを幅広い企業でご活用いただくため、その仕組みを 日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインアップで 国 内 最 大 規 模を誇る日立 企 業 間ビジネスメディアサービス 「TWX-21」のSaaS事業支援サービスを活用してクラウドサービス 化したものです。これによりお客さまは、新たなシステム構築やセ キュリティ対策などの負担もなく、グローバルな保守業務サービス をスピーディに導入していただくことができます。  本サービスの活用により、農業機械、医療機器、工作機械などを 製造・販売する企業や販売代理店などは、販売した機器のライフ サイクル管理が容易になり、メンテナンスなどのアフターサービスを 拡充することが可能となります。また、取得した情報を分析し、設計・ 販売・保守部門などで活用することで、新製品開発や販売、アフ ターサービスの改善などに役立てることができるほか、機器を所有 するユーザーが機器の安定稼働によって機会損失を極小化できる ため、業務やサービスの信頼性も高めることが可能です(図1)。 グローバルに事業を展開する日本企業が増える中、 特に製造業ではハードウェアのみならずサービスでの販売収益の拡大をめざす戦略が加速しています。 そこで日立は、さまざまな機器の製造、販売、稼働、保守などの情報をクラウド上で収集・蓄積し、 全拠点で共有・利活用することで、機器のライフサイクル管理を実現する

SaaS※1型機器ライフサイクルサポート「Global e-Service on TWX-21」の提供を開始しました。

日立グループで長年運用し、磨き上げたグローバルな保守業務サービスを、短期かつ低コストに導入していただくことができます。

日立グループの業務ノウハウを活用した

SaaS型機器ライフサイクルサポート

「Global e-Service on TWX-21」

11 はいたっく2012-11 機器のライフサイクル全体をサポート グローバルな保守業務サービスをスピーディに導入可能 ※1 Software as a Service 図1 Global e-Service on TWX-21のコンセプト ハ ー モ ニアス      クラウド 収 集 蓄積/一元管理 情報共有/利活用 Global e-Service on TWX-21 データ 収集基盤 統合DB・ 認証基盤 業務アプリ ケーション 製品情報 機械台帳 問い合わせ クレーム 保守履歴 稼働情報 認証基盤 (組織・権限) 台帳登録 ユーザーサイト 販社支援 保守業務支援 既存システム 連携 既存システム 連携 機器オーナー 現地販売会社 サービス拠点 テクニカルセンター 品質保証 生産・物流 経営マーケティング 保守員端末 保守作業 保守指示 既存システム 企画 開発/設計 製造/出荷 営業/販売 保守・ メンテナンス 下取・ リセール 廃棄・ リサイクル 設計/製品情報 在庫情報

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図3 Global e-Service on TWX-21を活用したアフターサービス事業における収益拡大 転売・ レンタル 廃棄・ リサイクル 保守・ メンテナンス 製造・出荷 営業・販売 プロセス間の 情報共有促進 アジア拠点 欧州拠点 北米拠点 収益UP 顧客タッチ率UP アワーメーター 保証期間 転売売 転売売 転売売 転売売 転売売 転売 機械稼働情報 機械履歴情報 保証期間情報 ヒット率の高い サービス営業 ベストな保守の タイミングを判断 ■拠点間・業務プロセス間における機器情報共有のための「機 械管理・サービス機能」や、カタログ・マニュアル情報共有のた めの「ドキュメント管理機能」により、グローバルな情報共有を実 現。情報共有においては商流を意識した階層型権限設定が 可能で、グローバル拠点、企業、組織といった、企業ごとに異な る権限に応じた、きめ細かな公開制限が行えます(図2)。 ■機器1台ごとに出荷情報や機器構成、稼働情報、保守履歴な どのカルテ情報を一元管理。これらの情報を予兆検知に生か すことでお客さまに機器メンテナンスを提案し、稼働率向上に つなげられます。さらに異常発生時には類似ケースから対応を 事前に見極めることで復旧時間の短縮が図れます。 ■メーカーから世界各地の販売代理店、ユーザーに向けて製品 情報、技術情報、リコールなどのお知らせを迅速に行えます。 ■機器販売後の稼働情報を管理・分析・活用することで、タイム リーな訪問営業が可能となり、ヒット率が向上。保守情報や熟 練者のノウハウを共有することで、グローバル市場においても サービスの向上が図れます(図3)。 ■クラウドサービスのため、導入コンサルティングからインタフェース構 築に要する期間は最短で約1か月とスピーディ。ユーザー数や データ量、機器管理点数に応じた料金体系で利用できます。また、 グローバル拠点の拡大に合わせ表示言語※2の追加が可能です。 ■各国独自の規制やシステムセキュリティ、運用面もグローバルに対 応※3お客さまは新たな投資を行うことなく安心して利用できます。 ■コンサルティング&カスタマイズサービス:他社との差別化およびアフ ターマーケット事業の拡大に向けた「業務改革コンサルティング」メ ニューを準備。また基幹システムや拠点システムの連携による既存シ ステム資産の最大活用など、お客さま固有のニーズに対応します。 ■分析機能:「故障情報を活用した品証統計・分析による品質の 改善」「稼働情報分析による地域別マーケティング戦略立案」 など、情報の利活用をサポートします。 ■M2M※4サービス:世界中で稼働する機器から通信機器を介し て収集したM2Mのビッグデータを一元管理・分析することで、 現地を訪問しなくても位置情報を活用した効率的な営業活動 や稼働情報を活用した異常発生の予兆診断を可能とし、必要 に応じて遠隔操作も行えるサービスを提供していきます。今回リ リースしたGlobal e-Service on TWX-21は、将来的なM2M 対応に先駆けた情報基盤として機能します。  以上にご紹介したようにGlobal e-Service on TWX-21は、世 界中で稼働する機器の情報を一元管理することで、お客さまのア フターサービス事業の強化を効果的かつ低コストにサポートする ことが可能です。お客さまビジネスの新たな価値創出に、ぜひお 役立てください。 12 はいたっく2012-11 日立のICTノウハウを 生かしたクラウド(SaaS)サービスを提供 (株)日立製作所 情報・通信システム社 産業・流通システム営業統括本部   TEL(03)5471-2657 お問い合わせ先 ■情報提供サイト   http://www.hitachi.co.jp/gest/ht546/ 3か国語(日本語・中国語・英語)は標準サポート ※2 セキュリティ対策は、日立のデータセンター内に設置したクラウドサービス提供の拠点である 「Harmonious Cloudセンタ」上のTWX-21で実現 ※3 Machine-to-Machine:機械どうしが人間を介さずにネットワークを通じて直接情報をやり取りするシステム ※4 図2 階層型権限設定の概要例 特 長

2

日立グループで培った保守業務ノウハウを もとにサービスを提供 特 長

1

さまざまなオプションサービスを順次提供 特 長

3

企画 開発・設計 階層型権限は、Global e-Service on TWX-21のすべての機能で設定できるため情報開示制御の一元管理が可能。 ●製品が最終的にお客さまへ納入されるまでは、その商流に関わる会社だけがデータ閲覧が可能。 ●必要な情報が必要な会社だけに公開されるため、情報開示/非開示のコントロールが不要。 お客さま (建設) (土木)お客さま (土木)お客さま お客さま(土木) (建設)お客さま (建設)お客さま 中国 地域代理店/販売会社 テナント 管理者 タイ 地域代理店/販売会社 北米 地域代理店/販売会社 中南米 地域代理店/販売会社 中国 製造/販売会社 米国 製造/販売会社 本社システム 統括部門 第一本部 1課 2課 1課 第二本部 事業部 組織階層 階層管理が可能 お客さま 販社 関連会社 グループ ルート テナント会社 (グループ ルート) 会社商流 ※会社商流は  変更可能 商流

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エンタープライズレベルの仮想化機能を備えた

高付加価値ユニファイドストレージ

「Hitachi Unified Storage VM」新登場

日立はこのたび、大規模なストレージシステムを一元管理できる「ストレージデバイス仮想化機能」※1や、

遠隔サイトを利用した高信頼なデータ保護を可能とする「リモートコピー機能」※2など、

エンタープライズストレージで培った機能を搭載した

ユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage VM」を製品化しました。

ハイエンドな仮想化技術をミッドレンジストレージのハードウェアに搭載して提供することで、 システム導入にかかるコストを低減しながら、高い運用性と拡張性、高信頼なデータ保護を両立。 幅広い企業でのデータの効率的な管理と活用を一段と加速させていきます。  クラウドコンピューティングや多機能情報端 末の急速な普及、ストレージやサーバなどの ITプラットフォームの高性能化を背景に、さま ざまな分野でビッグデータの収集・蓄積や検 索・処理・分析による新たな価値創造への機 運が高まっています。また、企業・組織内の データも、ますます大容量化・多様化しており、 それらの効率的な管理と活用は企業の成長 戦略に不可欠な課題となっています。  このため各企業は、データのさらなる効率 的活用を目的としたサーバ仮想化やクラウド 環境の構築といったITインフラの変革と効率 化への取り組みを進める一方、システムと運 用にかかるコスト削減、大規模災害に向けた BCP※3対策にも力を注いでいます。  こうした課題に対応するため、日立はエン タープライズストレージで培った先進の仮想化 技術を搭載したユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage VM」(以下、HUS VM)を 製品化しました。HUS VMは従来のミッドレン ジの枠を超える、高付加価値なハイエンドミッド レンジストレージへのニーズに応えるシステムと して、お客さまが求める「最適コスト」、柔軟・迅 速な拡張性と快適な一元管理による「即応 性」、安全・安心なデータ保管とシステム継続 性を担保する「信頼性」を実現しています。  エンタープライズストレージで提供している ストレージデバイス仮想化機能「Hitachi Universal Volume Manager」を搭載するこ とにより、機種の異なるストレージ装置のボ リューム※4を1台のHUS VMのボリュームとし て最大64ペタバイトまで一元管理でき、大規 模システムへの対応と運用管理にかかる負 担軽減を実現します。  データ移行に際しては、異なる装置のボ リュームをHUS VMのボリュームとして管理で きるため、既存ストレージから本装置へのデー タ移行時のシステム停止時間を短縮すること が可能です。 ミッドレンジの枠を超えた先進機能と 性能を提供

Hitachi Unified Storage VMの 特長 1 ユニファイド ストレージ ユニバーサル ボリューム マネージャー 13 はいたっく2012-11 プラットフォーム & ソリューション

&

PS

※3 Business Continuity Plan:事業継続計画

図1 先進のストレージデバイスの仮想化

先進の仮想化機能を搭載し、 運用管理負担を軽減

既存資産/外部ストレージ HDP : Hitachi Dynamic Provisioning HDT : Hitachi Dynamic Tiering UVM : Hitachi Universal Volume Manager

仮想化(リソースプール) はいたっく2012-11 図1 先進のストレージデバイスの仮想化 外部ストレージも含め ストレージリソースを 一元管理・利用最適化 既存資 既存資 既存資 既存資存資資産/外産/外産/外産/外産/外産/外部スト部ス部スト部スト部ストトレ ジレ ジレ ジジジ ボリューム容量の 仮想化(HDP) ストレージ階層の 仮想化(HDT) ストレージ デバイスの 仮想化(UVM)

Hitachi Unified Storage VM

仮想 ボリューム ストレージ プール ※1 機種の異なる複数のストレージ装置をあたかも1台のストレージ装置のように一元的に管理できる仮想化機能で、複数のストレージ装置にまたがるデータ容量の管理、配分などが可能 ※2 遠隔サイトに設置されたストレージ装置に、データを複製する機能

参照

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