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(1)

学校内における電磁波の曝露量について

山口県学校薬剤師会 名誉会長 中本光子

山口県立豊北高等学校電磁波測定委員会

はじめに…

• 豊北高等学校において平成16年度及び17年度の2年間、校内に おける紫外線曝露量と今後の対応について調査・研究を実施した。 1. 屋外の測定における紫外線強度(UV-A,UV-B)について ① 共に正午で最大値をとる。 ② UV Aは1日を通して比較的穏かであるのに対し UV Bは

紫外線の研究のまとめ(1)

② UV-Aは1日を通して比較的穏かであるのに対し、UV-Bは 特に朝夕弱い傾向にあった。 ③ 季節変動における最高値(瞬間値)は共に6月末から8月 中旬まで続いた。 ④ 下∼中層雲である積雲などは特に紫外線強度を低下 させたが、上層雲である巻雲などは比較的紫外線強度に 影響を与えなかった。 ⑤ 戸外運動時、水平固定器に対して腕付け器では約1/2の 単位時間積算値をとった。 2. 室内の測定から ① 窓ガラスにおける遮蔽効果は透明よりも擦りガラスの方 が高かった。 ② 照度や通気性なども考慮すると、カーテンよりブラインド 方が有効 ある

紫外線の研究のまとめ(2)

はじめに

の方が有効である。 ③ 校舎の向きやヒサシ、季節によって窓側は考慮を要する。 3. 衣類の効果は色や素材・厚さ等によって、充分な遮蔽効果が 得られた。 4. サンスクリーン剤は種類や条件の違いにより差があるが、 効果があることは分かった。

研究背景

• 紫外線の研究に加え、電磁波という観点から学校内の電化製品 を対象とした研究を進める。 • 電化機器の発展に伴い、私たちの身の周りにはいろいろな電磁 波が発生し、健康被害が問題になっている。 • 平成19年6月に世界保健機関(WHO)が各国に電磁波対策の • 平成19年6月に世界保健機関(WHO)が各国に電磁波対策の 法整備を勧告した。 環境教育の重要性、学校安全の観点から、校内の電化機器等から 発生する電磁波の強さについての実態を調査し、現状把握を目指す。

研究目的

電磁波測定委員会の組織

山口県立

山口県

学校保健

山口県

日本学校

薬剤師会

豊北高等学校

学校保健

連合会

学校薬剤師会

平成19年5月21日∼平成20年3月22日 予備調査:平成19年5月21日∼平成19年7月26日 調査研究:平成19年7月27日∼平成20年3月22日

研究期間

区 分 氏 名 所属 及び 職名等 委員長 突貫 直正 山口県立豊北高等学校 校長 委員 岡村 尚明 山口県教育庁学校安全・体育課 指導主事 〃 中本 光子 山口県学校薬剤師会 名誉会長 〃 深井 邦彦 山口県学校薬剤師会 副会長 平成 平成1919年度現在年度現在

委員会の構成員

〃 中塚 聖治 山口県立豊北高等学校 教諭(理科主任) 〃 岡崎 哲哉 山口県立豊北高等学校 教諭(保体課長) 〃 竹重 和哉 山口県立豊北高等学校 教諭(理科) 〃 大深 千枝 山口県立豊北高等学校 教諭(保体) 〃 中村 ミドリ 山口県立豊北高等学校 養護教諭 〃 松田 優子 山口県立豊北高等学校 実習助手 〃 樋口 幸男 山口県立豊北高等学校 学校薬剤師

(2)

電磁波 非電離放射線 電離放射線 極 マイクロ波 遠 可 周波数 波長 10 102 104 106 108 1010 1012 1014 1016101810201022 107 106 104 102 1 10−2 10−4 10−6 10−8 10−14 (Hz) (m)

電磁波の種類と用途

極 低周 波 超長 波 長波 中波 短波 超短 波 遠 赤外線 赤外線 可視光 線 紫外 線 X 線 γ 線 極超短 波 セ ン チ 波 ミリ 波 サ ブ ミ リ 波 送電線・ 配電 盤・ 家庭電 化 製品 潜水艦 の 通信機 器 船舶 ・I T 調理 器 ・ 航空 機用通 信 A M ラ ジ オ 短波 ラ ジ オ F M ラ ジ オ ・ テ レ ビ テ レ ビ ・ 電 子 レ ン ジ ・ 携帯 電話 衛星 放送 レ ー ダ ー 赤外線こ た つ 医 療 ・材 料検査・ X 線 写 真

電磁波の影響

人体への影響 電離作用(原子や分子から電子を剥ぎ取る作用) →長時間曝露すると遺伝子の損傷・蓄積が 起こり細胞がガン化する 電離放射線

危険認識

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

他機器への影響 電磁干渉・・・ノイズや心臓ペースメーカー 人体への影響 ①刺激作用・・・誘導電流 ②熱作用・・・体温上昇 ③非熱作用・・・ホルモン分泌や細胞レベル 非電離放射線

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

分類 分類基準 既存分類結果 グループ 1 発がん性がある コールタール・カドミウム・ダイオキシン・ ホルムアルデヒド・タバコ・X線・ アルコール飲料・太陽光線・アスベスト グループ 2A おそらく 発がん性がある ディーゼルエンジン排気ガス・ PCB・紫外線・太陽灯

電磁波に対するWHOの国際がん研究機関(IARC)の見解

グループ 2B 発がん性が あるかもしれない クロロホルム・鉛・コーヒー・ ガソリンエンジン排気ガス・ 漬物・超低周波磁界 グループ 3 発がん性を 分類できない カフェイン・原油・水銀・サッカリン・ お茶・蛍光灯・コレステロール・ 静磁界・静電界・超低周波電界 グループ 4 おそらく 発がん性はない カプロラクタム(ナイロンの原料) IARCによる発がん性の評価例参照(2001年6月より公表 ・ 以後更新2006年11月現在) 磁束密度 世界保健機関 (WHO) 4mG アメリカ合衆国 2mG スウェーデン 2∼3mG 日本 未設定 電力密度 オーストリア (内部空間基準) 1.0μW/m 2 ドイツ (寝室基準) 0.1μW/m 2 イギリス 16歳未満の子どもには携帯電話の使用を控えるよう に勧告

世界における電磁波の基準値(勧告・規格・規制)

日本 未設定 に勧告 日本 (工業規格) 1000μW/m2 (1.5GHzの場合) 電磁波と健康被害の直接の因果 関係は認められないが、関連も否定 できない!!! • 極低周波及び低周波(30Hz∼100kHz)電磁波の磁場[mG] • 極低周波及び低周波(30Hz∼100kHz)電磁波の電場[V/m] • マイクロ波(50MHz∼3GHz)電磁波の電力密度[mW/㎡]

測定内容

磁場と電場の測定方法

マイクロ波

電界 磁界 磁界面 電界面 磁界面 電界面 電界 磁界

低周波

波長が長い 波長が短い 電磁 波の 種類 ・ 波長 磁界 磁場(磁束密度) 磁場(磁束密度) 電場(電場の強さ) 電場(電場の強さ) 磁場 磁場・・電場電場 (電力密度) (電力密度) 波長 ・ 性質 測定方法 ○ 軸式低周波ガウ メ タ 型 ○トリフィールドメーター XE ・アメリカ製 アルファラ社 ・アナログ式 ・測定対象と測定範囲 磁場(磁束密度0∼100mG) 電場(電場の強さ0∼1000V/m) マイクロ波(電力密度0.01∼1mW/cm2)

測定器具

○デジタル高周波解析装置 HF32F ・ドイツ製 Gigahertz Solution GmbM ・デジタル式 ・測定対象と測定範囲 マイクロ波(1∼1999μW/m2) ○3軸式低周波ガウスメーター4090型 ・アメリカ製 F.W.BELL社 ・デジタル式 ・測定対象と測定範囲 磁場(0.1∼1999mG)

(3)

山口県

豊北高等学校

研究対象地

視聴覚室 準備 室 講義室 講義室 教室 W C 教室 社会教室 準備 室 準備 室 W C 音楽室 コンピュー ター教室 【3階】 被服室 準備 室 講義室 講義室 教室 W C 教室 図書室 生徒会室 茶道室 男子 休養室 進路 資料室 生物 教室 準備 室 準備 室 準備 室 物理 教室 化学 教室 【2階】 • 山口県下関市豊北町滝部 • 普通科 1学年 2学級 • 生徒数 212名(平成19年度)

校内測定箇所

教育 相談 室 W C 職員室 応接 室 事務 室 校務 室 女子 休養 室 調理室 準備 室 会議室 校長 室 講義室 教室 W C 玄関 生徒昇 降 口 講義室 教室 保健室 体育 教官室 倉庫 更衣室 中庭 体育館 【1階】 主な測定箇所 • 普通教室 照明器具 ファンヒーター • コンピュータ教室 パソコン • 理科準備室・実験室 実験器具 水槽周辺器具 モニターテレビ • 家庭科教室 <校内> <校内>

測定対象物

電子レンジ 冷蔵庫 洗濯機 ミシン • 体育館 照明器具 放送機器 • 職員室・事務室 シュレッダー 放送機器 ファン付石油ストーブ • その他 携帯電話 エアコン 配電盤 <校外> 風力発電・変電所・IT調理器・台所用電化製品 1.測定器具別にみた電磁波 トリフィールドメーターとガウスメーターによる磁束密度の比較 2.ミシンの稼動速度別にみた電磁波 3 電子レンジのメ カ 製造年別にみた電磁波

課題

3.電子レンジのメーカー・製造年別にみた電磁波 4.電化製品の勧告値4mGを下回るための距離 5.コンピュータによる電磁波の相乗効果 6.送電線から発生する電磁波

3 0 0

4 0 0

(mG) 検 ガウスメーターとトリフィールドメーターにおける磁束密度の比較(1) ガウスメーターとトリフィールドメーターにおける磁束密度の比較(1) ガウスメーター トリフィールドメーター (検出限界 2000mG) (検出限界 100mG)

1. 測定器具別にみた電磁波

0

10 0

2 0 0

5

10

15

2 0

2 5

3 0

4 0

5 0

6 0

7 0 10 0

距離

対象物 :水槽浄化ポンプ(生物教室) (AC100V,60Hz,10W) 測定内容 : 低周波 磁場 測定条件 : 稼働中 (cm) 検 出限 界 15 0 2 0 0 2 5 0

対象物 ファン付き石油スト ブ(保健室) (mG) 検出限界 ガウスメーターとトリフィールドメーターにおける磁束密度の比較(2) ガウスメーターとトリフィールドメーターにおける磁束密度の比較(2) ガウスメーター トリフィールドメーター (検出限界 2000mG) (検出限界 100mG)

1. 測定器具別にみた電磁波

0 5 0 10 0 0 10 2 0 3 0 4 0 5 0 6 0 7 0 8 0 9 0 10 0

距離

対象物 :ファン付き石油ストーブ(保健室) 半密閉ポット式、強制通気・自然対流形 KSH-5BS-SK3 ・100V・60Hz 消費電力 燃焼時 18/16.5W 測定内容 : 低周波 磁場 測定条件 : 燃焼中 (cm) 検出限界

(4)

8 0 10 0 12 0

対象物 ミシン(被服教室) (mG) 検出限界 ガウスメーターとトリフィールドメーターにおける磁束密度の比較(3) ガウスメーターとトリフィールドメーターにおける磁束密度の比較(3) ガウスメーター トリフィールドメーター (検出限界 2000mG) (検出限界 100mG)

. 測定器具別にみた電磁波

0 2 0 4 0 6 0 0 10 2 0 3 0 4 0 5 0 6 0 7 0

距離

対象物 :ミシン(被服教室) 型式5030 SINGER (100V,65W,60Hz対応) 測定内容 : 低周波 磁場 測定条件 : スピード 中 白熱灯 点灯 (cm) 3 0 4 0 5 0

スピード 遅い

スピード 中

スピード 速い

対象物 ミシン(被服教室)

2. ミシンの稼動速度の違いによる電磁波

(mG) 0 10 2 0 0 10 2 0 3 0 4 0 5 0 6 0 7 0 8 0

距離

測定器具:ガウスメーター 対象物 :ミシン(被服教室) 型式5030 SINGER (100V・65W・60Hz対応) 測定内容 : 低周波 磁場 測定条件 : 白熱灯 点灯 (cm) 製造メーカー 形式 製造年 幅(mm)×奥行き(mm)×高さ(mm) A社 RO-132A 昭和52年(1977年) 510 × 485 × 380 B社 MRO-J1 平成7年(1995年) 505 × 469 × 365 C社 NE-6330 平成15年(2003年) 439 × 450 × 463 < 電子レンジ >

. 電子レンジのメーカーと製造年

A社 (昭和52年製) B社 (平成7年製) C社 (平成15年製) 8 0 10 0 12 0 14 0 16 0

昭和52年製造(A社) 平成7年製造(B社) 平成15年製造(C社) 対象物 :電子レンジ(調理室)

. メーカー・製造年別にみた磁束密度と距離

(mG) 0 2 0 4 0 6 0 8 0 0 5 0 10 0 15 0 2 0 0 2 5 0 3 0 0

距離

測定器具:ガウスメーター 4mG 対象物 :電子レンジ(調理室) 測定条件 : アース未接続 煮込み料理(600W)設定 レンジ内には陶器に水を張って加熱 (cm) アースの有無は測定値に影響しない!!!

10 0

12 0

14 0

16 0

18 0

-10

10

3 0

5 0

7 0

9 0

4

m

G

(mG) (cm)

4. WHOの勧告基準(4mG)を下回るための距離

100mG 0 電子レンジ

0

2 0

4 0

6 0

8 0

電子 レン ジ 昭和 52年製 (アー ス無 ) 昭和 52年 製(アー ス有 ) 平成 7年 製(ア ース 無) 平成 7年 製(アー ス有 ) 平成 15年製 (アー ス無 ) 平成 15年 製(アー ス有 ) 電気 ポッ ト 平成 12年製 平成1 8年製ミシ ン 被服 教室 ファ ンヒ ータ ー ファ ン横 ファ ン前 シュ レッ ター 停止 (前方 ) 停止 (後方) 停止 (上方 ) 稼働 (前方) 稼働 (後方 ) 稼働 (上方) レー ザープリ ンタ ー 停止稼働 電気掛 敷毛布 横 上 ソフ ト電 気あんかスト ーブ ファ ン面 のタ ンク ファ ン面 ファ ン面 のファ ン左 ファ ン面 のフ ァン 右 ファ ン面 のフ ァン遠方 ファ ン面 の反 対側

-110

-9 0

-7 0

-5 0

-3 0

10

4mG 100mG 上 上横横 電気 掛 敷 毛 布 電気 掛 敷 毛 布 【パソコン機種】 Microsoft Windows XP NEC製、AC100V、50Hz/60Hz 画面−ブラウン管 【測定条件】 ○床から高さ 83.5cm ○ディスプレイ面から水平方向へ 20cm、30cmを測定 エ ア コ ン ( 上 ) エ 4 P P 7 P P S P P 1 P スクリーン テレビ 1 4 7 豊北高校コンピュータ教室 磁束密度(mG)

5. 電磁波の相乗効果(1)

エ ア コ ン ( 上 ) 廊 下 側 窓 側 エ ア コ ン ( 上 ) 9 P P 6 P P 5 8 2 3 P 掃 除 機 パソコン 画面パソコン本体 2 3 5 6 8 9 S : スキャナー , P : プリンター 20cm 30cm 1 2.8 1.5 2 3.0 1.7 3 2.9 1.7 4 2.8 1.6 5 2.9 1.6 6 2.9 1.6 7 2.9 1.5 8 3.0 1.7 9 2.9 1.6 測定器具:ガウスメーター

(5)

磁束密度(mG) 黒板 パソコン本体 パソコン 画面 階 段 プリンター2台 エアコン(上) エアコン(上) 1 2 3 【パソコン機種】 Professional Windows XP FRONTIER 画面−液晶 【測定条件】 ○床から高さ83.5cm ○ディスプレイ面から水平方向へ 10cm、20cmを測定 豊北中学校コンピュータ教室 豊北中学校コンピュータ教室

5. 電磁波の相乗効果(2)

10cm 20cm 1 0.2 0.1 2 0.2 0.2 3 0.5 0.0 4 0.8 0.2 5 0.1 0.0 6 0.2 0.0 7 0.1 0.0 8 0.2 0.0 9 0.0 0.0 測定器具:トリフィールドメーター DVD ビデオ 計4台 金属棚 掃除機 エアコン(上) エアコン(上) 4 5 6 7 8 9 教 育 相談 室 講 義 教 W 講 義 教 保健室 武道場 グラウンド 送電線 (600V)

6. 送電線から発生する電磁波

育 室 職員室 応接室 事務 室 校務室 校長 室 義 室 室 WC 玄関 生徒 昇降 口 義 室 室 体育 教官室 倉庫 更衣室 中庭 体育館 【1階】 N 0.3 0.3 0.5 0.7 1.3 磁束密度(mG) 送電線 ステージ

. 送電線から発生する電磁波

<体育館内の磁束密度>

0.3 0.3 0.3 0.3 0.5 0.5 0.7 0.7 1.3 1.3 1.4 2.0 3.7 ︻ 2階︼ 放送 室

西

西

○ ○照明の点灯・消灯に関わらず照明の点灯・消灯に関わらず上記のような磁束密度値を示した上記のような磁束密度値を示した ○測定器具: ○測定器具:ガウスメーターガウスメーター 3 4 5 磁 (mG) 送電線からの距離と磁束密度の関係

. 送電線から発生する電磁波

0 1 2 3 0 2 4 6 8 10 斜距離 束 密 度 (m) 測定器具:ガウスメーター 1. トリフィールドメーターとガウスメーターにおける測定値の比較 ・ 測定対象機器等の違いにより値にばらつきが生じた。 ・ 0∼10mGにおける測定値の差はほとんどない。 →測定器に独自の低周波磁界の測定方式を採用して いることにより、発生源からどのような波形の磁場が 出ているかははっきりわからないため違いを生じる。 →機種により適正が異なり、1機種だけで電磁波を測定し

まとめ(1)

判断することは信頼性に欠けるため、複数の機種で 測定し判断することが望ましい。 2. 磁束密度と対象物からの距離の関係 【電化製品】 対象機器からの距離が離れるに従い、磁束密度や電場の強さは ほぼ距離の二乗に反比例する曲線を描き減少する。 【送電線】 対象機器から距離が離れるに従い、磁束密度はほぼ距離に反比例 する直線を描き減少する。 3. 稼動速度・メーカー・製造年別から見た磁束密度 【稼動速度】 回転速度を上げるほど磁束密度が高くなる傾向にある。 【メーカー・製造年】 ・ 製造年の古い物ほど磁束密度が高い傾向にあった。 ・ メーカーや価格によっては磁束密度の値が高くなる可能性がある。

まとめ(2)

→身の回りに回転数の高いモーターを内蔵する電化製品や機種の 古い電化製品がある場合には、安全領域に配慮する必要がある。 4. コンピュータ教室における電磁波の相乗効果 0.1∼3.0mGのような小さい磁束密度では電磁波の相乗効果は 見られなかった。

(6)

5. 電化製品の電磁波に対する安全距離 ・WHOの示した健康被害を及ぼす磁束密度の勧告基準4mG ・ 電化機器の種類や製造年の違いにより異なるが、電子レンジで 約90cm、その他の電化機器で約60cm離れて使用すれば 人体に悪影響を及ぼす可能性は低い。

まとめ(3)

・密着使用を要する電化機器は磁束密度が高い可能性があるので 注意が必要である。 (例)電気毛布:直前まで温めておき、使用時には電源を切る もしくは「弱」か「中」にし、長時間使用を避ける。 ● 日常生活において電磁波を科学的に知る必要がある ● 電化製品とうまく付き合っていくためのポイント (1)家電製品はこまめにコンセントを抜く (2)使用するときには近すぎず距離を充分とる

最後に……

(2)使用するときには近すぎず距離を充分とる (3)密着使用するものはできるだけ使用を控える (4)長時間使用をできるだけ避ける 新谷(2007):周南サテライトカレッジ 「身の回りにあふれる電磁波の健康に及ぼす影響」より引用 • 講演資料「電磁波の健康影響」 山口県立 大学環境物理学研究室 新谷明雲 製作著作監修 (2007) • 「電磁界の健康影響 工学的・科学的アプローチの必要性」 三浦正悦 著 東京電気大学出版局 (2004) • 「暮らしの中の電磁波測定」 電磁波市民研究会編著 緑風出版 (2006) • 「電磁気学のABC やさしい回路から「場」の考え方まで」 福島 肇 著 講談社 (2007)

参考文献

• 「誰にでもわかる電磁波問題」 大久保貞則 著 緑風出版 (2004) • 「はじめて学ぶ電磁気学」 安部龍蔵 著 サイエンス社 (2007) • 「なっとくする電磁気学の疑問?55」 後藤尚久 著 講談社 (2007) • 「生体と電磁波 携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり」 吉本猛夫 著 CQ出版社 (2004) • 「電子レンジと電磁波 ファラデーの発見物語」 坂倉聖宣・松田 勤 著 仮説社 (2006) • 「電磁波汚染と健康」 ザミール・P・シャリタ著 荻野晃也・出村守・山手智夫監修 緑風出版 (2004) この研究を進めるにあたり、山口県立大学 この研究を進めるにあたり、山口県立大学 環境物理学研究室環境物理学研究室 新谷明雲教授には懇切、丁寧に御指導頂き感謝申し上げます。 新谷明雲教授には懇切、丁寧に御指導頂き感謝申し上げます。 なお、本研究に際し、多大の御支援・御協力をいただいた山口県学校 なお、本研究に際し、多大の御支援・御協力をいただいた山口県学校 保健連合会、日本学校薬剤師会、山口県立豊北高等学校、下関市立豊北 保健連合会、日本学校薬剤師会、山口県立豊北高等学校、下関市立豊北 中学校 山口県教育庁学校安全・体育課に心よりお礼申し上げます 中学校 山口県教育庁学校安全・体育課に心よりお礼申し上げます

謝辞

中学校、山口県教育庁学校安全・体育課に心よりお礼申し上げます。 中学校、山口県教育庁学校安全・体育課に心よりお礼申し上げます。

ご清聴、ありがとうございました。

ご清聴、ありがとうございました。

参照

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