PDQ標準化活動
PDQ標準化活動
PDQ標準化活動
(社)日本自動車工業会 DE部会 普及展開WG
(ホンダエンジニアリング(株) )
多賀 和春
JAMA
JAMA
フォーラム
フォーラム
CAD
CAE
DMU
RP
CAM
良いPDQで目指す姿
• 後工程
次機種
CADバージョンUP時に
• 変形せずに
漏れなく
ゴミが混ざらず
• 手直しなく
CADデータが利用できること
0データ変換( STEP/ IGES変換、ダイレクト変換)の場面では
要素欠落、形状変形
ソリッドにならない
一つの面が、細かく面が分かれてしまった
変換エラーとなりお手上げとなった
問題事例(1)
フィレット面が分割(1枚→8
枚)
問題事例(2)
0同じCAD同士でも、
フィレットが途中までしかかからなかった
断面、オフセット、抜き勾配、フィレットなどでエラー
不必要にパッチが細かくなる
データが開けない
問題事例(3)
0CAEにおいては
メッシュがうまく切れない
結果がおかしい
問題の大きさ
車体メーカ
1次サプライヤ
2次サプライヤ以降
金型メーカ
悪い
悪い
PDQ
PDQ
が原因での損失を
が原因での損失を
車体メーカが直接授受する範囲で試算
車体メーカが直接授受する範囲で試算
最低でも年間約71億円
最低でも年間約71億円
/
/
年
年
(一桁多いと推定されている)
(一桁多いと推定されている)
これまでのPDQ標準化活動
99/10 00/4 98/11 01/9 02/12 04/1 05/051999 2000 2001 2002 2003
2004
2005
2006
V3
V3
V2
V2
V1
V1
V1
V2
V3
V1
V2
V3
V4
1Q2Q3Q4Q
1Q
2Q
3Q
V1
V2
V3
IS
IS
1Q
V4
SASIG
検証プロセス
実施
V4.1
V4.1
V4
V4
V4.1
共通展開
目標
準備
1Q
V4
PAS
PAS
各社展開
宣
言
Quality stamp
CAD編
適合性検証
適合性検証
検証データ
ISO化
実務展開
CAEメッシュ
PDQ ツールの 適合化実務適用
CADの 適合化図面
図形以外
図形
標準化
曙期
標準確立期
普及展開期
CAD適合化
自働的補足
2007
準備
06/01PDQ標準
JAMA/JAPIA
PDQガイドライン
V4.1
JAMA/JAPIA
PDQガイドライン
V4.1
SASIG
PDQガイドライン
V2.1
SASIG
PDQガイドライン
V2.1
49
70
73
64
64
82
64
63
19
19
57
57
0
50
100
150
200
V1
V2
V3
V4
V4.1
ガイドラインの項目数、分野の増加
JAMA/JAPIA PDQガイドライン
49
70
155
204
CAE
メッシュ
図形以外
図形
203
図面
名称:
エッジ間の隙間
ID:
G-LO-LG
定
義: 隣接するエッジ間で、
共有端点間の距離 Δd。
Δd
Δd
JAMA/JAPIA PDQガイドライン エッジ間の隙間
Technical
Specification (TS)
Publicly Available
Specification (PAS)
International
Standard (IS)
ISO(PAS)化
ISOドキュメントの種類
2006年1月18日
SASIG PDQガイドラインV2.1が、
ISO/TC184にて承認
ISOプロジェクト
(リーダ:中央大学平岡先生)
にて展開中
CD文書ができあがり、
CD投票を開始(2006年9月20日)
2008年度にIS化を目指す
公開技術文書
国際規格
06年度のすすめ
新テーマ、新標準、情報交換企画、維持改廃企画技術データ交換WG
技術データ交換WG
3D図面標準化WG
3D図面標準化WG
標準企画WG
標準企画WG
企画・展開分科会
企画・展開分科会
普及展開WG
普及展開WG
JAMA標準の普及定着、活動完了宣言、
維持改廃の実行主要ベンダー
主要ベンダー
戦略立案 外部団体との協調(SASIG、ISOなど)デジタルエンジニアリング部会
デジタルエンジニアリング部会
各社標準エキスパート
各社標準エキスパート
DE部会委員+WGリーダ
PDQタスクリーダ
(ホンダエンジニアリング)多賀、(スタンレー電気)小形
(1)PDQ展開準備状況の定期的捕捉 ( 2回 /年)
(2)普及啓蒙
セミナーでPDQ講演
PDQ情報交換会(成功事例等の横展開)
(3)PDQ国際標準化プロジェクトとの連携
(4)SASIG-PDQと共同
SASIGでのPDQ展開調査
SASIGでの
PDQツール適合性検証の実施
ベンダーセッション (Tool/CADへの要望と
ベンダー側対応のやりとり)
PDQ準備展開状況
PDQチェック
適用率
PDQ
クライテリア
遵守率
重要PDQ項目
適用率
OK率
展開フェーズ
2008
2008
2007
2007
Quality
Report/Stamp
適用率
適用会社
推進 管理項 目 モ ニ タ リ ン グ 項 目推進コンセプト
2006
2006
2005
2005
普及展開期
普及展開期
(max 3
(max 3
年)
年)
活用期
活用期
導入期
導入期
自発的
自発的
拡大期
拡大期
標準
標準
策定期
策定期
関心期
関心期
100% 100%32%
24% 35% 72% ステップ3 良いPDQの CADデータ流通 ステップ2 PDQ基準の 業界標準化 ステップ1 PDQレベルの 可視化 ヤマハ 08/01 36%(5社) 100% 川崎重 ホンダ トヨタ 22%27%
50%(7社) ダイハツ35%
77%
35%(5社)
マツダ 06/12立案 日野 07/03立案調査時期:2006年5月
50%(7社)
三菱自、富士重、日産、スズキ 三菱ふそう、いすゞ、日産ディ100% 80% 60% 40% 20% 0%
PDQ準備展開状況
凡例 半径:PDQチェック率 色:OK率 XX率では、提出と受領の 平均とした。 会社比率を優先した。 0 20 40 60 80 100 80% 60% 40% 20% 0% -10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 110% 120% Quality Stamp 適用率 PDQクライテリア遵守率日産
クライテリア遵守率=100% Stamp適用率=100% チェック率=100% OK率=100%富士重工
クライテリア遵守率=100%三菱ふそう
クライテリア遵守率=58% Report適用率=0%いすゞ
クライテリア遵守率=32% Report適用率=25% チェック率=25% OK率=100%スズキ
クライテリア遵守率=59% Report適用率=0% チェック率=50% OK率=50%日産ディ
クライテリア遵守率=100% Stamp適用率=0.1% チェック率=0.2% OK率=50%三菱自
クライテリア遵守率=89% Report適用率=100% チェック率= 100% OK率=85%調査時期:2006年5月
PDQガイドライン記載の
Quality Stampの実現
Quality Stamp
図形34項目の実現 (SASIG Subset 1)
(PDQガイドラインと同じ項目名、同じID、同じ尺度)
図形の
ヒーリング機能
図形以外27項目の実現(SASIG Subset 1)
(PDQガイドラインと同じ項目名、同じID、同じ尺度)
図形以外の
チェック機能
図形34項目の実現 (SASIG Subset 1)
(PDQガイドラインと同じ項目名、同じID、同じ尺度)
図形の
チェック機能
要求内容
PDQツール 要求事項
PDQツールのガイドラインへの適合状況 Geometry チェック機能 18 15 10 18 20 18 19 18 20 20 15 15 8 20 11 4 15 17 14 13 17 16 4 15 19 11 15 11 6 11 20 7 15 20 20 13 15 20 17 17 18 17 15 16 19 20 20 18 19 13 18 20 19 13 20 11 19 7 0 5 10 15 20 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 仕様 検証 テ ゙ー タ 数 検証 結 果 次V er 仕様 CAD Doctor
CAD fix spGate CADIQ Q-Checker
CAD Doctor
CAD fix spGate CADIQ Q-Checker
CADIQ CADIQ CADIQ CAD fix MZ-Checker
spGate CATIA V4 CATIA V5 I-DEAS UG STEP
P D Q 項 目数 (重 要 2 0 項 目)
PDQツールの適合化状況
図形の項目のチェック機能
2005年3月PDQツール検証結果
検証結果
仕様上
CADdoctor CADfix spGate CADIQ Q-Checker
各社個別では対応が難しい項目について、JAMAとして要求する
5悪(折れ・隙間・微小要素・自己干渉・縮退)への対応
(1)元から悪いPDQの要素を作成しないように
(2)しきい値を設定できるように
(3)作られるのであれば、PDQチェックができるように
(4)それを修正できるように
(5)修正の際に履歴を保持した状態できるように
CAD 要求事項
CADの適合化状況
1c.
悪いPDQデータの作成
以下は、CAD毎の『悪い』PDQデータ作成状況に関する集計である
■作成実験(Nativeデータ)-『悪い』PDQデータ集計
0 0 0 0 0 0 0 17 11 2 20 45 7 50 0 0 0 0 0 7 0 4 2 9 23 7 3 1 37 45 47 15 6 41 7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% CAD名 作成率 ◎ ○ △ (×) × ◎ 37 45 47 15 6 41 7 ○ 4 2 9 23 7 3 1 △ 0 0 0 0 0 7 0 (×) 17 11 2 20 45 7 50AIS CADCEUS CATIAV4 CATIAV5 IDEAS NX TOGO・ Caelum2SOLID