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2012年4月9日

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IRC(International Rally Challenge) サンレモ(2012年10月13日)

プジョー208 R2がデビュー戦でクラス優勝!

10月1日にホモロゲーション公認を取得したプジョー208 R2が今週末、2012年IRC第12戦ラリー サンレモで実戦デビューを果たしました。208 R2を駆ったブライアン・ブフィエ/ザビエ・パンセリ は、序盤からR2クラスをリード。ニューマシンでのデビュー戦をクラス優勝で飾りました。 ◆強さと安定性 今季これまで、ツール・ド・コルス(舗装/フランス)、ウルスターラリー(舗装/アイルランド)、ポ ルスキーラリー(グラベル/ポーランド)にゼロカーとして登場した208 R2は、このイタリアの難関 イベント、ラリーサンレモで公式な参戦者としてのエントリーを果たしました。新参のホットハッチ マシンはSS1でグループR全体のセカンドベストタイムをマーク! その後も好タイムを連発しま した。 208 R2は新型マシンでありながら技術的なトラブルは一切なく、スタートからフィニッシュまでR2 クラスをリード。初めての実戦にもかかわらず、その信頼性を大きくアピールするものとなりまし た。最終的にこの208 R2は、クラス2位に1分36秒もの大差をつけてラリーをフィニッシュしまし た。 「この208 R2をポーランドのグラベル、そしてこのサンレモでは舗装でもドライブすることができて、 本当に幸運です」とブライアン・ブフィエ。「両イベントともに、このマシンを初めてドライブしたの はシェイクダウンとなりましたが、走り始めてすぐにいい感触が得られました。すでにいい形でま

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とまっておりドライブもしやすいので、自信を持つことができます。このマシン最大の強みは、シ ャシーとサスペンションの全体的なバランスです。またブレーキも非常にいいですね。ラリーサン レモに設定される、かの有名な44kmのステージ『ロンデ』は、このマシンの効率性と耐久性を確 かめるいいテストになりました。エンジンもパワフルで、今回のラリーでは好タイムを何度もマー クできましたから、のちに市販されるラリーカーはさらに改良が加えられるでしょう。とても期待で きますね」 ブライアン・ブフィエとザビエ・パンセリは、11月末にフランスで開催されるラリー・デュ・バールで も208 R2で参戦する予定です。 ◆今後の参戦予定 開発プログラムが続く一方、208 R2は11月3〜4日にベルギーで開催されるラリー・デュ・コンドロ スで再びゼロカーを務めた後、11月23〜25日にフランスで開催される難関イベント、ラリー・デ ュ・バールに公式エントリーします。 「私たちは、208 R2のデビュー戦でのリザルトに満足しています」とプジョースポールのディレクタ ー、ブルーノ・ファミンは語ります。 「このマシンの走りはサンレモのスタートからフィニッシュまで、コンペティティブで信頼性と安定 性に優れていました。またイタリアでは熱烈な歓迎を受け、多くのドライバーが興味を持ってくれ ました。次代のパオロ・アンドレウッチになることを夢見る若手たちです!」 ◆販売について 208 R2のグラベル/舗装仕様は、いずれも208 R2用キットの形で37,500ユーロ(net)で販売され ます。この価格には、フルビルトのエンジンが含まれています。また、208 R2のコンプリートカー (グラベルまたは舗装仕様)は、57,500ユーロ(net)です。ふたつのキットは、舗装仕様からグラ ベル仕様、またグラベル仕様から舗装仕様にコンバートすることもできます。 ◆207スーパー2000がイタリア(パオロ・アンドレウッチ)とルーマニア(フランソワ・デルクール)で 国内タイトルを獲得! 登場は2007年にさかのぼりますが、207 S2000も依然として国内選手権レベルでのタイトル争 いに挑むのに十分な戦闘力を持っています。このラリーサンレモでは、プジョーイタリアがサポー トする207S2000でエントリーしたパオロ・アンドレウッチが、4度目のイタリア国内タイトルを獲得し ました。またルーマニアでは、フランソワ・デルクール/ドミニク・サビニョーニが同様のマシンで 国内タイトルを獲得しています。

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プジョー208 R2 テクニカルデータ

<エンジン> 型式 EP6C(専用ピストン、コンロッド、カムシャフト) 排気量 1,598cc ボア×ストローク 77mm×85.8mm 最大パワー 185hp/7,800rpm 最大トルク 19m・daN/6,300rpm パワーウェイトレシオ 116hp/ℓ 燃料タンク 60ℓ 燃料噴射 間接噴射(マニエッティ・マレリ) 自動シングルスロットルバルブ VVTインテーク/エキゾーストタイミング付きチェーンドライブDOHC <ギヤボックス> ギヤボックス 5速シーケンシャルマニュアルギヤボックス 公認ファイナルギア比 3タイプ デファレンシャル プリインストールLSD クラッチ 油圧セラメタリックシングルクラッチプレート(直径184㎜) <ブレーキ/ステアリング> フロントブレーキ フローティングキャリパー&ベンチレーテッドディスク ターマック:310㎜×30㎜(直径×厚さ) グラベル:285㎜×26㎜(直径×厚さ) ラジアルマウント・4ピストンキャリパー リアブレーキ ソリッドディスク:290㎜×8㎜(直径×厚さ) ラジアルマウント・2ピストンキャリパー サイドブレーキ 油圧式 パワーステアリング 油圧式 <サスペンション> フロント マクファーソン式特製ユニボールジョイントウイッシュボーン 専用交換式フロントアンチロールバー(固さは3タイプから選択)プレーンベアリング 専用キャストアルミニウムストラット(軸でキャンバー調整) リア 交換式アンチロールバー(固さは3タイプから選択)装着用の強化Hビーム加工

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フロント/リアダンパー 専用3ウェイオーリンズダンパー 調整式油圧バンプストップ付き <ディメンション> 全長 3,962㎜ 全幅 1,739㎜ ホイールベース 2,538㎜ フロントトラック 1,475㎜ リアトラック 1,470㎜ <ホイール/タイヤ> ホイール ターマック:6.5×16 グラベル:6×15 タイヤ ミシュラン製 ターマック:17/60-16 グラベル:16/64-15 <解説> ◆プジョー208 R2とは 208 R2は1.6ℓ自然吸気エンジンを搭載した前輪駆動のラリーカー。ビギナーや趣味としてラリ ーを楽しむ人たちのニーズに合致する競争力をもち、手ごろな価格(コンプリートカー/57,500ユ ーロ)で手に入れられるものとして考案された。量産車が販売される以前の2011年末に初走行 を済ませるなど入念な準備・開発を経て2012年5月のIRCツール・ド・コルスでオフィシャルカーと してデビューを果たした。 カスタマー向けと謳われるだけあって、WRCはもちろん各国国内選手権や地域選手権など、参 戦可能なカテゴリーは多種多様。また、207 R3Tに代わってフランスのワンメイクシリーズを担う マシンとなることも決定している。 先日のIRCサンレモで速さを見せたことで、ライバルの多いR2クラスにおいてひときわ注目を 集める存在となっている。 ◆プジョー207S2000とは S2000車両のなかでは比較的初期の部類に属する207S2000。公認取得は2006年。搭載され る2ℓ自然吸気エンジンは280馬力を絞り出し、4WDシステムと拡幅されたトレッドがもたらすトラ クションは、初期S2000マシンのなかでは突出した性能を誇っていた。2006年のヨーロッパラリー 選手権アンティーブラリーでゼロカーとして登場。ジル・パニッツィ/フレディ・デローム組がクル ーを務めた。実戦デビューは2007年のWRCポルトガル。

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これまで3度のIRCチャンピオン、1度のヨーロッパラリー選手権タイトルを獲得。今シーズンの IRCでは優勝こそないものの、表彰台に食い込む速さを見せ、マニュファクチャラーズランキング でも2位を堅持している。過去数回のアップデートで戦闘力を高いレベルで維持しており、6年以 上が経過した現在も侮れないポテンシャルを見せる。2012年の1月には販売台数が100台を超 えるなど、人気の高さを証明した。 ◆スーパー2000規定とは ラリーおよびツーリングカーレースに使用される車両規定。排気量2,000㏄までの自然吸気エ ンジン(のち1,600㏄ターボエンジンに変更)を搭載し、ボディの拡幅などが許されている。ドライ バーエイドにあたる電子制御システムは使用禁止。ラリーのみ4輪駆動への変更が許可されて いる。2010年からWRCの1カテゴリーとして、S2000マシンで争われるSWRCが設定された。2013 年からはWRC-2チャンピオンシップとなり、4WD車両(S2000、R5、R4)を対象としたカテゴリーで の走行となる。 ◆IRC インターコンチネンタル・ラリーチャレンジの略。フランスのスポーツ専門チャンネルであるユーロ スポーツが運営するラリーシリーズ。2006年にプレイベントとして、インターナショナルラリーチャ レンジの名前でスタートし、2007年からはインターコンチネンタル・ラリーチャレンジとなっている。 元から開催されているラリーにタイトルをかけるかたちで開催されているのが特徴。2013年はヨ ーロッパラリー選手権と統合され、事実上2012年で幕を閉じる。 ◆グループR FIAが定める新しいラリーカーの車両規定。R1~R5まで、排気量や改造範囲によって区分され る。プジョースポールでは208をベースとしてR2を製作、さらにR5の開発をすすめている。 ◆ゼロカー 競技車両の 10~15 分前に走行するオフィシャルカー。競技スピードでの最終安全チェックを目 的としている。元ラリーストなど、テクニックを持つドライバーが起用される。新型車が実戦デビュ ーする前に、ゼロカーとして登場するケースは多い。

参照

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