• 検索結果がありません。

Microsoft Word - forum18

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Microsoft Word - forum18"

Copied!
36
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

裁判批判18号

調書偽造主義裁判

裁判フォーラム【電子書籍・NET書籍】

しっぺ返し裁判作戦5

も く じ 1 裁判は偽計調書、陥穽(かんせい)裁判である 1 頁 2 片面法治国家(へんめんほうちこっか)を斬る 4 頁 3 飾り窓の娼婦のごとく 5 4 偽計調書裁判の構造 6 5 弁護士は着手金泥棒と心得よ 9 6 詐欺商法と違いがあるのか 16 7 処分権主義違反の詐術判決 17 8 訴えの変更の秘策を活用せよ 18 9 尾立美子裁判の実像 19 10 裁判官の内奥を解読せよ 20 11 美禰子かく闘へり 25

12

裁判所―伏魔殿説を検証する

27

13 Tit for Tat「しっぺ返し裁判」とは 30 14 君は裁判所の陥穽な謀略に対抗できるか 31 JUSTICE 裁判批判の会

しっぺ返し裁判作戦(5)

北沢賢治 シジフォスに課された刑罰は、間断なく岩をころがして、 山の頂上まで運びあげるというものだ ったが、 苦役の末、ひとたび山頂にまで達すると、 岩の重力そのものに押しつぶされて、常に ころがり落ちてしまう。 アルベール・カミュー シジフォスの神話 無益で希望のない日本の裁判を受ける事は、国民に課せられたシジフォスの神話なのであ る。

1 日本司法は偽計調書、陥穽

(かんせい)

裁判である

偽計調書陥穽裁判 日本詐術裁判所 左様、日本の司法はインチキ・イカサマの制度であ る。「陥穽(かんせい)」とは人を陥れる穴を意味する。日本司法は裁判当事者を騙して、欺罔、 詐術の罠に落とし込む。日本司法の本質は、偽計調書による陥穽裁判である。

(2)

しかし、心しておかなければならないことは、こうした表現は詐欺師や詐術師業界の言辞であ っても、先進国日本の裁判所を表徴する言葉ではないということである。日本国ではこの欺 罔・詐術の所業が裁判と称されて、大手を奮って堂々と行われている。 或る渉外弁護士は日本で一番、遅れている暗黒の恥部は司法界、次は医学界だと言った。け だし名言である。真実である。付け加えると、日本の裁判所は二枚舌の伏魔殿である。

ベッドに合わせて身体を削る

ギリシャ神話のプロクルステスは、旅人をベッドの寸法に合わせ、長身であれば足を切り、短身 であると引き延ばしたという(中原忍・批判12号)。偽計調書、陥穽裁判を表徴するエピソード である。裁判官は一人300もの訴訟案件を抱えている。裁判に当たって裁判官は、訴状と答弁 書だけしか読まない。其れを読んでどちらを勝たせるかの「筋を読む」。自分の描いた筋立てに 合わせて、プロクルステス裁判を行う。その手法が偽計調書作り、陥穽詐術裁判である。 この暗黒の欺罔(イカサマ)裁判に対して、人々は驚くほど正しい知識がない。日本にはまっと うな裁判が存在すると本気で信じている。世も末である。何故、この国はこれほどまでに、二枚 舌国家になったのか。我が国は

偽計調書・陥穽司法主義国家である。

処分権主義弁論主義 民事訴訟を理解する言葉として、上の二つの言葉が核となる。処分権主義とは、訴訟の対象 物の決定を原告に委ねるものである。弁論主義とは、裁判資料や裁判官の判断の資料を当 事者に委ねるという方式である。 弁論主義の重要なテーゼとして、A 裁判所は当事者が主張しない事実を認定してはならず、 B 当事者間に争いのない事実は真実と認めなくてはならず、C 当事者間に争いのある事実 を認定するために、取り調べが可能なものは、当事者が申し出たものに限定される。 以上は処分権主義の基本であるが、この原理が日本では、無視され蹂躙されている。 ① 美禰子が平成15年に提訴した共有物分割請求訴訟は、藤下健裁判官によって、調書 の記載内容を捏造され、かつ陳述済の準備書面を須く不陳述と虚偽記載された。しか も当事者尋問調書においては50ヶ所以上も改竄・虚偽記載がなされた。訴訟物「共有 物分割請求権」を勝手に「不当利得返還請求権」に変更し、被告らの裁判上の自白を 看過して、被告らを勝訴させた。 ② 尾立美子裁判(平成17年)については、陳述済みの「訴え変更申立書」の陳 述を調書から没却して、かつ担当書記官を通して、訴えの変更申立書の提出を禁じ た。 調書の虚偽記載を度々行い、卑劣な策略を弄して、原告を陥穽の罠にかけよ うとした。

(3)

弁論主義の陰すらない 藤下、尾立裁判官らは、審理と言う名目で「偽計調書」の作成を行っ ており、当事者を陥穽の罠に陥れる訴訟指揮を実行することが、裁判の目的だった。日本の 裁判の実相は、弁論主義・処分権主義の影すらないのである。

偽計調書陥穽司法

「裁判批判の会」は法律の枠組みを越えて、学際的に Global justice info を探求する「会」である。我々は総員一致で、日本の司法の本質は偽計調書・陥 穽司法であるという結論に到達した。 本質 1 日本の裁判は欺罔・詐術、二枚舌、ダブルスタンダード司法である。 本質 2 裁判の要は調書、日本司法はその改竄、虚偽記載、偽計を基底にして成立する。 本質 3 日本裁判は悪徳商法、多寡ノルマ方式を採用している。 本質4 日本司法は片面法治主義、陥穽マニュアル処理方式である。 律令体制は日本における最初の大規模な官僚的編成であることに特色がある。官僚法治主 義の法制度は、こうした精神の系譜を現在に至るも重く引きずっている。戸籍、印鑑偏重主義、 文書中心主義として、今も強く痕跡を残している。そして日本司法の本質は偽計調書・陥穽裁 判である。 かくして日本の制度改正の試みは、安政の不平等条約の改正、単に対外的に形式を顕示す る紛い物にすぎなかったように、諸外国に対するポーズとして形骸だけが制度化される。 日本国では「表の規範」と「裏の規範」を巧妙に使い分ける。新民事訴訟法の改訂、裁判員制 度の導入は、司法を民主化する為ではなく、単なる飾り窓の陳列品(アーネスト夏目)として、形 骸的外観を他国に誇示するために施行され、常に外観と中身が異なる国家詐術に化身する。

偽計調書つくり

アンドレ・ジイドに「偽金つくり」という小説があったが「偽計調書」とは、文 字通り、偽の調書をつくることである。裁判官らの職務行為とは偽計調書をつくることである。 この事実は日本司法の極限の秘密なのである。 日本の裁判は、この陥穽調書を精密に読み込むことによって判決する欺罔詐術を、手前 味噌として精密調書司法と誇っている。

偽計調書とは、

「調書に、裁判で当事者の言った重要な事を記載から省き、裁判

官や当事者の言わないことを勝手に記載すること」である。

(4)

調書を偽造されたら、その裁判は負ける。上級裁判所に訴えても、その調書を読みこむ ことによって判断するだけである。問題は素人の裁判当事者は調書の読み方を全く知ら ない。弁護士は裁判所と馴れ合いの同じ穴の狢、裁判所の陥穽欺罔は知っていても、知 らぬ顔のハンベイ。 裁判において、偽計の調書は必ず作られる。調書を捏造、改竄、虚偽記載することによ ってしか、日本の裁判は処理できないシステムなのである。よって裁判官は、予めいい かげんに筋立てを決め、その筋に合わせて判決する。必然的に書記官職務とは、調書の 改竄である。 陥穽主義を採用している日本では、調書は必ず改竄や虚偽記載の憂き目にあう。裁判必 勝法があるとしたら、裁判所の詐術行為をいかにして防ぐかという一点にかかっている。

民事訴訟法は糞説教?

日本の裁判の実際は、民事訴訟法とは坊主の糞念仏だとよく いわれる。一面の真理である。そう思っていると、とんでもない罠に陥れられる。日本 は片面法治主義国家だから裁判所のご都合に合わせて民事訴訟法は厳密に施行される。 要注意ですよ。下らないと思っても諸君は精密に訴訟法を勉強する必要がある。

2 片面法治国家

(へんめんほうちこっか)

を斬る

黙示の教唆王国

日本の法制度は本質的に片面法治主義である。片面法治主義とは、聞 き慣れない言葉だ。教科書にも載っていない。片面強行法規からの援用である。日本では法 が本来の法の役割を果たしていない。人々を統治するために法権力のみに都合良く機能する のが片面法治主義なのだ。 何度も述べたとおり、日本の憲法はその一部を除くと、世界でも最も優れた民主主義的な成文 法の一つである。六法も豊穣なドイツの観念論哲学に裏打ちされているものを真似しているか ら、名目的には至極立派である。 しかし日本の法制度はそこに包含された矛盾によって、元来志向していた、その反対物に容 易に反転する宿命を背負っている。日本の司法は規格性、画一性、非個性的な形式に還元さ れ、その本来の精神を捨象して、まったく瑣末な形式主義の権化となっている。 片面法治国家は、本来の司法の目的である人々の基本的人権の尊重という観念や姿勢が全 く欠落しており、遵法の精神がもっとも如実に欠落しているのが、裁判所という奇怪な矛盾を生 む。我が国は法治国家としての体裁だけは一応完璧に整えているが、内包された本質は片面 法治主義である。

(5)

「国家秩序が自らの形式性を意識しないところでは、合法性の意識もまた乏しからざるをえな い。法は抽象的一般者として治者と被治者を共に制約するとは考えられないで、むしろ、天皇 を長とする権威のヒエラルヒーにおける具体的支配の手段にすぎない。だから遵法ということ はもっぱら下のものへの要請である。軍隊内務令の繁雑な規則の適用は上級者へ行くほどル ーズとなり、下級者ほどより厳格となる。」-(丸山真男 「超国家主義と論理と心理」) 丸山真男が、この文章を書いてから半世紀以上の歳月が途過したが、基本的な司法構造は 今も何ひとつ変わっていない。日本においては、権力に対する制度化された抑制力は無きに 等しく、法は抽象的一般者として治者と被治者を共に制約する双務的対象とは考えないで、 常に片面強行法規的に権力側に都合よく機能する代物にすぎない。日本の法治主義とは官 僚が法を制定し、その制定された法に国民が無条件で盲従しなければならない。 本来、国家と市民とは民主主義との緊張関係を維持するために、互いの恣意を排除する客観 的ルールを定律させる必要がある。そのルールとは人間の本性に根ざし、人々の基本的人権 を死守するための条件としての抽象的な The Law の概念である。近代法治主義の理念とは、 国家といえども、この市民の定立する法の義務に服従すべきなのである。 西欧民主主義国では法体系は The Law という共通の普遍的な概念から発祥しているが、 日本ではそもそもこの The Law の観念の理解を欠き、法権力に対する抑制機能が、形 式的にお飾りとしてしか機能していない。

To the lawyer, there is a vast difference between The Law and the laws. The Law

is something beyond and above every statute that ever has been or could be

passed

FRED RODELL

The Law の理解を欠くところから、

日本の裁判所が超法規的な違法集団に容易に転化し

て、日

常的に平然と法律違背を繰り返す事態に直面している。 (the lawyer とは、裁判官、弁護士等をさす

3 飾り窓の娼婦のごとく

「表の規範」「裏の規範」ダブルスタンダード

日本の裁判官は法や原理に対する忠誠の意 識が欠落し、職業人としての良心を所持していない。裁判官の職責とは、生殺与奪の権をに

(6)

ぎる上級の事務総局に対する忠誠の意識だけである。これが日本司法の今日のおぞましい腐 敗零落を招いた事由である。日本司法は中枢としての原理を欠くところから、法律が非法律に 容易に転化する。法律家は上からの圧力を下へと恣意や不条理を委譲することによって、法 制度を片面法治主義に転化してしまう。この構造は日本が封建社会から受け継いだ最も大き な負の遺産の系譜である。明治の寡頭政治家による近代法の「翻訳輸入商会」的な試みは、 当初から形式・形骸主義に陥る宿命性を内包していた。元来、法による統治の目的は二つあ る。統治と基本的人権の擁護である。人権の保障という近代法の本来の中心概念が容易に、 飾り窓のタテマエとしてしか機能しえないリバイアサン(怪物)に転化する。 「表の規範」は、お飾りの供え物として、見せ掛けに、対外的に顕示するだけの形骸である。明 治寡頭政治の法に対する姿勢は、安政条約以来日本が悩んでいた不平等条約の打破の手 段として、関税自主権の喪失、領事裁判権、この桎梏から遁れたいとの一念がそのすべてだ ったのである。 不平等条約の姥捨ての桎梏を忌避したいという願望はタイ国と同じであった。そのタイは今回 のクーデターによる新憲法の制定で75年前の1932年代のパトロン政治に戻った。(タマサート 大学・ウォラポン準教授)この頃、日本が二二六事件を経験した時である。歴史のネジは逆転 することもありうる。

大宝律令・養老律令の系譜

日本の最初の法制は大宝律令(701年)および養老律令【7 18年、施行757年】、これらの法制は例によって唐制の丸受け、最初の「法的翻訳商会」の幕 開けである。日本は敗戦後、翻訳商会の軸足をアメリカに移した。日本の司法は、弁論主義、 当事者主義に変わったのである。そしてこれが、いかに二枚舌司法にすぎないか。 この日本司法の欺罔(イカサマ)裁判の構造を明らかにするためには,科学に接近するときの ようなアプローチが必要である。イカサマ欺罔の法則を見つけて,実証かつ演繹的な方法で, 証明していかなければならない。日本の裁判は偽計調書作りが本質である。尾立美子裁判官 は、1年6ヶ月の全裁判期間、この偽計調書作りに専念した。

4 偽計調書裁判の構造

裁判は他人事

このフォラムで多くの寄稿者が主張しているように、民事訴訟とは所詮他人 の揉め事についての話である。当事者以外に、その事件に関心をもつ人間はいない。 かくして、われわれの誰も、三島美禰子の個人の裁判などにはいささかの興味ももっていない。 しかして筆者が毎回同じようなことを書くのは、日本司法が直面している欺罔詐術の構造を分

(7)

析して、その秘密を白日の下に晒したいからである。果たして、筆者の能力がその重責に耐え うるかどうかは定かではないが、 読者にはもう少しの辛抱をお願いする。 さて本執筆において、 筆者が第一に指摘しなければならないのは、司法の巧緻な悪巧みは、 底なし沼のように深淵であるということである。裁判制度そのものが、完璧なまでの陥穽な策謀 によって構成されている。 日本司法は律令の昔から培った文書主義、即ち調書偏重主義で ある。そしてその肝心の調書を改竄、虚偽記載することによってしか成立しない偽計調書司法 なのである。

偽計調書作りが職責

裁判の実務では、書記官、裁判官による文書改竄、虚偽記載の 大罪が日常的に頻繁に行われているが、法制度はその重要犯罪を律するシステムを最初か ら放棄している。 調書の偽造は法的には、確かに重罪であるが、訴訟実務においては、調書の記載に対する関 係人の異議は認められない。こんな見え透いたヤクザ説法では、インチキ・イカサマと揶揄さ れても致し方がないであろう。悪代官や暴力団の使う暴虐な屁理屈論理である。さらに「責問 権による治癒」などという詭弁術で、国家の犯罪を幾重にも免責するシステムを作っている。 日本司法は裁判官の自由心証主義を悪乗り曲解して、無能な裁判官に暴君カリグラのような 地位を付与している。かくして日本司法とはイカサマ賭博の猿芝居の権化と化す。しかして日 本裁判には死角がないということになる。どうにもならない苛立ちを覚えるが、これが日本司法 の真実の世界なのである。 日本で訴訟をするのは、まるで重い鉛をつけさせられて競技に参加するようなものだ。訴訟の 結論は最初から決まっている。いわばイカサマ賭博なのだ。当事者にできることなど、限られて いる。要するに日本でおこなわれているのは「裁判もどき」であって本当の裁判ではない。

東京詐術裁判所への挑戦

美禰子が東京地方裁判所(民事 28 部尾立美子裁判官)へ申 立をしたのは、平成 17 年 10 月 20 日である。彼女はこれまでの裁判経験で、日本裁判が 詐欺まがいの悪徳商法のような構造に依拠している事実に覚醒した。 この年の平成 17 年6月には村田鋭治東京家裁審判官から「調停をしない措置」によっ て、一方的に調停を打ち切られていたが、平成 17 年 9 月に再び家裁へ、今度は、審判 を直接申し立てた。 村田鋭治審判官は、執拗に正論を主張して譲らない美禰子に辟易して音を上げ、ようや く法律通りに審判を下した。遺産の分割は法定通りに均分相続が決まった。

(8)

家事審判法にも明確に規定されており、かつ憲法でも保証されている両性の平等という 理念の実現に、我が日本国では実に20年以上の歳月を必要とする。何という二枚舌国 家であることか。 美禰子はこれまでの裁判経験で、10人ほどの裁判官に接して、日本の裁判官は皆同じ ように、当事者を騙し、狡賢く謀略の罠にかける。したがって今回の尾立裁判には、初 めから警戒して日本裁判の裏事情に精通している Elizabeth の指導を受けながら、この 裁判に臨んだ。当初から汚い手口を予想し、裁判官の悪業に先回りして、汚濁にまみえ た謀略の罠に引っかからないように作戦を展開したのである。

正義が勝つ方法が存在しない

筆者は長々とこの文章を書いていながら、実に心苦 しい境地に追い込まれている。それは日本の裁判は、インチキ・イカサマが本性だから、 正義が勝つ方法が存在しえないと言う深刻な背理である。いかに当事者に理や正当性が あっても、確実に訴訟に勝利する方法がまったく存在しないのである。 日本裁判に死角はない。イカサマ裁判・インチキ司法制度しか存在しないからだ。先進民主主 義国を呼称している国で、これほど公然と、詐術まがいの裁判が行われている国はない。日本 という国は何事も「表の規範」と「裏の隠れ規範」を使い分ける言霊だけの不思議な国家である。 日本国民として恥ずかしい限りである。 法律制度について、「表の規範」即ち「タテマエの論理」で議論をするのは無益な徒労である。 わが日本国を支配しているのは、常に「裏の隠された規律」の世界だからであり、議論がなさ れるのは、常に「表のタテマエ論理」だけなのである。 我々の目的は、こうした「裏の規律の真相を、一人の平凡な一市井の人間の裁判の実例の分 析を通して、日本裁判を支配する基底の欺罔構造に迫ってみることである。

謀略の手口を見破れ

日本で訴訟事件に巻き込まれると諸君はカモにされる。強欲な弁 護士と裁判所の餌食にされる。 裁判所や弁護士は実に汚い手口で諸君にせまる。諸君を騙 すこと、ペテンにかけること、謀略、策略、汚い手口を次々としかけてくる。大げさではない、有 名人でもない限り、この法曹ギルドの陥穽の罠から逃れる道はないのである。 訴訟に巻き込まれると、金も、時間も、誇りも、人格も、人間としての基本的な尊厳さえも失う。ど うしてだろう。日本の裁判がインチキな制度だからだ。巧妙なこの秘密を苦労して誰も解き明 かすことがないからである。だから運が悪くて、日本で裁判に関わり合うと命すら落とす宿命が まっている。尾立美子裁判を受けるころの美禰子は、日本裁判が途轍もない欺罔(イカサマ)

(9)

詐術の猿芝居であることを深く認識していた。 美禰子の裁判は本質的には遺産の分割事件にすぎなかった。美禰子は最終的に勝利したが、 本来彼女の裁判は形式的なもので、勝つべきものが、当然に勝っただけの話である。 しかし て、本来当然に勝つべきものが負けるのが日本の裁判である。日本が「片面法治主義国家」 だからである。諸君は、裁判に幻想を抱かないこと。万一訴訟に巻き込まれたら、座して憤死 するよりも,敢然と闘って暗黒の裁判所に一矢を報いること、このことを教訓としよう。

法曹業界の繁栄のみに貢献

日本の裁判のどこがどのように欺罔(イカサマ)なのかを正確 に説明するのは難事である。巧妙な司法界の虚構を暴露するという仕事は、重商主義の発達 した社会では、本来無理な話である。その行為によって何人も利益を得ることがない。かくいう 筆者も、この拙文を書く為に多大な犠牲と出費を強いられている。

5 弁護士は着手金泥棒と心得よ

公認詐術士 日本の裁判の本質、何度も言うように「イカサマ賭博」である。八百長プロレスで ある。裁判には種も仕掛けもある。弁護士を信用するな。弁護士とは、国家から免許を授与さ れた公認詐術士である。人権派・社会派弁護士も 50 歩 100 歩、前にも書いたとおり、人間は 霞を喰って生きてはいけなは何もしないで金を取るだけの職業人なのである。 干し草の中から針一本を探す。そういう確率で弁護士を期待してはならない。そういう奇特な 人も少数ながら存在する。 弁護士は法曹ギルドの「組の人」なのだ。弁護士法によると「弁護士は、基本的人権を擁護し、 社会正義を実現することを使命とする。そして本来的には、弁護士は依頼者の利益の為には たらく。」 本当かね。二枚舌は裁判官だけの特質ではない。

訴訟はやり方さえ分かれば実に簡単

筆者は弁護士をよく知っている。子供の時から大勢 の弁護士を見て育った。大抵の弁護士は着手金泥棒なのである。着手金が100万円以下なら ば、弁護士は何もしないのが普通である。こんなことを言うと弁護士から呪い殺される。しかし 訴訟は、やり方さえ分かれば、実に簡単である。弁護士に捨て金の大金を払う必要などまった くない。

司法乞食に依拠するな

読者が心しておかなければならないことは、刑事裁判の場合、検 察が起訴を決めたら 99,9%の確率で有罪が確定する。弁護士が果たしている役割は零であ る。刑事裁判については、最近では大分世間にも知られてきた。ところが民事事件はどうか。 刑事事件と全く同じなのである。裁判において弁護士の役割は実質的には零なのである。

(10)

医者の場合と同じである。殆どの医者は患者の自然治癒力によって、病気を治す。特殊な外 科手術はともかくとして、その他には医者の治療が効果的なのは、抗生物質を投与したときが 多い。抗生物質は本人が自分で服用しても治る病気は簡単に治癒する。 弁護士がつこうとつくまいと、裁判官が勝たせようと決めた方が勝つ。刑事事件は、検察が起 訴したとき、民事裁判は裁判官が訴状と答弁書をちらっと眺めて、勝たせる方を決めて 勝負がきまる。弁護士の役割は諸君から金をふんだくる。裁判所と弁護士は、持ちつ持 たれつの腐れ縁の共同謀議者である。

裁判は阿呆でも勝てる

藤下健裁判官のインチキ疑惑裁判は、その見事な例証であ る。美禰子が提訴した裁判は形式的形成訴訟である。当時(平成 15 年)、遺産から生ず る果実は実質的には非訟事件だったのである。要するに、この事件の本質は遺産分割で、 裁判は単に形式的なものにすぎなかった。 相手方被告らは、知能が少し低く、小学生なみの知的能力の持ち主だった。被告らが一 通のまともな答弁書すら提出せず、主張も抗弁も何もなく、原告の請求原因の主張を全 面的に認め、裁判上の自白まで行っても、事務総局の指導要綱に反することに恐れ戦く 「ちょこまか判事」は、破廉恥なトリックと詐欺師まがいの詐術によって、被告らを勝 たせた。 裁判批判 17 号に詳述したように、藤下判事は、原告が「共有物分割請求訴訟」を「給 付請求訴訟」に変えたと、公文書虚偽記載の疑惑行為を行った。理由のいかんにかかわ らず美禰子を勝たせたらヒラメ裁判官には報復人事が待っている。裁判には初めに結論 がある。弁護士の役割は殆ど零である。 弁護士は裏取引をする 『漏れ聞くところによると、稲山は「内田が普通の弁護士だ ったら、とっくに金で解決した。やつは狂犬だ。」とぼやいていたという。 中略― 私 (内田)が「手を引く」機会がなかったわけではない。宮崎学からも散々説得された・・・』、 内田雅敏の「懲戒除名」より。稲山(元弁護士)、宮崎学・べストセラー「突破者」の 著者(ヤクザの家系に生まれる) 内田雅敏弁護士は、ここで本音を漏らしている。日本では弁護士同士が通じ合うのが普 通なのだ。日本人である以上「癒着」は人間関係を律する基本の構造なのだ。知らぬは、 依頼人という犠牲者だけなのである。諸君、弁護士に事件を依頼すると、味方の弁護士 の監視も必要な事をお忘れ無く。

(11)

司法乞食を信ずるな

弁護士を信用するなということは、味方の弁護士も含めて信用 するなということである。弁護士はイカサマ賭博のしがない使い走りだからである。 弁護士稼業は商売だから、負けるとわかっていても、勝つと言って、訴訟を受任する。いちいち 断っていたら飯の食い上げだからである。弁護士は、闘う前から訴訟の帰趨を大体わかってい るものなのである。

Elizabeth

「大抵の日本の弁護士は着手金泥棒なのよ、専門の法律知識を恐ろしく欠落し ている人が多いの。医者の世界と同じね。日本では弁護士も医者もゼネラリストでしょう。ゼネラ リストは実際、素人とあまり変りが無く、何にもできない人が多いのよ。弁護士、医者も日本は、 何でも屋だからとても技量が低いのよ。」

職業意識が違う

Elizabeth

「アメリカは訴訟社会です。一流の法律事務所は千人もの弁護士を抱えている ところもあります。日本との決定的な違いは、弁護士がそれぞれ専門別に種分けされているこ とです。そして弁護士の訓練は半端なものではありません。各法律事務所は競って、ケースス タディを模した模擬裁判などによって、アソシエイト弁護士の訓練を行います」 「そうした訓練は実際の裁判さながらに、法廷を模して、大抵は、経験豊なパートナー弁護士 が裁判官の役を担って、本当の裁判のように、原告、被告に分かれて、法廷で闘う訓練を行う のです。こうした模擬裁判では、なにもかにも、本当の裁判の手順を踏んで、陪審員までも選 定し、実戦さながらの、迫真力をもった裁判劇が進行するのですよ」 「日本の裁判は弁論そのものが全くありません。弁護士の役目は、穴埋め問題のテストのように、 書類に、法律文字を埋める事だけが仕事なのです。アメリカのような訓練は、荒唐無稽な弁護 士物語に出演するテレビ俳優にしか必要がないのです」

Elizabeth

『美禰子さんは 30 名以上の弁護士に法律相談を依頼して、その弁護士連中 の法律知識の欠如を嘆いていましたね。たしかに、ペーパー・テストだけでは、試験が終わった ら一週間で何もかにも忘れてしまうのが普通です。無理もない話ですよ』 真似をするなら本質を 第二次世界大戦の敗北後、日本は英米の司法を真似するように なった。模倣といっても、その深奥の精神を真似するのなら、少しは救われる。しかし、日本は 言霊の国だから、真似をするのは例によって、形骸だけである。しかし裁判が弁論主義を標榜 している以上、弁護士の役割は極めて重要である。

(12)

主張の選択、証拠の収集などは極めて専門的な知識を要する。ところが、日本という国では人 を無条件で信頼することが善であると教えられている。特に専門職と考えられている弁護士、 裁判官、医者などに対してはその感が強い。 憲法では裁判は公開主義が原則だから、裁判の模様は誰でも傍聴できる。裁判所は嫌がるが、 裁判の傍聴を是非勧める。傍聴をすると、弁護士や裁判官の本当の能力をあなたの目で直 接確かめることができる。日本の裁判がどんなにアホらしく、いい加減で、デタラメなものである かを目の当たりに観察することが出来るのである。しかも、裁判の傍聴は無料である。

弁護士任せは敗北の一里塚

紛争に巻き込まれた大部分の当事者は、弁護士の甘言に 騙されて、訴訟を全面的に弁護士に任せきっている。証人尋問以外は自分の裁判にも出席せ ず、 弁護士が書面のやりとりをするだけである。 裁判官が陳述の権利を実質的に握ってイカサマ司法をいいように仕切るのが日本の裁判であ る。こんな田舎芝居、本当は猿回しの猿だって、もっと芸が深いのですよ。弁護士に訴訟を依 頼しても、証拠を集めてくれるわけでも無ければ、その方法を教えてくれるわけでもない。 大部分の弁護士は、金をとるだけで、実は何もしないのである。弁護士を雇っても任せきりで あれば、それは、溝に金を捨てるようなものである。弁護士は自分の利益の為だけにしか働か ない。これは悲しい現実であるが、真実である。 裁判官も弁護士も本質は詐術師 世の中に、日本の司法界ほどインチキな業界はない。 訴訟制度自体が西洋の単なる猿まね、日本の実務では、実に小憎らしいイカサマ、陥穽 の仕掛けが施されている。 繰り返すが、訴訟法は片面法治主義の権化「証拠の証明力は、裁判官の自由な判断に委 ねる」と規定、自由心証主義とは、証拠能力のある証拠の証明力評価について、中立・ 公正な観察者・判断者であるべき裁判官の理性を信頼する主義である。 中立・公正な観察者とは日本の場合、不良裁判官を意味する。お題目の理屈やタテマエ を信じてはいけない。自由心証主義の実態はまるでデタラメ、裁判官の完全な恣意、秩 序も、理屈も、南瓜の蔕もなんにもありはしない。更に訴訟法は、「証拠調べの結果」 ではなく「弁論の全趣旨」による事実認定をも認めている。「弁論の全趣旨」とは、一 般には「口頭弁論に現れた証拠資料以外の一切の資料」を言う。

裁判官弁護士畏敬はテレビ馬鹿

藤下健裁判官の判決書には、「弁論の全趣旨」によ

(13)

って主張、答弁、抗弁も何もない被告が信用できると書いてある。要するに、「弁論の 全趣旨」なんてイカサマぶりも極めつけのコンコンチキ,蛙の面に小便だね。 イカサマ賭博は、幾重にも巧緻に長けた種がしかけられている。裁判所は、書記官によ る調書の捏造、改竄、虚偽記載を実質的に職務行為として教唆している。

虚仮威し詭弁術

法的屁理屈学を正当化するためには、法文の勝手な文理解釈、類推解 釈、拡張解釈、反対解釈などを適当に組み合わせるという詐術が周到に用意されている。笑 わせてはいけない。嘴が黄色い。本当は,こけおどしの詭弁術にすぎないのだ。 藤下健氏の不当イカサマ裁判に欺罔された美禰子は、そう考えて大藤敏裁判長、村田鋭 治審判官、尾立美子裁判官の法廷茶番劇を冷徹な目で観察してみた。一体彼らが指揮し ている裁判とは何であろうか。 日本の裁判官は、本当に自由心証主義の理念を理解しているのであろうか。こいつら阿 呆と違うか!彼らが指揮している裁判は「裁判もどき」であって、裁判とは似て似付か ぬ欠陥不良製品。裁判は判で押したように、インチキ・イカサマ技法による量産方式、 マニュアルにしたがって進行する猿芝居なのである。 これらの不良裁判官のもとでは、ほぼ絶対確実な証拠でも、証拠の採否は裁判官の自由 心証の権限に付随すると、暴君のように、勝手に自分が予め、決めた結論に強引に結び つけてしまうのが裁判の実情である。 彼らが理解している自由心証主義とは裁判官のデタラメな恣意を無整序に許容する権 利である。そして裁判官の暴虐を唯一統制している規律は裁判官の生殺与奪権を掌握し ている最高裁事務総局への絶対盲従という原理だけである。根本において彼・彼女らは 知能が低いのである。

マニアの裁判誹謗は愚挙

裁判所や弁護士が頼りにならないからといって、裁判妄想 狂の裁判非難を信じてはいけない。裁判マニアの誹謗中傷は、その99%が法律の論理の不 勉強からくる。おおかたの裁判批判は感情的だ。自由心証権を与えられた裁判官に変わって、 勝手な法律判断を独断的に下して、理不尽な罵詈雑言の非難を浴びせるだけである。裁判 マニアの司法批判は例外なく一つの病理現象に属する。彼らは理解が困難な形式論理の法 的世界を無知と独善によって、一方的に裁断しているにすぎない。

(14)

弁論主義が、訴訟の基本である以上、裁判所が紛争の真実を発見して勝たせてくれるのが裁 判であり、正義であるという訴訟マニアの信念は明らかに誤りなのである。周知のように、司法 は形式論理の三段論法の世界である。 この形式論理の枠組みの中では、日本の司法に些かの欺罔性も矛盾も存在しない。表公式の 世界では、日本の裁判所にはどんな欺罔や、策謀の怪しげな行為でも、完全に適法であると 開き直れる打での小槌、「裁判所は、判決をするに当たり、口頭弁論の全趣旨及証拠調べの 結果を斟酌して、自由な心証により、事実についての主張を採用か否かを判断する」自由心 証主義という怪しげな絶対権力をもっているのである。

あなたは泥棒ですか

筆者の主張が嘘だと思うなら、法律事務所を訪れて、日本の裁判 がインチキかイカサマかどうかを聞いて見れば良くわかる。弁護士は例外なく、日本の裁判は インチキではないと否認するであろう。 しかしイカサマ裁判でないという否定は形式論理的な意味においてだけであり、批判 17 号に 書いたとおり弁護士は日本法曹詐術団の重要な構成員だから、その本当のカラクリを暴露す るはずはないのである。泥棒に「あなたは泥棒ですか」と聞いて、正直に「そうです」と答える馬 鹿はいない。 ここに司法を扱う最大の障壁がある。それは法律家と法律の非専門家が全く異なる言語、異 なった論理を使用しているということなのである。法の精神を理解すると云うことは、ある意 味で難しい暗号コードを解くとか、難解なゲームの理論に習熟するような修練が必要で ある。 日本人は思考の中から「概念」や「観念」を抽出する、形式論理的思考がそもそも苦手 でまったく無きに等しいのが現実だからである。法的三段論法とは、アリストテレスに よって構想された論理学の継受であり、日本人にとってもっとも不得手な思考の領域で ある。

虚飾世界の根源批判

日本司法は素人の訴訟マニアが独善的に誤った法律解釈で、 インチキ・イカサマと断罪するほど、その仕組みは単純でもなければ、愚かでもない。 「批判の会」が日本の司法が欺罔(イカサマ)であるという主張は、司法だけではなく、 広く日本国に蔓延るダブルスタンダードへの根源的な挑戦なのである。

(15)

だから我々が日本司法を訴訟マニアと同じ言葉を使用するところに困難の一切がある。 我々が対処しなければならないのは、日本を支配する巨大な権力機構は、もともと容易 に陰をみせない鵺のような無責任官僚機構が主体であり、常に黙示の教唆という巧妙な 脅しの手法によって日本を支配することである。(秋野永時教授の言説と重なる)

美禰子は勝てた理由

裁判の不正や不当を詰る(なじる)人々は、どこがどのように 不正、インチキなのかが皆目解らず、主観的な罵倒を繰り返すだけである。大抵は愚に もつかない道徳的説教、罵倒者の知能の低さを指し示す以外の何物でもない。 日本司法は素人がその複雑な機構のカラクリを研究せずして論難出来るほど安易な世 界ではないのである。三島美禰子が尾立美子裁判官の裁判で、とにかく勝訴できた事実 は、法律を専門とするものの目から見ても、奇跡に近い快挙である。確かに彼女はよく 勉強をしたが、勝利の陰には偶然も幸運も作用したのである。 日本司法が採択している、法的三段論法の悪質なカラクリの中では、裁判所は自由心証 主義という金科玉条の呪文で、白を黒、カラスをドラ猫と勝手に「事実認定」しても論 理的には矛盾はない。この国の裁判官はひたすら位階性への服従心だけで、法の原理に 対する忠誠心を完全に喪失している。こうした陰湿な法的三段論法の支配原理を片面法 治主義という。

裁判官の増員を国会に求めず

東京地裁には年間およそ 2 万件の民事紛争事件が持 ち込まれる。裁判所は、それを 50 の部門で処理する。処理すると言っても、東京都の 清掃事業がゴミの廃棄処理をするのと何ら変りがない。 民事訴訟法通りのまともな裁判をきちんと行っていたら、少なくとも現在の 20 倍以上 の裁判官が必要となる。日本が司法のお手本としたドイツでは、人口一人あたり裁判官 は約 11 倍(中原忍)である。 少なくとも、先進民主主義を標榜している国では、日本のように、司法がインチキ・イ カサマの「いい加減裁判」を行っている国はない。そもそも日本が近代的な訴訟制度を 西洋から導入した明治以来、日本の裁判官の数は 2 倍にしか増えていない。

(16)

人口は 4 倍近く増え、社会経済の規模は、数百倍にも増大しているにもかかわらず、こ の体たらくである。東京地裁の裁判官はひとりあたり、常時 300 件もの訴訟案件を抱え ているが、訴訟法通りのまともな裁判を行えば、年間、せいぜい一人30件程度の処理 しかおこなえない。しかして最高裁は、何故に裁判官の増員を国会に申請しないのか。 理由は簡単である。現在のような位階性に基づく絶対権力を保持して、裁判官を鵜飼の 「鵜」のように飼育し、猿回しの猿ロボットとして思い通りに操作したいからである。 戦前の幽霊思想の保持者である司法官僚が日本国の司法を思い通りに蹂躙する為であ る。 三島美禰子は、この藤下健判事の欺罔(イカサマ)裁判を経験して、日本裁判のインチキ・ イカサマぶりが、故丸山真男教授が言う、いわゆる日本社会の「古層」の構造を形成し ていることに気がついた。この事実が、美禰子をして、本会に彼女の貴重な訴訟資料を 提供する切掛けになったのである。

6 詐欺商法と違いがあるのか

尾立美子判事の裁判

日本の裁判官は、民事訴訟の根本的理念を理解していない。根本的な日本の教育に問題があるのだ。 司法試験の合格者とは、彼らが誇るほど、優秀でもなければ、卓越したものでもない。所詮愚劣な ペーパー・テストの勝者に過ぎないのである。

チョムスキーの言葉

「教育は人々に無知と愚蒙を付する」と言ったのは、偉大な言語学者であり、アメリカ の反体制思想家ノーム・チョムスキーである。日本で最も難解といわれる司法試験の合 格者達の実像に接触してみると、チョムスキーのこの言説の正しさがよくわかる。 難解な国家試験だといっても、そもそも選抜の方法に多大なる問題がある。昔から司法 試験には、選抜方法に不正がつきものだった。現在新聞を賑わせている司法試験の選抜 方法の不正は、なにも目新しいものではない。 美禰子は東京家裁の村田鋭治審判官の調停を経験して、その無能、優柔不断ぶりに驚か されたが、尾立美子裁判官の裁判の実像も、悪徳詐欺まがい商法と少しも違いがなかっ た。 筆者は裁判批判14号に、東京地裁民事28部の尾立美子裁判官について、この人は、 形式論理を駆使するのが不得手な裁判官なので、その能力の不足を補う意味で、強引で、

(17)

あからさまインチキ女帝裁判を実施していると書いた。 藤下健、大藤敏、高野芳久裁判官らの悪徳裁判ぶりも酷かったが、尾立裁判官は掛け値 なしの無能裁判官だったので、日本裁判の秘密の構造を露出する赤裸々なストリップ・ ショーを演じてくれたのである。

7

処分権主義違反の詐術判決

詐術判決

処分権主義の本質は訴訟の対象の決定を原告に委ねるものである。事務総局か らの処分を恐れる尾立裁判官は自己の違法な訴訟指揮の足跡を消すために、下記のようなト リック判決を下した。 訴訟の対象は、原告が決定し、その範囲も、原告が決めるのである。この女帝裁判官は、裁判 所は、当事者が主張しない主要な事実を認定してはならないという弁論主義の基本的テーゼ を破ったのである。尚詳細は本篇 part2。 1, 尾立美子裁判官は平成19年3月26日の判決言い渡しで、原告美禰子を勝訴させた。勝 訴させたことには至極当然であって不当性はない。 2, 判決にあたって尾立判事は詐術師まがいの欺罔の手法で判決を言い渡した 3 原告美禰子が最終的に「訴えの追加的変更の申立」をしたのは、平成19年2月12日であり、 同日その変更書の陳述がなされた。 4 平成19年3月26日の判決は原告が、不陳述を宣告して実在しない同19年1月27日の「訴 えの交換的変更」によって、判決がなされるという詐術行為が行われている。 解説ここの詐欺師まがいのインチキ判決は、尾立判事が自己の保身のために行った一大 詐術である。理由は、「訴えの追加的変更」とは、旧請求を維持しつつ、新しい請求を加え る場合を言うであり 「訴えの交換的変更」とは訴訟物を変更して、旧請求と交換して、新 請求を提起する場合を言うからである。 この裁判官のインチキ、おちゃらか審理はすでに最高裁事務総局にまで知れ渡ったので、 同裁判官が行った一連の欺罔詐術の美禰子に対する怪しげな訴訟指揮の履歴を一切合 切、滅却するために、追加的変更を、交換的変更に勝手に変えて判決したのである。

訴えの変更概念の定義

訴えの変更(民訴 143 条)とは、審判対象の決定は原告の専権事 項であるところから、原告が、訴訟係属後に請求の趣旨または請求原因を変更することによっ

(18)

て、その審判を申し立てている事項の同一性や範囲を変更することを言う。 具体的には、最初の訴えである訴訟手続きを維持しながら、その中味の請求を変更すること を意味する。原告が従来の請求のほかに新たな請求を追加し、あるいは従来の請求に代えて 新たな請求を行うことを意味するのである。 ① 訴えの追加的変更 旧請求を維持しつつ、新しい請求を加える場合を言う。 ② 訴えの交換的変更 訴訟物を変更して、旧請求と交換して新請求を提起する場合を言 う。 このほかに「請求の趣旨及び原因を変更する場合」、或いは「請求の趣旨のみを変更する場 合」。「請求の原因のみを変更する場合」等があるが、 ここでは イ 請求の拡張(数量的に増加させる場合。 ロ 請求の減縮 (数量的に減少させる場合)のみを記載しておく。

8 訴えの変更の秘策を活用せよ

本人訴訟は二、三回結審

美禰子は、訴訟継続前に Elizabeth と綿密な戦略を立てた。 その中で、この「訴えの変更」が戦略の要であった。とかく本人訴訟は裁判官の違法な訴訟指 揮によって、大抵は 2、3回の審理で強制的に終結させられてしまう。 これに対抗するには、素人の場合には有効な打開策がない。 しかし、「訴えの変更」という戦術をうまく使えば、勝訴判決を得ることも必ずしも不可能ではな い。この意味で美禰子は訴状提出に際して、初めから、訴えの変更を視野に入れて戦略をた てた。 この訴訟で、美禰子が提起した中心的な訴訟物は三つあった。一つは被相続人の残した株式 の相続紛争であり、二つめは遺産から生じた果実(家賃)の紛争、三つ目は遺産建物の不法占 有という訴訟物である。 しかし訴状には「株式」と「果実」という二つの訴訟しか提起していなかった。不法占有による賃 料相当額の訴訟は、訴えの追加的変更によって裁判官の不当な訴訟指揮によって、適当に訴 訟を打ち切られてしまうのを防ぐ為である。

(19)

美禰子は第二回口頭弁論期日が開かれる 5 日前に、「訴えの変更申立書」を直接、山崎恵美 担当書記官のもとに提出した。5 日前に提出したのは、裁判所に深く検討する余裕を与えない ためであった。その後何度も、訴訟が不当に終結されそうになると、様々な奇策によって、生き 延びる戦術を計画していた。

変更は事実審終結前に

弁護士にとって高裁の受任は実に美味しい話である。控訴 審で訴訟は、一二回の形式的に一審判決通りに終了するから、弁護士には応えられない 儲け話なのである。 ところで一審敗訴後、弁護士は上訴に際して、「訴えの変更」という奥の手を使う事が 多い。本人訴訟を志している読者も大いに「訴えの変更」の秘策を活用しよう。この手 を使わなければ一、二回の杜撰な審理で終結されてしまう可能性が高い。

裁判官の悪巧みは性懲りもなく続くは

訴訟法上、訴えの変更をするか否かは原告の 自由である。ところが本来要件を満たしていれば、自由であるはずの訴変更の申立を裁 判官は、なかなか認めようとしない。 訴変更の陳述を認めたくないので、原告に罠にかけることによって、手続き面から、貶 めようと策略や策略をもって攻めてくる。

訴えの変更書の書き方そ

訴えの変更書の書き方は、極めて難しい。これは弁護士の裏 技なのである。素人がこの技を使うには、相当の頭と勉強がいる。書式を適当に模倣し たのでは駄目である。通常訴訟マニアや裁判妄想マニアでは、この裏技はなかなか歯が たたない。 そして多くの裁判マニアは、この策を有効に使うことを知らない。美禰子が、この裁判 をひっくり返すことが出来たのも、この奇策を上手に活用したからだ。

尾立美子裁判の実像

友人の弁護士曰く、尾立美子(民事 28 部判事は若い時、相当の「顔美人」の裁判官だったそう である。意味深長だね。

猛り狂う裁判官

第 4 回弁論準備手続き(06 年 4 月 15 日)、この日、尾立美子判事は大い に荒れた。女帝のように哮り狂い、あからさまに感情を顕わにした。そして偏向した審理により、 勝負の帰趨を決めた。美禰子には、この裁判官の策謀によって不当に敗訴される運命が待っ ていた。

(20)

美禰子の引き延ばし戦略が功を奏して、尾立美子裁判官は美禰子に常に、心理の先を読ま れ、裁判詐術がごてに回り、翻弄されつづけていた。美禰子は執拗に記録閲覧を繰り返す。4 月の終わりには、3度目の有印公文書虚偽記載の犯罪を見つけた。日本の裁判所は根底から 悪の巣窟なのである。 美禰子が06年 2 月に提出していた「文書送付嘱託申出書」および「調査嘱託申立書」の回答 が、3月の終わりの時点で、民事 28 部になされて、被告の不法占拠の事実が民事 21 部の書 記官、調査官の報告書によって確実に証明されてしまった。

女帝は陥穽の罠を仕掛る

調査の結果が美禰子に知らされれば、美禰子の主張が立証さ れるので、卑劣な尾立美子裁判官はこの報告を握りつぶす画策をしたと思われる。 ある上の筋によると、このままでは被告の建物不法占拠の事実が、民事21部によって証明され てしまうので、慌てた尾立美子裁判官は、淺知恵を絞って、民事執行センターに手を回して、 現況調査報告書の閲覧を次回期日後までに引き延ばして、急遽抜き打ちで、弁論を終結す る、破廉恥計画の謀略の罠を仕掛けるつもりだったようである。 資格偏重主義の日本国では裁判官は、どんな阿呆でも、選良ではあるが、それにしても、この 裁判官の尊大な態度は目に余る。尾立裁判官は狭量で知的水準が低く、憶病でおまけに愚 蒙な判事である。常に美禰子に手の内の先を読まれ、審理の状態は惨憺たる降着状態だっ た。 一人ほくそ笑んだ? 裁判が開始されたのは05年10月20日であるが、尾立美子裁判官は 美禰子が提出した訴状を読んで、ひとりほくそ笑んだ筈である。 理由は美禰子が05年9月8日最高裁小法廷で決定された未分割遺産から生ずる家賃の帰属 が、これまでの共有物分割の対象財産から、単独分割債権へと反動的に切り替った事実を知 芯せず、本訴を共有物分割請求訴訟で立件してきたからである。 尾立判事は、かねがね能力の欠如したオチャラカ裁判官として評判だったので、ここで美味し い事件を受訴して、点数を簡単に稼がせて貰おうと決意したのではなかろうか。

10 裁判官の内奥を解読せよ

訴訟は期日外に決まる 日本の民事訴訟は、どんな悪質な技法を使っても、迅速に訴訟を 処理さえすれば、良いという姿勢で裁判が行われている。裁判官の成績を左右するのは、訴

(21)

訟の処理件数の多寡だけであるから、必然的に裁判所は、謀略や策略、およそ信じられない ような、汚い手口で、訴訟当事者を罠に陥れてくる。 訴訟は期日外に決まる。法廷の審理は、刑事、民事を問わず形式だけの猿芝居にすぎな い。裁判官と弁護士の癒着、敵味方弁護士同士の癒着、癒着馴れ合いは、司法腐食の根 幹を形成している。

期日外釈明の罠

裁判官は口頭弁論の期日外で、当事者に対し釈明を求めることがで きる。(民訴法 149 条 1 項、2 項)法 149 条 1 項、2 項の釈明は裁判所書記官に命じて 行わせることができる。(規則 63 条 1 項)期日外釈明は第一回期日前と期日後の釈明が ある。 期日間釈明に要注意 「証明すべき事実」を裁判官から、何時までに、当事者の主張を はっきりせよと命令され、その為の証拠も求められる。当事者はこの質問に対する回答 を準備書面に書いて提示しなければならない。 この問題は尾立裁判官のように、曖昧な方法によって、当事者を罠に陥れ、訴訟を裁判 官の筋通りに処理してしまおうとこ汚い策略を使った指示が多用される。要注意事項な のである。 第一回期日外釈明 尾立裁判官は山崎書記官に命じて原告が共有物分割訴訟の申立を しているので、被告の一人に答弁書の書き方を指導した。被告相一に「訴外 K 測器に 自分の賃料持ち分の請求をしている」との嘘の答弁書を書かせた事は確実である。 当該裁判の第一回口頭弁論が開かれたのは、平成 17 年 12 月15日である。被告の一人兄相 一は、担当書記官から期日外に教えられて作成したとおりの答弁書を提出した。弟の相二に ついては相変わらず答弁書すら提出されていなかった。 第一回の口頭弁論で美禰子は、この裁判官の怪しげな振る舞いから、本裁判の筋が読めた。 裁判は始めに結論ありき、裁判官は自分の成績だけを考えて裁判を行っている。 この裁判は期日外に被告が勝つように予め決めて、安直に法律知識の皆無な山崎書記官に 訴訟まかせてゴミ処理裁判を行おうと考えた足跡を残している。

本人訴訟は2、3回審理で打ち切られる

本人訴訟で相手方に弁護士がついてい たら、どんなに本人側に利があっても、相手方を勝たせる。裁判所は素人訴訟が増えるのは困 るのである。弁護士との癒着の関係がもてないからである。それに日本の裁判制度の本当の 存在意義は弁護士救済事業なのである。裁判は諸君の為にあるのではない。弁護士や法曹

(22)

関係者のために存在する司法乞食救済対策事業なのである。

本人訴訟はゴミ廃棄物

本人訴訟は裁判所にとって、ゴミ処理場の廃棄物である。訴 訟法の規定によれば、要件事実さえ整っていれば、どのような訴状を出してもよいのであるが、 それを裁判官は難癖をつけて威嚇する。 見え透いた、脅しすかしの汚い戦法で素人には訴訟が難しいと嫌がらせをする。本人訴訟を 志すものは、裁判官のこの汚い手の内を読む事が必要である。

美禰子の大失策

美禰子大失策とは、最高裁が平成17年 9 月 7 日の未分割遺産から生じ た賃料債権の帰属の判例を見逃したことである。 先に詳しく述べたように、本判決により、昭和 56 年以来、実務の大勢を占めていた遺産から生 じた賃料家賃は実質非訟事件(形式的形成訴訟)から、単独分割債権と解釈が 180 度変わっ たのである。 美禰子が本件家賃の分割を共有物分割訴訟として提起したのは、平成 17 年の 10 月である。 この訴訟は実質的に平成 15 年から、家裁の調停、審判を 3 回にも渡って繰り返されており、家 賃は共有物分割の対象財産だった。

尾立裁判官の淺知恵

日本の裁判官は、訴状と答弁書だけを読んで、訴訟の筋を決める。 その際、判断の基準は、最高裁の判例である。美禰子は本件事案を共有物分割で提訴して きている。裁判官は自分が決めた筋に合わせて審理を強行する。その為、尾立美子裁判 官は山崎書記官を通して被告側に答弁書の書き方を指導させたらしい。 本案は素人の本人訴訟であるから、事件を実質的に山崎書記官に担当させることにした と思われる。そこで、期日外に被告に答弁書の書き方を指導し、内々に被告勝訴を匂わ せて、一件落着、迅速に訴訟を処理することだけが目的なのである。 日本の民事訴訟が初めに結論ありきというのはこういうことを意味しているのである。 したがって読者は期日間釈明という制度に十分な配慮をして訴訟を進行させねばなら ない。諸君裁判所の書記官に油断をして、訴訟の相談をしてはならない。書記官は裁判 官のスパイであり、奴隷なのである。

本訴訟の天王山

第 2 回口頭弁論

第 2 回口頭弁論の期日には美禰子は素人のく せに、訴えの変更申立書を提出した。美禰子は家賃が本質合有から通常の共有へ変更さ れたことを了知してはいなかったが、訴えの追加的変更という裏技をこの訴訟で使って

(23)

きたのである。 尾立美子裁判官は「訴変更申立書」は公開の法廷で陳述させた。何人もの傍聴人もはっ きりと其れを確認している。それに訴変更申立書の書き方が悪いと 10 分間「いちゃも ん」をつけた。訴えの追加的変更をしたのに、交換的変更だと牽強付会のケチをつけた のである。 ここで尾立美子裁判官は訴えを闇雲に交換的変更にさせて、変更の申立を却下しようと 破廉恥な罠を仕掛けた。日本の裁判官は品格を疑わせるペテン師・ヒラメ科の種族(三 島美禰子)なのである。陳述事実を訴変更申立書から没却させるという刑法上の大犯罪 を起こすのである。因みにこの刑法犯罪は最長10年の懲役刑が課せられる。

公文書虚偽記載の刑法犯罪

専門的な話になるが、「訴えの交換的変更」は「訴え の変更」にならないと解釈されている。従って交換的変更であれば、裁判官は簡単に本 事件を却下することができる。裁判欺罔術の一つである。 美禰子がこの策略に引っかからなかったので、「訴えの変更」について書面提出を禁止 すると言う憲法違反の策で追い打ちをかけて威嚇する。「主張があったら、口頭で述べ てください」と命令する。民訴 143 条 2 項によると、請求の趣旨が変更される場合には 書面を必要とする。これではまるで、裁判官の詐欺ではないか。裁判官は詐術師である。 密室での弁論準備手続きの期日は、同年 2 月 3 日に決まったが、原告が第 2 回口頭弁論 期日調書を取り寄せてみたら、驚愕すべき刑法上の大犯罪事実として、口頭弁論調書か ら訴えの変更の陳述がなされた事実がすっかり没却されていた。 裁判官の胸の内は次回期日に変更申立書が提出されなかったことにして、事件を一気に 却下して終了させてしまおうという腹つもりだったようである。ああ、卑劣なるか汝、 欺罔裁判官!

陳述没却は常套手段

実を言うと美禰子は、訴訟の当初から、裁判官がこの手を使っ てくることを予測していた。前訴の藤下健裁判官は、美禰子の陳述済みの総ての準備書 面を没却して、不陳述としたからである。この犯罪は特殊なものではなく、裁判所の常 習犯罪である。

山崎書記官憲法違反の脅し電話と

原告が山崎恵美書記官に第 2 回口頭弁論調書で、 訴変更申立書の陳述事実が没却されていることに抗議しても、同書記官は訂正すること を拒否し、逆に一切訴変更申立書を提出してはいけないと裁判官命令の違法な圧力によ って原告の基本的人権を侵害した。

(24)

幻の証拠録音テープ

この電話の内容は録音テープがある。窮地に追い込まれた原告 は、「しっぺ返しの戦略」の第一弾として「調書の記載に対する異議の申述書」を同日 配達証明付き郵便で送付した」

調書の記載に対する異議の申述書

第一回弁論準備手続き当日、尾立美子裁判官は、 第 2 回口頭弁論期日で訴変更書の陳述がなされていた事実を認めた、しかし、その事実 を調書に記載させず、口先だけでごまかしてしまうつもりだったようである。原告の調 書異議書は 1 月 30 日に郵送された。 口頭で認めても、調書に記載をしない。こんな見え透いた手段を使う。裁判官は真性の詐 術師である。法律的には、この手法も虚偽記載なのである。 「生意気な原告美禰子は次に尾立美子裁判官は裁判官忌避の申立をするに違いない」 尾立裁判官はそれを心配して、準備手続き前夜は、夜も眠れなかったようである。当日 目を充血させていた。 しかし美禰子は、その段階での忌避申立は時期尚早と考えた。そこで原告は訴外 K 測 器に「訴訟告知書」を書いて、思わせぶりに揺さぶりをかけることにした。尾立裁判官 は、原告が忌避の申立をしていると、早とちりして、美禰子が書記官と話をしている所 まで不安げに様子を探りに来た。

忌避申立書に恐れ戦く

美禰子はここで、尾立美子裁判官の胸の内を読んだ。裁判官 が恐れているのは「裁判官忌避の申立書」が提出されることである。裁判官という種族 は思い上がっているから、当事者に胸の内を読まれるという事態を想定したことがない。 尾立裁判官は原告を懐柔するために、裁判所時報の写しをくれた。その時報には最高裁 の判例が載っていた。美禰子の調書異議の申述書が効果をあげ、あれほど頑として抵抗 していた「訴変更申立書」の陳述をようやく認めた。 本案事件を詳細に説明すると、裁判所の陥穽技法はこんな簡単な手口ではない。訴変更 申立書の陳述一つ許されるまでには、信じられないような、様々な汚い画策や紆余曲折 行為が有ったのである。 ともかく、美禰子は裁判所の陰謀をことごとく見破って、それに適切に対応したことだ けは確実である。美禰子の心理洞察力は見事である。

(25)

陳述不許可の訴訟指揮

密室での弁論準備手続きは第 4 回まで行われた。弁論準 備手続きといっても、被告両名は全く訴訟能力を有せず、黙って座っているだけである。 代わって裁判官が被告側の代弁をする。日本の裁判はこんな悪質違法を平気で行う。 裁判官は原告が提出した膨大な記録に一々いちゃもんをつけるだけである。こうして原 告提出の約三十種類の主張書面を不陳述化した。この詳細については煩雑になるので、 詳しくは本誌裁判批判 2 号~7 号を参照していただきたい。 本訴訟の決定的瞬間は第 4 回弁論準備手続当日におとずれた。 前述したように、原告美禰子は「訴えの変更」を度々、繰り返すので、なかなか裁判を 終結させられない。尾立裁判官は業を煮やし、まるで女主人のように原告をなじる。そ して決定的瞬間は複雑な罠をかけて、次回の 18 年 5 月 22 日に弁論手続を終了させて勝 利の美酒に酔う。女帝裁判官の見え透いた胸の内である。

書記官を信用するな

藤下健・大藤敏裁判官の裁判でも、実質的に裁判のアウトラインを 決めたのは書記官だった。本人訴訟では、書記官が裁判を仕切る。書記官は法律の知識は 殆ど無いにもかかわらず、裁判官から命令を受けて、裁判の画策行為を行うから要注意なの である。

11 美禰子かく闘へり

Global justice info の会員には、様々な分野の専門家がいる。勿論法律の専門家もいる。 その誰もが、今回の美禰子の逆転勝訴には唖然とさせられた。 日本の裁判で裁判官を敵として闘うことは、前にも書いたとおり、手枷足枷を填められ 10キロの鉛を付着させられて、競泳競技に出場するようなものである。 裁判官の自由心証主義の強大な権力はそれほど絶大なのである。どうして「ど素人」の 美禰子が東京地裁の裁判官と真っ向から勝負して、勝ちを制することが出来たのか不思 議である。こんな過酷な条件で、裁判を勝ち取った者が果たしているのだろうか。

6 ヶ月時間を下さい

実を言うと、原告は本件遺産建物の競売の申立を東京地裁民事 21 部に申し立てていた。本裁判には、競売物件の裁判所執行官の調査が入り、被告側 が当建物の3階を不法占有している事実が裁判所の調査官による証明以外に方法がな いことを美禰子は知っていたからである。

(26)

美禰子にはどうしても6ヶ月の時間が必要だった。それにこの計画がうまくいかなけれ ば、例え裁判に勝っても、判決書は、其れこそ「糞の役にも立たない無用な紙切れ」と なってしまう。 しかし民事21部の裁判所の回答があれば、尾立裁判官は原告を不当に全面敗訴させる ことは不可能である。

民事21部へ策謀の手

そこでこの女帝裁判官は同 21 部民事執行センターに依頼し て原告が同 21 部に物件明細書及び状況調査書の閲覧謄写を、手をまわして禁止した。 すでに3月の段階で執行官や調査官の報告書は完成しているのに、弁論終結後にしか原 告の目にはいらないよう民事 21 部に画策するという卑劣な策謀行為を行ったのである。 尾立裁判官は原告が提出した、決定的な証拠は、ことごとく裁判官の権能によって却下 し,5 月 22 日の期日に騙し討ち的に弁論を終結させる腹づもりだったことは、火を見 るよりも明らかである。

女帝は被告弁護代理人

本訴訟で尾立裁判官の最大の失策は期日外釈明権の行使 を誤ったことである。この裁判官の胸の内は5月22日に弁論を終結させて、裁判官の 自由心証主義によって、被告らを勝たせることを画策した。 その為山崎恵美書記官は、被告相二に決定的証拠文書を提出させて一気に裁判官の権能 によって、勝負をつける算段をした。とにかく、美禰子は素人離れをした作戦を繰り広 げる。すでに、被告相二が経営するk測器会社の財務諸表の文書提出命令の申立をして いたのである。 老婆心ながら、文書提出命令は裁判であることを申し述べておく、文書提出命令の申立 があると、裁判所はこの申立に決定をくださなければならない。さもなければ、弁論終 結に、齟齬を来たす。

財務諸表の暗号を解読せよ

同年5月の連休明けから2,3日してk測器の決算書 の写しが原告の元に送られてきた。勿論k測器株式会社はプロの税理士を使って、いろ いろと、画策行為を行っている。窮地に追い込まれた美禰子は日本司法の裏面に日本人 よりも通じている知人の米人法律家エリザベスに戦術を練って貰うことにした。 エリザベスからメールで、どんな手段を使っても、財務諸表の矛盾を徹底的に分析しろ というアドバイスが届いた。美禰子はかって会計学を勉強したことがあったが、本質的 には素人であった。そこで税法および会計学の猛勉強をして、とにかく難解な財務諸表

参照

関連したドキュメント

分からないと言っている。金銭事情とは別の真の

名の下に、アプリオリとアポステリオリの対を分析性と綜合性の対に解消しようとする論理実証主義の  

ところで,このテクストには,「真理を作品のうちへもたらすこと(daslnsaWakPBrinWl

日頃から製造室内で行っていることを一般衛生管理計画 ①~⑩と重点 管理計画

これは基礎論的研究に端を発しつつ、計算機科学寄りの論理学の中で発展してきたもので ある。広義の構成主義者は、哲学思想や基礎論的な立場に縛られず、それどころかいわゆ

 

距離の確保 入場時の消毒 マスク着用 定期的換気 記載台の消毒. 投票日 10 月

Lederman, The Supreme Court of Canada and Basic Constituti onal Amendment An Assessment of Reference Re Amendment of the C onstitution ).. ( (2 Re Resolution to Amend the