「北海道にふさわしい民泊」

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全文

(1)

地域における新たな民泊のあり方について

【法施行に向けた取りまとめ 概要】 ・「民泊」とは、旅行者が宿泊先として、個人の自宅や別荘、マンションの空き室などに宿泊すること ・インターネットを介したマッチングサービスにより、世界各地で広がりを見せており、日本でも増加

1 民泊とは

・5年間(H23→H28)で約4倍の増加

2 民泊をめぐる現状

・ハイシーズン(2月、6月~10月)の客室稼働率が高い ・特に札幌市内の稼働率が高い (2)客室稼働率 ・Airbnb登録物件数は1年7カ月で2.3倍と急増 ・農家民泊の数は、旅館業法の適用除外(H23~) となったことから増加するも近年減少 ・農家民宿、農家民泊利用の6割は、教育旅行 (4)農家民宿・農家民泊 85.2 85.6 88.4 88.6 88.6 40 50 60 70 80 90 100 % 客 室 稼 働 率 の 比 較[ 観 光 庁 : 宿 泊 旅 行 統 計 調 査 ] ( 従 業 者 数 1 0 人 以 上 の 宿 泊 施 設 ) 札幌市 全道 全国 農家民宿:農山漁村余暇法に基づく農業体験民宿 (旅館業法の許可有) 農家民泊:教育旅行など生活体験を行い無償で 宿泊させるもの(旅館業法適用外) 教育旅行:小、中、高の学校行事に位置づけられる 旅行で、修学旅行や農業体験学習など を行うもの ・札幌市が全体の約6割を占めるほか、 倶知安・ニセコエリアの割合が多い。 (3)インターネットを介した民泊サービス -1- ※Airbnb:世界最大手の民泊マッチングサイト (1)外国人来道者

Airbnbの登録物件数[『AirLABO』データ] 道内市町村別割合[『AirLABO』データ(H30.2.01)]

(北海道) ※農家民泊についてはH24~調査実施 591711 689 675 742570 790 1153 1541 2000 2301 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 千人 外国人来道者数の推移 [北海道:観光入込客数調査] 4倍 1,173 2,665 H28年6月 H30年2月 件 2.3倍 38,377 57,836 H28年6月 H30年2月 件 1.5倍 (全国) 札幌市 58% 倶知安町 9% 小樽市 6% 函館市 4% 旭川市 3% ニセコ町 3% その他 17% 46 116196 223 265 335 411454 456 469 475 463 452625 705 718 673 0 200 400 600 800 1000 1200 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 件 農家民宿・農家民泊施設の推移 [北海道:グリーン・ツーリズム関連施設調査] 農家民泊 農家民宿

(2)

〇 民泊サイトの一般での利用が広がるも、無許可物件の掲載など違法な状況 〇 道保健所の指導件数は、H26:5件、H27:46件、H28:131件と増加しているが、実態を把握するの が困難 【都市部】 〇 マンションなどでは、騒音やゴミ出しなど関する近隣住民とのトラブルが発生 【地方部】 〇 人口減少・高齢化などが進み、空き家が増加するなどの課題が顕在化 〇 交流人口の拡大を図りたいが、宿泊受け皿が十分でない

3 民泊をめぐる課題

-2- 年月日 内 容 H27.6.30 【規制改革実施計画】 民泊サービスのための規制緩和の検討を進めることを閣議決定 H27.7.1 【イベント民泊】 イベント開催時の自宅を活用した民泊を旅館業法から適用除外 H25.12 【国家戦略特区(特区民泊)】 ・国家戦略特区法公布(旅館業法の特例を措置) (H30年1月時点で、東京都大田区、大阪府、大阪市、北九州市、新潟市、千葉市が活用) H28.4.1 【旅館業法の規制緩和】 ・客室面積の要件緩和、玄関帳場設置の緩和 H28.6.20 【民泊サービスのあり方に関する検討会(厚労省・観光庁)】 ・民泊の制度設計を取りまとめ

4 国の検討経過等

H29.6.16 公布(H30.6.15 施行)

【住宅宿泊事業者に係る制度の創設】

〇 北海道知事(札幌市内は札幌市長)への届出 〇 営業日数の上限が原則180日(条例の制限区域を除く) 〇 住宅宿泊事業者の義務 ・宿泊者の安全・衛生の確保 ・宿泊者名簿の備え付け ・標識の掲示 ・騒音防止などの注意事項の説明 ・苦情への対応 ・家主不在の場合登録管理業者へ委託 など

【住宅宿泊管理業者に係る制度の創設】

〇 国土交通大臣への登録 〇 管理業務を受託した場合、法第5条~10条に関する義務 〇 住宅宿泊事業者への契約内容の事前説明、標識の掲示 など

【住宅宿泊仲介業者に係る制度の創設】

〇 観光庁長官への登録 〇 違法行為のあっせん等の禁止、宿泊者への契約内容の事前説明 など

5 住宅宿泊事業法

(3)

ふれあい民泊」タイプ

ホストとの交流や、 文化・暮らしの体験など、 地域とのふれあいを楽しむ 家主不在型 タイプ 方 針 「ふれあい」 民泊 ・北海道の文化や人との交流を図るホームステイ、農山漁村の 暮らしを体験できる農林漁家民宿などをさらに推進 ・空き家等を活用し、交流人口の拡大や地域の活力向上に寄与す る取組を進める 「まちなか」 民泊 旅行者が安心、安全に宿泊できる環境を備えつつ、近隣住民の 暮らしに配慮することを前提とする 民泊を、「ふれあい民泊」タイプと「まちなか民泊」タイプに区分し、タイプ毎の方針を設定する。 (2)タイプ別方針 -3-

6 地域における新たな民泊のあり方

民泊を通じた「まちの活性化」「交流人口の増加」など

地域に潤いをもたらす

(1)基本的な考え方

「まちなか民泊」タイプ

ルールを守った利用で 居住環境との調和を図る マンション空き室の 活用など 家主居住型 ・住宅を活用した宿泊サービスの提供 ・年間提供日数の上限など一定の要件 の範囲内でサービス提供を行うもの (フロント設置を緩和された簡易宿所、 農山漁村余暇法に基づく農林漁家 民宿、農家民泊、イベント民泊を含む) 新法に基づく民泊など ・旅館業法の許可を受けた事業者による宿泊 サービスの提供 ・フロントサービスの提供があるほか、宿泊施 設として一定の整備基準を満たしている。 ・ホテル等のタイプによっては、食事サービス、 大浴場付きなど、ニーズに合わせたサービスを 受けることができる。 ホテル・旅館・簡易宿所など ホームステイ、 ファームインなど 地方の空き家の 活用など 旅行者が 安全、安心に 宿泊 本道の 暮らし、文化、人 とふれあう 道民の生活環境や 既存の宿泊サービスと 調和を図る 主 に 地 方 部 主 に 都 市 部 ※管理規約で民泊の利用を許諾しているもの

(4)

宿泊受け皿

宿泊以外のメニュー

Webサイト

(住宅宿泊仲介業者)

コンシェルジュ機能

(観光協会、商工会、地域協議会、ホテル・旅館など) WEBサイトへの登録 飲 食 店 ※業務の例 【旅行者へのサービス】 ・総合窓口 ・鍵の受け渡し、ホストへのつなぎ ・付随的旅行商品の手配・地域情報の紹介 【ホスト側へのサービス】 ・webサイトへの登録 ・フロント窓口の代行 ・付随的旅行商品の紹介、販売 業務提供 窓口業務委託 ホスト

利用者

①ネット予約 ②予約希望 情報通知 ⑥付随的旅行商品 の支払い ③予約受付完了通知 ⑤当日 鍵の受け渡し ホストへのつなぎ 地域情報の紹介 利用の流れ ①~④事前 ⑤~⑥当日 付随的旅行商品 A:家主在住タイプ (ファームインなど) B:家主不在タイプ (空き家など) 温 泉 体 験 土 産 品 ④宿泊代金支払(ネット) ③予約受付 (4)「まちなか民泊」の実施にあたっての留意点 (3)「ふれあい民泊」の展開例 -4- ・自宅の一部を利用したホームステイや改修した空き家を宿泊の受け皿に ・地域の飲食店や温泉、体験メニューと組み合わせ、地域とのふれあいを目的とした旅行サービスを提供 ・コンシェルジュ機能を担う窓口を地域に設置し、旅行者が安心して旅行できるよう、きめ細かく対応 住宅宿泊管理業者

マンション・アパートの民泊使用に関する確認【必須】

・マンションの管理規約や賃貸借契約において、民泊の利用を禁止している場合、民泊サービスの提供 はできない。 ・事前に管理組合や所有者の承諾を得るなど、トラブルにならないよう注意が必要。

近隣の方へのお知らせ【推奨】

法に基づく事業主の義務【必須】

・民泊サービスを行うにあたっては、近隣の方に対し、民泊を行う場所(マンション・アパートの場合は部 屋番号も含む)、所有者氏名、連絡先(管理を委託する場合は、その旨と連絡先)などについて、説明会 の開催や文書配布などで事前にお知らせを行うことが望ましい。 〇宿泊客の衛生、安全の確保(定期的な清掃、避難経路の表示 など) 〇宿泊者名簿の備え付け(宿泊者の身元確認、犯罪防止 など) 〇騒音防止等、必要事項の宿泊者への説明(騒音防止やゴミ捨てマナーなどの注意事項周知) 〇苦情の処理(深夜早朝を問わず、常時応対又は電話により対応) 〇標識の掲示(合法民泊であることの明示) マンションや住居専用地域など、住民の生活空間と認識されている場所で民泊サービスを行う場合は、住環境 に十分配慮し、一層きめ細かい対応が求められる。 【「まちなか民泊」の実施にあたって特に留意が必要な事項】※なお、本留意点は「まちなか民泊」限定ではなく、届出住宅全般に適用される。

(5)

〇 道では、法第18条に基づき、民泊営業による生活環境の悪化を防止するため、制限区域と期間 を定めた条例を制定することとし、有識者会議での議論や市町村からの意見などを踏まえ、次のとお り条例を制定し、法と同時に施行する。 ※家主居住型(届出住宅の居室(民泊に利用するものに限る)の数が5以下のもの)は、制限対象外とする。

7 法に基づく適正な民泊の推進

今後は、法施行の状況を見ながら、地域の実情を十分に把握し、幅広くご意見を伺いながら、 北海道にふさわしい民泊の展開を検討することが必要 -5- 相談・届出への対応や、定期的な立入検査、苦情・通報に基づく改善指導・現地調査、取締りなど に的確に対応するため、道庁内関係部局の連携はもちろん、住宅宿泊事業法を所管する札幌市、旅 館業法を所管する保健所設置市のほか、国、消防、警察など関係機関と連携した実効性ある執行体 制を整備し、民泊の適正な運営の確保を図っていく。 【指導監督の連携体制】 ※連絡会議により体制を構築 (1)条例による営業制限区域等 制限する区域(市町村数) 区域の範囲 制限期間 ①小中学校等 (63市町村) 小中学校等の敷地の出 入口の周囲100m 登校日 ②住居専用地域等 (38市町村) 住居専用地域又はこれら に準ずる地域 平日 ③別荘地 (該当無し) 管理規約等があるなど、 静穏な環境の別荘地 別荘地繁忙期など知事が指 定する期間 ④道路事情が良好でない集落 (該当無し) 民泊による渋滞等の発生 などが見込まれる集落 道路渋滞等が発生する時期 など知事が指定する期間

8 今後の進め方

(2)適正な民泊を推進するための道の執行体制 ■住宅宿泊事業者の指導監督 北海道・札幌市 観光部局:民泊法全般 衛生部局:衛生確保 建築部局:安全確保 ※ 一部住宅宿泊管理業者の指導監督も含む ■住宅宿泊事業者の指導監督 北海道開発局 住宅宿泊事業法 ■無届・無許可民泊の指導監督 保健所 (道・札幌・小樽・函館・旭川) 各市町村消防 道警 ■消防法に基づく指導監督 ■罰則適用のための捜査 旅館業法 違反への罰則適用 消防法

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参照

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