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MTS サーボバルブは試験担当者が必要とするスピード 性能 忠実度を実現し 非常に広範なアプリケーションにおいて反復可能かつ再現性ある高精度な結果を得ることができます 厳格な許容誤差で卓越した制御をもたらすよう設計された サーボバルブの全製品ラインが 信頼性の高い性能と優れた耐久性を提供します

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サーボバルブ

正確な油圧サーボ制御のための高性能サーボバルブ

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MTS サーボバルブは試験担当者が必要とするスピード、性能、忠実

度を実現し、非常に広範なアプリケーションにおいて反復可能かつ

再現性ある高精度な結果を得ることができます。厳格な許容誤差で

卓越した制御をもたらすよう設計された、サーボバルブの全製品 

ラインが、信頼性の高い性能と優れた耐久性を提供します。

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3 機械工学的試験の荷重と動きを制御するには、高品質なサーボバルブの性能が 不可欠です。サーボバルブは、信頼のおける試験システムの性能にとって非常に 重要であり、ほとんどの MTS クローズドループシステムにおいて最も重要な制御 エレメントとなっています。油圧サーボ試験の業界リーダーである MTS は、サー ボバルブの運用に求められる独特かつ厳しい要件を深く理解しています。当社の サーボバルブの製品ラインは何十年にもわたる運用実績があり、非常にさまざ まな市場およびアプリケーションへと広がっています。 当社は、様々な流量および性能曲線を持つ耐久性ある高信頼度のサーボバルブ を提供しながら、この経験と専門知識を応用し続けています。当社の全サーボバ ルブ製品ラインにより、力、技巧、全体性能の理想形を作り出す組合せを構成で きます。 高い耐久性 MTS サーボバルブは、動的アプリケー ションで長寿命を達成するための耐 久設計 を特徴としています。故障時に おいてもエラー時の動作を遅延させる ことで、試験データの完全性保護に貢 献します。また高い汚染耐性により、試 験チームは、試験結果が損なわれる前 に操作上の問題を診断・解決できる十 分な時間を得られます。 優れた忠実度 洗練されたデザインの MTS サーボバ ルブにより、試験担当者は、数十kNも の荷重容量のアクチュエータを数ミク ロン動かしたり、卓越した精度で数十 億サイクルもの疲労試験を実施するこ とが可能です。厳密に設定された許容 誤差により、MTS サーボバルブの性能 曲線の上端においても繊細に作動で き、正確な動きを再現させることがで きます。 究極の反復性能 反復性があり再現可能な 試験 結果 は、試験の整合性と妥当性において非 常に重要です。MTS サーボバルブは厳 格な仕様に準じて設計・製造されてい るため、ラボからラボへ、システムから システムへ、試験から試験へ、オペレー タが経験豊富なベテランであるか比 較的新米であるかに関わらず、高い反 復性 と、再現可能な結果を得ることが できます。

制御の本質

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シリーズ 252 サーボバルブ

MTS シリーズ 252 サーボバルブは、高応答油圧サーボシステム用に 3.8~227 lpm (1~60 gpm*) の低~中度の流量に特化して設計された、2 ステージ 4 方 サーボバルブです。これらの主力コンポーネントに依存して、堅実で一定した性 能を保持しています。 性能 MTS シリーズ 252 サーボバルブには トルクモーター、2 ステージ油圧パワー レギュレーションが含まれています。ト ルクモーターは、第 1ステージの 2 つ のノズルからの作動油流量を制御す るフラッパーのポジション調整によっ て第 1 ステージを制御します。差圧に より、アクチュエータへ送られる油の方 向や量を制御する第 2 ステージのス プールの位置を調整します。 これらのサーボバルブは、クローズド ループ制御に対するあらゆる利点を 搭載しています。第 2ステージのスプー ルの応答に伴い、スプールによるフィー ドバックスプリングがトルクモーターお よびフラッパーの動きに逆作用しま す。スプールがコマンドのポジション に達するまで、モーターとフラッパが 逆方向に動きます。両方のノズルから の流量が同量で、スプールは停止しま す。この設計により、スプールのポジシ ョンを正確に制御し、高い油圧駆動荷 重をスプールにかけ、スプール開口を 大きくすることができます。 * ご要望に応じて、1/8、1/4、1/2 gpm のバルブも ご用意いたします。 一般的なアプリケーション シリーズ 252 サーボバルブの一般的 なアプリケーションとしては、疲労試験 システム、シミュレータ、油圧サーボ処 理制御、工業用制御における油圧パ ワー制御および調節です。より高い流 量を必要とするアプリケーションは、シ リーズ 252 サーボバルブを2つ並列に » スプールフィードバックによるノズル フラッパー設計で内部のクローズド ループの確実なフロー制御を実現 » 内部濾過によりノズル開口部を汚染 物から保護 » 標準的なマウント構造により簡単に 流量の異なるものに変更可能 » サーボシステム周波数の範囲上での 一定応答 » 31 MPa (4500 psi) の作動圧力で、適 正な性能と信頼性を確保 » 高スプール駆動の荷重 (45 キログラ ム荷重以上) で低い汚染感度を実現 » 5 番目のポートを利用して、システム 圧とは別にパイロット圧を加圧可能 接続して、流量を 2 倍にすることで対 応可能です。このデュアルバルブ構成 (特別なデュアルバルブマニホールド が必要) は、大型バルブよりコストが低 いばかりでなく、一部のアプリケーショ ンにおいて作動効率が高くなり、応答 速度が増大します。 コイル マグネット 上部ポール部品 屈曲チューブ 下部ポール部品 フラッパー フィードバック ワイヤ 固定開口部 アクチュエータへ/から 油圧源に 戻る フィルター スプール ノズル アーマチュア 第 1ステージ 第 2 ステージ 油圧源 からの圧力

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5 100 10 1 0.1 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 378 37 3.7 0.37 100 10 1 0.1 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 378 37 3.7 0.37 252.25 252.22 252.23 252.24 252.21 252.33 252.31 252.32

Note: Performance is with 21 MPa (3000 psi) pressure supplied and 7 MPa (1000 psi) pressure drop across the servovalve

Note: Performance is with 21 MPa (3000 psi) pressure supplied and 7 MPa (1000 psi) pressure drop across the servovalve

252.43 252.41 252.42 100 10 1 0.1 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz

378

37

3.7

0.37

Note: Performance is with 21 MPa (3000 psi) pressure supplied and 7 MPa (1000 psi) pressure drop across the servovalve. 100

10

1

0.1

1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 378 37 3.7 0.37 100 10 1 0.1 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 378 37 3.7 0.37 252.25 252.22 252.23 252.24 252.21 252.33 252.31 252.32

Note: Performance is with 21 MPa (3000 psi) pressure supplied and 7 MPa (1000 psi) pressure drop across the servovalve

Note: Performance is with 21 MPa (3000 psi) pressure supplied and 7 MPa (1000 psi) pressure drop across the servovalve

下記の流量対周波数反応曲線には、正弦波制御および± 100%の  コマンドにおける一般的なサーボバルブ性能を示しています。 代表的な性能特性 モデル 最大流量*  @10% コマンド90° ポイント  ナル流量 L/min gpm L/min gpm 252.21C 4.0 1.0 240 Hz 1.10 0.29 252.22C 9.5 2.5 240 Hz 1.44 0.38 252.23C 19.0 5.0 240 Hz 2.27 0.60 252.24C 38.0 10.0 200 Hz 2.27 0.60 252.25C 57.0 15.0 150 Hz 2.27 0.60 252.31A‡ 93.0 25.0 80 Hz 5.56 1.47 252.32A‡ 151.0 40.0 60 Hz 5.56 1.47 252.33A‡ 227.0 60.0 50 Hz 8.33 2.20 252.41A 4.0 1.0 300 Hz 1.10 0.29 252.42A 9.5 2.5 280 Hz 1.44 0.38 252.43A 19.0 5.0 280 Hz 2.27 0.60 * 流量は、サーボバルブ全体で 7 MPa (1000 psi) の圧力降下の場合です。 より高い圧力降下ではより高い流量が可能になります。 † 最大内部ナル流量は 21 MPa (3000 psi) で定義されています。第 1 ステー ジでのナル流量は、全シリーズ 252 サーボバルブにおいて0.76 L/min (0.20 gpm) です。 ‡ 90° ポイントは 40% コマンドのものです。 仕様は予告なく変更される場合があります。お客様が必要とする重要な仕様 の検証ついては、MTS にお問い合わせください。 流量 gpm 流量 L /min 周波数 Hz 流量 gpm 流量 L /min 周波数 Hz 流量 gpm 流量 L /min 周波数 Hz

性能は、サーボバルブ全体で21 MPa (3000 psi) の供給圧および7 MPa (1000 psi) 圧力降下を 伴ないます。

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シリーズ 256 サーボバルブ

» 21 MPa (3000 psii) の作動圧力で、適 正な性能と信頼性を確保 » 内部濾過によりノズル開口部を汚染 から保護 » スプールポジションの電子フィード バックによりチューニングが改善さ れ、3 ステージバルブ性能が向上 » 非常に低い電流閾値で、高いサーボ バルブ制御分解能を確保 » 整合研磨測定エッジがクロスオーバ 歪みを最小に » 高スプール駆動力と硬質工具鋼測定 エッジが浸食性摩耗を低下させ、作 動油の汚れが原因でスプールが張り つくリスクを低減 MTS シリーズ 256 サーボバルブは、高流量の電気油圧式 3 ステージサーボバル ブ、4 方スプールバルブ、および小型 2 ステージパイロットバルブを搭載していま す。本製品は、高流量高応答のクローズドループ油圧サーボ試験用に設計製造 されています。 性能 シリーズ 256 サーボバルブは、シリー ズ 252 サーボバルブを利用してより大 型の第 3 ステージのスプールを駆動 します。内蔵のリニア可変差動変圧器 (LVDT) が第 3 ステージのスプールポ ジションを検知し、第 3 ステージのバ ルブドライバ上のサーボバルブコント ローラへと信号を発します。バルブコン トローラはスプールポジションを DC エラー信号と比較して、それに従い第 1 ステージのトルクモーター向けの制 御信号を書き換えます。DC エラーが ゼロになると内部ループのサーボの 動作が低下し、両方のスプールがそれ ぞれのナルポジションに戻り、アクチュ エータへのフローが停止します。 一般的なアプリケーション シリーズ 256 サーボバルブの主な用 途には、高スペックの動的アプリケー ションでの大型油圧アクチュエータの 位置、荷重、または速度の制御、また同 様に動的加圧システムの圧力制御が 含まれます。一部モデルは、異なるサ イズのパイロットステージのサーボバ ルブと組み合わせることで、固有の性 能要件を持つよう設定可能です。性能 要件を大幅に超えることがないよう注 意してください。特定のアプリケーショ ンについてサーボバルブのサイズが 大きくなり過ぎるとシステムの制御が 困難になる場合があります。 コイル マグネット 上部ポール部品 屈曲チューブ 下部ポール部品 フラッパー フィードバック ワイヤ 固定開口部 パイロット圧力 第 3 (メイン) ステージスプール リターン コア LVDT 変圧器 パイロットリターン フィルター 第 2 (パイロット) ステージスプール ノズル アーマチュア 第 1ステージ 第 2 ステージ 第 3ステージ 圧力

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7 シリーズ 256 サーボ バルブは高流量高応答 アプリケーション向け に設計されています。 サーボバルブの 動的性能 モデル* 定格フロー1 パイロット流量 最大流量周波数 2、 3 90° フェーズ 信号 3、 4 スプールストローク立ち上がり時間 (tr)3 (ミリ秒) L/min gpm L/min gpm (Hz) (Hz) オープン90% オープン10% 256.04X-01 151 40 3.8 1 100 130 3 2.5 256.09X-01 340 90 3.8 1 30 90 (A) 165 (B) 9 3.5 256.09X-02 340 90 9.5 2.5 60 85 (A) 165 (B) 4.6 2.5 256.09X-05 340 90 19 5 100 265 (B) 3.5 3.5 256.18X-01 680 180 3.8 1 20 120 7.6 3 256.18X-02 680 180 9.5 2.5 47 130 5 2.5 256.18X-03 680 180 19 5 65 110 4.5 2 256.25X-01 950 250 3.8 1 10 90 15 10 256.25X-02 950 250 9.5 2.5 18 125 <10 <10 256.25X-05 950 250 19 5 25 125 8 4 256.40X-01 1500 400 3.8 1 45 405 655 205 256.40X-02 1500 400 9.5 2.5 95 755 265 85 256.40X-05 1500 400 19 5 125 110 13 4 256.40X-10 1500 400 38 10 155 110 10 3.5 サーボバルブの 静的性能 モデル* 定格流量 公称ナル流量ゲイン ナル圧力ゲイン ナル流量-圧力係数 ナル流量

L/min gpm L/min/% ストローク gpm/% ストローク (% サプライ/% ストローク) cm5/kgf/sec インチ3/

sec/psi L/min gpm 256.04 151 40 4.2 1.1 100 0.28 1.2 x 10-3 7.0 2.0 256.09 340 90 6.0 1.6 150 0.56 2.4 x 10-3 13.0 3.5 256.18 680 180 10.6 2.8 200 0.73 3.1 x 10-3 21.0 5.5 256.25 950 250 16.0 4.2 160 1.38 5.9 x 10-3 23.0 6.0 256.40 1500 400 29.0 7.7 250 1.61 6.9 x 10-3 28.0 7.5 * すべての値は、推奨される油圧油濾過レベルで動作中のシリーズ 256 サーボバルブの一般的なものです。 1 サーボバルブ全体で 7 MPa (1000 psi) の圧力降下の場合。 2 本データは、「速度」補正機能のあるバルブコントローラ付きの一般的なモデル 256 サーボバルブから得られたものです。一定の正弦波がバルブコントロー ラへ命令されたものです。振幅は、±メインステージ、フルストローク、LVDT 電圧です。より高い周波数でのサーボバルブ流量は多数のシステム特性に依存 します。これらの特性は、モデル 256 サーボバルブとは無関係です (油圧液圧縮度、サプライおよびリターンのライン長、アクチュエータ特性、荷重または試 験片特性、など)。 3 特に明記されている場合を除き、本欄に記載の値はモデル 256.XXA/.XXC サーボバルブのものです。モデル 256.XXB/.XXD については、MTS までお問い 合わせください。 4 ±10% スプールストロークの場合。 5 これらは推定値です。その他すべての値は一般的なものです。

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シリーズ 256 サーボバルブの流量周波数性能曲線

256.04A.01 100 10 1 380 38 3.8 1 10 100 1000 Frequency in Hertz

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

256.04B.01 100 10 1 380 38 3.8 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 256.09A/C.01 256.09B/D.02 256.09B/D.01 256.09A/C.02 1000 100 10 1 3800 380 38 3.8 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 256.18C.01 256.18D.02 256.18D.01 256.18C.02 流量 gpm 流量 gpm 流量 gpm 流量 L /min 流量 L/min 流量 L/min 周波数 Hz 周波数 Hz 周波数 Hz

(9)

9 1000 100 10 1 3800 380 38 3.8 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 256.25B.05 256.25A.05 256.25A.01 256.25B.01 256.25A.02 256.25B.02 256.40A.01 256.40A.10 256.40A.02 256.40B.01 256.40B.05 256.40B.02 256.40A.05 1000 100 10 1 3800 380 38 3.8 1 10 100 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 流量 gpm 流量 gpm 流量 L/min 流量 L/min 周波数 Hz 周波数 Hz

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シリーズ 257 サーボバルブ

MTS のシリーズ 257 サーボバルブは、性能最大化のための電気力学的パイロッ トステージを特長とする、2 ステージ 4 方サーボバルブです。本バルブは、極めて 高い精度が要求される超高流量クローズドループ油圧サーボ試験アプリケーショ ンに対応します。 » 650~700 Hz の初期自然共振周波数 » 7 MPa (1000 psi) の圧力降下での 113 ~1514 lpm (30 to 400 gpm) の流量 » ディザーなしで 0.05% 未満のヒステリシス » 非常に低い閾値 (通常 0.02%) で高いサー ボバルブ分解能を実現 性能 シリーズ 257 サーボバルブは、高応答 かつボイスコイルで作動するパイロッ トステージ (シングルステージサーボ バルブ) で構成されており、高流量 4 方メインステージを制御します。高剛 性スプリングでパイロットを吊ることに より、高い初期自然共振周波数を可能 としています。 動作中にバルブコントローラが、LVDT により示されるメインステージのスプー ルポジションと DC エラーを比較して、 バルブコマンド信号の大きさと極性を 決定します。この信号は電源ドライバへ と送信され、そこで信号が高められて ダンピング要素が追加され、サーボバ ルブ制御信号が作成されます。 その 後、パイロットステージのボイスコイル へと適用され、DC 励磁コイルの磁場と 相互作用する磁場が誘発されます。極 性の違いにより、パイロットスプールが メインステージスプールへ作動油を送 り、これによりアクチュエータへと作動 油が送られます。 メインステージの LVDT により、サーボ バルブフィードバック信号が生成されま す。パイロットスプールの動きにより、線 速度トランスデューサの磁気的コアが 移動し、パイロット速度フィードバック 信号が生成されます。これは、バルブコ マンド信号を組み合わせてシステム機 能を拡張する、より高い内部-ループゲ イン設定を可能にする信号です。 一般的なアプリケーション シリーズ 257 サーボバルブは、一般的 に高周波数システムで使用されます。 特に、非常に高い流量を同様に高い精 度で処理するよう設計されており、これ らのバルブはより高度な手入れと配慮 を必要とします。摩耗のリスクを避ける ためには、試験開始前に本バルブを暖 機運転して、6 か月ごとにボイスコイ ルの抵抗をチェックすることが重要で す。バルブ コントローラ内の特別補正 ネットワーク (MTS より入手可能) は、 動的性能の最大化に役立ちます。 パイロット 圧力 フィールドコイル コネクタ ボイスコイル コネクタ ボイスコイル 圧力 戻る メインステージ (第 2 ステージ) アクチュエータに パイロットステージから 出力圧 LVT パイロットリターン パイロットステージ (第 1 ステージ) LVT コネクタ LVT ロックナット パイロットスプール プレロード調整 (出荷時調整) メインステージスプール LVDT (コネクタは非表示)

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11 シリーズ 257 サーボバルブは高周波数アプリケーション向けに設計されて います。 サーボバルブの 静的 性能 モデル パラメータ* 定格流量 公称ナル流量ゲイン ナル流量 メインステージのドレン漏れ† ナル流量圧力係数 メインステージのナル圧力ゲイン

L/min gpm L/min/% ストローク gpm/% ストローク L/min gpm L/min gpm cmsec5/kgf/ インチsec/psi3/ % サプライ/% ストローク

257.03A-01 113 30 1.9 0.5 7 2.0 0.083 0.022 0.33 1.4 x 10-3 80 257.05A-01 190 50 1.9 0.5 13 3.5 0.151 0.040 0.56 2.4 x 10-3 45 257.09A-01 340 90 6.0 1.6 13 3.5 0.151 0.040 0.56 2.4 x 10-3 150 257.18A-01 680 180 10.6 2.8 21 5.5 0.333 0.088 0.73 3.1 x 10-3 200 257.25A-01 950 250 16.0 4.2 23 6.0 0.340 0.090 1.38 5.9 x 10-3 160 257.40A-01 1514 400 29.0 7.7 28 7.5 0.352 0.093 1.61 6.9 x 10-3 250 * 表示されているすべての値は、推奨される油圧油濾過レベルで動作中のシリーズ 257 サーボバルブの一般的なものです。 † パイロットステージのドレン漏れは 0.045 L/min (0.012 gpm) です。 サーボバルブの 動的 性能 モデル パラメータ 定格流量 * パイロット流量 最大流量周波数 (Hz) 90° フェーズ信号** スプールストローク立ち上がり時間 L/min gpm L/min gpm 90% オープン 10% オープン 257.03A-01 113 30 4.73 1.25 230 250 1.7 1.5 257.05A-01 190 50 4.73 1.25 100 210 3.2 1.8 257.09A-01 340 90 4.73 1.25 60 200 4.0 2.0 257.18A-01 680 180 4.73 1.25 32 180 5.0 2.0 257.25A-01 950 250 4.73 1.25 17 130 16.1 3.0 257.40A-01 1514 400 4.73 1.25 8 100 26 4.6 3800 1500 950 680 380 340 190 114 38 4 1000 400 250 180 100 90 50 30 10 1 1 10 50 100 500 1000

Flow in Gallons per Minute Flow in Liters per Minute

Frequency in Hertz 257.40A.01 257.09A.01 257.18A.01 257.25A.01 257.03A.01 257.05A.01 * サーボバルブ全体で 7 MPa (1000 psi) の圧力降下の場合。 † サーボバルブ全体で 21 MPa (3000 psi) の圧力降下の場合。 ** ±10% スプールストロークの場合。 流量 gpm 流量 L/min 周波数 Hz

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保守、ケア、修理

サーボバルブの最も経験豊富なプロバイダーである MTS は、実質的にあらゆる アプリケーションのニーズに応える構成を、作り上げることができます。豊富な標 準製品ラインナップに加えて、カスタマイズされた構成も用意しております。これら はすべて、お客様のアプリケーションニーズが変化するのに合わせて慎重に適応、 最適化することが可能です。また MTS は、サーボバルブの長い寿命期間にわたり 優れた性能を確実に発揮させるための、関連サービス一式を提供しています。 修理の間隔 作動油が良好な状態であり、MTSの推 奨する清浄レベルが保たれている場 合には、MTS サーボバルブは修理の 必要なく長期間維持できます。作動油 の清浄レベルを保つことが何よりも重 要です。汚染物質が溜まった油が、サー ボバルブの故障の主な原因となって います。バルブを予定より早く修理交 換しなければならない場合は通常、 フィルタの詰まりおよび被膜化したバ ルブスプールが問題であることが最も 多く、どちらも汚れた作動油が原因で す。一般的に油の清浄度は、ISO 16/13/9 基準を満たす必要がありま す。この表は、推奨される制御限界値を 示したものです。 ライフサイクルの延長 よくあるサーボバルブの問題を回避す るため、MTS は高精度の油圧管理を 通して忠実度を維持することをお薦め しています。 これには、7,500 時間使用 後 (作動油が推奨要件を満たしている 場合) にサーボバルブの性能を試験す ることが含まれます。また、第三体性磨 耗と性能の早期低下を引き起こす、硬 質粒子による汚染を監視することも不 可欠です。 作動油清浄性の基準 特性 正常 境界 不十分 38°C (100°F) SUS での粘度 215-240 (低) 183-193 (高) 256-276 (低) <183(高) >276

粒子数 ISO 16/13/9 ISO 17/15/11 ISO 18/16/13

水、重量 % <0.05 0.05 – 0.1 >0.1 鉄、ppm* <30 30 – 50 >50 シリコン、ppm* <15 15 – 30 >30 銅、ppm* <40 40 – 100 >100 TAN (mg KOH/gm) <1.4 1.4 – 2.6 >2.6 超遠心 1 – 3 4 – 6 7 – 8 酸化、A/cm <3 3 – 4 >4

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13 よくある問題と解決法 » 笛のような音 システム圧力がオンで、アクチュエー タが動作しておらず、システムが制 御されている場合に、ヒューヒュー という雑音が起こる場合がありま す。意図的にゼロラップされている サーボバルブ計測エッジを通過す る高速漏洩フローにより、サーボバ ルブからの甲高い笛声音が引き起 こされます。この雑音を解消するに は、戻りライン圧力を増加させます。 » きしみ音 きしみ音がアクチュエータの移動と 同調している場合は、スプールがナ ル・ポジションに移動しており、戻り 配管の作動油の流れが流体慣性の ため停止不能である可能性が高い です。この雑音を解消するには、戻 り配管の圧力を増加させます。 » 不規則運動 不規則なアクチュエータまたはサー ボバルブの動きは、汚れた作動油に より引き起こされます。 汚れがサー ボバルブのフラッパーとノズルの ギャップを一時的に塞いでしまい、 サーボバルブとアクチュエータの 痙動が発生します。システム設計の 不備が原因である場合もあります。 例えばヒステリシスおよび閾値は、 小型アクチュエータを高フローの サーボバルブと併用する場合に、 またはパイロットステージが出力 ステージとしては大き過ぎる場合 に、起こります。一般的に、パイロッ ト供給圧を下げ、少量のディザーを 追加し、システムを戻すと、システム の騒音改善に役立つ可能性があり ます。 » 金切り音 時折、低フロー 3 段サーボバルブ を使用して大型で長ストロークのア クチュエータを制御すると、メイン 段階の供給圧がオンである場合 に、バルブから金切り音がします。 オシロスコープでスプール振動が 示されますが、チューニングではこ の雑音を停止できません。考えられ る要因の 1 つは、機械的またはハ イドロ機械的共鳴です。R シリーズ 252 サーボバルブを 90° または 180° 回転させることで、機械フィー ドバックパスを切断できる場合が あります。シリーズ 256 サーボバル ブについては、パイロットサーボバ ルブのサイズを縮小すると金切り 音が緩和する場合があります。緩和 しない場合、パイロット段階の C1 または C2 ポートにホースを追加 する (-4 または -6 サイズ、30 ~60cm の長さ) ことで、金切音が 解消する場合があります。 サーボバルブの交換 サーボバルブが機能しない場合に は、MTS サーボバルブ交換プログラムが 迅速でコスト効率の良い交換サービスを 提供いたします。使用していたサーボバル ブを、再生済み・試験済み、かつ完全保証 付きの製品と交換するだけです。 利点は 以下の通りです。 » 新規交換費用よりも安く、新品の   サーボバルブ同様の性能 » 厳密な MTS の仕様に従って行われる 高品質な再生作業 » 12 ヶ月間の無償保証 » 24 時間以内に発送 (月曜~金曜、MTS米国本社工場) » 使用済みのサーボバルブ コアを簡単 に返品できる、発送カートンとラベル

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15 シリーズ 252 の仕様 最大作動圧 31 MPa (4500 psi) 最小作動圧 1.4 MPa (200 psi) 動作温度範囲 -40°C~135°C (-40°F~275°F) シール Viton 定格フル・フロー入力信号電流‡ 25 mA (シリーズ)50 mA (変位) 50 mA total (並列) コイル抵抗 80Ω/コイル 重量 252.2x/.4x252.3x 1.03 kg (2.3 ポンド)3.5 kg (7.75 ポンド)

推奨油圧油 Mobil DTE 25 または Shell Tellus 46

シリーズ 256 の仕様 パイロット段階の嵌合コネクタ MS 3106-A-14S-2S パイロット段階のフル・フロー電流 50 mA メイン段階の嵌合コネクタ PT06 A-8-4S (SR) メイン段階の励磁 20 V p-p at 10 kHz メイン段階のインピーダンス 10 kHz で最低 200 W メイン段階の感度 2.54 mm (0.100 インチ) ストロークあたり 0.21 V/V 標準作動圧力 21 MPa (3000 psi) 動作温度範囲 -54°C~135°C (-65°F~275°F) 推奨される濾過レベル 3 ミクロン完全 (パイロット段階)12 ミクロン完全 (メイン段階)

推奨油圧油 Mobil DTE 25 または Shell Tellus 46

シール Buna-N シリーズ 257 の仕様 フィールドコイル・コネクタ PT02H-8-3P フィールドコイル抵抗 90Ω フィールドコイル動作電流 3.5 A ボイスコイル・コネクタ PT02H-8-2P ボイスコイル抵抗 6Ω ボイスコイル動作電流 3.5 A 初期自発共振周波数 650-700 Hz LVT コネクタ PT02H-8-4P LVT 電気インピーダンス 2kΩ LVT 感度 最低 12.7 mV/cm/秒 (50 mV/インチ/秒) LVDT コネクタ PT02H-8-4P LVDT 励磁 10 kHz で 20 Vp-p LVDT 感度 2.54 mm (0.100 インチ) ストロークあたり 0.21 V/V 標準作動圧力 21 MPa (3000 psi) 油圧流体温度 -40°C~135°C (-40°F~275°F) シール Buna-N 推奨される濾過レベル 3 ミクロン完全 (パイロット段階)10 ミクロン完全 (メイン段階) 作動油のケア MTS 作動油ケア・プログラムをご選択 いただくと、設備投資を保護し、ダウン タイムのリスクを軽減し、サーボバル ブの性能を改善し、総所有コストを削 減するのに役立ちます。 本プログラムは正確な作動油評価と 専門家によるフィールドサービス・エ ンジニアリングを組み合わせて、ラボ の生産性が低下する前に、作動油の 汚れの問題を同定し解決します。 お客さまの使用状況や性能目標に合 わせた、サンプリング・スケジュールを 設計するようお手伝いいたします。そ の後、MTS のフィールドサービス・エン ジニア (FSE) がサンプルを採取して、レ ポート結果をお客様と一緒にレビュー しながら、メンテナンスの必要性やそ のタイミングについて検証していきま す。 また FSE は、正常な範囲外の結果 について説明し、トレンドを監視し、作 動油の状況のトレンド情報や今後の 対応についての推奨事項を含む年間 サマリーを提供いたします。

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MTS は米国 MTS Systems Corporation の登録商標です。この商標は 他の国でも保護されている場合があります。RTM No. 211177. ©2014 MTS Systems Corporation

100-283-387 Servovalves_JA Printed in U.S.A. 10/14

ISO 9001 認定 QMS http://www.mts.com MTS Systems Corporation 〒130-0013 東京都墨田区 錦糸 1-2-1 アルカセントラル 8 階 世界の事業拠点 北南米 MTS Systems Corporation 14000 Technology Drive Eden Prairie, MN 55344-2290 USA 電話: 952-937-4000 フリーダイヤル: 800-328-2255 ファックス: 952-937-4515 電子メール: info@mts.com ウェブサイト: www.mts.com ヨーロッパ MTS Systems France BAT EXA 16

16/18 rue Eugène Dupuis 94046 Créteil Cedex France 電話: +33-(0)1-58 43 90 00 ファックス: +33-(0)1-58 43 90 01 電子メール: contact.france@mts. com MTS Systems GmbH Hohentwielsteig 3 14163 Berlin Germany 電話: +49-(0)30 81002-0 ファックス: +49-(0)30 81002-100 電子メール: euroinfo@mts.com

MTS Systems S.R.L. socio unico

Strada Pianezza 289 10151 Torino Italy 電話: +39-(0)11 45175 11 sel. pass. ファックス: +39-(0)11 45175 00-01 電子メール: mtstorino@mts.com MTS Systems Norden AB Datavägen 37 SE-436 32 Askim Sweden 電話: +46-(0)31-68 69 99 ファックス: +46-(0)31-68 69 80 電子メール: norden@mts.com MTS Systems Ltd. UK

Unit 9, Cirencester Office Park Tetbury Road Cirencester Gloucestershire GL7 6JJ1 United Kingdom 電話: +44-(0)1285-648800 ファックス: +44-(0)1285-658052 電子メール: mtsuksales@mts.com アジア太平洋 エムティエスジャパン株式会社 〒130-0013 東京都墨田区 錦糸 1-2-1 アルカセントラルビル 8F 電話: 81-3-6658-0901 ファックス: 81-3-6658-0904 電子メール: mtsj-info@mts.com MTS Korea, Inc. 4th F., ATEC Tower, 289, Pankyo-ro, Bundang-gu Seongnam-si Gyeonggi-do 463-400, Korea 電話: 82-31-714-7151 ファックス: 82-31-714-7198 電子メール: mtsk-info@mts.com

MTS China Hechuan Office

Room 703 Building #B, Venture International Park, No. 2679 Hechuan Road, Minhang District, Shanghai 201103, P.R.China 電話: +86-21-5427 1122 ファックス: +86-21-6495 6330 電子メール: info@mtschina.com

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