八幡平市ウェブサイトリニューアル・運用保守業務仕様書 目次 1.委託業務概要 2.業務概要 3.リニューアル範囲 4.ウェブサイトデザイン・機能要件 5.アクセシビリティ要件 6.ハードウェア・システム要件 7.規模・性能要件 8.セキュリティ要件 9.テスト要件 10.移行要件 11.研修要件 12.システム切り替え及びリニューアル公開 13.システム保守・運用要件 14.納品 15.その他
1.委託業務概要 1.1 業務の名称 この業務は「八幡平市ウェブサイトリニューアル・運用保守業務(以下「本業務」という。)」 と称する。 本業務は、本仕様書に基づき、市ウェブサイトリニューアル・運用保守業務における要件 を本市と協議し、業務仕様及びデザインを決定する。市公式ウェブサイト要件定義業務にお いて決定した業務仕様及びデザインに基づき、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の 導入及びウェブサイトのリニューアルを実施する。 1.2 業務の目的 市公式ウェブサイトは平成22年にコンテンツマネジメントシステム(以下「CMS」という。) を導入し現在に至っています。公式ウェブサイトは「広報はちまんたい」と並ぶ重要な情報 発信手段となっています。また、導入時はパソコン及びフィーチャーフォン等からのアクセ スに対応していましたが、スマートフォン及びタブレット端末の普及によりウェブサイト を取り巻く閲覧者の環境も急激に変化を遂げているところです。 このようなことから本業務は、閲覧する端末の種類を問わず、利用者にとってより情報が 見やすく探しやすくなるよう、ウェブサイトの利便性の向上を目的とし、全面的なリニュー アルを実施するものです。同時に、情報発信者である職員にとってより使いやすく多様な表 現を行えるウェブサイトシステムを構築することで情報発信力を高め、また、質の高いウェ ブデザインと機能性の充実、クラウド化による災害・事故等発生時のリスク回避、情報通信 技術の発達に追随した動作環境の確保を図ることを目的にしています。 1.3 市ウェブサイトリニューアル・運用保守業務 本業務における業務内容を以下に示す。 (1)プロジェクト管理 ① プロジェクト計画 ② プロジェクト管理 (2)要件定義 ① 要件定義(コンサルテーション) ② デザイン設計 ③ システム化要件定義 (3)設計 ① ウェブサイト設計 ② システム設計
③ 情報分類見直し (4)構築 ① ウェブサイト構築 ② CMS 導入・初期設定 ③ システム構築 (5)移行 ① リニューアル対象ページの移行 ② CMS 管理対象外ページの移行 ③ その他のデータ移行 (6)テスト ① CMS 機能テスト ② システム運用テスト ③ ブラウザテスト ④ 印刷テスト (7)研修 ① ページ作成者向け研修 ② ページ承認者向け研修 ③ ウェブサイト管理者向け研修 1.4 業務実施スケジュール 本業務のスケジュールは、以下を想定している。以下のスケジュールを勘案の上で、最適 なスケジュールを提案すること。なお、リニューアル後のウェブサイトは、平成 32 年2月 1日より公開とする。 2.業務概要 2.1 利用対象者 システムの利用対象者は以下を想定する。 年 月 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 プロジェ クト管理 要件定義 設計 構築 移行 テスト 研修 公開 ★2/1 30 31 32
(1)CMS 利用者 ① ページ作成者 ② ページ承認者 ③ ウェブサイト管理者 (2)ウェブサイト閲覧者 市公式ウェブサイトを利用する全ての人 2.2 業務フロー ページ作成・公開までの業務フローは、以下のとおりとする。ただし、以下の業務フロー は通常時のものとし、緊急時や特別な場合についてはこのとおりではない。また、緊急時や 特別な場合には、このルートによらず、承認・公開できる仕組みも備えることとする。 ① ページ作成者は、ページを作成する。 ② ページ作成者はページ承認者に対し、承認依頼を行う。この承認行為をもって課内決 裁とすることができる。 ③ ページ承認者は内容等を確認し、必要であれば差し戻しを行う。軽微な修正であれば ページ承認者が修正可能とする。 ④ ページ承認者は承認後、ウェブサイト管理者へ公式ウェブサイトの公開依頼を行う。 ⑤ ウェブサイト管理者はアクセシビリティ等を確認し、必要があれば差し戻しを行う。 軽微な修正はウェブサイト管理者で修正可能とする。 ⑥ ウェブサイト管理者の承認行為により、公式ウェブサイト公開する。公開は、承認済 み、かつ設定された公開日時になった場合に自動的に公開する。 3.リニューアル範囲 3.1 リニューアル対象ウェブサイト 本業務により、市公式ウェブサイト(http://www.city.hachimantai.lg.jp/)配下のペー ジのリニューアル及びクラウド化を行う。移行は 1,500 ページ程度を想定。現在は庁内にウ ェブサーバ、DNS サーバを所有している。 4.ウェブサイトのデザイン・機能要件 4.1 デザイン要件 4.1.1 基本要件 ① 市の特性や魅力を反映したデザイン及び表現とし、ブランディングデザインに工夫 を凝らした内容にすること。
② 標準化かつ統一化されたデザインとすること。 ③ 現行ページの分析や既存コンテンツの見直しを行い、改善策と新たなコンテンツや 機能の追加を提案すること。提案に際しては、現行サイトの課題を調査し、1 ページで 情報提供がほぼ完結している「お知らせページ」と「複数のページを有し、独自の階層 構造を持つ小サイト(例:現行の市長や市議会のページ)」の分類案を提案すること。 ④ カテゴリ分類、ジャンル、メニュー等で構成するナビゲーションやデザインだけに頼 らず、さらに速く目的の情報にたどり着くための検索機能を強化したサイト構成・デザ インを提案すること。提案に際しては、現行サイトの課題を調査し、改善に有効な情報 のカテゴリ分類案を提案すること。 ⑤ アクセシビリティ、ユーザビリティを考慮したものとすること。 ⑥ レスポンシブウェブデザインに対応すること。 ⑦ 災害等が発生した際スムーズな情報提供を可能にするサイト構成とすること。 4.1.2 トップページ (1)ページデザイン方針の検討 以下の条件及び本仕様書に記載の内容を踏まえ、市と協議の上で方針を決定することと する。 ① 利用者の使いやすさを最優先とする。カテゴリを見ただけで、ページの内容が想像 できるよう設計を行うこと。 ② グローバルメニュー及びフッターは共通のデザインとする。 ③ その他市の重点プロジェクト等について、バナーを配置できるエリアを設けるこ と。 ④ 現在、市ウェブサイトで実施している Google AdSense の広告を入れ、配置は記事 の見やすさと収益の最大化の両立を図ること。 ⑤ 契約締結後に2案を作成し、その中から市が1案を選定する。選定された案に対し て、市の指示に基づき必要な調整を行うこと。 (2)グローバルメニュー グローバルメニューはカーソルのフォーカスで確認ができ、クリックして開くものとす る。表示するメニューの分類は協議の上決定する。 4.1.3 下層ページ 提案したトップページに合わせて、以下の各種下層ページのデザインを行うこと。作成者 によるデザインのばらつきが生じないようにするため、主要ページのテンプレートを作成 すること。 ① カテゴリページ ② 記事ページ(ページ作成者が作成する情報の掲載されたページ)
③ 組織一覧ページ ④ イベント・カレンダーページ ⑤ 地図ページ(施設情報ページ) ⑥ その他サイト構成上必要なページ 4.1.4 関連ページ 提案したトップページに合わせて、以下の各種関連サイトページのデザインを行うこと。 ① 災害時用サイト ② その他各種関連サイト(現時点の想定はなく、今後提案を受けて増えたものを想定) 4.1.5 テンプレートの作成 「4.1.1」~「4.1.4」で作成したデザインに基づき、テンプレートを HTML フ ァイル及び CSS ファイルや画像等のファイルで作成する。テンプレートには、見出し、段 落、箇条書き、表、リンクなど個別のページ作成において必要となる要素を含むこと。また、 JIS X 83413:2016 の適合レベル AA に準拠することについて、受託者において十分に検証 し確認した上で提出すること。 4.2 機能要件 4.2.1 全ページ共通機能 (1)サイト内検索 SaaS 等により広告が表示されないサイト内検索の仕組みを導入すること。サイト内 検索においては、他のページと同様のヘッダ・フッタなどを用いて、別のサイトに移動 してしまったという印象を与えないようにすること。 (2)視覚が弱い利用者への対応 文字を拡大する機能や文字や背景色を変更する機能を付与し、視覚が弱い者も利用 しやすいものとすること。またそれらの機能はダウンロード、インストールの必要が無 く簡単な操作で利用できること。 (3)外国語自動翻訳 外国語自動翻訳の仕組みを導入し、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語に 対応すること。またそれらの機能はダウンロード、インストールの必要が無く簡単な操 作で利用できること。 (4)地図情報 地図情報の表示・設定が可能となる仕組みを導入すること。各種施設を種別や地域名 で検索でき、各施設の新設や廃止、移動があった場合は、簡易な操作で更新できる仕組 みを構築すること。
(5)アクセス解析 各種サービス等によりアクセス解析の仕組みを導入すること。アクセス解析におい ては Google Analytics 又は CMS を用い、 以下の内容を簡単に解析できる仕組みとす ること。 ① アクセスログについては以下の情報を収集できること。 ・ドメイン名 ・IP アドレス ・利用 OS ・利用ブラウザ ・アクセス日時 ・ページ経路 その他、閲覧者を特定することをしないで収集可能な有益な情報があれば提案す ること。 ② コンテンツ及びカテゴリへのアクセス数を日別・月別で解析できること。 ③ 閲覧者の接続ポイント(都道府県など)を解析及び集計できること。 ④ 庁内からのアクセスはカウントしない、若しくは庁内からのアクセス数を把握で きる仕組みとすること。 ⑤ 解析結果は、CSV ファイル等で出力できること。 4.2.2 トップページ機能 トップページには以下の機能を備えること。また、それ以外の機能については提案内容を 踏まえ、協議の上決定する。 (1)緊急情報・注意情報の掲載 指定したページのリンクを緊急情報・注意情報エリアに掲載すること。なお、該当の エリアは緊急情報・注意情報の掲載が必要な場合のみ表示されること。 (2)優先表示情報の掲載 指定したページのリンクを優先表示情報エリアに掲載すること。また、優先表示情報 として掲載した内容を、過去の情報も含めて一覧参照できること。 優先表示情報とは、現在の新着情報やトピックスに当たるものを想定しているが、そ の分類やエリアの設け方は協議の上決定する。 (3)バナーエリア アピールしたい事業やイベントを告知するエリアとして、バナー(画像)でリンクす るエリアを設けること。 バナーの画像やリンク先は CMS 上で表示や配置位置の設定・変更ができるようにす ること。
4.2.3 ページ作成者が作成する情報の掲載されたページ(記事ページ)機能 ページ作成者が作成する情報の掲載されたページ(記事ページ)には以下の機能を備える こと。また、それ以外の機能については提案内容を踏まえ、協議の上決定する。 (1)お問い合わせ先の表示 全てのページに担当課のお問い合わせ先情報を自動的に表示すること。 (2)SNS との連携 全てのページに SNS(twitter 等)シェアボタンを自動的に設置すること。また、ボ タンの押下によりページタイトルや URL などの文言を自動的に SNS に連携すること。 (3)関連ページの自動掲載 関連があるページを設定でき、掲載する機能を有すること。 (4)カテゴリ、組織一覧ごとの新着情報の掲載 カテゴリ、組織一覧ごとの新着情報エリアを設け、指定したページのリンクを掲載す ること。また、新着情報として掲載した内容を、過去の情報も含めて一覧参照できるこ と。 4.2.4 CMS 機能要件 別紙「CMS 機能要件回答書」の記載内容のうち【必須】とされている項目について、対応 可能と回答した機能は必ず実装すること。なお、具体的な実現内容の詳細について、受託者 との協議の結果、機能要求を変更したほうが良いと市が判断した場合は、見直しを行うこと ができる。 4.2.5 システム設計書の作成 本業務において CMS に対して行うテンプレート設定、権限設定等の諸機能の設定内容を とりまとめる。また、CMS が標準で実装している機能では実現できない事項について、機能 の追加やカスタマイズ、他製品との連携を行う場合は、導入するシステムの構造、内容の詳 細を示した資料を作成する。 4.2.6 その他 本市では、トップページに Instagram 等の SNS 導入を検討している。導入の有無や時期は 未定であるが、それに対応できる仕様とすること。ただし、前もって SNS との連携エリア を必須とするものではない。 5.アクセシビリティ要件 5.1 目標とする達成等級 総務省により策定された「みんなの公共サイト運用ガイドライン(2016 年版)」の手順に
基づき JIS X 83413:2016 レベル AA の基準を満たすものとする。 5.2 対象範囲 リニューアル後の市公式ウェブサイトで公開している全てのページを対象とする。ただ し、ブラウザの拡張機能(プラグイン等)を必要とするページ(PDF ファイル、動画ファイ ル等)はアクセシビリティの対象範囲外とする。 5.3 JIS X 83413:2016 に基づく試験の実施 受託者は JIS X 83413:2016 及びウェブアクセシビリティ基盤委員会の示す「JIS X 83413: 2016 試験実施ガイドライン」に基づく試験を実施し、適用する達成基準の要件を満たすこ とを確認した上で納品する。 5.4 アクセシビリティガイドラインの作成 JIS X 83413:2016「高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウ ェア及びサービス―第3部:ウェブコンテンツ」の適合レベル A 及び AA の達成基準を網羅 したアクセシビリティガイドラインを作成すること。その際、ページ作成者が使用すること を想定した、わかりやすいガイドラインを作成すること。 5.5 アクセシビリティチェック機能 機能要件については、別紙「CMS 機能要件回答書」を参照とすること。 6.ハードウェア・システム要件 6.1 業務の詳細 次に掲げる業務を委託する。各作業は市の示す方針に従い全て受託業者が実施すること。 市は方針の指示及び作業結果の確認を行う。下記以外にもウェブサイト構築に伴い、必要と 思われる作業には随時協議を行い、基本的には受託業者が行うものとする。 ① 職員が利用するクライアント PC を除く CMS サーバ、WEB サーバ、通信機器等の機器 及びソフトウェア等は、原則として受託業者が全て用意すること。ただし、物理的にサ ーバを購入するものではない。 ② 公開用サーバは、1 日 24 時間、365 日稼働できる体制を確保すること。 ③ CMS サーバを停止した場合でも、公開用サーバには影響がないこと。 ④ 稼働中のコンテンツ内容の増加も考慮し、5年後でも快適な動作が行えること。 ⑤ クラウド 各 サーバの配置場所(データセンター等)は費用や安全性を総合的に判断 し、適切な提案を行うこと。 ⑥ 公開環境には、SSL サーバ証明書を導入設定すること。また、情報セキュリティクラ
ウド側で Web サイトを保護する WAF を提供しているので、自治体情報セキュリティク ラウド事業者と連携し、WAF 側の証明書の更新も併せて行うこと。
6.2 システム構成
以下の要件を満たすシステムを構成すること。
① 現在の職員操作端末環境 Citrix Xenapp(OS:Windouws Server2016)に対応するこ と。 ② 本システムは、インターネット系からの利用を想定したシステム構成とする。LGWAN 接続環境には置かない。 ③ 本業務又は別契約において、市はサーバ等の機器の調達を行わない。 ④ 受託者が本業務において、要件を満たす環境をクラウド方式にて運用する。 ⑤ 事業者が管理又は契約するデータセンター等で運用する。 ⑥ 冗長化と負荷分散を考慮した環境を提案すること。 ⑦ 自治体情報セキュリティクラウド機器の設定変更が必要な場合は、自治体情報セキ ュリティクラウド事業者と連携し、本業務内において実施すること。 ⑧ 公開環境には、SSL サーバ証明書を導入設定すること。 6.3 バックアップ処理 バックアップデータを保持すること。バックアップは閲覧者の少ない深夜帯に取得する こととする。バックアップ期間は日次5世代分を保持する想定としているが、協議の上決定 する。 7.規模・性能要件 7.1 現行ウェブサイトにおける規模(平成 30 年9月 11 日現在) 現行ウェブサイトのファイル数は 151,143、ディスク容量は 57.3GB。 ① CMS 上の総ファイル数(現在非公開になっている情報を含む。) 種類 ファイル数 ディスク容量 ページ数 約 1,500 CMS上のディスク容量は把 握できず。 画像 約 4,200 その他(pdf、doc、xls 等) 約 13,500 ② ウェブサイトアクセス数(全ページへのアクセス数計) 年月 ページビュー数 ユニークユーザ数 平成 29 年8月 96,455 16,121 平成 29 年9月 96,237 15,630
平成 29 年 10 月 98,301 18,411 平成 29 年 11 月 80,202 14,711 平成 29 年 12 月 78,095 13,654 平成 30 年1月 92,065 15,709 平成 30 年2月 83,871 14,381 平成 30 年3月 85,236 14,514 平成 30 年4月 125,181 18,740 平成 30 年5月 98,163 17,581 平成 30 年6月 90,251 15,658 平成 30 年7月 95,746 16,789 7.2 サービスとして保証する CMS サービス利用者規模 職員が CMS サービスを利用する。 利用者数は、作成者 280 名、承認者 20 名、管理者 5 名程度とする想定であるが、運用の 途中でユーザの追加も発生し得る。その際に、登録ユーザの増加によって、別途費用が発生 しないこと。 8.セキュリティ要件 8.1 内部に対するセキュリティ (1)利用機能のアクセスコントロール 特定機能へのアクセスコントロールが可能であること。(例:サイト管理者/承認者 /作成者など担当により利用機能の制御が可能であること) (2)利用データへのアクセスコントロール 特定データへのアクセスコントロールが可能であること。(例:特定の課のデータは、 同課内のユーザのみが操作可能であり、他課へのデータは操作不可であること) 8.2 外部に対するセキュリティ 以下に記載する外部に対するセキュリティリスク対策を実施すること。 要素 要件 不正アクセス防止 ・システムへの不正な接続及び侵入の防止が可能であること。 ・プログラム・データ等が格納されたサーバ等は、本運用関係者以 外の第三者が不正にアクセスすることを防止すること。 ・CMS サーバへのアクセスは、IP アドレス等で接続元を庁内ネット ワークのみに制限すること。 ・許可する接続元は、状況により庁内ネットワーク以外からも接続
できるよう設定変更が行えること。 ・盗聴・改ざん等に対して制御機能を有すること。 ・不正操作等、サービス提供不能に陥ることがないよう対策を講じ ること。 操作ログ CMSにおける操作ログ採取機能として、以下の機能を有すること。 ・操作ログの取得が可能であること。 ・ユーザ ID ごとの操作履歴情報を保持するシステムであること。 ウイルス対策 ウイルス対策ソフトウェアによる対策が可能であること。 9.テスト要件 9.1 CMS 機能テスト 構築した本番環境において、CMS が正常に動作することを確認すること。また、本仕様書 及び別紙「CMS 機能要件回答書」に示された各機能要件について動作確認を実施すること。 CMS 機能テストの結果について市に報告すること。 9.2 ブラウザテスト 構築した全てのテンプレートが、動作保証ブラウザとして指定された全てのブラウザ上 で、レイアウトやデザインが崩れずに表示されることを確認すること。 対象ブラウザは下記のブラウザの最新バージョンとするが、実施前に協議の上決定する。 対象ブラウザ バージョン PC Internet Explorer 最新版 Microsoft Edge 最新版 FireFox 最新版 Google Chrome 最新版 Safari(Mac) 最新版 タブレット Safari(iPad) 最新版 標準ブラウザ(Android 端末) 最新版 スマートフォン Safari(iPhone) 最新版 標準ブラウザ(Android 端末) 最新版 9.3 運用テスト 以下に記載する運用テストを行うこと。 (1)ウェブサイト運用テスト 受託者による CMS 機能テスト及びテスト結果に基づく改善が行われ、システムの導 入・設定を完了した段階で、市が本仕様書及び別紙「CMS 機能要件回答書」に基づき実
装機能の動作確認を行う。また、ページ作成から公開までの通常運用、緊急時などの運 用に関し、業務の一連の流れに沿ってシステム動作の確認を行う。受託者は、市による 確認環境及び手順、確認に必要となるデータの準備及び登録等を行うとともに、必要に 応じて動作確認に立ち会い支援する。テストの結果、受託者又は市によって問題が明ら かになった場合は、問題点に対する改善方針を提案し、市と合意した上で、改善対応を 行う。 (2)バックアップ・リストアテスト 本番環境において、データのバックアップ及びリストアが正常に行われることを確 認すること。 (3)ログ出力確認テスト 本番環境において、エラー検知と正常稼働確認を目的としたログ出力が正常に動作 することを確認すること。また、ログのローテーションが適切に行われることを確認す ること。 (4)印刷テスト 構築した全てのテンプレートが、動作保証ブラウザとして指定された全てのブラウ ザ上で、問題なく印刷されることを確認すること。 10.移行要件 10.1 データ移行の概要 現行ウェブサイトのコンテンツ及び市の指定するコンテンツファイルを CMS 管理下に移 行する。また、移行作業中に更新されたコンテンツも移行対象とする。 移行対象ページは、ページの構造化やアクセシビリティチェックを行った上で移行する こと。 (参考)更新ページ数 年月 平成 30 年6月 平成 30 年7月 平成 30 年8月 ページ数 82 67 74 ※同一ページでも別日に更新したページは更新回数分をカウント 10.2 移行対象ページの範囲 リ ニ ュ ー ア ル 対 象 ペ ー ジ に 指 定 さ れ た 市 公 式 ウ ェ ブ サ イ ト (http://www.city.hachimantai.lg.jp/)配下のページを移行すること。 10.3 移行対象ページ数 1,500ページ程度を想定
10.4 その他のデータ 以下のデータを移行すること。なお、下記「10.5 移行手順」と同手順により見直し後 に移行を行う。 ① 課名等のグループ情報 ② 氏名、アドレス、権限等のユーザ情報 10.5 移行手順 移行対象データ選定等の手順は、以下の手順で行う。 No. 作業項目 作業内容 担当 1 移行対象リストの 作成 リニューアル対象となるコンテンツ(記事ペー ジ、課などの所属情報など)を一覧化し、リスト を作成する。 受託業者 2 移行対象の選定 受託業者が作成したリストを元に、移行要否を判 断する。 市 3 データ移行 市が判断した移行対象ページを移行する。 受託業者 10.6 コンテンツ移行計画書の作成 移行及び改善手順等の検討を開始する前に、現行ウェブサイトのファイル構成等の状況 を把握するとともに、事前説明会での意見や市の方針を十分に確認し協議した上で、移行手 順等を決定する。 検討結果について、以下の内容を含め構成する「コンテンツ移行計画書」にとりまとめる。 ① 移行の実施スケジュール ② 受託者の実施体制 ③ 受託者が行う作業の手順 ④ 受託者が行う移行状況の検証項目と検証方法 ⑤ 市が行う確認作業の時期、期間、回数、内容 ⑥ コンテンツ移行に関し、市が対応を行う必要のある事項・内容と実施時期 ⑦ 移行期間中に行われる更新を反映する具体的な実施方法 10.7 アクセシビリティチェックと改善 JIS X 83413:2016の適合レベル AA 準拠を実現するために、移行作業開始前に合意してお くべき作業ルールの項目とルール案を提示する。市と十分に協議の上、具体的に作業ルール を決定し、ルールに基づいたチェックと改善を行う。 代替テキストの変更、表の組み換えなど、JIS X 83413:2016 適合レベル AA 準拠実現のた めにコンテンツの変更や市の判断を必要とする箇所を作業開始前に洗い出し、改善方針を 市に確認した上で受託者が改善作業を行う。
受託者において、移行対象全ページについて目視を含めた検証を行い、本仕様書の要件を 満たすことを確認した上で、市に提示すること。 10.8 発注者による移行結果の確認支援 移行作業後のコンテンツについて市が確認を行うための環境を用意する。確認用の環境 は、認証等により外部からのアクセスを遮断する処置を行う。 11.研修要件 11.1 ページ作成者・承認者向け研修 ページ作成者が業務を行う上で必要な研修を実施すること。なお、研修は午前・午後の実 施で3日間想定しているが、協議の上決定する。研修に使用する資料は、事前提供があった 場合、市で印刷を行う。会場や受講者の研修用パソコン、プロジェクター、スクリーンは市 で用意するものとする。その他に必要となる物品等がある場合は、協議の上用意する担当を 決定する。 (1)対象人数 300人 (2)研修内容 研修内容は以下の内容を踏まえること。 ・ページの作成方法 ・アクセシビリティ上の問題点を修復する方法 ・ページの作成~承認~公開までの流れ (3)研修日程 60人×5回(1回2時間程度) 11.2 ウェブサイト管理者向け研修 (1)対象人数 5人 (2)研修内容 研修内容は以下の内容を踏まえること。 ・日常業務で行うウェブサイトの管理方法 ・年度切り替えの方法、注意点 ・災害発生時の操作方法 (3)研修日程 5人×1回(1回2時間程度)
11.3 操作マニュアルの作成 CMSの操作方法等について、必要な事柄を説明するマニュアル(作成者、承認者、管理者 向け)を作成すること。マニュアルには操作方法だけでなく、市ウェブサイトを作成するた めに必要な知識と手順を説明すること。マニュアルは市における運用や要望を反映し、市の 業務内容と実施手順に沿った一連の操作方法を解説すること。 また、操作マニュアルはオンラインマニュアルを推奨とするが、マニュアルの作成方法に ついては協議の上決定する。 12.システム切り替え及びリニューアル公開 12.1 リニューアル直前・直後の作業計画の作成 リニューアル公開直前 1 週間及びリニューアル直後数日間に行う各種準備作業、職員へ の各種周知、切り替え作業等について、作業項目を詳細に洗い出し、スケジュールを検討し 提示する。受託者と市の役割分担を明示すること。 12.2 リニューアル公開時に想定されるリスクの洗い出し リニューアル公開直前に実施される各種準備作業及びリニューアル公開により生じる可 能性のあるトラブル、事前にウェブサイト利用者あるいは職員に対して周知しておくべき こと等を洗い出し、市に提示する。また、必要に応じてリニューアル公開前のウェブサイト に切り替えができるようにすること。 12.3 トラブル発生時の対応 リニューアル公開時にトラブルが発生した場合、速やかに対応策を検討し、市と協議の上 で作業計画を見直す。改めて設定した作業計画に基づき、一連の作業を実行すること。 12.4 移動・削除したページにアクセスした利用者への対応 リニューアルに伴う URL の削除・変更を想定し、旧 URL 等存在しないページにアクセス しようとした利用者に対して、ページが削除又は移動されていることを伝えるとともに、ト ップページ又はサイトマップのページへ利用者を誘導するリンクを掲載したページを作成 する。ページ内容は市と協議の上、作成する。 12.5 システム切り替え及びリニューアル公開 リニューアル直前・直後の作業計画に基づき、システム切り替え及びリニューアル公開を 実施する。
13.システム保守・運用要件 13.1 システム保守期間 平成 32 年2月1日から平成 32 年3月 31 日までとする。 平成 32 年度以降の運用保守については、毎年度、受託者と業務委託契約を締結する予定 である。そのため、本業務に含まれない平成 32 年度以降の運用保守の費用及び業務内容に ついても企画提案審査の参考とする。 リニューアル公開後、1カ月間は、CMS テンプレートの調整や設定の変更、CMS の操作に 関する問い合わせ等が発生することを想定し、リニューアル構築に携わった主たる担当者 が調整作業や市からの問い合わせ対応等に携わることができる体制を維持すること。 13.2 運用・保守計画書の作成 システム運用及び保守等について、仕様書で求められた要件を満たすことを前提に作業 内容、体制、市との役割分担、スケジュール等を詳細に示した計画書を作成し、市の承認を 得る。 13.3 システム保守 (1)障害対応 システム障害が発生した際に、障害の原因究明を行い、障害対応を行うこと。 (2)脆弱性対策 サーバソフトウェアの脆弱性情報を継続的に入手し、脆弱性への対応を行うこと。 (3)バージョンアップ対応 本業務において、導入するシステムにカスタマイズ開発を行った場合も、運用開始後 に当該システムのバージョンアップを適用可能とすること。システムの機能追加、機能 改善、不具合修正を継続的に行い、原則として本業務の範囲内の作業として、バージョ ンアップ対応を行うこと。 (4)コンテンツ保守 CMSテンプレート管理外の文言変更、画像変更等の軽微な修正を行うこと。 (5)SSL 対応 SSL サーバ証明書の導入設定及び更新作業をすること。公開環境だけではなく、 情報セキュリティクラウド側で Web サイトを保護する WAF を提供しているので、自治 体情報セキュリティクラウド事業者と連携し、WAF 側の証明書の更新も併せて行うこと。 13.4 システム運用 (1)バックアップ システムに障害が発生した場合や、災害時に備えバックアップを行うこと。
(2)システム監視 システムに障害が発生した場合、迅速に障害を検知するためにシステム監視を行う こと。 13.5 問い合わせ対応 (1)問い合わせ内容 CMSの操作方法及び運用上の問い合わせに対して回答すること。 (2)問い合わせ時間 対応時間は、原則として市役所の開庁時間内(国民の祝日、年末年始を除く平日 8 時 30分から 17 時 15 分まで)とするが、緊急時は柔軟に対応すること。 13.6 災害時・緊急時の対応 (1)対応時間 休日、夜間であっても迅速に対応すること。 (2)災害時・緊急時の対策 大規模災害の発生により、庁内パソコンから CMS にアクセスできないケースを想定 した対策を講じること。 13.7 運用支援・コンサルティング (1)運用支援 ウェブサイトの技術的保守に加え、IT 技術や他市の先行事例等の情報提供、公開ウ ェブサイトの運用改善等、サイトの品質向上等のアドバイス等を継続的に行うこと。 (2)アクセス解析 年に1回アクセス解析を実施し、ウェブサイトの品質向上を支援すること。 (3)アクセシビリティ対応 年に1回アクセシビリティ試験を行い、試験結果を納品すること。 (4)職員研修 年に1回職員研修を行うこと。研修内容は CMS の操作方法やアクセシビリティ等と するが、研修内容について周知が図られたとみなされる場合は、市との協議の上、取り 決めるものとする。 13.8 運用保守報告書 毎月定期的に、稼働報告、問い合わせ等運用支援作業報告、保守作業報告について、報告 書を提出すること。報告書はメールでの提出で構わないものとする。
13.9 業務継続中及び終了時のデータ移行について 将来的なシステム拡張、他システムとの連携、他システムへの移行等(いずれも他業者の 受託事業を含む)において、市が協力を求めた場合には、市と協議の上、本業務の範囲内で システムに関する情報開示やデータベースからのコンテンツのエクスポートを含め必要な 対応を行うこと。また、管理運用・保守業務の引継ぎも併せて行うこと。 14.納品 14.1 納品物 納品物は以下のとおりとする。 納品物 納品媒体 納品数量 プロジェクト計画書 CD又は DVD 各1式 システム設計書 CD又は DVD 各1式 アクセシビリティ試験結果報告書 CD又は DVD 各1式 運用テスト・ブラウザ表示テスト・印刷テスト結 果報告書 CD又は DVD 各1式 コンテンツ移行計画書 CD又は DVD 各1式 操作マニュアル(作成者、承認者、管理者向け) CD 又は DVD 各1式 アクセシビリティガイドライン CD又は DVD 各1式 打ち合わせの議事録 CD又は DVD 全量 運用・保守計画書 CD又は DVD 各1式 運用保守報告書 CD又は DVD 各1式 14.2 納入場所 市企画財政課及び別途定める場所 15.その他 15.1 業務遂行上の留意点 ① 著作権 契約目的物の所有権並びに情報システムの開発過程で新たに作成された著作物に関 する著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 21 条(複製権)、第 23 条(公衆送信権)、第 26条の2(譲渡権)、第 26 条の3(貸与権)、第 27 条(翻訳権、翻案権等)及び第 28 条(二次著作物の利用に関する原著作者 物 の権利)に規定する権利は業務が完了した 時点で、市に帰属するものとすること。
② 第三者の権利侵害 納入成果物に第三者が権利を有する著作物が含まれる場合、当該著作権の使用に関 する負担を含む一切の手続きを行い、第三者の著作権その他権利を侵害しないこと。 ③ 情報の保護(守秘義務) 業務遂行上知り得た情報を他に漏らしてはいけない。業務遂行のために市が提供し た資料、データ等は業務以外の目的で使用しないこと。また、業務遂行における個人情 報等の取扱いについては、市個人情報保護条例(平成 17 年八幡平市条例第 15 号)、そ の他関係法令を遵守し、個人所権利を侵害することのないよう必要な措置を講じるこ と。 ④ 賠償責任 各業務の実施に当たって、市又は第三者に損害を及ぼしたときは、市の責任に帰する 場合を除き、その賠償の責任を負うものとする。 15.2 疑義に関する協議 本仕様書に記載されていない事項、法令により義務付けられている事項及びその他の事 項についても、業務上当然に必要な事項については、本業務の範囲に含まれるものとする。 なお、疑義の生じた場合には、市との協議の上、取り決めるものとする。 15.3 その他留意事項 仕様確定後に発生した仕様変更・機能追加等については、市との協議の上、取り扱うこと とする。