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Academic year: 2021

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英語科学習指導案

指導者: 若本 綾子

1 日 時 平成27年7月8日(月)6校時(14:15-15:05) 2 学 年 第3学年A組(男子7名 女子5名)

3 場 所 2階 視聴覚室

4 単 元 名 Unit 3 Fair Trade Chocolate(NEW HORIZON ENGLISH COURSE 3 東京書籍) 5 単元の目標 ○ 間違いを恐れず,積極的にコミュニケーション活動に取り組む。 [コミュニケーションへの関心・意欲・態度] ◎ 経験したことについてつながりのある英文で説明する。[外国語表現の能力] ○ Fair Trade についての文章を読んでその現状や書き手の気持ちを読み取る。[外国語理解の能力] ○ 現在完了形(経験・完了用法),形容詞 to 不定詞(原因を表す副詞的用法)を用いた文の構造を理解す る。[言語や文化についての知識・理解] 6 単元の ICE モデルイメージ 7 本単元のシンキングツール 【PMIシート(いいこと・わるいこと・おもしろいこと)】 対象について,「いいところ(プラス:Plus)」「だめ なところ(マイナス:Minus)」「興味をもつこと・おも しろいところ(インテレスティング:Interesting)の 3つの視点から印象や意見を書き込む。「おもしろいと ころ」については,肯定,否定のどちらかわからない, どちらともいえないけどもおもしろいと思ったことに ついて書き込む。なにが「いいところ」でなにが「だ めなところ」かについて正解はなく,感じたままに書 くことが大事である。 状況によっては「いいところ」 「だめなところ」ということばを使いにくいことがあるかもしれない。その時は「肯定的な評価」「否定的な評価」, 「満足できるところ」「足りないと思うところ」など,ことばを変えて使ってもかまわない。(以上,「シンキング ツール○R~考えることを教えたい~短縮版」より) 本時では,互いの話し方やその内容について感想や改善点を出し合う活動を行う。そのため,生徒には自由に 思いつつことを出させ,その後少人数のグループで改善点をまとめさせる。まとめた内容を踏まえてALTとの インタビューテストに向けて最終練習を行わせる。 8 単元について (1)単元観 中学校学習指導要領解説外国語編の中の言語活動「書くこと」の中に,「聞いたり読んだりしたことにつ いてメモをとったり,感想,賛否やその理由を書いたりするなどすること。」がある。この指導事項は,聞 いたり読んだりした内容に主体的にかかわりをもち,それを踏まえて自分の感想,内容に対しての賛否やそ の理由を書くことを求めている。 本単元はフェアトレードを取り上げている。フェアトレードに関するアンケート調査に始まり,テレビ番 組での親子の対話,フェアトレードのしくみと意義,番組を視聴したガーナ人少女リタからの手紙へと展開 されている。アフリカの国に目を向けさせ,海外の子どもたちの日本とは大きく異なる生活について知り, P Plus プラス いいところ M Minus マイナス だめなところ I Interesting インテレスティング おもしろいところ 【考え・基礎知識】 自分が経験したことについて 現在完了形を用いて,正しく表す ことができる。 【つながり】 互いの経験について ALT の 質問に答えたり質問したりす ることができる。 【応用・ひろがり】 ALT の質問さらに話題をひろげるこ とができる。将来的にはインターネッ ト等で会話できる。

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考えさせる機会にできる題材である。 言語材料は,現在完了形(経験・完了用法),形容詞 to 不定詞(原因を表す副詞的用法)が新出事項と して扱われる。これらを用いて自分のことや相手のことについて表現させる活動へと発展させることが可能 である。 (2)生徒観 本学級の生徒は,ペア・ワークやインタビュー活動,音読練習,ALTとの授業など音声による言語活動 が好きである。与えられた学習課題にも真面目に取り組む。互いに教え合うこともよくするが,学習の習熟 状況が十分とはいえない生徒の方が多く,場面によっては学び合いが成立しない。 平成26年度広島県「基礎・基本」定着状況調査時の本学級の生徒の通過率及び回答状況を次図に示す。 さらに同生徒達の1年後の状況も併せて示し,その数値を比較する。 ・表1【実技試験】英文やイラスト等についての質問に適切に応答する力 質問 県平均 2年次 6月 3年次 6月 ①Does ~? 81.0% 8 3 . 3% 75.0% ②What day ~? 67.1% 9 1 . 7% 83.3% ③Is ~? 82.2% 4 1 . 7% 75.0%

④Do you like ~?に2文以上で応答 96.9% 9 1 . 7% 83.3%

・表2【生徒質問紙】 質問項目 県平均 2年次6月 3年次6月 ①「英語の授業では,相手からの質問や依頼を聞くと き,相手が何を求めているのかを注意して聞き,それ に答えるようにしています。」 68.7% 7 5 . 5% 100.0% ②「英語の授業では,自分の考えや気持ち,事実など を英語で話しています。」 54.0% 3 3 . 3% 91.7% 表1は質問に対する適切な応答に関する力を表している。本試験の結果,Is ~?の応答が正しくできて いない。誤答としては Does を用いたり誤った主語を選んでいるものがあった。表3は「聞くこと」「話す こと」における言語活動に関する生徒の意識調査の結果である。自分の考えや気持ち,事実を英語で話し ている,と肯定的に回答している生徒は3割程度であった。指導者としてはもっと肯定的に回答するもの だと期待していたが,生徒の認識とのずれが生じていることがわかった。その後の授業においては,5W 1HのQA活動やALTと話す活動を増やした。結果,肯定的回答が増えた。 (3)指導観 指導にあたっては,吉名授業スタイルを活用し,次の点を工夫する。 ①生徒が興味・関心をもつような教材の工夫 ②支援が必要な生徒への手立て(視覚支援,理解状況の確認等) ③仲間と共にできることと個(家庭)でできることの精査による言語活動時間の確保 ④単元ゴール(経験したことについてつながりのある英文で説明すること)に向けた帯活動 前単元では,現在完了形(継続用法)で生徒は他者紹介をALTに向けて行うことを単元ゴールとした。 文と文のつながりなどに注意して文章を書くことやALTにわかるように内容選びをすることなどを意識 させて,文章構成をグループで話し合わせる計画である。そのために付けたい力として,用意された英文 のみを発表させるのではなく,身に付けた知識を使ってさまざまな学習課題に応用できる力を身に付けさ せたい。教師がそのような目標をもって指導することが大切であると考える。

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(4)単元の系統性【言語材料・言語活動】 小学校 中学校 ・言語や人,それぞれに違いがあることを知る。 ・表情やジェスチャーをつけて相手に感情や様子を積極 的に伝えようとする。(小5) ・世界には様々な人たちが様々な生活をしていることに 気付く。(小6) ・現在完了形を用いた文の構造を理解して正しく表現することができ る。 ・間違うことを恐れずに英語で積極的に話そうとしている。 ・外国で生活する人々のおかれている状況をしり,理解を深める。 9 単元の評価規準 ア コミュニケーションへの関 心・意欲・態度 イ 外国語表現の能力 ウ 外国語理解の能力 エ 言語や文化について の知識・理解 ・ペアやグループなどの活動に協 力して取り組んでいる。 ・発表の仕方や留意点,話す内容 について話し合っている。 ・声の大きさ,強弱,発音などに気 を付けて話すことができる。 ・現在完了形(経験用法)を用いて 返事を書くことができる。 ・経験したことについてつながりの ある英文で話したり質問したりする ことができる。 ・Fair Trade についての 文章を読んでその現状 や書き手の気持ちを読 み取ることができる。 ・現在完了形(経験・完了 用法),形容詞 to 不定詞(原 因を表す副詞的用法)を用 いた文の構造を理解して いる。 10 ICE を使ったルーブリック 要素 考え つながり ひろがり コミュニケーション ○ 適切な声の大きさ,強弱 発音,速さなどに気を付け て話している。 ○ 相手へのアイコンタクトや うなずき,表情などをつけて, 相手に応じた話しをしてい る。 ○ 練習した内容以外の初めての話題 や授業以外の場でも相手意識をもっ て対応している。 文の構造・内容 ○ 1つの質問に対して1 英文書いており、英文を羅 列している。 ○ 質問ごとにまとまりをもた せて順序よく表している。 ○ それぞれの事実を踏まえて,それ らを要約したり考えたりしたことを 表している。 言葉の使い方 ○ 現在完了形を正しく使 っている。 ○ 正しい綴りで記述して いる。 ○ 代名詞に置き換えたり接続 詞を使用したりしてつながり をもたせている。 11 単元の ICE モデルイメージ 12 学習指導計画(全8時間) 時 学習内容 評価の観点 関 心 表 現 理 解 知 識 評価規準(評価方法) 1 Starting Out(本時) ・Fair Tradeについて知る。 ・現在完了形(経験用法)を用いた文の構造を理解 する。 ・新出単語,語句を理解する。 (シンキングツール活用) ○ ・現在完了形(経験用法)を用いた文の構造を理 解している。(ワークシート,QA) 2

Starting Out & Dialog ・教科書本文の内容理解 ・音読練習 ・現在完了形(完了用法)を用いた文の構造を理解 する。 ○ ・現在完了形(経験用法)を用いた文の構造を理 解している。(ワークシート,QA) 【考え・基礎知識】 自分が経験したことについて 現在完了形を用いて,正しく表す ことができる。 【つながり】 互いの経験について ALT の 質問に答えたり質問したりす ることができる。 【応用・ひろがり】 ALT の質問さらに話題をひろげるこ とができる。将来的にはインターネッ ト等で会話できる。

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3 Dialog ・現在完了形(完了用法)を用いてQ&Aを行う。 ・DVDを見て状況をイメージし,内容を理解する。 ・音読練習 ○ ・ペアやグループなどの活動に協力して取り組ん でいる。(観察) 4 ・現在完了形のまとめ ○ ・現在完了形の3用法を正しく使うことができ る。(ワークシート) 5

Reading for Communication ~調べたことを説明しよう~ ~感想を手紙に書こう~

・Fair Trade Chocolateについての説明を読んでガ ーナで起きていることについて理解する。 (シンキングツール活用) ・形容詞to不定詞(原因を表す副詞的用法)を用い た文の構造を理解する。 ○ ○ ・Fair Trade についての文章を読んでその現状や 書き手の気持ちを読み取ることができる。(ワ ークシート) ・形容詞 to 不定詞(原因を表す副詞的用法)を 用いた文の構造を理解している。(ワークシー ト) 6

Reading for Communication

・形容詞to不定詞(原因を表す副詞的用法)を用い てQ&Aを行う。 ・音読練習 ・手紙の返事を書く。 ○ ○ ・声の大きさ,強弱,発音などに気を付けて話す ことができる。(音読) ・ガーナの少女の手紙を読んで現在完了形(経験 用法)を用いて感想を返事に書くことができ る。(ワークシート) 7 経験したことを話そう&書こう ・読み手を意識した発表とは何かを考える。 (シンキングツール活用) ・文と文のつながりに注意して書く。 ○ ・発表の仕方や留意点,話す内容について考えて いる。(ワークシート) 8 経験したことを話そう&書こう ・ピア・フィードバック後に自分の文章を再考して 書き直す。 ・前時の話し方のポイントを踏まえて練習する。 ○ ・経験したことについてつながりのある英文で質 問したり応答したりすることができる。(ワー クシート)※後日ALTに向けて話す。 13 本時の学習 (1)本時の目標 ・相手を意識した話し方や話す内容について考える。 (2)本時の評価規準 評価規準 判断基準 A (ICE モデルによるルーブリック:E) B (ICE モデルによるルーブリック:I) ○ 発表の仕方や留意 点,話す内容につい て考えている。 ○ 相手へのアイコンタクトやうなず き,表情などをつけることや,相手の 言葉を繰り返したりあいづちを打った りするなどの記述がある。 ○ 話す内容について相手意識をもって 具体的に記述してある。 ○ 適切な声の大きさ,強弱,発音,速 などおもに音声形式面について記述し ている。 ○ 話す内容について記述しているが, 具体的な内容が含まれていない。 (4)準備物 ワークシート,動画,PMIシート,付箋紙,電子黒板 (5)学習展開 学習活動 指導上の留意事項 (◆「努力を要する」と判断された生徒への手立て) 具体の評価規準 (評価方法) 1 BINGO 2 高速インプット 3 ワードカウンター ①Teacher’s Talk ②Pair Talk 単元の目標: 経験したことについてユウ先生に質 問したり答えたりしよう

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つかむ 考え る 深める ふり か え る 3 インタビューを受けている 人の動画を見る。 4 PMIシートに記入する。 【個人思考】 ・思いついたことを書かせる 【集団思考】 ・書いた意見をグループでまと める。 【全体思考】 ・グループ毎に発表する。 5 与えられた質問カードで会話 を継続する。 6 会話した内容を書く。 7 本時のふりかえりをする。 ・あとでグルーピングしやすいように付 箋紙に書かせる。 ・見ながらメモを取らせる。 ・あとで評価するために付箋紙に記名さ せる。 ・正解も不正解もない,どんな意見もよ いことを伝える。 ◆思いつかない場合「声,発音,速さ」 等のキーワードを示す。 ・まとめ用のPMIシートにてまとめ作 業を行わせる。 ・出された意見を教師が整理する。 ・様子を見てサポートに入る。 ・会話継続シート,高速インプットシー トを活用させる。 ・出された意見を踏まえて相手に応じた つながりのある内容になっているこ とに留意させる。 ・途中で生徒の書いた英文を板書してア イディアや誤りを共有させる。 ・できれば発表させる。 ○ 発表の仕方や留意点,話 す内容について考えてい る。(付箋紙に記述した内 容) つなげ る 8 ユウ先生とのインタビュー テストの実際を見る。 14 板書計画 電子黒板 ・3名のビデオ ・ALTのビデオ 本時の目標:相手に伝わる話し方を話す 内容について考えよう。 単元の目標:経験したこと についてユウ先生に質問 したり答えたりしよう 本時の流れ 1・・・・・・ 2・・・・・・ 3・・・・・・ 4・・・・・・ 5・・・・・・ 本時の目標:相手に伝わる話し方と話す内容について考えよう ICT活用ポイント 日本人への英語のインタビ ュー,アメリカ人中学生へ のインタビュー,ユウ先生 へのインタビューを見せて 具体的にイメージさせて比 較させる。 言 語 活 動 の 充 実 ICT活用ポイント ユウ先生にビデオ登場してもらい質問に答えさせることをひ ろがりやあこがれの気持ち,テストに向けて具体的なイメー ジをもたせて学習意欲につなげたい。

参照

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