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WalB を動かしてみる

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Academic year: 2021

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(1)

WalB を動かしてみる

(2)

自己紹介

原 一貴

サービス運用部 SRE

(Site Reliability Engineer)

滋賀→京都→奈良→東京(Now)

趣味

麺類:京都のラーメンは最高

京都リサーチパークの会社で

(3)

アウトライン

1.

サイボウズについて

2.

差分バックアップについて

1.

dm-snap

2.

WalB

3.

WalB とは

4.

WalB のバックアップデモ

(4)

サイボウズについて

クラウドサービス・インフラを自社で開発・運用

cybozu.com

kintone(Low-code business app platform)

Garoon(グループウェア)

Cybozu Office(グループウェア)

Mailwise(メール共有システム)

(5)

インフラの規模感

契約社数:

25,000+

アクセス数/日:

2.4億+

書き込み IO /日:

24.5 TiB+

(6)

毎日フルイメージな

バックアップは無理…

なので、

(7)

差分バックアップとは

バックアップ済みのブロックと現在のブロック

を比較して差分を保存するバックアップ

※初回はフルイメージのバックアップが必要

リストア(復元)は初回に差分を順に適用する

A

B

C

D

バックアップ済みのブロック

現在のブロック

A

E

C

F

2:E

4:F

差分

(8)

『どうやって実現するの?』

1. dm-snap

(9)

dm-snap

LVM snapshot 機能を使う

Volume 常に変更される Snapshot スナップショットを作成 Base Backup Snapshot 前回とスナップショット の差分を取得 Backup Diff Diff 差分を作成 ・・・ 古い世代の差分は Base Backup に適用 差分としてバックアップ の世代を管理

(10)

dm-snap の Pros/Cons

Pros

実装が簡単

Cons

LVM snapshot の実装に依存

差分検出時に Snapshot でフルスキャンが必要

Backup 側はバックアップ済みのイメージ

のハッシュ値を使用

(11)

フルスキャンの発生

A

B

C

D

バックアップ済みのブロック

現在のブロック(snap shot)

A

E

C

F

2:E

4:F

差分

フルスキャン ハッシュ値で比較

(12)

フルスキャンの影響

[出典]https://events.static.linuxfound.org/sites/events/files/slides/WalB_OSSJapan2017.pdf

o’clock

フルスキャンによるディスク IO

(13)

フルスキャンのお客様アクセスへの影響

[出典]https://events.static.linuxfound.org/sites/events/files/slides/WalB_OSSJapan2017.pdf

フルスキャン中

(14)

フルスキャンがアクセスが多い時間と

重なると

性能劣化が発生

する

だから…

お客様がアクセスし始める前にフルス

キャンを終わらせたい

(15)

世界展開=

常時多アクセス

(16)

今まで・・・

( ^ω^)「お客様のアクセスが少ない

夜にバックアップをすればいいや」

これから・・・

/(^o^)\「常にお客様のアクセスがある

よ!ナンテコッタ!」

(17)

IO スパイクが無くて

短い時間でバックアップ可能で

お客様のアクセスに影響が少なく

安く

バックアップシステムが欲しくなる!

(夢のような・・・話?)

(18)

夢じゃありません!

作りました!

(19)

WalBとは

『ブロックデバイスレベルの

リアルタイムな

差分バックアップと

非同期なバックアップレプリケーションシステム』

(20)

WalB

ブロックデバイスレベルの

リアルタイムな

差分

バッ

クアップシステム

dm-snap のような IO のスパイク無しにブロックデ

(21)

WalB のブロックデバイスの仕組み (Kernel)

Pros: ログデバイスへ書き込み済み≒

バックアップ済み

Cons: 書き込み IO が二倍になる

ファイルシステムなど

データデバイス

ログデバイス

読み込み

書き込み

WalB デバイス

書き込みACK

walb-driver

kernel module

(22)

WalB のバックアップの仕組み (User land)

walbc

WalB の仕組みをコントロール

するインタフェース

(CLI/Python Interface)

walb-storage

ログの抽出と転送

明示的スナップショット(バッ

クアップ)の作成

ログデバイス 書き込み IO ログ 差分ファイル

Base Backup Diff ・・・ walb-proxy walb-archive walb-storage walbc walb-worker 差分を定期的にマージ

(23)

WalB のバックアップの仕組み (User land)

walb-proxy

ログを差分ファイルに変換

walb-archive

ベースバックアップと差分

ファイルの管理

リストア(復元)

walb-worker

差分ファイルのマージ & 転

ログデバイス 書き込み IO ログ 差分ファイル

Base Backup Diff ・・・ walb-proxy walb-archive walb-storage walbc walb-worker 差分を定期的にマージ

(24)

ローカル・遠隔レプリケーション

walb-archive

バックアップの

レプリケーション

(例:遠隔地に転送)

ログデバイス 書き込み IO ログ

Base Backup Diff ・・・ walb-proxy

walb-archive walb-storage

Base Backup Diff ・・・ walb-archive walbc walb-worker walb-worker 差分ファイル 非同期に転送

(25)

WalB の

バックアップデモ

(26)

デモ環境

Storage Server Backup Server

192.168.3.0/24

192.168.3.3 192.168.3.4

/sda: rootfs /sda: rootfs /sdc: walb

20GB /sdc: walb60GB walbc walb-proxy walb-archive walb-storage Deamon Command 凡例

(27)

初期設定

1.

WalB デバイスの作成

wdev.format_ldev()

wdev.create()

2.

walbc の設定

3.

バックアップの設定

walbc.init_storage(s0, VOL, wdev.path)

4.

ファイルシステムの設定

5.

初回のフルイメージバックアップ

(28)

スナップショットの walb-archive へ伝播を確認

walb-storage walb-proxy walb-archive Storage Server Backup Server 20G Volume 1. ファイルを作成 2. スナップショットを作成 walbc 3. スナップショットの伝播を確認

(29)

ファイルを更新して walb-archive への伝播を確認

walb-storage walb-proxy walb-archive Storage Server Backup Server 20G Volume 4. ファイルを更新 walbc 5. 変更の伝播を確認

(30)

レストアしてファイルの内容を確認

walb-storage walb-proxy walb-archive Storage Server Backup Server 20G Volume walbc 6. レストア Restore 7.変更前の内容で あることを確認

(31)

最後に

WalB

http://walb-linux.github.io/

https://github.com/walb-linux/walb-tools

https://github.com/walb-linux/walb-driver

デモの設定ファイルなど

https://github.com/hk220/osc-kyoto-walb

参照

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