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表紙 EDINET 提出書類 DMG 森精機株式会社 (E0150 有価証券報告書 提出書類 根拠条文 提出先 提出日 有価証券報告書金融商品取引法第 24 条第 1 項関東財務局長 2019 年 3 月 22 日 事業年度 第 71 期 ( 自 2018 年 1 月 1 日至 2018 年 12

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(1)

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書 【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項 【提出先】 関東財務局長 【提出日】 2019年3月22日 【事業年度】 第71期(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) 【会社名】 DMG森精機株式会社 【英訳名】 DMG MORI CO., LTD. 【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  森 雅彦 【本店の所在の場所】 奈良県大和郡山市北郡山町106番地 (注)上記は登記上の本店所在地であり、実際の本社業務は「最寄りの    連絡場所」で行っております。 【電話番号】 0743(53)1125(代表) 【事務連絡者氏名】 代表取締役副社長経理財務本部長  小林 弘武 【最寄りの連絡場所】 東京都江東区潮見2丁目3-23 【電話番号】 03-6758-5900(代表) 【事務連絡者氏名】 代表取締役副社長経理財務本部長  小林 弘武 【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

(2)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等 回次 国際会計基準 移行日 第67期 第68期 第69期 第70期 第71期 決算年月 4月1日2014年 2015年3月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 売上収益 (百万円) − 174,365 318,449 376,631 429,664 501,248 税引前利益又は損失(△) (百万円) − 23,086 29,681 △1,064 24,803 31,275 親会社の所有者に帰属する 当期利益又は損失(△) (百万円) − 17,080 26,900 △7,826 15,263 18,517 親会社の所有者に帰属する 当期包括利益 (百万円) − 17,621 21,210 △22,412 16,566 9,904 親会社の所有者に帰属する 持分 (百万円) 149,984 161,992 155,270 100,449 107,617 111,113 総資産額 (百万円) 241,085 323,759 598,034 558,222 567,411 528,423 1株当たり親会社所有者帰属 持分 (円) 1,154.27 1,266.28 1,293.72 836.25 886.73 910.25 基本的1株当たり当期利益又 は損失(△) (円) − 131.65 216.53 △67.80 116.44 144.09 希薄化後1株当たり当期利益 又は損失(△) (円) − 131.64 216.53 △67.80 115.59 143.18 親会社所有者帰属持分比率 (%) 50.0 26.0 18.0 19.0 21.0 親会社所有者帰属持分 当期利益率 (%) − 10.9 17.0 △6.1 14.7 16.9 株価収益率 (倍) − 14.0 6.6 − 20.0 8.6 営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) − 7,342 18,628 18,237 31,423 49,398 投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) − △58,690 △26,892 △10,008 △1,387 △19,020 財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) − 53,582 71,859 △18,376 △37,726 △65,433 現金及び現金同等物の 期末残高 (百万円) 18,916 21,408 83,577 67,750 64,973 27,368 従業員数 (人) 4,159 4,324 12,230 12,307 12,375 13,042 (外、平均臨時雇用者数) (256) (189) (705) (632) (551) (607) (注)1.百万円未満を切り捨てております。 2.売上収益には、消費税等は含まれておりません。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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6.第69期より基本的1株当たり当期利益又は損失及び希薄化後1株当たり当期利益又は損失は、親会社の所有 者に帰属する当期利益又は損失よりハイブリッド資本所有者の持分相当額を控除した金額を、普通株式の期中 平均発行済株式数から期中平均自己株式数を控除した株式数で除して算定しております。なお、第71期より期 中平均自己株式数については、自己名義所有株式の他、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン」により 野村信託銀行株式会社(DMG森精機従業員持株会専用信託口)が所有する当社株式を含めております。 7.第69期の株価収益率については、当期損失が計上されているため記載しておりません。 8.第68期より国際会計基準(IFRS)に基づいて連結財務諸表を作成しております。 9.第68期より、DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(以下、「AG社」)及びそのグループ会社を連結対象としたこ とにより、財務数値を100%取り込んだことで、売上収益、総資産額等の各指標が大幅に増加しております。 なお、第67期は持分法適用関連会社として持分に応じた投資利益を取り込んでおります。 10.第68期の税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益については、AG社を連結対象会社としたことに より発生した段階取得に係る差益37,296百万円、AG社の取得原価の配分結果及び北米市場の直販体制への移行 に伴う一時的なコスト増加が含まれております。 11.第69期の税引前損失及び親会社の所有者に帰属する当期損失については、重複資産の整理やノンコアビジネ スからの撤退に伴う一時費用と投資有価証券売却益を合わせた約110億円の損失が含まれております。 12.第68期は、決算期変更により2015年4月1日から2015年12月31日までの9ヵ月間となっております。 13.従業員数は、パートタイマー、アルバイト及び労働契約の従業員を含めた人数を記載しております。 14.平均臨時雇用者数は、派遣社員等の当連結会計年度における平均雇用人数を記載しております。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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回次 日本基準 第66期 第67期 第68期 決算年月 2014年3月 2015年3月 2015年12月 売上高 (百万円) 160,728 174,660 318,763 経常利益 (百万円) 11,245 20,354 8,026 親会社株主に帰属する 当期純利益 (百万円) 9,442 15,216 22,862 包括利益 (百万円) 22,975 21,154 19,036 純資産額 (百万円) 155,501 171,004 228,825 総資産額 (百万円) 241,670 323,339 596,432 1株当たり純資産額 (円) 1,164.59 1,301.93 1,266.37 1株当たり当期純利益金額 (円) 85.73 117.28 184.03 潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額 (円) 85.69 117.27 − 自己資本比率 (%) 62.6 51.5 25.5 自己資本利益率 (%) 7.4 9.6 14.4 株価収益率 (倍) 15.2 15.7 7.7 営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) 5,906 11,539 11,102 投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) △17,527 △58,427 △25,324 財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) 23,914 49,385 77,817 現金及び現金同等物の 期末残高 (百万円) 18,916 21,408 83,577 従業員数 (人) 4,159 4,324 12,230 (外、平均臨時雇用者数) (256) (189) (705) (注)1.百万円未満を切り捨てております。 2.売上高には、消費税等は含まれておりません。 3.第68期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 4.第68期より、AG社及びそのグループ会社を連結対象としたことにより、財務数値を100%取り込んだことで 売上高、総資産額等の各指標が大幅に増加しております。なお、第66期から第67期までは持分法適用関連会社 として持分に応じた投資利益を取り込んでおります。 5.第68期の経常利益には、AG社を連結対象としたことに伴い、AG社の取得原価の配分により発生した一時的な 償却費を含む関連費用が17,143百万円含まれております。 6.第68期は、決算期変更により2015年4月1日から2015年12月31日までの9ヵ月間となっております。 7.第68期の日本基準による諸数値につきましては、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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(2) 提出会社の経営指標等 回次 第66期 第67期 第68期 第69期 第70期 第71期 決算年月 2014年3月 2015年3月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 売上高 (百万円) 102,625 107,751 74,455 89,094 121,194 145,157 経常利益又は 経常損失(△) (百万円) 9,409 16,325 △5,069 4,361 4,787 6,805 当期純利益又は 当期純損失(△) (百万円) 6,269 12,530 △6,835 8,315 9,521 6,508 資本金 (百万円) 51,115 51,115 51,115 51,115 51,115 51,115 発行済株式総数 (千株) 132,943 132,943 132,943 132,943 125,953 125,953 純資産額 (百万円) 133,544 146,183 115,010 118,621 117,303 118,415 総資産額 (百万円) 201,465 274,576 348,433 415,187 417,381 371,916 1株当たり純資産額 (円) 1,005.15 1,100.48 958.11 987.50 966.69 969.03 1株当たり配当額 (円) 22.00 25.00 26.00 26.00 40.00 50.00 (うち1株当たり中間配当額) (10.00) (12.00) (13.00) (13.00) (15.00) (25.00) 1株当たり当期純利益又は 当期純損失(△) (円) 55.81 94.33 △52.99 69.28 78.09 53.73 潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 (円) 55.78 94.33 − − 77.53 53.30 自己資本比率 (%) 66.3 53.2 33.0 28.6 28.0 31.7 自己資本利益率 (%) 5.4 9.0 △5.2 7.1 8.1 5.5 株価収益率 (倍) 23.4 19.6 − 20.5 29.9 23.1 配当性向 (%) 39.4 26.5 − 37.5 51.2 93.1 従業員数 (人) 2,081 2,090 2,098 2,075 2,263 2,407 (外、平均臨時雇用者数) (86) (54) (49) (80) (64) (40) (注)1.百万円未満を切り捨てております。 2.売上高には、消費税等は含まれておりません。 3.第71期より1株当たり純資産額の算定に用いられた当事業年度末の普通株式及び1株当たり当期純利益並び に潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に用いられた普通株式の期中平均株式数については、自己名義 株式数を控除する他、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン」により野村信託銀行株式会社(DMG森 精機従業員持株会専用信託口)が所有する当社株式を控除して算定しております。 4.第70期の1株当たり配当額には、創立70周年記念配当10円を含んでおります。 5.第68期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ ん。 6.第69期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しない ため記載しておりません。 7.第68期の株価収益率及び配当性向については、当期純損失が計上されているため記載しておりません。 8.第68期は、決算期変更により2015年4月1日から2015年12月31日までの9ヵ月間となっております。 9.従業員数は、パートタイマー、アルバイト及び労働契約の従業員を含めた人数を記載しております。 10.平均臨時雇用者数は、派遣社員等の当事業年度における平均雇用人員を記載しております。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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2【沿革】

1948年10月 奈良県大和郡山市北郡山町318番地において株式会社森精機製作所(現DMG森精機株式会社) を設立し、繊維機械の製造・販売を開始。 1958年5月 繊維機械の製造を中止し、工作機械(高速精密旋盤)の製造・販売を開始。 1962年1月 本社及び本社工場を大和郡山市北郡山町106番地に移転。 1968年4月 数値制御装置付旋盤の製造・販売を開始。 1970年12月 事業拡張のため三重県阿山郡伊賀町(現三重県伊賀市)に伊賀工場を建設、操業開始。 1979年11月 大阪証券取引所市場第二部上場。 1981年5月 立形マシニングセンタの製造・販売を開始。 1981年11月 東京証券取引所市場第二部上場。

1982年7月 MORI SEIKI G.M.B.H.(現DMG MORI Global Marketing GmbH)設立。※ 1983年6月 横形マシニングセンタの製造・販売を開始。

1983年8月 MORI SEIKI U.S.A., Inc.(現DMG MORI USA, INC.)設立。※ 1983年9月 東京・大阪両証券取引所の市場第一部銘柄に指定。 1986年3月 大和郡山市井戸野町362番地に奈良工場を建設、操業開始。 1992年3月 伊賀第2工場建設、操業開始。 1999年5月 名古屋市中村区に名古屋ビル建設。 2001年1月 上海森精机机床有限公司を設立。 2001年5月 株式会社太陽工機の発行済株式の40%(現50.16%)を取得。※ 2002年6月 DTL MORI SEIKI,INC.を設立。 2002年9月 日立精機株式会社及び日立精機サービス株式会社より営業の一部を譲受。 2003年8月 千葉県船橋市に千葉事業所を建設、操業開始。 2004年8月 伊賀事業所内に特機工場、人材開発センタ(現DMG森精機アカデミー)を建設。 2004年10月 本社機能を奈良県大和郡山市より愛知県名古屋市に移転。 2005年2月 株式会社渡部製鋼所(持分法適用関連会社)の株式を33.5%取得。 2006年3月 伊賀事業所内に鋳物工場建設。

2006年12月 DIXI MACHINES S.A.の工作機械製造事業を譲受。

2009年3月 GILDEMEISTER AG(現DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT、以下、「DMG MORI AG」)との間で業務・ 資本提携を合意。※

2010年3月 株式会社マグネスケールの発行済株式を100%取得。※

2010年5月 MG Finance GmbH(持分法適用関連会社、現DMG MORI Finance GmbH)を設立。

2011年4月 株式会社森精機セールスアンドサービス(現DMG森精機セールスアンドサービス株式会社)を 設立。※

DMG MORI AGの株式を20.1%まで追加取得。

2011年8月 Mori Seiki Manufacturing USA, Inc.(現DMG MORI MANUFACTURING USA, INC.)を設立。※ 2012年2月 伊賀事業所内にベッド・コラム精密加工工場を建設。

2012年5月 伊賀事業所内に第二組立工場を建設。

2012年7月 DMG MORI MANUFACTURING USA, INC.が操業開始。

森精机(天津)机床有限公司(現DMG森精機(天津)機床有限公司)を設立。※ 2013年9月 DMG森精機(天津)機床有限公司が操業開始。 2013年10月 商号をDMG森精機株式会社へ変更。 2014年1月 関西地区の既存3テクニカルセンタ(大阪、京滋、姫路)を6テクニカルセンタ(大阪、奈良、 京都、滋賀、姫路、神戸)へ拡充。 2014年7月 東京都江東区に東京グローバルヘッドクォータ(以下、「東京GHQ」)をグランドオープン。 2015年3月 株式会社アマダマシンツールの旋盤事業譲受契約を締結。 2015年4月 DMG MORI AGを連結対象会社化(議決権比率、現在76.11%)。 2015年6月 英文商号をDMG MORI CO., LTD.に変更。 2015年7月 伊賀グローバルソリューションセンタを全面的にリニューアル。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社130社並びに持分法適用関連会社6社で構成され、工作機械(マシニングセ ンタ、ターニングセンタ、複合加工機、5軸加工機及びその他の製品)、ソフトウエア(ユーザーインタフェース、 テクノロジーサイクル、組込ソフトウエア等)、計測装置、サービスサポート、アプリケーション、エンジニアリン グを包括したトータルソリューションの提供を行っております。当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおり であります。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

(8)

連結子会社及び持分法適用関連会社の事業内容は次のとおりであります。 なお、次の2部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.事 業セグメント」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 1.マシンツール(工作機械の製造及び販売) 連結子会社 工作機械の製造及び販売

DECKEL MAHO Pfronten GmbH、DECKEL MAHO Seebach GmbH、GILDEMEISTER Drehmaschinen GmbH、 GRAZIANO Tortona S.r.l.、SAUER GmbH、FAMOT Pleszew Sp.z o.o.、GILDEMEISTER Italiana S.p.A.、 REALIZER GmbH、Ulyanovsk Machine Tools ooo、DMG MORI MANUFACTURING USA, INC.、

DMG森精機(天津)機床有限公司、株式会社太陽工機、他3社 関係会社の統括等 DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT、他2社 その他 6社 持分法適用関連会社 1社 2.インダストリアル・サービス(工作機械に関連するサービスやソリューションの提供) 連結子会社 工作機械等の販売及びサービス

DMG MORI Italia S.R.L.、DMG MORI FRANCE SAS、DMG MORI Stuttgart GmbH、DMG MORI USA, INC.、 DMG森精機セールスアンドサービス株式会社、他57社

関係会社の統括等

DMG MORI Europe AG、他8社 計測装置の製造及び販売 株式会社マグネスケール、他2社 ソフトウエア、画像処理等ハードウエアの開発及び販売 ビー・ユー・ジーDMG森精機株式会社 その他 31社 持分法適用関連会社 5社 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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4【関係会社の状況】

名称 住所 資本金又は 出資金 主要な事業 の内容 議決権の 所有割合(%) 関係内容 (連結子会社) DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT (注)1,3 ドイツ ノルトライン ヴェストファーレン州 204,926千 ユーロ 関係会社の統括 76.1 (76.1) 役員兼任  当社役員   3名 DMG MORI GmbH (注)1 ドイツ ノルトライン ヴェストファーレン州 25千 ユーロ 工作機械等の 販売等を主な 事業目的とする 企業の株式 購入、保有等 100 役員兼任  当社役員   2名  当社従業員  1名 当社より資金の貸付を 行っております。 DECKEL MAHO Pfronten GmbH

(注)1,3 ドイツ バイエルン州 26,500千 ユーロ 工作機械の 製造及び販売 100 (100) −

DECKEL MAHO Seebach GmbH (注)1,3 ドイツ テューリンゲン州 8,181千 ユーロ 〃 100 (100) − GILDEMEISER Drehmaschinen GmbH (注)3 ドイツ ノルトライン ヴェストファーレン州 11,000千 ユーロ 〃 100 (100) − SAUER GmbH (注)3 ドイツ ラインラント プファルツ州 5,365千 ユーロ 〃 100 (100) − DMG MORI Stuttgart GmbH (注)3 ドイツ バーデンヴュルテン ベルク州 4,000千 ユーロ 工作機械等の 販売及び サービス 100 (100) − REALIZER GmbH (注)3 ドイツ ノルトライン ヴェストファーレン州 25千 ユーロ 工作機械の 製造及び販売 75.1 (75.1) − DMG MORI Management GmbH (注)1,3 ドイツ ノルトライン ヴェストファーレン州 25千 ユーロ 工作機械等の 販売及び サービス 100 (100) −

FAMOT Pleszew Sp.z o.o. (注)3 ポーランド ヴィエルコポルスカ県 22,466千 ポーランド ズロチ 工作機械の 製造及び販売 100 (100) −

Ulyanovsk Machine Tools ooo (注)3 ロシア ウリヤノフスク州 50,000千 ロシアルーブル 〃 100 (100) − GRAZIANO Tortona S.r.l. (注)3 イタリア ピエモンテ州 3,000千 ユーロ 〃 100 (100) −

GILDEMEISTER Italiana S.p.A. (注)3 イタリア ロンバルディア州 17,400千 ユーロ 〃 100 (100) − DMG MORI Italia S.R.L. (注)3 イタリア ロンバルディア州 16,670千 ユーロ 工作機械等の 販売及び サービス 100 (100) 役員兼任  当社従業員  1名 DMG MORI Europe AG (注)1,3 スイス チューリッヒ州 76,000千 スイスフラン 関係会社の統括 100 (100) 役員兼任  当社役員   1名

DMG MORI FRANCE SAS (注)3 フランス ロワシー市 8,165千 ユーロ 工作機械等の 販売及び サービス 100 (100) −

DMG MORI USA, INC. (注)1,3,4 アメリカ イリノイ州 17,000千 米ドル 〃 100 (100) 当社製品の販売会社 役員兼任  当社役員   5名 当社より資金の貸付を  行っております。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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名称 住所 資本金又は 出資金 主要な事業 の内容 議決権の 所有割合(%) 関係内容

DMG MORI MANUFACTURING USA, INC. (注)3 アメリカ カリフォルニア州 31,096千 米ドル 工作機械の製造 及び販売 100 (100) 当社製品の製造会社 役員兼任  当社役員   3名 DMG森精機(天津)機床有限公司 (注)1 中国 天津市 63,400千 米ドル 〃 100 当社製品の製造会社 役員兼任  当社役員   3名  当社従業員  1名 当社が資金の借入を 行っております。 DMG森精機セールスアンド サービス株式会社 (注)1,4 愛知県名古屋市中村区 100百万 円 工作機械等の 販売及び サービス 100 当社製品の販売会社 役員兼任  当社役員   3名 当社が資金の借入を 行っております。 株式会社太陽工機 (注)2 新潟県長岡市 700百万 円 工作機械の 製造及び販売 50.4 原材料の共同購入 役員兼任  当社役員   1名 当社が資金の借入を 行っております。 株式会社マグネスケール (注)3 神奈川県伊勢原市 1,000百万 円 計測装置の 製造及び販売 100 (44.1) 当社製品部品の製造会社 役員兼任  当社役員   3名 当社が資金の借入を 行っております。 ビー・ユー・ジーDMG森精機 株式会社 北海道札幌市厚別区 100百万 円 ソフトウェア・ ハードウェアの 開発及び販売 100 当社製品用ソフトウェア の開発 役員兼任  当社役員   4名 当社より資金の貸付及び 資金の借入を行って おります。 他107社 (持分法適用関連会社) 6社 (注)1.特定子会社であります。その他の特定子会社として欧州における関係会社の統括会社が4社あります。 2.有価証券報告書の提出会社であります。 3.「議決権の所有割合」の( )内は、間接所有割合で内数であります。 4.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)が連結売上高の10%を超える連結子会社の「主要な損益情報 等」は、次のとおりであります。 名称 (百万円)売上高 税引前当期 利益 (百万円) 当期利益 又は損失 (△) (百万円) 純資産額 (百万円) 総資産額 (百万円)

DMG MORI USA, INC. 75,210 1,022 △54 9,247 47,594 DMG森精機セールス

アンドサービス株式会社 64,187 1,870 1,257 16,333 33,361

DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況 2018年12月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) マシンツール 6,394 (402) インダストリアル・サービス 6,277 (204) 全社(共通) 371 ( 1) 合計 13,042 (607) (注)1.従業員の増減は、海外における社員数増加、新卒社員入社等により、前期末と比べ667名増加しておりま す。 2.従業員の中には、アプレンティス(見習工)397名、パートタイマー、アルバイト及び労働契約者246名を含 めております。 3.男性11,200名、女性1,842名であります。 4.国籍別では、ドイツ4,339名、日本3,879名、アメリカ923名、ポーランド746名、イタリア679名、中国510 名、ロシア200名、オーストリア182名、フランス173名、インド166名、イギリス112名等となっております。 5.従業員数欄の( )外数は、臨時従業員の当連結会計年度における平均雇用人員です。 6.臨時従業員には、派遣社員等を含めております。 (2) 提出会社(DMG森精機株式会社)の状況 2018年12月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 2,407(40) 40.7 14.6 8,051 セグメントの名称 従業員数(人) マシンツール 1,797 (36) インダストリアル・サービス 323 ( 3) 全社(共通) 287 ( 1) 合計 2,407 (40) (注)1.従業員数には、子会社等への出向者(584名)を含めておりません。 2.従業員の増減は、子会社からの社員受入、新卒社員入社等により、前期末と比べ144名増加しております。 3.従業員数欄の( )外数は、臨時従業員の当事業年度における平均雇用人員です。 4.臨時従業員には、派遣社員等を含めております。 5.平均年齢、平均勤続年数及び平均年間給与にはパートタイマー、アルバイト、労働契約の従業員を含めてお りません。 6.平均年間給与には、賞与及び基準外賃金を含めております。 (3) 労働組合の状況 当社及び連結子会社には労働組合はありません。 なお、労使関係につきましては特記すべき事項はありません。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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第2【事業の状況】

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社の経営方針は、工作機械メーカーとして「独創的で、精度良く、頑丈で、故障しない機械を最善のサー ビスとコストでお客様に供給すること」です。コネクテッド・インダストリーズ(IoT、インダストリー4.0) の高まりを背景に、工作機械(マシニングセンタ、ターニングセンタ、複合加工機、5軸加工機及びその他の 製品)、ソフトウエア(ユーザーインタフェース、テクノロジーサイクル、組込ソフトウエア等)、計測装 置、サービスサポート、アプリケーション、エンジニアリングを包括したトータルソリューションの提供を行 い、全世界のお客様にとってなくてはならない企業を目指しております。 (2) 経営戦略及び経営環境 2019年の全世界における工作機械の需要は前年比約10%減を見込んでおりますが、当社は、自動化、5軸 化・複合化、ソフトウエア、先端技術を今後の事業テーマとするとともに、2019年よりカンパニー制を導入す る事により利益と業務の厳格な管理と経営者育成を進めてまいります。 自動化につきましては、自動化システムの受注に占める比率が年々増加しており、2019年は約30%になるも のと見込んでおります。自動化システムを構成する各機器をモジュール化、規格等を統一し導入時のリードタ イム短縮や短期間でのレイアウト変更を可能とするプログラミング不要のロボットシステム「MATRIS」を開発 する等の対応を行っております。 5軸化・複合化につきましては、複雑形状の加工を可能とする5軸加工機・複合加工機の受注が50%超を占 めるまでとなりましたが、国内における更なる普及を目的としてDMG MORI 5軸加工研究会を発足させ、お客 様への機械貸出やプライベートレッスン実施によるオペレーター養成を行っております。 ソフトウエアにつきましては、当社開発のオペレーションシステムCELOSを通じて、アプリケーションによ るお客様の利便性向上を図り、スマートファクトリーを進めてまいります。 先端技術につきましては、アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)や超音波等の技術の用途拡 大を進めてまいります。 当社は、業界のリーディング・カンパニーとして、幅広いステークホルダーの期待に応えるべく、SDGs (Sustainable Development Goals)への取り組みを強化しております。環境面においては、省エネ技術 (GREENmode)によるエネルギー消費量抑制や製造現場の排出量モニタリングによるCO2排出の抑制、リスク管 理体制面で厳格な輸出管理手続に基づいた製品の平和利用を担保することによる大量破壊兵器製造防止、人材 の活用と育成面で、事業所内での保育園開園等、働きやすい環境の整備や従業員国籍の多様性、12時間イン  ターバル制の導入や有給休暇の完全取得を目指すことでメリハリをつけた働き方で生産性の向上を目指してお ります。この他、DMG森精機奨学基金への拠出、大学、高等専門学校への助成、学術関連団体との提携による 研究開発等の社会貢献を行っております。 以上のように、顧客価値創造を実現し、事業規模、収益性、財務基盤において、継続的な企業価値向上に務 めてまいります。 (3) 目標とする経営指標 需要変化の激しい工作機械業界の事業環境や市場動向に迅速に対応し、工作機械業界におけるグローバルワ ンの地位を維持・継続するためには、利益率の向上、財務体質の強化、資本収益性の向上が最重要課題である と考えております。 2019年度受注はほぼ前年並みと計画しており、台数ベースでは10%減を見込んでおりますが、自動化等の需 要が増加し付加価値向上により単価で10%増を見込んでおり、金額ベースでは前年並みを確保できるものと考 えております。地域的には、米中貿易摩擦の影響から中国での受注をやや慎重に見ておりますが、その他の地 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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(4) 対処すべき課題 ①製品開発 生産技術者、加工エンジニアの不足、電動化、高齢化、IoTのトレンドにより自動化要求は中品種中量、多 品種少量生産に及んでおります。複雑形状部品の生産、複数部品の集約化が進み5軸加工機や複合加工機、ア ディティブ・マニュファクチャリング機を含めた自動化システムの要求が増しております。これらをサポート するためには、ワーク取り付け、取り外しを自動化するとともに加工監視、切り屑の効率的な処理、毎朝の点 検等の業務を機械がオペレータに代わって対応することが求められております。 当社ではこのような要求に素早く対応するために、これまでは新機種開発、新機能開発、顧客対応、品質改 善のすべてを機種別組織で進めてまいりましたが、2019年より大きな組織変更を行い要素技術別の組織を発足 させました。具体的には板金設計、切り屑クーラント関連開発、レーザ光学系開発、主軸・ATC・刃物台等の コアユニット、解析技術、モーター技術、センシング技術、計測技術、コネクティビティー、ポストプロセッ サー、自動化システム等の開発組織を編成し、機種グループを横断する革新的な要素技術開発に取り組む所存 です。 これまで進めてきた機種統合と日独共同の新機種開発により、機種数は2009年に300機種以上あったものを 2018年末時点で152機種まで集約することができました。今後も集約を進め、日独で蓄積した技術を最大に活 用する開発環境を整備してまいります。また、シェービング、メジャーリング、ハンドリング、モニタリング に分類されるテクノロジーサイクルの開発を進め、ソフトウエアの売上に貢献してまいります。 ②品質 「独創的で、精度良く、頑丈で、故障しない機械を最善のサービスとコストでお客様に供給することを通し て、ターニングセンタ、マシニングセンタ、複合加工機、研削盤で、グローバルワンを目指す」を基本方針と して、品質=お客様満足を合言葉に、全社一丸となって製品やサービスの品質向上に努めております。最近で は、5軸化、複合化、自動化、IoT、レーザ加工やアディティブ・マニュファクチャリング等の最先端加工法 の活用等をお客様ニーズといち早くとらえ、これらのお客様の期待に応える工作機械や周辺装置、アプリケー ションソフトウエアの提供に注力しております。また、お客様満足活動をはじめとするCS活動を通じて得たお 客様の声を真摯に受け止め、製品やサービスの徹底的な改善改良を計画するとともに、ご意見への対応を確実 に行うことにより、お客様の信頼を獲得することを行動の基本としております。 ③安全保障貿易管理 近年、世界の安全保障環境の不安定化が益々顕著になってきたことに伴い、大量破壊兵器の不拡散や通常兵 器の過度の蓄積防止に対する国際的な関心が一段と高まっております。このような環境の中、当社グループに おいては、輸出関連法規の遵守に関する内部規程(コンプライアンス・プログラム)を定め、厳正に適用して おります。さらに、当社製品には、不正な輸出を防止する目的で、据付場所からの移設を検知すると稼働でき なくする装置を搭載し、厳格な輸出管理を実践しております。安全保障貿易管理につきましては、重点課題と して今後とも継続して取り組んでまいります。 ④法令遵守 経営者自ら全従業員に対し法令及び企業倫理に基づいた企業活動の徹底を指示し、また、役員・従業員向け の各種教育研修を企画し、継続的に実施することで役員・従業員の意識の向上と浸透を図っております。グ ローバルな事業展開に対応し、日本国内のみならず各国においても、法令遵守のための体制の構築を図ってお ります。また、従前より内部監査部が主管部署として、定期的に法令遵守活動のモニタリングを実施する体制 を整備しており、引き続き、内部管理の強化に努めてまいります。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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2【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可 能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 主要市場(日本、米州、欧州及び中国・アジア等)の状況 当社グループの地域別連結売上収益の構成比は、当連結会計年度において、日本16.0%、米州17.0%、欧州 54.2%、中国・アジア12.8%となっております。当社グループが製品又はサービスを販売、提供するいずれかの地 域において景気動向が悪化することで当該製品又はサービスに対する需要が低下した場合は、当社グループの業績 は悪影響を受ける可能性があります。 (2) 設備投資需要の急激な変動 工作機械産業は従来から景気の変動に左右されやすいと言われてまいりましたが、アジア並びにBRICs、中央  ヨーロッパ等の新興国の経済が拡大してきております。日本、米州、欧州各地域の工作機械市場も中長期的には安 定的に成長してきておりますが、当社グループの業績は景気変動による設備投資の増減の影響を大きく受ける傾向 にあり、何らかの要因で各地域で設備投資需要が落ち込んだ場合には、製品単価、販売数ともに急速かつ大幅に下 落することがあり、当社グループの事業、業績及び財務状況は悪影響を受ける可能性があります。 (3) 市場競合の影響 工作機械業界は参入企業数が多く、低コストで製品を供給する海外の会社も加わり、当社グループはそれぞれの 市場において厳しい競争にさらされており、当社グループにとって有利な価格決定を行うことが困難な状況になっ ております。当社グループとしては、技術力強化による差別化製品の開発、原材料等のコスト削減、営業力強化の ための諸施策を推進しておりますが、将来的に市場シェアの維持及び拡大又は収益性の保持が困難となった場合 は、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 企業合併・買収及び資本・業務提携 当社グループは、企業の合併・買収や資本・業務提携を事業基盤の強化を図るための重要な戦略の一つと位置付 けており、今後、かかる企業合併・買収や資本・業務提携の成否によっては、当社グループの事業、業績及び財務 状況に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、2015年4月にAG社を連結対象会社としておりますが、AG社の事 業、業績及び財務状況の動向は、当社グループに大きな影響を与える可能性があります。 (5) 米ドル、ユーロ等の対円為替相場の大幅な変動 当社グループの事業、業績及び財務状況は、為替相場の変動によって影響を受けます。為替変動は、当社グルー プの外貨建取引から発生する資産及び負債の日本円換算額に影響を与えます。また、為替変動は外貨建で取引され ている製品・サービスの価格及び売上高にも影響を与えます。この影響を低減するため、日本、中国・アジアの円 建取引、米州の米ドル建取引、欧州のユーロ建取引のバランスをとるように努めておりますが、それでもなお、為 替相場の変動によって当社グループの事業、業績及び財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (6) 天然資源、原材料費の大幅な変動 想定を大幅に超えた原材料価格の急激な高騰に見舞われた場合は、当社グループの業績は悪影響を受ける可能性 があります。原材料価格の高騰に対しては、仕入先への価格交渉等によるコストダウンの推進や製品価格への転嫁 によってカバーする方針ですが、価格の高騰が続く場合や仕入先への価格交渉等が実現しない場合は、当社グルー プの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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(8) 特定業種への依存 当社グループの販売は、自動車及びその関連業界に対する割合が相対的に高くなっております。したがって、当 該業界における経営環境の変動が、今後の当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があり ます。 (9) 取引先の信用リスク 当社グループとしても取引先の信用リスクについては細心の注意を払っておりますが、取引先の業績悪化等によ り取引額の大きい得意先の信用状況が悪化した場合、当該リスクの顕在化によって、当社グループの事業、業績及 び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10)財務制限条項 コミットメントライン契約等の一部借入金の契約には財務制限条項が付されております。今後、財務制限条項へ の抵触等があった場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11)知的財産権 当社グループは、研究開発、新製品開発を通じて多くの新技術やノウハウを生み出しており、これらの貴重な技 術・ノウハウを特許出願することにより、知的財産権の活用を図っております。しかし当社グループの知的財産権 に対して第三者からの無効請求や、侵害差止請求等が提起された場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に 悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)訴訟に関するリスク 当社グループは、顧客の要求する機能・仕様を満足し、かつ安全性に配慮した適性品質の追求に努めており、グ ローバルベースで品質管理の徹底を図っております。しかしながら、当社グループの製品に重大な不具合が存在 し、重大な事故やクレーム、リコール等の起因となった場合、多額の製品補償費用等が発生する可能性がありま す。 このほか、当社グループは、国内外において業務を展開しておりますが、こうした業務を行うにあたり、業務上 発生する責任に基づく損害賠償請求訴訟等の提起を受ける可能性があります。 現時点では当社グループの業績に重大な影響を与えるような訴訟は提起されておりませんが、今後、重大な訴訟 が提起され、当社グループに不利な判断が下された場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼ す可能性があります。 (13)自然災害等の影響 当社グループは、販売及びサービス拠点をグローバルに展開しているため、予測不可能な自然災害、コンピュー タウィルスといった多くの事象によって引き起こされる災害によって影響を受ける可能性があります。 当社グループの製造拠点は、国内では三重県、奈良県、神奈川県及び新潟県にあり、海外ではアメリカ、中国、 欧州各地等6ヵ国にあります。これらの製造拠点のいずれかが、地震・洪水等の天災の影響を受け、製品供給が不 可能、あるいは遅延することとなった場合は、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が あります。 (14)環境問題 当社グループは、事業の遂行にあたり、様々な環境関連の法令及び規制の適用を受けております。当社グループ は、これらの法規制に細心の注意を払いつつ事業を行っておりますが、現在行っている又は過去に行った事業活動 に関し、環境に関する法的、社会的責任を負う可能性があります。また、将来、環境関連の法規制や環境問題に対 する社会的な要求がより厳しくなることによって、法令遵守に係る追加コストが生じたり、事業活動が制限される 可能性があります。したがって、今後の環境関連の法規制の動向によっては、当社グループの事業、業績及び財務 状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度(当期)における業績は、売上収益が501,248百万円(3,843,927千EUR)(前期比16.7%増)、 営業利益が36,261百万円(278,077千EUR)(前期比23.4%増)、税引前当期利益が31,275百万円(239,840千EUR) (前期比26.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が18,517百万円(142,002千EUR)(前期比21.3%増)と なりました。 当社グループでは、事業戦略として製造現場での自動化・複合化の促進と5軸加工機の普及、統合的なデジタル 化によるインダストリー4.0の実現に取り組んでおります。さらに、アディティブ・マニュファクチャリング(積 層造形)の発展やDMQP(DMG森精機認定周辺機器)パートナーとの連携を通じ、すべてのお客様に最適なソリュー ションを提供してまいります。創業70周年記念事業の一環として「DMG MORI 5軸加工研究会」を発足し、お客様 や奈良県・三重県の教育機関等に5軸加工機を貸し出し、操作技能の習得支援と加工方法の共同開発を行っており ます。6月に東京デジタルイノベーションセンタを開所し、株式会社野村総合研究所と共同設立したテクニウム株 式会社をはじめとするグループ会社・研究所を集結させ、各社の最先端技術が相乗効果を生み、製造業のデジタル 化に貢献することを目指しております。10月にグループ会社の先駆的なデジタルソリューションを活用し、受注管 理、サプライチェーン、お客様情報の管理に始まり工具管理、人員配置計画に至るまで、個別のITシステムを相互 に接続し生産計画やモニタリングの自動化を実現したモデル工場として、ポーランドFAMOT工場をグランドオープ ンさせました。さらに、クーラントタンク内の微細なスラッジを回収するゼロスラッジクーラントタンクをはじめ とする最先端の技術で、自動化やデジタル化の進んだ製造現場における高性能かつ低メンテナンスの機械への要求 にお応えしてまいりました。当社グループは、あらゆるお客様の生産活動の課題解決を一手に引き受け、激しく変 革する社会の中で重要な役割を果たし続けてまいります。 技術面では、MASTERシリーズ搭載による圧倒的な切削能力の複合加工機NTX 2000/2500/3000 2nd Generation、 高い剛性と精度が求められる量産部品加工に最適な横形マシニングセンタNHX 4000/5000 3rd Generation、省ス ペースでありながら高い生産性と高い汎用性を実現したターニングセンタALXシリーズ、自社製主軸SpeedMASTER搭 載により高速かつ高精度な加工を実現した大型5軸加工機DMU 200 Gantry及びDMU 340 Gantry、自動化システムの 構成機器をモジュール化し、規格や制御プログラムを統一することで導入時のリードタイムの大幅な短縮や短期間 でのレイアウト変更を可能にしたロボットシステム「MATRIS」等を開発し、販売を開始いたしました。引き続き、 より高性能で信頼性が高く投資価値の高い製品を開発し、お客様のニーズにお応えしてまいります。 販売面におきましては、1月に独国フロンテン工場、5月に米国シカゴ、伊国ベルガモ工場と伊賀事業所、11月 に独国ゼーバッハ工場、東京グローバルヘッドクォータにおいてオープンハウス、イノベーションデーといった展 示会を行い、また、世界4大工作機械見本市である米国シカゴでのIMTS2018、東京でのJIMTOF2018をはじめ、世界 各地で行われた展示会に出展いたしました。これらの展示会においては、最新鋭の機械やDMQPに認定された周辺機 器を展示するとともに、自動化、アディティブ・マニュファクチャリング、金型・医療業界におけるテクノロジー エクセレンス等の主要テーマに加えて、デジタル化を最重要テーマと位置づけ、生産計画の立案や段取り、生産、 監視、サービスまで徹底したデジタル化をご紹介いたしました。 当社では、「よく遊び、よく学び、よく働く」をモットーに、社員が安心して力を発揮できる健康的な環境の整 備を進めております。メリハリをつけた働き方により有給休暇の完全取得を目指すことに加え、12月からは一日の 勤務時間を12時間以内とした上で、退勤から次の出勤までを12時間以上空ける「12時間インターバル制」を導入い たしました。仕事と子育てを両立しながら安心して働き続けられる環境整備の一環として、4月から伊賀事業所、 奈良事業所、名古屋本社、東京グローバルヘッドクォータに「DMG MORI保育園」を開園し、英語やサイエンス、芸 術、食育を取り入れた日本で最高水準の教育を社員の子女に提供することを目指しております。また、当社は、 「DMG MORI SAILING TEAM」を発足させ、日本における外洋ヨットレースの第一人者である海洋冒険家の白石康次 郎氏を迎え入れて、単独・無寄港・無補給の世界一周レース「Vendée Globe2020」に挑戦いたします。長年トップ クラスのモータースポーツにおいてテクニカルパートナーを務めてきた経験を活かし、あらゆる自然環境に耐えう

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地域別には、日本が前期比24%増と最も高い伸びとなり、次いで米州が13%増、欧州、中国がそれぞれ7%増、 インドを含むアジアが4%増と各地域とも増加しております。日本、米州、欧州は、年度を通じて高水準の受注を 確保することができましたが、中国市場については、業界がスマートフォンの筐体加工関連の需要減の影響を受け る中、当社グループはその関連事業が一切なく、第3四半期まではトラック、バス等の輸送機器、エネルギー関 連、一般機械向けに受注増を享受できました。しかし、第4四半期に入り米中貿易摩擦の影響を避けられず、需要 減に加え、お客様の外貨調達難から当社の受注計上要件となる前受金の受領が遅れる傾向が生じ、受注は大幅な減 少が続いております。当期の地域別受注構成比率は、日本が18%、米州が18%、欧州が50%、中国が8%、インド を含むアジアが6%となりました。 日本工作機械工業会が2019年度受注を当期比約12%減と予想する等、高水準の中での調整局面を迎える見込みの 環境下において、当社グループは今まで進めてきた5軸加工機、複合加工機等の工程集約型機械、自動化システム の需要増、超音波加工機、アディティブ・マニュファクチャリング等の先端加工技術の用途拡大に手応えを感じて おり、引き続き受注の拡大に尽力してまいります。 前連結会計年度 当連結会計年度 売上収益 (百万円) 429,664 501,248 営業利益 (百万円) 29,391 36,261 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 15,263 18,517 基本的1株当たり当期利益 (円) 116.44 144.09 セグメントの動向及び業績は以下のとおりであります。なお、セグメント間の内部取引を含めております。 マシンツールセグメントでは、自動車、航空機、医療、機械関連向けの業績が好調に推移いたしました。その結 果、売上収益は568,183百万円(前期比28.2%増)となり、セグメント利益は40,163百万円(前期比27.9%増)となりま した。 インダストリアル・サービスセグメントでは、パーツ販売、サービスの業績が堅調に推移いたしました。その結 果、売上収益は145,844百万円(前期比7.1%増)となり、セグメント利益は12,938百万円(前期比42.4%増)となりまし た。 ②資産、負債、及び資本合計の状況 (ⅰ)資産 流動資産は、主として現金及び現金同等物が37,605百万円減少した一方で、営業債権及びその他の債権が 8,700百万円増加したことにより、244,029百万円(前期比23,950百万円の減少)となりました。 非流動資産は、主として有形固定資産が5,296百万円、のれんが4,493百万円、その他の無形資産が3,916百 万円減少したことにより、284,393百万円(前期比15,037百万円の減少)となりました。 この結果、資産合計は528,423百万円(前期比38,987百万円の減少)となりました。 (ⅱ)負債 流動負債は、主としてその他の金融負債が92,124百万円、契約負債が61,695百万円、社債及び借入金が 32,072百万円それぞれ増加した一方で、前受金が45,696百万円減少したことにより、314,537百万円(前期比 154,579百万円の増加)となりました。 非流動負債は、主としてその他の金融負債が101,749百万円、社債及び借入金が94,417百万円それぞれ減少 したことにより、99,718百万円(前期比197,714百万円の減少)となりました。 この結果、負債合計は414,256百万円(前期比43,135百万円の減少)となりました。 (ⅲ)資本合計 資本合計は、主として利益剰余金が11,271百万円増加した一方で、その他の資本の構成要素が8,930百万円 減少したことにより、114,166百万円(前期比4,147百万円の増加)となりました。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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③キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度 当連結会計年度 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 31,423 49,398 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △1,387 △19,020 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △37,726 △65,433 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) (百万円) △2,777 △37,605 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 64,973 27,368 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前期末に比べ37,605百万円減少し、当連結会計年度末は27,368 百万円となりました。 (ⅰ)営業活動によるキャッシュ・フロー 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、49,398百万円の収入(前期は31,423百万円の収入)となりま した。主な増加要因は、税引前当期利益31,275百万円、減価償却費及び償却費18,499百万円、営業債務及び その他の債務の増加10,517百万円、契約負債の増加18,828百万円、引当金の増加5,873百万円であり、主な減 少要因は、その他非資金損益3,751百万円、棚卸資産の増加12,958百万円、営業債権及びその他の債権の増加 11,782百万円、利息の支払額5,002百万円、法人所得税の支払額7,269百万円であります。 (ⅱ)投資活動によるキャッシュ・フロー 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、19,020百万円の支出(前期は1,387百万円の支出)となりまし た。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出13,732百万円、無形資産の取得による支出5,545百万円 であります。 (ⅲ)財務活動によるキャッシュ・フロー 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、65,433百万円の支出(前期は37,726百万円の支出)となりまし た。主な増加要因は、短期借入金の純増額12,240百万円、長期借入れによる収入4,885百万円であり、主な減 少要因は、長期借入金の返済による支出75,404百万円、配当金の支払額6,044百万円であります。 ④生産、受注及び販売の状況 (ⅰ)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2018年1月1日   至 2018年12月31日) 前年同期比(%) マシンツール(百万円) 457,811 23.5 インダストリアル・サービス(百万円) 15,145 19.6 合計(百万円) 472,956 23.4 (注)1.上記金額は販売価格によっております。 2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 (ⅱ)受注実績 当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 受注高 (百万円) 前年同期比(%) (百万円)受注残高 前年同期比(%) 受注実績 496,947 10.8 221,461 19.4 (注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。 (ⅲ)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 (自 2018年1月1日当連結会計年度   至 2018年12月31日) 前年同期比(%) マシンツール(百万円) 373,348 19.6 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計方針及び見積り 連結財務諸表作成にあたり、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。重要な会計方 針及び見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表 注記 3.重要な会計方針」に記載のとおりであります。 ②経営成績の分析 経営成績の分析については、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、主に工作機械の製造及び販売事業を行うため、事業活動における資金需要に基づき、必要な資 金の一部を新株発行、社債発行、銀行からの借入金及び売掛債権流動化により調達しております。なお、効率的な 資金調達を行うため、主要取引金融機関と総額32,000百万円の貸出コミットメントライン契約を締結しておりま す。当期末における当該借入残高は、13,800百万円であります。 当期末における有利子負債の残高は、117,015百万円となっております。 (3) 経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報 IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と連結財務諸表規則(第7章及び第8章を除く。以下「日 本基準」)により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項は、以下のと おりであります。 (ⅰ)のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の償却に関する事項 日本基準ではのれん及び耐用年数を確定できない無形資産を一定期間で償却しておりますが、IFRSでは定期償 却を実施しておりません。この影響により、当連結会計年度におけるIFRSの税引前当期利益は、日本基準の税金 等調整前当期純利益に比べて4,618百万円増加しております。 (ⅱ)開発費の資産化に関する事項 日本基準では社内開発費の全額を費用処理しておりますが、IFRSでは社内開発費のうち、一定の要件を満たし た部分について資産計上しております。この影響により、当連結会計年度におけるIFRSの税引前当期利益は、日 本基準の税金等調整前当期純利益に比べて568百万円減少しております。 (ⅲ)退職給付に係る調整累計額及び費用に関する事項 (a) 退職給付に係る調整累計額 日本基準では退職給付に係る負債の純額(数理計算上の差異)の増減による資本の増減影響はその他の包 括利益累計額に表示しておりますが、IFRSではその他の資本の構成要素に認識した上で利益剰余金に振り替 えております。この影響により、当連結会計年度末におけるIFRSのその他の資本の構成要素及び利益剰余金 は、日本基準のその他の資本の構成要素及び利益剰余金に比べてそれぞれ426百万円減少し、同額増加して おります。 (b) 退職給付に係る費用 日本基準では退職給付に係る負債の純額(数理計算上の差異)について一定期間で償却しておりますが、 IFRSでは定期償却を実施しておりません。この影響により、当連結会計年度におけるIFRSの税引前当期利益 は、日本基準の税金等調整前当期純利益に比べて25百万円増加しております。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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4【経営上の重要な契約等】

 当社の連結対象会社であるDMG MORI GmbHとDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTとの間でのドミネーション・アグリー メントが2016年8月24日に発効されました。  詳細については、「連結財務諸表注記 34.ドミネーション・アグリーメント」をご参照下さい。

5【研究開発活動】

2009年の協業開始より、これまで当社とDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(以下、「AG社」)で蓄積してきた技術や 経験を最大限に活かした商品やサービスをご提供すべく、グループの力を結集して日々の研究開発活動を推進してお ります。 これまで、3D CADシステム、開発部品表や開発プロセス等開発環境の統一整備を行いながら、新機種の共同開発、 基幹ユニットの共通化も推し進めてまいりました。AG社との協業がスタートした2009年の時点で両社合わせて300以 上あった機種数も、重複機種や低利益率機種の整理を行い、2018年末時点では152まで集約することができておりま す。今後も集約を進め、日独で蓄積した技術を最大に活用する開発環境を整備してまいります。さらに近年において は、ロボットを使った自動化システムや機械オペレータの作業を軽減するテクノロジーサイクル(組込ソフト)の開 発、アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)やレーザ加工等の先端加工技術を使った新しいもの造り、 人工知能(AI)やIoTを駆使して機械の稼働率や加工能率を最大化するための研究開発に重要課題として取組んでお ります。 2018 年 度 は 、 最 高 レ ベ ル の 高 速 性 と 高 精 度 を 両 立 さ せ た 横 形 マ シ ニ ン グ セ ン タ の 決 定 版 NHX4000/5000 3rd Generationや、36種類のワイドバリエーション、省スペース設計で自動化のベースマシンとして最適なALXシリー ズ、圧倒的な切削能力と高精度を実現した大型ターニングセンタNLX6000/1000等、AG社と合わせて10の新機種発表を 行いました。2019年度はターニングセンタ、マシニングセンタ、積層造形機(アディティブ・マニュファクチャリン グ、以下「AM機」)等5機種の新機種発表を予定しております。 近年熟練加工技術者の不足から自動化の要求が高まっております。当社では2017年に生産した工作機械の17%で あった自動化率が、2018年には24%、2019年には30%と飛躍的に増大する見込みであり、そのなかでもフレキシブルに 対応できるロボットを用いた自動化システムの増加が顕著になっております。これまで主として自動車部品などの量 産部品を自動化の対象としておりましたが、中品種中量生産や多品種少量生産の複雑なワークに対しても自動化要求 が発生しており、これからは5軸加工機や複合加工機を中心とした工程集約と自動化の組み合わせが重要になってく ると考えられます。当社ではワークの取り付け・取り外し作業からオペレータを開放し、人間はより高度なプログラ ミングや加工技術の開発等に専念できるよう自動化システムの開発に注力しております。具体的にはロボットを用い たモジュール型システムのMATRISに続き、より容易に導入可能なMATRIS-mini、設置面積を最小限におさえた自動搬 送システムD-CARRY等の新しいロボットの利用や、軌道が不要な自動走行AGVと協調ロボットのシステム等でありま す。 自動化システムでは24時間365日のシステム稼働を目指し、また特に夜間や休日等は無人で運転することが求めら れるため、工作機械とシステムに組み込まれる周辺装置の品質が非常に重要となります。また、オペレータに依存し ていた切屑の清掃等の保守、加工状況の監視、加工精度の管理、工具状態の監視と摩耗や折損した工具の交換等をシ ステムが監視する必要があります。これらの要求に対処するために自動化をサポートする技術の開発に注力しており ます。現在開発中の技術として、周囲温度変化だけではなく加工状況に応じて熱変形をAIで推定し熱変位補正を行う 機能、加工中のビビリ振動を検出しその発生を軽減する機能、切屑の堆積を画像で検出し自動的に洗い流す機能、機 上で3次元測定器のように加工精度を測定する機能、工具の摩耗や折損を加工中や工具交換時に検出し予備工具と交 換する機能等であります。IoT、センシング、AIの技術が用いられることによって、このような機能を実現いたしま す。 AM機においては、パウダーベッド方式の製品で生産性、安全性、操作性、メンテナンス性等に関するお客様の声を 反映し、全面的に改良したLASERTEC 30 SLM 2nd Generationや、LASERTEC 12 SLMを発表し、製品の改善、シリーズ DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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2018年度は、5軸加工機の回転軸の幾何公差を自動で簡単に測定・補正し、温度変化や重力等の影響による運動誤 差を補正する3Dクイックセット、ギヤ加工のプログラム作成や加工時間を1/3以下に短縮可能な“ギヤスカイビン グ”や“ギヤホビング”の対象機種を拡大いたしました。2019年度もグラインディング加工サイクル等新たに3種類 の機能を開発し合計で30以上のテクノロジーサイクルラインナップとする計画であります。 これらハードウエア・ソフトウエア製品の開発だけでなく、お客様へ価値を提供するサービスの充実にも力を入れ ております。そのひとつとしてCELOS Clubがあげられます。これは操作パネルのソフトウエアの無償アップグレード サービス、機械を集中管理するPCソフトウエアの提供、機械の稼動情報の提供等を継続的に行い、15∼20年という長 期間にわたって使用される工作機械に新しい価値を提供し続けるサービスであります。2016年から2018年末までにす でに600台(約450社)以上にご利用いただいており、2019年も引き続き300台以上の受注を目標としております。 このようにDMG MORIグループ全体が一丸となって研究開発を進めております。これらの活動を推進することによっ て、お客様に最大の価値をご提供し、お客様の発展、ひいては全世界の製造業の発展に寄与していきたいと考えてお ります。 以上の研究開発活動の結果、無形資産に計上された開発費を含む当連結会計年度の研究開発費の総額は12,018百万 円となっており、セグメント別としては、マシンツール11,380百万円、インダストリアル・サービス637百万円と なっております。 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当連結会計年度の設備投資につきましては、マシンツールセグメントにおいて、ポーランドFAMOT工場の拡張や伊 賀加工工場の改修等を実施しており、全社的に基幹システムの開発を実施しております。 以上の設備投資の結果、当連結会計年度中に実施した設備投資の総額(無形資産を含む)は19,278百万円となりま した。なお、2019年度の設備投資額はグループ全体で190億円程度を計画しております。

2【主要な設備の状況】

(1) 提出会社(DMG森精機株式会社) 2018年12月31日現在 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の 内容 帳簿価額(百万円) 従業員 数 (人) (注)5 建物及び構築物 機械装置 及び 運搬具 土地 その他 (工具、 器具及び 備品) 合計 賃借面積 (千㎡) 所有面積 (千㎡) 賃借面積 (千㎡) 東京グローバル ヘッドクォータ (東京都江東区) − その他 の設備 1,846 − 213 2,810 3 − 219 5,088 170 (21) 本社事務所 (名古屋市 中村区) (注)2 − その他 の設備 57 4 14 − − 0 28 99 161 (4) 伊賀事業所 (三重県伊賀市) (注)2、3 マシン ツール 生産設備 13,856 9 2,526 6,421 665 − 1,357 24,160 1,563 (15) 奈良事業所 (奈良県 大和郡山市) マシン ツール 生産設備 2,648 − 107 7,095 77 − 203 10,053 501 (19) グローバル パーツセンタ (奈良県 大和郡山市) (注)4 インダス トリアル・ サービス その他 の設備 556 − 94 2,422 32 − 39 3,111 149 (−) (注)1.帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。 2.本社事務所の建屋一式並びに伊賀事業所の建屋の一部をリース契約等により賃借しております。 3.伊賀事業所には、ゲストハウス、寮及び社宅を含んでおります。 4.グローバルパーツセンタには、寮を含んでおります。 5.従業員数欄の( )外数は、臨時従業員の当連結会計年度における平均雇用人員であります。 6.現在休止中の主要な設備はありません。 7.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 8.上記のほか、連結会社以外からの主要な賃借設備の内容は以下のとおりであります。 セグメント の名称 設備の内容 台数 リース期間 (年間) 年間リース料 (百万円) リース契約残高 (百万円) マシンツール その他の設備 1式 3 162 162 マシンツール 生産設備 1式 6 253 765 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

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(2) 国内子会社 2018年12月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメン トの名称 設備の 内容 帳簿価額(百万円) 従業員 数 (人) (注) 3 建物及び構築物 機械装置 及び 運搬具 土地 その他 (工具、 器具及び 備品) 合計 賃借面積 (千㎡) 所有面積 (千㎡) 賃借面積 (千㎡) 株式会社 太陽工機 本社工場 (新潟県 長岡市) (注)2 マシン ツール 生産・ その他 の設備 535 12 152 297 19 − 21 1,005 217 (6) 株式会社 マグネ スケール 本社事業所他 (神奈川県 伊勢原市) インダ ストリ アル・ サービス 生産・ その他 の設備 1,137 − 605 1,065 20 − 261 3,068 318 (17) (注)1.帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。 2.本社工場の建屋をリース契約により賃借しております。 3.従業員数欄の( )外数は、臨時従業員の当連結会計年度における平均雇用人員であります。 4.現在休止中の主要な設備はありません。 5.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 (3) 在外子会社 2018年12月31日現在 会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物及び構築物 機械装置 及び 運搬具 土地 その他 (工具、 器具及び 備品) 合計 賃借面積 (千㎡) 所有面積 (千㎡) 賃借面積 (千㎡) DECKEL MAHO Pfronten GmbH 本社工場 (ドイツ バイエルン 州) マシン ツール 生産・ その他 の設備 5,791 − 683 1,961 191 − 1,726 10,163 1,230 Ulyanovsk Machine Tools ooo 本社工場 (ロシア ウリヤノフ スク州) マシン ツール 生産・ その他 の設備 4,211 − 1,150 83 200 − 128 5,574 113 DMG MORI AG 本社 (ドイツ ノルトライ ン・ヴェス トファーレ ン州) − その他 の設備 4,581 − − 1,484 180 − 1,925 7,992 84 DECKEL MAHO Seebach GmbH 本社工場 (ドイツ テューリン ゲン州) マシン ツール 生産・ その他 の設備 3,497 − 1,453 191 146 − 815 5,956 700 FAMOT Pleszew Sp.z o.o. 本社工場 (ポーランド ヴィエルコ ポルスカ県) マシン ツール 生産・ その他 の設備 3,452 − 1,936 106 118 − 327 5,823 670 DMG MORI USA, INC. シカゴ テクニカル センタ (アメリカ イリノイ州) (注)2 インダ ストリ アル・ サービス その他 の設備 1,687 9 − − − 30 363 2,050 202 DMG MORI MANUFACTU RING USA, INC. 本社工場 (アメリカ カリフォル ニア州) (注)3 マシン ツール 生産・ その他 の設備 − 20 1,134 994 89 − 220 2,348 119 DMG森精機 (天津) 機床 有限公司 本社工場 (中国天津市) (注)4 マシン ツール 生産・ その他 の設備 2,314 − 726 − − 90 64 3,105 147 DMG森精機株式会社(E01502) 有価証券報告書

参照

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