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前置き 2 改定 年 10 月 3 日付 2 改定 年 11 月 21 日付 3 改定 年 6 月 19 日付 3 改定 年 10 月 14 日付 3 移行タイミングの要求事項 4 移行審査の要求事項 5 CB に対する移行審査チームの要求事項

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(1)

□ 4 版 2017 年 10 月 14 日付

-改定4

□ 3 版 2017 年 6 月 19 日付

-改定3

□ 2 版 2016 年 11 月 21 日付

-改定2

□ 1 版 2016 年 10 月 31 日付(誤記改定) -改定1

□ N 版 2016 年 10 月 3 日付

International Automotive Task Force

TRANSITION STARATEGY

ISO/TS 16949 > IATF 16949

(2)

1

• 前置き

2

• 改定1-2016 年 10 月 3 日付

2

• 改定 2 -2016 年 11 月 21 日付

3

• 改定 3 -2017 年 6 月 19 日付

3

• 改定 4 -2017 年 10 月 14 日付

3

• 移行タイミングの要求事項

4

• 移行審査の要求事項

5

• CB に対する移行審査チームの要求事項

7

• 移行審査の不適合マネジメント

8

• IATF 16949 登録証発行

8

• IATF 16949 初回登録

9

• 移行審査に対する FAQs

11

• 移行期間のグローバルな審査機関免除

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• 連絡先

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2016 年 10 月 3 日改定 1 *初回配布に対して変更された箇所は、波線でアンダーライン、削除された箇所は取り消し線を引いています。 2016 年 11 月 21 日改定 2 *初回配布に対して変更された箇所は、削除された箇所は取り消し線を引き、追加変更箇所は青字にしています。 2017 年 6 月 19 日改定 3 *初回配布に対して変更された箇所は、削除された箇所は取り消し線を引き、追加・変更箇所は赤字にしていま す。 2017 年 10 月 14 日改定 4 *初回配布に対して変更された箇所は、削除された箇所は取り消し線を引き、追加・変更箇所は緑字と黄色マーカ ーで示しています。

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2

前置き

ここで “IATF 16949”として表現している IATF 16949 第 1 版は、IATF より開発 された改定自動車産業品質マネジメントシステム規格を指します。 この改定規格により ISO/TS 16949:2009 は停止され、これに置き代わります。 ISO/TS 16949:2009 認証は 2018 年 9 月 14 日以降に有効ではなくなります。 この文書は、ISO/TS 16949:2009 から IATF 16949 への移行ガイダンスであり、 IATF により承認されたものです。 この文書は、全ての関係者(例. 登録組織、及び/又は ISO/TS 16949 を使用してい る組織、審査機関、並びに審査員)に適用され、2016 年 4 月に IATF Global Oversight website に掲載した IATF 移行計画の伝達に代わります。この文書の将 来の改定時に対する追加の明確化が期待されます。

改定1-2016 年 10 月 3 日付

この改定した移行戦略文書は、IATF により認可された「よくある質問」(FAQs)を 織り込みました。さらに、文法的な小さな間違いを修正し、 - 4P と 9P のタイミングの要求事項について誤った点を統一しました。 (IATF 16949 への移行審査実施が間に合わない場合に関して) - 4P の最後の箇条書きを誤解のため削除しました(どのような移行審査を 実施がすればいいのかという質問に関して) - 審査機関は、次回の定期審査に審査チームメンバーとして移行審査チーム からの審査員を 1 名参加使用できるようになりました。 - 移行審査の最終日から(新規の)引き続く審査サイクルが開始することに ついて明確化されました。

(4)

3

改定 2-2016 年 11 月 21 日付

この改定した移行戦略文書第 2 版は、移行審査チームの要求事項の変更を織り込ん でいる(6P と FAQ no.11 を参照)。

改定 3-2017 年 6 月 19 日付

この移行戦略文書第 3 版は、オフサイト文書レビューのための要求事項について変 更を織り込みました。組織が書類の提出をすることで、審査機関はオフサイト文書 レビューをすることができます。移行審査チームの要求事項の変更を織り込んでい ます(5P の赤字変更箇所を参照)。

改定 4-2017 年 10 月 14 日付

この移行戦略文書第 4 版では、2017 年 9 月の IATF 16949 ステイクホルダー会議 でのフィードバックに基づいた変更を織り込みました。 - 定期審査と更新審査の許容される実施タイミングについて 審査の実施を-1,-2,-3 か月以内のみに行うという要求事項を削除し ました。(P6 参照) - 期限内に組織が移行審査を実施できなかった場合の対応方法を明確化しま した。(P6、P7 参照) - オフサイトでの文書レビューの要求事項を明確化し、移行審査を進めるた めに審査計画で十分な準備状況を決定しなければならないことを明確化し ました。(P8 参照) - 是正処置を実施できずに組織が認証を取り消された(または期限切れにな った)場合のために新しい選択肢 E を追加しました(P10 参照) - FAQ No.19 を追加しました。(P16 参照) - 移行期間の内部立会監査の要求事項に関する逸脱を追加しました。(P17 参照)

(5)

4

移行タイミングの要求事項

2017 年 10 月 1 日以降は ISO/TS 16949:2009 のいかなる審査(登録、定期、更 新、移転)も実施しないこと。 ISO/TS 16949:2009 の登録組織は、ISO/TS 16949:2009 の現行審査サイクル (即ち、定期的にスケジュールされる更新審査、又は定期審査)に沿った移行 審査を通じて、IATF Rule 5.11 項で規定された許容可能なタイミングの要求事 項に従って、新規の IATF 16949 へ移行すること。 注: 既にお伝えした“選択肢2”はなくなりました。 移行審査は、組織が現在有効な ISO/TS 16949 認証を受けている場合のみ実施でき ます。  次回定期的に予定された審査が年次定期審査であった場合、移行審査は 6 ヶ月間(-1 ヶ月/+1 ヶ月)、9 か月間(-2 ヶ月/+1 ヶ月)、又は 12 か月 間(-3 ヶ月/+1 ヶ月)の審査サイクルに関係するタイミングを満たすこ と。移行審査は、管轄 IATF 監督機関への免除申請なしに、必要とされる早 い時期に行うことができる。タイミングを満たすことができない場合、審 査機関は IATF Rule 8.1e)項に従って、取下げプロセスを開始すること。 関連する現地審査は IATF Rule 8.4 項に従って、移行審査を再スケジュー ルすること。移行審査を登録取下げプロセス開始から 90 暦日以内に実施で きない場合には、組織は初回登録審査からやり直さなければならない。そ の際、以下の逸脱が認められている。  IATF 16949 の初回登録審査が、ISO/TS 16949 認証の認証取消し 日または有効期限日から 6 か月以内に実施される限り、ステージ 1準備状況レビューは要求されない(P10 のポイント D 参照)。こ の場合、審査機関は管轄 IATF 監督機関へ免除申請をする必要は ない。  次回定期的に予定された審査が更新審査の場合、この移行に許容可能な タイミングは IATF Rule 5.1.1 項(-3 ヶ月/+0日)に従って、更新審査 のタイミング要求事項を満たすこと。移行審査は、管轄 IATF 監督機関への

(6)

5 免除申請なしに、-3 ヶ月より早い時期に行うことができる。タイミング (+0日)を満たすことができない場合には、審査機関は初回登録審査か らやり直さなければならない。その際、以下の逸脱が認められている。  IATF 16949 の初回登録審査が、ISO/TS 16949 認証の認証取消し 日または有効期限日から 6 か月以内に実施される限り、ステージ 1準備状況レビューは要求されない(P10 のポイント D 参照)。こ の場合、審査機関は管轄 IATF 監督機関へ免除申請をする必要は ない。

 IATF Rule 5.1.1 項(又は IATF Rule 8.4 項の取下げプロセスのタイミン グ)に従って移行審査を実施できない場合は、以下の許可された逸脱の基 で、 初回登録審査から開始することを組織に要求されます。  ISO/TS 16949:2009 に対する最後の組織審査から 18 ケ月以内に IATF 16949 への初回登録審査が実施される場合、ステージ1準備状況レビュ ー は必要とされない。この場合、審査機関は該当する IATF 監督機関へ逸 脱許可を申請する必要はない。  新規の IATF 認定審査機関による移転審査の時。  特別審査の時。

移行審査の要求事項

 移行審査は IATF Rule 表 5.2 に従った更新審査の工数であること。 (新規の)引き続く審査サイクルは移行審査の最終日から開始すること。  移行審査は、更新審査と同等な完全なシステム審査であり、 IATF Rule 6.8 項に定義された要求事項に適合していること。  審査計画プロセスは以下の固有要求事項を含めて、IATF Rule 5.7 項で定 義された適用される要求事項に適合していること。

(7)

6  オフサイトの文書レビューは移行審査以前に、すべての ISO/TS 16949 認 証を受けた生産サイト、及びサイト内又は遠隔地の支援機能について実施 すること。このオフサイト文書レビューには、IATF 16949 要求事項への 適合性についてのエビデンスを含め、組織の品質マネジメントシステム文 書(即ち、品質マニュアル及び手順書)のレビュー、及び IATF 16949 移 行審査を完了していないサイト内又は遠隔地の支援機能についてのギャッ プ分析を最低限含めること。 (次ページ最後の箇条書き項目参照)。  必要とされる情報のレビューと分析に基づき、審査機関は移行審査を進め る為に、組織の準備状況が十分であるかを決定しなければならない。決定 は、文書化し移行審査の記録の一部として保持しなければならない。  審査機関は、組織から提供された情報に基づき、IATF 16949 要求事項への 適合性、顧客へのリスク、パフォーマンス傾向、プロセスの重要性に基づ いて優先順位付けされるべき重要領域を決定しなければならない。  組織が要求された情報を提供できない場合、審査計画には事業所での 初回会議の前の最少 1 時間のサイト会議の前までに、不足情報の収集 と確認のために、現地での最低追加工数 0.5 工数を含めること。 注: IATF は各移行審査のための 0.5-1.0 追加工数についてお伝えしていまし たが、こちらを取消しました。  組織が審査前に、審査機関にオフサイト文書レビューのための最低要求情 報を提供しない場合、審査を開始しないこと。  審査前に、組織が提供した書類を深くレビューするために現地で追加審査 工数を計画するかどうかは審査機関の判断に委ねる。  移行審査が要求時間枠内に実施できない場合、組織は初回登録審査から再 スタートすること。  生産事業所、又は遠隔地支援事業所にある全ての支援部門は現行の ISO/TS 16949:2009 審査サイクルに沿って移行プロセスに含むこと、また、移行審 査に含むこと。  例外的な状況で、遠隔地支援部門が支援している生産事業所での移行審 査以前に IATF 16949 への移行審査を完了してしないかもしれない。こ の場合、その生産事業所を IATF 16949 に登録されるように肯定的な登 録判定がなされ得る。

(8)

7  どの支援部門が審査されたか、及びどの自動車産業規格の版(即ち、 IATF 16949、または ISO/TS 16949:2009)かを明確にすることを確実に するために生産事業所の移行審査報告書は次の事項を満たすこと:  遠隔地支援部門全てをリスト化する  遠隔地支援部門が審査された自動車産業規格の版(ISO/TS 16949:2009、または IATF 16949 に)をリスト化する  遠隔地支援部門の審査完了日をリスト化する  遠隔地支援部門での前回審査が ISO/TS 16949:2009 への審査である場 合、その報告書には IATF 16949 への移行審査の予定日、すなわち計画 日を含むこと。また、遠隔地支援事業所の審査報告書には前回の内部 システム監査で実施された自動車産業規格の版(ISO/TS 16949:2009、 または IATF 16949)に関する明確な記述も含めること。  例外的な状況、すなわち遠隔地支援部門が関連生産事業所の移行審査 の前に IATF 16949 への移行審査を完了してしない場合、組織はその生 産事業所の審査で利用できる IATF 16949 の適用される要求事項を満た すための詳細なアクションプランを含む完全なギャップ分析を確実に すること。  組織がギャップ分析や詳細なアクションプランを提供しない場 合は、生産事業所での審査は失敗とみなされ、その事業所は完全 な初回登録審査を受ける必要がある。

審査機関に対する

移行審査チームの要求事項

移行審査は IATF 16949 に対して審査する力量が既に実証された有資格第三者審査 員によってのみ行われること。審査員は、次の両方に合格していること: IATF 16949 に従った移行審査と初回登録審査の実施が許容される前に、IATF ADP シス テム内の IATF 16949 及び IATF Rule のクイズ。

(9)

8

 IATF ADP で登録された全ての有効な審査員は、移行審査の実施が許容 される前に IATF 16949 と IATF Rules のクイズの両方に(80%以上で) 合格しなければならない。

 2017 年 6 月 30 日までに、IATF ADP で登録された全ての有効な審査員 は(必要なリテイクを含み) IATF 16949 と IATF Rules に合格するこ と、さもないと資格喪失となる。

 また、3-XX、または 4-ADP の認定証を持つ全ての審査員は、IATF ADP 試験監督付の評価試験のスケジュール前に IATF 16949 と IATF Rules のトレーニング及びクイズを完了させること。 審査機関は、移行審査とそれに続く定期審査に審査チームリーダーを 含む、審査チームメンバーとして参加する前回の審査サイクル(1 年、2 年または 3 年の期間であり得る)から 1 人以上を任命してもよ い((すなわち、「次回審査に繰り越しされた審査員」。この「次回 審査に繰り越しされた審査員」は次の定期審査サイクルには参加して はならないが、その 3 年後の審査サイクルには参加してもよい。

(FAQ no.11 の明確化)。この状況では、審査機関は、該当する IATF 監督事務所に特別採用を申請することは要求されない。 審査機関は、審査工数が 5 審査工数を超え、最大 7 工数以内の場合には、一人の審査 員を任命してもよい。この場合、審査機関は特別採用の申請を要求されない。

移行審査の不適合マネジメント

審査機関が移行審査で不適合を見つけた場合、組織と審査機関は全ての要求事項に適 合すること:  IATF Rules 5.11 項で定義されている不適合マネジメントプロセス  IATF Rules 8.1 項 c) 及び 8.2 項で定義されている取下げプロセスの 開始。メジャー不適合が移行審査で見つかった場合、一時停止判定は IATF Rules 8.3 項に適合していること。

IATF 16949 登録証発行

(10)

9 審査機関は、移行審査に対して次の固有要求事項/許可された逸脱を含めて、 IATF Rules 5.12 項に規定されている登録の判定プロセス全ての要求事項に適 合すること:  移行審査最終日から最大 120 暦日以内に判定がされる限り、審査機関 は既存の ISO/TS 16949:2009 登録証の有効期限日後に肯定的な登録判 定をすることができる。 注)この件は、IATF 16949 登録証が新たに発行される前に組織の ISO/TS 16949 登録証の有効期限が切れて、有効な登録証がなくなってしまう期間 があるかもしれない。 肯定的な登録判定後、審査機関は組織に IATF 16949 登録証を発行すること。 この登録証には、発行日(肯定的な登録判定日)及び有効期限日(発行日プラ ス最大 3 年マイナス 1 日)を含むこと。この新たな登録証には IATF 番号を新 しく取得すること。 注)現行の ISO/TS 16949 登録証(まだ「発行されている」状態の場合) は、IATF データベースにおいて自動的に置き換わる。

IATF 16949 初回登録

初回登録を要求する全ての組織は、2017 年 10 月 1 日までは ISO/TS 16949:2009 の登録をできるが、ISO/TS 16949:2009 登録証は 2018 年 9 月 14 日 までしか有効ではない。 2017 年 10 月 1 日以降、組織は IATF 16949 規格でのみ審査を受け、登録され る。 IATF 16949 の初回登録を求める組織に対する審査工数決定時に、削減工数は次 の状況/組織の時に認めてもよい: 現行の ISO 9001:2015 から IATF 16949 にアップグレードするための登録審査 ステージ 2 審査工数は、IATF Rules 5.2 項 表 5.2 で規定されている登録審査 ステージ 2 工数の 30%以上を削減しないこと。  IATF 16949 認証の審査機関は既存の ISO 9001:2015 認証と同一である こと。  ISO 9001:2015 認証組織が新規審査機関に移転する場合、IATF 16949 へのアップグレード前に新規審査機関による ISO 9001:2015 への最低 1 回の定期審査を行うこと。

(11)

10

 登録審査で適用範囲が拡大した場合、アップグレードの削減は適用さ れない。要求される登録審査ステージ 2 の工数を 100%適用すること。 組織が現行の ISO 9001:2008 登録証がある場合、アップグレードの削減は適用 されない。要求される登録審査ステージ 2 の工数を 100%適用すること。

組織が現行の VDA 6.1 及び ISO 9001:2015 から IATF 16949 にアップグレード するための登録審査ステージ 2 審査工数は、IATF Rules 5.2 項 表 5.2 で規定 されている登録審査ステージ 2 工数の 50%以上を削減しないこと。  組織に有効な VDA 6.1 及び ISO 9001:2008 認証がある場合、アップグ レードの削減は適用されない。要求される登録審査ステージ 2 の工数 を 100%適用すること。  適用範囲が拡大した場合、アップグレードの削減は適用されない。 要求される登録審査ステージ 2 の工数を 100%適用すること。 IATF Rules5.14.4 項で規定されたアップグレードの削減は、現行の有効な ISO/TS 16949:2009 適合書簡紙をもつ組織には適用されない。要求される登録 審査ステージ 2 の工数を 100%適用すること。 ISO/TS 16949:2009 登録を取り消された、又は期限切れになった組織の登録審 査ステージ 2 の工数は、IATF Rules 5.4 項 h)* における更新審査工数と同等 にしないこと。審査工数は初回審査工数と同等であること。 * 訳者注)IATF Rules には 5.4 項 h)はない。誤記と思われる。 しかしながら: 登録審査のための審査機関が認証を取り消した、又は期限切れにな った登録証を発行した審査機関と同じである場合、ステージ1準備 状況レビューは要求されない。タイミングの要求事項については、 P3「タイミングに従って移行審査を実施できない」を参照して下さ い。 以上の条件を満たしていない場合、現地でのステージ 1 準備状況レ ビューが必要である。 NEW

(12)

11 組織は IATF 16949 初回審査の前に、特別審査を完了しなければなら ない。初回審査は現行の審査機関でもそれ以外の IATF 承認審査機関 でも実施できる。特別審査では、登録の取消し(または登録の期限 切れ)の原因となった問題に対する是正処置の効果的な実施を検証 すること。 組織が現行の審査機関での審査を継続すると決めた場合、前回の登 録の取消し(または期限切れ)から 12 か月を経過していない限り、 初回ステージ 2 審査は更新審査工数と同等であること。ステージ 1 準備状況レビューは不要とする。12 か月経過している場合は、ステ ージ 2 審査は更新審査工数と同等ではなく、ステージ 1 準備状況レ ビューが必要となる。

移行に対する FAQs

IATF 16949:2016 への移行審査(又は初回審査)に一番早い可能日程は 2017 年 1 月 1 日になります。 組織が有効な ISO/TS 16949:2009 認証を持っている場合、移行戦略の意図では 新規審査機関が新規クライアントとして認証組織を受け入れることを禁じてい ます。 組織が現行の審査機関と契約をキャンセルし、ISO/TS 16949:2009 の認証がな ければ、その組織は新規の IATF 承認審査機関に移転することを許可される。

(13)

12 IATF 承認審査機関により実行される移行審査よりも前に、マネジメントレビュ ーの要求事項全てを満たしていることを実証するように組織は要求されていま す。 この件は、IATF 16949:2016 に対する完全な新規のマネジメントレビューを通 じて実証すべきである。しかし、これは、移行審査の時点で ISO/TS 16949:2009 要求事項に従った以前のマネジメントレビューと、IATF 16949:2016 の追加要求事項に従った補足のマネジメントレビューとの組み合わ せを通じて完了しても良い。 組織は、IATF 承認審査機関により実行される移行審査よりも前に、IATF 16949:2016 の要求事項に対する完全な内部システム監査を通じて IATF 16949:2016 への順守を実証することが要求されています。 この件は、IATF 16949:2016 に対する完全なシステム監査を通じて実証される べきである。しかし、これは、移行審査の時点で、ISO/TS 16949:2009 要求事 項に従った以前のシステム監査と IATF 16949:2016 の追加要求事項に従った補 足のシステム監査との組み合わせを通じて完了してもよい。 いいえ、それは許可されていません。しかし、不足している審査計画情報を収 集しレビューするために、審査機関は、審査開始前に、現地での最低 0.5 の追 加審査工数を含むことを要求してもよい。 いいえ、許可されていません。

(14)

13 はい、共通する品質マネジメントシステムを持つ全社登録制度においてでさえ も、各生産事業所が関連する要求文書を提出しなければなりません。 いいえ、必要ではありません。 はい、移行審査は更新審査と同等の要求事項に従って算出されることになって います。 審査員1人が割り当てられ、全審査工数が 5.0 審査工数を超えている場合、そ の生産事業所の審査は IATF Rule 5.7 項に従った連続した暦日で計画され、実 施されること。しかし、移行審査に対しては、その生産事業所の連続した稼働 日に基づいて計画され、実施されることを IATF は認めています。 移行審査を実施する審査チームのメンバー1名は、審査チームメンバーとして 引き続く定期審査にも参加することが認められています。 はい、審査機関は、移行審査とそれに続く定期審査に審査チームリーダーを含 む審査チームメンバーとして参加する、前回の審査サイクル(1 年、2 年また は3 年の期間であり得る)から 1 人以上を任命してもよい。この状況では、審

(15)

14 査機関は、該当する IATF 監督事務所に特別採用を申請することは要求されな い。 期待は、現行の更新したアクションプラン(即ち、タイミング、割当てられた 責任者及び実行状況)を含むギャップ分析の文書のコピーを審査機関の審査チ ームに組織が提供することです。この情報は、審査記録と共に審査機関審査員 に保持されること。これは、遠隔地支援事業所が IATF 16949 規格の知識があ り、新規要求事項に対する現行のシステム分析を完了させ、及びギャップをク ローズさせるためのアクションプランを実施しているというエビデンスとして 受け入れられます。この情報は、生産事業所へ IATF 16949 登録証を発行する かどうかの決定をする登録判定機能を支援するために必要です。 審査機関は IATF Rule 5.11 項の全ての要求事項に従うこと。この場合、移行 審査は “failed”(失敗)とみなし、IATF データベースはこれに従って更新す ること。認証判定は、ISO/TS 16949:2009 認証が取下げられるというネガティ ブなものとなり、組織は初回登録審査から開始しなければなりません。 この場合、移行審査にこれ以上の削減は適用できません。組織が、ISO 9001:2015 から IATF 16949 にアップグレードすることを決めた場合、初回ステ ージ2審査工数が 30%削減になることが、唯一認可される可能な削減になるで しょう。

(16)

15 いいえ、できません。IATF 16949 は独立した QMS 規格とみなされないが、 ISO 9001:2015 への補完として理解され、これと併せて使用されなければなり ません。 特別審査の適用範囲は、組織が現在認証されている規格になります。この状況 では、特別審査は ISO/TS 16949 に対して実施されます。 現行の認証組織に対する IATF 16949 への移行審査は、組織を ISO/TS 16949 認 証をした現行の審査機関のみが実施するものである。しかし、IATF は、2016 年 8 月 10 日に改定された移行戦略の発行よりも前に、契約が締結されたとい う認識で、このような例外的な状況で、組織は、新規の審査機関による移転移 行プロセスを継続し、新規登録機関による IATF 16949 へ移行審査を受けるこ とが許可されています。 この状況では、移転審査の要求事項全てが適用されますが、審査工数は、更新 審査相当ではなく、ステージ2審査に相当させること。審査機関は、移行審査 の前に該当監督事務所から認可を得ること、また、Waiver Request には 2016 年 8 月 10 日よりも前に契約に署名されていることを示す関連エビデンスを含 めること。審査機関は、Waiver 番号と以前の IATF 番号と共に移行審査として この審査を IATF データベースに入力すること。

(17)

16

いいえ、これは許可されていません。新規資格認定された審査員(3-xx..) は、IATF Rule 5 版に従って IATF 16949: 2016 に対する審査を行うことができ ます。従って、これらの新規審査員は ISO/TS 16949:2009 に対する審査を行う ことは許可されていません。 品質マネジメントシステムへの変更(即ち、新 IATF 16949 要求事項のため に)を実施し、新要求事項の効果的な実施を示す/実証するために十分な時間 が経過していないという場合が起こりえます。このような場合、審査機関の審 査員は、次回の IATF 16949 審査においてより広い/深いプロセスのサンプリン グを行うことを確実にするよう、審査報告書に注意書きを記載しておかなけれ ばならない。

移行期間のグローバルな審査機関

免除

審査機関の内部立会監査 NEW

(18)

17 内部立会監査が通常どおり(残りの)移行期間内に、すなわち 2018 年 9 月半 ばまで(さらに延長され、2018 年 12 月終わりまで)に行われる限り、内部立会 監査プロセスについて、以下の逸脱が許可される。  審査員はオンラインの IATF ADP プロセス内での初回適格性確認日(す なわち試験監督がいるイベント)から 6 か月以内に、立会監査を受け る(IATF ルール 5 版 4.4c 項に規定)必要がない。  その審査員がデータの年次分析に基づき優先付けされない限り、立会 監査の最大間隔は 6 年を超えることができる。 審査機関は上記以外のすべての IATF ルール 5 版 4.3.1 項と 4.4 項の内部立会 監査プロセスに関する要求事項を、継続して満たさなければならない。

(19)

18

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