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平成 22 年度 事業報告
【 総括 】 横須賀芸術劇場の第2期指定管理期間(平成 22 年度から 25 年度までの4年間)の初年度を終了した。 今年度は、国の公益財団法人制度改革に伴い、公益財団法人への移行認定を目指すとともに、昨年度に 策定した経営改善計画の達成に向け取り組んだ。 前者については、平成 22 年 10 月 1 日付け申請を行い、後者については、平成 23 年度までの2年間の達 成目標を今年度で達成し、大幅な経費節減を実現した。 自主公演事業については、景気悪化の影響によりチケット収入は低迷したものの、質の高い公演をリー ズナブルな入場料金で提供し、販路の拡大に取り組んだ。 貸館事業については、情報提供及び営業活動の強化により利用促進を図り、利用者のニーズの把握、ホ スピタリティの向上に取り組み、顧客満足度の向上及び充実したサービスの提供に努めた。 また、その他、育成事業等を含めた事業全般において、横須賀市の文化施策との連携を図りつつ実施す るなど、地域の劇場として、広く市民の文化活動の支援及び貢献に努めた。 1 一般会計の事業概要 (1) 施設管理運営事業 ア 横須賀芸術劇場の施設管理及び運営業務の実施 日常点検や定期保守等により、不具合の早期発見及び修繕を行い、安全で快適な施設環境の維 持に努め、事故なく今年度を終了した。 また、委託費の減額や省エネ対策などの実施により、施設維持管理の経費節減に努め、環境負 荷低減への取り組みも推進した。 (ア) 舞台技術業務(舞台、音響、照明) (イ) 設備管理業務(舞台、空調、エレベーター等) (ウ) 警備、清掃業務 (エ) その他の関連業務 イ 公益法人制度改革に伴う事前準備の実施 公益法人制度改革関連3法の施行に伴い、公益財団法人に移行すべく、10 月1日付け神奈川 県知事宛て申請を行った。 (2) 芸術普及事業(資料1「自主公演事業実績」のとおり) ア 自主公演事業の実施 劇場が、地域の賑わいを生む交流の場、文化発信の拠点として更に充実するよう、多くの舞 台・音楽芸術を提供、創造及び普及することにより、地域の活性化に努めた。採算性はもとよ り、地域における顧客のニーズ、今後の劇場の活性化に繋がる要素を考慮し事業を展開した。 なお、東日本大震災に伴い、3事業3公演を延期した。 施 設 名 事 業 数 公 演 数 入 場 者 数 よこすか芸術劇場(大劇場) 34 事業 38 公演 46,518 名 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 14 事業 22 公演 8,096 名 合 計 48 事業 60 公演 54,614 名 ※東日本大震災に伴い延期した事業 ○45th Anniversary 加藤登紀子コンサート 2011 ○ジャパン・ストリング・クァルテット 名曲コンサート ○横須賀芸術劇場合唱団少年少女合唱団ステージ18 スプリング・コンサート’112 (ア) 多彩な鑑賞機会の提供 あらゆる世代のニーズに応え、劇場で様々なジャンルの公演を鑑賞できる環境づくり に努めた。内容、質ともに高い公演を可能な限りリーズナブルな入場料金に設定し、よ り多くの市民が鑑賞機会を得られるようよう努めた。 また、貸館事業として、Jポップ、韓流、フォーク、ロックなど幅広いジャンルの公 演を招致したことにより、年間を通じ豊富なラインアップの中から広く提供することが できた。 <主な自主公演> ○横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ24 クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル (クラシック) 世界的に人気の高いピアニスト。ショパンの生誕200年を記念し、現代の巨匠がオール・ ショパン・プログラムの演奏で聴衆を魅了した。 ○スウェーデン放送交響楽団(クラシック) 常に世界の注目を集める新世代指揮者の代表格ダニエル・ハーディングが、北欧トップの オーケストラを率いて名演を残した。 ○レネゲイズ スティールドラム・オーケストラ(民族音楽) トリニダード・トバコが誇るオーケストラ。スティールドラムのみで演奏されるあらゆる ジャンルの音楽とラテンの楽しい響きに、観客は総立ちで拍手を送った。 ○松竹特別公演「清&直美」(演劇) 喜劇女優藤山直美の初地方公演。共演者の前川清の人気も相まって2公演が完売。前半が 喜劇、後半は歌謡ショーという豪華版。 ○東京バレエ団「ジゼル」(バレエ) 日本を代表するバレエ団による人気演目を上演。ジゼル役には、その役で世界的に知られ る斎藤友佳理が出演。ワークショップやプレトークも大盛況であった。 ○スタッフ・ベンダ・ビリリ(民族音楽) コンゴの障がいを持つストリート・ミュージシャン集団。後日、来日の様子と横須賀公演 の一部がNHKで放映された。事前に、親子を対象としたアフリカ音楽とオリジナル楽器 製作のワークショップを実施した。 ○うたごえ喫茶(邦楽ポピュラー) 小劇場で歌声喫茶を再現。テーブル席でソフトドリンクを飲みながら、観客がソングリー ダーとともに大合唱。参加型コンサートとして好評を博した。 ○小澤征爾音楽塾オペラ「フィガロの結婚」(オペラ):中止 小澤征爾氏の療養からの復帰後に予定された一流のキャスト、舞台によるオペラ。小澤氏 の体調不良により中止。 <主な共催公演> ○髙橋真梨子コンサート vol.34(邦楽ポピュラー) ○2010 さだまさしコンサートツアー(フォーク) ○劇団四季ソング&ダンス 55ステップス(ミュージカル) <主な貸館公演> ○Jポップ 安全地帯、槇原敬之、井上陽水、鈴木雅之、藤井フミヤ、Berryz工房 ほか ○韓流 リュ・シウォン、パク・ヨンハ ほか ○フォーク 小椋佳 ほか ○ロック GLAY、the GazettE、BUCK-TICK、矢沢永吉 ほか (イ) 創造及び発信 聴衆の新しい興味を掘り起こすため、日本では上演機会が少ない演目や楽曲を取り上 げる公演を自主制作し、オペラ及び古楽の普及に努めた。
3 <主な自主公演> ○みんなの古楽♪ 2010 -めくるめく音楽装飾の歓び-(クラシック) 5年にわたり実施するシリーズの第2弾。最先端を行く古楽グループ「アントネッロ」や イタリアのチェンバロの名手ランバルディが出演。16~17世紀の作品を演奏した。 ○オペラ宅配便シリーズⅨ メノッティ「霊媒」・「電話」(オペラ) 今年度から、現代オペラの人気作曲家メノッティの生誕100周年を記念し、3年連続で 上演するシリーズを開始。今年度は「霊媒」と「電話」の2作品を上演し、彌勒忠史によ る演出、若手実力派歌手による充実した演奏及び舞台が高い評価を得た。 (ウ) 地域性の活用及び普及 横須賀ならではの伝統ある公演を効果的に実施、発展させ、市民参加を盛り込み、地 域性豊かなパフォーミング・アーツの普及に努めた。 <主な自主公演> ○ヨコスカ ジャズ ドリームス 2010(ジャズ) 昭和62年から行われている横須賀を代表する夏のイベントの充実を図るため、大劇場の 1公演に加え、小劇場でも2公演を実施。日本のジャズの大御所から新進アーティストま で幅広く取り上げ、例年同様に広い地域からの集客を獲得した。 ○第1回米海軍第7艦隊バンド&横須賀交響楽団フレンドシップ・コンサート「アメリカン・サ ウンド・イン・ヨコスカ」(クラシック) 市民オーケストラ(横須賀交響楽団)が主体の横須賀ならではの「日米の音楽の祭典」で は、秋山和慶の指揮によりアマチュア・オーケストラの演奏が磨かれ、第7艦隊バンドが 加わることによりスケールアップした音楽が、満席の観客を楽しませた。 ○横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.36 「第九」演奏会(クラシック) 今年度も変わらず、市民合唱(劇場合唱団)と市民オーケストラ(横須賀交響楽団)から プロの指揮者が名演奏を導き出し、それぞれの努力の成果を満席の会場で披露した。 ○よこすか能 観世喜正プロデュース 「蝋燭能」(伝統芸能) 「薪能」として始まり25回目を迎えた同公演は、他では見ることができない大劇場を生 かした演出の能と狂言の組み合わせが独特で、伝統芸能を子どもに伝えるワークショップ も同日に開催し、ともに好評を博した。 ○マエストロと遊ぼう! vol.2 笛や鼓、お囃子の楽しみ方!(邦楽) 親子で日本の伝統音楽に親しむ参加型公演として実施。演奏を聴いた後に演奏者の指導の もと太鼓、笛などの演奏を体験。高齢者の参加も多かった。 <主な共催公演> ○神奈川県吹奏楽コンクール 県南及び横浜支部の会場提供並びに県大会の共催を通じ、若い世代への普及に努めた。 (3) 芸術団体育成事業(資料2「芸術団体育成事業実績」のとおり) 市民に舞台・音楽芸術に関連する活動に参加する機会を提供したほか、未来の演奏家を支援す るなど、芸術文化の創造性を育む機会を提供し広く育成を図った。 ア 市民の文化活動の支援及び育成 (ア) 横須賀芸術劇場合唱団の運営 劇場専属合唱団を横須賀芸術劇場合唱団、少年少女合唱団の2コースで構成し、プロ の指導者のもと更なるレベルアップと活動の充実を図った。練習の成果は、定期演奏会 のほか、アウトリーチ活動などを通じ発表した。
4 合 唱 団 名 団 員 数 演 奏 会 等 回 数 横須賀芸術劇場合唱団 322 名 演奏会 3回 横須賀芸術劇場少年少女合唱団 126 名 演奏会 1回 アウトリーチ活動 1回 (イ) 横須賀芸術劇場「オープンデー」における発表の場の提供 劇場の無料一般公開に伴い、市民がダンスや演奏を発表する場として大劇場の舞台を 用意し、公募により選ばれた 40 団体が 1,500 名の観客の前で日頃の活動の成果を披露 した。 イ 演奏家の支援及び育成 (ア) 「第3回野島稔・よこすかピアノコンクール」の開催 全国からの応募者のうち、録音審査を通過した 75 名が参加した。 過去2回を上回るレベルの高い内容となり、開催期間を通じ、前回を上回る延べ 1,250 名の聴衆が集まった。 また、上位入賞者は、副賞として財団主催の公演に出演し、その実力を披露した。 レベルの高い参加者及び一般の観覧者数がともに増加し、コンクールへの注目度の高 さを表している。 (イ) 「フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ」リサイタル・シリーズの開催 選定委員と当財団が選出した将来性のある若手演奏家3名に、会場提供などリサイタ ルの開催を支援し、今後のステップアップとなる機会を提供した。 リサイタルを観客として支えるフレッシュ・アーティスツ・サポートメンバーズを募 集し、 133 名を集めた。 (ウ) 「第 14 回世界オペラ歌唱コンクール『新しい声 2011』オーディション in YOKOSUKA」 の開催準備 運営の効率化を図るため、予選形式からオーディションに変更する。 国内、韓国及び台湾において、参加者募集の広報活動を行った。 ウ 次世代の文化の担い手の育成 (ア) 実施公演に関連するワークショップの開催 実施公演に関連するワークショップを行い、中高年から子どもまで気軽に参加できる 機会を設け、その普及並びにチケットの販売促進を図った。 <実施したワークショップ> ○東京バレエ団「ジゼル」 公演に出演するダンサーによる演目解説とバレエ・ストレッチ講座を行った。 ○スタッフ・ベンダ・ビリリ(アフリカ音楽のコンサート) アフリカ音楽に造形の深いミュージシャンによるアフリカ音楽の話、オリジナル楽器製作 を体験し、演奏した。 ○よこすか能 能楽師による能装束の説明と能舞台における所作、仕舞の指導を受け、能の世界を体験した。 (4) サービス事業 ア チケット販売事業の展開 市民にとって公演の鑑賞機会がより増えるよう、チケット販売の代行業務を行い、販売枚数 及び取扱い公演数の増加に努めた。 (ア) 自主公演をはじめとする公演のチケット販売の代行業務の実施 (イ) 横須賀美術館年間パスポートなど、劇場公演以外のチケットの受託販売の実施 イ 友の会運営事業の展開 市民と劇場を結び、市民が劇場をより身近に楽しめるよう友の会を運営した。会員数は 6,767 名。
5 (ア) 会員向け特典の実施 ・ダイレクトメールによる情報提供 ・チケットの優先販売、割引販売及び無料配送 ・無料招待公演の実施 泉谷しげる&ムッシュかまやつトーク&ライブ(入場者数は 744 名) (イ) 会員数増加のための活動 ・入会費無料キャンペーンの実施 ・年会費の見直し ウ 劇場内サービス事業の展開 観客が劇場で快適に過ごせるよう、公演に附随し劇場内サービスを提供した。 (ア) カフェカウンターの営業(飲食品の販売)、劇場オリジナル商品の販売、オペラグラスの貸 出し (イ) 劇場専属のレセプショニストによる場内案内 (ウ) 託児サービスの提供(自主公演のみ、18 公演 44 名) (5) 貸館事業(資料3「貸館事業実績」のとおり) 施設利用の受付及び利用料の徴収を行った。 利用促進のための情報提供及び営業活動の強化に努めたが、経済情勢の低迷により、主にプロ モーター等による利用が減少し、稼働率及び利用料収入は伸び悩んだ。 施 設 名 利用日数 稼 働 率 入場(利用)者数 よこすか芸術劇場(大劇場) 178 日 61.2% 147,108 名 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 238 日 71.3% 52,956 名 大リハーサル室 176 日 50.9% 7,615 名 小リハーサル室 259 日 74.9% 8,355 名 (6) 劇場PR事業 広報媒体を活用し、各実施事業のPRと市民への情報提供に努めた。 ア 広報紙「よこすか芸術劇場ニュース」の発行(年 11 回、通常号は発行1回につき 478,000 部) ※発行1回あたりの内訳 用 途 発 行 部 数 新聞折込み又はポスティング(毎月最終水~金曜日) [新 聞 折 込]三浦市、葉山町 [ポスティング]横須賀市、逗子市、鎌倉市、横浜市金沢区・磯子区・港南区・ 栄区、横浜市南区・戸塚区及び藤沢市の一部 471,140部 その他(無料定期購読者への送付、劇場内での設置ほか) 6,860部 イ 公演チラシ、ポスターの作成及び掲示 (ア) 京浜急行線「横須賀中央駅」、「汐入駅」の年間契約ボードへのポスターの掲示 (イ) 京浜急行線の主要駅へのポスター、車内吊り広告の掲示 (ウ) 他劇場への公演チラシの配布 ウ 新聞、音楽専門誌、ミニコミ紙への公演情報及び講評記事の掲載(36 回) エ 放送媒体による広報 オ 劇場ホームページの運営(年間アクセス数 334,620 件) カ 各種イベントの開催 (ア)横須賀芸術劇場「オープンデー」の実施(入場者数 1,500 名) (イ)バックステージツアーの実施(30 回、参加者数 630 名)
6 (7) 駐車場管理運営事業 地下駐車場の管理及び運営業務を直営化したほか、合理化及び増収策により、大幅な収支改善 を実現した。 また、利用者サービスの向上、場内インフラの整備等を通じ、安心、安全かつ快適な環境づく りに努めた。年間利用台数は 39,870 台。 (8) 舞台・音楽芸術に関する調査・研究等事業 公立文化施設協議会及び多面・大規模舞台劇場協議会(加盟9館)に参加し、公共ホールとの 情報交換を行い、施設運営面等における改善を図った。 2 舞台・音楽芸術普及基金特別会計の事業概要 (1) 舞台・音楽芸術普及基金 舞台・音楽芸術普及基金(10 億 100 万円)の安全な運用管理を実施し、自主公演事業の補填 財源の確保に努めた。 (2) 舞台・音楽芸術普及事業特定資産 舞台・音楽芸術普及基金の運用管理により取得した特定事業準備資金について、安全な運用管 理を実施し、自主公演事業の更なる補填財源の確保に努めた。 3 庶務の概要 (1) 役員等に関する事項 ア 理事及び監事の選任 (ア) 理事及び監事の任期満了に伴う選任(6月 13 日、4月 26 日付け予選による) ・理 事 小澤一彦、加羽沢美濃、齋藤道子、清水健一、下里矩生、田中登志生、 徳永二男、野島稔、廣川聡美、松谷和典、マリクリスティーヌ ・監 事 長澤潤、望月淳 (イ) 理事長、副理事長及び常務理事の選任(6月 13 日、5月 15 日付け予選による選任) ・理事長 小澤一彦 ・副理事長 廣川聡美 ・常務理事 清水健一 (ウ) 監事の辞任及び選任(6月 16 日) ・辞 任 望月淳 ・選 任 越田進 イ 評議員の選任 (ア) 評議員の辞任及び選任(5月 15 日) ・辞 任 龍崎和人 ・選 任 小林繁 ウ 公益認定後の理事、監事及び評議員の選任 (ア) 評議員選定委員会委員の選任(5月 15 日) ・評議員選定委員会委員 大島正博、川名亘子、杉原みどり、野坂英八、望月淳 (イ) 当財団の公益認定後最初の評議員の選任(5月 24 日) ・評議員 上田滋、岡朋子、片山薫、菊池匡文、下里矩生、松谷和典 (ウ) 当財団の公益認定後最初の理事及び監事の選任(6月 16 日) ・理 事 小澤一彦、木村忠昭、齋藤道子、清水健一、田村勝弘、渡辺晴夫 ・監 事 越田進、山嵜進康
7 (エ) 当財団の公益認定後最初の代表理事及び業務執行理事の選任(6月 29 日) ・代表理事 小澤一彦(理事長)、木村忠昭(副理事長) ・業務執行理事 清水健一 (2) 理事会及び業務監査に関する事項 ア 理事会 (ア) 第1回理事会(5月 15 日) ・議案第1号 役員の選任について ・議案第2号 評議員の辞任及び選任について ・議案第3号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の公益認定後最初の評議員候補 者の追加推薦について (イ) 第2回理事会(6月 29 日) ・議案第4号 平成 21 年度事業及び決算について ・議案第5号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の定款変更案について ・議案第6号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の役員等の報酬及び費用に関す る規程案について ・議案第7号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の公益認定後最初の代表理事及 び業務執行理事の選任について (ウ) 第3回理事会(12 月9日) ・議案第8号 平成 22 年度自主公演事業の追加及び中止について ・議案第9号 平成 23 年度自主公演事業計画(案)について (エ) 第4回理事会(3月 17 日) ・議案第 10 号 平成 22 年度自主公演事業の決定について ・議案第 11 号 平成 22 年度補正予算について ・議案第 12 号 平成 23 年度事業計画について ・議案第 13 号 平成 23 年度予算について イ 業務監査 (ア) 平成 21 年度決算業務監査(6月 23 日) ・平成 21 年度事業の執行状況について ・平成 21 年度決算について ・資産の管理運用について (3) 評議員会に関する事項 ア 評議員会 (ア) 第1回評議員会(4月 26 日) ・議案第1号 理事及び監事の選任について (イ) 第2回評議員会(6月 16 日) ・議案第2号 監事の辞任及び選任について ・議案第3号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の定款変更案について ・議案第4号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の役員等の報酬及び費用に関す る規程案について ・議案第5号 公益財団法人移行認定申請に伴う当財団の公益認定後最初の理事及び監 事の選任について (4) 評議員選定委員会に関する事項 ア 評議員選定委員会 (ア) 第1回評議員選定委員会(5月 24 日) ・議案第1号 最初の評議員の選任について
平成22年度 自主公演事業実績
1 よこすか芸術劇場(大劇場) 事 業 名 実 施 期 日 主 催 公演数 入場者数 公演ジャンル 東京交響楽団 横須賀特別演奏会 「田園」&「新世界より」 4月 3日(土) 共 催 1 1,709 クラシック 横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ24 クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル 5月15日(土) 自 主 1 1,182 クラシック 劇団四季ソング&ダンス 55ステップス 5月19日(水) 共 催 1 1,370 ミュージカル 髙橋真梨子コンサート vol.34 5月31日(月) 共 催 1 1,738 邦楽ポピュラー ハラウ・オ・ケクヒ 6月 5日(土) 共 催 1 968 民族舞踊 スウェーデン放送交響楽団 6月13日(日) 自 主 1 1,107 [写真①]クラシック 2010 さだまさしコンサートツアー 6月25日(金) 共 催 1 1,681 邦楽ポピュラー トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団 7月 7日(水) 共 催 1 916 バレエ 横須賀交響楽団 第107回定期演奏会 7月17日(土) 共 催 1 1,083 クラシック 第11回支部吹奏楽コンクール 県南吹奏楽コンクール 7月26日(月) ・ 27日(火) 共 催 2 3,300 吹奏楽 第11回支部吹奏楽コンクール 横浜吹奏楽コンクール 7月28日(水) ・ 29日(木) 共 催 2 2,600 吹奏楽 ヨコスカ ジャズ ドリームス 2010 7月31日(土) 自 主 1 1,586 [写真②]ジャズ 第59回神奈川県吹奏楽コンクール 8月10日(火) ・ 11日(水) 共 催 2 3,200 吹奏楽 レネゲイズ スティールドラム・オーケストラ 8月29日(日) 自 主 1 947 民族音楽 松竹大歌舞伎 9月 1日(水) 自 主 1 1,254 古典芸能 松竹特別公演 「清&直美」 9月 5日(日) 自 主 2 2,318 演劇 東京バレエ団 「ジゼル」 全2幕 9月12日(日) 自 主 1 1,028 [写真③]バレエ 第1回米海軍第7艦隊バンド&横須賀交響楽団フレンドシップ・コンサート アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカ 9月19日(日) 自 主 1 1,689 [写真④]クラシック 横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.35 10月 3日(日) 自 主 1 825 合唱 スタッフ・ベンダ・ビリリ 10月10日(日) 自 主 1 657 民族音楽[写真⑤] よこすか芸術劇場オーケストラコンサート クラシック名曲集 vol.6 10月17日(日) 自 主 1 864 クラシック 中国「天府の国」四川美女天楽坊 ~天姿国楽~ 10月23日(土) 共 催 1 434 民族音楽 横須賀交響楽団 第108回定期演奏会 10月24日(日) 共 催 1 1,082 クラシック よこすか能 観世喜正プロデュース 「蝋燭能」 11月20日(土) 自 主 1 1,094 古典芸能 ブロードウェイ・ミュージカル・カンパニー 11月23日(火・祝) 共 催 1 709 ミュージカル 横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.36 「第九」演奏会 12月 5日(日) 自 主 1 1,586 クラシック [写真⑥] 横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ26 樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ 12月12日(日) 自 主 1 1,040 クラシック 米海軍第7艦隊バンド&海上自衛隊横須賀音楽隊 ホリデー・コンサート 12月16日(木) 共 催 1 1,009 邦楽ポピュラー 横須賀芸術劇場少年少女合唱団ステージ17 親と子のためのクリスマス・コンサート’10 12月19日(日) 自 主 1 1,358 合唱 [写真⑦] クリスマス・ゴスペルナイト 2010 ~グローリー・ゴスペル・シンガーズ from NEW YORK~ 12月23日(木・祝) 共 催 1 1,102 洋楽ポピュラー ニューイヤー・コンサート 2011 ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ 1月 3日(月・祝) 自 主 1 1,358 クラシック 風を感じる街フェスティバル 2月 5日(土) 共 催 1 1,754 合唱 ウエスタン・カーニバル フォーエバー ~永遠のロカビリー3人男~ 2月12日(土) 自 主 1 1,314 洋楽ポピュラー 横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ27 神谷郁代 ピアノ・リサイタル 2月20日(日) 自 主 1 656 クラシック 小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト XI モーツァルト 歌劇 「フィガロの結婚」(全4幕・原語上演・字幕付) 3月13日(日) 中止 自 主 - - オペラ 小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクト Ⅱ 音楽監督・指揮 小澤征爾 / ピアノ 小菅優 〃 代替 中止 自 主 - - クラシック 45th Anniversary 加藤登紀子コンサート 2011 3月19日(土) 延期 自 主 - - 邦楽ポピュラー 横須賀芸術劇場少年少女合唱団ステージ18 スプリング・コンサート’11 3月26日(土) 延期 自 主 - - 合唱 34事業(自主18 共催16) 38公演(自主19 共催19) 資料1-1 小 計 38 46,5182 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 事 業 名 実 施 期 日 主 催 公演数 入場者数 公演ジャンル 初代高橋竹山生誕100年記念 高橋竹童 ~津軽への想い~ 4月18日(日) 自 主 1 451 邦楽ポピュラー みんなの古楽♪ 2010 -めくるめく音楽装飾の歓び- 自 主 2 473 ①第1回 ビバ・チャコーナ! ① 5月30日(日) クラシック ②第2回 音楽装飾されたマドリガーレ ② 7月18日(日) クラシック YOKOSUKA JAZZ DREAMS ライブ・セレクション 自 主 2 896
①1回目 見砂和照と東京キューバンボーイズ ① 6月12日(土) ジャズ ②2回目 北村英治presents エイジ キューブ コンサート ② 7月 3日(土) ジャズ ワンコイン de Show in 横須賀 自 主 2 1,029 ①1回目 甘建民 二胡の世界~中国琵琶とともに~ ① 7月20日(火) 民族音楽 ②2回目 小松真知子&タンゴクリスタル ②11月 5日(金) 洋楽ポピュラー 国本武春 てりんぐ2010 むかし話おとぎ話つくり話 7月24日(土) 自 主 1 331 邦楽民謡 フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ 共 催 3 923 ①シリーズ34 宮川奈々 ヴァイオリン・リサイタル ① 8月22日(日) クラシック ②シリーズ35 浅尾真実 フルート・リサイタル ②11月14日(日) クラシック ③シリーズ36 中迫研 ピアノ・リサイタル ③ 3月 6日(日) クラシック ベイサイド・ポケット寄席 自 主 3 1,424 ①1回目 圓歌・権太楼 落語会 ① 8月21日(土) 寄席演芸 ②2回目 正蔵・三平 兄弟会 ②11月27日(土) 寄席演芸 ③3回目 木久扇・米團治 二人会 ③ 2月26日(土) 寄席演芸 マエストロと遊ぼう!vol.2 笛や鼓、お囃子の楽しみ方! 9月 5日(日) 自 主 1 161 クラシック 上妻宏光コンサート 9月11日(土) 自 主 1 526 邦楽ポピュラー 横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ25 篠﨑和子 ハープ・リサイタル 9月26日(日) 自 主 1 272 クラシック うたごえ喫茶 ~みんなで歌う、なつかしい歌、元気が出る歌~ 10月16日(土) 自 主 1 254 邦楽ポピュラー イッセー尾形のこれからの生活2010 in 横須賀 10月30日(土) 共 催 2 668 演劇 オペラ宅配便シリーズⅨ 生誕100周年記念 メノッティ作品3年連続上演 「霊謀」・「電話」(原語上演・字幕付) 11月21日(日) 自 主 1 279 [写真⑧]オペラ 白石加代子「百物語」シリーズ 第二十七夜 3月 5日(土) 自 主 1 409 演劇 ジャパン・ストリング・クヮルテット 名曲コンサート 3月21日(月・祝) 延期 共 催 - - クラシック 14事業(自主12 共催 2) 22公演(自主17 共催 5) 48事業(自主30 共催18) 60公演(自主36 共催24) 小 計 22 8,096 合 計 60 54,614 資料1-1
【指 揮】 【曲 目】 モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 【出 演】 塩谷哲 本田雅人カルテット ジャパン・ジャズ・コーラス・ミーティング ディーク・エイセス / ブリーズ / タイムファイブ ドミニク・フィヨン カルテット with “スインギー奥田” 宮間利之とニューハード 資料1-2 6月13日(日) ダニエル・ハーディング R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」op.20 マーラー 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 ほか 写真② 7月31日(土) 写真① スウェーデン放送交響楽団 ヨコスカ ジャズ ドリームス 2010
【出 演】 【振 付】 【改訂版振付】 ウラジーミル・ワシーリエフ 【音楽】 【美術・衣裳】 ニコラ・ベノワ 【指 揮】 井田勝大 【管弦楽】 東京ニューシティ管弦楽団 【指 揮】 石野雅樹 (横須賀交響楽団音楽監督) 【特別出演】 【曲 目】 米海軍第7艦隊バンド スペシャル・パフォーマンス エルガー 行進曲「威風堂々」op.39 第1番(合唱付) ほか 写真④ 第1回米海軍第7艦隊バンド&横須賀交響楽団フレンドシップ・コンサート 資料1-2 秋山和慶 (東京交響楽団 桂冠指揮者) ロバート・J・レン大尉 (米海軍第7艦隊バンド・バンドマスター) 横須賀芸術劇場合唱団 (合唱指揮 梅沢一彦) 写真③ 東京バレエ団 「ジゼル」 9月12日(日) ジゼル 斎藤友佳理 / アルブレヒト 木村和夫 ほか アドルフ・アダン アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカ 9月19日(日) レオニード・ラヴロフスキー
【指 揮】 北原幸男 【管弦楽】 横須賀交響楽団 【合 唱】 横須賀芸術劇場合唱団 / 防衛大学校音楽部 【曲 目】 10月10日(日) 資料1-2 写真⑤ アルト 米谷朋子 (第13回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2009」アジア予選優秀者) スタッフ・ベンダ・ビリリ 横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.36 「第九」演奏会 12月5日(日) 写真⑥ ベートーヴェン 合唱幻想曲 ハ短調 op.80 (ピアノ、合唱、管弦楽のための) ピアノ 大瀧拓哉 (第3回野島稔・よこすかピアノコンクール 第3位) ソリスト 横須賀芸術劇場合唱団選抜 ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱付き」 ソプラノ 鈴木慶江 / テノール 平田孝二 / バリトン 平野忠彦
【指 揮】 武田雅博 【ピアノ】 渕上千里 / 水戸見弥子 (メドレー) 【ソリスト】 中鉢聡 (テノール) 【合 唱】 横須賀芸術劇場少年少女合唱団 【曲 目】 天使の糧 / 神の御子はこよいしも / クリスマス・ポピュラーソング・メドレー [テノール独唱] グノー アヴェ・マリア ほか 【企画・演出】 弥勒忠史 【ピアノ】 朴令鈴 「霊媒」 【出 演】 ゴビノー夫人 國光とも子 / ゴビノー氏 与那城敬 「電話」 【出 演】 資料1-2 11月21日(日) 親と子のためのクリスマス・コンサート’10 12月19日(日) モニカ 鵜木絵里 / フローラ夫人(ババ) 金子美香 ノーラン夫人 澤村翔子 / トビー(黙役) 坂下忠弘 写真⑦ オペラ宅配便シリーズⅨ 生誕100周年記念 メノッティ作品3年連続上演 「霊媒」 ・ 「電話」 (原語上演・字幕付) 横須賀芸術劇場少年少女合唱団 ステージ17 写真⑧ ルーシー 國光とも子 ベン 与那城敬 「霊媒」より
資料2-1
平成 22 年度 芸術団体育成事業実績
1 市民の文化活動の支援及び育成 (1) 横須賀芸術劇場合唱団の運営 ア 横須賀芸術劇場合唱団 団 員 数 322 名 指 導 者 梅沢一彦 練習期間 4月2日(金)~12 月4日(土) 34 回 ※原則として、毎週金曜日 ※「第九」演奏会の練習について 6月 28 日(月)~12 月4日(土) 17 回 ※原則として、毎週月曜日 練習場所 大・小リハーサル室 / ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 発表公演 1 事 業 名 第1回米海軍第7艦隊バンド&横須賀交響楽団フレンドシップ・コンサート アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカ 実施期日 9月19日(日) 会 場 よこすか芸術劇場(大劇場) 演奏曲目 エルガー 行進曲「威風堂々」 op.39 第1番 (合唱付) ほか 2 事 業 名 横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.35 [写真A] 実施期日 10月3日(日) 会 場 よこすか芸術劇場(大劇場) 演奏曲目 吉岡弘行(編) 美しき日本の歌 vol.2 -月- ロイド・ウェッバー レクイエム 3 事 業 名 横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.36 「第九」演奏会 実施期日 12月5日(日) 会 場 よこすか芸術劇場(大劇場) 演奏曲目 ベートーヴェン 合唱幻想曲(ピアノ、合唱、管弦楽のための) ハ短調 op.80 交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱付き」 イ 横須賀芸術劇場少年少女合唱団 団 員 数 126 名 指 導 者 武田雅博 / 渕上千里 練習期間 4月8日(木)~3月 10 日(木) 37 回 ※原則として、毎週木曜日 練習場所 大・小リハーサル室 / ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 発表公演 1 事 業 名 病院訪問コンサート 実施期日 5月13日(木) 会 場 横須賀市立うわまち病院 (横須賀市上町) 演奏曲目 早春賦 / ふるさと / 浜辺の歌 ほか 2 事 業 名 (株)教育芸術社 「地球の詩 三浦真理作品集」CD レコーディング 実施期日 7月15日(木) 会 場 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 演奏曲目 空へ / 時よ、止まれ / さよならは言わないで ほか 3 事 業 名 横須賀芸術劇場少年少女合唱団 ステージ17 親と子のためのクリスマス・コンサート’10 実施期日 12月19日(日) 会 場 よこすか芸術劇場(大劇場) 演奏曲目 天使の糧 / クリスマス・ポピュラーソング・メドレー ほか 4 事 業 名 横須賀芸術劇場少年少女合唱団 ステージ18 スプリング・コンサート’11 実施期日 東日本大震災に伴い、実施を見送る 会 場 よこすか芸術劇場(大劇場) 演奏曲目 上田真樹 童声(女声)合唱組曲「あらしのよるに」 三浦真理(編) 「歌いつぐ日本のうた」より バード 「三声のミサ」より 信長貴富 「リフレイン」童声合唱とピアノのための資料2-1 (2) 横須賀芸術劇場「オープンデー」による発表の場の提供 [写真B] 2 演奏家の支援及び育成 (1) 「フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ」リサイタル・シリーズの開催 シリーズ 34 宮川奈々ヴァイオリン・リサイタル 実施期日 8月22日(日) 出 演 宮川奈々 (第63回全日本学生音楽コンクール 高校の部 第3位) ピアノ 河地恵理子 会 場 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 演奏曲目 ヘンデル ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 HWV.361 op.1-3 グリーグ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ長調 op.8 ほか シリーズ 35 浅尾真実フルート・リサイタル 実施期日 11月14日(日) 出 演 浅尾真実 (第25回かながわ音楽コンクール フルート部門 最優秀賞) ピアノ 佐藤史 会 場 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 演奏曲目 モーツァルト フルート・ソナタ 第5番 ハ長調 K-14 ボルヌ カルメン幻想曲 ほか シリーズ 36 中迫研ピアノ・リサイタル [写真C] 実施期日 3月6日(日) 出 演 中迫研 (第3回野島稔・よこすかピアノコンクール 第2位) 会 場 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場) 演奏曲目 バッハ パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV.825 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 op.31-3 ほか (2) 「第3回野島稔・よこすかピアノコンクール」の開催 次頁参照 (3) 「第 14 回世界オペラ歌唱コンクール『新しい声 2011』オーディション in YOKOSUKA」の開催準備 出場者募集の結果 実 施 期 日 5月 11 日(水)から5月 13 日(金)まで(3日間) 応 募 者 数 78 名 3 次世代の文化の担い手の育成 (1) 実施公演に関連するワークショップの開催 [写真D]
資料2-1 「第3回野島稔・よこすかピアノコンクール」の開催結果について 本コンクールは、平成 18 年に、横須賀市制施行 100 周年を記念し創設した。 審査委員長に横須賀市在住で世界的ピアニスト野島稔氏を迎え、日本国内の若手ピアニストの発掘・育成、 音楽の普及と振興を図るべく、当財団が横須賀市と共催し隔年で開催している。 入賞者3名には賞状と賞金を授与するほか、副賞として、当財団の自主公演事業に出演する機会を提供する など、コンクール後の音楽活動においても支援していく。 審査委員長のほか、神谷郁代、迫昭嘉、ヴァディム・サハロフ、野平一郎、若林顕の各氏が審査委員を務め る。 ○開催結果 ・応募者数 100 名 ・延べ入場者数 1,250 名 一 次 予 選 日 程 4月 25 日(日) ~ 4月 26 日(月) 出場者数 74 名 (男性 21 名 / 女性 53 名) 二 次 予 選 日 程 4月 27 日(火) ~ 4月 28 日(水) 出場者数 25 名 (男性 11 名 / 女性 14 名) 本 選 日 程 5月1日(土) 出場者数 8名 (男性 6名 / 女性 2名) 表彰式・入賞者記念コンサート 日 程 5月1日(土) ○本選結果 順 位 上 位 入 賞 者 審 査 委 員 長 講 評 要 旨 第1位 蒲生 祥子 (パリ国立高等音楽院出身) 音楽的な成熟度とイマジネーションが抜きん出た存在だった。それを裏 付ける強固で安定した技術もあり、今後に期待したい。 第2位 中迫 研 (桐朋女子高等学校音楽科2年) 非常に鋭敏な耳を持っており、自分の音をよく聞いて選びぬいて演奏 している。年齢からすると、音楽の内面の把握も特質すべきものがあ る。 第3位 大瀧 拓哉 (愛知県立芸術大学大学院1年) とても自然で伸びやかな音楽性を持っており、スケールの大きさを感じ させる。将来がとても楽しみである。 ○審査委員長の総評 過去2回と比べ、最多の参加者数、かつ最も高いレベルの演奏であり、特に、本選は期待以上の充実した内容で あった。コンクールであるため、順位付けを行わなければならないが、予選、本選ともに競った結果であった。 入賞者にはそれぞれ個性があり、将来がとても楽しみである。残念ながら入賞できなかった人たちも、このコンク ールを糧に、更なる成長を遂げて欲しいと願っている。 (平成22年5月12日付け 毎日新聞)
資料2-1
【指 揮】 吉岡弘行 【演 奏】 ピアノ 松本康子 【合 唱】 横須賀芸術劇場合唱団 【曲 目】 吉岡弘行(編) 美しき日本の歌 vol.2 -月- 【指 揮】 梅沢一彦 (横須賀芸術劇場合唱団指揮者) 【演 奏】 ピアノ 松本康子 / エレクトーン 江尻弘子 / パーカッション 土屋吉弘 【合 唱】 横須賀芸術劇場合唱団 【ボーイ・ソプラノ】 比護翼 小俣航 (横須賀芸術劇場少年少女合唱団) 【曲 目】 ロイド・ウェッバー レクイエム Dance!Dance!Dance! / みんなで大声で歌ってみよう 写真B 横須賀芸術劇場「オープンデー」 2月11日(金・祝) 資料2-2 オリジナル楽器をつくろう / 子ども達が描く「音楽の絵」展示 写真A 10月3日(日) 横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会 vol.35
【出 演】 中迫研 (第3回野島稔・よこすかピアノコンクール 第2位) 【曲 目】 バッハ パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 op.31-3 バルトーク ピアノ・ソナタ BB88/Sz.178 リスト ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 資料2-2 「スタッフ・ベンダ・ビリリ」 ワークショップ サカキマンゴーのアフリカのリズムを叩こう! 9月4日(土) 写真C 「フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ」 シリーズ36 中迫研ピアノ・リサイタル 3月6日(日) 写真D