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香川縣における食虫性膜翅目の豫備調査-香川大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2021

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69 香川将における食虫嘩膿竣目め琢備調蜜 岩 田、久 二 雄

Pr’eliminaryobservations on entomophagous

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By

KunioIwATA

私は1948年から2年間、香川願①主として水田郡を中心に、−一腰混虫⊂〉野外調賓を行ったが、その記 銀豆二〉申から、食虫性膜竣百草食性〇明かになつなも(Dつみを・あつめて、3月14日(○行酔〇ときに天党に 供した。当睡(ご榛本隠都合によつ 天敵を含んでいる。こ(ごつ踵(三)報常夜掲載踵がすべて明確な学名をもって.いな酎7ノばならないのであるが 今直ち忙調べるのは困経であるので∴若干は仮名でここ忙かかげた。しかし同原では普適砥が多いので 他日調査すること接客易で’あろう。本文の本誌登載を許された恩上泰治学長狂心から謝意を表したい。 (A)宰虫む食う膜題目昆虫

(a)狩 猟 好

ここに狩猟蜂といづた○は分準学上スズメバチ群とジガパテ群のも(〇(〇窓で、習性形式(〇上でならば むしろ次の摘食寄生峰誓ぞくするも(Dもほいつている。一腰準接牒逐営んで、そ・の中で幼虫を飼うため に餌とし㌢特定′〇有害昆虫を・狩りあつめる。次の24騒が見られた。括弧0申はその攻撃対象である0 (1)マメコガネバチ(マメコガネ.)(2)ハマキ■アリガタバチ(−クワノメイガ●ホソミスジノメイガ● ′すネタテハマキノメイガ.)(3)かマバチ一・穐(−ッマグロヨコバイ)(筆)スミ ナギルリハムシ.)(5)チビドロパテ(小形聯題目幼虫)(6)ミカド下ロバチ(イモコガ)(7〕カ バ耳ビドⅤベチ(イモ・コガ)′(8)シり■アカドロバチ(集権性メイガ)(9)オオフタオビドロバチ(葉 捲性メイガ)(lO)オオカバフスジドロバチ(ハマキガ類)(11)カバ言フスジ下’pバチ(ハマキガ類) (12)スズバチ(センダンシヤクトリ仮称)(13)キポシトツクリバチ(ヤガ興)(14)ジガバチ(ヨ トサムシ類)(■15)コクロ・アナバチ(ササキリ苅)(16)ミツメトガリアナバチ(■ヒシバツタ類)(17) ヌカグカトガリアナバチ(イナゴ、バック斯)′(18)クロヒメトガリアナパテ(コオロギ斯)(19)ア カオビトガリアナバチ(ケラ)(20)クロツヤトガリアナバチ(ケラ.)(21)ヤマトハナダカバチモド キ(ヨコバイ執)(22)サメシマチビアナバチ(ツマグロヨコバイ)(23)イワクギングチバチ(■サシ バエ・・ニクバエー)(24)イラガイツツバセイボウ(イラガ)ト以上(〇うち(2)(ユ9)は新しい寄主0発 見であった。(24)絃甚だ有力な天敵である。

(b)捕食寄生蛙

攻牽対象が狩猟時におけるよりもー・そう醜宅されている(〇で、狩猟曝よりも生物的防除C教典をあげ るわけである。しかしこれにぞくする鮨巌づ群と/j、好群は、甚だL・く碗属にとむ(〇で、ここに塩名を㌧明示 することは閑静で三うる。そこで攻表で絃両群に.分け・て、それぞれ①群笹属する寄生蜂を■もつ寄主昆卑の 名0みを・列挙する。寄主名=ごて(促)としたっは仮名で、その食害棺物をも示し尭。各項の最後むこ括弧に っっん療0は寄生者の属な\ハし穣名である。同一囁主に2饉以上寄生蛛のあるときは特にこ整潜弧の申 に’数字で示した。 /ト蜂群の寄生蜂を■もつ害虫 (25一)クヌギクマバチ((2))(26)ハギクマバ、エ(仮)(27)コクゾウムシ((2))(コクゾウニパテ・コ クゾウホリバチ)(28)クヌ毎ハカサネムシ、(仮)二〇輪(29)クヌギオオノ、カサネムシぐ仮)ゐ痛(30) カキノケムシ(仮.)の卵(31)ニジュウヤホシテントウの桶(7を如5才去とカお5)(32)クワノコナカイガテ (33)ホリミスジノメイガ桶・モンシロチョウ桶(キアシブトコバチ)(飢)ヤナギオ■オアブラ(35)ク ヌギハムグリムシ(仮)(励伊祓お)(36)ノ、:/ノキノケムシ(仮)卵(37)アゲハ・アカタテハ●モソ

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

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70

シ′ロチョウ囁(ァォムシコバチ)(38)′さクガ幼虫(縛)イーェゴキブ・ワ卵(ゴキブリコパテ)く40)ミカ ンノ、ツズリムシ(仮) 輌(4墾)ニクバェ(■アカアシブトコバチ)(4う)コガタミズアブ卵(■』タグ♂わ‘♂タα) 船路群くニ寄生‖略:むもつ審虫

(4$)モ/シロチョウ幼虫(アオムシ,コマ・ユ.)(47)立ンジンアオムシ(仮)幼虫(48)ウチスズメ幼

虫(4如〝g♂みJ)(鱒)ダイコ=/アブラムシ(5P)ヤナギノ?ズェサンカクハマキムシ(仮)幼虫(51)ク ヮノメイガ幼.巣((2))(βクα7Z〆♂ゐ.52種)(52)ヤプァオノメイガ(め幼虫(58)フクオピコヤガ幼虫 (朗)キンケムシ幼虫(4勉励あ)(5卵イモコガ軌虫(4勉融通−5)(56)クヌギノメイガ(仮)幼 虫′(即)クヌギカサブクムシ(仮)(58)ハゼノメイ女(仮)幼虫((2))(59)イチモジセセリ幼虫(60) コクガ幼虫(61)クヌギハウラムグリガ(仮)幼虫(62)フクオピコヤガ幼虫(ホウネンダワラバチ)

(.63)ミノガ幼虫(ホシクロオナガヒメバチ〕(64)ミノガ幼虫(ク之タグ密ぁぁ∠〆〟〝ク5〟)(65)オオミノガ幼

 ̄ニ _・・_ (71)ホリミスミタノメ一ィガ桶(劇物痴)(72)ニカメイガ幼虫(ムナカタコマ・ユ・バチ)(73)ニ・カメイ

オ幼魚、(キバデアメバチ)(7’勾ニクワノメイガ幼.虫((2))(75)イネタテハマキメイカ幼虫卜以上鱒うち

(81.)、・(∂9)はすこぶる有力な天敵七謹庖に億する。

(B)益虫を食う鉄建計昆虫 記鋒にのこっている(〇はすべて捕食寄生蜂でうる。寄主が明かに盈虫である’も(〇(⊃似て、不明なも

も肇・与・匿入れた0というのはそういつた寄主掛一廃止多食睦d捕食昆虫・であつそ、時に絃盆虫むも捕食

′ すあからでわる。やはり小舅±群と鰊蜂群町分げて∴それぞれの感生者をもつ寄主名む列挙した。

小姑群て)沓生鯨をもつもの て7や)ホソヒラタ■アブ桶(7’7う∴マメモテクナブ桶(78)アオムシコマ・ユ・バチ幼虫(’79)ダイコンアブラ バチ収)幼虫禰)クワノメイオヲ・ア・ユ・バチ(佼)幼虫(ノ81)キンケムシコ÷・ユ・バチ(仮)幼 虫(82うクヌギノメイガコ フケオピーコ・示ガコマユ・パテ(倣)幼虫(85)イチキジセセリコマユ・バチ(仮)幼虫(86)ホウネシダワ ≠′ミチ幼虫(87)ハマキアリガ・タバチ幼虫(88)オオカマキリ卵(89)ムシヒキアブ卵(90)/クサカグ らり幼虫(91)クロツノハキリバチ幼虫(シリアゲコバチ)(92)±クロアナバチ幼虫(オキナワシリ ナゲノコ、バチ)(93)各硯花嫁狩猟時の幼虫(肋ゐオズ♂∂∠d) 姫蜂群の寄生蜂をもつもの (94)率ソヒラ′参サブ晩(アカバラヒラタアブヤドリバチ) 以上畝綜合す畠と吹′乙)表の如くなる。 車中の数字は攻撃者、すなわち食虫性膜麹層 ゐ種の数である。もちろんぢの衆に含めた種 拭、塞が英際妃香川顆に率いて、狩猟ないし 省筆0事実を■たしかめ、ある程度の生活史を 明かにし得たも(⊃のみで・らって、この嘩に」攻 撃者甘みを■探琴して∴従釆つ亭己鍬ておいてそ 姉の攻撃対象平明かlてされてやるも①は甚だ 多いが、それは除外した。 Rるsum昌 Some.T?Sultsofmy preliminaryobseTVatioムson

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