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「第23回東海在宅医療研究会」

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Academic year: 2021

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(1)第23回東海在宅医療研究会 申請書. 東海在宅医療研究会. 助成対象年度. 会長. 葛谷. 雅文. (2013年度後期). この度は、第23回東海在宅医療研究会開催にあたり助成金をいただき誠に ありがとうございました。 この研究会では、特別講演として厚生労働省医政局. 在宅医療推進室長の. 佐々木昌弘先生をお招きして『医療介護一括法を受けた、これからの在宅医療』 ということでご講演をいただきました。 また『癌の在宅医療、在宅での看取り』というテーマで『自分らしく生きる ことを支える』〜訪問診療医との連携〜について訪問看護ステーションから小 島菜穂子様、 『自宅での看取りを支える在宅ホスピスケア』について在宅医の中 島一光先生、 『在宅医療における医療者の育成と看取りにつながる要因』につい て藤田保健衛生大学連携地域医療学寄附講座の浅井幹一先生の3名にシンポジ ストとしてご発表をいただきました。シンポジウムの後半では佐々木先生にも ご登壇いただき活発な討論をおこないました。当日の参加者は125人と例年 より少なかったのですが、今後の在宅医療に大変有意義な会となりました。 研究会の開始時間を30分程度遅くしたほうが土曜日も仕事をしている現場 の方がたには参加しやすいというご意見やシンポジウムの討論時間をもっとと ってほしいとの要望もありましたので、次回より開始時間、全体の時間配分等 について再度検討したいと思います。 添付資料 当日配布の抄録集. 公益財団法人. 在宅医療助成. 勇美記念財団の助成による.

(2) 第 23 回. 東海在宅医療研究会. 2015 年 2 月 21 日(土)14:00~17:00 今池ガスビル. 9 階ホール. 当番幹事. 藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学1. 教授. 今泉. 和良. 司会進行. 藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学1. 教授. 今泉. 和良. 学長. 井形. 昭弘. 座長:藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学1教授. 今泉. 和良. 開会挨拶 14:00~14:05. 名古屋学芸大学. 特別講演 14:05~15:10 『医療介護一括法を受けた、これからの在宅医療』 厚生労働省医政局. 地域医療計画課. 在宅医療推進室長. 佐々木. 昌弘. 15:10~15:25. 休憩. シンポジウム 15:25~16:55 座長:藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学1教授 テーマ. 今泉. 和良. 『癌の在宅医療、在宅での看取り』. 『自分らしく生きることを支える』〜訪問診療医との連携〜 藤田保健衛生大学地域包括ケア中核センター 訪問看護ステーション看護科長. 小島菜保子. 『自宅での看取りを支える在宅ホスピスケア』 いきいき在宅クリニック院長. 中島. 一光. 浅井. 幹一. 『在宅医療における医療者の育成と看取りにつながる要因』 豊田市•藤田保健衛生大学連携地域医療学寄附講座教授 閉会挨拶と次回予告 南医療生協かなめ病院副院長 主催. 神田. 茂. 東海在宅医療研究会. この講演会は公益財団法人在宅医療勇美記念財団の助成金を受けております。.

(3) 『医療介護一括法を受けた、これからの在宅医療』 厚生労働省医政局. 地域医療計画課. 在宅医療推進室長. 佐々木. 昌弘.

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(22) 『癌の在宅医療、在宅での看取り』 「自分らしく生きることを支える」~訪問診療医との連携~ 藤田保健衛生大学. 地域包括ケア中核センター. 藤田保健衛生大学訪問看護ステーション. 小島菜保子. 豊明市と名古屋市東部近郊は、2025 年に75 歳以上高齢者が2 倍以上になる と推計されており、在宅医療・介護・地域包括ケアを担う人材育成は急務であ る。 大学を所管する文部科学省は、全国の大学改革を推進する中で、大学による地 域貢献を強力に押し進めており、大学は地域との連携において現在大きな変革 を求められている。そこで、当大学は人材育成を中心とした「地域包括ケアシ ステム」を推進することを目的に、「藤田保健衛生大学地域包括ケア中核セン ター」をオープンし、「訪問看護ステーション」と「居宅介護支援事業所」を 展開し在宅医療介護を実践するとともに、医療科学部教員による兼務体制によ り、学生教育をはじめ、行政、医師会、自治会などと連携し、地域連携と地域 貢献を実践している。 がんは、日本で昭和56年より死因の第1位であり、平成22年には年間約 35万人が亡くなり、生涯のうちに約2人に1人ががんにかかると推計されて いる。こうしたことから、依然としてがんは国民の生命と健康にとって重大な 問題である。 日本のがん対策は、 「対がん10カ年総合戦略」、 「がん克服新10か年戦略」、 「第3次対がん10か年総合戦略」に基づき取り組んできた。 がん対策基本法が平成19年4月に施行され、基本法に基づき、がん対策を総 合的かつ計画的に推進するための「がん対策推進基本計画」が策定され、がん 患者が住み慣れた家庭や地域での療養や生活を選択できるよう、在宅緩和ケ アを含めた在宅医療・介護を提供していくための体制の充実を図る必要がある と言われており、がんと診断された時からの緩和ケアの推進が強く求められて いる。しかし、在宅側がいくら頑張っても病院は在宅がイメージできないまま 生活が分離した状況で退院を推し進めている場合が少なくない。 地域包括ケア中核センター開設後、藤田保健衛生大学訪問看護ステーション では学生・病院職員の人材育成を行いながら2013年より「緩和医療科」と.

(23) 協働して在宅緩和ケアを開始している。また、豊明市の地域包括ケア連絡協議 会、いきいき笑顔ネットワーク(電子@連絡帳)を通してがん患者とその家族が 希望する療養場所で切れ目なく質の高い緩和ケアが提供できるよう緩和ケア認 定看護師、訪問診療医と連携している。. 東海在宅医療研究会 『癌の在宅医療、在宅での看取り』 『自宅での看取りを支える在宅ホスピスケア』 いきいき在宅クリニック 院長. 中島一光. いわゆる団塊の世代が 75 歳を迎える 2025 年には日本の医療はどのような状 況になっているのでしょうか。医療を求めて病院を受診する患者は増加の一途 をたどる一方で、病院側の受け入れには限界がみえてくることでしょう。病院 の使命は病気を治すことに絞られ、治らない病気への関心はますます薄れてい くことでしょう。いまでこそ病院で最期を迎えることが当たり前のようになっ ていますが、10 年後の日本では、多くの患者が、病院以外のどこでどのような 最期を迎えたいのかを問われることになるでしょう。 それでは、 「できれば最期まで自宅で療養したい」という希望は、果たして本 当に実現可能なのでしょうか。残念ながら、容易ではない、無理だ、と考えて いる人の方が圧倒的に多いのが現実です。それどころか、本当はもっと病院に いたいのに、仕方なく退院を迫られた、病院から見捨てられた、という声まで よく耳にします。私も、病院勤務医をしていた頃は、これ以上の治療は無理と なっても、こんな状態ではとても家に帰せない、主治医としては見捨てること は出来ない、そう考えて、自分の患者さんを退院させることに抵抗を感じてい たものです。 しかし今、在宅ホスピスケアを始めた私の考えは、大きく変わっています。 病院医療と在宅医療の両方に携わって確信したのは、最期を迎えるなら病院よ りも断然自宅がいい、と言うことです。 もちろん、人それぞれいろいろな考え方があり、様々な環境で暮らしておら.

(24) れます。従って、在宅医療をすすめるときに、その個別性を無視しては、良い 療養環境を実現することは出来ませんが、ほぼ皆に共通して言えることは、 「そ の人が自分らしく生きるには、それまで生きてきた環境が最も自然で無理なく 過ごせる」と言うことです。この当たり前のことが、実はこれからの日本にと って、とても大切なことだと思います。 病院から追い出されて仕方なく在宅療養を強いられたのではなく、少しでも 早く病院の患者を卒業して、自分の生活の場に帰ってくるのだと考え、そのこ とを率直に喜べる日本にしていくこと、これこそ在宅医療にかかわる全ての国 民がこの先 10 年間、真剣に取り組むべき課題と考えています。 本日は、限られた時間の中ですが、緩和ケアとホスピスケア、スピリチュア ルケアと死の受容などに言及し、さらにホスピスケアを自宅ですすめるには何 が大切かについて、現場の医師としての立場でお話ししたいと思います。. 「在宅医療における医療者の育成と看取りにつながる要因」 豊田市・藤田保健衛生大学連携地域医療学寄附講座 浅井. 幹一. 現在日本の在宅での看取り率は 12.8%程度であり、病院死が 78%を超え多数 を占める状況は変わっていない。私たちの関連する病院での、死亡者数は近年 増加傾向にあり地域での在宅看取りは進んでいない可能性がある。それに関連 して、2007 年と 2013 年に医師をはじめとして多職種の意識調査を行ったので その一部を報告する。 一方、医育機関としては医学部教育、卒後教育を通じて、地域医療のなかで 在宅医療に従事する医師の育成にも力を注ぐことが求められており、12~15 年 前からの本学での講義・実習の概要と経過について説明する。 また、最近の医師調査では在宅医療から、看取りまで行うことが訪問看護の 利用と関連していることが示されており、在宅医療・看取りのキーパーソンと して訪問看護師の重要性が強調される。2014 年に地域で、調剤薬局薬剤師や歯.

(25) 科衛生士などを含む多職種を対象に訪問看護の同行研修を行った。その感想を まとめ、このような体験から在宅医療従事者の育成につながる可能性について 考察したい。.

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