MPI による wav から mp3 圧縮の 検証

MPI による wav から mp3 圧縮の 検証

情報論理工学研究室

04 1 47 200‐ ‐ ‐ 　

木村　惇一

あらまし



並列処理の目的



仮想並列計算機



MPI(Message Passing Interface)



並列 mp3 エンコーダ



計測方法



結果・考察

並列処理の目的



処理時間の短縮

データ分割手法 機能分割手法



信頼性の向上

耐故障性

仮想並列計算機

ネットワーク

プロセッサ

メモリ

プロセッサ

メモリ

プロセッサ

メモリ

仮想並列計算機の利点



安価で並列計算機が構築できる



拡張性が高い



手軽にプログラミングが可能

MPI(Message Passing Interface)



世界標準を目的に作成



移植性が高い



異なる OS 間の通信を考慮していない

wav→mp3 変換

エンコード方法： LAME を用いた gogo.dll を 使用

MPICH

MPI 規格を基に作られたソフトウェ ア

wav: 非圧縮音声ファイル

mp3: 圧縮音声ファイル

並列 mp3 エンコーダ

Audio_1.wav Audio_2.wav Audio_3.wav Audio_4.wav

ホスト

ホスト

ホスト

ホスト

ネットワー ク

検証方法



wav ファイルを 8 個使用する

35.9MB

、

分

秒

変換するファイルを

、２、４、８と増やしていく 変換する

のビットレートは



使用 PC 台数は４台

１台から

台まで順に増やしていく

は

で統一

計測結果 ( 演算時間 )

結論

本研究では MPI による mp3 圧縮の検証をした



MPI を使用しての高速化処理は有効である



wav ファイル振り分け時に、 PC のスペックご とに wav の振り分けを考慮する必要がある

処理の高速化において

並列処理は有効な手段であるといえる