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智山學報 第51 - 012小山 龍雅「真言宗智山派における教化活動としての阿字観」

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(1)

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真 言宗智 山派における教化 活動 と して の阿字観 (小 山)

  平 成 十 二

言 宗 智

の 教 化

テ ー マ と し て 阿 字 観 が 取 り 上 げ ら れ た の を 機 に 、 檀 信

を 対

と し た 阿

法 で あ る 『 阿 字 観

』 が 発 行 さ れ 、 檀 信

に 阿 字 観 を 指 導 す る 教

の 研 修

会 と し て 「 阿 字

者 養 成

座 」 が 開 設 さ れ る よ う に な っ た 。   そ れ ま で 本

に お け る 阿

と い え ば 、

第 と し て 『

集 」 に

め ら れ た 「 阿

略 作 法 」 ( 下 巻 ・ 八 一 頁 ) が

る も の の 、 教 師 の 阿 字

修 機

と い

点 で は

の 教 師 資 格 取

の た め の 所

位 、

育 の 中 に 阿 字

、 教

は 組 み 込 ま れ

、 自 ら が 阿

を 意 識 し な い 限 り 阿 字 観 に 接 す る

会 は な か な か 得 ら れ な か っ た 。 つ ま

切 な 作 法 で あ る と

さ れ て は い る も の の 、 実

に 実

す る と な る と な か な か

に お え な い と い う 状 況 で あ っ た 。 こ の 状 況 は 、 例 え ば 、 御

歌 を お

え し た こ と が な い 、 御

歌 に 接 し た こ と の な い 教 師 が 教

動 に 御 詠 歌 を

り 入 れ る こ と が で き な い の と 同 じ よ

に 、 教 化

に 阿

観 を 取 り 入 れ る こ と の 困

さ を も の が た っ て い る 。   そ の 状 況 を 、 智 山 教 化 セ ン タ ! が お こ な っ た 本

の 阿

に 関 す る

調

査 ( 『 年 報 』 三 号 ・ 一 五 二 ) に 見 る と 、 平 成 九

の 段 階 で 檀 信

を 対

に 阿

っ て い る と

え た

内 の

院 ・ 教

は 十 一 力

。 さ ら に 、 そ の 寺 院 を 対 象 一 

187

(2)

NII-Electronic Library Service 智 山学報第五 十一輯 に 平

十 一

に 行 っ た 追 跡 調 査 の 結 果 で は 、 実

的 な

動 を 運 営 し て い る

院 は ニ カ

に す ぎ な い と い

実 状 で あ っ た 。   そ こ で 本 稿 で は 、 そ の よ

な 実 状 に あ っ た 平 成 十 二

度 以 前 の 本 宗 の 阿

観 を 「 次

」 と 「 教

」 か ら ふ り か え り 、 次 い で 、 平 成 十 二

度 に 教 化

テ ー マ と し て 阿 字 観 が

り 上 げ ら れ た の を

た に 始 ま っ た 、 阿 字 観 の 研 修 会 が 本

教 師 に 何 を も た ら し た の か を 、 阿

観 研 修 会 参 加 者 を

象 に 実 施 し た ア ン ケ ー ト 結 果 を

介 す こ と で 報 告 し 、 本

の 教 化 活 動 と し て の 阿 字

の 現 状 を み て み た い と 思 う 。 一

 

  「 阿 字

法 」 は 『

集 』 下 巻 ・ 八 一

に お さ め ら れ て い る 。  

使

わ れ て い る 『 作 法

』 は

成 九

十 】 月 十 九 日 に 「

六 十 七 化 主

山 記

」 と し て 総 本 山 智 積 院 よ り 発 行 さ れ た も の で あ る が 、 『 作

集 』 そ の も の の 成 立 過 程 に つ い て は 、 布

生 の 論

に 以 下 の よ う に 解

さ れ る 。   「 三 宝 院 流 報 恩 院

( 幸 心 流 ) に

わ る 作 法

は 、 逓 智 院 成

六 ニ ー 一 二 三 一 ) の 編

し た も の を

心 流 々 祖 憲 深 (

九 ニ

= 一 六 三 ) が

補 し て 五 十 四 帖 に 集 成 し た も の で あ る 。 そ の 後 そ の 中 の

す ら も 現 実 用 い ら れ る 機 が 減 っ た り 、 必 要 に せ ま ら れ て 他

に あ る も の を 摂 り 入 れ た り す る 方

な ど が 行 わ れ 、 行 法

の 増 減 や 、 行

目 的 種 類 の 出 没 が あ っ て

日 迄

け 継 が れ て 来 た 。 」 ( コ ニ 宝 院 流 報 恩 院 方 相 承 『 作 法 集 』 本 文 と 口 訣 書 の 資 料 対 照 及 加 注 ω 」 『 佛 教 文 化 論 集   第 六 輯 』 川 崎 大 師 教 学 研 究 所 編 一 五 〇 頁 。 ま た 「 作 法 集 の 研 究 」 『 佛 教 文 化 論 集   第 一 輯 』 四 五 頁 に は 、 前

集 成 立 の 過 程 の ほ か 、 さ ら に 二 、 三 の 『 作

集 』 成 立 の

的 定 説 を

さ れ て い る 。 )   そ し て 、 収 め ら れ た 作

に つ い て 、 同 じ

前 記 「 作 法 集 の 研

」 に お い て 、 勝

の 『 秘

』 と 、 成

、 憲 深 の 『

188

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(3)

NII-Electronic Library Service 真言 宗智 山派における教化 活動 として の阿 字観 (小 山〉

』 、 本

発 行 の 二 つ の 『

』 ( 昭 和 三 十 一 年 版 、 昭 和 四 十 一 年 版 ) の 内 容 の 同 異 を 示 し

の よ

に 述 べ る 。   「 現 流 の 二 本 中 最 初 の 昭 和 三 十 一 年 版 の

法 集 を

る に 秘 鈔 と 正 本 の

べ る と 、 大

内 容 を 異 に し て い る こ と が わ か る 。 秘 鈔 に

録 さ れ た も の を 取 り 入 れ た 作 法 は 、

か 六 法 に 過 ぎ

、 正

集 の

に 収 め ら れ た 十 法 を こ こ に 移 し 、 そ の

法 は

次 第 。 十 結

所 よ り 引

出 た 三

二 法 を 加 え 、 合

五 十 三

の 内 容 と し て い る 。   ま た 最

の 作 法 集 で あ る 昭 和 四 十 一

の も の を 同

見 る に 、 作 法 の 数 は 全 体 を 三 十 五 法 と 減

さ せ 、 そ の 殆 ん ど が 昭 和 三 十 一 年 版 の 中 よ り 抽 出 し 、 現

最 も

わ れ る 行 法 を 中 心 に 編 じ た 意 図 は 明 ら か で あ る 。 即 ち 、 三 十 五

法 中

に 二 十 六 法 を 取 り 入 れ 、 残 る 九

を 先 行 の 秘 鈔 、 正 本 作 法 集 よ り 受 け

い で い る 。 」   そ こ で 、 こ こ に 示 さ れ た

同 異 か ら 「 阿 字

略 作

」 に つ い て 見 る と 、 「 秘

』 、 正

」 に は 「 阿 字

」 は

め ら れ て お ら

、 昭

三 十 一

版 、 昭 和 四 十 一 年 版 の 『 作 法

』 に の み 収 め ら れ て い る こ と が わ か る 。 と い

こ と は 、 「 阿 字 観

作 法 」 は 「 必 要 に せ ま ら れ て 他 書 に あ る も の 」 か ら 摂 り 入 れ た 作

で あ り 、 「

在 最 も

わ れ る 行 法 」 と し て 「 抜 次 第 。 十

等 随

よ り 引 き 出 た 」 作 法 と し て 昭 和 三 十 一

の 『 作 法 集 』 か ら

り 入 れ ら れ た

法 と い

こ と に な る 。 つ ま り 、 昭

に は 、 本

に お い て 「 阿

」 は 「 必 要 で あ り 」 「 最 も

わ れ る 行

」 で あ る と 認 識 さ れ て い た の で

る 。   と こ ろ で 、 『 作 法

』 に

め ら れ た 「 阿 字

」 に つ い て は 、 か ね て よ り そ の 誤 植 が

く の

よ り

さ れ て い る が 、 高

海 能 化 が 著 さ れ た 「 密

相 大

』 の 「 切 紙 」

説 、 「

観 略

法 」 の 項 を み る と 、 「

教 の 観

は 金 胎 の 大 法 を 初 め 十 八 道 、 そ の 他 七 支 、 五 支 念 誦

種 々 あ り と い へ ど も 、

こ の 阿

略 に

な ら な い の で あ る 。 従 っ て こ の

法 の 次

口 決 は 諸 流 に 亙 り て 、 百 数 十 種 あ ら う と い

の で あ る 。

こ の

に 依 り て 一

189

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(4)

NII-Electronic Library Service 智 山学 報 第五十 一輯 見 れ ば 、

順 僧 正 は 檜 尾 記

に 勝 覚 の 阿 字

等 に 依 り て 略 作 法 を

ら れ た の で あ る 。 」 と 記 さ れ 、 『 作

』 に 収 め ら れ る 「 阿 字

略 作

」 と ほ ぼ 同 一 の 「 禅

略 作 法 」 が 示 さ れ て い る 。 そ こ で 、 『

』 の 「 阿

観 略 作 法 」 と 切

の 「 禅 観 略

法 」 と の

違 を 対 比 す れ ば 次 ぎ の よ

に な る 。 ( 点 注 筆 者 )   ・ 『

法 集 』 「 阿 字 観 略 作

」 ( 八 + 二 頁 ) 「 五

願 」                                                 「

門 無 辺 な

願 し て

せ ん 」     切 紙 「 禅

略 作 法 」                                                 「 法 門 無 辺 な

願 し て 学 せ ん 」   ・ 『

法 集 』 「 阿 字 観 略 作

」 ( 八 + 二 頁 ) 「 五

願 」             「 如 来 無 辺 な

願 し て

え ん 」     切 紙 「 禅

略 作 法 」                                                 「 如 来 無 辺 な

願 し て 仕 え ん 」   ・ 『 作 法

』 「 阿 字 観 略 作

」 ( 八 十 四 頁 ∀ 「

」 ( ※ こ の 箇 所 が か ね て よ り 誤 植 が 指

さ れ て い る 箇

            で あ り 、 こ れ は 明 ら か に 誤 植 で あ る と 思 わ れ る 。 )                                                                         ロ       リ             「 こ の 時 眼 を

く 開 き

の 浄 月 を 守 り 、 舌 を ア ギ ト の 問 に

け て 輪 三 口

し く 開 い て 浄 月 の 気

           

綿

々 微 々 と し て 之 を 出 入 し 、

昧 に 入 る 、 一 座 の

り に 入 我 我 入 観 あ り 」     切

「 禅

略 作 法 」                                                                             コ                   「 こ の 時 眼 を

く 開 き

の 浄 月 を 守 り 、 舌 を ア ギ ト の 間 下

内 程 に 付 け て 口 少 し く

い て 浄 月 の                                                         ロ                  

息 綿 々 微 々 と し て 之 を 出 入 し 、 月 輪 三

に 入 る 。 一 座 の 終 り に 入 我 我 入

。 更 問 」 一

190

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(5)

NII-Electronic Library Service 真言 宗智 山派における教化活動 とし ての阿字観 (小 山)            

 

 

成 十 二 年 度 以

の 本 宗 教

で 「 阿

」 を

り 上 げ た も の に 「 こ れ か ら の

院 行

』 ( 昭 和 四 十 七 年 二 月 二 十 一 日 発 行 ) が あ る 。   『 こ れ か ら の

院 行

』 で は 行

を 「

恩 の 行 事 」 「 祈 願 の 行

」 「

事 」 = 生 の

」 「

」 と に 分 け 、 そ れ を さ ら に 「 仏 に 関

る 行

」 ( 「 報 恩 の 行 事 」 「 祈 願 の 行 事 」 「 廻 向 の 行 事 」 V と 「

己 に 関

る 行

」 ( ⊃ 生 の 行 事 」 「 研 修 の 行 事 」 ) と に 分 け て そ れ ぞ れ の 行

を 解 説 し て い る が 、 こ の 中 で 阿 字 観 は 、 「 第 二 章

 

行 事 の 解 説 第 二

 

自 己 に 関 す る 行 事

 

2

 

研 修 の 行

」 と し て 紹

さ れ て い る 。   こ の 「 自 己 に 関 す る 行

」 と し て の 「 研

の 行

」 と は 、 「 自 己 の 内 な る 仏 性 の 開 顕 を め ざ

た め の

で あ る 。 」 と さ れ 、 「

院 の 行

と し て は よ り 基 礎 的 で あ り 、

教 教 理 の 修 証 の 場 で も あ る 。 」 と

け ら れ 、 同 じ よ う な 研

と し て 「 写 経

」 「

会 」 「 法 輪 会 」 「 団

」 「 信 仰 ・ 生 活 相 談 」 が 取 り 上 げ ら れ て い る 。   こ こ で 阿 字

は 、

教 化 に

り 入 れ る た め に 、 そ の 「 意 義 」 「 目 的 」 「 準

」 「 プ ロ グ ラ ム 」 「

意 点 」 と に 分 け 丁

説 さ れ て い る 。 特 に 留

点 に お い て 「

が い つ で も ( 阿 字 観 を ) 実 修 で き る よ

、 常 設 の 道 場 を 用 意 す る か 、 毎 月 日 を

め て 行

の 方

え る 。 」 と い う 提 言 が な さ れ 、 こ れ か ら の

に 阿 字 観 を 取 り 入 れ て い こ

と す る 意

込 み が み て と れ る 。 こ れ は 『 こ れ か ら の

院 行

』 発

時 の 本

が 、 「 つ く し あ い 運 動 」 の も と 活 性

に あ っ て 、 さ ま ざ ま な 寺

が 模 索 さ れ た 結 果 と い え る か も し れ な い 。   こ の よ

に 、 「 つ く し あ い 運 動 」 と い

教 化 活

の も と 、 『

法 集 』 が 発

さ れ た 昭

三 十 一

に 続 き 、 昭

四 十 七

に は 再 び 、 本

に お い て は 「 阿 字

」 の 必

性 、 特 に 檀 信 徒 教 化 に 取 り 入 れ る 教

と し て の 阿

観 の 重 要 性 が 認 識 さ れ て い た 。 一

191

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(6)

NII-Electronic Library Service 智鐵学報第五十一輯            

 

  以 上 、

成 十 二 年 度 以 前 の 本 宗 の 阿 字 観 を 「

」 と 「 教 化 資 料 」 か ら ふ り か え っ た わ け で あ る が 、 次 第 、 資 料 が 発 行 さ れ た そ れ ぞ れ の 年 に は 阿

の 必 要 性 、 重 要 性 が 認 識 さ れ て い た に も 関 わ ら

、 そ の 後 の 本

の 阿

観 に 対 す る

り 組 み 、 本

院 の 教 化

へ の 阿

の 取 り 入 れ に つ い て は 鬪 頭 で み た と お り で あ る 。   そ こ で こ こ で は 、 実 際 に 阿

修 し 阿 字 観 を 教

活 動 に 取

入 れ る 、 本

の 阿 字 観 に 関 す る 認 識 の 現 状 を み て み た い と 思

。   ま ず 、

成 卜 二 年 七 月 に 実 施 さ れ た 総 合 調 査 で は 、 次 の よ

な 調 査

果 で 明 ら か に な っ て い る 。 「 阿 字

に 関 す る 項 冒 」 で 本 宗 教 師 の 阿 字 観 に 関 す る

識 が   阿 掌 観 儀 授 に つ い て ( サ ン プ ル 数 鳳 二 八 ご 。   「 伝 授 さ れ た 」 四 三 、 一 % 。 「

さ れ な い 」 五 四

。   こ の 「 伝 授 さ れ た 」 の 中 に は 、 平 成 十 二

四 月 の 阿 字

伝 授 会 と 阿 字 観

座 に

加 し た 教 師 も 恐 ら く 含 ま れ て い る と 思 わ れ る の で 、 教

次 テ ー マ に 阿 字 観 が 取 り 上 げ ら れ る 以 前 の

で は も っ と 少 数 で あ っ た こ と が 予 測 で き る 。   阿 字 観 を 実 施 す る 頻 度 に つ い て 。 ( サ ン プ ル 数 九 八 四 )   「 い つ も 行 う 」 四 二 % 。 「 時 々

な う 」 二 五 、 八 % 。 「

な わ な い 」 六 九 、 五

。   阿

授 さ れ た も の の そ の

に 奚 践 す る

師 は お よ そ … 諜 割 で あ る 。 こ の こ と は 阿 字

を 行

た め の に

授 を 一 

192

 一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(7)

NII-Electronic Library Service 受 け る と い

よ り

、 阿 字 観 の

授 を 受 け る こ と が 目 的

し て い る と 解 釈 で き る 。   阿 字 観 の

性 に つ い て 。 ( サ ン プ ル 数 一 一 一 四 一 )   「 必 要 と 思 う 」 七 四 、 六

。 「 必 要 と 思 わ な い 」 一 一 一 、 六

。  

の 調 査

果 と

わ せ る と 、 阿 字 観 は 「 必 要 と 思

け れ ど 、 実 際 に は な か な か 行 え な い 」 と い

教 師 の

姿

が 浮 か ん で く る 。

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真言 宗智 山派における教化 活動 として の阿字観 (小 山)   こ の

を み る と 、 「 必 要 と 思

け れ ど 、 実 際 に は な か な か

え な い ( 行 わ な い ? ) 」 と い う

に は 、 阿 字

が 、 例 え ば

行 の よ

に 、

言 、 所 作 を

得 し て 、

を 追 っ て い け ば す む と い う も の で は な く 、

法 ( 瞑 想 ) と い う 特

な も の ( 活 動 ) で あ る と い う 問 題 が

関 わ っ て い る と

え ら れ る 。 そ こ に は 何 を

る の か ど の よ う な 精

に な る の か 、 な ど と い っ た 言 葉 で は

明 し に く い 要 素 が 含 ま れ る 。 だ か ら こ そ

資 相

が 大 切 で

る と 言 わ れ る の だ ろ う 。

ら が 修 し た

子 、

た こ と 、 観 じ た こ と を 、 阿 闍 梨 に 伝 え て

導 を

け る の が

密 教 の

神 世

、 本 来 の

姿

な の で あ ろ

。 だ か ら 、 こ の よ

に 一 回 か ら

回 の 伝 授 や 研

で 、 阿

を 修 す る

が 得 ら れ な い

師 が 多 い の だ ろ う し 、 だ か ら こ そ

記 の よ

な 研 修 者 の

悩 が ア ン ケ ー ト か ら 見 え て く る の で あ ろ

。   こ の よ

な 現 状 の 中 で 、 平

十 二 年 度 の

テ ー マ を

け て 設 け ら れ た 阿 字

の 研 修 機

の と お り で あ る 。 阿

( 平 成 + 二 年 四 月 二 十 日 実 施 ) 教

総 合 研

会 第 五 分 科 会 ( 平 成 + 二 年 六 月 入 日 実 施 ) 一

193

(8)

NII-Electronic Library Service 智 山学 報 第五十 一輯 阿 字

指 導

成 講 座 第 一 回 ( 平 成 + 二 年 六 月 二 + 八 日 実 施 ) 阿 字

指 導

成 講 座 第 二 回 ( 平 成 + 二 年 九 月 七 日 実 施 ) 教 区 講 習 会 … … 六 教 区 実 施 教 区 教 化 研 究

… … 八 教 区

檀 信

教 化

… … 九 教 区 実 施

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  宗 派 が 主 催 し た 阿

観 伝 授

教 師 総 合

修 会 、 二 回 に わ た る 阿 字

養 成 講 座 に は 、 の べ 二 百

に お よ ぶ 教 師 が

講 し た 。 一

聞 に こ れ だ け の 教 師 が 阿 字

を 受

し た の は 、 こ れ ま で に も 例 の 無 い こ と で あ り 、 教 化 年

テ ー マ で 阿 字 観 を

り 入 れ た 成

の 一 端 と

え る だ ろ

。 し か し 、 前 記 の 如 く 一 回 か ら 数 回 の 伝 授 や 研

で 、 阿

を 修 す る 確 信 が

ら れ な い 教

に こ の よ

な 数 回 の 阿

は 何 を も た ら し た の だ ろ う か ?   こ

し た 研

会 は 、 檀 信 徒 教 化 の ひ と つ の あ り 方 と し て の 阿

観 を 研

る 場 で あ る か ら 、 研

を 開 催 し て

加 者 が 多 く て 良 か っ た 、 と い う こ と で

づ け ら れ る 問 題 で は な い と 思 わ れ る 。 こ れ ま で に な い 研 修 テ ! マ で

り 、 阿

観 が 檀

教 化 と し て 教 師 に 認 知 ・ 浸 透 し て 、 は じ め て 、 成 果 が 現 れ た と い え る の で は な い だ ろ

か 。   そ の た め に も 、 こ の 年 度 の 研

が 教 師 に

を も た ら し た の か 、

師 が 何 を

識 し た の か を 探 り 、 今

の 教

進 の 一 助 と し な け れ ば な ら な い 。 そ こ で 、 平 成 十 二

が 明 け て 間 も な く

研 究 会 で ア ン ケ ー ト を 作 成 し 、 阿

の 研

機 会 の

加 者 を 対 象 に し た 阿 字

に 関 す る ア ン ケ ー ト 調 査 を

施 し た 。

問 項 目 は 以 下 の と お り で あ る 。   ( ア ン ケ ー ト は 参 加 者 名 簿 が 入 手 で き た 、 「 阿 字 観 伝 授 会 」 「 教 師 総 合 研 修 会 第 五 分 科 会 」 「 第 一 回 阿 字 観 指 導 者 養 成 講 座 」 「 埼 玉 第 一 教 区 教 化 研 究 会 」 の 参 加 者 を 対 象 に 実 施 し た 。 発 送 数 二 〇 九 。 対 象 数 一 九 八 。 回 収 八 七 。 回 収 率 四 三 % で あ っ た 。 ) 一 194 一

(9)

NII-Electronic Library Service 真言宗智山派に お け る 教化 活動 と して の阿字観 (小 山〉     智 山 派 に お け る 阿 字 観 に

す る ア ン ケ ー ト ( 平 成 十 三 年 四 月 十 二 日 実 施 )          

齢 (

 

( 男 ・ 女 ) ・ 教 区 (

 

 

 

) 一 、 あ な た は こ れ ま で に 阿 字 観 に 関 す る ど の よ う な 研 修 機 会 に 参 加 さ れ ま し た か ?

 

て は ま る も の す べ て に

  を お 付 け 下 さ い 。       ア 、 阿

観 伝 授 会

 

 

  イ 、 教 師 総

研 修 会

 

 

  ウ 、 阿 字 観

成 講 座       工 、 阿

観 指

者 養 成

座  

 

  オ 、 教 区 講 習 会

 

 

  力 、 教 区 教 化 研

 

 

  キ 、 そ の 他 二 、 こ れ ま で の 阿 字 観 の 研

会 を 何 で

り ま し た か ?   当 て は ま る も の す べ て に ○ を お

け 下 さ い 。       ア 、 宗   達

 

    イ 、

山 派 宗

 

    ウ 、 チ ラ シ       エ 、 ポ ス タ ー       オ 、

人 に

い て       カ 、 そ の 他 三 、 昨 年 度 に

山 派 が 発 行 し た 「 阿 字

( 次 第 ) 」 に つ い て ご 意 見 を お 聞 か せ く だ さ い 。       ア 、 と て も 良 い  

 

 

イ 、 良   い

 

    ウ 、 ふ つ う

 

    エ 、

く な い    

 

オ 、

ま り

く な い       カ 、 わ か ら な い 四 、 ご 回 答 い た だ い た 理 由 を

体 的 に お 聞 か せ 下 さ い 。 五 、

山 派 発

の 「 阿 字 観

法 」 に つ い て ご 意 見 を お 聞 か せ 下 さ い 。 一

195

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(10)

NII-Electronic Library Service 智 山学 報第五十 一輯       ア 、 と て も 良 い

 

 

イ 、 良

 

 

 

 

ウ 、 ふ つ

 

 

 

エ 、

く な い

 

 

  オ 、 あ ま り

く な い       カ 、 わ か ら な い 六 ご 回 答 い た だ い た 理 由 を 具

的 に お 聞 か せ 下 さ い 。 七 清 浄 体 操 に つ い て ご 意 見 を お 聞 か せ 下 さ い 。       ア 、 と て も 良 い  

 

 

イ 、 良   い

 

    ウ 、 ふ つ

   

 

エ 、

く な い

 

    オ 、

ま り 良 く な い       カ 、 わ か ら な い 八 、 ご 回 答 い た だ い た 理 由 を

体 的 に お 聞 か せ 下 さ い 。 九 研 修 機 会 で の 阿 字 観 の

指 導 に つ い て ご 意 見 を お 聞 か せ 下 さ い 。       ア 、 と て も 良 い  

 

  イ 、 良   い       ウ ふ つ う       エ 、

く な い       オ 、 あ ま り

く な い       カ 、 わ か ら な い

ご 回 答 い た だ い た 理 由 を

体 的 に お 聞 か せ 下 さ い 。 十 一 、 こ れ ま で の 研 修 機

で の 実 修 ( 月

観 ・ 阿 字 観 ) に つ い て 具 体 的 に お 聞 か せ 下 さ い 。 ご 本

( 月

・ 阿 字 )     を 取 り 込 む こ と が で き ま し た か ? 一 

196

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(11)

NII-Electronic Library Service 真言 宗智 山派にお ける教 化 活動と して の阿字 観 (小 山 )       ア 、 う ま く で き た

 

 

  イ 、 だ い た い で き た

 

    ウ

で き な か っ た

 

 

 

エ 、 よ く わ か ら な い      

1

一 、 ア 、 イ と お

え の 方 に お 尋 ね し ま す 。 取 り 込 ん だ ご 本

さ ま を 大 き く し た り 、

め た り す る よ う                 に 、 イ メ ー ジ で き ま し た か ?                   ア 、

で き た

 

 

  イ 、 だ い た い で き た       ウ 良 く で き な か っ た                   エ 、 よ く わ か ら な い      

一 一 、 最 後 に ご 本

さ ま を も と に 返 す こ と が で き ま し た か ?                   ア 、

ま く で き た

 

 

  イ 、 だ い た い で き た       ウ 、 良 く で き な か っ た                   エ 、 よ く わ か ら な い

二 、

に 阿

観 を 修 し て ど の よ う な イ メ ー ジ や

状 態 に な り ま し た か ?         ア 、 す が す が し い

 

 

イ 、 や す ら か       ウ 、 ぼ ん や り し て い る

 

 

 

エ 、 精

が 研 ぎ 澄 ま さ れ た よ

        オ

を 覚 え る

 

  カ 、 気 分 が 良 く な い

 

  キ 、 そ の 他 十 三 、 あ な た は 現

体 操 を

っ て い ま す か ?         ア 、 い つ も

っ て い る

 

 

イ 、 と き ど き 行 っ て い る

 

 

  ウ 、

っ て い な い

 

 

 

エ 、 そ の 他 十 四 あ な た は 現

、 阿

観 、 又 は 月

観 を 行 っ て い ま す か ?

197

 一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(12)

NII-Electronic Library Service 智 山学 報第五十 一輯         ア 、 い つ も

っ て い る  

 

イ 、 と き ど き 行 っ て い る

 

  ウ 、 行 っ て い な い  

 

エ 、 そ の 他 十 五 月 輪 観 ・ 阿 字 観 を 修 し て

か 疑 問 ・ 不 安 等 あ り ま し た ら お 書 き 下 さ い 。 十 六 今 後

観 に 関 す る 研

を 希 望 し ま す か ?         ア 希 望

る  

 

イ 、 希 望 し な い       十 六

1

一 、 ア と お 答 え の

に お 尋 ね し ま す 。

に ど の よ う な 研 修 を 希 望 し ま す か ?                   ア 、 伝

 

 

 

 

  イ 、 阿 字 観 (

) に

す る

義 ・

 

 

  ウ 、

 

 

                  工 、 指

 

 

 

オ 、 そ の 他 十 七 今 後 阿 字 観 を ど の よ う な か た ち で

動 に 取 り 入 れ よ う と お 考 え で す か         ア 、 阿

道 場 を 開 設 す る

 

 

 

イ 、 教 師 の

強 会 で 研

し て い く

 

 

 

ウ 、 自 分 の

行 と し て 行

        エ 、 取 り 入 れ な い

 

 

オ 、 そ の

八 、 ご 回 答 い た だ い た 理

を 具 体 的 に お

か せ 下 さ い 。   こ の ア ン ケ ー ト の 結 果 を

す る と 次 こ と が 見 え て く る 。   一 . 研 修 機

に 複 数 参 加 し た 人 が 全 体 の 三 八 % を

め 、 積 極 的 な 研

意 欲 が

え る 。 一 198 一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(13)

NII-Electronic Library Service 真 言宗智 山派における教化 活動 と して の阿字観 (小 山) 二 . 「 阿 字 観 作 法 ( 次 第 ) 」 は と て も

評 と 言 え る 。

評 の 理

は 「 分 か り や す い 」 「

」 が 圧

で 、 使   い や

さ を 挙 げ る 場

も あ る 。 三 . 「 阿 字

」 は と て も

評 で あ る 。 し か し 、 こ

し た 指 導

干 の 戸

い が

え る 。

評 の 理 由 は 「 分   か

や す い 」 「 具 体 的

が 檀 信 徒 指

に 役 立 つ 」 と の

い 。 そ の 一 方 で 、

る こ と に

問   を 呈

る も の も あ る 。 四

操 は 概 ね

で あ る 。 好 評 の 理 由 に は 「 分 か り や す い 」 「 リ ラ ッ ク ス で き る 」 「 瞑 想 に 入 り や

い 」 と   い

い 。

の 必 要

が 理 解 さ れ な い 部 分 も あ る 。 五

機 会 の 実

評 で あ る 。 反 面 、 不 満 も

け ら れ る 。

評 の 理

と し て 「

想 に 入 り や す い 」 「 補   助

な 役 割 を 果 た す 」 と い

認 識 が

い 。 不 満 は 「

時 間 が 足 り な い 」 が 最 も

く 、 ま た 檀

る   際 の

問 が

つ か

げ ら れ て い る 。 六

で は 「 本

り 込 む の が 上

く 出 来 た 三 五 % 」 は 三

を 越 え る 。 「 良 く 出

な い 」 「 わ か ら な い 」 が 五   八 % と 半

を 越 え る 。 実

想 は 「 や す ら か 二 五 % 」 「 ぼ ん や り す る 十 九 % 」 「

が す が し い 」 と 「 研 ぎ 澄   ま さ れ る 」 は

十 % と な る 。 七

後 に 阿

・ 月 輪

を 行 っ て い る か ど

か に つ い て は 、 清 浄 体 操 と 同 じ よ う な 結 果 と な っ て い る 。 「 行   な っ て い な い 」 が 六 四 % と 半 数 を は る か に 越 え て い る 。 上

く 出

な い ・ わ か ら な い と い

加 者 は 、 そ の 後 、  

わ な い と 読 み

れ る だ ろ う 。 八 疑 問 ・ 不 安 に つ い て は

の 実

が 上

く 行 か な い

、 檀 信

に 指

す る 点 と に 分 か れ る 。 研

で の  

修 時 間 が 足

な い 、 研

機 会 が ま だ 少 な い 等 に 起 因 す る も の が

い と 思 わ れ る 。 九

後 の 研

を 希 望 す る 」 が 八 四 % と

い が 、 「

望 し な い 」 と

度 を 明

に し て い る の も 十 四 % い る 。 一

99

一 N工工一Electronlc  Llbrary  

(14)

NII-Electronic Library Service 智 山学 報第五十一輯   研

内 容 は 「 実

を 希 望 す る 」 が 三 五 % と 最 も

い 。 実 修 を た っ ぷ り と 繰 り 返 し 行 な っ て 、 阿 字

を 会

し た   い と い う 意 識 が 見 え て く る 。 十

の 活

で は 「 自 分 の 修 行 」 「 研 修 」 が 五 〇 % と 半 数 に な る 。 一 方 で 阿

場 開 設 を

野 に 入 れ て 教 化   活 動 に 取 り 入 れ る 姿 勢 が 二 〇 % を 越 え る の は 注 目 に 値 す る 。 十 一 . そ の 理 由 は 、 檀 信 徒 に 指 導 す る

に 自 分 が

践 し て み て と い

慎 重 な 態 度 が

ら れ る 。 ま た 、 檀 信 徒   の 要 望 に 応 え た い 、 他 の

に 併 せ て 何 と か 取 り 入 れ た い と い

極 姿

も 幾 つ も 見 ら れ る 。

N工工一Electronlc  Llbrary  Servlce

  今 ま で あ ま り 接 す る 機 会 の な か っ た 阿

に 関 し て こ の よ う な 研

会 が 本

的 に 開 か れ た こ と に つ い て 、 本 宗 教 師 の 興

は と て も 高 い も の だ っ た と 言 え る } 方 、 実 際 に

修 す る に は と て も

し い 、 上

く 出 来 な い と

じ た 教 師 が

か っ た こ と も

実 で あ る 。 し か し 、

も 研 修 を 希 望 す る 教 師 が 圧 倒 的 に

い と い

か ら は 「 も っ と じ っ く り 身 に 付 け た い 」 「

の 研 修 段 階 に 進 み た い 」 と い

意 識 を 強 く

っ て い る

師 が

く い る と い

こ と を 物 語 っ て い る 。 今 回 の ア ン ケ ー ト 結 果 に は 、 阿

研 修 に

加 し た 教 師 の は っ き り と し た 意 識 と 、

後 の 阿 字 観 研 修 と 、 阿 字

の 教 化 推 進 の あ り 方 に つ い て

く の ヒ ン ト が 隠 さ れ て い る と い え る 。 一

200

 一

 

て こ

  以 上 、 平 成 十 二

度 に 教 化 年

テ ー マ と し て 阿 字 観 が

り 上 げ ら れ る ま で の

の 阿

観 へ の

を 「

」 「 教 化

料 」 か ら ふ り か え り 、 ま た

教 師 の

観 研 修 会 へ の 反 応 か ら 本 宗 教 師 の 阿 字 観 に

す る 意 識 の 現 状 を み て き た 。 こ れ ら

況 に 対 す る こ れ か ら の

題 は 片 野 論 文 に 譲 る と し て 、 こ こ で み て き た

々 な 現 況 は 何 を も の が た る の だ ろ う か 。

(15)

NII-Electronic Library Service   平 成 十 二 年

、 教 化

次 テ ー マ の 展

と と も に 『 阿 字

法 』 の 発 行 、 「 阿 字 観

」 の 製 作 、 「 阿

観 指

成 講

」 の 開 設 を は じ め 、 阿

に 関 す る 環 境 が

を あ げ て 整

さ れ た 。 し か し 、 昭

三 十 一

の 阿 字 観

法 の 整 備 と 平 成 十 二

の 阿 字

の 整 備 を く ら べ た 時 、 『 こ れ か ら の

院 行

』 に 阿

り 上 げ ら れ た こ ろ の

込 み と 「 教

次 テ ー マ 」 を 設 け て 阿 字 観 を 取 り 上

る 現

の 状 況 と を く ら べ た 時 、 そ こ に ど ん な 違 い が あ る の だ ろ

N工工一Electronlc  Llbrary  Servlce

真 言宗智 山派における教化 活動 と して の 阿字観 (小 山)  

成 十 三

七 月 発 行 の 『 大 法

』 七 月 号 に 「 坐 禅 ・ 瞑 想 と は 」 と い う 特

が 組 ま れ 、

智 院

学 助 教 授 の 北 尾 隆 心 先 生 が 「

密 教 の

」 と い

論 文 で 阿 字

に つ い て 述 べ る と と も に 、 実

に 阿 字

を 実

し た い 方 へ の 問 い

わ せ 先 と し て 智 山 教

セ ン タ ー を 紹

し た 。 す る と 、 論

を 読 ん だ

く の 読

か ら 智

教 化 セ ン タ ー へ 阿

に 関 す る 問 い 合 わ せ が 殺 到 し た と い

。 一 般 の 読 者 は 、 頭 で 知 的 に 理

す る だ け で な く 実 際 に

を 使 っ て

験 す る 阿 字 観 を 求 め て い る の で あ る 。   檀 信 徒 を ふ く め た こ の よ

な 社 会 の

め と 、 「 必 要 と 思 う け れ ど 、 実

に は な か な か 行 え な い 」 と い

の 苦 悩 を

摯 に

け 止 め 、 教

活 動 と し て の 阿 字

の 定 着 を 目 指 し て い か な け れ ば な ら な い で あ ろ う 。                                                                                                 以 上 〈 キ ー ワ ー ド 〉 阿 字 観 、 教 化 活 動 一

201

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