さまざまな次世代GPS測位方式:4.エアポートシュードライト
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(2) して,①パルス化,②周波数オフセット,③ワイドバ. ードライトの検討がなされている.ICAOよりも先行して,. ンド(高いチップレート)の使用などが考えられる.チ. RTCA にてエアポートシュードライトについての具体的. ップレートとは,1 秒間のビット数を示し,擬似雑音符. な信号構造が検討された. 号を発生させる基準クロック周波数と同じである.①. エアポートシュードライトの開発は,日本,米国,. の方法は,シュードライト信号が出ている間のみ GPS 信. ドイツで行われている.日本では航空振興財団により. 号に影響が出る方法で,信号が出ている時間が少なけ. RTCA の規格に基づき開発を行い,2001 年度に航空振興. れば少ないほどニアファー問題が改善される.②の方. 財団と電子航法研究所との共同でフライト試験を仙台空. 法には,GPS 信号と同じバンド内(L1: 1565-1585MHz ,L2:. 港で行った.. 5),6). .. 1217-1237MHz)で周波数シフトする方法と,まったく別. シュードライト(PL)の測位方式. の周波数を選択する方法が考えられる.GPS 衛星信号 は,現在は 2 種類あり民間で一般に使用されている周波 数は L1 周波数である.GPS 信号とまったく違うバンドを. 測位方法─────────────────────. 使用する方法は,ニアファー問題を完全になくすことが. 測位を行う場合,GPS 衛星から出た時刻と地表で受信. できる.しかし,受信機に新しい受信回路を追加し,周. した時刻との差から求められる距離(擬似距離)を使う.. 波数間のバイアスを考慮する必要がある.③の方法は,. この擬似距離には,受信機の時刻と GPS の時刻で時計の. 民間で一般に使われている C/A コードのチップレート. 進み方の違い(時刻誤差)が含まれている.そのため,. (1.023MHz ,繰り返し周期 1ms)よりも高いチップレート. 位置を決めるための変数は,時刻誤差を含めて 4 つある.. (P コードの場合,10.23MHz ,繰り返し周期 1 週間)を使. GPS 衛星のみを使って測位を行う場合,最低 4 つの衛星. 用することにより,信号がより広いバンドに拡散する.. が観測されていなければならない.しかし,地上にシュ. このことにより,C/A コードで使用しているバンド内に. ードライトが 1 つある場合には,GPS 衛星が 3 つあれば. あるシュードライト信号量が減少し,ニアファー問題が. 位置の計算を行うことができるはずである.この場合,. 改善される.さらに,高いチップレートを使うことによ. 地上にあるシュードライトと GPS 衛星との時刻誤差がな. り,C/A コードの場合よりもマルチパスの影響を受けに. いことが必要である.. くく,精度も良くなる.P コードは,GPS の場合 L1 およ. 擬似距離には,時刻誤差の他に信号が受信機まで到達. び L2 周波数に乗っていている.. する間に被る誤差成分が含まれている.GPS 衛星の場合. 1986 年 に は,RTCM(Radio Technical Commission for Mari-. は,電離層と大気による伝播遅延量,マルチパスによる. time Services)が,シュードライトの信号構造を提案し,. 効果がそうであり.シュードライトの場合は,大気によ. 2). 1990 年には,これに対する修正がなされている .. る伝播遅延量,マルチパスによる効果が擬似距離に含ま. 我 が 国 で は,1996 年 7 月 か ら 8 月 に か け て,GSP 周. れる.これらの誤差成分を補正することにより,より良. 波数バンド外(1624.61MHz)に周波数シフトし,RTCM 方. い精度で測位を行うことができる.. 式に基づくシュードライトを用いた小型自動着陸実験. GPS 衛星とシュードライトの擬似距離に対し,それぞ. 3). (ALFLEX : Automatic Landing Flight Experiment)が行われた . そのほかに,Stanford 大学が行った Integrity Beacons 方式. れ誤差の補正を行った後に,最小二乗法を用いて測位計. 4). 7). 算を行うことができる .. がある.この方式は,2 つのシュードライトを空港外に 置き,2 つのシュードライトの上空を航空機が通過した. シュードライトの有効範囲────────────. 際に,搬送波位相のアンビギュイティを決定する方法で. シュードライトの有効範囲は,用途により異なる.有. ある.. 効範囲を 10NM(1NM1.852Km)とした場合,シュードラ. 米 国 で は, 航 空 機 が 計 器 を 使 用 し て 空 港 に 着 陸. イトから 10NM で GPS 衛星信号レベルと同レベルになる. す る 次 世 代 の 航 空 航 法 と し て, 狭 い 地 域 を 対 象 と. ようシュードライトの送信出力を設定する.エアポート. し,GPS 単 独 で 達 成 で き な い 精 密 進 入 を 補 強 す る. シュードライトの場合について,表 -1 に回線設計値を. LAAS(Local Area Augmentation System)の 開 発 を 行 っ て い. 示す.この場合,尖頭電力として 33dBm(2W)が必要と. る.RTCA(Requirements and Technical Concepts for Aviation). なる.有効範囲が,エアポートシュードライトほど必要. で具体的な検討がなされている.ICAO(International Civil. とされない場合には,送信出力を下げることができる.. Aviation Organization)では,この方式を GBAS(Ground Based Augmentation System)と呼んでいる.RTCA および ICAO にお. ニアファー(Near Far)問題̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶. いて,現在まとめられた規格よりもさらに精度の良い精. シュードライトを考える場合に最も重要な問題の 1 つ. 密進入で,システムを補強するために,航空機用のシュ. である.この問題を回避するため,周波数のシフト,パ. 854. 43 巻 8 号 情報処理 2002 年 8 月. −2−.
(3) 項 目 送信機出力電力(尖頭) 送信給電損失 送信アンテナ利得 送信尖頭電力. Pp Pl Gt Pt. 値 備 考 33 dBm 3 dB RG-9B/U 10m 相当 6 dBi 36.0 dBm. 自由空間損失 受信アンテナ利得 パルスデューティ損失 受信電力(平均). Γp Gr ζ Pr. 121.7 dB 10nm:1575.42 MHz -10 dB 偏波ロスを含む 31.3 dB D = 2.73% -127 dBm. 必要受信電力 回線マージン. Smin M. -133 dBm 6 dB. 1575.42MHz (GPS L1) 40dB 以下 (全周波数バンド, 無変調 キャリア電力にて) 変 調 2 相変調 (BPSK). データ送信レート :50bps チップレート :10.23M チップ/秒 信号スペクトラム 中心周波数 :1575.42MHz 帯域 : 41MHz キャリア周波数安定度 キャリア周波数の短期安定度 : -11 5 × 10 (ドップラー効果を除く, 1 ~ 10 秒間にて) 偏波面 垂直偏波 パルスシーケンスの長さ 1sec パルスシーケンスクロック 140 APL コードチップ (1 パルス内) パルス幅 140APL コードチップ (約 13.685 μ sec) 1 秒間のパルス数 1997 平均パルスデューティサイクル (1997 × 140)/10,230,000=0.02733 キャリア周波数 スプリアス放射. 表 -1 シュードライト回線設計. 表 -2 エアポートシュードライト信号特性. 5). ルス化,ワイドバンド信号などを考慮する必要がある.. に到達し,マルチパスの影響を軽減するように配置する. RTCM で は,C/A コ ー ド を 使 用 し,1/11 の デ ュ ー テ ィ サ. ことである.. イクルによるパルス化の方法が採用されている.一方,. マルチパスの影響を軽減するため,エアポートシュー. RTCA では,P コードを使用し,ランダムパルス周期によ. ドライトでは,地上からの反射率が小さい垂直偏波を使. るデューティサイクル 2.733%としている.この低デユ. 用し,低仰角でシャープカットなアンテナパターンを採. ーティサイクルと P コードによりニアファー問題に対処. 用している.. している.. エアポートシュードライト(APL) 複数シュードライト──────────────── 複数のシュードライトを使うために考慮しなければな. エ ア ポ ー ト シ ュ ー ド ラ イ ト の 信 号 規 格 は,RTCA . らないことは,① GPS への干渉,②シュードライト同士. SC-159 委員会で議論され,LAAS ICD の Appendix D および. の干渉,③シュードライトに割り当てるコードなどであ. E に記載されている.エアポートシュードライトを使用. る.さらに,ディファレンシャル補正を作成するため,. することにより,GPS 衛星の配置による測位精度の劣化. 補正情報を作る基準局は,すべてのシュードライト信号. を抑えることができ,システムの稼働率が向上するもの. を受信できなければならない.. と考えられている.. 5). ①,②の条件を満足させるため,エアポートシュード ライトの場合は,ランダムなパルス化および P コード. 信号特性 ・ データフォーマット─────────. を使用している.エアポートシュードライトが 4 つあ. エアポートシュードライトの信号は,GPS と同じ L1 周. る場合について,パルス同士の干渉による C/N0 劣化は,. 波数の P コードを使用している.エアポートシュードラ. 0.085dB と許容できるものである.. イト信号特性を表 -2 に示す.. シュードライトに割り当てられる PRN コードに関し,. エアポートシュードライトから放送されるデータは,. C/A コードの場合 PRN34 ,35 ,36 ,37(34 と 37 は同一コ. 50bps のレートで放送される 25 ビットからなる構造をし. 7). ード)を使用することができる .一方,P コードを使. ている.図 -1 に示すように,14 ビットのコードディレ. 用する場合には,同じ PRN コードで P コードの始まりの. イと 11 個の 1 からなっている.コードディレイは,エ. 時刻を 1 分単位で遅らせることにより 72 のコードを割. アポートシュードライトコードの遅延量を示している.. り当てることが可能である.. エアポートシュードライトの問題と解決策──── シュードライト設置────────────────. エアポートシュードライトの場合は, ニアファー問題,. シュードライトの設置を行う場合,特に考慮しなけれ. マルチパスなどの問題に加え,バイアス問題がある.こ. ばならないことは,障害物とマルチパスである.シュー. れは,送信電力が比較的大きいことから受信機入力信号. ドライト信号が障害物により遮蔽されず,信号がユーザ. が飽和してしまうため,擬似距離にバイアスが生じる現. IPSJ Magazine Vol.43 No.8 Aug. 2002. −3−. 855.
(4) 項目 総合 GPS 擬似距離誤差 エアポートシュードラ イト 擬似距離誤差 補正後の エアポートシ ュードライト 擬似距離 誤差 PRN 22 擬似距離誤差 PRN 13 擬似距離誤差. ������������������������������� ��. �������������������������������. ���������. 図 -1 エアポートシュードライトコードデータフォーマット. 標準偏差 [m] 0.539 0.590. 備考. 0.244. 0.173 0.743. EL=70 degrees EL=20 degrees. 表 -3 擬似距離残留誤差. 象と推測され,受信機のダイナミックレンジを大きくす. としてセシュウム基準クロックを使用した.解析はすべ. るなどの方法により対処できるものと考えられている.. てオフラインで行った.. ニアファー問題およびマルチパスに関する対処策はす. 2002 年 1 月 24 日に行ったフライト試験結果をもとに. でに述べた通りである.. 説明を行う.. 実験用エアポートシュードライト特性──────. ディファレンシャル GPS 擬似距離残留誤差────. エアポートシュードライトは,C/A コードも生成する. 擬似距離に対するディファレンシャル補正後の残留誤. ことができる.この C/A コードは,P コード信号にロッ. 差を表 -3 に示す.. クするためのハンドオーバワード(HOW)を含んでいる.. 図 -2 に残留誤差を滑走路末端からの距離に対してプ. GPS 受 信 機 は,GPS 信 号 と エ ア ポ ー ト シ ュ ー ド ラ イ. ロットしてある.図中の点は,GPS に対応し,○はエア. ト信号を受信できるよう,NovAtel 社製 Millennium および. ポートシュードライトに対応している.ひし形は,各時. Beeline 受信機のファームウェアを改造し,C/A コードか. 間の GPS 残留誤差の平均を示している.. ら P コードへ乗り移る(C/A ハンドオーバ)機能および直. エアポートシュードライトの残留誤差の分布が GPS 衛. 接 P コードにロックする(ダイレクト P)機能を持って. 星の誤差分布の中にあることが分かり,距離に対して. いる.. 傾きがある.この傾きが,受信機入力信号強度の変化に. エアポートシュードライト用アンテナは,水平面から. 伴うバイアスである.この状態の,エアポートシュード. 仰角 3 度方向で 6dBi(dBi とは,等方性アンテナ基準の. ライト擬似距離の残留誤差の標準偏差は,0.59m であり,. 利得を表す単位)の利得を持つ垂直偏波のアレイアンテ. PRN13 よりも良いことが分かる.PRN13 は,比較的低仰. ナである.. 角の衛星である. エアポートシュードライトの位相は,信号強度が 20dB. フライト試験結果. 8). 変化した場合でも 2cm 程度しか変化しない .そこで, バイアス効果とバイアス補正後のエアポートシュードラ. 飛行試験は第 1 回目を 2001 年 12 月に第 2 回目を 2002. イト擬似距離残留誤差を推定するため,擬似距離から位. 年 1 月の 2 回に分けて行った.第 1 回目と 2 回目は,エ. 相を引いた値に対して直線近似を行いバイアス効果を補. アポートシュードライト空中線を異なる場所に設置し. 正する.図 -3 に擬似距離−位相を示す.横軸は,滑走. た.. 路末端からの距離を示し,上図が擬似距離−位相を示し. 精度を評価するための基準として,航空機(ビーチク. ている.下図がそのときの C/N0 と高度プロファイルを. ラフト 99)に搭載した基準 GPS 受信機による Kinematic 測. 示している.この図から,バイアスが 0.344m/NM の変. 位結果を使用した.また,航空機に搭載した GPS/APL 受. 化を示し,補正後のエアポートシュードライト擬似距離. 信機の基準クロックとしてルビジウム基準クロックを使. 残留誤差の標準偏差が,0.244m であることが分かる.. 用した.これは,クロックによるドリフトを抑え擬似距 離の評価を容易にするためのものである.ディファレン. ニアファー問題─────────────────. シャル基準局も,解析を容易にするため,基準クロック. エアポートシュードライト信号による GPS 衛星信号へ. 856. 43 巻 8 号 情報処理 2002 年 8 月. −4−.
(5) 図 -2 ディファレンシャル測位後の残留誤差. 図 -3 擬似距離-位相距離. IPSJ Magazine Vol.43 No.8 Aug. 2002. −5−. 857.
(6) 図 -4 GPS 衛星信号への干渉 (ニアファー問題). 滑走路方向 滑走路横方 向 垂直方向. エアポートシュードライトなし 平均 標準偏差 [m] [m] -0.383 0.517 0.223 1.133 -0.098. 1 エアポートシュードライト 平均 標準偏差 [m] [m] -0.194 0.331 0.393 1.195. 1.500. 0.544. 0.670. 表 -4 エアポートシュードライトあり/なしの場合のディファレンシャル測位結果. の干渉効果を調べるため,エアポートシュードライトア. 今後の予定. ンテナから 87m 離れた場所で,エアポートシュードライ ト信号と GPS 信号の受信を行った.エアポートシュード ライト信号のオン・オフを繰り返し GPS 衛星信号の C/N0. エアポートシュードライトを使用したフライト試験結. の変化を測定した.図 -4 の上図は C/N0 の様子を,下図. 果から,垂直方向の精度が向上することが分かった.ま. は PRN29 衛星の仰角を示している.. た,デューティサイクル 2.733% という低いレートなど. この結果から,87m しか離れていない場所であっても,. によりニアファー問題が解決されている. しかしながら,. GPS 衛星の C/N0 の劣化が 0.5dB 程度であることが分かる.. エアポートシュードライト信号強度の変化に伴うバイア ス問題,マルチパスの影響を小さくするための設置条件. ディファレンシャル測位結果───────────. などさらに検討を行う必要がある.. オフラインで航空機に搭載した受信機データに対する. バイアス問題に対処するため,受信機信号入力部の改. ディファレンシャル測位を行った結果を表 -4 に示す.. 造を行い評価することが今後の課題である.. 擬似距離に対するスムージングは,受信機内部の機 能を使用している(時定数 10 秒) .垂直方向の測位精度. 謝辞 エアポートシュードライトは日本財団の助成. が向上しており,エアポートシュードライトなしの場合. により航空振興財団が開発を行った.フライト試験は航. μ 2 σ 3.098m であるのに対し,エアポートシュード. 空振興財団および電子航法研究所との共同研究で実施さ. ライトがある場合μ2 σ1.884mになっている.図-5. れ,この事業は空港整備環境協会の助成を受けて実施さ. に結果を示す.. れた.ご尽力いただいた航空振興財団足立彌八郎事業部 長,適切なアドバイスをいただいた「地上擬似衛星を用. 858. 43 巻 8 号 情報処理 2002 年 8 月. −6−.
(7) 図 -5 ディファレンシャル測位結果. いた精密進入援助システムの開発」委員長水町守志芝浦 工大教授を初めとする委員各位メンバ,エアポートシュ ードライトアンテナの設置等に際しご協力いただいた, 国土交通省東京航空局仙台空港事務所,電子航法研究所 岩沼分室の関係者に感謝します. 参考文献 1)Elrod, B.D. and Van Dierendonck, A.J.: Pseudolites, Global Positioning System: Theory and Applications, Vol.II, pp.51-79, AIAA (1996). 2)Radio Technical Commission for Maritime Services, RTCM Recommended Standards for Differential Navstar GPS Services, Ver.2.0, RTCM Special Committee No.104 (1990). 3)張替正敏,松本秀一他 : シュードライト方式 DGPS 着陸航法のシステム 設計,日本航空宇宙学会誌,Vol.47, No.542 (1999). 4)Cohen, C.E., Pervan, B.S. and Cobb, H.S.: Precision Landing of Aircraft Using Integrity. Beacons, Global Positioning System: Theory and Applications, Vol.II, pp.427-459, AIAA (1996). 5)RTCA SC-159, GNSS Based Precision Approach Local Area Augmentation System(LAAS) Signal-In-Space Interface Control Document (ICD), RTCA DO-246/246A (1998/2000). 6)Van Dierendonck, A.J., Fenton, P. and Hegarty, C.: Proposed Airport Pseudolite Signal Specification for GPS Precision Approach Local Area Augmentation Systems, ION GPS-97, pp.1603-1612 (1997). 7)Navstar GPS Space Segment/Navigation User Interfaces, ICD-GPS-200, Rev.C, 25 (1997). 8)平成 12 年度 地上疑似衛星を用いた精密進入援助システムの開発報 告書,(財)航空振興財団 (2001). (平成 14 年 7 月 11 日受付). IPSJ Magazine Vol.43 No.8 Aug. 2002. −7−. 859.
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