電子マニフェストの仕組みと運用
公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター
情報処理センター
1丹波地域廃棄物適正管理講習会
簡単・確実・しっかり・安心!
電子マニフェストをはじめよう
電子マニフェスト制度
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
1
マニフェスト制度とは
…
(産業廃棄物管理票制度)
マニフェスト制度は、排出事業者が、収集運搬業者、処分
業者に委託した産業廃棄物が、委託契約どおり適正に処
理されたことを把握・管理することにより、不法投棄の防止
など、適正な処理を確保することを目的とした制度です。
不
法
投
棄
の
防
止
電子
マニフェスト
紙
マニフェスト
<マニフェスト制度>
「電子マニフェスト」か「紙マニフェスト」の
いずれかを選択して使用しなければなりません。
3
「マニフェスト」の意味
manifest
「積荷目録」
「明白する」、「証拠となる」
manifesto
「政権公約」、「声明書」
4
http://www.jwnet.or.jp/jwnet/
マニフェスト使用の義務化
すべての産業廃棄物の委託処理に対して
マニフェストの使用を義務化
(平成
10年12月より実施)
5
ガイドブック 4
マニフェスト
の流れの確認
運搬終了の報告・確認
中間処理終了の報告
運搬終了の報告・確認
最終処分終了
の報告・確認
最終処分終了
の報告・確認
排出事業者
最終処分
業者
収集
業者
収集
業者
マニフェストにより最終処分までの処理の流れを確認すること
が義務づけられました。
(平成13年4月より実施)
(
180日以内)
(90日以内、特管:60日以内)
(90日以内、特管:60日以内)
(
90日以内、特管:60日以内)
処分終了の報告
(90日以内、特管:60日以内)
中間処理
業者
6
措置内容報告書
7【報告項目】
①廃棄物の種類、数量
②受託者の氏名、名称、住所
③マニフェストの登録番号、
登録年月日及び廃棄物の引渡し日
④把握した運搬又は処分の状況及び
その把握方法
⑤生活環境の保全上の支障の除去又は
発生防止のために講じた措置の内容
所定の期限内に運搬終了、処分終了の報告
を受けなかった場合、委託廃棄物の処理状
況等を確認し、適切な措置を講じて、報告を
受ける期限を超えた日から
30日以内
に、下
記の事項を様式5号に基づき都道府県・政令
市に報告が必要(施行規則第8条の29)
電子マニフェストとは・・・
三者のネットワークで、マニフェスト情報を電子化してやりとりします
電 子 情 報 送 受 信
●運搬・処分終了の通知 ●報告期限切れ情報の通知 ●マニフェスト情報の保存・管理情報処理センター
排出事業者
又は
中間処理業者
(2次マニフェスト)収集運搬
業者
中間処理業者
又は
最終処分業者
廃棄物処理法第13条の2に基づき、
公益財団法人日本産業廃棄物処理
振興センターが環境大臣より全国
で唯一の「情報処理センター」と
して指定(平成10年7月)され、
電子マニフェストを管理・運営し
ています。
・平成10年12月から運用開始
電子マニフェストは事業者のマニフェスト事務の効率化を図るため制度化
※ 排出事業者、収集運搬業者、処分業者の三者の加入が必要
8
ガイドブック 6
排出
事業者
収集運搬
業者
中間処理業者
収集運搬
業者
最終処分
業者
処分受託者 処分委託者
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
電子マニフェストの運用ケース
中間処理前
(1次マニフェスト)
中間処理後
(2次マニフェスト)
9
ガイドブック 25
情報処理センター
排出事業者
収集運搬業者
マニフェスト登録
1
運搬終了報告
2
処分終了報告
3
3処分終了の通知
4最終処分終了の通知
運搬終了の通知
2 通知廃棄物
処分業者
(中間処理業者)
最終処分終了報告
4
廃棄物
最終処分
業者
登録(交付)
最終処分終了報告の運用な流れ
10
ガイドブック 24
電子マニフェストと
紙マニフェストの運用比較
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
2
11
項目
電子マニフェスト
紙マニフェスト
マニフェストの
交付・登録
廃棄物を収集運搬業者または処分業者
に引渡した日から、
3日以内にマニフェ
スト情報を情報処理センターに登録
※ 3日以内とは、廃棄物を引渡した日を含
まない。 ( 以下、同様。)
廃棄物を収集運搬業者または処分業者に
引渡しと同時に、マニフェストを交付
処理終了確認
情報処理センターからの運搬終了報告、
処分終了報告、最終処分終了報告の通
知(電子メール等)や一覧表により確認
①運搬終了報告:B2票とA票を照合して確
認
②処分終了報告:D票とA票を照合して確認
③最終処分終了報告:E票とA票を照合して
確認
マニフェストの
保存
マニフェストの保存が不要
(情報処理センターが保存、
5年分は常
時閲覧可能)
①交付したマニフェストA票を5年間保存
②収集運搬業者及び処分業者より送付され
てきたB2票、D票、E票を5年間保存
産業廃棄物管
理票交付等状
況報告
情報処理センターが都道府県・政令市
に報告するため、排出事業者からの報
告は不要
報告書を作成し、都道府県・政令市に排出
事業者が自ら報告書を提出
(1)排出事業者の運用比較
12
ガイドブック 7
項目
電子マニフェスト
紙マニフェスト
運搬終了
報告
運搬終了日から3日以内に、必
要事項を入力し、情報処理セ
ンターに報告
運搬終了日から10日以内に、
必要事項を記載したマニフェス
トの写し(B2票)を、排出事業
者に送付
マニフェスト
の保存
マニフェストの保存が不要
(情報処理センターは、マニ
フェスト情報を保存)
処分業者より送付されたC2票
を5年間保存
(2)収集運搬業者の運用比較
13
ガイドブック 7
(3)処分業者の運用比較
項目
電子マニフェスト
紙マニフェスト
処分終了
報告
処分終了日から3日以内に、必
要事項を入力し、情報処理セ
ンターに報告
処分終了日から10日以内に、
必要事項を記載したマニフェス
トの写し(D票)を、排出事業者
に送付
マニフェスト
の保存
マニフェストの保存が不要
(情報処理センターは、マニ
フェスト情報を保存)
C1票を5年間保存
14
ガイドブック 7
電子マニフェスト利用・登録
状況
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
3
15
年度
加入者数
加入者数の内訳
年間
登録件数
(件/年間)
電子化率
【利用割合】
排出事業者
収集運搬
業者
処分業者
H23年度
79,155
62,443
10,673
6,039 12,882,074
25%
H24年度
89,015
70,792
11,720
6,503
15,056,116
30%
H25年度
110,860
90,857
13,005
6,998 17,460,912
35%
H26年度
121,745
100,137
14,210
7,398
19,293,458
39%
電子マニフェストの加入・登録状況
16
※ 平成
26年度収集運搬業者の加入率:14,210 /120,000=約12%
平成26年度処分業者の加入率 : 7,398/12,000=約62%
ガイドブック 11
17
排出事業者の業種別加入者数の割合
18
排出事業者の業種別登録件数の割合
19
年度別登録件数、電子化率の推移
情報処理センターへの
アクセス方法
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
4
20
情報処理センターのアクセス方法
EDI方式によ るデータ交換情報処理
センター
情報処理センターへのアクセス方法は、Web方式、EDI方式があり
ます。
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
網
●Web方式
• Webブラウザ( IE8~11、Safari4.0.4)を利用
( OSはWindows vista ・7・8(デスクトップモード)、MacOSX )• 携帯電話のWeb機能での利用
• スマートフォン・タブレット機器の利用可能
(平成
27年7月運用開始予定)
●EDI方式(
Electric Data Interchange)
• 加入者独自(自社開発)のシステムを使用し
て電子マニフェストを利用する方式
• ASP(Application Service Provider)事業者の提
供するシステムを利用可能
※ EDI方式をご利用の場合は「EDI版接続仕様書」に基づき、 情報処理センターとデータを送受信
アクセス方法
仕組みの概要
特徴
Web方式
インターネットのブラウザ(IE等)を利用して
情報処理センターにアクセスする仕組み
※携帯電話のWeb機能を使って、マニフェ
スト登録、運搬終了報告、処分終了報告、
照会等が可能です。
【利用時間】
午前4時~翌日午前1時
・加入者すべて利用できる仕組み
・ソフトウェアのインストールが不要
・JWNETサーバーに入力した基本情報を共有
して利用が可能
・サブ番号を付加することにより、1加入者で、
最大100台のパソコンから同時ログインが可能
EDI方式
情報処理センターが指定する通信手順等に
よりアクセスする仕組み
【利用時間】
午前4時~翌日午前0時
・
情報処理センターの指定する仕様(通信手
順)に基づくシステム
・ASP事業者等が提供するシステムの利用が
可能
・加入者が構築したシステムの有効活用が可能
アクセス方法の比較
22
ガイドブック 18
Web方式 電子マニフェスト
(ログイン画面)
電子マニフェスト(Web方式)の操作は、専用のホームページ上で行います。
•
業界ごとに利用し易いシステムの提供
(例えば、建設業向けASP、処理業者向けASP)
•
ICタグ、GPS等と電子マニフェストを組み合わせた移
動管理システム
•
電子マニフェストと紙マニフェストが一元管理できる仕
組み
•
本社、支店、営業所の単位で、電子マニフェストの情
報を階層管理ができる仕組み
40種類以上(平成26年9月現在)のASPサービ
スが各社より提供されています。
ASPサービスの例
24
電子マニフェストの特徴
とメリット
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
5
25
電子マニフェストの導入のメリット
電子マニフェストを導入した場合、電子化のメリットで
ある
「情報共有」と「情報伝達の効率化」
の効果があ
り、以下のメリットがあります。
<導入のメリット>
(1)事務処理の効率化(事務負担の軽減)
(2)法令遵守(コンプライアンス)
(3)データの透明性
26
ガイドブック 16
(1)事務処理の効率化
①簡単な入力操作で登録・報告が可能
②マニフェストの保存が不要
③廃棄物の処理状況の確認が容易
④終了報告の返送の手間を省くことができる(処理業者)
⑤過去(5年間)に登録したマニフェスト情報を容易に照会
⑥照会したマニフェスト情報のダウンロード(集計・加工)が
可能
⑦産業廃棄物管理票交付等状況報告が不要
(排出事業者)
27
ガイドブック 16
電子マニフェストと紙マニフェストの
事務処理費用の比較(例)
●M社(製造業)における電子マニフェスト導入効果例
M社グループ全体(30社)で、3,000時間/年、約1,000万円/年の削減
紙マニフェスト運用の労務工程
①紙マニフェスト
発行業務
②紙マニフェスト
管理業務
③
紙マニフェスト
交付等状況報告業務
2,600
500
300
3,400
合計
業務
時間
電子マニフェスト運用の労務工程
①電子マニフェスト
発行業務
②電子マニフェスト
管理業務
③
電子マニフェスト
登録等状況報告業務
250
150
0
400
合計
業務
時間
28
ガイドブック 17
電子化によりマニ
フェスト業務量が
軽減した
90.4%
紙マニフェストとの
併用のため業務
が煩雑になった
6.2%
その他
3.4%
電子マニフェスト導入による事務負担軽減効果
9割以上の方が電子マニフェストの導入により業務量が軽減
したと回答
出典:電子マニフェストを使用している排出事業者1,000ヶ所を対象に、平成24年3月に日本産業 廃棄物処理振興センターが実施した「電子マニフェストの使用状況に関するアンケート調 査結果」(回答率43%)より(n=406)
29
ガイドブック 17
(2)法令遵守(コンプライアンス)
※ 処理終了報告の確認期限
・運搬終了・処分終了の確認期限をチェック(
90
日、特管
60
日以内)
・最終処分終了報告の確認期限のチェック(
180
日以内)
①法で定める必須項目が抜けていると、登録や
報告ができないようになっているため、入力漏れがない
②運搬終了、処分終了、最終処分終了に関する報告の有無を
通知情報(電子メール)や一覧表等で確実に確認
③排出事業者の処理終了確認期限
※
が近づいた場合や、確認
期限が切れた場合に、注意喚起を表示
④マニフェストの紛失の心配がない(保存義務の遵守)
30
ガイドブック 16
(3)データの透明性
①マニフェスト情報は第三者である情報処理
センターがデータ(過去5年分)を管理・保存
(セキュリティも万全)
②マニフェスト情報の変更・取消等の履歴をシステムで
管理
③排出、収集、処分の3者が常に最新のマニフェスト情
報の閲覧・監視
・三者で情報を閲覧するため、誤りを見つけやすい。
・修正・取消は関係者の承認が必要であり、 一者が勝手に
データの修正や取消ができない。
31
ガイドブック 16
電子マニフェストシステム
(Web方式)の機能
6
32
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
1.パターン登録機能
入力時に頻繁に利用する登録パターンや
数量の単位などを予め基本設定し、簡単
に呼び出して利用できる仕組み
⇒入力操作の軽減化
33
ガイドブック 20
2.照会機能
①廃棄物の処理状況の確認が容易
②過去5年間のマニフェスト情報を容易に照会
③照会したマニフェスト情報のダウンロードして、集計・加
工が可能
④排出事業者の処理終了の確認期限(間近、期限切れ)
を表示
・
運搬終了・処分終了の確認期限:90日以内(特管60日以内)
・最終処分終了の確認期限 :180日以内
36
ガイドブック 23
マニフェスト情報の照会
(処理終了報告と確認期限の管理
)
処理終了報告が
返っている場合は
「●」で表示。
処理終了の確認期限(産廃の運搬・処分: 90日、特管の運搬・処分: 60日、最終処 分:180日)が間近に迫っている場合は「間 近」、期限が切れている場合は「期限切 れ」と表示。37
http://www.jwnet.or.jp/jwnet/
3.アラーム機能
マニフェスト登録の際、法令に定められた必須
入力項目が入力されていない場合
どの項目が入力されていないかをシステムから
警告
記載漏れを防止
38
ガイドブック 20
れの場合、先に進めない)
4.委託契約情報との連携
委託契約情報(処理業者の許可品目と委託期
間)を設定
マニフェスト登録時に、委託契約情報と照合し、
相違があると警告
委託契約情報と異なるマニフェスト登録を防止
40
5.通知機能
情報処理センターからの通知情報を
加入者が指定
するメールアドレス
で確認できます。
(通知情報画面からの確認可能)
マニフェスト登録や処理終了報告がタイムリーに把
握・確認。
42
マニフェストに関する行政報告
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
7
産業廃棄物管理票交付等状況報告
紙マニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付した排出事
業者は、その年の
1年間(4月~翌年3月)の交付した
紙マニフェストの交付状況を所定の様式で都道府県・
政令市に提出しなければならない
電子マニフェストの利用した排出事業者は、情
報処理センターが都道府県・政令市に報告する
ため、報告は不要
45
ガイドブック 12
電子マニフェスト普及の取り組み
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
8
国における電子マニフェストの普及目標
第三次循環型社会形成推進基本計画(平成25
年5月)で、
「電子マニフェストの利用割合につい
て平成28年度において50%に拡大する」
という目
標が設定されました。
平成25年10月に環境省より、上記目標を達成す
るための
「電子マニフェスト普及拡大に向けた
ロードマップ」
が策定・公表されました。
47
ガイドブック 59
普及目標達成に向けた具体的な行動計画
電子マニフェストの普及促進の強化
重点普及対象(多量排出事業者等)に対する普及促進
電子マニフェスト導入説明会(導入実務研修会・操作体
験セミナー)の積極的な開催
個別導入相談の充実
加入者サービスの向上
インターネットによる加入手続き(5月予定)
マイページから加入証・請求書のダウンロード
(5月予定)
スマートフォン・タブレット機器に対応した電子マニフェス
トシステムの運用(7月予定)
48
電子マニフェスト導入までの流
れ
9
STEP1:導入に必要なものを準備
STEP2:運用方法の検討
STEP3:加入手続き
STEP4:運用開始
49
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
STEP1
電子マニフェストの導入に必要なものを準備
インターネットを使用できるパソコン
OS : Windows vista ・ 7 ・ 8 ・ 8.1
ブラウザ
: IE8~11
排出事業者、収集運搬業、処分業者の
3者が電子マニ
フェストを使用
50
ホームページの加入者検索機能
情報の公開を承諾した加入者のみ検索可能
委託先処理業者に確認するのが確実
STEP2
加入の単位、料金区分の検討
排出事業者・運搬業者の加入の単位は任意であるため、
加入の単位を検討(処分業者は施設ごとに加入)。
排出事業者は1加入(1加入分の料金)で管理できる排出事業場数
は無制限。
収集運搬業者、処分業者(1次マニフェストの報告)は1つの加入者
番号(1加入分の料金)で、複数の事業者とマニフェスト情報を何件
でもやり取りすることが可能。
上記を踏まえ、排出事業者は料金区分(
A料金、B料金)を
検討
(年間のマニフェスト登録件数が
1,200件以上の場合はA料金の
方が安価)
52
サブ番号を活用して、同時ログイン
JWNETは、同一の加入者番号で同時にログインできるユーザー数は1人のみですが、加
入者サブ番号を作成することにより、同時に複数のユーザがログインできます。
1加入で最大99個の加入者サブ番号を作成できます。(1加入で最大100ユーザまで同時ロ
グインが可能)
なお、加入者サブ番号の作成時に、追加料金は発生しません。
加入者番号 1000000 同一の加入者番号を使用する場合、複数のユーザーが同 時にログインすることはできません。 加入者番号 1000000 加入者番号 1000000 加入者番号 1000000 加入者サブ番号 100000001 加入者サブ番号 100000002 加入者番号の下に2桁のサブ番号を追加した加入者サブ 番号を使用すれば、複数のユーザーが同時にできるよう になります。 JWNET JWNET本社A
支店X
支店Y
本社A
支店X
支店Y
53
排出事業者の複数の排出事業場の管理例
排出事業場単位で加入・操作
最もシンプルな運用方法です。
マニフェスト登録件数が多い場
合に適した運用方法で、製造業
等で多く用いられています。
本社等で各排出事業場のユー
ザ
ID(加入者サブ番号)を使用
してマニフェスト情報の閲覧をす
ることが可能。
54
排出事業者の複数の排出事業場の管理例
本社・支店・営業所(以下、本社
等)の単位で加入し、本社等が
電子マニフェストを操作
建設業で多く用いられている運
用方法です。
排出事業場で電子マニフェスト
を操作している環境が整ってい
ない場合でも適用できます。
55
排出事業者の複数の排出事業場の管理例
本社・支店・営業所単位で加入
し、それぞれの排出事業場で
ユーザ
ID(加入者サブ番号)を
使用して電子マニフェストを操作
1事業場あたりのマニフェスト登
録件数が少ない場合に適した
運用方法で製造業や小売業等
で用いられています。
56
サブ番号を使う場合と複数加入する場合の違い
本社で加入
(支店はサブ番号で運用)
支店ごとに加入
データの閲覧
1加入で本社でも、各支店でも、
すべてのデータを閲覧可能
各支店でそれぞれログインし、支
店のデータのみ閲覧可能
料金
本社に請求
(
1加入分の請求)
・サブ番号ごとの内訳は出ない
支店ごとに請求
(加入数分の請求)
基本設定
基本設定の情報を共有すること
も、サブ番号ごとに個別設定する
ことも可能
支店ごとに設定
留意点
・全支店のデータが区別されない
ため、通知等も一括管理する必
要がある(階層管理はできない)。
・特定の支店のマニフェスト情報
のみを抽出するためには工夫
が必要となる。
・基本料が各支店にかかる。
57
○基本料:システム利用に係る年間の定額利用料金 ○使用料:システム利用に係る従量利用料金
税込
① 利用料金-排出事業者
料金区分
※1
A料金
B料金
団体加入料金
(C料金)
※2基本料
※3(年額)
25,960円
2,160円
――
使用料
(登録情報1件
につき)
10.8円
66件までは無料
67件から
32.4円
32.4円
メリットがある
年間登録件数
1,200件~
~1,199件
――
※1 マニフェストの年間登録件数に応じて、料金区分を選択してください。加入時に選択した料金区分は毎年4月1日に変 更することができます。 ※2 団体加入料金(C料金)は、「排出事業者が30以上集まって加入する」、「団体の利用代表者を決めて利用料金を一括 して支払う」、「情報処理センターからの連絡の窓口を利用代表者とする」などの条件を満たすことが必要となります。 ※3 基本料の1年間の金額は、4月から翌年の3月末までの期間に適応されます。年度の途中で加入する場合、初年度の 基本料は月割りで請求いたします。利用を開始した月によって金額( (B料金の場合の無料登録件数)が異なります。 詳細は「利用開始月別基本料早見表」よりご確認ください。58
料金区分
収集運搬
業者
処分業者
※1①処分(報告
機能のみ)
②処分(報告機能+
2次登録機能)
A料金
B料金
基本料
※2(年額)
12,960円
12,960円
25,920円
12,960円
使用料
(登録情報
1件につき)
―
―
10.8円
66件までは無料
67件から
32.4円
税込
※1 ① 処分終了報告、最終処分終了報告を行う機能のみの料金
② ①の機能と併せて、中間処理後の残さを電子マニフェスト登録(2次マニフェスト)する機能の料金
(A料金、B料金を選択)
※2 基本料の1年間の金額は、4月から翌年の3月末までの期間に適応されます。年度の途中で加入する場
合、初年度の基本料は月割りで請求いたします(利用を開始した月によって金額が異なります)。
② 利用料金-収集運搬業者、処分業者
59
STEP3
運用方法の検討
社内及び取引先(排出事業者、収集運搬業者、処分業者)
を含めた電子マニフェストの運用のルールを決めておくことが
必要。
<主な検討項目>
① 伝票(書面)の活用
② マニフェスト情報を特定する番号
③ 数量の確定者
④ 登録方法
⑤ 排出事業者が登録する日時
60
① 廃棄物受渡伝票(書面)の利用と誰が準備するか
・運搬する産業廃棄物の種類及び数量
・その運搬を委託した者の氏名または名称
・運搬する産業廃棄物を積載した日
・積載した事業場の名称、連絡先
・運搬先の事業場の名称、連絡先
(2)産業廃棄物の運搬車は、次の事項を記載した書類
(電子情報でも可、
JWNETの受渡確認票で対応可
)の備え付け(携帯)が
義務づけられています。
(廃棄物処理法施行規則第
7条の2第3項第4号)
(3)処分業者受入時の確認用書面
(1)廃棄物の受渡し確認の記録(備忘録、廃棄物受渡しの証明)
(4)マニフェスト情報を入力する際の作業用伝票
以下の用途で伝票(書面)を利用します。
・受渡確認票(伝票)は電子マニフェストシステムから印刷できます。
・この受渡確認票は任意の伝票であり、法で規定する伝票ではありません。
61
ガイドブック 26
マニフェスト登録は廃棄物の引渡しの「後」3日以内にしなければならないので、
引渡し前に予約登録(マニフェスト登録の準備)をし、受渡確認票を出力する。
入力担当者 (最終保管) 工事担当者 (FAX内容確認時) 排出事業者 工事番号・邸名 作業場所在地 連絡先電話番号 交 付 日 交付担当者 車 両 番 号 産廃業者立会者 運搬先事業所 (処分業者の処理施設) 廃棄物の品目・荷姿と排出量・処分方法 品目・荷姿 荷姿数量 確認数量 確認数量 廃プラスチック (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 紙くず (袋 ・ バラ ・ コンテナ) ダンボール (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 木くず (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 繊維くず (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 金属くず (袋 ・ バラ ・ コンテナ) ガラス・陶磁器くず (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 石膏ボード (袋 ・ バラ ・ コンテナ) がれき類 (袋 ・ バラ ・ コンテナ) コンクリートくず (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 安定型混合廃棄物 (袋 ・ バラ ・ コンテナ) 管理型混合廃棄物 (袋 ・ バラ ・ コンテナ) ㎥ ㎥ 備 考 欄 ※処分方法(下記の番号のうち、いづれかを記入) 中間処理 最終処分 4.安定型 5.管理型 6.遮断型 ※安定型混合廃棄物及び管理型混合廃棄物を選択した場合は、備考欄に廃棄物の種類(19種類)の内訳 又は、その廃棄物の一般的な名称を記入して下さい。基本的には使用しないようご協力お願い致します。 合計数量 1.脱水 2.焼却 3.破砕 7.その他中間処理 8.選別 ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ ㎥ 〒 電話番号: 処分方法 ㎥ ㎥ 平成 年 月 日 〒 電話番号: 様邸 新築工事 受渡確認伝票(電子マニフェスト用) 収集運搬業者 (検印後FAX)
【独自の受渡確認票の例】
63
ガイドブック 26
②
マニフェスト情報を特定する番号をどうするか
64
マニフェスト情報は、マニフェスト番号又は連絡番号によ
り特定できます。
マニフェストの照会・検索する際に利用します。
マニフェスト番号(数字
11桁)
排出事業者がマニフェスト登録した際、情報処理センターが
付与する番号です。
連絡番号(半角英数字
20桁)
排出事業者がマニフェスト登録時に、任意に付与する番号
1例として、建設会社では、連絡番号欄に「工事現場コード」
を活用して工事現場毎のマニフェスト情報を管理しています
。
ガイドブック 27
③ 数量の確定者を決める
65
廃棄物数量は、排出事業者、収集運搬業者、処分業者
の3者がそれぞれ入力できる項目があります。
①排出事業者
:排出量(必須)
②収集運搬業者:運搬量(任意)
(
1区間~5区間)
③処分業者
:受入量(任意)
排出事業者が3者の中から選択した数量の確定者の入
力した廃棄物数量が、確定値となり都道府県等に報告
される数量となります。
排出事業者の入力す
る「数量」
(必須項目)
(マニフェスト登録時)
運搬業者が入力で
きる「運搬量」
(任意項目)
(運搬終了報告時)
処分業者が入力でき
る「受入量」
(任意項目)
(処分終了報告時)
確定数量
(数量確定者が入
力した時)
(200ℓ缶が5本なので)
1,000ℓ
入力せず
(計量したら)
0.92t
数量の確定者が
排出なら
1,000ℓ
運搬でも
1,000ℓ
処分なら
0.92t
【例】 廃アルカリをドラム缶
5本分廃棄した場合
※
数量確定者になっている運搬業者、処分業者があえて「運搬量」、「受入量」を入れな
かった場合は、排出事業者が入力した「数量」が確定数量になります(確定者になって
いる場合に数量を入れずに報告しようとすると警告が出ます)。
66
産業廃棄物情報の入力時に
数量の確定者を選べます。
④ 登録方法の検討
68
1回のアクセスで登録する方法
法で定められた登録項目を1回のアクセスで情報
処理センターに登録します。
2段階のアクセスにより登録する方法
(予約情報を活用した登録)
事前に排出事業場、収集運搬業者、処分業者の情
報を仮登録(予約登録)し、廃棄物を引渡した後、
予約情報を呼び出し、廃棄物の種類、数量等を追
加登録します。
ガイドブック 27
①
排出事業者がマニフェスト登録しないと、収集運搬業者、処
分業者はそれぞれ運搬終了報告、処分終了報告ができま
せん。
②
排出事業者は、廃棄物を引渡した後、3日以内にマニフェ
スト登録するが義務付けられています。
③
「いつ(例えば、廃棄物を引渡した翌日の午前中など)」マ
ニフェスト登録するかをルール化することにより、収集運搬
業者、処分業者は、運搬終了、処分終了の報告を効率的
に行うことができます。
※ マニフェスト登録したことを処理業者にメールでお知らせすることもできます。
⑤ 排出事業者が登録するおおよそ日時を決める
マニフェスト登録忘れにご注意!
69
ガイドブック 27
所定の加入手続き後に電子マニフェスト
の運用を開始。
STEP4
加入手続き⇒運用開始
加入申込手続
ホームページから加入申し込みをしていただくことができます。
71Webフォームに必要事項を入
力して仮
IDと仮パスワードを
入手したうえで本申込ができ
ます。
手続き完了後、最短で
1営業日後から利用できるようになります。
試験運用(試行運用)
72 デモシステムは、WNETホームページから申
込み・利用することができます。
操作方法については、JWNETホームページ
で操作体験セミナーやツール等を準備
操作体験セミナー
東京・名古屋・大阪で定期開催 (他 全国各地で開催)
操作ムービーガイド
操作マニュアル
本格運用の前に、デモシステムを活用した試験導入やモデル
事業所における試行運用をお勧めします
ガイドブック 40
電子マニフェストの運用例
10
73
公益財団法人日本産業廃棄物処理興センター
情報処理センター
排出事業場A
①受渡確認票
(連絡番号の伝達)事例1
1回のアクセスでマニフェスト登録する運用
⑦処分終了報告
(処分終了日から3日以内)③廃棄物の
運搬
④-1受渡確認票の
送付
排出事業場B
排出事業場C
ホストコンピューター
情報処理センター
パソコンのある事務所
(マニフェスト登録拠点)
収集運搬業者
処分業者
⑤マニフェスト登録
(廃棄物引渡し日から3日以内)⑥運搬終了報告
(運搬終了日から3日以内)74
ガイドブック 28
③受渡確認票
(マニフェスト番号)
事例2
予約登録・確定登録の2段階のアクセスで運用
⑥ 受渡確認伝票の
送付
(処分終了日から3日以内)⑨処分終了報告
④廃棄物の引渡し
①マニフェスト予約登録
⑤廃棄物の
運搬
排出事業場A
排出事業場B
排出事業場C
収集運搬業者
処分業者
パソコンのある事務所
(マニフェスト登録拠点)
ホストコンピューター
情報処理センター
②予約結果
(受渡確認票
の印刷)
②予約結果
(受渡確認票
の印刷)
⑦予約登録の確定
(廃棄物引渡し日から3日以内)⑧運搬終了報告
(運搬終了日から3日以内)75
ガイドブック 29
<排出事業者> ①排出事業場におけるマニフェスト情報入力 運搬担当者が廃棄物回収時に排出現場にてモバイル機器(携帯電話)を用いて、廃棄物の数量、種類を入力。 ②データの承認 作業所担当者(○○建設㈱)は入力した内容を確認し、承認するためのパスワードを入力。 ③データの転送 パスワード入力後、マニフェスト情報は、ASPを介して情報処理センター、排出事業者の社内システムに転送。 <収集運搬業者・処分業者> ④処理終了報告 収集運搬業者、処分業者は運搬終了、処分終了後にパソコンからASPにアクセスして、それぞれ運搬終了・処分終了の報告を行う。 ⑤請求システムへの取込み ASPを介して転送されてきたマニフェスト情報は、処理業者の請求システムに取込まれる。 ☆電子マニフェストとEDI接続した商用システム(以下、「ASP」という)を活用して運用している事例を紹介します。