平成23年10月31日
伝わるインフォグラフィックス「ツタグラ」プロジェクト始動!
~「インフォグラフィックス」の力で統計情報などが 分かりやすく伝わるプラットフォームを構築します~ 経済産業省では、「インフォグラフィックス」の手法を用いて、専門家や国 の持つ知識・データとクリエイターの「伝える」力を結びつけていくプラット フォーム「ツタグラ[伝わる INFOGRAPHICS]」(http://www.tsutagra.go.jp/) を開設し、10月31日(月)16時から正式運用を開始しましたのでお知ら せします。 1.「インフォグラフィックス」とは 「インフォメーション」と「グラフィック」をかけあわせた造語で、情 報、データ、知識を視覚的に表現する手法。複雑なデータや、概念的情報 を分かりやすいイラストやグラフに画像化したものです。 元データ インフォグラフィックス 2.プロジェクトの目的について 3.11以降の日本では、震災の経験から、正確なデータを正しい解釈 で、分かりやすく伝えることの必要性が増しています。一方、クリエイタ ーによる復興プロジェクトやメッセ―ジ発信が多く生まれ、改めてクリエ イティブの力が再認識されています。 経済産業省では、情報を分かりやすく伝えるため の手法の一つである「インフォグラフィックス」を 用いて、専門家や国の持つ知識・データとクリエイ ターの「伝える」力を結びつけていくプラットフォーム「ツタグラ[伝わ る INFOGRAPHICS]」(http://www.tsutagra.go.jp/)を開設し、10月31 日(月)16時から正式運用を開始しました。3.「ツタグラ」プロジェクトの特徴について 「ツタグラ」プロジェクトでは、環境問題や働き方等の社会的課題をテ ーマとした「お題」と「データ」(専門家によるデータや統計情報)を定期 的に提示いたします。それらのお題とデータを元に、クリエイターが分か りやすい「インフォグラフィックス」の作品を作成、投稿いたします。 専門家・クリエイター以外のユーザーは、作品に対してサイト上やソー シャルメディアから作品へ意見を寄せ、批評することができます。これら のフィードバックを通じて、国や専門家が持つデータが分かりやすく伝わ るプラットフォームの実現を目指します。 4.Webとイベントとの連携について 本プロジェクトでは、今後、Webサイトの運営に合わせて、「お題」や インフォグラフィックスについてともに考えるカンファレンスやワークシ ョップなどのイベントも展開していく予定です。 ○現在予定されているイベント (1)「ツタグラ presents インフォグラフィックス・ワークショップ」 日時:2011 年 11 月 15 日(火)19:00~21:00 場所:渋谷 loftwork Ground 対象:インフォグラフィックスの作り方を学びたいクリエイター 定員:30 名 参加費:無料 (2)ツタグラ[伝わる INFOGRAPHICS] サイトオープンカンファレンス 日本を変えるインフォグラフィックス 日時:2011 年 12 月 17 日(土)14:00~ 対象:クリエイター、インフォグラフィックスに関心のある人 等 場所:六本木ミッドタウン リエゾン・センター 定員:100 名 参加費:無料 (本発表資料のお問い合わせ先) 商務情報政策局クリエイティブ産業課長 渡辺 哲也 担当者:高木、小宮 電 話:03-3501-1511(内線 3561~4 03-3501-1750(直通)
<別添> ◆プロジェクト「ツタグラ [伝わる INFOGRAPHICS]」概要 本プロジェクトは、Web プラットフォームとリアルイベントの 2 つの「場」に よって構成されています。 1.Web サイトについて 1-1. 概要 (1) Web サイト名: ツタグラ [伝わる INFOGRAPHICS] (2) URL:http://www.tsutagra.go.jp/ (3) 運用開始日:2010 年 10 月 31 日 1-2. 特徴と機能 (1) 「お題」の提示(専門家) 環境問題や働き方等、社会的なテー マを扱う専門家から定期的に「お題」 と「データ」が提示され、日本の未来 を考えるヒントになる数値やビジョン を知ることができる。 (2) インフォグラフィックスの投稿(クリエイター) クリエイターは、「お題」を元に作成されたインフォグラフィックスを、 オンラインで共有しやすくなる著作権ルール「クリエイティブ・コモンズ・ ライセンス」を付与する形で投稿できる。 (3) フィードバック・共有 専門家・クリエイター以外のユーザーも、作品に関してサイト上やソー シャルメディア上でコメントを寄せたり、ツタグラサポーターが厳選した 新しいインフォグラフィックス、世界のインフォグラフィックス情報を得 ることができる。
1-3. インフォグラフィックス作成の「お題」 ・第 1 回「エコ・ジレンマ」(環境問題) ・第 2 回「シュリンキング・ジャパン」(予定) ・第 3 回 「これからの働き方について」(予定) 以降も、順次発表してまいります。 2.イベント・カンファレンスについて ツタグラでは定期的に、「お題」やインフォグラフィックスについて共に考 える小規模イベントやカンファレンス等のイベントを開催します。 2-1. 予定されているイベント 「ツタグラ presents インフォグラフィックス・ワークショップ」 ・日時:2011 年 11 月 15 日(火)19:00~21:00 ・出演:木村 博之氏((株)チューブグラフィックス 代表) ほか ・対象:インフォグラフィックスの作り方を学びたいクリエイター ・場所:渋谷 loftwork Ground ・申込:http://www.opencu.com/events/infographics-vol-2 ・定員:30 名 ・参加費:無料 "ツタグラ[伝わる INFOGRAPHICS]" サイトオープンカンファレンス 日本を変えるインフォグラフィックス ・日時:2011 年 12 月 17 日(土)14:00~(13:30 開場) ・出演:原 研哉氏(原デザイン研究所 代表)、西村 佳哲氏(プランニン グ・ディレクター)、木村 博之氏((株)チューブグラフィックス 代表)、林 千晶氏((株)ロフトワーク 代表取締役)、高木 美香 (経済産業省クリエイティブ産業課 課長補佐) ほか ・対象:クリエイター、インフォグラフィックスに関心のある人 等 ・場所:六本木ミッドタウン リエゾン・センター ・定員:100 名 ・参加費:無料 ◆その他資料など ・ツタグラ オープン先行イベントレポート http://www.tsutagra.go.jp/blog/eventreport01/
◎インフォグラフィックスとは?
インフォグラフィックスについて(木村 博之/Tube Graphics 代表) インフォグラフィックスとはインフォメーションとグラフィックスをかけあ わせた造語で、<見えにくい情報>を<わかりやすい形>にするグラフィック デザイン。言葉では伝わりにくいものでも、絵や図で説明されると簡単に理解 できることがたくさんあります。 これはもともと、新聞やニュース系雑誌などがモノの説明、事件・事故など 出来事の様子を伝えるための手段として発達しました。 表現形態でみると、主にイラストを用いて説明図解する「ダイアグラム」、図 形・線・イラストなどで相互の関係を整理する「チャート」、情報をある基準で 区分して縦軸・横軸上に整理する「表」、数値で比較や変化を表す「グラフ」、 一定の地域における位置関係を表示する「地図」、文字を使わずに絵で物事を直 感的に伝える「ピクトグラム」に分類されます。 現在では新聞などのコミュニケーションデザインの狭い世界から、プロダク トデザイン、スペースデザインなど、日常生活からビジネスに至るまで私たち の周りのほとんどのシーンで見かけるようになりました。それはインフォグラ フィックスが、うれしい体験、快適な生活のためのデザインだからです。一方 的に<伝える>ではなく、どうしたら相手に<伝わる>かを追求する重要なコ ミュニケーションツールだと気がついたからでしょう。 インフォグラフィックスは誰かのために役立ちたいという「思いやりのデザ イン」です。決して奇をてらうだけのものでなく、相手の視点に立ったシンプ ルで美しいデザインが求められます。 私の経験からインフォグラフィックスを作るときの手順を紹介します。 まず組み立てるのは建物でいうところの大黒柱:コンセプト「Concept」 それに基づいて用意するのは信頼できるデータ「Data」 これがしっかりしていないと必ず行き詰まります。その後に次の5つの要素 をいろいろな視点から試行錯誤しデザインして行くのです。 1.見る人の目と心を引きつける「Attractive」 2.伝えたい情報を明確にする「Clear」 3.必要な情報だけに簡略化する「Simple」 4.目の流れに沿う「Flow」 5.文字がなくても理解させる「Wordless」 (『インフォグラフィックス』より抜粋)ツタグラ[伝わる INFOGRAPHICS]サイトにおける 民間サービスとの連携機能について 平成23年10月31日 本日から運用を開始した「ツタグラ[伝わるINFOGRAPHICS]」のサイトで は、以下の通り、民間サービスとの連携を行っております。 1. 民間ID サービスとの連携 「ツタグラ」サイトでは、参加登録を行うことで、作品の投稿・編 集が行える仕組みとなっておりますが、同機能の利用に際して、民間 ソーシャルメディアの登録情報を用いた新規登録・ログインができる ようになっています。具体的には、以下のサービスに対応しています。 ・Facebook ・Twitter OAuth 認証により、セキュアかつ簡単に登録することができます。 国の運用するサイトでは、OAuth 認証を実利用する初の事例となりま す。 2. ソーシャルメディアを活用したコメント機能 「ツタグラ」サイトに投稿された情報へのコメント機能を実装する に当たり、DISQUS 社が提供する DISQUS を導入しました。 同サービスにより、DISQUS、Facebook、Twitter、Google+、OpenID の ア カウ ン トを 用いて コ メン ト する ことが で きま す 。DISQUS、 Facebook、Twitter、Google+と連携して、サイト上でコメントできる 機能を実装するのは、国の運用するサイトでは、初の事例となります。 また、コメントは、各ソーシャルメディアに掲載されるので、より 多くの方に情報を届けることが可能です。 3. その他のソーシャルメディアとの連携機能 その他、以下のソーシャルメディアとの連携機能を実装し、多くの 方に、プロジェクトに参加して頂けるよう、工夫を行っています。 (1) Twitter 「ツタグラ」に投稿された情報を引用し、Twitter に投稿すること のできる機能
(参考資料)
Twitter に#tsutagra のハッシュタグを付して投稿した「つぶやき」 が、ツタグラレポートブログ内に表示される「Twitter 外野席」の 機能 (2) Facebook 「ツタグラ」に投稿された情報を引用し、Facebook に掲載する(い いね)機能 (3) Google+ 「ツタグラ」に投稿された情報を引用し、Google+に掲載する機能 (4) はてなブックマーク 「ツタグラ」に投稿された情報を引用し、「はてなブックマーク」 にブックマークする機能 経済産業省では、今後も、インターネット上での様々な試みにおいて、Web API を公開している様々な民間サービスとの連携を試みてまいります。 (サイトの機能についてのお問い合わせ先) 商務情報政策局 情報プロジェクト室長 杉浦 秀明 担当者: 守谷 電 話:03-3501-1511(内線 3961) 03-3501-2964(直通)