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簡易型材料試験と応力解析を組み合わせた応力集中の体験実習

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Academic year: 2021

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熊本大学工学部 附属ものづくり創造融合工学教育センタ一 平 成21年度 年次報告書

簡易型材料試験と応力解析を組み合わせた応力集中の体験実習

1 .緒言

プロジェク 卜申請者は現在、機械システム工学科 3 年次必修科目の機械工学実験で、材設

5

(応力集中の 評価)を担当している。そこでは応力集中に関する理 解を深めてもらう目的で、円孔を有する平板に対して 汎用ソフトウェアを利用した有限要素法実習を行い、

理論値との比較・検討を行ーっている。近年、コンピュ ータ技術の発達に伴い、以前より有限要素解析が手軽 に行えるようになってきている。しかしながら、これ まで機械工学実験の材設

5

(応力集中の評価)で実施

している有限要素法実習だけでは学生が数値解析は万 能であるとの錯覚に陥りやすいため、「機械工学実験」

の元々の講義形式である「実験Jを組み合わせること が必要不可欠であると考えている。また、有限要素法 実習は実験室ではなく電源や

LAN

環境が整備された 講義室で実施する必要があるため、実験実習を組み合 わせるためには簡単に持ち運び可能な実験装置が必要

となる。

そこで本プロジェクトでは、これまで機械工学実験 の材設

5

(応力集中の評価)で実施されてきた有限要 素法実習に簡易の材料試験を組み合わせた形式の実習 の開発を進め、次年度からの授業化のための準備を行 った。

2. システム構築

本プロジェクトで構築した持ち運び可能な簡易型材 料試験システムの模式図を図

1

に、実物写真を図

2

に それぞれ示す。この材料試験システムを利用した実習 と、これまで機械工学実験にて実施してきた有限要素 法実習とを組み合わせることで、応力集中とはどのよ うな現象で、あるかを受講生達に視覚的に体感してもら えることが期待される。

3.模擬授業

次年度からの授業化のために、平成

21

9

18

日 (金)に機械システム工学科

3

年生の有志数名に対し て模擬授業を行った。図3に模擬授業の様子を示す。

模擬授業内容に対して学生に意見を求めたところ、概 ね好意的な感想、が寄せられたことから、次年度からの 機械工学実験において本プロジェク トで開発した実習 プログラムを実施することに対して、特に問題はない ものと考えられる。また次年度の実際の機械工学実験

79 

機械システム工学科 黒田雅利

においても学生の感想を求めて、さらなる授業改善を 行っていく予定である。

引張誌験装置 スヲンド (Tensiltester (Stand 荷 重

(Load 荷重変換器

パソコン デ ヲロガ (Personal computer(Data logger)リード線

(Lead wire 

(Load cell

ひずみゲージ (Strain gauge

円 孔 (Hole

ボルト (8011) 

土台 (8ase

1

簡易型材料試験システムの模式図

2

簡易型材料試験システムの実物写真

図3 模擬授業の様子

参照

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