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フォーラム実行委員会報告
学園祭協賛行事のひとつとして、学園祭期 間中の11月1日(土)に本学図書館の第2閲覧 室において「フォーラム学生と図書館」を開 催しました。テーマは、「京菓子と包材」です。
今回は、「京のお菓子を包む」というタイト ルで、その中でも「菓子の歴史と包む歴史」
をコメディア株式会社の野田大輔氏が、また
「京のお菓子と現代の包装」を野崎印刷紙業株 式会社の植村昌和氏が講演されました。そし てその後に講演についてオランダ、オースト ラリア、イタリア、中国の4名の留学生がコメ ントしました。会場には学生、教職員、一般 の方々 62名が集まりました。
「菓子の歴史と包む歴史」では、野田大輔
氏が日本のお菓子が古代から現代までどのよ うに変遷してきたか、そして日本の「包む」
の代表的なものとして水引や風呂敷がどのよ うな経緯でできたのか、その種類や用途には、
具体的にどんなものがあるかについてスライ ドを使って詳しく講演されました。
続いて、植村昌和氏が、「京のお菓子と現代
の包装」については、最初に京都の代表的な 和菓子は、具体的にどんなものがあるか、ま たそのお菓子の由来についてそれぞれ、スラ イドを使って講演されました。それらの和菓 子には、どのような包材がどのような形で使 われているかなどを話しながら、包材でお菓 子を包む目的について、丁寧に解説されまし た。お客様にお菓子を選んで買ってもらいや すくするために、見た目が綺麗に見えること、
また、安心して食べてもらうようにするため に、お菓子を包む包材に工夫を凝らしてデザ インするという姿勢がよくわかるお話でした。
最後に4名の留学生が自国のお菓子と比較し ながら、2つの講演を聴いての感想を述べまし た。留学生達は皆、見た目にも非常に綺麗で ヘルシーな和菓子について自国にない魅力を 感じたと話していました。また水引や風呂敷 の起源や様々な折り方や形の意味を知って、
日本文化のその奥深さに感動したという感想 を述べた人もいました。
一方では、過剰に包材を使うのは、環境に はやさしくないのではないかという鋭い意見 もあり、大変意義深いフォーラムになったと 思われます。
今回のフォーラムを通じて和菓子に表され る季節を感じる繊細な感性、水引や風呂敷に 見られる優しい気遣いは、次世代に引き継ぐ べき大事な財産であると認識致しました。
さかえ さきこ(司書・係長・情報サービス課)
委員長 栄 咲子