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What s KAGAism TOP Interview Q ITM ipod EMS

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Academic year: 2021

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3月31日 毎年6月に開催します。 日本経済新聞 東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社 東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社 本店 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 証券代行事務センター(〒168−0063) 電話 0120−78−2031(フリーダイヤル) 中央三井信託銀行株式会社 本店および全国各支店 日本証券代行株式会社 本店および全国各支店 決 算 期 定 時 株 主 総 会 公 告 掲 載 紙 株 主 名 簿 管 理 人 同 事 務 取 扱 場 所 同 事 務 取 扱 所 同 取 次 所 〒113-8503 東京都文京区本郷2丁目2番9号センチュリータワー TEL.03-4455-3111(代) FAX.03-3815-6744 http://www.taxan.co.jp/ 銘柄コード:8154 表紙装画:宮坂 健「虹の街」 エーゲ海の奥に、花と緑に囲まれ、白亜の建物が紺碧の海 に映えるサントリーニ島という島がある。 余りに美しく現実感に乏しくて、そこにいると自分の存在 までが透明になって溶けてゆきそうだったのを思い出す。 作者略歴: 1949年生まれ 安井賞展、浅井忠記念賞展 セントラル油絵大賞展、日本青年画家展等 個展 日本橋三越等

https://www.

e-kabunushi.

com

 アクセスコード

 8154

●アンケート実施期間は、本事業報告書が  お 手 元 に 到 着 し て か ら 約 2ヶ月 間  (2006年8月末日まで)です。 e- 株主リサーチ 株主メモ お知らせ 住所変更、単元未満株式買取請求、名義書換請求および配当金振込指 定に必要な各用紙のご請求は、下記株主名簿管理人中央三井信託銀行 のフリーダイヤルまたはホームページをご利用ください。 ● フリーダイヤル 0120−87−2031 (24時間受付:自動音声案内) ● ホームページ http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_06.html

(東証

1

部:証券コード

8154

(2)

What’s KAGAism

加賀電子グループ経営ポリシー

絶えず時代の先を読み、

ワールドワイドな総合エレクトロニクス商社を目指します。

柔軟性をもって

あらゆるものを

全世界で

総合力を活かして

若さを失わず

絶えず挑戦

加賀電子グループの戦略

∼新体制でスタートさせた注目すべき事業を中心に∼

T

OP

Interview

代表取締役社長

塚本 勲

38

期を振り返り、連結業績の報告および

4

つのコ アビジネスの結果をお話ください。また来期の展望も お聞かせください。 期中に業績予想の下方修正を発表するものの、結果的には 売上高および利益額ともに、過去最高を記録するほど、好調 に推移いたしました。 4つの事業のご報告ですが、ITM(情報機器)事業はアッ プルコンピュータのiPodを中心としたデジタルメディア機器 の販売が好調だったことに加え、昨年8月に写真・映像関連 の商社である(株)樫村をグループに加えた事により前期比 150億円の伸びとなりました。来期につきましても一層の成 長を期待しています。 EMS事業につきましては、売上高は105億円の増加となり ましたが国内では遊技機器向け液晶ユニットの受注が旺盛で、 来期も引き続き順調に推移すると予測しています。海外では 中国の深 および上海での受注が好調に推移し、タイやマレ ーシアでも順調に拡大しております。 一般電子部品事業もハードディスクがデジタル家電に採用 されており、売上高は約6億円の増加となりました。一方で 半導体事業ですが、当社が販売代理を行っていた大手半導体 メーカーが、大手顧客に対しての販売ルートの見直しを行っ た結果などにより残念ながら売上高は前期比大幅減というや むなき結果となりました。しかしながら、当社グループは総 合力を駆使して常に新しい商材や技術を世界を舞台に追い求 め、積極的に営業しております。その結果、新しく複数の半 導体メーカー製品の販売代理権の獲得に至るなど基盤の拡大 に努力しておりますのでこの事業の発展を期待しています。 またその他事業ですが、(株)樫村が子会社になったことも あり、売上高は大幅に拡大しており、来期においても順調に 伸びて行くことが予想されます。

Q.1

(3)

今年の

4

1

日付けで加賀電子の

EDMS

事業を加賀 コンポーネント(株)に移管したと発表がありました が、その経緯、展望などをお聞かせください。 経緯と狙いですが、今年2月に加賀香港とEDMS事業部の 主要客先でありましたプラスビジョン社からフロントプロジ ェクター事業売却のお話をいただき、プロジェクターの開発 生産というメーカー的な事業を加賀コンポーネント(株)に て事業継承することにしました。 もともと当社は電子部品商社としてお客様のご要望にお応 えし、電子部品の収集から半完成品や完成品などの組み立て を行ってきておりますが、あくまでも商社であり、メーカー ではないという経営方針を持っております。しかしながら、 国内外の競合電子部品商社も生き残りをかけて、取扱商品の 拡充やEMSなどを始める企業が増えてきているのが現状で す。私どもは常に、いかにして勝ち組として生き残れるか、 付加価値を付けることでいかにお客様にご満足いただけるか を重要課題として様々なことに取り組んできました。このよ うな考え方の下、検討した結果、すでにグループの中でメー カーとしての体制が整っている加賀コンポーネント(株)を EDMS事業の核とする方針を打ち出し、ここに資源の集中を 図ることによる業務効率の向上を狙い、加賀電子のEDMS事 業を移管することにしました。 加賀コンポーネント(株)は、主にスイッチングや電源・ ACアダプター・バッテリーチャージャーなどの開発製造販 売を行っているメーカーです。今期の売上高は約100億円と なり、今後はEDMS事業と事業継承したプラスビジョン社の フロントプロジェクター事業が加わることにより、グループ のメーカー部門としてさらに成長していくことが予想され、 期待しております。 また今期は、加賀電子ITM事業本部における自社ブランド の「TAXAN」で、ブルートゥース技術を応用した携帯電話 の周辺機器「BTee Music」を当社とKDDI(株)、(株)東芝、 ヤマハ(株)の4社で共同で開発し発売しました。今後、加賀 コンポーネント(株)が製造した商品の販売を加賀電子が行っ たり、あるいは(株)樫村などが行ったりして協業化を図る 一方、できるだけ付加価値の高い自社ブランド品の企画、開 発、生産、販売までを行っていきたいと思っています。 海外での取り組みについてお聞かせください。 現在、中国でのビジネスは、電子部品の販売と EMS ビジ ネスを合わせて、年間売上高が 600 億円規模となっており ます。今後はさらに、中国全土で電子部品・機器の販売まで を活性化させるため、現地での部品調達や販売に加え、物づ くりから完成品の販売を一貫して提供できるよう体制強化を 図っていきます。たとえば現在においては、中国国内で事務 機器などを販売できる企業とのタイアップを検討しています。 このように当社が中国で順調にビジネスを構築できた理由 のひとつには、同業他社よりもいち早く中国の市場に進出し たことが挙げられます。現在は将来を見据え、中国の他、ロ シア、インドへの進出を計画し、始動しております。また、 EU圏の販売拠点の拡充も視野に入れ、オランダに本社を置 くKAGA(EUROPE)を中心に営業活動を進めています。 現在のところ拠点はイギリス、チェコですが、ドイツやフラ ンスなどでも専門チームをつくり、マーケティングや売り込 み活動を始めています。 株主の皆様へメッセージをお願いします。 まずひとつは、当社は映画への出資などを通じた芸術文化 振興活動を行っております。これはCSR活動(社会貢献活動) の一環としての活動と、本業への展開・シナジー効果を見据 えての出資であります。映画への出資は、最終的にデジタル シネマや地上波デジタル放送用のノンリニア編集機などの浸 透、拡大につながると確信しており、実際に当社が扱う米国 QuVIS社製の高精細映像機の販売台数も年々増加しはじめて いますし、ノンリニア編集機も前期よりも実績が上がってお ります。また、ビデオ・オン・デマンドシステム事業も引き 続き好調に売り上げを伸ばしており、この事業は必ずコンテ ンツが伴いますから、コンテンツビジネスにも積極的に取り 組んでいく必要があると考えています。 もうひとつは現在、連結 対象ではない規模の出資を 約50社へおこなっていま す。これは単にキャピタル ゲイン目的ではなく、新し い技術やコンテンツと、私 どもとのシナジー効果を求 めての出資であります。積 極的にエレクトロニクスに 関するタイアップ先に出資 をしながらアライアンス、 販売提携ができる環境を整 えております。 当社では、F・Y・T(行動 指針)に代表されるとおり 「挑戦する精神」を大切に しております。新規事業や 新製品の開発、新会社設立 など、社員が情熱を持って 手を挙げてきた場合には、 基本的には「NO」と言わず、芽をつぶさないようチャンス を与えております。それは人が育っているからこそできるこ とだと自負しております。そのような企業風土の中で、昨年 はゴルフ関連事業と飲食事業を立ち上げました。スタートし たばかりで数値的な結果は出ておりませんが、双方ともにシ ナジー効果が見えはじめています。今後、多店舗展開など積 極的にこの事業を伸ばしていきたいと思っています。皆様の ご理解をいただけると幸いです。尚、株主の皆様には日頃の ご支援に報いるため、配当金につきましては、1株につき10 円の特別配当を増額し、年間50円の配当とさせていただきま した。 最後になりますが、今後とも、企業価値の向上に努めてい く所存でございます。株主の皆様におかれましては引き続き、 ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げま す。 2006年5月

Q.3

Q.4

Q.5

今期から来期にかけて、 特に強化する事業をお聞かせください。 ひとつは、 ITM(インフォメーション・テクノロジ・マネ ジメント)事業です。今期においては、加賀電子本体のITM 事業本部(旧情報機器事業本部)で、パソコンやその周辺機 器を家電量販店や専門店へ販売したり、子会社の加賀ソルネ ットでLANシステムの構築などソリューションプロバイダー としての事業活動を行ってまいりました。また昨年8月に (株)樫村の株式を取得し傘下に治め、当社グループのITM 事業の一部門として新しい一歩を踏み出しました。しかしな がら(株)樫村は今期、残念ながら期間損益でマイナスでし たが、今後、収益体質にすべく事業の協業による販売効率を 上げ、来期には今期の期間損失をカバーする計画です。 当社グループは販売先としてすでに約7,000口座持ってお ります。(株)樫村は当社グループが持っていなかった全国 のDPEショップ、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンタ ー、スーパーマーケット、 キヨスクなど、多数の幅 広い販売先を確保してお り、この強力な販売網は 当社の大きな武器であり 財産となります。現在、 実際に国内の電子機器メ ーカーをはじめ、海外の 日本市場を新たに開拓す るメーカーから、大変注 目を浴びています。 また、昨年10月には、 電子事業本部内にカーエ レクトロニクス関連の専 門部隊CE営業部も立ち 上げました。今期は売上 高100億円ほどの事業 規模でしたが、3年後の 300億円を目標に展開し はじめたところです。

Q.2

TOP Interview

(4)

製造商社 貿易商社 部品商社 技術商社 IT・家電流通商社

加賀電子

グループ

加賀電子は、エレクトロニクス分野において「部品商社」「技 術商社」「製造商社」「貿易商社」「IT・家電流通商社」という 業界でも類を見ない5つの機能を持っています。 お客様のどのようなご要望にも対応できる社内体制と専門分 野に特化したグループ会社35社を有し、各事業分野で絶えず 新しい付加価値の創造を目指しています。

01

02

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中国をはじめアジア地域を拠点とし た基板アッセンブルをはじめ、あら ゆる業界向けに各種製品の設計・開 発・製造を積極的に受注していま す。 アメリカ・イギリス・チェコ・香港・ シンガポール・台湾・タイ・韓国・中 国の現地法人は、新しいマーケットの 開拓と情報収集の拠点として、独自の ビジネスネットワークを確立していま す。 世界のPCおよび関連機器・デジタル音 響機器・デジタル映像機器・カメラおよ び関連商品などを全国の販売店や各種企 業、ユーザーに販売しています。 国内外2,000社を超える部品メーカーと 提携し、お客様の多種多様なニーズにス ピーディーにお応えしています。 グループ全体で営業技術を含め、約450 名の技術者が、依頼された企画の設計・ 開発や、独自の企画商品の開発・製造に あたっています。

加賀電子グループ 5 つの機能

KAGA's Five Functions

ブランドで、次世代を担う製品を続々と投入

ITM

事業

加賀電子のこれから。 製品の企画から生産、販売 までを自社ルートで開発

!!

ロケフリソフト「TLF-MAC」や「BTee Music」をはじめとした自社製品は、当社の ITM(情報機器)事業のネットワーク(約 7,000社)と、2005年8月に子会社化した ㈱樫村※のネットワークを活かして販売力を 強化してまいります。 日本市場、業界初!

Mac

TV

が!!

Mac

専用、ロケーションフリー

プレーヤーソフト「

TLF-MAC

」を発売 インターネットやワイヤレスLANを通して、いろいろな場所でリアルタイムに 自宅のTVの映像をMacintoshで視聴可能にする専用プレーヤーソフトを、ソニー ㈱よりライセンスを受け開発・販売を開始しました。もちろんDVDレコーダーの 映像も視聴可能。録画や再生などの操作機能も充実しています。 現在、Windows版におけるロケーションフリー(以下ロケフリ)をはじめとし たTV視聴が可能な製品は多く存在しますが、Mac版では比較的弱い領域だといえ ます。そのような中、当社がこの製品を投入することでMacでのTV視聴機能を補 強し、更なる利便性を提供できると考えています。これからも当社は先進性・話題 性のある製品を開発・販売し、ユビキタス時代へ向けて邁進してまいります。 2006年6月より日米で発売! 外出先(海外でも!)、自宅のTVやDVD に録画された内容がMacで閲覧可能 首からぶら下げるペン ダントスタイル。わず か約48グラムという 軽量を実現。 BTee Musicからの音 楽再生開始、曲送り、 曲戻しが可能です。au の 東 芝 製W I N端 末 「W41T」との接続製品。 ワイヤレス機能・Bluetoothブ ル ー ト ゥ ー スを使用 高音質で軽量な、ペンダント型イヤホンアダプター「

BTee Music

ビ ー テ ィ ー ミ ュ ー ジ ッ ク」を発売 「BTee Music」は当社、KDDI㈱、㈱東芝、ヤマハ㈱の4社の協力により誕生 した製品です。携帯電話にダウンロードされた楽曲を、ワイヤレスでイヤホンへと ばす画期的なハンディーオーディオシステムとして、またワイヤレス機能をもつ Bluetoothを使用しており、携帯電話は鞄の中などに入れたままで高音質な音楽が 楽しめるペンダント型イヤホンとなっています。 当社は5∼6年前より、短距離無線データ通信の主流となっているBluetoothに 着目し、2003年には車載対応のBluetooth標準規格CCAP準拠の携帯電話用ハン ズフリーを開発するなど好評を得ております。当社はBluetoothにおける日本市場 に先駆けて参入し優位性を確保しており、今後も様々な製品を順次開発・販売をし てまいります。 ※当社オリジナルブランド 両製品とも詳しくは当社ホームページhttp://www.taxan.co.jp/または 「TAXAN」ホームページhttp://www.taxan.net/index.htmlをご覧下さい。 製品の企画から販売までの流れ 企 画 開発・生産 販 売 グループ事業戦略室 (2006年4月新設) 技術統括本部 ITM事業本部+㈱樫村 など

※ ㈱樫村:映像・写真関連産業を強みに、全国に販路を持つ

(5)

1,632.5 1,899.0 2,502.4 2,577.6 第38期 第37期 第36期 第35期 54.8 22.8 41.2 53.4 47.3 86.4 72.7 86.3 第38期 第37期 第36期 第35期 当期純利益 経常利益 ■連結売上高 ■連結経常利益/連結当期純利益 (単位:億円) (単位:億円) ROE(株主資本利益率)は、株主の皆様の投資を活用した結果どのくらい利 益を得たのかを示す指標です。 ROE(%)=当期純利益÷株主資本×100

D/Eレシオ(Debt Equity ratio)は、有利子負債と株主資本の比で、長期の 支払い能力を示す指標です。 D/Eレシオ(倍)=有利子負債÷株主資本 697.7 1,159.0 869.9 298.2 406.6 330.2 1,194.4 498.4 第38期 第37期 第36期 第35期 87.17 158.53 178.77 250.18 第38期 第37期 第36期 第35期 ■連結総資産/連結純資産 ■一株当たりの連結当期純利益 (単位:億円) (単位:円) 8.1 13.1 12.8 16.1 第38期 第37期 第36期 第35期 0.2 第38期 第37期 第36期 第35期 0.1 0.1 0.3 ■

ROE

D/E

レシオ (単位:%) (単位:倍) 純資産 総資産

財務ハイライト

Financial Highlight

半導体 27.1% その他 8.3% 一般電子部品 9.5% EMS 33.6% 情報機器 21.5% ■連結売上高構成比 連 結 売 上 高 連 結 経 常 利 益 連 結 当 期 純 利 益 (平成17年4月1日 ∼平成18年3月31日)

257,764

百万円

(前年比

3.0

%増)

8,638

百万円

(前年比

0.1

%減)

7,272

百万円

(前年比

53.7

%増)

営 業 概 況

Review of Operations

■当期の概況 当期における世界経済は、牽引役を担ってきた米国経済が 個人消費や設備投資、企業生産の拡大により依然好調を維持 しており、加えて中国経済も高成長が続き、景気の拡大が続 きました。 一方、わが国経済は、企業収益の改善や設備投資の増加、 雇用環境も好転するなか、個人消費も堅調に推移するなど、 景気は順調に拡大しました。 当社グループが属するエレクトロニクス業界におきまして は、パソコンや携帯電話、デジタル家電等が好調に推移し、 電子部品の需要が高まるなど、総じて活発な環境にて推移致 しました。 かかる環境のなかで当社グループは、グループ総合力を活 かした営業を展開し、新商材や新規ビジネスの獲得などに努 める一方、平成

17

8

月写真・映像関連の商社である譁樫村 をグループ会社に加えるなど商材の充実・拡大にも努めてま いりました。その結果、連結売上高は

257,764

百万円(前期 比

3.0

%増)、連結経常利益は

8,638

百万円(前期比

0.1

%減)、 連結当期純利益は投資有価証券や遊休不動産の売却益など特 別利益もあり、

7,272

百万円(前期比

53.7

%増)となり売上 高・当期純利益とも過去最高の業績となりました。 ■次期の業績見通し 今後の見通しにつきましては、原油価格の高騰や諸原材料 高は、世界経済を取り巻く環境に不透明感を漂わせる要因と なっており、牽引役を果たしてきた米国や中国の経済速度に 少なからぬ影響をあたえるものと思われます。 一方、我が国経済は、米国や中国の金融引締めや原油高を 背景に輸出に鈍化の兆しが見えているものの、活発な設備投 資意欲や個人消費の拡大傾向などからしばらくは景気拡大は 続くものと思われます。 当社グループの属するエレクトロニクス業界におきまして は、デジタル化は一層進み半導体や電子部品などの需要拡大 が予想されます。 かかる環境下において当社グループにおきましては、グル ープ各社の営業力強化に努めると共に、連携を密に取りグロ ーバルな活動を展開し、業績向上に努めてまいります。

(6)

(単位:百万円) 売 上 高 売 上 原 価 売 上 総 利 益 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 損 益 の 部 経 常 損 益 の 部 特 別 損 益 の 部 営 業 外 損 益 の 部 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 利 息 受 取 手 数 料 有 価 証 券 評 価 益 為 替 差 益 そ の 他 の 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用 支 払 利 息 有 価 証 券 評 価 益 出 資 持 分 損 益 そ の 他 の 営 業 外 費 用 経 常 利 益 特 別 利 益 固 定 資 産 売 却 益 投 資 有 価 証 券 売 却 益 子 会 社 株 式 売 却 益 貸 倒 引 当 金 戻 入 益 そ の 他 特 別 損 失 投 資 有 価 証 券 評 価 損 子会社清算に伴う為替換算調整勘定整理損 そ の 他 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額 少 数 株 主 利 益 当 期 純 利 益 257,764 228,218 29,546 21,336 8,209 806 78 − 70 172 485 377 267 − 5 104 8,638 2,977 720 774 − 938 543 185 41 − 143 11,429 4,071 29 57 7,272 250,244 224,620 25,624 17,149 8,474 588 65 93 − 80 348 418 165 8 68 176 8,644 171 3 138 20 − 8 1,132 111 653 367 7,683 1,738 1,194 18 4,731 (単位:百万円) 連 結 損 益 計 算 書 連結キャッシュ・フロー計算書(要旨) 連 結 剰 余 金 計 算 書 ( 要 旨 ) (単位:百万円) (単位:百万円) 流 動 負 債 支 払 手 形 及 び 買 掛 金 短 期 借 入 金 未 払 法 人 税 等 そ の 他 固 定 負 債 転換社債型新株予約権付社債 長 期 借 入 金 繰 延 税 金 負 債 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 そ の 他 負 債 合 計 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 為 替 換 算 調 整 勘 定 自 己 株 式 少 数 株 主 持 分 負 債 、少 数 株 主 持 分 及 び 資 本 合 計 資 本 合 計 少 数 株 主 持 分 資 本 の 部 連 結 貸 借 対 照 表 328 12,133 13,912 22,430 1,020 419 △ 74 119,441 49,841 負 債 の 部 科 目 前 期 (平成17年3月31日現在) 当 期 (平成18年3月31日現在) 61,343 47,863 5,612 3,144 4,721 7,928 − 4,687 1,066 1,011 1,085 77 69,271 324 11,174 12,952 16,498 504 △ 407 △ 60 115,901 40,661 68,726 56,548 8,197 960 3,020 6,188 1,919 2,812 22 415 964 54 74,914

連結決算概況

Financial Data

科 目 資 産 の 部 当 期 (平成18年3月31日現在) 前 期 (平成17年3月31日現在) 105,114 10,420 75,808 191 14,130 377 459 4,107 △ 379 10,786 2,548 888 844 318 493 3 754 537 129 87 7,483 3,813 188 3,886 △ 405 115,901 119,441 102,008 20,143 61,335 261 14,926 584 − 4,904 △ 146 17,432 5,176 1,701 1,168 384 1,921 − 1,307 753 478 75 10,948 6,810 59 4,848 △ 770 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 有 価 証 券 棚 卸 資 産 繰 延 税 金 資 産 前 渡 金 そ の 他 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 及 び 構 築 物 機 械 装 置 及 び 運 搬 具 什 器 備 品 土 地 建 設 仮 勘 定 無 形 固 定 資 産 ソ フ ト ウ ェ ア 連 結 調 整 勘 定 そ の 他 投 資 そ の 他 の 資 産 投 資 有 価 証 券 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 貸 倒 引 当 金 資 産 合 計 科 目 当 期 自平成17年4月 1 日

至平成18年3月31日

前 期 自平成16年4月 1 日

至平成17年3月31日

科 目 当 期 自平成17年4月1日

至平成18年3月31日

前 期 自平成16年4月1日

至平成17年3月31日

11,438 1,514 12,952 12,762 4,731 995 16,498 12,952 959 13,912 16,498 7,272 1,341 22,430 ( 資 本 剰 余 金 の 部 ) 資 本 剰 余 金 期 首 残 高 資 本 剰 余 金 増 加 高 資 本 剰 余 金 期 末 残 高 ( 利 益 剰 余 金 の 部 ) 利 益 剰 余 金 期 首 残 高 利 益 剰 余 金 増 加 高 利 益 剰 余 金 減 少 高 利 益 剰 余 金 期 末 残 高 科 目 当 期 自平成17年4月1日

至平成18年3月31日

前 期 自平成16年4月1日

至平成17年3月31日

△5,937 △1,961 7,144 98 △ 656 11,076 10,420 17,332 △5,976 △2,152 507 9,711 10,420 20,131 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増加額(減少額) 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高

(7)

●主な海外関係会社

KAGA(H.K.)ELECTRONICS LTD.

港加賀電子(深 )有限公司

KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE. LTD.

KAGA(KOREA)ELECTRONICS CO.,LTD KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD

加賀電子(上海)有限公司 加賀電子技術開発(深 )有限公司

KAGA(EUROPE)ELECTRONICS B.V. KAGA DEVICES(H.K.)LTD.

KAGA ELECTRONICS(THAILAND)CO.,LTD. KAGA ELECTRONICS(USA)INC.

-O DATA DEVICE USA, INC.

加賀電器(香港)有限公司 広州軽電機有限公司

KAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN. BHD.

東莞勁捷電子有限公司 ●本社 ●電子事業本部 ●特機事業本部 ●ITM事業本部 ■本   社 103(4455)3111 電子事業本部 仙 台 営 業 所 1022(722)7410 新 潟 営 業 所 10258(38)8351 北 陸 営 業 所 1076(262)0711 北関東営業所 1048(667)3321 立 川 営 業 所 1042(548)9431 新横浜営業所 1045(473)7321 浜 松 営 業 所 1053(457)1661 名古屋営業所 1052(933)0811 京 都 営 業 所 1075(353)4551 関 西 営 業 所 106(6364)3911 福 岡 営 業 所 1092(282)1140 特機事業本部 特機営業部 第二課、第三課 1052(933)0890 関 西 営 業 所 106(6364)3391 ITM事業本部 西日本営業課 1052(933)0551 関 西 営 業 所 106(6314)1201 ●主な国内関係会社 加 賀 テ ッ ク ㈱ 103(4455)3108 加 賀 デ バ イ ス ㈱ 103(4455)3150 加賀コンポーネント㈱ 103(4455)3161 加 賀 ソ ル ネ ッ ト ㈱ 103(4455)3100 ㈱エー・ディーデバイス 103(4455)3106 ㈱ デ ジ タ ル・ゲ イ ン 103(4455)3157 マイクロソリューション㈱ 103(4455)3155 ㈱デジタル・メディア・ラボ 103(4455)3103 ㈱ ア ク セ ス ゲ ー ム ズ 106(6393)7753 F Y T㈱ 103(4455)3172 ㈱       樫       村 103(3256)1151 ㈱ オ ー ク ホ テ ル 1011(222)0511 ㈱メディアファクトリーグラフィカ 103(3270)3710 ㈱カシムラシステムズ 103(3231)2020 ㈱   D I O 1092(411)0969 ㈱ナレッジフィールドサービス 103(3256)2311 K G F㈱ 103(4455)3177 本社ビル 流 動 負 債 固 定 負 債 資 産 合 計 負 債 の 部 資 本 の 部 科 目 売 上 高 売 上 原 価 売 上 総 利 益 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用 経 常 利 益 特 別 利 益 特 別 損 失 税 引 前 当 期 純 利 益 法人税、住民税及び事業税 法 人 税 等 調 整 額 当 期 純 利 益 前 期 繰 越 利 益 中 間 配 当 額 当 期 未 処 分 利 益 (単位:百万円) (単位:百万円) 負 債 合 計 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 自 己 株 式 負 債 ・ 資 本 合 計 資 本 合 計 単 体 貸 借 対 照 表 ( 要 旨 ) 単 体 損 益 計 算 書 ( 要 旨 ) 利 益 処 分 89,790 43,451 5,979 49,430 12,133 13,912 13,529 859 △ 74 40,360 89,790 96,444 54,196 5,902 60,098 11,174 12,952 11,784 494 △ 60 36,345 96,444 前 期 自平成16年4月 1 日

至平成17年3月31日

174,016 159,402 14,614 10,473 4,141 1,011 469 4,683 866 68 5,481 2,634 △ 222 3,069 949 568 3,450 186,878 172,317 14,561 10,020 4,541 798 359 4,980 134 237 4,877 596 1,295 2,985 415 445 2,956 当 期 自平成17年4月 1 日

至平成18年3月31日

利 益 配 当 金 役 員 賞 与 金 別 途 積 立 金 次 期 繰 越 利 益 摘 要 これを次のとおり処分します。 当 期 未 処 分 利 益 (単位:円) 859,786,440 (1株につき30円) 160,000,000 うち 取締役分 152,000,000 監査役分 8,000,000 1,000,000,000 1,430,628,602 3,450,415,042 当 期 自平成17年4月 1 日

至平成18年3月31日

単体決算概況

Financial Data

ネ ッ ト ワ ー ク

Network

科 目 資 産 の 部 当 期 (平成18年3月31日現在) 前 期 (平成17年3月31日現在) 82,070 14,373 749 554 13,069 72,595 17,195 686 776 15,732 流 動 資 産 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 無 形 固 定 資 産 投 資 そ の 他 の 資 産

(8)

●会社が発行する株式の総数...

80,000,000

株 ●発行済株式総数...

28,702,118

株 ●

1

単元の株式の数...

100

株 ●当期末株主数...

5,292

名 ●大株主の状況 株主名 出資比率(%) 持株数(千株) 金融機関 69名 12,012,128株 証券会社  33名 273,976株 外国人  96名 6,277,298株 その他国内法人  140名 3,065,154株 個人・その他  4,954名 7,073,562株 5,000単元以上  10名 13,586,526株 1単元以上 3,163名 723,131株 1単元未満 513名 23,228株 1,000単元以上 30名 7,039,089株 10単元以上 1,442名 2,789,039株 500単元以上 33名 2,344,702株 100単元以上 99名 2,151,333株 合計5,292名 28,702,118株 (注)1. 持株数は千株未満を切捨てて表示しております。 2. 出資比率は、小数点第2位以下を四捨五入して表示しております。 3. 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社および日本マスタートラスト 信託銀行株式会社の持株数は、信託業務によるものであります。 4. 株式会社三菱東京UFJ銀行の持株会社である株式会社三菱UFJフィナンシ ャル・グループへの出資を行っております。なお、出資株数は185株であ り、出資比率は0.00%であります。 5. 株式会社みずほ銀行の持株会社である、株式会社みずほフィナンシャルグ ループへの出資を行っております。なお、出資株数は138株であり、出資 比率は0.00%であります。 (平成18年3月31日現在) ●所有者別株式分布 ●所有数別株式分布 ●設   立 昭和

43

9

12

日 ●資 本 金

121

3,354

万円 ●従 業 員 数

559

名(男

386

名・女

173

名) ●平 均 年 齢

35.3

歳(男

38.1

歳・女

29.1

歳) ●事業の内容 当社は、電子機器用エレクトロニ クス部品の企画、開発、製造、仕 入販売、コンピュータおよび周辺 機器・関連部品・付属品・ソフト ウェアなどの仕入販売ならびに輸 出入を主な事業とし、これに付帯 する業務も営んでおります。 代 表 取 締 役 社 長 代表取締役副社長 代表取締役副社長 専 務 取 締 役 専 務 取 締 役 専 務 取 締 役 専 務 取 締 役 常 務 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常 勤 監 査 役 常 勤 監 査 役 監 査 役 監 査 役 塚   本       勲 高   橋   進   次 塚   本   外 茂 久 嶋   内   敏   博 門       良   一 高   橋   信   佐 下   山   和 一 郎 筧       新 太 郎 師   幸   男 山   名   和   夫 藤   田   弘   雄 太   田   瀧   也 佐   瀬   正   俊 田   中   雄 一 郎 ■会 社 概 要(平成18年3月31日現在) ■役   員(平成18年6月29日現在) 出資比率(%) 持株数(千株) 当社の大株主への出資状況 当社への出資状況 2,491 (注3)2,419 (注3)2,314 2,026 1,258 950 581 526 516 500 8.68 8.43 8.06 7.06 4.38 3.31 2.03 1.83 1.80 1.74 − − − − (注4) (注5)− − 410 − 400 − − − − − − − 0.07 − 0.02

株式の状況

Stock Information

会 社 の 概 要

Corporate Data

塚本 勲 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 ゴールドマン・サックス・インターナショナル 株式会社三菱東京UFJ銀行 株式会社みずほ銀行 ドイチェ バンク アーゲー ロンドン ピービーノントリティークライアンツ 613 沖電気工業株式会社 ビービーエイチ フォー フィデリティー ジャパン スモール カンパニーファンド 三菱電機株式会社 当期の利益配分につきましては、利益配分に関する基本方 針は、安定かつ継続的な配当維持を図る方針であります。ま た、連結売上高および連結当期純利益が過去最高の業績且つ 東京証券取引所への上場20周年を迎えるにあたり、期末配当 金を特別配当として10円増額し、30円とすることといたしま した。この結果、1株当たりの年間配当金は、中間配当金20 円を含め、50円(特別配当10円を含む)とし、日頃の株主の 皆様のご支援に報いたいと考えております。 当社では、財務諸表をはじめとす る株主の皆様向けの各種情報を、ホ ームページ上でご提供しています。 また、IR情報以外にも、当社、そ してグループの様々な情報を提供し ておりますので、ぜひ、ご覧ください。 情報満載ホームページもご覧ください。

URL http://www.taxan.co.jp/

配当金のお知らせ

参照

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