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結果 本年のクロマグロ産卵親魚水揚状況を表1に示し た

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Academic year: 2021

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目的

国連海洋法ではマグロ類等の高度回遊性魚類につ いて, 沿岸国及び漁業国が直接もしくは適切な国際 機関を通じてその保存, 管理に協力することとされ ている.

このうちクロマグロにおいては我が国周辺水域に おいて他種多様な漁獲・利用がされていることから, 当該資源の安定的な利用の確保のため, 科学的デー タの完備を図る.

方法

1) 漁獲情報調査

主に境港でまき網により水揚げされたクロマグロ の水揚伝票を整理し, 銘柄別の水揚尾数及び重量を 集計する.

2) 生物測定調査

境港にまき網漁業によって水揚げされる漁獲物に ついて, 体長及び体重を測定する.

3) 標本採集調査

境港にまき網漁業によって水揚げされる漁獲物に ついて, 生殖腺及び硬組織 (耳石, 脊椎骨等) の採 集を行う.

結果

本年のクロマグロ産卵親魚水揚状況を表1に示し た.

夏季の大中型まき網による水揚本数は 尾, 水揚重量は トンで, 昨年, 一昨年には及ばな いものの平年を大きく上回り, 過去3位の水揚となっ た (前年 尾, トン).

また, 本年のクロマグロ銘柄別水揚量を表2に, 夏期産卵親魚の日別水揚状況を表3に示した.

夏季のマグロ漁の初漁日はここ数年早まる傾向に あり, 本年は昨年より5日早い6月 日に始まり, 8月 日の終漁までに 日間延べ カ統が水揚げし た.

本年の漁場は, 聞き取りによると漁期当初能登周 辺に形成され, その後西は島根県沖, 東は山形沖ま で拡大していったようである.

本年の漁獲は, ㎏前後の 年級と推定される 個体が主体であり, 昨年来遊し過去最高の漁獲を記 録した卓越群が成長したものと考えられる.

また, 夏季産卵親魚以外にも 月に トンの成魚 が水揚げされた.

ヨコワは, 8月から 月に対前年比 %の ト ンが水揚げされた.

本年夏季に水揚げされたマグロの測定日別体長組 成を図1に, 経年変化を図2に示した.

漁期中に水揚げされた成魚の平均尾叉長は

± ㎝, 平均体重は ± ㎏で, 前年の平均 尾叉長より ㎝, 平均体重より ㎏大きかった.

本年の水揚げは尾叉長 ㎝台にモードを持つ 年級5歳魚が主体であり, これに加え 年級の8 歳魚, 年級の3歳魚, また 年級の 歳魚も わずかではあるが生残していると推定された.

また, 年ほかに とスタンフォード大 学により で放流されたアーカイバル タグ装着個体が2個体, 年に遠洋水産研究所に より佐渡で放流されたアーカイバルタグ装着個体が 1個体再捕された.

− − 4. クロマグロ資源調査

下山 俊一

(2)

− −

表1 夏期(6〜8月)クロマグロ産卵親水揚状況

表2 クロマグロ銘柄別水揚量(1〜12月) 表3 夏期産卵親魚日別水揚量(続き)

表3 夏期産卵親魚日別水揚量

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図2 産卵親魚尾叉長組成の経年変化(横軸:尾叉長、 縦軸:頻度)

参照

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