法 人 情 報 の 部
第1 法人の概況
1 主要な経営指標等
当機構は平成 16 年7月1日に設立されています。
平成 16 年度(平成 16 年7月1日から平成 17 年3月 31 日)から令和2年度の主要な経営指標等につ きましては、下記の通りです。
(単位:億円)
決 算 年 月 平成16年7月
(機構発足時)
平成17年3月
自 平成16.7.1 至 平成17.3.31
平成18年3月 平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月
経 常 収 益
-
9,611 15,504 14,795 15,958 10,707 10,023経 常 利 益
-
587 801 1,289 1,067 570 593当 期 純 利 益
-
566 781 955 741 284 433資 本 金 8,574 8,552 8,843 9,164 9,485 10,006 10,581
純 資 産 額 1,286 1,956 3,105 4,423 5,497 6,361 7,375
総 資 産 額 174,897 175,087 167,214 161,593 155,149 153,251 152,193
自 己 資 本 比率 0.74% 1.12% 1.86% 2.74% 3.54% 4.15% 4.85%
決 算 年 月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 経 常 収 益 11,131 9,426 10,561 11,183 11,001 11,305 11,322
経 常 利 益 882 696 838 1,142 919 922 873
当 期 純 利 益 445 447 492 524 416 406 297
資 本 金 10,581 10,581 10,581 10,581 10,611 10,672 10,717
純 資 産 額 7,840 8,315 8,830 9,362 9,826 10,306 10,654
総 資 産 額 149,333 147,068 144,624 141,904 138,111 135,931 132,938
自 己 資 本 比率 5.25% 5.65% 6.11% 6.60% 7.11% 7.58% 8.01%
決 算 年 月 平成30年3月 平成31年3月 令和2年3月 令和3年3月
経 常 収 益 10,781 10,479 9,693 9,184
経 常 利 益 1,125 1,311 1,095 1,380
当 期 純 利 益 412 478 393 495
資 本 金 10,747 10,757 10,757 10,757
純 資 産 額 11,108 11,610 11,902 13,070 総 資 産 額 129,103 126,792 124,634 123,047
自己資本比率 8.60% 9.16% 9.55% 10.62%
2 沿革 年 月
摘 要
旧都市基盤整備公団関連
旧地域振興整備公団関連
昭和30. 7
37. 7 38. 12 44. 11 47. 10 48. 4 4 49. 8 50. 9 52 - 54 - 56.10 58. 11 59. 3 60. 4 60. 9 61. 5 62. 12 平成元 - 6 4. 6 7. 3 9. 6 10. 3 6
11.10
12. 1 7 15. 6 16. 7 17. 6 23. 12 24. 3 25. 6 27. 7
日本住宅公団設立
産炭地域振興事業団設立 多摩ニュータウン事業着手 筑波研究学園都市事業着手
工業再配置・産炭地域振興公団に改組、発足 市街地再開発事業(立花一丁目)着手
長期特別分譲住宅制度創設
地域振興整備公団に改組、発足(地方都市開発整備事業 開始) 宅地開発公団設立
住宅建設 100 万戸達成 宅地施行面積3万 ha 達成
住宅・都市整備公団設立(日本住宅公団と宅地開発公団を統合)
(都市機能更新事業、都市公園整備事業、特定公共施設整備を新規事業として実施)
都市機能更新事業(みなとみらい 21)着手
千葉ニュータウンで公団鉄道開業(小室~千葉ニュータウン中央間)
賃貸住宅の住戸内設備改善(ライフアップ)着手 民間住宅事業者向け宅地分譲(港北ニュータウン)開始 賃貸住宅建替事業(臨港第2団地他)着手
新住宅市街地開発地区(多摩ニュータウン他)に特定業務施設導入 都市機能更新事業宅地供給(神戸ハーバーランド)開始
宅地供給1万 ha 達成
大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法 (宅鉄法 )公布 地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律公布
(特定再開発事業 開始)
阪神・淡路大震災復興事業着手
常磐新線関連地区(八潮南部中央)着手(宅鉄法適用)
定期借地権宅地分譲(萱田)開始 土地有効利用事業(元麻布三丁目)着手
中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の公布
(中心市街地活性化事業 開始)
都市基盤整備公団設立(住宅・都市整備公団の廃止)
(分譲住宅から撤退、都市の基盤整備へシフト、市場家賃化)
賃貸住宅の改良(リニューアル、高齢者向け優良賃貸住宅)着手 防災公園街区整備事業(大洲一丁目)着手
公団鉄道全線開業(小室~印旛日本医大駅間)
独立行政法人都市再生機構法成立・公布
独立行政法人都市再生機構設立(都市基盤整備公団、地域振興整備公団の廃止)
独立行政法人都市再生機構法改正
(公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律) 独立行政法人都市再生機構法改正(東日本大震災復興特別区域法)
独立行政法人都市再生機構法改正(福島復興再生特別措置法)
独立行政法人都市再生機構法改正(大規模災害からの復興に関する法律)
独立行政法人都市再生機構法改正
30. 8 令和 2. 6
令和 3. 7
(独立行政法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律) 独立行政法人都市再生機構法改正
(海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律) 独立行政法人都市再生機構法改正
(マンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に 関する法律の一部を改正する法律)
独立行政法人都市再生機構法改正
(防災のための集団移転促進事業に係る国の財政上の特別措置等に関する法律)
3 事業の内容 (1) 当機構の目的
当機構は、機能的な都市活動及び豊かな都市生活を営む基盤の整備が社会経済情勢の変化に 対応して十分に行われていない大都市及び地域社会の中心となる都市において、市街地の整備改 善及び賃貸住宅の供給の支援に関する業務を行うことにより、社会経済情勢の変化に対応した都 市機能の高度化及び居住環境の向上を通じてこれらの都市の再生を図るとともに、旧都市基盤整 備公団から承継した賃貸住宅等の管理等に関する業務を行うことにより、良好な居住環境を備え た賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって都市の健全な発展と国民生活の安定向上に寄与するこ とを目的としています。 (機構法第3条)
(2) 資本金、借入金及び国庫補助金の状況
① 資本金(出資額)の状況(令和3年3月末現在)
法人全体 都市再生 勘 定
宅地造成等
経過勘定 法人全体 都市再生 勘 定
宅地造成等
経過勘定 法人全体 都市再生 勘 定
宅地造成等
経過勘定 法人全体 都市再生 勘 定
宅地造成等 経過勘定
(単位:百万円)
区 分
期首残高 当期増加額 当期減少額 期末残高
1,073,768 986,078 87,690 1,073,768 986,078 87,690
東京都 560 560 560 560
神奈川県 65 65 65 65
横浜市 44 44 44 44
川崎市 55 55 55 55
大阪府 310 310 310 310
京都府 20 20 20 20
兵庫県 20 20 20 20
大阪市 250 250 250 250
京都市 20 20 20 20
神戸市 20 20 20 20
愛知県 90 90 90 90
名古屋市 90 90 90 90
福岡県 90 90 90 90
福岡市 36 36 36 36
北九州市 54 54 54 54
小計 1,724 1,724 1,724 1,724
東京都 200 200 200 200
神奈川県 60 60 60 60
横浜市 15 15 15 15
小計 275 275 275 275
2,000 2,000 2,000 2,000
1,075,768 988,078 87,690 1,075,768 988,078 87,690 資
本 金
政府出資金
地 方 公 共 団 体 出 資 金
合 計 地方公共団
体 金銭出資
地方公共団 体 現物出資
計
② 資金調達種別の状況(令和3年3月末残高)
③ 国庫補助金の状況
(単位:億円)
財政融資資金 (5、10、15、30年)
92,763 90.3% 92,763 94.5% 0 0.0%
簡易生命保険 (30年)
0 0.0% 0 0.0% 0 0.0%
一般会計 (20年)
65 0.1% 40 0.0% 24 0.5%
民間資金借入金 (3、4年)
211 0.2% 20 0.0% 191 4.2%
(5~40年)
9,700 9.4% 5,350 5.4% 4,350 95.3%
(4年)
0 0.0% 0 0.0% 0 0.0%
102,740 100% 98,174 100% 4,566 100%
構成比
政府資金借入金
財投機関債・公募債 政府保証債(短期)
合 計
資 金 調 達 種 別 R3年3月末
残高 構成比 都市再生
勘 定 構成比 宅地造成等
経過勘定
令和2年度決算
(単位:百万円)法人全体 都市再生 勘定
宅地造成等 経過勘定
交付金等
0 0 0
交付金
0 0 0
政府補給金
0 0 0
国庫補助金
25,758 25,758 0
住宅市街地総合整備促進事業費補助
11,341 11,341 0
公営住宅整備費等補助
0 0 0
公的賃貸住宅家賃対策等補助
6,447 6,447 0
市街地再開発事業費補助
16 16 0
都市再生推進事業費補助
5,025 5,025 0
都市公園防災事業費補助2,867 2,867 0
都市防災推進事業費補助
0 0 0
下水道事業費補助
0 0 0
下水道防災事業費補助
0 0 0
先導的都市環境形成促進事業費補助
0 0 0
住宅市場整備推進等事業費補助金
30 30 0
地域連携推進事業費補助
0 0 0
住宅市街地関連道路環境改善事業費補助
0 0 0
交通連携推進事業費補助
0 0 0
安全市街地整備道路事業費補助
0 0 0
都市再生関連道路交通円滑化事業費補助
0 0 0
流域治水対策事業費補助
0 0 0
河川改修費補助
0 0 0
総合流域防災事業費補助
0 0 0
都市開発海外展開支援事業費補助金
28 28 0
東日本大震災復興事業費
0 0 0
官民連携社会資本整備等推進費補助金
0 0 0
その他の国庫補助金
0 0 0
一般会計
一般会計
東日本大震災 復興特別会計
その他
法人全体 都市再生 勘定
宅地造成等 経過勘定
交付金等
0 0 0
交付金
0 0 0
政府補給金
0 0 0
国庫補助金
27,644 27,644 0
住宅市街地総合整備促進事業費補助
13,718 13,718 0
公営住宅整備費等補助
0 0 0
公的賃貸住宅家賃対策等補助
5,800 5,800 0
市街地再開発事業費補助
0 0 0
都市再生推進事業費補助
5,784 5,784 0
都市公園防災事業費補助2,304 2,304 0
都市防災推進事業費補助
0 0 0
下水道事業費補助
0 0 0
下水道防災事業費補助
0 0 0
先導的都市環境形成促進事業費補助
0 0 0
住宅市場整備推進等事業費補助金
16 16 0
地域連携推進事業費補助
0 0 0
住宅市街地関連道路環境改善事業費補助
0 0 0
交通連携推進事業費補助
0 0 0
安全市街地整備道路事業費補助
0 0 0
都市再生関連道路交通円滑化事業費補助
0 0 0
流域治水対策事業費補助
0 0 0
河川改修費補助
0 0 0
総合流域防災事業費補助
0 0 0
都市・地域づくり推進費
18 18 0
東日本大震災復興事業費
0 0 0
官民連携社会資本整備等推進費補助金
0 0 0
その他の国庫補助金
1 1 0
一般会計
一般会計
東日本大震災 復興特別会計
その他
(3) 組織図
注)① 役員の職務及び権限(通則法第 19 条及び機構法第7条)
・理事長は、当機構を代表し、その業務を総理する。
・副理事長は、理事長の定めるところにより、当機構を代表し、理事長を補佐して当機構の業務を 掌理する。
・理事は、理事長の定めるところにより、理事長(副理事長が置かれているときは、理事長及び副 理事長)を補佐して当機構の業務を掌理する。
・副理事長(副理事長が置かれていない場合であって理事が置かれているときは理事、副理事長及 び理事がおかれていないときは監事)は理事長に事故があるときはその職務を代理し、理事長が 欠員のときはその職務を行う。
・監事は、当機構の業務を監査する。この場合において、監事は、独立行政法人都市再生機構に関 する省令(以下「主務省令」という。 )で定めるところにより、監査報告を作成しなければなら ない。
・監事は、いつでも、役員(監事を除く。 )及び職員に対して事務及び事業の報告を求め、又は当 機構の業務及び財産の状況の調査をすることができる。
・監事は、当機構が次に掲げる書類を国土交通大臣に提出しようとするときは、当該書類を調査し なければならない。
一 独立行政法人通則法の規定による認可、承認、認定及び届出に係る書類並びに報告書その他 の独立行政法人の組織、運営及び管理に係る共通的な事項に関する省令(以下「総務省令」とい う。 )で定める書類
二 その他主務省令で定める書類
・監事は、その職務を行うため必要があるときは、当機構の子法人(当機構がその経営を支配して いる法人として総務省令で定めるものをいう。以下同じ。 )に対して事業の報告を求め、又はそ の子法人の業務及び財産の状況の調査をすることができる。
・監事は、監査の結果に基づき、必要があると認めるときは、理事長又は国土交通大臣に意見を提 出することができる。
② 役員の任命(通則法第 20 条)
・理事長及び監事は、国土交通大臣が任命する。
・副理事長及び理事は、理事長が任命する。
・理事長は副理事長及び理事を任命したときは、遅滞なく、国土交通大臣に届け出るとともに、
これを公表しなければならない。
(4) 事業の概要
① 当機構の主な業務
ⅰ)都市再生
当機構は、まちが抱える課題を解決するため、半世紀以上にわたって培ってきた豊富な 事業経験やノウハウと公平性・中立性を生かし、民間事業者や地方公共団体、地域の皆様 と連携して、政策的意義の高い都市再生を推進しています。
•国際競争力と都市の魅力を高める都市再生の推進
•地域経済の活性化やコンパクトシティの実現
•防災性向上による安全・安心なまちづくり
また、国内での豊富な事業経験と、公的機関としての公平・中立な立場を生かして、国内 の政府機関等と連携を図りながら、日本企業による都市開発事業等での海外展開を支援し ます。
ⅱ)住環境
当機構が供給・管理する賃貸住宅(以下「UR賃貸住宅」という。)を適切に管理し豊 かな生活空間を提供するとともに、高齢者や子育て世代など多様な世代が生き生きと暮ら し続けられる住まい・まち「ミクストコミュニティ」の実現をめざします。
•多世代が安心して居住可能な環境整備
•持続可能で活力ある地域・まちづくりの推進
•多様化するニーズに対応した賃貸住宅の提供
ⅲ)災害復興
阪神・淡路大震災以降に培ってきた復旧・復興の経験を生かして、東日本大震災や熊本
地震など、日本各地で発生した大規模災害からの復旧・復興を全力で推進していくととも
に、国や関係機関との連携を図りながら、地方公共団体等への発災時の円滑な対応に関す
る啓発活動などを進めていきます。
② 当機構の業務分野と中期計画における業務内容等の関連
【都市再生勘定】
業務区分 業務分野 主な業務内容
都市再生
都市再生 政策的意義の高い都市再生等の推進
都市機能更新事業 土地有効利用事業 居住環境整備事業 防災公園街区整備事業 都市公園受託事業
・都市政策上の課題解決に資する都市再生の推進
・災害からの復旧・復興支援
・都市開発の海外展開支援
災害復興
震災復興 東日本大震災からの復興に係る業務の実施
住環境 賃貸住宅
多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・ま ち(ミクストコミュニティ)の実現
・多様な世代が安心して住み続けられる環境整備
・持続可能で活力ある地域・まちづくりの推進
・UR賃貸住宅における安全・安心・快適な暮らし の実現
【宅地造成等経過勘定】
市街地整備特別 ニュータウン事業
(5) 事業の実施状況
① 令和2年度年度計画における業務の実施状況
独立行政法人通則法(平成 11 年法律第 103 号)に基づき、令和2年度の業務実績及び自己 評価について、業務実績報告書においてまとめております。
注)次表において、年度計画における目標数値及びその実績値を○○、参考数値及びその実績値を○○と表示しています。
令和2年度・年度計画 主な評価指標 令和2年度・業務実績 自己評価
Ⅰ 国民に対して提供するサービ スその他の業務の質の向上に関 する目標を達成するためとるべ き措置
1 政策的意義の高い都市再生等 の推進
(1)都市政策上の課題解決に資 する都市再生の推進
都市再生の推進に当たっては、
都市の国際競争力と魅力を高める 都市の再生、地域経済の活性化と コンパクトシティの実現を図る地 方都市等の再生、防災性向上によ る安全・安心なまちづくりが必要 である。その際多数の関係者間の 意見調整や利害調整の困難性、公 共施設整備と民間の都市開発事業 とのスケジュールのミスマッチ、
初動期の資金確保の困難性、用地 先行取得等に関する民間事業者の 負担能力を超えたリスク、多様な ニーズに対応するまちづくりに係 る地方公共団体のノウハウ・人材 等が十分でないこと等が都市再生 を推進する上での隘路となってい る。
このため、地域の政策課題を踏 まえた広域的な視点や公的機関と しての中長期的な視点を持って、
機構の公共性、中立性、ノウハウを 活かし、基本構想の立案から事業 計画の策定、関係者間の段階的な 合意形成等のコーディネートの実 施や、民間事業者・地方公共団体等 とのパートナーシップの下、政策 的意義の高い事業を実施すること により、民間投資を誘発し、都市再 生の推進を図る。
なお、事業等の実施に当たって は、環境負荷の低減や自然との共 生、近未来技術の社会実装につい て十分配慮するとともに、地区の 実情に応じた多様な事業等手法を
<主な定量的な指標>
コーディネート及び事業の実施 地区数
262 地区
将来にわたる民間建築投資誘発 効果、経済波及効果
民間建築投資誘発効果 1兆 6,000 億円規模 経済波及効果
3 兆 1,000 億円規模
<その他の指標>
・地方都市等における支援地方公 共団体数(人事交流による人的 支援を含む)
・防災性向上による安全・安心なま ちづくりにおける支援地方公共 団体数(人事交流による人的支 援を含む)
<評価の視点>
・機構の公共性、中立性、ノウハウ を生かした、コーディネートの 実施や、民間事業者・地方公共団 体 等 と の パ ー ト ナ ー シ ッ プ の 下、政策的意義の高い事業を実 施することにより、民間投資を 誘発し、都市再生の推進を図っ たか。
・都市の国際競争力の強化と都市 の魅力の向上を図るため、大都 市等においては、都市の魅力の 向上に資するプロジェクトに積 極的に関与し、民間事業者等と の多様な連携の下、コーディネ ート及び都市再生事業を実施し たか。
・地域経済の活性化とコンパクト シティの実現を図るため、地方 公共団体とのパートナーシップ の下、観光・産業・子育て・福祉・
環境等地域の特性や資源を活か しながら、広域的な視点からま
<主要な業務実績>
<主な定量的な指標>
コーディネート及び事業の実施 地区数
273 地区
将来にわたる民間建築投資誘発 効果、経済波及効果
民間建築投資誘発効果 1 兆 6,000 億円規模 経済波及効果
3 兆 1,000 億円規模
<その他の指標>
・地方都市等における支援地方公 共団体数(人事交流による人的 支援を含む)
117 地方公共団体
・防災性向上による安全・安心なま ちづくりにおける支援地方公共 団体数(人事交流による人的支 援を含む)
42 地方公共団体
Ⅰ-1
<評定と根拠>Ⅰ-1-(1)
評定:B
<評価の概要>
令和2年度においては、我が 国都市政策上の重要課題へ対 応するため、公的機関ならでは の機構の公平中立性、専門性、
事業経験に基づくノウハウや 人材面での強みを最大限発揮 し、中期目標における重要度及 び難易度「高」の当該目標につ いて、計画値を上回る 273 地区 でコーディネート及び事業を 実施。各地区の着実な事業等の 推進により、民間建築投資誘発 効果 1 兆 6,000 億円規模、経済 波及効果 3 兆 1,000 億円規模 の実績をあげた。
また、地域経済の活性化とコ ンパクトシティの実現を図る ため、国や地方公共団体等と緊 密に連携することで関係構築 を進め、全国の地方公共団体に 対応できるように体制等を整 備・強化等し、各地方公共団体 の進めるまちづくりに丁寧か つ的確に対応した。
都市災害対策として防災性 向上や減災対策等を図るため、
密集市街地では地方公共団体 等との適切な連携・役割分担の もと、整備改善・不燃化推進す るとともに、南海トラフ地震に よる津波被害を想定した事前 防災まちづくりの推進につい ても支援した。
政策的意義の高い都市再生 等の推進のため、大都市におけ る競争力を強化する交通イン フラの整備や、地方都市等にお ける地域の特性や資源を活か
活用する。また、地域の多様な主体 が参画・連携するまちづくりの仕 組み・組織である地域プラットフ ォームの形成や共同出資による開 発型SPCの活用等により民間事 業者等との連携を図る。さらに、大 規模開発や高度利用によらない個 性や界隈性を活かした長期的なエ リア再生、公的不動産の活用や公 共 公 益 施 設 再 編 に よ る ま ち づ く り、エリアマネジメント等による 持 続 可 能 な ま ち づ く り を 推 進 す る。
併せて、持続的に政策的意義の 高 い 都 市 再 生 を 推 進 す る に 当 た り、機構が負担する土地の長期保 有等の事業リスクに見合った適正 な収益を確保し、収益の安定化を 図る。
ちづくりを推進したか。
・都市災害に対する脆弱性の克服、
自然災害が発生した場合におけ る被害の最小化及び都市機能の 安定的な継続性の確保を図るた め、地方公共団体等を支援し、都 市の防災性の向上や減災対策を 推進したか。
したまちづくり、安全・安心な まちづくりに当たっての都市 災害に対する脆弱性の克服等、
昨今都市政策上の課題がより 複雑で多岐にわたる中で、機構 は各地区において、それぞれの 地区の課題や背景に応じて、
様々な立ち位置、役割でまちづ くりを実施、支援しており、機 構が関わることで、民間事業者 だけでは成しえなかった大規 模な整備や新たな価値の創出、
投資の誘発、中長期的な視点を 持ったまちづくりを実現して いる。また、これまで築いてき た地方公共団体等との良好な 関係や実績により、令和2年度 は支援する地方公共団体が全 国に広がり、大幅に増加した。
<具体的な事例・評価>
① 都市の国際競争力と魅力 を高める都市の再生
「特定都市再生緊急整備地 域」全 15 地域のうち 13 地域で 事業、コーディネートを実施す るなど、国家的プロジェクトに 積極的に関与し、未開のマーケ ット開拓による地域の新たな 魅力創出や、公平中立性を活か し、輻輳する事業や属性の異な る権利者等の協議調整をまと めていくなど、民間事業者等と の多様な連携の下、都市の国際 競争力基盤創出に大きく貢献 した。
「虎ノ門エリア(東京都港 区)」においては、周辺のまちづ くりと連携して事業を進める 必要があったため、駅整備につ いては、周辺のまちづくりを一 体的に進めるための事業調整 を担う機構が事業主体となり、
交通結節機能の強化に不可欠 な駅の整備を実施。新駅の開業 を迎え、高度利用街区が集積す るビジネス拠点へと変貌を遂 げるエリアにおいて、国際競争 力強化に資する交通結節機能 の強化が図られている。
① 都市の国際競争力と魅力を高 める都市の再生
国際的な都市間競争の激化に対 応し、都市の国際競争力の強化と 都市の魅力の向上を図るため、大 都市等においては、国際都市に向 けた環境整備、競争力を強化する 交通インフラの整備や老朽化した インフラの対策など、今後の我が 国の経済基盤等の確立に必要不可 欠な国家的プロジェクトや、土地 利用の高度化、都市機能の多様化、
交通結節機能の強化、公共空間の 創出、都市景観の改善、良質な住宅 供給の促進及び緑化の推進等によ る質の高い生活環境の確保など、
都市の魅力の向上に資するプロジ ェクトに積極的に関与し、民間事 業者等との多様な連携の下、これ らの実現に向けた基本構想の立案 から事業計画策定、関係者間の段 階的な合意形成等に係るコーディ ネート及び都市再生事業を実施す る。
また、都市再生事業の実施に当 たっては、市街地再開発事業、土地 区画整理事業等の各種制度を活用 して進める。
① 都市の国際競争力と魅力を高 める都市の再生
民間事業者等多様な主体との連 携の下、各種制度を活用した事業 を実施した。また、国家的プロジェ クトや拠点駅周辺等において、長 期的な視点を持って、コーディネ ート及び事業を実施した。
具体事例は以下のとおり。
「虎ノ門エリア(東京都港区)」 においては、旧虎の門病院跡地に て、病院機能を停止することなく 施設の更新を図り、令和元年度病 院棟の竣工に至った。令和2年度 は、隣接する業務棟において、国際 競争力強化に資する施設を有する オフィスビルの整備に向け、機構 が施行者として事業を着実に進捗 させ、9月に新築工事着工に至っ た。
また、昭和 29 年に東京メトロ日 比谷線が全線開業して以来、約 56 年ぶりの新駅として、機構が事業 主体となり整備を進めてきた虎ノ 門ヒルズ駅が6月に開業した。
「羽田空港・殿町エリア(東京都 大田区、神奈川県川崎市)」におい ては、土地区画整理事業の施行者 として、国土交通省、東京都、大田 区、鉄道事業者及び産業交流施設 等を整備・運営する民間事業者等
の多様な関係者と調整を行いなが ら、事業を着実に推進してきた。令 和2年度は、土地区画整理事業が 一定の進捗を迎え、民間開発事業 者の整備による羽田イノベーショ ンシティが7月に先行開業に至っ た。
「うめきたエリア(大阪府大阪 市)」においては、国家的プロジェ クトとして、1期開発事業から産 学官の連携の下、機構が総合的・長 期 継 続 的 に 事 業 展 開 を 行 っ て い る。令和2年度は2期開発区域に おいて民間開発事業者への土地引 き渡しや建築工事の着工等、事業 を着実に進めるとともに、近接エ リアにありながら更新が滞る芝田 エリア等において、保有地を活用 し環境・価値を維持向上させるた めの地域活動を実施した。
「東京駅前八重洲地区(東京都千 代田区)」においては、国内最大規 模 の バ ス タ ー ミ ナ ル の 整 備 を 推 進。12 月にバスターミナルの運営 事業者が決定し、整備・運営に係る 基本協定の締結に至った。
「飯田橋駅周辺地区(東京都千 代田区)」においては、複数の行政 機関や鉄道事業者との調整や民間 開発動向の内容を踏まえた検討を 担うとともに、行政機関及び鉄道 事業者と機構から構成される検討 会の事務局として、駅とまちが一 体となった検討を進め交通結節機 能等の更なる強化を目指すための 指針「飯田橋駅周辺基盤再整備構 想」の作成を支援し、9月に当該構 想の公表に至った。
「九州大学箱崎キャンパス跡地
(福岡県福岡市)」においては、同 大 学 の 箱 崎 キ ャ ン パ ス 移 転 に 際 し、歴史ある同大学キャンパス跡 地にふさわしい土地利用転換とす べく、土地利用事業者の募集に向 けてのサウンディングを行うとと もに、九州大学、福岡市との開発工 事の協議を整えた。
「羽田空港・殿町エリア(東 京都大田区、神奈川県川崎市)」 においては、空閑地として土地 利用転換が期待されてきた地 区であり、日本の玄関口に留ま らない、アジアのハブ空港とし ての地位獲得に寄与すべく、土 地の再編及び都市基盤の整備 等を実施。産業交流施設やクー ルジャパン発信拠点を創出す る「新産業創造・発信拠点」の 実現に寄与。保有地について も、(仮称)羽田連絡道路に係る 工事ヤードとして川崎市に貸 与し、当該道路整備に貢献。両 地区のアクセスを支えるイン フラとなる当該道路が整備さ れることで、羽田エリアとライ フサイエンス分野におけるイ ノベーション拠点の形成が実 現した殿町エリアとの相乗効 果も期待されている。
「うめきたエリア(大阪府大 阪市)」においては、基盤整備
(区画整理・防災公園)と民間 事業者との連携を図ることで
「みどり」と「イノベーション」
の融合拠点の形成に向けた整 備を推進するとともに、芝田エ リアでの活動により、多様な都 市活動を支えうめきたとの相 乗効果を生み出す地域の再生 を進めている。これらの施策に より、関西圏の国際的かつ関西 の広域中枢拠点としてさらな る価値の向上を推進した。
「東京駅前八重洲地区(東京 都千代田区)」においては、東地 区、北地区、中地区という3つ の第一種市街地再開発事業を 支援しており、機構が各市街地 再開発組合からバスターミナ ル部分を順次取得し、これを一 括して賃貸することで、完成時 期等が異なるバスターミナル において、同一事業者による一 体的な運営を計画している。こ れにより、国際都市東京の玄関 口として交通結節機能の強化 の実現に寄与している。
「飯田橋駅周辺地区(東京都 千代田区)」においては3区の 区境に位置し、鉄道5路線が結 節するほか、幹線道路3路線が 交差する交通の要衝であり、駅 周辺では複数の地区において まちづくりの検討が行われて いる。地下の乗換コンコースな ど駅施設等の歩行者の流動空 間を始めとする都市基盤が混 雑して分かりにくく、バリアフ リー動線にも課題があること から、それらの課題の解決を目 指す「飯田橋駅周辺基盤再整備 構想」の公表により、駅周辺開 発や具体的な基盤施設の検討 の道筋が立ち、まちづくりの前 進に寄与した。
「九州大学箱崎キャンパス 跡地(福岡県福岡市)」について は、機構の大規模開発に係るノ ウハウを活用しつつ、民間事業 者から幅広くアイデア・意見を 聞き事業計画に反映させた上 で、開発事業全体を誘導しなが らキャンパス跡地の土地利用 転換を推進した。
② 地域経済の活性化とコン パクトシティの実現を図る地 方都市等の再生
国や地方公共団体等と緊密 に連携することで関係構築を 深め、コロナ禍でも全国の自治 体に対応できるよう体制等を 整備・強化等したことにより、
機構の認知度が徐々に浸透し、
地方公共団体からの相談が着 実に増加。また、それら多種多 様な相談・課題に対し、地域の 特性や資源を活かすことを念 頭に置き、広域的な視点をもっ て、各地方公共団体の進めるま ちづくりに丁寧かつ的確に対 応。まちづくり関連計画の検 討、官民連携によるまちづくり 組織の立ち上げ等の支援を通 じ、各地方公共団体が掲げるK PI(重要業績評価指標)の実 現に寄与し、117 の地方公共団
② 地域経済の活性化とコンパク トシティの実現を図る地方都市等 の再生
地方公共団体による持続可能な 都市経営を実現するため、地方公 共団体等を支援し、地方都市や大 都市圏の近郊都市においては、地 域経済の活性化及び一定の人口密 度を保ち都市機能を適正に配置し たコンパクトシティの実現に向け た都市構造の再構築を推進する。
その際、地域経済の活性化とコ ン パ ク ト シ テ ィ の 実 現 を 図 る た め、地方公共団体とのパートナー シップの下、観光・産業・子育て・
福祉・環境等地域の特性や資源を 活かしながら、広域的な視点から まちづくりを推進し、まちづくり の構想の立案、計画づくり、施策の 具体化、関係者間の段階的な合意 形成等に係るコーディネートを実 施するとともに、集約すべき地域 への都市機能・居住の誘導、遊休不 動産や既存建物の有効活用、機構 による土地等の長期保有を含めた 低未利用地の再編や老朽建物の再 整備等を実施する。
また、事業等の実施に当たって は、国や地方公共団体の施策との 連携、民間事業者等との連携等を 図りながら、機構が有するノウハ ウ・人材・ネットワークを活用して 進める。
② 地域経済の活性化とコンパク トシティの実現を図る地方都市等 の再生
地方公共団体とのパートナーシ ップの下、地方都市が抱える様々 な課題の解決に向け、コーディネ ート及び事業による地方公共団体 の支援を積極的に推進した。
また、国土交通省及び内閣府が 進める都市のコンパクト化と地域 の稼ぐ力の向上に向けたモデル都 市(32 都市)のうち 13 都市におい て、機構がハンズオン支援を実施 した。
具体事例は以下のとおり。
「長岡市中心市街地(新潟県長 岡市)」においては、百貨店跡地を 機 構 が 市 に 代 わ り 機 動 的 に 取 得 し、保有することで再開発事業組 成までの期間を下支えし、市主導 のまちづくりを支援・補完してき た。令和2年度は隣接エリアにお いて、機構が市街地の中心にある 別の百貨店の跡地も新たに取得し た。
「むつ市中心市街地地区(青森 県むつ市)」においては、令和元年 度に実施した公園の活用方法を検 討する実証実験の成果を金谷地区 のまちづくり構想に反映し、世代 間交流の拠点形成に向けた事業環 境を整備しようとする市の検討を 支援した。また、むつ市は機構のコ ーディネート支援や専門家からの アドバイスを活かしながら、地方 都市再生コンパクトシティに向け た施策も進めている。
③ 防災性向上による安全・安心 なまちづくり
都 市 災 害 に 対 す る 脆 弱 性 の 克
③ 防災性向上による安全・安心 なまちづくり
安全・安心なまちづくりを推進
服、自然災害が発生した場合にお ける被害の最小化及び都市機能の 安 定 的 な 継 続 性 の 確 保 を 図 る た め、地方公共団体等を支援し、密集 市街地等の防災対策の推進が必要 な区域においては、地方公共団体 等と連携の上、道路・防災公園等の インフラ整備、老朽化したマンシ ョン等住宅・建築物の更新などに よる耐震化、ターミナル駅周辺等 の帰宅困難者対策、備蓄物資等を 確保した災害に強い拠点の整備な ど、都市の防災性の向上や減災対 策を推進する。
密集市街地の整備改善に当たっ ては、協議会や計画策定への支援、
避難路等及びこれと一体的な沿道 市街地の整備、土地取得等を通じ た老朽木造建築物の更新等による 不燃化促進や従前居住者用賃貸住 宅の整備に加え、生活支援機能の 導入等の住環境の向上も含めた総 合的な取組を推進する。
また、南海トラフ地震等に備え る地方公共団体等に対して、東日 本大震災における復旧・復興支援 等から得た経験を踏まえた計画策 定や避難施設の配置などに係る支 援を通じて事前防災まちづくりを 促進する。
マンションの管理者等からの委 託を受けた場合には、老朽化等に より除却する必要のある分譲マン ションの再生に向けたコーディネ ートを実施する。
するため、地方公共団体等との適 切な役割分担の下、密集市街地の 整備改善や事前防災まちづくりを 積極的に推進した。
首都圏では 23 区を中心に多数の 自治体の要請を受け、多様な事業 メニューを活用した密集市街地改 善を推進。関西圏においては、他の 政策上の課題や優先順位等の問題 上、東京都と比べ密集市街地改善 が進んでいなかったが、地方公共 団体の意欲等を足掛かりとして密 集市街地改善に着手。令和2年度 においては全国 18 エリア(首都圏 16 エリア、関西圏2エリア)にお いて事業中である。
具体事例は以下のとおり。
「 東 池 袋 エ リ ア ( 東 京 都 豊 島 区)」においては、取得地の一部に ついて大学誘致により賑わいを創 出するとともに、「としまみどりの 防災公園(愛称:イケ・サンパー ク)」の整備に当たっては、首都圏 初のPark-PFIを導入し、事 業の早期から維持管理や運営を見 据えた計画立案を実施。豊島区と の連携の下、12 月に全面開園を迎 えた。
「二葉四丁目地区(東京都品川 区)」においては、地域の課題のひ とつであるエリア内に不足する公 園の整備促進に向け、機構が機動 的に取得した複数の小規模土地を 区へ譲渡し、交換対価として取得 した土地において従前居住者用賃 貸住宅の工事に取り掛かった。
和歌山県においては、南海トラ フ地震等による市街地の被害が想 定される中、事前防災まちづくり の 推 進 は 喫 緊 の 課 題 と な っ て お り、機構は県が策定する「復興計画 事前作成の手引き」に係る委員会 に参画し、復興事業等の経験に基 づき助言。当該委員会で構築され た関係を基に、美浜町及び印南町 において事前復興計画策定を支援 した。
体の支援を実施するに至った。
「長岡市中心市街地(新潟県 長岡市)」においては、ノウハ ウ・マンパワーを提供しなが ら、面的かつ継続的に、事業に 関与。同エリアの核となる「大 手通坂之上町地区第一種市街 地再開発事業」について、長岡 市長からは、「機構の協力のも とで着実に関係者協議や諸手 続が進み、令和2年度、工事を 開始することができた」との評 価をいただいた。新たに取得し た土地については、地域経済の 担い手が活躍できる可変性を もった空間づくりを志向して、
機構が開発主体としての役割 も担いながら、市や商工会議 所、地元企業・大学等の連携の 促進を支援し、地域主導でのま ちづくりの実現に貢献してい る。
「むつ市中心市街地地区(青 森県むつ市)」においては、病院 とその周辺にある公園、子育て 施設等を一体的な都市空間と して捉えたまちづくりを支援。
庁内の横断的検討体制の構築 を機構から提案し、関係部局に よる検討の支援等を行い、総合 病院の再整備を契機に地域全 体を世代間交流拠点とした市 の意向の実現に寄与している。
③ 防災性向上による安全・安 心なまちづくり
都市災害対策として防災性 向上や減災対策等を推進する ため、密集市街地では、地方公 共団体等との適切な連携・役割 分担のもと、老朽木造住宅の密 集による建物倒壊や延焼の危 険性が高いこと、地区内道路が 狭隘で住民の避難や緊急車両 の進入が難しいなどといった 地区の特性によって異なる課 題に寄り添い、多様な事業メニ ューを活用した、支援により、
整備改善・不燃化推進に大きく 貢献した。また、東日本大震災
における復興支援等から得た 経験を踏まえ、南海トラフ地震 による津波被害を想定した事 前防災まちづくりの支援も推 進した。これらの結果、42 の地 方公共団体の支援を実施する に至った。
「東池袋エリア(東京都豊島 区)」においては、豊島区と連携 の下、複数の事業手法を活用し て広域的な防災拠点の形成と 安全性向上を実現。平時でも多 くの地域住民や来街者が集う 魅力ある空間を提供すること で、地域の魅力と防災性を両立 させた地域価値の向上に貢献 した。
「二葉四丁目地区(東京都品 川区)」においては、道路整備に 伴う移転者の受皿住宅の整備 を行うなど、区が進める避難道 路の拡幅整備等を支援し、消防 活動困難区域の解消を図り、地 域の防災性の向上に寄与して いる。
南海トラフ地震等に係る事 前防災まちづくりについては、
和歌山県との関係構築を契機 とし、県内の市町に対して、東 日本大震災における復興支援 等の経験を活かした支援等を 行い、事前防災まちづくりの推 進に寄与した。
これらを踏まえ、B評定とす る。
これまでの経験や専門知識を活か しつつ、都市政策上の課題解決 に資する都市再生を推進するた め、令和2年度中に 262 地区に おいてコーディネート及び事業 を実施し、中期目標期間以降も 含めて、将来的に1兆 6,000 億 円規模(累計で1兆 6,000 億円 規模)の民間建築投資を誘発し、
3兆 1,000 億円規模(累計で3 兆 1,000 億円規模)の経済波及効 果を見込む。
(2)災害からの復旧・復興支援 南 海 ト ラ フ 地 震 や 首 都 直 下 地 震、豪雨災害等の大規模な自然災 害 等 が 発 生 す る お そ れ の あ る な か、令和元年7月に災害対策基本 法における指定公共機関に指定さ れたことを踏まえ、国、関係機関と の更なる連携の強化を図り、地方 公共団体等に対し機構の事前防災 及び復旧・復興支援に係る啓発活 動を行うとともに、災害発生時に は地方公共団体に対して、東日本 大震災における復旧・復興支援等
<主な定量的な指標>
・機構の働きかけによる啓発活動 の実施回数 10 回
・復旧・復興に資する機構との関係 構築を行った地方公共団体の数 10 団体
<その他の指標>
・被災地方公共団体への被災建築物 応急危険度判定士、被災宅地危険 度判定士、応急仮設住宅建設支援 要員その他職員派遣数
・被災地方公共団体との間で締結し
<主要な業務実績>
<主な定量的な指標>
・機構の働きかけによる啓発活動 の実施回数 18 回
・復旧・復興に資する機構との関係 構築を行った地方公共団体等の 数 13 団体
<その他の指標>
・被災地方公共団体への支援職員 の派遣数 28 人・日
・災害発生時の迅速かつ円滑な復 旧・復興支援のための機構職員
<評定と根拠>Ⅰ-1-(2)
評定:A
<評価の概要>
大規模災害発生時において プッシュ型で情報収集を行い、
被災者向け賃貸住宅を 80 戸用 意するとともに、被災地へ支援 職員を述べ 28 人・日派遣する など、被災者の迅速な生活再建 に寄与した。
長野県佐久地域においては、
多数の関係者の課題や情報の 集約・共有、工事進捗状況の積
から得た経験を活かした積極的な 支援を行う。
た発災後支援に係る協定等の件 数
・災害発生に伴い被災地方公共団体 から要請を受けた災害復興等の コーディネート及び事業(災害発 生に伴い被災地方公共団体から の要請に基づく市街地整備、災害 公営住宅の建設等)の実施地区数 等
・災害発生時の迅速かつ円滑な復 旧・復興支援のための機構職員に 対する訓練、研修等の実施回数
<評価の視点>
・災害発生時には、地方公共団体に 対して、東日本大震災における復 旧・復興支援等から得た経験を生 かした積極的な支援を行ったか。
・国・関係機関との連携の強化を図 り、地方公共団体等に対して事前 防災及び復旧・復興支援に係る啓 発活動を行ったか。
・これまでの復旧・復興支援の経験 を活かし、地方公共団体等と、関 係部局間における連絡体制の構 築等復旧・復興に資する関係を 構築したか。
に対する訓練、研修等の実施回 数 6回
極的な情報発信等を実施し、県 知事から感謝状を受領するな ど、復旧への貢献について評価 を受けた。
新たに3つの支社に災害対 応支援に関する専門組織を設 置するとともに、オンラインを 活用して 6 回の研修等を実施 し、特に住家の被害認定につい ては内閣府と連携して 97 人の 支援職員を育成するなど、支援 体制を強化した。
啓発活動では、災害復旧工事 マネジメント業務や住家の被 害認定調査等、機構のノウハウ を生かすとともに、効果的に情 報を発信し、年度計画を上回る 18 回(計画値対比 180%)の啓 発活動を実施し、地方公共団体 等の災害対応力の向上に寄与 している。
関係構築については、新たに 巨大地震や風水害による被害 が予見される地域を中心とし て 13 団体(計画値対比 130%)
と関係づくりを進めるととも に、既に関係を構築している団 体とも関係の深度化を進めた。
<具体的な事例・評価>
① 災害からの復旧支援 大規模な災害発生時におい ては、令和元年度から開始した 各地方整備局との関係構築が 実を結び、豪雨や地震時におい てリエゾンを速やかに派遣し、
現地での情報収集にあたるこ とができた。また被災後は被災 者が各種支援を受けるための 最も基礎となる住家の被害認 定調査が地方公共団体の急務 となることから、内閣府ととも に同調査に関する職員を速や かに被災地方公共団体へ派遣 して支援にあたった。7月豪雨 においては人的支援に加え被 災者向けに半年間無償で使用 可能なUR賃貸住宅を計 80 戸 用意し、被災者の生活再建の迅
① 災害からの復旧支援 災害が発生した際には、窓口を 通じた情報収集や支援準備等初動 対応を図る。また、国等からの要 請・依頼に応じて、危険度判定士や 応急仮設住宅建設支援要員の派遣 等の支援を迅速に行うとともに、
応急借上げ住宅としてのUR賃貸 住宅(機構が供給し、管理する賃貸 住宅をいう。以下同じ。)の貸与や 応急仮設住宅の建設用地の提供等 を行う。
① 災害からの復旧支援 令和2年度においても豪雨や地 震といった災害が発生する中、発 災前又は直後から内閣府や国土交 通省、地方整備局から被害状況や 支援の有無に関する情報を収集し た。特に規模の大きかった災害の うち、7月豪雨の際は九州及び中 部地方整備局へ、福島県沖におけ る地震(令和3年2月 13 日発生、以 下「福島県沖地震」という。)の際 は東北及び関東地方整備局へリエ ゾンを派遣し、積極的に情報収集 にあたった。具体の支援としては、
7月豪雨において被災者向けに半 年間無償で使用可能なUR賃貸住 宅を計 80 戸用意し、同豪雨及び福 島県沖地震においては、内閣府の 要請に基づき、罹災証明書発行の ために必要となる住家の被害認定 調査に関して、被災した6県(熊本 県、鹿児島県、大分県、福岡県、岐 阜県、福島県)へ、支援職員をのべ 28 人・日、派遣した。
② 災害からの復興支援 これまでの復興支援の経験を活 かし、国等からの要請・依頼があっ た場合は、復興に係るコーディネ ート等積極的な支援を行う。
平成 28 年熊本地震にかかる復 興支援については、災害公営住宅 の建設完了後の入居者支援等、被 災市町の意向を踏まえ、引き続き 適切に実施する。また、令和元年東 日本台風で甚大な被害のあった長 野県における災害復旧工事マネジ メント業務を適切に実施する。
② 災害からの復興支援 令和元年東日本台風にて、甚大 な被害を受けた長野県佐久地域に おいて、約 700 箇所にまで及ぶ公共 土木施設をはじめとした災害復旧 工事の円滑な推進・早期完了を目 的とし、多数の発注者間や多種多 様 な 復 旧 工 事 間 の 横 断 的 な 調 整
(以下「災害復旧工事マネジメン ト業務」という。)を実施した。具 体には、現地に事務所を開設の上 で専属の職員を配置し、長野県佐 久建設事務所、長野県建設技術セ ンター及び機構にて「佐久地域災 害復旧支援チーム」を組成し、国や 県、市町村等の発注者である 19 団 体 28 部署からなる「発注者調整会 議」、総勢 120 社以上にのぼる施工 業者が佐久地域を 13 ブロックに分 け て 開 催 す る 「 工 事 連 絡 調 整 会 議」、資材調達等を関係事業組合と ともに検討・準備する「施工確保対
策連絡協議会」という3つの会議 体を運営支援することにより、関 係者間において情報や課題、安全 対策、資材調達動向等を共有し、佐 久地域における災害復旧工事全般 の円滑化を図った。また随時災害 復旧工事の進捗状況に関する情報 を整理・見える化し、長野県の HP を通じて地域へ発信している。ま た本業務の進捗にあわせ、国や県、
有識者、機構等からなる「災害復旧 工事マネジメント業務勉強会(仮 称)」の実施体制づくりを行い、同 会にて令和3年度から災害復旧工 事マネジメント業務の効果検証や 今後の活用方策についての検討を 行う予定としている。
速化に寄与した。
② 災害からの復興支援 長野県佐久地域における災 害復旧工事マネジメント業務 については、機構が各会議体等 を通じて多数の関係者の災害 復旧工事の課題や資材調達に 関する情報を集約・共有し、被 災した地方公共団体職員から は『総合的なマネジメント支援 や、きめ細やかな情報収集が助 けになった』『情報発信につい ても効果的な広報ができてい る』等の評価を受けた。また、
災害復旧の進捗状況について 長野県の HP により積極的に地 域の住民等へ公開しているこ とが県下では画期的な施策で あった。これらを踏まえて 10 月には長野県知事から復旧へ の貢献について感謝状を受領 した。
③ 発災時の円滑な対応に向 けた活動
広範囲に被害が及んだ令和 2年7月豪雨においては、複数 の地方公共団体に対して同時 期に職員の派遣が必要な場面 があったが、支社にも災害対応 に関する専門組織を設置した こと、予め出水期を想定して住 家の被害認定調査に関する支 援要員の育成を行っていたこ とにより対応することができ た。
また、内閣府との協定締結を 踏まえた職員育成に着手し、大 規模な災害発生時においても、
被災者の生活再建のために迅 速な実施が必須となる住家の 被害認定調査支援について、一 層安定的な体制の構築を図っ た。
啓発活動に関しては、メニュ ーの充実化を図り、対象のニー ズに沿うように見直しを加え ながら実施した。その結果、災
③ 発災時の円滑な対応に向けた 活動
災害の発生に備え、内部研修等 を通じて復旧・復興支援に対応で きる人材の育成、ノウハウの蓄積・
継承を図るとともに、災害発生時 に復旧や復興初動期の支援を迅速 に実施できる機構内の体制を確保 する。
また、地方公共団体等における 人材の育成、ノウハウの醸成、復 旧・復興への対応能力の向上を図 るため、これまでの復旧・復興支援 の経験を活かし、地方公共団体等 に対し、事前防災、復旧支援及びコ ンストラクション・マネジメント 方式(CM方式)を含む復興支援に 係る研修や啓発活動を 10 回実施す ることに加え、10 団体の地方公共 団体等と、関係部局間における連 絡体制の構築等復旧・復興に資す る関係を構築する。
③ 発災時の円滑な対応に向けた 活動
全国で災害が発生する中、また 平時からの地方公共団体等との関 係構築等を一層推進すべく、中部、
西日本、九州支社に災害対応支援 に関する専門組織を設置した。
災害対応支援に関する人材育成 や訓練については、令和2年度は 新型コロナウイルスの影響で集合 形式の研修の開催が困難な状況で あったが、オンラインを活用し全 国の本部、支社、事務所等をつない だ研修を4回、訓練を2回実施し ている。特に新たな支援である住 家の被害認定調査については、内 閣府と連携し新規の研修を2度に わたって実施、全国で延べ 97 名の 職員が受講し、発災時に被災地へ 派遣できる体制を整えた。
事前防災、復旧及び復興支援に 係る啓発活動に関しては、従来か ら実施している機構の災害対応支 援事例の紹介に加えて、長野県佐 久地域で実施している災害復旧工 事マネジメント業務や東日本大震 災の復興経験からの知見、住家の 被害認定調査といった啓発内容の 充実を図り、計 18 回実施した。具 体には、災害復旧工事マネジメン ト業務については、アーバンイン
フラテクノロジー推進会議等にお いて、地方公共団体や関係団体に 対して実施の背景となる災害復旧 に関する課題や業務の必要性につ いて説明を実施している。また、日 本地域創生学会をはじめとした各 種学会やイベントにおいて、地方 公共団体職員等をメインに、東日 本大震災からの復興経験をふまえ た知見を紹介している。更には、内 閣府との協定締結を通じ、県の実 施する市町村向けの住家の被害認 定調査説明会に参加し、5つの地 方公共団体職員への住家の被害認 定調査の概要や機構の災害対応支 援について説明を行った。一般の 方々向けには、ぼうさいこくたい 2020 において、地区防災計画策定 支援に携わった職員によるトーク セッション動画を作成・配信等も している。啓発の実施に当たって は、新型コロナウイルスの影響も あり開催を断念するものも多数あ ったが、従来の対面方式に加えて オンライン会議等も活用して進め た。
復旧・復興に関しては、新たに 13 団体と関係を構築している。具体 には、6月に内閣府と機構におい て連携協定を締結し、平時より体 制を構築し、発災時における迅速 かつ円滑な住家の被害認定調査の 実施を支援する関係づくりを行っ た。その他にも新たに南海トラフ 地震・首都直下地震で大きな被害 が予測される地域や近年水害が頻 発している県等を対象に、連絡体 制の構築や相互の災害対応力の向 上に関する意見交換を実施すると ともに、日本下水道事業団や(一 社)近畿建設協会等、下水道や道路 等の社会インフラ整備を担い、公 共団体支援機能を有する機関との 連携にも着手し、関係構築先の多 様化を進めた。
加えて、中国地方整備局とは防 災集団移転促進事業に関する勉強 会を実施するなど、令和元年度ま でに関係構築を実施している地方 整備局や県とは新たに防災連絡会
害の激甚化・頻発化、また地方 公共団体の技術職員の減少と いった社会課題の中で、災害復 旧工事マネジメント業務の必 要性が認識され、例として令和 元年東日本台風で被災した宮 城県とは、今後の備えとして、
災害復旧工事マネジメント業 務を題材とした勉強会を令和 3年度以降開催することにつ いて合意した。また、国・地方 公共団体、民間企業、有識者等 で構成されるアーバンインフ ラテクノロジー推進会議にお いては、同業務が「これからの 都市づくりに貢献する」との評 価を受けて優秀賞を受賞した。
令和2年度から実施している 住家の被害認定調査に関する 啓発活動においても、被害認定 制度の解説等を通じて地方公 共団体職員の災害対応力の向 上に寄与しており、開催した地 方公共団体から「受講した職員 の知識や技術力の向上につな がった」との評価がなされた。
関係構築のうち、内閣府との 連携は、政府が「令和元年台風 第 15 号・19 号をはじめとした 一連の災害に係る検証チーム」
の検証レポートにおいて示す、
災害対応に関する地方公共団 体の技術職員数や経験の不足 等といった課題に対して、被災 した地方公共団体が被災後速 やかにかつ短期間で実施しな くてはならない住家の被害認 定調査について、阪神淡路大震 災以降、大規模発災時において 地方公共団体支援を行ってき た経験や、特に被災建築物応急 危険度判定や被災宅地危険度 判定に係るコーディネート支 援の実績等、機構の専門性を生 かして応えるものである。
また、新たに巨大地震や風水 害等による被害が予見される 地域において関係づくりを進 める中、経験者の少ない地方公 共団体から、被災建築物応急危
や訓練活動等への参画を通じて連 携し、また、当年度の連絡体制情報 の更新と意見交換を実施するとと もに、発災時においては関係構築 により築いたホットライン連絡体 制を用いて 20 回以上に及ぶ発災前 後の情報共有を実施している。
特に被害の大きかった令和2年 7月豪雨では九州地方整備局・中 部地方整備局へ、福島県沖地震に おいては東北地方整備局・関東地 方整備局へリエゾンをプッシュ型 で派遣し、情報収集にあたった。上 記の機関以外にも、防災科学技術 研究所とは集合住宅のレジリエン ス向上に向けた検討を進めるとと もに、同研究所が主催する都市の 街区単位での免振技術の導入に向 けたワーキングに参画した。また 同研究所と災害時の応援受援活動 の円滑化を目的とした共同研究に 着手し、市町村が実施する住家の 被害認定調査等業務について、約 500 の地方公共団体に対して民間 事業者との連携状況の実態調査を 開始した。その他の研究機関とも、
発災時の通信インフラ遮断時にお ける可搬型通信システムの実証実 験フィールドの提供といった連携 を実施している。
険度判定のコーディネートに 関する経験や、災害復旧工事マ ネジメント業務等におけるノ ウハウに期待が寄せられてお り、令和3年度には講習会や勉 強会等も予定している。
(一社)近畿建設協会とは発 災時の市町村災害復旧相互支 援のための人材活用や費用給 付に係る体制づくりに着手す る等、新たな試みを行ってお り、多様な主体との関係構築を 進めている。
過年度に関係構築をしてい る団体とは具体的な訓練の実 施や情報交換の仕組みに参画 する等、相互に災害対応力の向 上を図り、更なる関係の構築に 努めた。
その他研究機関においても、
機構のまちづくり等に関する 知見を生かしたアドバイスや、
災害時の応援受援活動の円滑 化を目的とした共同研究に着 手する等、関係の持続に留まら ず、より関係を深化させた。
近年、異常気象等に起因する 水害の激甚化・多発化という社 会課題に対して、災害復旧工事 マネジメント業務や住家の被 害認定調査といった各種支援、
地方公共団体等への啓発活動 甚大な被害が想定されている 地域を中心とした関係構築等、
機構の専門性を生かして対応 した。
このように、量及び質ともに 年度計画を大きく上回る成果 をあげた点を考慮し、A評定と する。
(3)都市開発の海外展開支援 民間投資を喚起し持続可能な成 長を生み出すための我が国の成長 戦略・国際展開戦略の一環として、
海外社会資本事業への我が国事業 者の参入の促進に関する法律(平 成 30 年法律第 40 号)第6条に規 定する業務について、同法第3条
<主な定量的な指標>
・海外の都市開発事業等に関して 締結した協定・覚書の件数 2 件
<その他の指標>
・機構の海外展開支援に関係する 研修・視察の受入れ件数
<主要な業務実績>
<主な定量的な指標>
・海外の都市開発事業等に関して 締結した協定・覚書の件数 3件
<その他の指標>
・機構の海外展開支援に関係する 研修・視察の受入れ件数 15 件
<評定と根拠>Ⅰ-1-(3)
評定:A
<評価の概要>
海外の都市開発事業等への 我が国事業者等の参入促進を 目的に、都市開発プロジェクト の計画策定・事業支援への新た な着手に係る業務を行ってい